「別」の検索結果
全体で18,210件見つかりました。
人々が自分の記憶を自由に消去できるようになった時代。
愛花の恋人である聡は、別れた後に愛花と恋人だった記憶を消してしまう。
ところが偶然再会した聡は、また愛花のことを好きになったと言う。
再び聡と恋人になる愛花。しかしそれは、繰り返される忘却の始まりだった。
私はあと何回、「久しぶり」と言うのだろう。
文字数 3,415
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.30
袋井誠は36歳になり、2038年”特別保護居住地区”という高齢者のみ住むことが許される居住地区で、巡回訪問の仕事に就いて6年が経っていた。贅沢をしなければ生活はできているのだし、他人と必要以上に関わることを避けてきた誠にとって若者ほとんどいないこの場所で生きて行くことにそれなりに納得していた。
高齢化社会が生みだした「都合の良い姥捨て山」のようなこの場所で、誠は春間佐文司という一人の老人とほんの少し、何十年かぶりに人としての交流を深めるようになるが「心を許せるようになりたい」と誠が思えば思うほど、誠の心には不安が広がって行く。
「一人でずっと生きて行かなければならない」誠が自分で決めていた生き方を変えることは許されないのだ。
誠には誰にも言えない”秘密”があるから…。
文字数 57,902
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
※本作は別ペンネームで『小説家になろう』にて掲載しています。
とある国のお話。
※
不定期更新。
本文は三人称文体です。
同作者の他作品との関連性はありません。
推敲せずに投稿しているので、おかしな箇所が多々あるかもしれません。
比較的短めに完結させる予定です。
※
文字数 147,454
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.01.26
夕立に追われた放課後、仲町商店街の古いトンネルで、和毅(ともき)はひとりの少女に出会う。
濡れた手で自転車のブレーキを直そうとしていた白鳥怜子(れいこ)。古風なセーラー服、指先から滑り落ちた小さな手鏡。受け止めた鏡面の像は、雨粒に揺らいで半拍だけ遅れる――その“遅れ”が、世界の蝶番(ちょうつがい)だとはまだ知らない。
二人が肩を並べてトンネルを抜けると、蛍光灯はガス灯に、アスファルトは板戸と砂利に変わる。
時間旅行ではない。同じ“いま”が、位相を違えて二枚重なっている。 駄菓子屋の飴の粘り、紙風船の乾いた音、山車太鼓の基音。和毅の指に残った感覚だけが、二つの現実を行き来する道しるべになる。
手鏡を合図に通う逢瀬は、約束ではなく座標合わせだ。
飴を割り、せんべいを分け、縁台に並ぶ。鏡の中の列は逆向きに流れ、像は半拍遅れて重なる。怜子は医師になりたいと語り、和毅は未来の常識――“血液型”という言葉を喉で止める。真実は嘘よりも簡単に世界を壊すからだ。
やがて新聞の縮刷版が告げる残酷な“別の確定”に、和毅は凍りつく。
《白鳥怜子、八月二十七日 路面電車事故で死亡》。
昨日まで笑っていた彼女が、こちら側ではすでにいない。
理工の友人・和也は言う。「過去じゃない。位相の違う“いま”が重なってるだけだ。 片方で選べば、もう片方が歪む」。救えば壊すかもしれない――それでも、和毅は怜子を選ぶ。
令和の免許証という硬い証拠、避難の動線、風下を避ける判断。
怜子は「祖母を置いていけない」と揺れ、和毅は「二人とも助ける」と言い切る。
九月一日、十一時五十八分。 大地が唸り、提灯が鳴り、街の配置は次々と正しさを失う。
境界は閉じる。だが残響は残る。
割れた手鏡の欠片に、焼け跡の少女が映る。
「生きることが、あなたへの返事」――声は届かないのに、意味だけが胸に届く。
百年を越えて和毅の講義室に辿り着くのは、一冊の帳面。
〈血液、混交し凝固す――異なる性あり。適合せざれば危うし〉
震える筆で綴られた観察は、未来の常識を予告する人間の眼差しそのものだった。
世界は一枚の鏡ではない。
だが、誰かを想うという行為は、位相を越える唯一の手段になりうる。
「時を超えて」ではなく、「いまどう生きるか」が、二つの現実を“同時に”現実にする。
雨の仲町商店街、ガス灯の淡い炎、太鼓の基音。
手鏡一枚ぶんのズレを抱えた二人が、祈りではなく選択でつないだ記録。
これは、未来に届いた大正の手記であり、過去から照らされた令和の証言であり、約束が約束に
文字数 25,692
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.10.19
日本最大級のプロレス団体、帝国プロレスリング。
そのリングに君臨する、五十歳の伝説的王者・阪口剛史。
二十五年以上にわたって男子プロレスの頂点に立ち続けてきた彼には、誰にも知られたくない相手がいた。
女子プロレス界の若き女王、篠崎沙也加。
わずか二十三歳にして、最高峰の世界王座を手にした天才レスラー。彼女は、男女の区別ではなく、一人のレスラーとして自分の実力を確かめるため、男子のリングに上がることを望んでいた。
しかし、その願いは帝プロの経営陣によって拒まれる。
それでも諦めきれない沙也加は、阪口に一つの申し出をする。
「私の引退と引き換えに、阪口さんと一度だけ試合をさせてください」
観客なし。記者なし。関係者すら立ち入らない。
深夜零時、帝プロの練習場で行われる、二人だけの無観客試合。
男子プロレスの誇りを守るため、絶対に負けるわけにはいかない阪口。
そして、最後の試合にすべてを懸ける沙也加。
リングの上で待っていたのは、阪口がこれまで経験したことのない、想像を超えた戦いだった。
誰にも知られなかった、伝説の王者の敗北。
その一夜の真実を知るのは、わずか二人。
そして阪口は、生涯にわたって、その記憶を胸に抱えることになる。
これは、最強の女子プロレスラーと、彼女に敗れた伝説の王者が刻んだ、沈黙の物語。
※挿絵にはAI生成画像を使用しています。
※pixivにも同一作品を掲載しています。
文字数 9,904
最終更新日 2026.09.21
登録日 2025.10.28
南 奏(みなみ かなで)、25歳。
生徒や同僚からのアプローチが絶えない美貌の音楽教師だが、彼女の心には「ピアノ」しかない。恋愛には目もくれず、プロのピアニストになる夢を叶えるため、来る日も来る日も鍵盤に向かうストイックな日々を送っていた。
次のコンクールを目前に控えたある日。奏は夕暮れの音楽室で一人、居残り練習をしていた。彼女が弾いていたのはベートーヴェンの名曲『月光』。自らの魂を削るように紡ぎ出されるその音色は、誰もいないはずの音楽室の空気を震わせ、ある「奇跡」を呼び起こす。
ふと背後に気配を感じて振り返ると、そこにはボサボサの白髪に、ヨレヨレのフロックコートを着た時代錯誤な男が立っていた。しかもその顔は、壁に掛けられていたはずの「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」の肖像画と瓜二つ。いや、肖像画のフレームはもぬけの殻になっていたのだ。
「見事な演奏であった。……そして、あまりにも、美しい」
奏の澄んだ音色とひたむきな姿に惹かれ、なんと楽聖ベートーヴェン本人が肖像画から実体化してしまったのである。しかし、そんな事態を受け入れられない奏は、「不審者!?」と防犯ブザーを構えて大パニック。「待て!俺は怪しい者ではない!ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンだ!」と必死に釈明する彼との、最悪でコミカルな出会いから物語は幕を開ける。
行く当てのない彼を放っておけず、渋々自分のアパートに居候させることになった奏。そこから始まるのは、伝説の天才音楽家との奇妙な同居生活だった。現代の「全自動お風呂」に感動して湯船に引きこもったり、朝は「コーヒー豆をぴったり60粒」数えて淹れさせたり、お掃除ロボットを敵とみなして戦い始めたり。彼のマイペースぶりと奇行の数々に、奏は毎日頭を抱えるハメになる。
しかし、ひとたび彼がピアノの前に座れば空気は一変する。奏がずっと壁を感じていた「綺麗に弾くこと」の限界。それを打ち破ったのは、彼が鍵盤に叩きつけた、魂を燃やすような圧倒的な「情熱と絶望」の音色だった。
気難しくてワガママな天才。けれど、誰よりも純粋に音楽を愛する不器用で真っ直ぐな彼に触れるうち、奏のピアノは劇的な進化を遂げていく。そして同時に、ただの「変な居候」への想いが、少しずつ特別なものへと変わっていくのだった。
数百年の時空を超えて交わった、二人の不器用な旋律。果たして奏はコンクールで夢を掴むことができるのか?そして、現代日本で「本気の恋」を知ったベートーヴェンが下す決断とは――。
音楽の神様に愛された気難しい天才と、ピアノ一筋な美人教師が奏でる、極上のクラシック・ラブコメディ!
文字数 68,963
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.03.20
国語、算数、理科、社会——そこに突然ならんだのは、【会社】という二文字だった。
六年生になった岩崎カイの学校で、その学年だけの特別授業がはじまる。クラスごとにひとつ会社をつくり、校内だけで使えるお金「校内円」を元手に、商品やサービスを考え、作り、売る。一年かけて、本当に経営する。買ってもらえなければ、つぶれる。
教室の勢いに押し出されて、カイは三組の社長になった。特別講師としてやってきた元経営者・神代は、カイにひとつだけ問う。「社長とは、何をする者だ」。カイは答える。「いちばんえらい人です。指示を出して、決めて、かせぐ人」。神代は、その答えを一年後にもう一度聞く、とだけ言い残す。
ライバルは二人。品質だけを信じる職人肌の一組社長・白石ハルトと、売れてこそ価値だと言い切る二組社長・桝井ナナ。二つの完成された答えのあいだで、三組だけが、自分たちの答えを持たないまま走り出す。
開店初日の大失敗。分裂しかけた仲間。届かない利益。約束を破って泣かせてしまった、一年生の男の子。 そのすべてを通って、カイはようやく気づいていく。社長とは、いちばん前に立って命令する人ではなく、誰かのやりたいことと、誰かの困りごとを、つなぐ人なのだと。
働くこと、売ること、あやまること、そして人にまかせること。
小学校最後の一年をまるごと使った、失敗だらけで、少しだけ誇らしい会社の物語。
文字数 8,351
最終更新日 2026.08.04
登録日 2026.07.31
他の作品と傾向真逆なのでご注意ください。
終始やっています。強姦から始まりますが、最後は甘々。主人公が若干くず。
高校の同級生ですが、校内の描写はでません。主人公が生意気な鳳凰院グループの後継者である鳳凰院高臣を寮の自室にだまくらかして呼び出し、強姦する話。
1人称で頭の悪そうな話と生意気な御曹司を泣かせたかっただけです。
主人公の名前結局最後まで出てきません。
ピュアな話ばかり書いてたら反動で書きたくなってしまった。
身長差、低身長攻め、拘束、言葉攻め、ドS、ツンデレと好きな要素をてんこ盛りに入れました。
別タイトルでムーンライトノベルズにも投稿しています。
※当然ですがこの作品の著作権は作者にあります。
設定、話の流れ、セリフなど盗作することは絶対にやめてください。
多少変えたとしても類似していれば運営さま、その他に通報します。
またこの作品と似たモノを見つけたら作者及び運営さままで通報いただけますようお願い申し上げます。
文字数 6,169
最終更新日 2018.04.15
登録日 2018.04.14
ここは、優しい魔法が存在する世界。
ここでは、色んなことが起きました。
良いことも、悪いことも、たくさん。
昨日も、今日も、明日も
100年前も、100年後も
僕の世界ではたくさんの命が、一生懸命に生きています。
彼らはたくさん知って、学んで、伝えて
笑って、怒って、泣いて、また笑って
別れて、出会って、そして、恋をして
そんな目まぐるしい日々を刻みながら、僕の生みだした、魔法と呼ばれる厄介なものと、一生をかけて付き合ってきてくれました。
これは、そんな一生懸命に生きる、彼らたちの物語。
一生懸命なあなたにも、良いことが多くありますように。
文字数 58,945
最終更新日 2019.03.30
登録日 2018.08.30
文字数 983
最終更新日 2019.10.06
登録日 2019.10.06
フォロワー0人なのになぜか90近いいいねがついた、Twitterの別垢で作ったモーメントの内容です。
過激といえば過激な内容ですが、過去に自分自身がそうであった、そしてなんとか抜け出すことができた当事者として、余裕のない男がいかに周囲の人間に恐怖を与え、傷つけるのかについて、綴ってみました。
文字数 1,680
最終更新日 2020.12.18
登録日 2020.12.18
この物語は、仕事一筋だった美人エリート営業ウーマンが、一夜にして恋に敗れ、更には事件にも巻き込まれてしまうと言う、とにかくてんやわんやの一夜だけを描いた大逆転ドラマです。
涙あり、笑いあり、怒りあり、そして嫉妬あり、陰謀あり、推理あり......とにかく、あらゆる要素をふんだんに詰め込んだ少し長めの短編小説を是非ご堪能下さい。
きっと、純真無垢な主人公、結衣のことを、みんな好きになってしまうと思いますよ。
今夜は大好きな琢磨(たくま)君と特別な夜を過ごす筈だった。なのに、『俺達、もう終わりにしよう』......突如そんなLINEが届く。
う、嘘......そ、そんな......
長い一夜の物語は、そんな悲劇からスタートするのでした。 毎日0時更新です。
※ ※ ※ ※ ※ ※
今回、表紙は蒼耀(ソーヨー)さんに描いて頂きました。
下記リンクより、蒼耀さんの素晴らしき筆捌きをご堪能下さい! 感動しますよ!
Special thanks 蒼耀 san!
@soyo_sta
(※なお、同表紙イラストの著作権は蒼耀さんに帰属します。無断転用、転写は禁止とさせて頂きます)
文字数 52,278
最終更新日 2022.05.17
登録日 2022.04.23
ある日、ある人は都市部からはそう離れていない山の奥に隔離されたような小屋を見つけた。
その小屋は人が立ち入ったような新しい痕跡は見当たらないようなほど廃れていた。
その小屋の中を覗いてみると、三畳ほどの空間に手紙とペンとポストが置いてあり、壁には連絡先と思われる数字と一言メッセージが書かれた小さな紙が無数に貼られていた。
彼もまた、存在するかわからない相手と関わることに無意識に惹かれていくのであった。
それは1つの個体がもう1つの個体と出会い、またもう1つの個体を引き寄せる...
そうして出来上がった大きく小さいネットワークの鱗片にすぎないのである。
けれど、そのネットワークは何か色があり、熱を感じるモノであった。
彼らはいつか出会うのか。
はたまた別れるのか。
しぶとく弱い息の根が続くように関わり続ける例外であるのか。
ここから出会う物語はとある1人の長く短い出会いと別れであった。
文字数 3,732
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.11.15
大学に通う瀬口京子19歳には、恋人と呼ぶには微妙な関係の彼がいた。
彼は亡くなった年の離れた姉の、かつて夫だった人。
京子は彼の事が初恋で、ずっと彼の事が好きだった。けれど彼の反応は微妙で、京子に対する束縛はあっても「愛している」と囁いた事すら無い。その理由は解っていた。彼は亡くなった姉と娘を未だに忘れられずにいるのだ。それは当然のこと。それが分かっていたのに京子は彼を受け入れた。その事に後悔は無かったが、京子はある身体の異変から、彼の為にと苦渋の決断を下す事となる。だってそれは彼の為には仕方の無いこと。だから私はここを去るの。
一途な想いと激しい執着が交じり合い、そこから絡み合う二人の関係は、実を結ぶ事が出来るのか?
※これは以前フリーペーパー《嘘》で配布させて頂きました800文字の作品のR入りバージョン超加筆短編作品です。
登録日 2017.09.11
俺は、ボッチを謳歌する。ひねくれ者。
学校でも協調性は、ない。
そんな俺が、人生の落とし穴に落ちた。
不幸になった訳ではない。
物理的に落ちた。
落ちた先は異世界。
何の罠?
平凡な中学生が
取り柄の絵を描くことを生かして
異世界で、差別させているダークエルフ族と生活する
不思議なお話。
文字数 85,210
最終更新日 2018.01.15
登録日 2017.12.28