「現れる」の検索結果
全体で3,252件見つかりました。
「死に様なら、もう八通りも見てきたわ」
公爵令嬢レオノーラは、義妹ミアを「聖女」として引き立てるための「悪役」として、九回の人生をループしてきた。
どれほど善人に振る舞おうと、どれほど婚約者の王太子に縋ろうと、最後は常に処刑台か追放。
すべては、周囲の好感度を強制的に書き換えるミアの「偽りの奇跡」のせいだった。
十度目の十六歳。
累計八十年の人生を経験し、精神年齢も魔導知識も「枯れた」域に達したレオノーラは、ついに決意する。
「いい子を演じるのは、もう飽きたわ。今世は悪役令嬢らしく、あなたの『幸運』をすべて奪い尽くしてあげる」
ミアが手に入れるはずだった【癒やしの聖杯】を先回りして献上し、
ミアの信奉者になるはずだった【最強の騎士団長】を魔導の力で救済して味方につけ、
王太子との「思い出の場所」を物理的に整地してバラ園に変える。
「あら、殿下。ゴミ(思い出)を片付けて何が悪いのかしら?」
冷徹に、そして優雅に「ざまぁ」を完遂していくレオノーラ。
そんな彼女の前に、前世では「死神」と恐れられた隣国の皇帝ギルバートが現れる。
彼は、聖女の補正が効かない唯一の男。そして、誰よりも重すぎる独占欲を抱えた男だった――。
「君は世界を奪え。私は、そんな君を奪うとしよう」
これは、九回殺された悪役令嬢が、十回目で「真の幸福」と「最強の地位」を力ずくでもぎ取る、逆転無双の物語。
【全10話+後日談 完結まで投稿済 最終投稿は3/27】
文字数 15,249
最終更新日 2026.03.27
登録日 2026.03.19
ファレンハート公爵の次男セシルは、婚約者である王女ジェニエットから婚約破棄を言い渡される。その隣には兄であるブレイデンの姿があった。セシルは身に覚えのない容疑で断罪され、魔物が頻繁に現れるという辺境に送られてしまう。辺境の騎士団の下働きとして物資の輸送を担っていたセシルだったが、ある日拠点の一つが魔物に襲われ、多数の怪我人が出てしまう。物資が足らず、騎士たちの応急処置ができない状態に陥り、セシルは祈ることしかできなかった。しかし、そのとき奇跡が起きて──。
設定はわりとガバガバだけど、楽しんでもらえると嬉しいです。
投稿している他の作品との関連はありません。
カクヨムにも公開しています。
文字数 15,415
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.04.07
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
文字数 272,372
最終更新日 2026.03.29
登録日 2025.01.28
弟子をかばって命を落とした魔術師メーアは、愛弟子の少年エヴァンの魔力で普通の女の子アンナに転生する。
18年後。そうとは知らないアンナは、前世の記憶を取り戻したことで「今度こそ平和な人生を送る」ことを決意。だがそんなアンナの前に、今や「英雄」と呼ばれるほど強い魔術師になったエヴァンが現れる。前世と縁を切りたいアンナはエヴァンに見つからないうちに遠ざかろうとするが、愛する師匠が転生していることに気付いたエヴァンの追跡は予想以上で……?
愛弟子ヒーローが転生師匠ヒロインをつかまえるまでのお話です。
性描写がある話には*をつけています。
残酷描写、無理やり表現、不妊に関する表現あります。閲覧は自己責任でお願いします。他サイトにも投稿しています。
9/4~9/14 HOTランキング入りしました。たくさんの応援、ありがとうございました。
文字数 78,002
最終更新日 2024.09.23
登録日 2024.09.04
従姉妹の姜未央(きょう びおう)の後宮入りに侍女としてお供するため、姜家の本家を訪れた姜木蘭(きょう もくらん)。ところが肝心の未央が直前で行方不明。伯父からの命により、木蘭が身代りで後宮入りすることになってしまう。後宮入りから逃げても、身代りがバレても一族死罪は確実な状況。妃のふりをしながら皇帝の夜伽をかわしつつ、本物の妃である未央が見つかるのを待ち続けるしかない。木蘭には不思議な力があり、誰かが必死で探している『失せ物』が夢の中に現れることがある。その力で後宮内の問題を解決していると、噂を聞きつけた皇弟の劉孝公(りゅう こうこう)が殿舎を訪ねてくる。彼は木蘭の力を試す為に、ある物を探して欲しいと依頼を持ち掛ける。失せ物の夢が導く、偽りの妃の後宮物語。
文字数 88,562
最終更新日 2026.01.30
登録日 2025.12.31
獣人と人が住む国で、ララベルが一番嫌う言葉、それは番。というのも、大好きな親戚のミナリア姉様が結婚相手の王子に、「番が現れた」という理由で結婚をとりやめられたから。それからというのも、番という言葉が一番嫌いになったララベル。そんなララベルを大切に囲い込むのが幼馴染のルーファス。ルーファスは竜の獣人だけれど、番は現れるのか……?
色々鈍いヒロインと、溺愛する幼馴染のお話です。
いつもながらご都合主義で、ゆるい設定です。お気軽に読んでくださったら幸いです。
文字数 212,023
最終更新日 2025.08.18
登録日 2024.08.18
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
文字数 123,412
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.02.27
宮中の桜が散るころ、梓乃は“帝に媚びた”という濡れ衣を着せられ、都を追われた。
行き先は、誰も訪れぬ〈風花の離宮〉。
けれど梓乃は、静かな時間の中で花を愛で、香を焚き、己の心を見つめなおしていく。
そんなある日、離宮の監察(監視)を命じられた、冷徹な青年・宗雅が現れる。
氷のように無表情な彼に、梓乃はいつも通りの微笑みを向けた。
「茶をお持ちいたしましょう」
それは、春の陽だまりのように柔らかい誘いだった——。
冷たい孤独を抱く男と、誰よりも穏やかに生きる女。
遠ざけられた地で、ふたりの心は少しずつ寄り添いはじめる。
そして、帝をめぐる陰謀の影がふたたび都から伸びてきたとき、
梓乃は自分の選んだ“幸せの形”を見つけることになる——。
香と花が彩る、しっとりとした雅な恋愛譚。
濡れ衣で左遷された女官の、静かで強い再生の物語。
文字数 43,286
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.10.18
崑崙山の麓に仙境を構える、夢幻洞。
エロは、ここの主仙に使える仙犬であった。
ある日、エロは仙境と裟婆を結ぶ門が、何らかの事情で開いているのを発見する。外の世界を知らないエロは興味本位で門をくぐり、裟婆へ降りていった。
エロは知らなかったが、この門は一方通行で出ることは出来ても、入ることはできない門だった。
仙境に帰れなくなったエロは、下った先の神社で途方に暮れる。
そこに、1人の美少女が現れる・・
人と霊との性的攻防が日常茶飯事な世の中で、霊との性的接触に翻弄される娘達。エロは、娘達を霊の来襲から守れるか? そして、再び、仙界へ帰れるか?
文字数 85,467
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.07.25
レックスには美しい自分に似合わない婚約者がいる。自分のプライドを傷つけ続ける婚約者に苛立つレックスの前に、ある日理想の姿をした美しい令嬢ミレイが現れる。彼女はレックスに甘くささやく「私のために最高のドレスを作って欲しい」と。
*1日1話、18時更新です。
文字数 17,096
最終更新日 2025.03.24
登録日 2025.03.17
「君は彼の気持ちを弄んで、どういうつもりなんだ?!この悪女が!」
突然、怒鳴られたの。
見知らぬ男子生徒から。
それが余りにも突然で反応できなかったの。
この方、まさかと思うけど、わたくしに言ってるの?
わたくし、アンネローゼ・フォン・ローリンゲン。花も恥じらう16歳。この国の王女よ。
先日、学園内で突然無礼者に絡まれたの。
お義姉様が仰るに、学園には色んな人が来るから、何が起こるか分からないんですって!
婚約者も居ない、この先どうなるのか未定の王女などつまらないと思っていたけれど、それ以来、俄然楽しみが増したわ♪
お義姉様が仰るにはピンクブロンドのライバルが現れるそうなのだけど。
え? 違うの?
ライバルって縦ロールなの?
世間というものは、なかなか複雑で一筋縄ではいかない物なのですね。
わたくしの婚約者も学園で捕まえる事が出来るかしら?
この話は、自分は平凡な人間だと思っている王女が、自分のしたい事や好きな人を見つける迄のお話。
※設定はゆるんゆるん
※ざまぁは無いけど、水戸○門的なモノはある。
※明るいラブコメが書きたくて。
※シャティエル王国シリーズ3作目!
※過去拙作『相互理解は難しい(略)』の12年後、
『王宮勤めにも色々ありまして』の10年後の話になります。
上記未読でも話は分かるとは思いますが、お読みいただくともっと面白いかも。
※ちょいちょい修正が入ると思います。誤字撲滅!
※小説家になろうにも投稿しました。
文字数 186,879
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.07.09
「ごめん、待たせた」
––––死んだと聞いていた彼が、私にそう告げる。
その日を境に、私の人生は変わった。
私を虐げていた人達が消えて……彼が新たな道を示してくれたから。
◇◇◇
イベルトス伯爵家令嬢であるラシェルは、六歳の頃に光の魔力を持つ事が発覚した。
帝国の皇帝はいずれ彼女に皇族の子供を産ませるために、婚約者を決める。
相手は九つも歳の離れた皇子––クロヴィス。
彼はラシェルが家族に虐げられている事実を知り、匿うために傍に置く事を受け入れた。
だが彼自身も皇帝の御子でありながら、冷遇に近い扱いを受けていたのだ。
孤独同士の二人は、互いに支え合って月日を過ごす。
しかし、ラシェルが十歳の頃にクロヴィスは隣国との戦争を止めるため、皇子の立場でありながら戦へ向かう。
「必ず帰ってくる」と言っていたが。
それから五年……彼は帰ってこなかった。
クロヴィスが居ない五年の月日、ラシェルは虐げられていた。
待ち続け、耐えていた彼女の元に……死んだはずの彼が現れるまで––
◇◇◇◇
4話からお話が好転していきます!
設定ゆるめです。
読んでくださると、嬉しいです。
文字数 64,249
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.14
星野愛虹(ほしの・あにー)は小学五年女子。絵を描くのが大好き。ある日、絵を描いていると色の妖精・彩(サイ)の一人、レッドに出会う。レッドはガスの火を変化させて見せる。サイは自分の色と同じ物質をあやつり、人の心にまで影響できる力を持つ。さらにそのサイを自由に使えるのが、愛虹たち”色使い”だ。
最近、学校では水曜日だけ現れるという「赤の魔女」が恐れられていた。が、実はサイの仲間で凶悪な「ノワール」が関わっていた。ノワールは、人間の心の隙間に入り込むことを狙っている。彼を封印するには、必要な色のサイたちをうまく集めなくてはいけない。愛虹の所有するサイは、目下、赤と白。それでは足りず、さらに光のカギもないといけない。一体どこにあるの?仲間を探し、サイを探し。
これは愛虹と仲間たちが、たくさんの色をめぐって奮闘する冒険物語。児童向け、コミカルタッチの色彩ファンタジーです。
文字数 64,440
最終更新日 2025.08.20
登録日 2025.07.31
「――大好きです、マクスウェル様」
幻覚のはずだった。
だからサーニャは、すべてを打ち明けてしまった。
超がつくほど真面目な秘書サーニャは、帝国の内務卿マクスウェルに仕えている。
完璧な仕事ぶりを「さすがだね」と認めてくれる彼に、密かに恋をしていた。
けれど、弱小貴族出身の彼女は「身分違い」と蔑まれる立場。
自分には能力しか価値がないと、想いを押し殺して生きてきた。
そんなある日、奇妙な薬の噂を耳にする。
『頭の中で描いた妄想が、幻覚として現れる』
半信半疑で飲んだその薬で現れたのは――
恋い焦がれてやまない、マクスウェルその人。
「どうせ叶わない恋なら、せめて幻だけでも……」
そう思ったサーニャは、抑えていた想いをすべて打ち明けてしまう。
だがその“幻覚”は、なぜか彼女に触れることができて――!?
真面目すぎる秘書と、孤独を抱える内務卿。
禁断の薬から始まる、年の差すれ違いラブストーリー。
※R18描写を含みます。
※プロローグ+全18話予定/完結まで月〜金で毎日更新予定です。
※表紙イラストはAI生成画像を使用しています(画像内に表記あり)。
文字数 39,204
最終更新日 2026.04.08
登録日 2026.03.18
──私はもう、あなたのお役に立てないお役御免の聖女です。
だから、もうほっといてください!
なぜか昔から予知夢を視ることが出来たミリアは、
男爵令嬢という低い身分ながらもその力を買われて
“夢見の聖女”と呼ばれ第二王子、ヴィンスの婚約者に抜擢されていた。
いつだって優しくて、自分を大切にしてくれるヴィンスのためにその力を使い、
彼をずっと側で支えていく。
ミリアの視ていた未来ではそうなるはずだった。
ある日、自分なんかよりもっと強い力を持っているらしい“本物の聖女”が現れるまでは───
そしてお役御免となった元聖女ミリアは逃げ出す事にしたけれど、
実はミリアには“隠された力”があったようで?
そして、ヴィンスは───……
文字数 92,589
最終更新日 2023.04.25
登録日 2023.04.09
※1〜3は掲示板形式、4〜最終話は通常形式です。
完結です・全15話
1〜3
友人に「社運をかけて開発した」という新作BL異世界ゲームのテストプレイを頼まれた1(イッチ)。
期待に胸を膨らませてログインした先に待っていたのは――美形だが性格が悪すぎて『初期好感度-1000%』という、開発者の私情と悪意が凝縮された悪役令息・ロビンだった。
ゲームに現れる美形キャラ達との、ときめく展開はまるでゼロ。
もはやこれは恋愛ゲームではなく、クソゲーである。それでも1はやりとげる。
掲示板の住人=ゲームマスターたちの力を借りて、クソゲー攻略――ここに幕を開ける!
4〜15(最終話)
――そして物語は、ロビン視点の5年後へ。
実の兄を王家に売り、「ニート引きこもり生活」を満喫するロビン。
知力10・精神防御SSSのまま、兄には「夫に愛人が二十人いる」と吹き込み、王には毒を吐き、王子すら蟹の餌として崖から投げ落とす。
やる事が酷いって?僕に高度な要求しないでください。
僕は兄の髪の心配と、義兄をブランコでおちょくる事に忙しいのです。
文字数 39,308
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.03.29
【どんだけあんだよ!ゲームベースの異世界がああああああ!!】
陰キャの中知乃有(なかち・のあ)には、ちょっと変わった腐女子の妹がいる。異世界転移をしたい妹・羽里(うり)の代わりに、なぜか乃有が巻き込まれ、ありとあらゆる異世界に飛ばされてしまうことに。しかし、毎回、違う世界に来ているはずなのに、どこの世界にも必ず、乃有の近くには、おかしなツンデレが現れる。色んな世界のツンデレは、なぜか、一番はじめに行った世界の、天才魔術師・ヒューにそっくり。「一体、なんだろうこの既視感?どうしてこんなに似てるの?!どういうこと?!」だけど、乃有は、あることに気がついて…?ヒューとノアの世界を超えた純愛の物語。
【※※NL表現はありません。BLです!】
文字数 630,388
最終更新日 2025.10.07
登録日 2021.09.23
※軽い浮気描写を含みます。
攻め→→→→受け
舞台は全寮制の学園。男同士の恋愛が当たり前の世界(描写は無いが男性妊娠可)。カナタとレイは別室だが、双方が合鍵を持っている。
カナタ(受け)
ヤンキーぐらいガラ悪いけど、婚約してたときは一応隠してた。喧嘩強い。純粋で義理堅い。
レイ(攻め)
黒髪残念美人。性癖はカナタ。カナタが何しても可愛いって言う。Mっ気がある。自分では更生したと思っているが、本質はずっとクズでクソ野郎。家格はカナタより結構上だから、両親を説得するのに苦労した。
※以下ネタバレを含みます。
その後の補足(蛇足):
レイは家の力を利用して、カナタの家を没落寸前まで追い込んだ。
カナタは新しい婚約者を探そうとするが、1度レイと寝てしまっているので中々見つからない。時々、そんな中でも婚約しようとしてくれる優しい人が現れるが、毎回レイに潰される。
没落寸前、両親は資金繰りに困ってカナタを働かせることで、お金を稼ごうとする。しかし、ちょうど良いタイミングでレイが結婚の交渉に来て、巨額の結納金と引替えに身売り同然で結婚することになる。
文字数 6,495
最終更新日 2026.02.14
登録日 2026.01.23
勇者一行によって滅ぼされた魔王。
勇者は王女であり聖女である女性と結婚し、王様になった。
他の勇者パーティーのメンバー達もまた、勇者の治める国で要職につき、世界は平和な時代が訪れたのである。
そんな誰もが知る勇者の物語。
御伽噺にはじかれた一人の女性がいたことを知る者は、ほとんどいない。
月日は流れ、最年少で最高ランク(S級)の冒険者が誕生した。
彼の名前はグレイ。
グレイは幼い頃から実父の話を母親から子守唄代わりに聞かされてきた。
「秘密よ、秘密――――」
母が何度も語る秘密の話。
何故、父の話が秘密なのか。
それは長じるにつれ、グレイは理解していく。
自分の父親が誰なのかを。
秘密にする必要が何なのかを。
グレイは父親に似ていた。
それが全ての答えだった。
魔王は滅びても残党の魔獣達はいる。
主を失ったからか、それとも魔王という楔を失ったからか。
魔獣達は勢力を伸ばし始めた。
繁殖力もあり、倒しても倒しても次々に現れる。
各国は魔獣退治に頭を悩ませた。
魔王ほど強力でなくとも数が多すぎた。そのうえ、魔獣は賢い。群れを形成、奇襲をかけようとするほどになった。
皮肉にも魔王という存在がいたゆえに、魔獣は大人しくしていたともいえた。
世界は再び窮地に立たされていた。
勇者一行は魔王討伐以降、全盛期の力は失われていた。
しかも勇者は数年前から病床に臥している。
今や、魔獣退治の英雄は冒険者だった。
そんな時だ。
勇者の国が極秘でとある人物を探しているという。
噂では「勇者の子供(隠し子)」だという。
勇者の子供の存在は国家機密。だから極秘捜査というのは当然だった。
もともと勇者は平民出身。
魔王を退治する以前に恋人がいても不思議ではない。
何故、今頃になってそんな捜査が行われているのか。
それには理由があった。
魔獣は勇者の国を集中的に襲っているからだ。
勇者の子供に魔獣退治をさせようという魂胆だろう。
極秘捜査も不自然ではなかった。
もっともその極秘捜査はうまくいっていない。
本物が名乗り出ることはない。
文字数 11,934
最終更新日 2024.09.27
登録日 2024.09.21
