「鬱」の検索結果
全体で1,604件見つかりました。
天文十六年(1547)、元服を終えて初陣を控えた織田信長は、産まれたときに一度死んで生き返ったという事実から母親に疎まれ、馬術や水練、相撲だけでは満たされない鬱屈した少年時代を送っていた。
その彼の前に、馬と話して盗む異人が現れる。
イサクァという名前の異人は、アメリカ大陸から奴隷としてスペインの船に乗せられ、ポルトガルの船に売られて種子島に流れ着いたネイティブアメリカンであった。
一族に伝わる〈悪霊〉退治が使命だというイサクァは、少年信長のことを一度死んだ人間は戦いの場では決して死なない〈歩む死〉であるからと、「キモサベ」と呼んで自分の手伝いをするように求めてくる。
その誘いを一度は断ったものの、初陣をイサクァの風を読む能力に助けられた信長は、次第に彼に影響されていき、インディアンの伝統的な格好や破天荒な行動を真似るなどして「大うつけ」と噂されるようになっていく……
少年時代の信長がインディアンの呪術師の相棒となり、様々な冒険に挑戦する浪漫譚、ここに始まる!
文字数 101,792
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.03
冷たい雨は永遠にやむことがない。
灰色の空が続き、水浸しのこの世界は、陸地を減らし、植物を枯らし、動物を溺れさせた。
なんとか生き残る主人公リュカは、夫を亡くしたばかりの妊婦ゾーイと出会った。
そしてリュカとゾーイは協力して生きていくこととなる。
食欲のままに生きていたリュカであるが、ゾーイを信頼していくなかで両親が話してくれた雨が降る前の世界について語った。
リュカは雨が降る前の素敵な世界を「見てみたいな」と呟く。
ゾーイはそれを聞いて、リュカの素敵な夢の手伝いをすると申し出た。
これはリュカとゾーイが、青い空を、白い雲を、鮮やかに咲く花を、水平線を、そして雨の降らない世界を見るための、長くも短い旅のお話。
文字数 26,187
最終更新日 2019.08.23
登録日 2019.05.31
市役所職員のわたしは、保育園に娘を預けるママでもある。ある日、職場の窓口に、保育園でのママ友が離婚届の用紙を取りに来た。
文字数 13,751
最終更新日 2021.12.26
登録日 2021.12.25
梗概
浪人生の御薬袋雅人(みないまさと)はいつものように鬱屈を抱えながら予備校に通う途中に、雨降り後の道端で濡れた白革の手帖が落ちていたので、戯れにそれを拾ってみた。その手帖は雨水で濡れていて、判読不能な部分が多かったが、あるページに幾つかの人名が並んでいて、その中の下段部に「御薬袋」という名字が書かれている事に気づく。しかも二つ。だが、あくまで御薬袋、という名字だけが読み取れるだけで、下の名前までは水で濡れていて判読できなかった。さらにその下の行も水で濡れていて、もしかしたら御薬袋という名が二つ以上あるかも知れない、との確認も取れなかった。
御薬袋雅人は「御薬袋」という名字は珍しいので、自分に何らかの関係があるのかと想像し、深く考える事もなくその手帖を手にして持って行ったのだが、ある日、その手帖に書かれていた人名の人間が殺されている事を知り、さらに次々とその白革の手帖に書かれている人間が殺されていっている事にも気づく……。
文字数 34,682
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.15
美容師・瑞希は、街の片隅にあるサロン〈Luna hair〉で働く30代のスタイリスト。日々の相手は、髪よりも“でも”の多いお客たちだ。
「おまかせで、でも伸ばしてる途中」「前髪は三ミリで、でも眉は見せたくない」「初回クーポンで来たけど常連扱いで」——瑞希は微笑みながら、矛盾と希望を同時にカットしていく。
予約アプリの無断キャンセル、終わらないクーポン巡礼、三度のブリーチで人生ごと色を抜こうとする若者。鏡の前では毎日、小さな喜びと嘆きが繰り返される。
「似合わせ」という魔法を信じ、「似合ってたけど違う」と言われる現実にため息をつきながらも、瑞希ははさみを動かす。
彼女の指先には、色褪せない誇りとほんの少しの疲労。
それでも、誰かが笑顔で「ありがとう」と言うたび、もう一度だけ魔法を信じる。
美容師たちの矛盾とユーモアを描く、笑えて少し切ないお仕事風刺コメディ。
文字数 2,364
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.19
ナオが死んだ。その事で陰鬱な気持ちになる僕(日向)。辛くてたまらない中、お見合いをする事になる。だが僕は、お見合い相手の礼子嬢と顔を合わせても、ナオの事が忘れられない。毎日のようにナオのことを考えながら、僕は泣いている。執事にも心配されている。そんなある日、礼子嬢とデートをする事に。
文字数 15,053
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
本編は、ある日突然、躁鬱病を発症し、店も家も家族さえも失うが、それでも前向きに生きていこうとしている初老の男性の物語です。実話です。今回は、私の20~30代を綴っていこうと思います。
文字数 3,970
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.11.12
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」
江戸の泰平も豊熟の極みに達し、組織からも人の心からも腐敗臭を放ちだした頃。
魔剣・念真流の次期宗家である平山清記は、夜須藩を守る刺客として、鬱々とした日々を過ごしていた。
念真流の奥義〔落鳳〕を武器に、無明の闇を遍歴する清記であったが、門閥・奥寺家の剣術指南役を命じられた事によって、執政・犬山梅岳と中老・奥寺大和との政争に容赦なく巻き込まれていく。
己の心のままに、狼として生きるか?
権力に媚びる、走狗として生きるか?
悲しき剣の宿命という、筑前筑後オリジンと呼べる主旨を真正面から描いたハードボイルド時代小説にして、アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に繋がる、念真流サーガのエピソード1。
――受け継がれるのは、愛か憎しみか――
※この作品は「天暗の星」を底本に、9万文字を25万文字へと一から作り直した作品です。現行の「狼の裔」とは設定が違う箇所がありますので注意。
文字数 260,131
最終更新日 2020.06.26
登録日 2020.01.26
魔法と科学が併存する都市、リンガーウッドに暮らす、リリーシャ・アルバーンは、その都市の象徴する学問の分野である、魔法科学を研究する学園の学園生だった。パパであり軍人であり、更に獣人である、アルコット・アルバーンに引き取られた孤児でもあった。パパのふさふさの毛並みの手入れが日課で仲はとても良好だが、学園では不良気味。そんな態度が鼻に着いてか、何かと教師に自分と比較される、優等生のクラスメイト、マチルダ・ガーダーとその取り巻きを鬱陶しいと思いつつも学園生活を送っていく話です。不遇な境遇の悪役ヒロイン主人公が活躍する話を書きたくて企画を作りました。本格的に始動するのは9月頃の予定です。エッチな話はありませんが、描写的に重かったりきなくさい話もあるので、R-15にしてあります。
2021。9/17 本編完結しましたが、文字数が足りなすぎるため。合間を見て後日談なりサイドストーリーなり、追記を埋めていく事にしました。話自体は終わっているため、話も短い短編ですし、お気軽にお読みください。
2022.10/28 表紙が完成しました。背景素材にはNanbuWorks様より背景素材集を購入して用いさせていただいております。利用規約にクレジット表記が求められているためこちらでも記載します。
文字数 47,091
最終更新日 2023.12.30
登録日 2021.08.29
白鳥カイトは、中学時代の同級生である鈴鹿綾瀬とは、文化祭を通じて仲良くなったが、高校生の終わりに綾瀬は突如として自ら命を絶つ。カイトは彼女との最後の会話を思い出し、彼女の死に対して深い喪失感を抱く。
その後、予備校生活が始まり、満員電車で憂鬱な日々を送っていたカイトは、宝塚駅で花澤澪という少女と出会う。澪は明るく、少し抜けているところがあるが、どこか綾瀬に似ている部分を感じさせる存在だった。カイトは澪とLINEを交換し、次第に彼女に興味を持ち始める。
文字数 6,129
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.17
時は産業革命。世紀末まで300年を切った頃。
鉄を求めた人類は連日の雨に鬱屈としていた。そして、暗黒の星からの使者。
ある小さな隕石により、黒カビがやって来た。雨の曇天に黒カビは人間への運命の様に運命的に大繁殖して侵食していった。ここに悪魔の宗教が力を欲しがっていたのだ。
文字数 5,491
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.01.09
文字数 74,801
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.02.22