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虐げられる最底辺の少女が、あやかしが担ぐ神輿でふんぞり返る男に恋するお話。白くてふにゃっていてのっぺらなエイみたいなあやかしが活躍します。
全十話。
時は婚活時代。
あやかしを操る能を授かった男は帝位と呼ばれ、帝位の妻となる資格がある女は女帝と呼ばれる。
帝都に集ったのは、四人の若い帝位と九十九人の若い女帝。帝位と女帝らの目的は、愛ある結婚をし、帝都で最も価値のある夫婦、一位の座を手に入れることだけ。
そんなこと、女帝百位は心底どうでもよかった。
女帝の数合わせに無理やり田舎から連れてこられた農民の娘など、帝位の視界には入らない。
おまけに、運だけで成り上がり、貴族と同等の扱いを受ける小娘のことを面白く思わない女帝も居るようだ。嫌がらせを受ける日々が続き、女帝百位は心身ともに疲れ切っていた。それでも、田舎の娘は歯を食いしばりながら、女帝であることにしがみついていた。
ある日、女帝百位は下女に言われるがまま、痩せ細った体に十二単の装束を着て、屋敷の一室で待っていたのだが――。
文字数 189,721
最終更新日 2024.01.30
登録日 2023.12.30
0.01%の人間だけが持つ、血液由来の特殊能力「スペック」
国立英血高校──それは特殊能力を持つ者だけが入学を許される『完全推薦型』の特別育成機関
そこに通う者は『エリート』と呼ばれていた
英血高校への入学が決まった彼方は、優しく穏やかな性格だが、記憶に欠ける部分があるという不安を抱えていた
生まれながらにしてエリートとされる者たちが集う高校で、人類を脅かす異形の存在「悪魔」や、同じスペックを持つ敵と戦う非日常へと彼方は足を踏み入れていく──
登録日 2024.05.02
「一ツ柳長屋ってさ、昔おばけ長屋って言われてたけど…全然おばけ出ないよね?」
「むしろ、あの長屋の住人になりたいくらいよ!」
長屋の住人は、みんなそれぞれ訳ありな人々。
知りたい?秘密?
─じゃあ、長屋へ遊びに来てよ?─
文字数 15,715
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.05.30
門前のお食事処のでっかいバイト・菊地宏太22歳と、お食事処の合法ショタ店長・加倉井千晶28歳が織りなす、なかなかラブが見つからない、たまに不思議な要素もあるかも知れないエロコメディシリーズ!
今回は何でもない定休日にまったりエッチするお話、全4話です。
*思いついた部分から書いていくスタイル
*時系列はバラバラになると思います
文字数 6,203
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.05.24
王妃だった私は病におかされてこの世を去った。でもそれは第二の人生の始まりだった。
新たなスタートは戸惑ったけど森の奥で村を見つけ、食事を与えられ、住む場所を貸してもらい、充実した日々を送る事に。
そんなある日、旅人の商人に手作りのお薬を売ると、それが元夫である第一王子に届き、『是非とも直接お礼を伝えたい』と言われ会いに行く事に。
久しぶりに夫に会えるのはとても嬉しい。でも私が王妃の生まれ変わりだなんて分かるはずがない。そう思っていたのだが……
「サクッと読めて心に残る小説」を意識して書きました。完結保証です。3連休中に全話投稿します!
文字数 90,365
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.12
『お前は何ができる?』
男性――【沈黙】サイレンが私に問う。筆談で、だ。
『ここは戦場。役立たずを養う余裕はない』
これほどロマンチックさを欠いた初夜もないだろう――。
指揮を高める彼方まで轟く声と、自ら先陣を切る勇猛さで、多大な功績を残した【勝ち鬨】サイレン。しかし壮絶な撤退戦で喉に致命的な傷を負ったサイレンは、声と自信を失い、敵国・魔王国と領土を接する辺境領サイラスに転封されてしまった。
辺境都市サイラスは【沈黙の魔王】による【沈黙魔術】の所為で、一切の音が聴こえない特異な地。行軍・築城・戦闘――あらゆる行動に命令・号令が必須な軍隊において、これほど戦いにくい地も他にない。サイラスは城壁造りもままならず、魔の森から無限に湧き出てくる魔物に苦しめられていた。
『手話です。それが、私にできる全てです』
そんな地獄の地に、捨てられるようにして嫁いできた女性・ライト。彼女が異世界に持ち込んだ【手話】はやがて、この最悪の状況を一変させることになる。
文字数 23,629
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.31
男は、黙秘していた。
取調室の白い壁は、彼の沈黙を反射するように無機質だった。
刑事専門弁護士。四十代半ば。目立つ経歴はない。顔つきも、どこにでもいる中年のそれだ。
ただ一つだけ、彼には“癖”があった。
時折、人を殺す。
それは衝動でも快楽でもなかった。仕事の合間に、予定表の余白へ書き込むような行為だった。これまで三十人。殴り、絞め、毒を盛り、事故に見せかけたこともある。どの事件も、証拠は残らなかった。
――今回を除いては。
被害者は、三十五歳の会社員と、その恋人。ナイフで心臓を一刺し。
凶器から、男の指紋が検出された。
初歩的すぎる失態。
それが、検察官である女の胸に、奇妙な違和感を残していた。
「たまたまだろ」
刑事はそう言った。
「今までが異常だっただけだ。今回は確実だろ? さっさと起訴してくれ」
彼女は頷いたが、心の中では納得していなかった。
男は“たまたま”ミスをする人間ではない。彼女はそう確信していた。
その夜、女は自宅の浴槽に沈みながら、天井を見上げていた。
湯の音が、思考をぼかす。
「……なぜ、今まで殺していたのか」
「……なぜ、今回だけ証拠を残したのか」
その二つが解けなければ、この事件は終わらない。
翌日、検察庁で女は資料の山を前にした。ここ二、三年で三十件。一年に十人。暇人か、狂人か。
女がさらに資料を洗っていく中で、奇妙な点がもう一つ浮かび上がった。過去三十件の被害者のうち、全員が暴力団の団員、前科持ちであった。今回の被害者を除いて。
「……なるほど」
女は息を吐いた。
その直後、警察から上がってきた報告が決定打となる。
男の自宅周辺で、不審な車両。
匿名で届いた「始末される」という情報。
数日後の取調室。
女は、今度は確信を持って男を見た。
「あなた、殺しを楽しんでなんかいない」
「あなたは“線を引いていた”。犯罪者だけを殺してきた」
男は、黙秘を続けた。
「でも、ヤクザに目をつけられた」
「あなたにとって初めて、自分が“処理される側”になった」
女は静かに告げる。
「だから今回は、わざと杜撰にやった」
「前科のない、無関係な無実の人間を殺し、証拠を残し、確実に逮捕されるように」
男の口が、わずかに開いた。
「刑務所に入れば、
警察の管理下に入れば、
ヤクザは簡単に手を出せない」
男の心臓の音だけが聞こえる。
「……起訴はしない」
その言葉は、救済ではなかった。
彼の表情は、安堵ではなく、完全な絶望に沈んだ。
数日後、彼は釈放された。
そして――
朝。
女はコーヒーを飲みながらテレビをつけていた。
〈昨夜未明、都内で男性の遺体が――〉
画面に映ったのは、見慣れた顔だった。
女は、何も言わずにカップを置き、支度を整え、家を出た。
家には静寂が残る。
文字数 1,116
最終更新日 2026.01.25
登録日 2026.01.25
こんな『白雪姫』は嫌だ! 嫌すぎる! ―『ドス黒なずみ童話』1本目
~本作について~
異世界ものブームに続き、なずみ智子の中では童話ブームがやってきました。
よって、全部で5本予定の『ドス黒なずみ童話』をお届けいたします。
本作において、登場人物がお年寄りを不快にさせる言葉を口にする場面もあります。
ですが、その登場人物のキャラ付け上、必要な箇所であると判断しましたため、そのまま記載しております。
本作は「カクヨム」「小説家になろう」「アルファポリス」の3サイトで公開中です。
なずみ智子の【ホラー風味なショートショート】とかのネタバレ倉庫
⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994
★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
文字数 7,359
最終更新日 2019.06.17
登録日 2019.06.17
異世界に行きたい
ずっとそんな事を願っていたある日、俺は集団転移に遭ってしまった。
転移すると周り中草木が生い茂っている森林の中で次々とモンスターが襲ってくる。
それに対抗すべく転移した人全員に与えられているらしいチート能力を使おうとしたのだが・・・・・
「魔法適正が『無』!?」
文字数 44,905
最終更新日 2020.05.16
登録日 2019.11.01
緋皇(ひおう)と翡蓮(ひれん)の友情譚、第四弾。「オレとおまえを引き裂く者は、全部、殺してしまわないと。」闇に堕ちた翡蓮に、緋皇は告げる。「オレの全部、おまえの好きにしていい。」暴走する翡蓮。緋皇は、友を救えるのか。龍神少年シリーズ完結。この話は、「もう二度と放してやらねーから、覚悟しな。」~龍神少年~、「傷つけていいから、オレのそばにいろよ!!」~龍神少年 弐~、「おまえはオレのものだ。だから、オレもおまえのものだ。」~龍神少年 参~の続編ですので、先にその三つを読んでいただけるとありがたいです。七柱の龍神が守護する龍神国。そこは、鬼や妖怪が跳梁跋扈しており、それらを倒すために、「神術」を行使する神官が存在する世界。緋皇は、龍神国の東の半分を統治する将軍の第一子だが、母の御台所が犯した大罪のため、廃嫡された過去をもつ。わだかまりを乗り越えて、親友にもどった翡蓮とともに、神殿で神官候補生として暮らす緋皇。傲慢尊大で傍若無人だが、翡蓮だけは大事にしている緋皇。しかし、鳳凰城からの使者は、一時帰還せよという将軍の命令を携えていた。動き出す運命。翡蓮に伸びる魔の手は、緋皇を深く思うがゆえに、不安から逃れられない翡蓮を絡め取る。罠に堕ちた翡蓮に、緋皇が初めて告げる言葉とは。江戸時代風の異世界を舞台に、少年たちの絆と成長を描く、バトルファンタジーです。
文字数 42,826
最終更新日 2020.12.06
登録日 2020.12.06
幼い頃から達観していた御神苗 弘明は、小五の春に出会った不思議な生き物、アホロートルに心を奪われる。生き物係となった弘明の気持ちに応えるようにして、両生類だったそれは陸生へと姿を変えるのだが、その急激な変化に耐え切れず、アホロートルは、その生涯を閉じていった。
その時の心の傷を無意識に抱えたまま、弘明はホストとして大成し、雇われオーナーとなって、若いホスト達を牽引する役割を担う様になるのだが、そこで出会った売り出し中のダンサー、時任 和己と、非常階段でキスをするだけの不思議な関係性を築いていく。
自分に会う為だけに店に通い、演出家の女の『ツバメ』という立場を甘んじて受け入れ、次第に痩せ細っていく和己に、昔飼っていたアホロートルの姿を重ね合わせた弘明は、次第に強烈な恋慕を和己に抱いていく。そんな最中、和己がある舞台で主演を演じる事になって……
雇われオーナー元ホスト×ダンサーの、年の差恋愛&片思い。青春はいま、と言わんばかりの初恋物語。全二章の短編作。
❇︎作品名、お話の題名など、改変したので再アップしました。ご理解の程、宜しくお願いします。
文字数 30,457
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.07.01
『総受けだけじゃ出来ないこと、全部やろう!』
エロゲ大好きフリーターの主人公、ゆゆ島よぞら。
魅力的なダメ男に惹かれる男たちはそれぞれの想いを秘めて主人公至上主義を貫く。
フラットだった日常は、寄せては返す波のような攻防に変わって、
――彼らの1ページは、動き出す。
『よぞら至上主義クラブ』の番外―ルート別エディションー
【簡単なあらすじ】
本編の共通ルートとは違う、個別ルートになりかけエディションです。
パラレル、本編より攻めキャラのエッセンスが多め、エンド後のif風味等本編では出来ないお話が中心です。*前提として主人公総受けです。右端に表記されている攻×主人公
【本編はこちら⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/127236543/942674940】
文字数 17,120
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.10.03
挑戦し続けられる意識戦略。
・行動を起こせる目標
↓↓嫌がる自分、苦しがる自分を馬鹿にする。
(嫌なこと、苦しいことを肯定する)
・苦しいをやり過ごせる目標
↓↓生死の境という魅惑の別世界。以外を目標から排除する。
・うんざりをやり過ごせる目標
↓↓戦略、やり方をひねり出す。
または、それぞれの状況で全部使う。
目標にする。
意識をそっちの方向に向けておく。
乗り越えるとは
やり過ごすこと。
やり過ごすために戦略に頭を使う。
戦略を練る。やり方を工夫する。ってことに頭を使う。という戦略。
↓↓
嫌がる自分、苦しがる自分を憎む。と決めてしまう戦略。
・嫌がる自分、苦しがる自分を否定する。
・嫌なこと、苦しいことを肯定して、すべてを肯定するに至る。
・嫌がる自分、苦しがる自分をいたぶってやる戦略を練る。
↓↓
生死の境という魅惑の別世界。への戦略。
・生死の境という魅惑の別世界。以外を目標から排除する。
・人間至るところに青山あり。
・それを目指している仲間に思いを巡らす。
・それを目指している別ルートに思いを巡らす。
↓↓
嫌なこと、苦しいことって快感。って決めてしまう戦略。
↓↓
嫌なことには目標にする価値がある。って決めてしまう戦略。
・そうなったら嫌だってことを目標にする。
↓↓
嫌なこと、苦しいこと って快感って言い聞かせる戦略。
↓↓
https://ka2.link/situke/betusekai/#b
↓↓
https://ppkki.link/ppc/archives/3801/#111
文字数 901
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.03.26
いつも私は人様のご気分を損ねないよう、邪魔にならない場所でじっとしています。じっとしているのは得意です。母と暮らしていた時も斎明寺家にいた時も私はずっとじっとしていたからです。誰にもご迷惑をお掛けすることなく静かに一人でラジオを聞いていられたら私は他に何もいらないのです。
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ふんわり大正っぽい世界観。お金持ちの家で実の父親や本妻、異母兄姉に冷遇されている孤独な少女が変わり者の男の人に身代わりとして嫁がされて最終的に幸せになるっていうよくある話です。シンデレラストーリーはなんぼあってもいいですからね。全文一人称視点です。
時代考証はなんとなく。ラジオの技術だけちょっと進んでいる。
作中に女性蔑視、男女差別の表現・記述があります。そのあたりに地雷のある方は読まない方がいいと思います。
参考文献
・『新明解国語辞典』第七版,三省堂,2012年
・『デジタル大辞泉』,小学館
・本文一部でグーグル翻訳の結果を参照
文字数 88,405
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.05.13