「来」の検索結果
全体で39,852件見つかりました。
こちらは第三章、舞台は、竜王の統べる獣人の国、ドラファルト。
記憶を失ったリリアーナが自国の大馬鹿童貞王太子と離縁したのち、最強の皇帝ヴィクトールに娶られ溺愛される話。「俺はお前にこんな誓約紋を施すくらい・・・狂おしい程に愛していたんだろうな。記憶を失っても感じるんだ」-皇帝と二人訪れたドラファルトで明かされる、過去の想いと繰り返される歴史。
雄の言う事は絶対であり、弱肉強食のその国で、二人を待ち受ける試練とは?
※獣人の国では独自淫習、独自造語があります。苦手な方は回避下さい。
R18設定の世界からなる長編異世界ダークファンタジー。
第一章王国、第二章皇国、そして第三章ドラファルトはエロとバトルと切なさと。
入国許可証は出ています。皆様のお好きな所から入国下さい。
此処は魔法の存在する世界。
ルドアニア皇国、レベロン王国、ドラファルト竜王国、魅惑の国アクアビアン、エルフの郷、ドワーフの地下都市。
この7つの国からなるその世界を、人はこう呼ぶ。
そう、『不本意すぎる世界、』と。
互いの国は付かず離れずで協力関係にはなく、女を巡り男の戦いが繰り広げられるこの世界は個々の国が独自の性分化を持つ弱肉強食、まさに男性に優遇されたような世界。
歯車はその一つ、レベロン王国の少女が記憶を失った事から動き出す。
記憶もなく、魔法も使えない彼女は、魔法が基盤のこの世界で幸せになれるのか?
さあ、不本意なこの世界で、生きる者たちの物語を始めよう。
1.作品の構成は異世界ダークファンタジーが基盤。そこにR18能力や設定、展開がある仕様です。Rシーンメインの小説ではありません。
2.構想段階でも超長編予定。第一章『王国、離縁篇』50話程度、第二章『皇国、慣らし五夜篇』50話、第三章『ドラファルト、邪竜と女神篇』はR18設定基盤で進む物語で約50話位を予想しています。
3.最後に、キャラが多いです。特に変態が多めとなっています。特殊性癖を持っていたり、ドSだったり、とたまに出す閑話はコミカルですが物語の8割はシリアスで重めです。
では、ご準備が出来ました方から。七つの国からなる不本意な世界へいってらっしゃいませ!
・宰相セドリックをストーリーにした『白猫セシルは堕天使な宰相に囚われる』完結済、
文字数 142,221
最終更新日 2023.06.24
登録日 2023.06.07
少女が一人、ベットの上で横なっている。
失っていた意識を取り戻し、重い瞼を開けた先に見えたのは、何もかも真っ白で家具もほとんど置かれていない真四角な部屋の中だった。
何故自分がそんな部屋で寝ているのか。——それ以前に、自分の名前も、今までの出来事も、何もかもが思い出せない。『何故?どうして?』と不安を感じそうになっていたその時、不意に聞こえた男性の声。
声に驚き、振り返り、少女は彼の容姿を見て再度吃驚し、今度は言葉をも失った。鏡でも見ているかのように、自分とよく似た容姿の存在がそこには居たからだ。
「…… 貴方は誰?」
○監禁もの。その時点でヤンデレ系に分類されるお話、かもしれません。
○ひたすらに、ただひたすらベッタベタに甘やかされるだけのお話。起承転結?何それ。
○『追憶』は重た目のお話となっています。ほとんど甘くないです。
くない瓜様がTwitterにアップされていたイラストと、互いのメッセージのやり取りからネタを頂き、短いお話を書かせてもらいました(*ノωノ)。
あくまでアップされていたイラスト(どんな少女か気になった方は、Twitterのくない瓜様のアイコンを見て頂くといいかも)の少女のパラレルワールドなので、これが彼女の物語では無い前提でお読み下さい。
文字数 56,987
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.08.08
【第二章随時開始予定】かつて世界を作ったのは神様だった。長い年月をかけて人類は進化し、神様の力がなくても生きて行けるようになった。その所為で神様への信仰を忘れ、現代では神様もほとんど残っていない。
そんな中、生まれてすぐに川に捨てられた王子のアクトは、運よく水の女神ウルネが住まう湖にたどり着いた。ウルネの元ですくすくと育ったアクトは、母親思いの真っすぐな男に成長していく。穏やかで幸せな日常が、いつまでも続いてほしいと思う日々。しかし、その平穏はいずれ終わる。
信仰を失った神様は、存在を保つことが出来なくなるからだ。
十五歳になったアクトは、自分を助けてくれた母親に恩を返すため魔術学園への入学を決意した。自身が強くなり、女神の存在を世界に再認識させるために。
これは神に育てられた子供が神を救い、世界を救う物語だ。
文字数 53,815
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.19
若くして国王となったユーティス=レリアードは、愚王と呼ばれていた。
幼少の頃に毒を盛られた後遺症でネジが飛んだのだろうともっぱらの噂だった。
そんなユーティスが幼い頃縁のあった薬師の少女リリアの元を訪ねてくる。
用件は「信頼できるリリアに宮廷薬師として王宮に来てほしい」というもの。
だがリリアは毒と陰謀にまみれた王宮なんてまっぴらごめんだった。
「嫌。」の一言で断ったところ、重ねられたユーティスの言葉にリリアはカッとなり、思い切り引っぱたいてしまう。
しかしその衝撃によりユーティスは愚王の仮面を脱ぎ、再び賢王としての顔を町の人々に向ける。
リリアは知っていた。そのどちらも彼がかぶっている仮面に過ぎないことを。
だけど知らなかった。それら全てが彼の謀略であることを。
すべては、リリアを王妃にするためだった。
張り巡らされたユーティスの罠に搦めとられたリリアは、元ののんびりした生活に戻ることはできるのか。
========
本編完結しましたが、書ければ番外編など追加していく予定です。
なろうにも掲載していますが、構成など異なります。
最終章は、こちらではじれじれ編。
なろうは、一発殴りに行っての砂糖吐く激甘仕様(アイリーン無双入り)です。
どっちも書きたくてこうなりました……。
※無断転載・複写はお断りいたします。
文字数 111,928
最終更新日 2020.05.16
登録日 2020.04.02
フローラにはかつて将来を誓い合った男の子がいた。
初恋だった。これ以上ないくらいに儚くて、優しくて、綺麗な――しかし今ではそれ以上に思い出したくないくらいに腹立たしくて、痛くて、汚い感情が心の底からわいてくる。そんな初恋。
なにせ、その初恋は奪われたのだ。実の姉によって。
幼かったフローラの目に映ったのは将来を誓い合った相手とキスをする姉の姿だった――。
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・3人称から1人称にした作品です。
文字数 12,015
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.05.07
オーラシア大陸の南に姉妹国と呼ばれる二つの国があった。
西側のアネーデス王国
東側のイモート王国
過去にはお互いの王族を嫁がせていた事もあり、お互いにそれぞれの王族の血が受け継がれている。
そして、アネーデス王国で周辺国を驚かすニュースが大陸を駆け抜けた。
その国のとある男爵令嬢が、王太子に見初められ【正しい正規の手続き】を踏んで、王太子妃になったのである。
その出来事から1年後、隣のイモート王国でも、その国の男爵令嬢が【第一王子】の【婚約者】になったと騒がれたのだった。
しかし、それには公衆の面前で元婚約者に婚約破棄を突き付けたりと、【正規の手続きを踏まず】に決行した悪質なやり方であった。
この二人の結末はいかに──
タイトルイラスト
素材提供
『背景素材屋さんみにくる』
文字数 9,949
最終更新日 2022.10.26
登録日 2022.10.26
主人公はプロミネント・デスティニーという名作ゲームを完全攻略した途端に絶命。気がつくとゲームの中の悪役貴族エルヴィン・ファンケルベルクに転移していた。
エルヴィンは勇者を追い詰め、亡き者にしようと画策したことがバレ、処刑を命じられた。
享年16才。ゲームの中ではわりと序盤に死ぬ役割だ。
そんなエルヴィンに転生?
ふざけるな!
せっかく大好きなプロデニの世界に転移したんだから、寿命までこの世界を全力で楽しんでやる!
エルヴィンの中に転移したのは丁度初等部三年生の春のこと。今から処刑までは7年の猶予がある。
それまでに、ゲームの知識を駆使してデッドエンドを回避する!
こうして始まった処刑回避作戦であるが、エルヴィンの行動が静かな波紋となって広がっていく。
無自覚な行動により、いくつものフラグが立ったり折れたり、家臣の心を掌握したり過大な評価を受けたりしながら、ついに勇者と相まみえる。
果たしてエルヴィン・ファンケルベルクはバッドエンドを回避出来るのか……?
文字数 198,090
最終更新日 2024.08.15
登録日 2024.05.17
ロゼ=ローラン、二十四歳。十六歳の頃に最初の婚約が破棄されて以来、数えるのも馬鹿馬鹿しいくらいの婚約破棄を経験している。
幸い両親であるローラン伯爵夫妻はありあまる愛情でロゼを受け入れてくれているし、お酒はおいしいけれど、このままではかわいい義弟のエドガーの婚姻に支障が出てしまうかもしれない。彼はもう二十を過ぎているのに、いまだ縁談のひとつも来ていないのだ。
焦ったロゼはどこでもいいから嫁ごうとするものの、行く先々にエドガーが現れる。
このままでは義弟が姉離れできないと強い危機感を覚えるロゼに、男として迫るエドガー。気づかないロゼ。構わず迫るエドガー。
エドガーはありとあらゆるギリギリ世間の許容範囲(の外)の方法で外堀を埋めていく。
「パーティーのパートナーは俺だけだよ。俺以外の男の手を取るなんて許さない」
「お茶会に行くんだったら、ロゼはこのドレスを着てね。古いのは全部処分しておいたから」
「アクセサリー選びは任せて。俺の瞳の色だけで綺麗に飾ってあげるし、もちろん俺のネクタイもロゼの瞳の色だよ」
ちょっと抜けてる真面目酒カス令嬢が、シスコン義弟に溺愛される話。
※この話はカクヨム様、アルファポリス様、エブリスタ様にも掲載されています。
※レーティングをつけるほどではないと判断しましたが、作中性的ないやがらせ、暴行の描写、ないしはそれらを想起させる描写があります。
文字数 36,526
最終更新日 2025.09.17
登録日 2024.08.16
瞳に世界樹の種を宿して生まれた勇者
対となる魂を有する魔王もまた、その宝玉を手にしていた
宝玉は触れた者の望みを叶える
魔王はその力を狙っていた
宝玉は「相応しくない者」が触れるとマナを失い、世界樹から消失する
それは選ばれた人間の身体に宿り、復活の時を待つ
本来であれば、勇者の魂は覚醒するはずではなかった
宝玉を生まれ持ったこと、対の魂である魔王が宝玉を有していたことで、勇者は戦いたくもないのに戦わなければならなくなった
だが、勇者には、他に選択肢はなかった
自ら閉ざした勇者の運命は宝玉によって覆される
世界から捨てられた勇者を元魔王が拾う
元魔王は、対の魂を有する勇者を愛するようになっていた
すべてに失望していた勇者は、愛されることに慣れていなかった
宝玉は、最高神アーテルから最初の勇者アナスタシアへの贈り物だった
だが、果たしてそれは本当に贈り物だったのだろうか
【王道ファンタジー×サイコホラー】
過去作のリメイク版です
「イフの葬列~天使は人の子を愛す~」に繋がっています
同人誌版を頒布中です
詳しくはSNSをご覧ください
*小説家になろう、カクヨムにも掲載
文字数 32,407
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.05.31
文字数 9,125
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.11.18
生まれてすぐ、国からの命令で神殿へ取られ十二年間。
聖女として真面目に働いてきたけれど、ある日婚約者でありこの国の王子は爆弾発言をする。
「お前は本当の聖女ではなかった!笑わないお前など、聖女足り得ない!本来の聖女は、このマルセリナだ。」
裏方の聖女としてそこから三年間働いたけれど、また王子はこう言う。
「この度の大火、それから天変地異は、お前がマルセリナの祈りを邪魔したせいだ!出ていけ!二度と帰ってくるな!」
あ、そうですか?許可が降りましたわ!やった!
、、、ただし責任は取っていただきますわよ?
◆◇◆◇◆◇
誤字・脱字等のご指摘・感想・お気に入り・しおり等をくださると、作者が喜びます。
100話以内で終わらせる予定ですが、分かりません。あくまで予定です。
更新は、夕方から夜、もしくは朝七時ごろが多いと思います。割と忙しいので。
また、更新は亀ではなくカタツムリレベルのトロさですので、ご承知おきください。
更新停止なども長期の期間に渡ってあることもありますが、お許しください。
文字数 33,059
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.04.05
伯爵令息ルシアスが死んだ。
しかし、妻である私リラベルを含め、屋敷内で悲しむ者は誰もいなかった。
女好きでどうしようもない夫だったから。
だがその死をリラベルが指示したのではないかと疑われる。
指示はしていない。だが、殺される可能性はあるとは思っていた。それは罪?
貴族には『未必の故意』がよくあることだというお話です。
このお話での『未必の故意』は、本来の意味とは少し違うかもしれません。
自分の行動あるいは他人の行動の意図を理解しつつも知らない振りをして、それによって犯罪や被害が起こる可能性はあるけれど確実じゃないし、起きたとしても構わない。
そんなニュアンスです。
文字数 16,172
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.12.13
それぞれ1話完結の物語を7話ほど集めた短編集です。
7つの話に繋がりはありません。1話ずつ全く別の物語です。
1〖 お詫び婚 〗
姉が駆け落ちをした。
姉は豪商の次男と恋に落ちた。公爵家の長女である姉が平民の彼と一緒になれるはずがない。しかも姉は王太子殿下の婚約者だったのだ。姉と恋人は逃げるしかなかった。
それから1年後。私は王太子殿下と結婚した。言ってみれば、この結婚は「お詫び婚」である。
2〖 拗らせて17年 ~乙女ゲームの端っこの更に裏~ 〗
「お母様みたいな地味な女性が、この私の母親だなんてあり得ませんわ!」
私は一体どこで娘の育て方を間違えたのだろう? 目の前で母親である私に向かって暴言を吐く、この美しい令嬢は私の実の娘である。
やはり自分と釣り合わない美し過ぎる夫と結婚したことが、そもそも間違いだったのかもしれない。
3〖 優しい嘘 〗
「例の【罰ゲーム】の内容を考えたぞ」
放課後の空き教室から聞こえて来たのは、この国の第2王子カールの楽し気な声だった。
「ハインツ。お前、エリーザ・クラッセンに告白しろ」
突然、自分の名が出て来てエリーザは驚いた。思わず空き教室の扉に耳を寄せる――
4〖 王太子殿下の地雷 〗
5〖 コメディ「婚約破棄」 ~異世界劇場~ 〗
6〖 コメディ「就活令嬢」〗
7〖 コメディ「ミッション ❆君を愛するつもりはないと告げられた花嫁❆」〗
文字数 59,202
最終更新日 2022.12.25
登録日 2020.12.24
終末のオメガバース。
人々から嫌われたオメガは衰退していなくなり、かつて世界を支配していたアルファも地上から姿を消してしまった。 近いうち、生まれてくる人間はすべてベータだけになるだろうと言われている。
主人公は絶滅危惧種となったオメガ。
周囲からはナチュラルな差別を受け、それでも日々を平穏に生きている。
そこに出現したのは「異世界」から来たアルファ。
「──俺の運命に会いに来た」
自らの存在意義すら知らなかったオメガの救済と、魂の片割れに出会う為にわざわざ世界を越えたアルファの執着と渇望の話。
独自のオメガバース設定となります。
タイトルに異世界とありますがこの本編で異世界は出てきません。異世界人が出てくるだけです。
文字数 289,981
最終更新日 2024.09.03
登録日 2020.07.12
『結婚か、昇進か。どちらか選びなさい』
『心に決めた相手が居る』と縁談を断り続けていたアラサー公主・娃琳に
兄王から突きつけられたのは、究極の選択だった……。
来月に控えた大茶会には、隣国の皇太子が来るという。
その、饗応の為に、『珍奇で美味なる菓子を用意すること』。
それが出来れば、昇進。出来なければ結婚となる!
公主とはいえ、嫁き遅れの為、大書楼で司書として働いている娃琳は、
知識には自信が有ったが、一つ問題があった。
それは、彼女が、全く味覚を感じないと言うこと。
困っていた彼女が、街で出逢ったのは、西域から来たという謎の男、鴻。
彼は、故郷を助ける為に、『真実を告げる菓子』を探していると言う……?
大茶会と娃琳の将来の行方。
謎の男、鴻が守るべき故郷の秘密・・・。
後宮大書楼を舞台に、数多の書物と、
とびきりの甜食(スイーツ)と、陰謀が描く、中華後宮ラブミステリ。
文字数 104,048
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.09.04
【小説家になろう日間総合ランキング表紙入り!】
田舎の村娘だったリアリスは、聖なる力を持つ者として聖女に認定される。
彼女を支えてくれた恩師であるレオンにほのかな恋心を抱いていた彼女だったが、聖女としての忙しい日々の中では彼とろくに会うことも出来なかった。
しかしある日、リアリスのライバルであった令嬢ティアラの策略でレオンは異端審問の後追放され、リアリスは聖女の立場を追われることとなる。
辺境の寂れた街に追放されたリアリスは、レオンに教わった聖女の力によってその街を救いそこで静かに暮らしていくことを決意した。
しかし真の聖女を失った国に未曾有の災厄が降りかかり……。
文字数 15,802
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.04.30
よくある王立学園卒業パーティーでの出来ごと。
「婚約破棄」ですか?
私の婚約者は、勇気あるのか無謀なチャレンジャーなのか〜
私は同級生である第三王子と歓談中だったのですが・・・
文字数 32,063
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.06.21
罪人の娘として生まれ、後宮の片隅で毒見係として生きる少女、鈴蘭(りんらん)。彼女の唯一の心の慰めは、薬草園で植物たちの声なき声に耳を傾けることだった。植物の微かな気配からその性質を読み解く不思議な力を持つ彼女は、ある日、皇帝を襲った毒殺未遂事件の謎を解き明かす。
その類まれな才覚を見出したのは、冷酷非情と噂される若き皇帝・蒼焔(そうえん)。彼は鈴蘭を側仕えとして傍に置くが、その仮面の下には、深い孤独と癒やされぬ痛みを隠していた。鈴蘭が調合する薬草茶の香りだけが、彼の心を解きほぐしていく。
誰にも心を開かなかった皇帝と、植物としか心を通わせなかった女官。二つの孤独な魂は、いつしか互いを唯一無二の存在として求め合うようになる。しかし、皇帝の寵愛は、きらびやかな後宮に渦巻く嫉妬と陰謀の格好の的となる。次々と襲い来る危機に、鈴蘭は植物の知識という武器で立ち向かう。
これは、一人の健気な女官が、その知恵と真心で巨大な陰謀を暴き、冷たい氷で覆われた皇帝の心を溶かし、国の運命さえも変えていく、愛と再生の物語。
文字数 29,287
最終更新日 2025.09.26
登録日 2025.09.26