「中」の検索結果
全体で66,584件見つかりました。
夕暮れは、少しだけ夏の匂いを残していた。
風は涼しく、空は高く、街路樹の影が長く伸びる。
その公園の片隅に、まだ咲いているひまわりがあった。
季節外れのようでいて、そこだけ時間が止まっているようだった。
私は立ち止まり、そっと見つめる。
誰も気づかないその黄色に、胸の奥がじんわりと温かくなる。
「ひまわり、まだ咲いている」
声には出さないけれど、心の中でそうつぶやいた。
それを見ているだけで、私は幸せだった。
理由なんていらない。ただ、咲いていてくれることが、私の救いだった。
あの夏、彼と歩いたひまわり畑。
「君が笑うと、ひまわりみたいだね」
その言葉だけが、今も私の胸に咲いている。
彼はもういない。
でも、ひまわりは咲いている。
季節を忘れたように、まっすぐに空を見上げて。
私はその花に、そっと微笑みかける。
「ありがとう」
誰にも聞こえない声で、私は言った。
文字数 463
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.09.20
神木冬華(かみきとうか)28才OL。動物大好き、ネコ大好き。
仕事帰りいつもの道を歩いているといつの間にか周りが真っ暗闇。
しばらくすると突然視界が開け辺りを見渡すとそこはお城の屋根の上!? 無慈悲にも頭からまっ逆さまに落ちていく。
落ちていく途中で王子っぽいイケメンと目が合ったけれど落ちていく。そして…………
聞いたことのない国の名前に見たこともない草花。そして魔獣化してしまう動物達。
ここは異世界かな? 異世界だと思うけれど……どうやってここにきたのかわからない。
召喚されたわけでもないみたいだし、神様にも会っていない。元の世界で私がどうなっているのかもわからない。
私も異世界モノは好きでいろいろ読んできたから多少の知識はあると思い目立たないように慎重に行動していたつもりなのに……王族やら騎士団長やら関わらない方がよさそうな人達とばかりそうとは知らずに知り合ってしまう。
ピンチになったら大剣の勇者が現れ…………ない!
教会に行って祈ると神様と話せたり…………しない!
森で一緒になった相棒の三毛猫さんと共に、何の説明もなく異世界での生活を始めることになったお話。
※小説家になろうでも投稿しています。
文字数 681,027
最終更新日 2023.11.04
登録日 2022.08.19
「お前のような陰気な女、我が家には不要だ。今すぐ出て行け!」
政略結婚から三年、冷酷な夫ジスランから身に覚えのない浮気の罪を着せられ、着の身着のままで邸を追い出されたオディリア。激しい雨の中、行き倒れそうになった彼女を救ったのは、隣領を治める美貌の辺境伯レナートだった。
「ずっと、貴女を我が領にお迎えしたかった」
冷たい元夫とは対照的に、甘すぎるほどの情熱でオディリアを包み込み、身も心も癒やしていくレナート。彼との温かく幸せな新生活が始まり、ようやく笑顔を取り戻したオディリアのもとに、信じられない風の噂が届く。
「冷酷伯爵ジスランが、離縁の翌朝から行方不明らしい」
世間では元妻であるオディリアに疑いの目が向けられるが、レナートは「私が貴女を絶対に守る」と微笑む。やがて明らかになる、元夫の行方不明に隠された驚愕の真相と、あまりにも自業自得な末路とは――?
これは、理不尽に捨てられた令嬢が、一途な大貴族に甘やか
文字数 66,906
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.06.05
ある日、サラリーマンの佐々木良太は車に轢かれそうになっていたお婆さんを庇って死んでしまった。
それは、良太が勤める会社が世界初の仮想空間による体感型ゲームを世界に発表し、良太がGMキャラの一人に、所謂『中の人』選ばれた、そんな希望に満ち溢れた、ある日の事だった。
お婆さんを助けた事に後悔はないが、未練があった良太の魂を拾い上げたのは、良太が助けたお婆さんだった。
彼女は、異世界の女神様だったのだ。
女神様は良太に提案する。
「私の管理する世界に転生しませんか?」
そして、良太は女神様の管理する世界に『妖精王オベロン』として転生する事になった。
そこから始まる、妖精王オベロンの異世界生活。
文字数 115,143
最終更新日 2019.11.12
登録日 2019.07.04
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
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五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
文字数 751,292
最終更新日 2022.05.12
登録日 2020.11.25
<あらすじ>
女子大生になった理沙は、その恵まれた容姿を生かしモデルとしても活躍して充実したキャンパスライフを送っていた。しかし、その楽しいキャンパスライフがいつしか、恥辱に満ちたものとなる。肉体に性的刺激を常に与える淫具を装着され、肉欲の疼きをひたすら我慢する日々を送る屈辱的な毎日。理沙は与えられる快楽の中で徐々に理性が麻痺し崩壊していく。変わりゆく日常と理沙の心と肉体。精神崩壊の後に待つものとは。
この作品は、2009年にブログに掲載したものを再掲載したもです。
文字数 4,881
最終更新日 2020.06.02
登録日 2020.06.02
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
文字数 145,251
最終更新日 2022.02.27
登録日 2022.02.04
こんなにも誰かを愛することは、もう二度とないだろう。
中谷優人はモラトリアムの真っ只中にいる大学四年生。卒業に向け研究室配属された彼だが、生真面目な性格から指導教授と嚙み合わずに対立する日々を送る。研究がうまくいかず悶々とする彼に、ある日声をかけてくれたのが同じ研究室に所属する助教授の須藤静河だった。はじめは暗く表情もない彼に戸惑う優人。しかしあるとき彼のふとした優しさと不器用さを知り、次第に心惹かれていく。その感情が恋となり、やがて愛に変化したとき。迫りくる未来と変えられない現実を前に、最後にふたりが行き着いた場所とは――。
※キャンパスライフや理系用語はそれっぽいフィクションです。
※芸能界オメガバースBL『インテグラル・スター』番外編です。
作品内で主人公たちがこの『まほろばに鳥はもう来ない』の各キャラクターを演じています。ストーリーは繋がっていないので、未読でも作品をお楽しみいただけます。
お読み頂くともっとお楽しみ頂けるかもしれません!随所に見たことのあるシーンを設けております!
\こちらの作品もぜひ!/
【中華風BL】
『落暉再燃 ~囚われの剣聖は美形若君にお仕えします~』
【ディストピアBL】
『プシュケの彼方ー死ぬことが許されなくなった未来社会。仮の肉体を継いでなお、生きる理由はあるのだろうか?ー』
【青春BL】
『恋、始まり今いずこ~初恋の女神の弟がなぜか俺にちょっかいを出してくるんだが?~』
【異世界転生BL】
『次は、あなたの物語 ~異世界でラスボスの生贄になったはずだったのに、なぜか溺愛されました~』
【芸能界オメガバースBL】
『インテグラル・スター ~若手俳優α俺の運命は大嫌いなアイドル出身俳優Ωでした~』
文字数 107,951
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.13
「せめて、その薄汚い血を王族のために役立てろ」
父親とは到底思えないセリフをベテルギウス王国の国王に吐かれて、第1王子の僕、通称ひよこ王子は無実の罪で先祖の竜神が今も住むとされる呪われた谷に生贄として叩き落とされた。ガッテム。
自由落下して薄れゆく意識の中で幼い頃に亡くなった母である側妃の言葉がよみがえる。
『もしも、あなたに死の危険が訪れたら必ず竜神の王である竜王様が助けてくれるわ。だって貴方はこの世界の真のヒロインだから』
「男にヒロインはおかしいけど、こんな惨めに死ぬくらいなら世界を滅ぼしてやりたいな」と、僕は惨めは人生の終わりにそう願ってしまった。
「その願い、叶えよう。その代わり愛おしい番、僕と結婚をしてほしい」
真っ暗な闇に堕ちていく僕の耳にとても美しく威厳のある声が響いた。死の間際の夢だと思った僕はうっかりそれに同意してしまう。
「では、世界を壊しに行こう……いやしかし、可愛い、僕の番。ああ、まさかこんなに可愛いピヨちゃんだったなんて、食べてしまいたい。ああ、くんかくんか。ピヨちゃんのにおいがする。もう辛抱堪らない!!」
結果、世界を滅ぼす権利と引き換えにものすごいヤバイ変態竜王様の番兼ペットみたいになってしまった僕が変身して復讐したりエッチな目にあったり色々する物語。
※基本コメディーです。ざまぁ要素を今回は多分に含みます。「※」付はエッチなことがある回です。ルキオは見た目は幼いですが19歳でこの国の成人済みの設定です。また、竜王様は「はぁはぁ」するタイプの変態です。色々残念なのでご注意を。
文字数 90,908
最終更新日 2022.03.13
登録日 2021.12.25
平凡な人生を歩んできた女性が水たまりに落ちてたどり着いた異世界で超絶美貌の王子様になってしまった!?
斉藤綾香 二十四歳。ファンシーショップ勤務のどこにでもいる平凡な女性。
ある日、水溜まりに落ちてたどり着いた異世界で、銀髪銀目の超美男子王子、リュセルになってしまう。
まるでゲームのような、洋風ファンタジーな世界で、女神の子供と崇められるリュセルには、同じ神子であり、半身と呼ばれる兄王子、レオンハルトが存在していた。
彼からの執着と溺愛に、元々恋愛経験がないに等しかった綾香ことリュセルは、ただ、戸惑い、翻弄されるばかりで……。
そんな慣れなくも穏やかな日々の中、突如襲来した敵の攻撃により、女神の子供、宝鍵の一人として、覚醒する事となる。
美貌の兄王子との恋愛と世界を創った神々との因縁を中心としたシリアス・コメディあり、平凡女性→美男子王子への転身を描いた、異色の異世界トリップファンタジー。シリーズ第一弾!
⚫長編 完結済
⚫兄×弟
※男体化表現がありますのでご注意下さい。
※R18表現ありのページには、*が付いています。
※同時公開場所 ムーンライトノベルス エブリスタ
番外編↓時系列順(少年奇譚、神官物語のみシリーズ物)
《1》創世祭
《2》少年奇譚
《3》運命の人
《4》銀色の子供
《5》逆さ鏡の伝説
《6》神官物語 準備中
2025.4.11一頁の文字数を調整しました。しおりを挟んでくれていた方々ご迷惑おかけしてすみません。
文字数 1,416,949
最終更新日 2025.09.15
登録日 2025.04.08
子爵家次女の私には、優しすぎるぐらい優しい婚約者がいます。十人並みの見た目の私には、勿体無いほど、見目の良い、今で言うところのイケメンで、若いのに騎士団の副隊長を努める出世間違いなしと評判の方です。
けれど、私と婚約する前に思いを寄せる方が…。
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R18は、念のため。
設定はゆるいです。
*本作中に薬物等に関連した文章がありますが、違法薬物等を推奨、容認している訳ではありません。
*本作中に書かれている内容によって、宗教、思想等を押し付けている訳ではありません。
*この作品は、『ムーンライトノベルズ(R18)』でも公開しています。
文字数 73,734
最終更新日 2024.01.23
登録日 2021.07.26
「レベッカ! 貴女の婚約者を私に譲ってちょうだい!」
舞踏会に招かれ、心優しき婚約者アレッサンドと共に城で幸せな一時を過ごしていたレベッカは、王女であるパトリツィアから衝撃的な一言を告げられた。
王族の権力を前にレベッカは為す術も無く、あっという間に婚約解消することが決まってしまう。嘆き悲しむレベッカは、アレッサンドに「お前はそれでいいのか?」と尋ねられたものの、「そうするしかない」と答えてしまい──
※ムーンライトノベル様でも公開中です。
※本編7話+番外編2話で完結します。
文字数 25,813
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.08.17
*本編は完結済みで、番外編を更新中です*
僕には大事な恋人がいる。心から愛し合っているのに、上司の魔族は別れろってうるさい。
その魔族は、僕と恋人の大事な時間を邪魔して、僕を連れ去った挙句、僕のことを嬲る最低な男。
何度も殺そうとしているのに、僕はそいつに勝てない。いつも負けて、部屋に監禁されては弄ばれる。
もう許せない。今度こそ絶対に殺してやる。
そう何度決意しても、やっぱり勝てない。
なんでなんだ。勝てないのも。僕があいつから離れられないのも。
*ムーンライトノベルズに掲載した「誰より重くて愛がないと言われる僕の後ろには、いつも監禁趣味の上司がいる」を続編とあわせて加筆、修正を加えたものです。
文字数 240,452
最終更新日 2023.12.24
登録日 2023.03.03
成人の儀――それは、異界の魔物と戦う力となる、加護を授かるために執り行われる儀式である。
国が信仰する神により振れ幅はあるが、ほとんどが魔物との戦いを有利にするための加護が与えられた。
しかし、王太子の婚約者であるユスティティア・ルヴィエ侯爵令嬢は、その中で最も印象が悪く、呪われていると言われる加護を授かってしまう。
婚約破棄と共に家を追い出されることが確定してしまった彼女の未来を考え、不憫に思った国王が『慰謝料』という名目で与えたのは、王家が所有する中でも一番小さな領地であった。
彼女は、その地で呪われた加護が自分にとって最高の加護であることを知る。
これは、何も知らなかった彼女が再び出会った彼と共に、異界の魔物を招く【龍爪花の門】の謎に迫る――はずだけど、先ずは加護の力と知識を駆使して、生活基盤を整えようと必死になるお話である。
文字数 365,734
最終更新日 2023.11.06
登録日 2022.12.31
私はマライア、プライス商会の次女だ。私には兄と姉がいる。そして姉は学生でありながらモデルをしているとても美しい女性なの。
私は残念ながらそんな姉の引き立て役よ。でもお姉様は優しいから幼い頃から大好き。
ある日のこと、学園ではお姉様宛てのラブレターをいつも渡される私が、なんとこの日は映画に誘われた。しかも上級生でこの学年で1番お金持ちで素敵だと言われている男性によ。
信じられない! 私は夢みたいなこの現実を喜び、彼と付き合うことになったけれど・・・・・・
※史実には一切基づかない異世界のお話しです。現実に映画が普及しはじめた時代のことではありません。現代的表現や機器や調味料、料理など出てくる場合あり。青空独自の世界ですので、時代考証に忠実な世界をお好みの方はごめんなさい。
残酷すぎないざまぁ、姉妹対決となっております。途中タグの追加あるかも。ショートショートの予定ですが変更する場合もあります。
文字数 5,443
最終更新日 2022.10.21
登録日 2022.10.19