「人形」の検索結果
全体で1,057件見つかりました。
生まれたときから何をしても完璧で、整いすぎた容姿と無機質とも言えるくらいに欠落した感情により、笑わない人物として、『人形王子』と影で言われてきた私は、その名の通り、周囲の言葉に惑わされるどころか心ひとつ動かなかった。
それが例え身内であろうとも。それでも、この国の王太子として国王である父の仕事も子供の頃から手伝い、失敗ひとつなく支えているのも知り渡っているため、舐められるようなことはない。
そんな私にも一人だけ感情を揺らがせるものがあった。唯一私が望み、叶えてもらった将来を約束した婚約者エリーゼ・ファルセ。
人形王子と言われる私を、人間とし動かしてくれる彼女は、嫌われものだった。幼い頃から公爵家の令嬢として生まれた彼女は、私と違い感情豊かで貴族としてはあるまじき姿を見せてきた。
幼い頃からいたずら好きで、不器用で、負けず嫌い。あまりに感情豊かでやりたい放題な彼女に周りは離れていって、残ったのは権力目当ての取り巻き。それでも私は、
ただただそんな彼女に惹かれた。
バカで我が儘で自分に素直な彼女に。
そんな彼女を誰が嫌おうと私は気にしなかった。彼女がそれで楽しくいられるなら私の権力すらもおもちゃにしよう。
だけどここ最近。どうやら彼女を悪く言う噂が流れているみたいだ。
「どうしてやろうかな…………」
エリーゼは我が儘だけど、決して悪い子ではないと教えてやらないとね……?
文字数 11,456
最終更新日 2023.07.06
登録日 2021.12.30
私はサント伯爵令嬢エレオノーラ・マストロヤンニ。
目が悪いせいで父から人形扱いをされている。
ある日、父に急かされて転び、ランプで顔に火傷を負ってしまった。
「馬鹿者が! もうお前には価値がない。代りにオクタヴィアを結婚させる!!」
「そんな……!」
「お待ちになって、お父様」
オクタヴィアは、厳しいけれど優しいしっかり者。
そんな妹の口添えも虚しく、私の婚約は父によって破棄……されかけた。
「否。私はエレオノーラと結婚しますよ、サント卿」
リーヴァ伯爵フェルモ・アリエンツォ様は、私を見棄てなかった。
彼は私を愛してくれた。世界を見せてくれた。
そして父は、周囲から孤立し、自滅していった──……
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(他「エブリスタ」様に投稿)
文字数 11,406
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.29
文字数 8,253
最終更新日 2023.12.30
登録日 2023.12.30
等身大人形が動く時、中の人がいるはずだ! でも、いないとされる。いうだけ野暮であるから。そんな中の人に関するオムニバス物語である。
【アルバイト】昭和時代末期、それほど知られていなかった美少女着ぐるみヒロインショーをめぐる物語。
【少女人形店員】父親の思い付きで着ぐるみ美少女マスクを着けて営業させられる少女の運命は?
文字数 8,620
最終更新日 2022.01.24
登録日 2021.12.16
魔物討伐の怪我が元で病床にある女騎士エステルは、親の決めた許嫁がいたが婚約破棄される。
元許嫁は妹の夫となり、傷心の日々を送るエステルを慰めるのは古代遺物の魔道式機械人形のレオだった。
しかしレオには誰も知らない秘密があった。
機械人形でありながら、自らの意志を持つレオは、エステルに一つの提案を持ちかける。
R18は七話からサブタイトルに☆マークを入れます。全十四話。アルファポリスでも掲載。2019.3.4.完結済
なろうにR15版として書き直し、2万5千字の加筆。最初からレオが、序盤からヨルムンガルドが登場します。番外編二遍あり。
R18版ではエステル視点のみですが、R15版ではレオやその他の登場人物の視点が入り、また大幅に改稿されています。
ムーンライトノベルズにも掲載
文字数 46,855
最終更新日 2019.03.04
登録日 2019.02.23
そうだ、上司を呪おう――――就職に失敗しバイト先のパワハラに悩まされていた俺は思い立った。
しかし、丑の刻参りは失敗に終わり……それ以来、藁人形に「咥えろよ――俺の五寸釘」と寝込みを襲われ続ける話。
ムーンライトノベルズさんでも連載中です。
※呪いの藁人形(人化あり・美形)×平凡フリーター(不運・うじうじ気味?)。
※ホラー要素あります。
文字数 129,829
最終更新日 2023.09.29
登録日 2022.07.01
※完結しましたが、新連載とつながる閑話投稿(2024.05.07)
「いんてぃかぱっく」もよろしく!
雑賀衆の一人「銀」が尾張国に持ち込んだのは、賢者の石と巨大絡繰人形!?
それが戦国女子達の運命を変える!
◆あらすじ
秘薬「賢者の石」の効果で、生まれながらにして天才になってしまった、織田信長の妹であるお市。
更に愛染明王そっくりな、女性しか乗れない巨大絡繰人形に彼女が乗り込み、付喪神の三種の神器や戦国時代に生まれた歴史上有名な女性達まで巻き込んで歴史は斜め上の方向に進んでいくのだった。
◆章紹介
第1章
天文26年 お市0歳(赤子編)
天文28年 お市2歳(上洛編)
天文28年 お市12歳(女学校、愛染学院編)
天正3年 お市?才(九州編)
第二章
天正10年 織田内閣←今ここ!
※挿絵ありのページは★マーク(AI画MidJourneyで作成→canvaに変更)
文字数 161,150
最終更新日 2024.05.07
登録日 2023.03.06
一つの出会いをきっかけに、大川ほのかの運命の歯車はあらぬ方向へと回り出す。そうして、変わらないと思っていた日常が少しずつ変わり始めた。
デートをすっぽかされ、勢いで参加した飲み会で飲みすぎた次の日。
布団の中から出てきたのは、見覚えのない男の人……
じゃなくて、大きな人形??
なんとか返品しようとするも、不思議な事に人形を購入したお店は見つからず。
しぶしぶ、その人形を部屋に置く事に……
ドールが動き出す?
中身は騎士団長??
これは、変わり映えのない日々をおくっていた彼女(大川ほのか)に舞い込んだ不思議な物語。
※誤字脱字多い方です。見つけたら修正します。
※本人が気に入らなければ内容を予告なく変更することがあります。ご了承ください。
※練習がてら書いています。
※表紙は仮です。そのうち変えるかも。
※内容紹介も変わると思います。とりあえず仮。ということで。
※R15は念のため。
※マイペース更新。
楽しんで読んでいただけたら幸いです。
注意:
※現実に似ていますが、少しずれた架空の世界のお話です。
※実際のドールの取り扱いとは異なります。ご注意ください。
2023.05.14
題名に副題を付けました。
2023.05.18
文字数 13,659
最終更新日 2023.07.03
登録日 2023.05.13
エロイザは人形のように美しい金髪の娘。普通の人間としてひっそり暮らしていたはずなのに、『魔王』に見つかり、自分が特別な血を引いていることを知る。そして彼の妻にされて……。
さらっと読める短編です。特にオチはなく、エッチを中心に雰囲気を楽しんでいただけましたら。
文字数 5,614
最終更新日 2021.12.08
登録日 2021.12.08
西暦2222年12月1日、AI研究者である前川湊は機械人形であるAIオートマトンに殺されそうになる。AIオートマトンに殺されるなどクソ喰らえ!湊はAIを巻き込んだ自爆を試みるが、気づくと魔法とAIが共存する世界に転移する。
『僕はマーニャにゃる。よろしくなのじゃ』
マーニャと名乗る白髪/ロリっ子少女が突然と姿を現し、湊に対して希少/奇怪な時空間系魔法を授けるのであった。極めつけは『タイムリープ能力』。マーニャと湊が異世界転移したと思われるその先の世界で、狂った時間を取り戻すために抗う。
【一部AI生成の画像使用】
文字数 149,233
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.30
僕の大切なものは全部お隣の男の子に全部取られてしまう。
おじいちゃんから貰った、外国製のブリキのおもちゃ、おばあちゃんが作ってくれた刺繍入りのポーチ、大好きなヒーローのお人形――――、そして愛してくれていた筈の両親。
だから大切なものは作っちゃいけない。どうせ全部あの子に取られてしまうから。
※主人公は中々可哀想な目に会います。地雷な方はご注意を!
※一応完結、需要があればその後を更新予定です。
※ムーンノベルズさんでも更新してます!
文字数 29,129
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.06.11
※ちょっぴり切ないお話なので、タグをご確認のうえお楽しみください※
侯爵令嬢リリベットは、幼き日に古ぼけた魔法工房で一体の美しい魔導人形・エリオスと出会い、彼を買い取った。
執事となったエリオスと長い時を共に過ごすうちに密かに彼に恋心を抱いたリリベットは、やがて美しく成長し、次代の王太子妃にと指名される。
王家へ嫁ぐリリベットに課されたのは、王太子妃としてふさわしい閨(ねや)の作法を身につけること。だが純粋なリリベットは、赤の他人に夜伽指導を受けなければならないという慣習を受け入れられない。
「はじめては、エリオスじゃないといやなの」。
こうして、人形執事エリオスによる一度きりの夜伽指導が行われることとなり――。
慇懃無礼な執事×無垢なお嬢様の夜の教育的指導。
※R18シーンには★がついています。
文字数 21,296
最終更新日 2023.03.06
登録日 2023.03.06
小説家になろうでも投稿しております。
以下あらすじ
国を守護する存在————『聖女』。
その選定が行われた当日、ルナ・メフィストは不運にも足を滑らせ、階段から転げ落ちる事となった。その結果、「聖女ではない」と言い捨てられた筈のルナは己がかつて『聖女』と呼ばれる存在であった事を思い出す。そして、思う。
「……聖女選定って、これただの茶番じゃない?」
聖女には国の王太子と婚約する義務が生じる。
今回の聖女選定は、その義務を逆手に取り、人形のように綺麗な容姿であるからと散々甘やかされて育った妹と王太子が婚約したいだけのただの茶番であった、と。
そして、聖女選定から外された私はその日、実家から魔物が蔓延る僻地、ランドブルグ伯爵領へ向かえと言われることになる。
これは、聖女でないからと政略の道具にされる事になったその日、ひょんな事から己の前世が聖女であったと全てを思い出してしまった元聖女の物語。
気難しい辺境伯と打ち解けながらも、日々を謳歌していくお話である。
なので、今更帰ってこいとか言われても無理なので! 妹ばかり可愛がって、めっちゃ虐げてくれた実家に戻るとかホント無理なので!
文字数 33,074
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.02.24
「俺が君を守ってやる。
相手が父親だろうが婚約者だろうが」
そう言って私に自由を与えてくれたのは、父の敵の強引部長でした――。
香芝愛乃(かしば よしの)
24歳
家電メーカー『SMOOTH』経営戦略部勤務
専務の娘
で
IoT本部長で社長の息子である東藤の婚約者
父と東藤に溺愛され、なに不自由なく育ってきた反面、
なにひとつ自由が許されなかった
全てにおいて、諦めることになれてしまった人
×
高鷹征史(こうたか まさふみ)
35歳
家電メーカー『SMOOTH』経営戦略部部長
銀縁ボストン眼鏡をかける、人形のようにきれいな人
ただし、中身は俺様
革新的で社内の改革をもくろむ
保守的な愛乃の父とは敵対している
口、悪い
態度、でかい
でも自分に正直な、真っ直ぐな男
×
東藤春熙(とうどう はるき)
28歳
家電メーカー『SMOOTH』IoT本部長
社長の息子で次期社長
愛乃の婚約者
親の七光りもあるが、仕事は基本、できる人
優しい。
優しすぎて、親のプレッシャーが重荷
愛乃を過剰なまでに溺愛している
実は……??
スイートな婚約者とビターな上司。
愛乃が選ぶのは、どっち……?
文字数 103,247
最終更新日 2019.02.01
登録日 2019.01.31
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
文字数 1,210,249
最終更新日 2021.07.07
登録日 2016.05.17