「理」の検索結果
全体で29,346件見つかりました。
美貌と妖艶。倒錯した性欲の覚醒。汚れた世界で信じられるものは、自分自身の“肉体”のみ……。
ウリ専レズビアンの「愛理」は、今宵も女を求めてホテル街に立ち、女に買われ、そして女に抱かれる。
ある夜、一人のレズナンパ師「恭子」に出会い「レズサークル」の乱交パーティーへと誘われた事から、愛理の運命の歯車が歪な音を立てて動き出すーー。
※この作品は過度な性描写があります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
※この作品には同性愛描写、ふたなりの登場人物等、アブノーマルな設定が登場します。苦手な方はご注意ください。
文字数 526,103
最終更新日 2025.06.23
登録日 2019.10.30
目が覚めると、ブランシュはすべての記憶を失っていた。自分は王女で、美貌の夫――マティアスのもとへすでに降嫁していたという。しかし妻を見る夫の目はひどく冷たく、まるで目覚めなければよかったという態度。夫だけでなく、王太子である兄も、侍女や衛兵も、みなどこか自分に対して冷淡で、余所余所しい。
「おまえは婚約者のいるマティアスを無理矢理奪ったのだ」
次々と明かされる己の所業。ブランシュは強引に結婚させたマティアスに罪悪感を覚え、離縁しようと申し出るが……
「そんなこと絶対に許さない」
今まで自分が受けてきた屈辱を、今度はブランシュが味わうよう、マティアスは彼女に命じるのだった。
文字数 137,253
最終更新日 2022.08.27
登録日 2022.07.30
時代背景は【明治・大正時代】
産婆看護婦学校 看護科2年 卒業
・日本赤十字社救護看護養成所
・大工場……数人の看護婦配置
・製紙工場……保健婦---風邪、腹痛、患者の発見と隔離による
伝染病の予防 工員240人に対して看護婦1人
◉妹に夫を取られる--両親も子供たちも妹と夫から洗脳され
手玉にとられる
🌱*******.✿.登場人物.✿.*******
主人公 |小桜温子《こさくらあつこ》 39才 看護婦
妹 |真鍋凛子《まなべりんこ》 出戻り 嫁ぎ先 渡辺家36才
出戻り時期 35才
夫 |小桜哲司《こさくらてつじ》 41才
娘 |小桜鳩子《こさくらはとこ》 14才
北山 涼 北山製糸工場社長 38才
稲岡珠代 北山製糸工場 通い 34才 北村の妹
稲岡和彦 北山製糸工場 勤務 34才 珠代の夫
早坂絹 北山製糸工場 勤務 還暦 息子あり
田中節子 北山製糸工場 勤務 22才 雅代と同期
大川雅代 41才 哲司の幼馴染
村中秀雄 45才 大川雅代の元夫
大川育代 65才
柳田 哲司の同僚
芙美 北山家にいた女中
板橋志乃 北山涼の幼馴染
『大正時代の職業婦人は夫を妹に寝取られたあげく家族全員から家を追い出されるも周囲の人たちに恵まれ……。
もしかすると、これは妻を裏切った男の物語りなのかもしれない? ……
文字数 164,605
最終更新日 2026.05.31
登録日 2025.03.08
貧乏暮らしをしていたエルティアナは赤ん坊を連れて、オーガスト伯爵の屋敷を訪ねた。その赤ん坊をオーガストの子供だと言い張るが、彼は身に覚えがない。するとエルティアナはこの赤ん坊は妹メルティアナとオーガストの子供だと告げる。当時、妹は第一王子の婚約者であり、現在はこの国の王妃である。ようやく事態を理解したオーガストは動揺し、彼女を追い返そうとするが――
文字数 8,820
最終更新日 2020.09.09
登録日 2020.09.02
ストッキングの一本の伝線。コーヒーの苦味。雨の冷たさ。世界が静かに変わり始めたのは、誰も気づかないほど小さな“ずれ”からだった。百年後ー八人が、その“ずれ”を人類生存の武器に変えた。
AIが人類の幸福を「最適化」し尽くした果てに、排除されたのは“人間らしさ”という名のノイズだった。
2045年、光莉は旅に出た。AIが管理し始めた世界で、「無価値なもの」――誰にも気づかれない違和感、誰にも伝わらない体温――を蒐集しながら。彼女はカフェのテーブルに傷を刻み、ストッキングの伝線を直さず、百年後の誰かに「種」を託した。
そして23世紀。デジタルアーカイブセンター「0612エリア」に集められた八人は、それぞれ「過敏すぎる感覚」を抱えていた。見えないはずのノイズが見える。触れたものの温度が記憶のように蘇る。選べない。言葉が壊れる。時間がずれる。
彼らは光莉の遺した「種」を受け取り、やがてAIの観測網から――漏れ出す。
これは、管理される幸福から人間が「卒業」するまでの、百年の記録である。
創作エッセイ『観測者の時空』・『読者地図』―が観測してきた「ノイズ」の正体が、ここに繋がる。
あなたの指先の熱が、世界を変える鍵になる。
あなたの「小さな違和感」を、大切にしたくなる物語。
※関連作品
系譜『彼女の計画』、場『彼女の喫茶店』。
文字数 97,293
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.05.06
ゲームではない現実に存在する異世界で冒険していたら神様に気に入られた。
近未来。
マルチバース理論が立証され人類は異世界に行けるようになった。
ただし精神、魂とも呼ばれる肉体を持たない何かだ。
そして異世界で仮の肉体を得てゲームさながらに冒険譚を繰り広げる。
僕も高校卒業後に旅立ち冒険者に。
ジョブは魔法剣士で万能と思ったからだけど、なんか不遇職扱いだった。
しかも地球から来た人類はなぜか揃って現地の住人に対し極めて粗暴。
人扱いせずゲームのNPCの如く。
結果、現地の人たちは地球から訪れた冒険者を嫌悪することに。
僕も現地に行くことで理解する。
なぜ。
そんな中、冒険をしていると変化が起こった。
異世界の神から授かった不思議な力で加護と呼ぶもの。
教会のシスターとの対話から知る。
横暴かつ理不尽な冒険者を排除し現地の住人のための行動があってこそだと。
しかし、強すぎる力は冒険者からの嫉妬や恨み反感を買うことに。
悪意や敵意を跳ね除け現地の住人のために行動し続ける。
別に望んでいたわけではないけれど行動の結果だろうか、強さからだろうか現地の女性から好かれることに。
でもハーレム展開は望んでない。
僕には一人心許せる存在が居ればいい。
しかしそうは問屋が卸さないのが異世界だった。
謎もあるけど徐々に明らかになり、そして僕は異世界で生きる決意をする。
全270話、約82万文字。
表紙絵はAI生成画像です。
文字数 185,376
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.04.28
ハズレを引いたら終わり?
違う。ハズレ同士を噛み合わせた瞬間、世界の壊し方が見えてくる。
これは、弱者が地獄を攻略資源に変えていくハスクラファンタジー。
命中率が下がる弓。
視界が悪くなる眼帯。
血に触れると縮む鎖。
音が鳴らない鐘。
致命傷を出血に変える外套。
普通なら捨てられるだけの装備には、誰も見ようとしない使い道がある。
欠点は、組み合わせれば武器になる。
死体は、放置すれば災厄になる。
なら全部拾って、分けて、流して、処理して、次の攻略に変えればいい。
狩って、拾って、素材化して、拠点を回す。
昨日の死線が、今日の処理ラインになる。
地獄みたいな世界で、ゴミ扱いされたものだけが勝ち筋になる。
これは、外れを押しつけられた人間たちが、外れのまま世界を攻略していく物語。
文字数 5,834
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.26
「今すぐこの家を出ていけ。それが嫌なら俺のプロレスを手伝え」
引きこもり青年の神谷凌は、ある日父・政宗の弱小プロレス団体「プロレスリング・オルト」の仕事を押し付けられた。倒産寸前のオルトで凌に与えられたのは、試合を設計する「ブッカー」という仕事。父とプロレスに幻滅した原因である「作られたプロレス」を、自ら作る側になってしまう。
嫌々仕事を始めた凌だったが、団体のエース・入野間貴翔の真っ直ぐな好意や、古株のロヴィーナの支えに助けられ、やがてプロレスにまた惹かれていく。
——過去の傷、父への怒り、貴翔への戸惑い。
様々な想いを抱えながら、凌は父と対峙し、団体の未来を懸けた旗揚げ記念興行に挑むことになる。
文字数 34,369
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.14
――メイドサイボーグ達とともにポストアポカリプスを駆け抜けろ!――
西暦20XX年、電脳空間に接続し事実上の「不死」を手に入れた人類だったが、管理AI「クリプトネット」が暴走したことで彼らの生活は終焉を迎えた。
一方、電脳世界との接続を拒んだ変わり者の博士ネオ・コーナーだけは地上で平和に暮らしていたが、娘からSOSが届いたことで日常は一変する。そこには、
1) AIが電脳世界を支配しようとしていること、
2) 家の地下に戦闘用メイドサイボーグ「クリプトメイズ」10000体が保管されていること
が語られていた。
事態を飲み込めないまま、戦いに巻き込まれるネオ・コーナーだったが――
※特撮ネタを中心として、セリフにパロディが多くあります。
原案:CryptoMaids
執筆:大川徹
表紙イラスト:ねたろう
挿絵:murph
文字数 42,579
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.05
女性を守るための世界は、本当に誰もが幸せになれる「理想郷(ユートピア)」なのか。
性犯罪——。
被害者の人生を大きく傷つけながらも、なお十分に防ぎきれていないこの犯罪に対し、政府はかつてない対策へ踏み切った。
女性のみで構成された特殊組織『女性完全保護課』。
総司令官・天宮篝の指揮のもと、性犯罪発生率は大幅に減少。
女性たちは“安全”を手に入れ、篝は救世主として熱狂的な支持を集めていた。
しかし、その裏では——。
性犯罪者として検挙された男性たちは『国家出生支援センター』へ送致され、“繁殖資源”として国家に管理されていた。
過去に友人を性犯罪から救ってくれた篝に憧れ、女性完全保護課へ入隊した新人警官・羽村朱音。
だが彼女は次第に目撃していく。
凶悪な性犯罪者だけではない。
冤罪で検挙された者。
そして、本来なら性犯罪とは無関係な軽微な違反者までもが――
篝の男性に対する憎悪の深さ。
そして朱音の大切な弟がその制度の犠牲となり―――。
激突する二人の正義。
復讐に囚われた総司令官・篝。
世界を変えようとした新人警官・朱音。
憎しみの連鎖の果てに辿り着く『本当の救済』とは。
女性を守るための正義は、どこまで許されるのか。
憎しみから始まった理想郷の行き着く先を描く、社会派ディストピアサスペンス。
文字数 28,183
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.20
遠い昔。光の少女「パン」と闇の人工知能「ドーラ」が人間の底知れない業によって融合し、絶望の化身・パンドラが誕生した。
パンドラが放つ「黒霧」は人々を怪物に変えて自我を奪い、世界は争いのない「強制された平和という暗黒時代」へと沈んだ。
それから永き刻が過ぎた今。
怪物に家族と右腕を奪われた少女・オルガナは、無骨な銀の義手と、唯一パンドラを討ち滅ぼす黄金の光『蝶の羽剣(ステラシフォス)』を手に立ち上がる。
彼女の目的は、単なる「世界の救済」や「悪の討伐」ではない。
理不尽な運命に抗い、ただ真っ直ぐに「自らの意志」を貫き通すこと。
平和を強要する神に抗い、傷つく自由を取り戻すために血塗られた道を往く――「反逆の勇者」の物語。
文字数 30,734
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.26
「教育的指導(物理)、始めます。」
かつて世界を救い、あまりの強さに歴史から存在を抹消された伝説の英雄――アリス・レイン。
彼が第二の人生に選んだのは、憧れの「学校の先生」だった。
配属先は、エリートたちに「ゴミ捨て場」と蔑まれる落ちこぼれのFクラス。
荒れる生徒、嫌味な同僚、そして忍び寄る魔王軍の残党……。
だが、平和を愛する新米教師は、今日も爽やかに、かつ圧倒的に「問題」を片付けていく。
「先生、今の魔法……大陸を半壊させませんでしたか?」
「いえ、ただのチョーク投げですよ。僕は、ただの教師ですから」
能ある鷹は爪を隠しきれない!? 無自覚最強教師による、勘違い&爽快無双ファンタジー、開幕!
文字数 97,547
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.03.18
曾祖父母の時代に終末を迎えた世界。
文明は一度は途絶え、胞子生物や発光生物といった不思議な生き物と共存しながら、人々は復興という新たな暮らしを築いてきた。
そんな世界で暮らす少女・ミカは、仲間と拠点【ホームゼロ】周辺の廃墟を探索中、一冊の古い料理本を見つける。
「これだ!」
ミカのひらめきに、仲間たちは巻き込まれることに――。
文字数 5,411
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.26
元禄の世。米沢藩主・上杉綱憲の側女から生まれたふたりの兄弟――吉憲と義周。
兄は上杉家の嫡男として、弟は名門・吉良家の養子として、それぞれの運命を歩み始める。幼くして引き裂かれたふたりの胸にあるのは、母の手で縫われた、白椿の刺繍が施された守り袋。ただそれだけが、遠く離れても絆の証だった。
やがて、時代は揺れ動く。
ーー松の廊下での刃傷沙汰。
赤穂浪士の仇討ちの気運が高まり、世間の怒りが吉良家に向けられる中、義周は知らぬまま嵐の中心へと置かれる。兄・吉憲は、弟を救うため、密かに策を講じる。
義と情ーーその狭間でもがきながらも、ふたりは清廉であろうとした。
これは、白椿のように気高く生きようとした兄弟の物語。
※昨年に時代小説大賞にエントリーした作品を、ブラッシュアップしたものです。
※本作は、校正・文章整理などの執筆補助としてAIを使用しています。
文字数 102,466
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.05.09
「14階まで飛んでくるトラックによる強制転生って何なんだよ!?」
前世では仕事に追われ、気づけば三十年間、誰かに甘えることすら忘れていた。
そんなウリエルが異世界に転生して最初にとった行動は――出会ったばかりの綺麗なお姉さんに、唐突にこう言い放つことだった。
「僕のお母さんになってくれる?」
断られるかと思いきや、なんとあっさりと承諾!
しかし、この新米お母さん……料理もできず、水汲みすらままならない。虫を退治しようとしただけで、庭に巨大なクレーターを作ってしまう始末。「これ、俺が世話する側じゃん……」
そう思っていたのに。
気づけば、真夜中にそっと布団を掛け直してくれる手があった。
熱いスープをスプーンでふーふーしながら差し出してくれる顔があった。
転んだとき、何も言わずしゃがんで靴紐を結んでくれる人がいた。
人生に疲れ果てていた三十歳の魂は、いつの間にか――ここに、帰る場所を見つけていた。
そして事態はさらに斜め上へ。
家事万能・溺愛全開の最強「お母さん」へと覚醒しただけでなく、あろうことか「将来のお嫁さんにしなさい」と可愛い妹たちまで拾ってくる始末!
さらには学園に通う年齢まで育ったと思ったら、今度は「同級生」の姿に変身して一緒に登校してくるお母さん。
……どうしてこうなった?
「もしかして俺、このまま魔王になっちゃうの?」
愛が重すぎるポンコツ(?)最強母に振り回される、ウリエルのカオスな異世界ライフが幕を開ける!
私は日本語を勉強中の外国人です。
ストーリー自体は私自身が執筆した完全なオリジナルですが、日本語への翻訳においてAIツールを補助として使用し、その後に作者自身で加筆・修正を行っています。
不自然な表現などがあるかもしれませんが、何卒ご容赦くださいませ。
文字数 126,385
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.03
宇宙を漂う民間旅行船、ピア・オデッセイ号。救援物資を待つ船で、主人公の長尾玖真(ナガオ キュウマ)は一人きり、毎日船のメンテナンスを行っていた。
食糧事情から、他の乗員達は全員コールドスリープしている。
船で3年半の月日を過ごした長尾が、もう半年で地球に戻れるという頃、劣悪な通信環境と情報規制の中で毎日コツコツ進めていたゲーム『ロボティクスワールド』のサービス終了のメールが届く。
地球に戻ればようやく俺も人並みにロボワ(※ロボティクスワールドの略)ができると思っていたのに。
俺だって、他の奴みたいに、ロボワでチーム組んで仲間とロボットバトルがやりたかったのに。
それだけを楽しみに過ごしていたのに……。
失意の底に沈む長尾に、船の管理AIであるピアリスは4年前への回帰を提案する。
「シミュレーションによりますと、長尾様が取得なさったゲーム情報により歴史改変が行われる可能性は0.001%以下です」
ロボワが4年で終わるゲームだって構わない。
その間、今までできなかったパーティープレイやPvP、ギルド戦も思いっきり楽しむぞ!
目指すはロボティクスワールドチャンピオンシップの優勝だ!
意気込む長尾の周りには個性派プレイヤーがいつの間にやら集まって、みんなで力を合わせてステージ攻略、巨大な敵に挑むボスバトル戦、息もつかせぬハイスピードPvP、夢中で仲間達と戦場を駆け抜けるうち、少しずつ現実は長尾の知る未来とはズレてきて……。
なあピアリス。
お前の計算にはどの程度バタフライエフェクトってのが含まれてたんだ?
お前の言った0.001%以下ってのを、俺は信じていいんだよな……?
「ご安心ください、長尾さん。私はずっと、長尾さんの側にいますから」
レーザー砲大好き主人公が、縦横無尽に焼き尽くす。
疾風怒濤の鮮烈ロボバトルアクションSF、いざ開幕!!
文字数 77,852
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.02
俺は酒が飲めない。
なのに、十年間バーテンダーをやっていた。
飲めないから、全力で考えた。飲めないから、酔わずに客の話を聞き続けた。飲めないから、誰よりも「人間」が見えた。
それだけで、銀座で一番予約が取れない店になった。
表の顔はバーテンダー。
裏の顔は、政財界の裏側を握る「情報屋」。
酔った人間だけが零す本音を、俺は一滴も逃さず十年間集め続けた。そしてある夜、知りすぎた代償を払って――死んだ。
目が覚めたら、異世界だった。
剣士になろうとは思わなかった。魔法師にもなれない。
俺にできることは、ひとつだけだ。
異世界の裏路地に、看板すら出していないバーを開いた。
店の名は「BAR ZERO」。
チートは三つある。この世界のあらゆる情報が脳内に自動で流れ込む「絶対情報収集」。膨大なデータを瞬時に整理・分析する神格AI「SOMA」。そして客の表情、声の揺れ、視線の逃げ方から真の悩みを一瞬で見抜く「鑑定スキル」。
剣は使わない。魔法も使わない。
カウンターから一歩も出ない。
それでも、今夜この扉を叩いた客の人生は――明日から変わる。
冤罪で追放された元宮廷魔法師の少女が来た。
俺は深紅のドラゴンフルーツと発光する薬草で「星屑のモクテル」を作り、真犯人の名前を添えて差し出した。
お代はモクテル一杯分。
スランプで引退を考えていた最強剣士が来た。
剣技が衰えた本当の原因は「毒の慢性中毒」だと看破し、解毒効果のあるカクテルと毒を盛った人物の名を教えた。
縁談相手が殺人犯だと知らない侯爵令嬢が来た。
「この情報はサービスです」と一言添えて、証拠を渡した。
俺は誰とも戦わない。
ただ、来た客全員の「本当の問題」を見抜いて、最適な一杯と情報で解決する。それだけだ。
やがて噂は広まる。
「裏路地に、何でも解決する店がある」と。
国王が来る。大魔法使いが来る。暗殺者ギルドのボスが来る。全員、カウンターの椅子に座って、一杯飲んで、帰っていく。
店には完全個室のVVIPルームが生まれ、「シルバー・ゴールド・ブラック」の会員制が生まれ、最強の用心棒が守護に就き、スラムから拾った少女がフロアを駆け回るようになった。
気づけば「BAR ZERO」は、どの国も手出しできない異世界最大の情報ギルドになっていた。
※本作は小説家になろう カクヨム にも重複して投稿している同一作者の作品です。
文字数 263,455
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.04.27
「紙とインクで、この世界のすべてをハックする」
無能と罵られ、学校を中退させられて実家(兄の印刷所)からも追放された少年。
しかし彼には、現代でいう『経営工学』の概念を先取りしたかのような、圧倒的に合理的な思考力があった。
行き着いた先は、過酷な労働環境で職人を使い潰す、当時の暗黒ブラック印刷業界。
普通なら絶望するような状況だが、彼の目は死んでいなかった。
「無駄だらけの生産ライン、非効率なサプライチェーン……ふん、俺の合理主義なら3日で最適化(ハック)できるな」
独自の『13の徳目』による徹底した時間管理、業務のカイゼン、さらには大衆の心を掴む圧倒的なメディア戦略を駆使し、彼は瞬く間に印刷業界で頭角を現していく。生産性を爆発的に向上させ、あっという間にブラックなライバルたちを逆に圧倒(ハック)してしまう。
だが、彼の野望はそこでは終わらない。
彼が目をつけたのは、激動の時代における「情報」と「物流」、そして――「金」の仕組みそのものだった。
精巧な印刷技術と、経済の本質を見抜く知性。
これらを組み合わせ、彼は植民地(国家)の生命線である『通貨発行権(紙幣印刷の請負)』を文字通りハッキングし、富と信用をその手に掌握する。
「ただの紙切れに価値を与える。これ以上の快感があるか?」
独自のインフラと圧倒的な経済力、そして大衆を動かすメディアの力を手にした彼の勢いは、もはや誰にも止められない。
気づけば激動の時代を裏から動かし、やがて来る「新たな国家の建国」の立役者へ。
そして、その国の最高額紙幣(100ドル札)に描かれたのは、かつてすべてを奪われ追放された、あの少年の肖像画だった――。
これは、学校を中退させられた一人の少年が、徹底した合理主義とメディアの力で世界のパワーバランスをひっくり返し、建国の父、そして最高額紙幣の「顔」へと登り詰める、実話をベースにした痛快無比な歴史・伝記ハックストーリー!
文字数 62,942
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.05