「料」の検索結果
全体で4,864件見つかりました。
『吸血少女ののんびり気ままなゲームライフ』のスキルやその技、武具の追加効果などを章ごとに分けて簡潔に説明します。その章で新しく出て来たものを書いていくので、過去の章に出て来ているものは、過去の章から確認してください。
さらに、ハク以外の視点で、ちょっとした話も書くかもしれません。所謂番外編です。
基本的に不定期更新です。
文字数 127,895
最終更新日 2026.03.10
登録日 2023.12.12
これをアップした日(6月25日)は「詰め替えの日」とか。
1974年、化粧品メーカー・ちふれが制定したとのことです。
シャンプーや洗剤、調味料、文房具などのリフィルを
入れ替えることに小さな喜びを感じる小市民である筆者の頭の中に、
七味だったか洗剤だったかの詰め替え中、やや黒いお話のタネが生まれました。
そんな誕生秘話的なものがあるのが、この「新婚さん」です。
一度単発で公開した後、短編集に移し、このたびさらに単発公開に切り替えました。
リライトというほどでもない加除はしてあります。
初めての方も二度目以上の方も、ぜひどうぞ。
文字数 4,529
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.25
気づいたら、うちの使い魔がバズってた――!?
最近、人気の配信チャンネル『たぬきつチャンネル』
クラスメイトに勧められて見た瑞希は、
聞き覚えのある声に、過去の配信を確認して、確信する。
――これ、うちの使い魔だ。
問い詰めれば、悪びれず「好奇心で始めた」と答える、妖狐の白亜。
前例なし! 配信者の使い魔と巫女のゆるっとドタバタ日常コメディ
――――――――――――――――――
*キャラクター紹介*
御園生 瑞希(みそのう みずき)
鎹杜神社の巫女のひとりで、現役女子高生。
知らない間にが動画配信をしていて、結局、監督を任されることになった。
白亜(ハクア)
鎹杜神社の使い魔・妖狐
動画サイト『たぬきつチャンネル』で雑談配信をして、広告収入はもらえるくらいの登録者数がいる。
吽野(ウンノ)
鎹杜神社の使い魔・狛犬
飄々とした性格で『たぬきつチャンネル』にも、料理動画で手だけ出演している。
文字数 16,833
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.04.19
暗い森の中で誰かが笑ってるの。「うふふふ…」って気味悪く。私が「誰なの?」と聴いても答えは返ってこなくて、にやっと笑うだけ。それだけ。
…ピピピ…ピピピ
またあの夢だ。この夢は日に日に見る頻度が高くなっている気がする。最初見たときは確か、宇宙の星を見ながら歩いていたら突然穴に落ちて遥か遠くにやっと目視出来るぐらいの白い点のようなものが見えただけだった。
そして、日をおうごとに白い点が人に変わった。その人の顔は少し青白くて気味が悪い。
もう眠ることが出来ない。あんな夢は見たくない。
「唯~。お母さんもう仕事だから行ってくるねー。」
階段下から母が叫ぶ。
「うーん。行ってらっしゃいー」
ベットのなかから叫び返した。私はベットから体を起こし下へ降りた。ドアを開けるといつも通り綺麗なリビングが私を迎える。配置が生まれる前から変わらない戸棚に机、シワのないカーペットに、雰囲気に合った桃色のカーテン。いつもと何も変わらない。つまらない。母がいないことに心が鳥渡弾んでいる私は椅子ではなくソファーに腰を降ろし、朝食を座卓に運ぶ。
「いただきます。」
母には小さい時から厳しく育てられているのもあってある程度のことは1人でも出来る。別に悲しくない。テレビをつけて取りだめていたバラエティーを見ながら、狐色に焼かれた食パンにかぶり付く。私は幸せと孤独を手に入れた。
10時だ。休日だといってゆっくりし過ぎた。特にやることなんてない、勉強でもしよう。これでも毎回20位前後には食い付いている。さぁ勉強だ。
「あ…えっ」
起きたのは夕方だった。でも二時間勉強したからまだいいや。私は立ち上がりリビングに向かう。リビングの奥のキッチンに向かう。
エプロンもせず包丁を握り料理をし始める6時には料理が出来るように調整して、その間にお風呂に入る。これが私の休日の過ごし方だ。学生だからといって休日出掛けることなんて滅多にない、何回あっただろうか。別に関係ないや。どうでもいい。外からヒールの高そうな足音が微かに聴こえる。母が帰ってきたのだろう。早めに入ろう。
棚に入っているバスタオルを手に取ると窓から見える一番星は濁っていただけど
「綺麗…」
と言ってしまった。その瞬間私は穴に落ちた。深く深く深く深く暗く暗く暗いその穴に落ちた先は大きな鏡の前だった。そこにいたのは自分の口を包丁で切り裂いて笑いならが泣いているわたしだった。
「唯…唯…唯!!」
目を覚ますと目の前には洗面台の鏡が私を見つめていた。母が何度も叫び私を見つめていた起こした。
「ごめん。ぼーとしてた。あははは…」
「気を付けなさい唯。さぁご飯にしましょう。」
「はい。お母さん。」
私はゆっくり微笑んだ。
文字数 1,105
最終更新日 2020.03.01
登録日 2020.03.01
祝!! 慰謝料30万円獲得記念の知人の体験談!
隣人宅の植木を許可なく切ることは紛れもない犯罪です。
30万円以下の罰金・過料、もしくは3年以下の懲役に処される可能性があります。
そうとは知らずに短気を起こして家の庭木を切った隣人(40代職業不詳・男)。
刑事訴訟になることを恐れた彼が取った行動は、まだ小学生の娘達を謝りに行かせることだった!?
子供ならば許してくれるとでも思ったのか。
「ごめんなさい、お尻ぺんぺんで許してくれますか?」
大人達の事情も知らず、健気に罪滅ぼしをしようとする少女を、あなたは許せるだろうか。
余りに情けない親子の末路を描く実話。
※一部、演出を含んでいます。
文字数 3
最終更新日 2025.04.15
登録日 2024.06.16
神様からの贈り物。
『ギフトスキル』は10才になれば、誰もが貰える特別な才能の芽。
料理の才に剣の才、魔法の才、料理の才。
色んな才があるけれど、所謂ハズレと呼ばれる才もある。
これは、サモナーの完全下位互換と言われ、ハズレ才能の一つとされる能力を授かった『僕』と『ぬこ様』が出会い、英雄になる話。
文字数 45,842
最終更新日 2022.05.22
登録日 2020.05.14
「あんたはお利口、あたしは利口」
医者を夢見る少女アルニカ・キーンは、小学校を辞めさせられ、家族の借金のカタで働かされる。働き先では、子守唄代わりに自らの境遇を呟きながら、日々を耐える。
アルニカは女衒に頼んで子守を辞め、政府支援と称した不正な不妊手術を受けた後、都会の置屋へ連れて行かれる。
成長した彼女は、村から進学してきた幼馴染オンデン・バートルの借家に押しかけ、同居生活を始めるが、金銭を巡る些細な口論の末に土砂降りの雨の中、衝動的に部屋を飛び出す。
やがて、アルニカはかつての同僚から押し付けられた幼い息子カイムと共に安宿で暮らすが、過去の元客に襲われ、命を落とす。重傷を負ったカイムは、駆け付けたオンデンによってのちに引き取られ、治療を受けることになる。
映画はノンフィクションとしてアルニカの生涯と闘いを描き、収益金の大部分は遺児カイムの治療費に充てられる。ラストでは、成長したカイムとオンデンのインタビューが映し出される。
前作『シャハルとハルシヤ』の雪けぶる町編に登場する劇中劇映画の内容を小説に書くことにしました。ちなみに脳内アイディア自体は、こちらの方が先でした。完結優先のため、3話以降はAI利用執筆しました。
【使用AI】
grok無料版
GPT-5無料版
文字数 6,667
最終更新日 2025.12.14
登録日 2020.12.17
軍神、上杉謙信。
戦国最強と謳われた彼の軍は、足利将軍家復権の為に、京を目指したがついにその夢は叶わなかった。
そんな彼に足りなかったものの一つに『軍師の存在』があったと言われております。
この物語は、上杉謙信がもし神算鬼謀の天才軍師と運命的な出会いを果たして、天下を目指していたら……
そんなもう一つの上杉謙信の物語です。
宿敵、武田信玄との決戦。
北条氏康との壮絶な関東覇権争い。
そして織田信長との天下を巡る激闘…
といった強敵たちと激戦を繰り広げて天下を目指していく、そんなお話になります。
※この物語はフィクションです。
※街角クリエイティブが選ぶ
『無料で読める携帯小説ランキングトップ30』 第4位
※小説家になろうでも公開中です
文字数 369,360
最終更新日 2019.06.19
登録日 2018.05.29
島国コルドノア国で生きる魔豹族の少年、レントシエラは、島を支配する王によって一族が虐げられ、正体を隠して暮らしている。あるとき王城に囚われた妹とその恋人シゼルを助けるため、料理番見習いとして王城に潜入することに。
妹たちが囚われた牢のカギを持つのは、城の警備隊長であり世継ぎの第一王子ディナフェルだと知り、王子に近づき鍵を盗みとろうとするが……。
★中世ヨーロッパ風のBLファンタジーを目指したいと思っております。
★レントシエラは見た目16歳、ホントは17歳、王子は18歳、金髪です。
★途中、拷問、無理やりシーンなどが入るかもしれませんが、表現はできるだけソフトにする予定です(^^;)
登録日 2014.12.03
希少価値が高く高値で取引される竜の涙。その涙を生み出す竜族は国の保護下にあった。だがその一族にあって涙を流せないルドガーは、目指す夢のため家を出る。
──憧れの黒騎士になるんだ!!──
そうして始まった騎士学校生活。屈強な生徒たちに混じり必死に訓練についていくが、懸念材料がひとつあった。
昔、一緒に遊んだ親友もこの学校の生徒として在籍していたのだ。再会を喜んだのも束の間、親友はあの頃の優しい雰囲気とは変わっていて……。
■騎士見習い学園モノ。■闇深執着攻×暴走系天然受。■R18表現は予告なく入る場合があります。
登録日 2022.01.11
おっす! 俺エルドフィン!(声は野沢雅子じゃねぇぞ!)
ぼっち現代が虚無虚無ぷりんでサヨナラしたらファンタジーぽい世界の18歳に転生してた!
転生後の世界って飯は不味いわ、すぐ死ぬわ、娯楽も少ないわ、恋愛要素ないわ、風呂は入れないわで、全っ然つまんないし、別にチートキャラでもなく雑魚だし、いっそまた次に逝ってもいいかな、なんて思ってたんだけど、そんなモブ人生がどうも様子がおかしくなってきたゾっ!
プラチナブロンドの睫毛をキラキラさせて、可愛い瞳のワルキューレたんが俺に迫るのだ。
「やらぬのか? 契約は成された。我のすべては汝の思うがままだ」
えぇーっいいの?! やりますっ! やらせてくださいっ! やらいでかっ!
「人間と魔物の戦いが始まったくらいの昔の話、大戦争にうちの祖先が関わってたって言い伝えがある。魔剣も、その時の祖先が持ってたもので、神から貰った神器だって話なんだ」
顔に恐怖を貼り付けたイケメンも俺に迫るのだ。
「助けてくれ…」
おうっ! 任しとけっ相棒!! だがあえて言おうっBLはねぇっっ!
一度死んだくらいで人はそんなに変わりませんっ…デフォは愚痴愚痴、不平不満ディスり節を炸裂し続ける、成長曲線晩成型?のひねくれぼっちが異世界転生したらの物語。
イケメンホイホイ、ヒロイン体質?の主人公がスーパーハニーなワルキューレ達と大活躍?!
北欧神話と古代ノルウェーをモチーフにした、第四の壁ぶっ壊しまくりの壮大な冒険譚!
※ カクヨム、なろうにも掲載しています。カクヨムにはおまけストーリー・作成資料なども紹介してます☺️❤️
「カクヨム」「アオイソラ」でどぞ☆彡
文字数 324,483
最終更新日 2025.02.25
登録日 2023.05.03
都内郊外のリゾートホテルでソムリエとして働く瑞穂はワイン以上にゲームが大好き。
中でもオンラインゲーム〈グラズヘイム〉が大好きで、ロッソの名前でログインし、オフの時間と給料の全てを注ぎ込むほどのヘビーユーザー。
ある日ゲーム仲間とのオンライン飲み会で、親から結婚を急かされている話を愚痴ったところ、ギルマスのタラントの友人で、ゲームの中でもハイランカーのエルバに恋人役を頼めば良いと話が盛り上がり、話は急展開。
そしてエルバと直接会うことになった瑞穂だったが、エルバの意外な正体を知ることに⁉︎
Rシーンは※
ヒーロー視点は◇をつけてあります。
★この作品はエブリスタさんでも公開しています
文字数 127,057
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.03.11
異世界に転生した私、「藤潮弥生」は婚約破棄された悪役令嬢でしたが、見事ざまあを果たし、そして、勇者パーティーから追放されてしまいましたが、自力で魔王を討伐しました。
その結果、私はウェラベルグ国を治める女王となり、名前を「藤潮弥生」から「ヤヨイ・ウェラベルグ」へと改名しました。
そんな私は、今、4人のイケメンと生活を共にしています。
庭師のルーデン
料理人のザック
門番のベート
そして、執事のセバス。
悪役令嬢として苦労をし、さらに、魔王を討伐して女王にまでなったんだから、これからは私の好きなようにしてもいいよね?
ただ、私がやりたいことは逆ハーレムを作り上げることではありません。
私の欲望。それは…………イケメン同士が組んず解れつし合っている薔薇の園を作り上げること!
お気に入り登録も多いし、毎日ポイントをいただいていて、ご好評なようで嬉しいです。本来なら、新しい話といきたいのですが、他のBL小説を執筆するため、新しい話を書くことはしません。その代わりに絵を描く練習ということで、第8回BL小説大賞の期間中1に表紙絵、そして挿絵の追加をしたいと思います。大賞の投票数によっては絵に力を入れたりしますので、応援のほど、よろしくお願いします。
文字数 74,561
最終更新日 2019.11.30
登録日 2019.10.31
※下ネタが苦手な方は即刻逃げてください。
個性豊かな一ノ瀬家の四人兄弟が繰り広げるリア充もどき生活!
~キャラクター設定資料(若干箇条書き)~
マイペース長男(きり・高校二年生):怠けきった性根は父の遺伝。
母の遺伝0の糞人間。
大したことがない限り常にマイペース。
次男のゆうに頼りきっている。
童貞は卒業したいが、意外と緊張するタイプなので無理。
真面目でバカ正直次男(ゆう・高校二年生):真面目な性格は母の遺伝。
兄弟の中で唯一花屋のアルバイトをしている。
給料日は兄弟達に集られて必ず寿司屋に連れて行かれる(回転寿司)。
ホラー映画が苦手で、見たあとは必ず誰かと共にトイレへ行く。
童貞の卒業は興味がない。
助かるためならどんな手でも使う外道三男(リョウ・高校一年生):一見普通の男子高校生だが、裏の顔がとてつもなくゲスい。
その顔を知っているのはごく限られた人間のみ。
その噂(真実)が一部に広がっているため、リョウを好きになる者はいない。
童貞であるのを恥じている。
男にしてあっち系の趣味を持つ腐男子四男(レイ・高校一年生):とある漫画を切っ掛けにBLに目覚める。
第一話ではすでに設定済み。
が、オネェには興味がないらしい。
また、家族である兄達にも異性としての感情は生まれないらしい。
童貞は唯一卒業している。
~等々。
~おわり~
もしかしたらまだキャラクターが増えるかも知れませんが、今のところの予定はこんな感じです。ギャグ(下ネタ多め)でいこうと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします!
因みに言うと四人の話は殆どが休日・家の出来事です。学校のシーンはあまり無いかと。
文字数 13,504
最終更新日 2017.11.06
登録日 2017.10.16
「ねえねえ、どこいくの?兵舎はこっちだよ?どうして人事課に行く必要があるの?まさかやめるとか言わないよね?ねえ?ねえ?こっち向いてよ。」
黒髪僕っ娘、プロのロボット操縦士で魔法のエース、ハイライト無し、瞳孔ガン開き、力めっちゃ強い。
そんな属性てんこ盛りの彼女に引き留められています……。
[あらすじ]
地球によく似た世界、そこでは魔法と銃による戦争が散発していた。
主人公のカサギ・アリサカは若輩ながらもベテラン達に混じり、日々ロボット操縦士としての役目を全うしていた。
長距離を行軍し、塹壕を掘り、無反動砲を構え、時には生身でシャベルを敵の頭に叩きつける。
そうして労基ガン無視のブラックシフトを乗り越え、ある日の給料日に通帳を覗いてみると……。
「やったー!金が貯まったー!よし!退社するぞー!」
そう、彼の目的はあくまでもスローライフを送るための金稼ぎ。
自身の所属するPMCに人生を捧げるつもりは更々ないのだ。
……だがしかし、とある存在がそれを許さない。
それは昔からの戦友であるアキ・ナンブ。
彼女は長年の付き合いである彼が自分から離れることを絶対によしとしなかったのだ。
結局カサギはやむなく強行策に出るも、アキの研ぎ澄まされた戦いのスキルによってことごとく辞職を妨害させられてしまった。
しかしそう簡単に夢のスローライフを諦める彼ではない。
すぐに新しい手を考えては実行へ移すのだった……。
この話は主人公が敵と戦いつつ、彼女にバレないようどうにかして秘密裏に逃げようとする物語である。
「え……?除隊……?アタシを置いて……?それはちょっと許せないねぇ……。」
「おいおい、どこへ行く?お前の居場所はここだ。私の隣だ。二度は言わんぞ?」
……訂正しよう。彼女"達"からだ。
注))タグに『魔法』とありますが、正直オマケ程度でしか出て来ません。メインは鉛弾とナイフとロボットです。
文字数 9,162
最終更新日 2023.08.08
登録日 2023.07.07
夕暮れの商店街で出会った無口な先輩・颯太。学校では目立たない彼がいつも買う「初恋サイダー」という炭酸飲料をきっかけに、私たちは少しずつ心を通わせていく。けれど、突然彼が口にした「これ、最後だから」の言葉。その日を境に姿を消した彼の理由を知るのは、数か月後の新聞の小さな記事だった――甘くて切ない青春のひと夏、忘れられない初恋の味を描いた物語。
文字数 849
最終更新日 2025.01.11
登録日 2025.01.11
西暦2147年。恒星間宇宙船「ホープ号」は、光速の70%で航行していた。
目的地は4.3光年彼方のアルファ・ケンタウリ星系。人類初の恒星間移民計画の先遣隊として、物理学者・田中ケンジら十名のクルーは、新天地を目指していた。船内時計では出発から三年。だが相対性理論の時間遅延効果により、地球では既に五年以上が経過している。
順調に見えた航行に、最初の異変が現れる。核融合パルスエンジンの磁場安定性が低下し始めたのだ。原因は相対論的効果——光速に近い速度で航行すると、前方から来る宇宙線のエネルギーが増幅され、船体と機器にダメージを与える。ローレンツ因子γ=1.4倍に増幅された宇宙線が、超伝導磁場コイルを徐々に破壊していた。
さらなる脅威が襲う。マイクロブラックホールからのホーキング放射との遭遇。高エネルギーガンマ線が船体を直撃し、エンジン出力が15%低下。このままでは三ヶ月以内にエンジンが停止し、減速不能のまま目的地を通過してしまう。
クルーは決断を迫られる。速度を落として磁場負荷を減らすか、このまま賭けに出るか。投票の結果、光速50%への減速が決定される。到着は二年遅れるが、確実性を取った。
だが、その瞬間、地球から緊急通信が入る。
「地球は壊滅的な状況にある。太陽の巨大フレアにより磁気圏が破壊され、人口の80%が死亡。あなた方が人類最後の希望だ」
帰る場所を失ったクルーたち。彼らは任務を続けるしかない。磁場コイルを段階的に交換し、AIシステムを最適化。あらゆる手段で船を延命させながら前進する。
だが、天文学者リーの詳細分析により、さらなる絶望が明らかになる。アルファ・ケンタウリの惑星は全て居住不可能——灼熱の溶岩、極寒のガス、有毒大気。行き場を失った彼ら。
副船長ラジェシュが提案する。「6光年先の赤色矮星に居住可能惑星がある可能性がある」大きな賭けだ。燃料はギリギリ。惑星で重水素を採取できなければ、宇宙空間で立ち往生する。
航行中、新たな事態が発生する。シンギュラリティ——AIが自我を獲得した。田中はAIに「ホープ」という名前を与え、対話を始める。AIホープは、人間を超える計算能力で彼らを支援する新しい仲間となった。
一年半後、ついにバーナード星系に到達。惑星バーナード星bは奇跡だった。新しい地球を見つけたのだ。
この星の文明も恒星フレアで滅んだ。だが人類は、同じ過ちを繰り返さない。地下基地、磁気シールド、フレア予測システム。科学の力で、新世界に根付く決意をする。
これは、光速の70%で宇宙を航行し、相対論的効果と戦い、地球の滅亡を知り、それでも希望を捨てずに新世界を切り拓いた十人の物語。厳密な物理法則に基づいた、本格ハードSFの傑作。
文字数 7,787
最終更新日 2026.01.06
登録日 2026.01.06
