「花嫁」の検索結果
全体で1,459件見つかりました。
閉鎖的な山村の当主となった貢生は、花嫁を迎える準備のために三年ぶりに帰省した。許嫁の少女連子は当初は従順に思えたが、それは先に嫁いだ姉の死因を探るためだった。
真実を知ろうと奮闘する蓮子のひたむきな姿に、かたくなだった貢生も彼女を愛するようになる。
だが、因習にとらわれた村はおぞましい過去を隠していた。
文字数 122,819
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.02.22
「エリーゼよ、光栄に思うが良い。赤髭公爵の次の奥方として、お前が指名された。出発は明日の早朝だ! わはははっ」
「嘘でしょ、お父様! 何を仰るのですか!?」
愉快に笑う父ビリーに困惑し、エリーゼは驚愕しながら尋ねた。
エリーゼは没落した伯爵貴族の令嬢だ。
それでも父伯爵は王宮勤めをしているから、今まで生活が困窮することはなかった。
既に領地と先祖代々の邸は売り払われているが、その分の資金の一部は父伯爵の懐に入っているから、贅沢しなければ当分は暮らせる状態にはある。
言ってみれば父の代での経営の失敗で、爵位以外を手放したようなものだった。
「どうして私が婚約者に? 私にはマイケルがいます。赤髭公爵に嫁ぐことは出来ませんわ」
ビリーを問いつめるエリーゼに、義妹のロリータがマイケルの腕を組んで姿を現す。
「そんなの大丈夫よぉ、お義姉様。私がマイケルと添い遂げますからぁ」
「すまない、エリーゼ。そんな訳なんだ」
ばつの悪い顔をした婚約者だが、義妹に胸を押し付けられて時々そちらを見てニヤケている。最低だ!
「な、なんでエリーゼとマイケルが? 嘘でしょ?」
「もう後戻りなんて出来ないわ、公爵様との約束だもの。今日はご馳走にしたから、たくさんたべましょ。ね、エリーゼ」
義母のアルラウネが喜色満面にお祝いしようと騒ぎ立てたことで、父が私を金で売り払ったと予想が着いた。
テーブルいっぱいに並ぶご馳走と、ロリータの着ている真新しいドレスと義母の大きな宝石の付いた指輪。最近まで家にはなかったものだ。目をそらす父を私は睨み付けた。
もうやってられない。
このご馳走は私を売った金で買ったものだろう。根こそぎ食い尽くしてくれるわ。
「ガツガツ。グビグビッ。っくううっ、美味しいわ!」
「まあ、下品ねぇ。エリーゼったら」
「本当よ。マイケルの前なのにそんな姿見せて、良いのぉ?」
もう貴族のマナーなんて、いらないわ。
マイケルなんてもっといらない。
だって明日死ぬかも知れないもの。
右手にフォーク、左手になみなみにワインを注いだグラスを持ち食べまくる。
「いやぁ~、私の分がなくなっちゃう」
義妹のブリッコ口調を目でギッと睨み付け、気にせず猛烈な勢いで食べまくる。文字通り最期の晩餐として。
そして翌日、赤髭公爵の邸へ向かうのだった。
(カクヨムさん、アルファポリスさんにも載せています)
文字数 7,542
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.25
ほのぼのとした物語を集めた、ショートショート集です。誰かの優しさは、他の誰かにもどんどん広がっていきます。
「バスは一期一会」
普段から利用する市内バス。そこで出会う名前もわからない人達。新米ママ麻衣が触れた優しさの話です。
「6月の花嫁」
お互い独身でいよう。そう約束した親友が結婚。ケンカした彩葵(さき)と夏菜。彩葵が泣きながらベンチに座っていると、男の子を連れた女性が声をかけてきて…。
「友情のカード」
友達から貰ったヒーローカード。
図書館で失くした事に気付き、中学生の健一は焦る。広大な場所で途方に暮れていたら、1人の女性が声をかけてきて…。
「初恋の人」
若き日、初恋の人にフラれた茂三郎。なぜ自分はフラれたのかわからず、50年という歳月が過ぎた。孫に背中を押され、やっと初恋の人に会いに行く決意をする。そこで知った彼女の本心とは…。
「ブランコのおじいさん」
優秀な兄と比べられ、落ち込む哲(さとる)。家に帰りたくなくてブランコに乗っていたら、いつの間にか隣には知らないおじいさんが…。勉強をする意味を聞く哲に、おじいさんは自身の思い出を語る。
「透明な壁」
若者世代とのギャップに苦しむサラリーマン。こっそり屋上で歌を練習していると、一人の青年が声をかけてきて…。
文字数 12,238
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.05.21
〜異世界転移したらイケメンあやかし達に迫られる僕の話〜
*異世界あやかしファンタジー*
【神隠しシリーズ*其の壱】
桜の神子として生を享けた陸(りく)は、その体液があやかしに妖力を与えるため常に狙われ続けてきた。
十八歳の誕生日を迎えた日、陸を幼い頃から護り続けてきてくれた愛犬シロと死に別れてしまう。
「約束通りお前を迎えに来た」
泣き濡れる陸の元に現れたイケメン犬神士狼(しろう)の手を取り桜神界へと渡ってしまった陸だったが、四妖の花嫁争奪戦に巻き込まれてしまい――!?
BL/あやかし/神隠し/犬神/鴉天狗/溺愛/執着/ケモミミ/花嫁/身長差/ハピエン/一人称
妊娠、出産、育児、オメガバースはなし。
電子書籍の扉絵イラスト/NEO ZONE様(@hanahanahaney)
╰(*´︶`*)╯Thank you.♥
◆◇◆いつもご閲覧ありがとうございます♡《お気に入り》感謝!!
ニコ@000025NikO ◆◇◆
皆様の応援のおかげで電子書籍化しました!
試し読みできます♡
よろしくお願いします!
((´๑•ω•๑))。ο♡。ο♡
文字数 11,331
最終更新日 2026.04.30
登録日 2021.07.20
――ああ、だれか。
これは悪い夢だと言ってください……。
まるで時代劇にでてくる大奥のような日本家屋の最奥で、23歳のゲームイラストレーター・水森結衣(みずもり ゆい)を待ち受けているのは今宵、夫となる……天敵俺様上司!?
敵の武器は、甘マスクと細マッチョな肉体。
そして、女の本能を揺らす低音のフェロモン・ボイス。
期間限定の契約結婚のはずなのに。
もう、陥落寸前です……。
【隠れ御曹司の俺様社長・西園寺司(さいおんじつかさ)・30歳
×
仕事大好き地味OL・水森結衣(みずもり ゆい)・23歳
二人の織り成す、コメディタッチの極甘? オフィスラブ】
運命を感じちゃうかもな、
ちょっぴり和風ファンタジー風味でお届けします。^^
文字数 13,807
最終更新日 2024.02.05
登録日 2024.01.31
「ミシェル!ミシェル・ブラウニー?」
私をそう呼ぶのはブラウン第2王子。
金髪碧眼の正に王子様って容姿をしている。
身長も高く細身ではあるがちゃんと筋肉もついており、そこらへんの騎士には負けないと言っていた。
自称なので実際はどうなのか知らないけど。
(そうだ。私は今、ミシェル・ブラウニー男爵令嬢、ブラウン第2王子を誑たらし込んでいる女狐・・・と言われているんだ。そんなつもりは無かったんだけど、現在何故か王子に傾倒けいとうされている)
「大丈夫かい?ボーとして。もうすぐ会場に着くよ」
そう、私たちは王立学校の卒業記念パーティ会場に向かっている途中なのである。
実は男爵令嬢とは仮の姿、高レベル冒険者から女王となるまでの物語
文字数 39,167
最終更新日 2022.08.30
登録日 2018.01.20
「つまりだな、私はお前達姉妹を妃に迎えたい。」
侯爵令嬢であり、皇太子ルイスフォードの婚約者であるリベルタ。
ある日ルイスフォードに呼び出されると、リベルタの双子の妹、
カルディナと関係を持ってしまったことを明かされる。
婚約破棄かと思いきや、ルイスフォードは二人を同時に妃に迎える気でいた。
婚約者になんの悪びれる姿勢もなく、妹を妃に迎えるのは責任を取っただけなどと吐かすルイスフォードに呆れたリベルタは
(紅茶を皇太子の頭にぶっかけた後)婚約者の座を辞退する。
だがルイスフォードのプライドがそれを許さなかったらしく、
王命と称し、国の守護者の1人である「竜人」の元へ
リベルタを嫁がせると言い出してしまったが…
※タイトル編集しました。
文字数 141,439
最終更新日 2022.02.02
登録日 2021.07.09
披露宴で花嫁が両親への感謝の手紙を読む。
感動的であるはずの場面で洋子は「母さん」という宛名しか口にしなかった。
*ほんの少しだけ虐待表現があります。直接の描写はありませんがご注意ください。
文字数 2,438
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.23
虐げられた少女が愛され、幸せになっていく和風幻想婚姻譚。
幻羽族という幻の羽を出せる異能を持つ貴族階級の家庭に生まれた神楽夕花。しかし羽が出せなかったため、父や後妻、腹違いの妹から「羽なし」と蔑まれ、使用人以下の扱いで虐げられていた。
そんな辛い生活でも夕花は腐ることなく健気に働いていたが、その給金すら家族や信じた人から搾取されている日々。
そんなある日、夕花に恐ろしい吸血鬼との縁談が持ち上がった。
吸血鬼は幻羽族の娘の血を全て吸い殺してしまうと言われ、恐れられている。
大切にしていたわずかなものの全てを失うことになり、絶望していた夕花だが、相手の吸血鬼は数日前に偶然助けた見目麗しい青年、月森白夜だった。
白夜は夕花を助けにきたのだと手を差し伸べ、美しい花嫁衣装を着せて連れ去った。
その日から夕花の運命は一変した。
夕花に待っていたのは今までと真逆の幸せな生活。
夕花は秘密の多い白夜に惹かれ、すれ違いながらも少しずつ愛を育んでいく。
しかし水面下では、とある陰謀が蠢いていて、夕花は知らず知らずのうちに巻き込まれていくのだった──
不遇ゆえに自己肯定感が低い少女と、異能の力と謎を持つ吸血鬼のお話。
大正風っぽい別の世界のファンタジーです。
最後まで書き終わっているため、完結保証&ハッピーエンド保証です。
文字数 114,431
最終更新日 2024.02.15
登録日 2024.02.07
男爵令嬢フレッチェは、父を亡くして以来、継母と義妹に粗末に扱われてきた。
ろくな食事も与えられず、裏庭の木の実を摘み、花の蜜を吸って飢えをしのぐ日々。
そんな彼女を、継母たちは虫ケラと嘲る。
それでもフレッチェの慰めは、母が遺してくれた香水瓶の蓋を開け、微かに残る香りを嗅ぐことだった。
「あなただけの幸せを感じる香りを見つけなさい」
その言葉を胸に生きていた彼女に、転機は突然訪れる。
公爵家が四人の子息の花嫁探しのために催す夜会で、フレッチェは一人の青年ラウルと出会い、思い切って彼の誘いに応じる――。
ラウルとの出会いを経て、フレッチェの世界は大きく変わった。
二人の想いは、いつしか周囲の人々の香り――生き方や心の在りようまでも、静かに、やさしく調えていく……。
ページをめくると香り出す、
お疲れな毎日のなかで、少しだけ息をしやすくなる――そんな物語です。
※香水の作り方は中世ヨーロッパをモデルにした魔法ありのふんわり設定です。
※登場する植物の名称には、一部創作が含まれます。
文字数 103,664
最終更新日 2026.01.16
登録日 2025.11.03
カーヌス神聖王国の国王は代々、ドラゴンを召喚する力を受け継ぐ。
十三代目国王、エセキアスは表向きは好青年を演じていたものの、実は自己中心的で狂暴な人物だった。
そんなエセキアスの花嫁になったルーナティアは、嫁いだその日の夜に、自分が望んだ花嫁じゃなかったという理由で、後遺症が残るほどひどい暴力を受ける。
その後エセキアスの暴政によって、信頼は失われ、国民は暴動を起こした。
するとエセキアスは逆上し、ドラゴンの力で、カーヌスの首都ブランデを火の海に沈め、国民を虐殺する。
炎に追われ、塔の最上階まで追い詰められたルーナティアは、そこから身を投げるが、目覚めると、結婚式の前日まで時を遡っていた。
動揺するルーナティアに、魔王の使者を名乗る鴉が話しかけてきて、魔王の居城に来るようにうながしてくる。
狂王エセキアスを止めるため、ルーナティアは魔王になって奮闘する。
116話で完結します。
文字数 341,699
最終更新日 2021.03.04
登録日 2021.02.04
キャサリンは18歳。上流貴族のお屋敷でメイドをしていたが訳ありで退職し、社交界でも一時「美男伯」と名高かったエストコート伯爵ピーター卿の「花嫁選抜」に参加を決意する。
「花嫁選抜」とは、メイドなど使用人という形で呼び寄せられた娘たちと生活をともにしながら、次の伯爵夫人を選ぶというもの。
実物のピーター卿は噂に違わぬ美男子で、しかも笑顔の素敵な好人物だったが、「花嫁選抜」にはあまり乗り気でない様子。どうやら卿の幼少期から使用人である執事や家政婦らが心配して企画したものらしい。
しかし卿自身のみならず、伯爵家の家柄や財産も大変に魅力的なのだ。
キャサリンは伯爵夫人の座を獲得するために、同じく「花嫁選抜」の参加者である、抜け目のない情報屋のモード、没落男爵家の内気な苦労人令嬢フロレンスと妍を競う!
……と、いう展開には何故かならず、屋敷や領地の住民達との交流は三人の娘たちの人生を変えていく。
文字数 13,117
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.01.26
「お前は今日から、死んだエリシアの代わりだ」
スラムの孤児院で、名前すら持たず『三番(リリア)』と呼ばれていた少女。彼女にある日突然与えられたのは、事故死した公爵令嬢エリシアとしての「偽りの人生」だった。
傲慢な養父からは「失敗すれば命はない」と脅され、社交界では「本物」と比べられ蔑まれる日々。針のむしろのような生活の中で、彼女の前に現れたのは、亡き令嬢の婚約者であり、冷徹無比な『氷の公爵』アレクシスだった。
「エリシア……。また君に触れられる日が来るなんて」
正体がバレれば即処刑。恐怖に震えながら「完璧な令嬢」を演じるリリアだったが、アレクシスの愛は次第に、生前のエリシアへ向けていたものとは思えないほど、熱く、重く、狂おしいものへと変質していく。
「君は、以前の彼女とは何かが違う。……だが、今の君の方が、私は狂おしいほど好きだ」
二人が辿り着くのは、破滅か、それとも――。
文字数 24,553
最終更新日 2026.04.15
登録日 2026.04.05
妖が息づく帝都。
「無能」と蔑まれ、家族にも見捨てられた花巫女・白雪は、ある吹雪の夜、蒼炎を纏う“狐の妖”に拾われる。
その正体は、帝国軍を束ねる白狐・白蓮。
強すぎる神気ゆえに、どの花巫女の癒しも毒へと変えてしまう孤独な存在。
だが炎が暴走した夜、ただ一人、白雪だけが彼を抱きしめた。
誰にも鎮められなかった蒼炎が、初めて静まる。
――その瞬間から、すべては変わった。
「白雪。僕の花嫁になってほしい」
国家を背負う最強の妖狐が選んだのは、“無能”と呼ばれた少女ただ一人。
囲い、守り、世界ごと与える。
これは、呪いだと思っていた印が“宿命”へと変わる、和風シンデレラストーリー。
文字数 26,604
最終更新日 2026.02.20
登録日 2026.02.20
ルイーザはただの平民だった。
大人になったら、幼馴染のライトと結婚し、畑を耕し、子どもを育てる。
そんな未来が当たり前だった。
しかし、ルイーザは普通ではなかった。
あまりの魅力に貴族の養女となり、
領主の花嫁になることに。
しかし、そこで止まらないのが、
ルイーザの運命なのだった。
文字数 5,926
最終更新日 2023.06.19
登録日 2023.05.14
面倒見の良いおっさん人外×臆病者の猪突猛進な姫(触手持ち)
幽閉されていたお姫様が、霊薬を盗んだ父兄の罪のあがないのため、蛇の王の押しつけ花嫁になる話。
童話風味の王道プリンセスファンタジーを目指そうとしました。
登録日 2015.06.19
龍神の加護によって護られた村。そこで新たな龍の花嫁が選ばれる。龍と花嫁、二人を見守る村人達が織り成すラブストーリー。
文字数 16,325
最終更新日 2020.08.17
登録日 2020.08.04
王家の秘薬は受難な甘さ
レンタル有り貴族だけど、貧乏な令嬢ルチアは家族のために日々家事に奮闘中。社交界デビューなんて夢のまた夢――のはずが、突然舞踏会に行くことに。ところが、ルチアはそこで大切な従姉妹の涙を目にする。聞けば「銀髪の男」が彼女を傷つけたという。怒りのあまり「銀髪の男」をいきなりひっぱたいてしまうルチア。だが、それは人違いで……相手は、なんと王子様!? 彼はルチアを不問にする代わりに、「婚約者のフリ」を強要する。女嫌いな彼は、花嫁探しの重圧から解放されるため、彼女を利用しようとしたのだった。戸惑うルチアだが、王妃にすっかり気に入られなぜか「王家の秘薬」と言われる媚薬を盛られてしまい――。秘薬のせいで前後不覚!? キュートで痛快、甘くて濃厚ラブストーリー。
文字数 161,263
最終更新日 2018.02.08
登録日 2018.02.08
父の事業の負債を肩代わりして結婚を誓ってくれた優しい婚約者は、私の侍女を愛していた。
タイミング悪く二人の逢瀬をみてしまったレディ・ヴィヴィアン・ハートウェルはすぐに婚約解消を告げた。
けれども負債は残ったまま。二週間後、父親は彼女を書斎に呼び、新たな縁談を告げた。
「ブラックウッド子爵と結婚してくれ」
その名前に、ヴィヴィアンの背筋に冷たいものが走った。
ブラックウッド子爵——前妻を殺したと噂される男、戦争で顔に醜い傷を負ったという男、広大な領地と巨万の富を持ちながら、何年も屋敷から出ていないと言われる男。
ヴィヴィアンは子爵の花嫁となる運命を受け入れるしかなかった。
私も前妻のように殺されるの?!
文字数 57,618
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.05.04