「忘れない」の検索結果
全体で286件見つかりました。
初夜の夜、彼から言われたことは忘れない。貴方が義務を果たさないなら勝手に果たすまでよ。
外伝始めました。
文字数 754,289
最終更新日 2023.11.09
登録日 2022.11.22
獣人には番と呼ばれる、生まれながらに決められた伴侶がどこかにいる。番が番に持つ愛情は深く、出会ったが最後その相手しか愛せない。
私――猫獣人のフルールも幼馴染で同じ猫獣人であるヴァイスが番であることになんとなく気が付いていた。精神と体の成長と共に、少しずつお互いの番としての自覚が芽生え、信頼関係と愛情を同時に育てていくことが出来る幼馴染の番は理想的だと言われている。お互いがお互いだけを愛しながら、選択を間違えることなく人生の多くを共に過ごせるのだから。
だから、わたしもツイていると、幸せになれると思っていた。しかし――全てにおいて『番』が優先される獣人社会。その中で唯一その序列を崩す例外がある。
『飼い主』の存在だ。
獣の本性か、人間としての理性か。獣人は受けた恩を忘れない。特に命を助けられたりすると、恩を返そうと相手に忠誠を尽くす。まるで、騎士が主に剣を捧げるように。命を助けられた獣人は飼い主に忠誠を尽くすのだ。
この世界においての飼い主は番の存在を脅かすことはない。ただし――。ごく稀に前世の記憶を持って産まれてくる獣人がいる。そして、アチラでは飼い主が庇護下にある獣の『番』を選ぶ権限があるのだそうだ。
例え生まれ変わっても。飼い主に忠誠を誓った獣人は飼い主に許可をされないと番えない。
そう。私の番は前世持ち。
そして。
―――『私の番には飼い主がいる』
文字数 27,388
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.07.14
本田光莉(ほんだひかり)、アメリカ・ロサンゼルス在住フォトグラファー、28歳。光莉には、松村理乃(まつむらりの)という同い年の異母姉がいる。行方不明になった理乃を探すため、日本へやってきた光莉は、高校時代の元カレ、月島拓海(つきしまたくみ)と再会する。しかし、彼は高校時代以降の記憶を喪失していた……。
文字数 104,605
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.06.03
「子を産めないなんて思っていなかった
君を選んだ事が間違いだ」
子を産めない
お医者様に診断され、嘆き泣いていた私に彼がかけた最初の言葉を今でも忘れない
私を「愛している」と言った口で
別れを告げた
私を抱きしめた両手で
突き放した彼を忘れるはずがない……
1年の月日が経ち
ローズベル子爵家の屋敷で過ごしていた私の元へとやって来た来客
私と離縁したベンジャミン公爵が訪れ、開口一番に言ったのは
謝罪の言葉でも、後悔の言葉でもなかった。
「君ともう一度、復縁をしたいと思っている…引き受けてくれるよね?」
そんな事を言われて……私は思う
貴方に返す返事はただ一つだと。
文字数 49,198
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.16
公爵令嬢として生きていた主人公だったが、父と弟が不慮の事故にて亡くなったことをきっかけに、「女なんかに従えるか」と反乱を起こされて領地を追いやられる。
騙された主人公は娼婦となり、そして王族に見初められ、王位継承者のみに身体を売る『公娼』となることになった。
だけど私は忘れない。
家族を殺された怨みも、私が味わった屈辱も。
私は決めた。
私の家族を殺した奴らを絶対に許さない。
その為にはまず自由にならなければならず、娼婦として稼いだ金が必要だった。
そして客として私を呼ぶ男達から情報を得ることも。
家の没落のきっかけを作った男達と関係を結びながら生きる。
名前も身分も矜持も無くなった『私』の下らない復讐の軌跡。
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お気に入り登録してくださっている方々、ありがとうございます!
頑張りますので応援よろしくお願い致します!
リリスとしての仕事→R18描写のある部分です。
文字数 196,048
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.03.15
「はいはい、魅了持ちが通りますよー」
休憩時間、トイレからの帰り道。教室の入り口にたむろしている男子生徒に一声かけてから前を通る。手の平をぴんと伸ばし上下に揺らしながら周囲に警戒を促すのも忘れない。
「あはは、押すなよー。あ、うわっ!」
トン☆
それでも。ここまで注意しても事故は起こる。話に夢中になっていたクラスメイトの一人がよろけて私にぶつかってしまった。
「悪ぃ、悪ぃ……げっ! アイリーンじゃん! 気を付けろよなー、俺、まだ婚約すらしてないのに」
「あれれ? 惚れちゃった? んじゃ、特別サービス『魅了ウイ~ンク☆』! ……どう? 魅了されちゃった??」
「されるかっ! サングラスで瞬きすら見えねえっつうの! サングラスにマスクの不審者令嬢なんかに魅了なんてされねーよ!!」
ド……っとクラスに笑いが起きる。
よし! 私の防御は今日も完璧のようだ。
私は強度の魅了持ち。面倒ごとに巻き込まれないようにとサングラスにマスクで魅了スキルを打ち消して自衛しているのに、不審者好きの王子が熱烈に告白してくるようになった。いや、どうすんだこれ……。
文字数 16,186
最終更新日 2022.01.27
登録日 2022.01.21
伯爵令嬢のユリアは、8歳の時に両親を亡くして以降、叔父に引き取られたものの、厄介者として虐げられて生きてきた。さらにこの世界では命を削る魔法と言われている、治癒魔法も長年強要され続けてきた。
そのせいで体はボロボロ、髪も真っ白になり、老婆の様な見た目になってしまったユリア。家の外にも出してもらえず、メイド以下の生活を強いられてきた。まさに、この世の地獄を味わっているユリアだが、“どんな時でも笑顔を忘れないで”という亡き母の言葉を胸に、どんなに辛くても笑顔を絶やすことはない。
そんな辛い生活の中、15歳になったユリアは貴族学院に入学する日を心待ちにしていた。なぜなら、昔自分を助けてくれた公爵令息、ブラックに会えるからだ。
「どうせもう私は長くは生きられない。それなら、ブラック様との思い出を作りたい」
そんな思いで、意気揚々と貴族学院の入学式に向かったユリア。そこで久しぶりに、ブラックとの再会を果たした。相変わらず自分に優しくしてくれるブラックに、ユリアはどんどん惹かれていく。
かつての友人達とも再開し、楽しい学院生活をスタートさせたかのように見えたのだが…
※虐げられてきたユリアが、幸せを掴むまでのお話しです。
ザ・王道シンデレラストーリーが書きたくて書いてみました。
よろしくお願いしますm(__)m
文字数 97,284
最終更新日 2023.09.13
登録日 2023.08.08
【あらすじ】
(第一章 太陽の音を忘れない ~神戸信孝一代記~)
神戸信孝は織田信長の三男として知られる。彼は、庶子でありながら、嫡出である信忠・信雄についだ格付けを得るまでにのし上がっていた。
その最たるものが四国征伐であり、信孝はその将として、今、まさに四国への渡海を目前としており、その成功は約束されていた――本能寺の変が、起こるまでは。
(第二章 月を飛ぶ蝶のように ~有楽~)
織田有楽、あるいは織田有楽斎として知られる人物は、織田信長の弟として生まれた。信行という兄の死を知り、信忠という甥と死に別れ、そして淀君という姪の最期を……晩年に京にしつらえた茶室、如庵にて有楽は何を想い、感じるのか。それはさながら月を飛ぶ蝶のような、己の生涯か。
【表紙画像】
歌川国芳, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
文字数 16,008
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.05.31
神津市のサブカル系の呪術師だったり幽霊が見えるカリスマ美容師だったりボーカル兼天才外科医だったりぽんこつ陰陽師だったりするちょっと奇妙な人々の日常を描くたいていは現ファの連作短編集です。
5万字を超えたりファンタジーみのないものは別立てまたは別シリーズにします。
この街の地図や登場人物は1章末尾の閑話に記載する予定です。
表紙は暫定で神津地図。当面は予約を忘れない限り、1日2話程度公開予定。
赤司れこ@obsevare0430 7月15日
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こんにちは。僕は赤司れこといいます。
少し前に認識を取り戻して以降、お仕事を再開しました。つまり現在地である神津市の観測です。
神津市は人口70万人くらいで、山あり海あり商業都市に名所旧跡何でもありな賑やかな町。ここで起こる変なことを記録するのが僕の仕事だけれど、変なことがたくさん起こるせいか、ここには変な人がたくさん住んでいる。霊が見えたり酒乱だったり頭が少々斜め上だったり。僕の本来の仕事とはちょっと違うけれど、手持ち無沙汰だし記録しておくことにしました。
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RE Rtwit イイネ! 共有
文字数 5,913
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.06
子爵令嬢だった私に反対を押し切って
結婚しようと言ってくれた日も
一緒に過ごした日も私は忘れない
辛かった日々も………きっと………
あなたと過ごした2年間の四季をめぐりながら
エド、会いに行くね
待っていて
文字数 14,203
最終更新日 2021.12.26
登録日 2021.12.25
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99
短期間の間に主人と母が救急搬送されるということがあり、その時に初めて知ったこと、しなければいけないことなど、私がやった範囲ではありますが、ぼちぼち書いていきます。
自分が忘れないようにというメモ書きみたいなものにもなっております。
私の経験が誰かの役に役立ったり、逆にこういうものがあるよなど教えてもらえたりすると嬉しいです。
息抜きに作品の裏話も書けたらなと思っております。
文字数 7,036
最終更新日 2024.04.04
登録日 2023.11.15
「誰が貴様なぞ愛するものか。勘違いも甚だしい。」
ユトビア伯爵家次男、ビクトール・ユトビア。
逞しい体に文武両道の、学園でも指折りの人気者。
最近、平民上がりの男爵令息に熱を上げてるようだから、
俺がいることを忘れないで欲しくて、ちょっと小言を言うつもりだったんだが、
どうやら、それを可愛いと思ってもらえるよーな関係ではなかったようで……。
でっぷり太った低くて丸い巨体に脂ぎった白髪。瞳の綺麗な碧だけがチャームポイントの侯爵家の次男サミュエル・コートニーは、王立学園の中でも一番洒落てるカフェテリアで婚約者のビクトールから手酷く振られてしまい……。
醜い容姿にも関わらず、愛されてると勘違いしていた事が恥ずかしく、そのまま家出する。
といっても、何にも自分でしたこと無いお坊ちゃん体質&白豚体型で、1人で生きて行くなんて出来る筈もなく……。
そうだ、奴隷を買おう!2人程買おう!
第9回BL小説大賞、ファンタジーBL賞頂きました!ありがとうございます*。・+(人*´∀`)+・。*
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エロシーンある話には☆、濃エロには★をタイトルにつけます。
虫が苦手な方に判るように、黒い虫が出てくる話の前に【虫】と入れました(*´∀`)ゴメンネ
苦手な方はスキップしてください。
文字数 487,714
最終更新日 2024.03.13
登録日 2021.10.01
妹のエレナはよく純粋で天真爛漫だと言われて可愛がられていた。
しかし、それは計算である。
彼女はどうしたら自分が可愛く見られるかよく知っているし、基本的に自分以外を見下している。
ある日、私は婚約者である侯爵家の嫡男、ヨシュアから突然、婚約破棄された。
エレナの純真無垢な所に惹かれたのだそうだ。
あのときのエレナの笑顔は忘れない。
それから間もなく、私は縁あってこの国の第二王子であるアルフォンス殿下に見初められた。
私がようやく自分の幸せを掴み始めたとき――元婚約者のヨシュアがやって来る。
「お前の妹があんな性格だなんて聞いてない!」
よく分からないが妹の腹黒がバレたらしい。
文字数 24,180
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.03.01
公爵令嬢キャスリン・ダイモックは、王太子の思い人の命を脅かした罪状で、毒杯を飲んで死んだ。
はずだった。
目を開けると、いつものベッド。ここは天国?違う?
あれっ、私生きかえったの?しかも若返ってる?
でもどうしてこの世界にあの人はいないの?どうしてみんなあの人の事を覚えていないの?
私だけは、自分を犠牲にして助けてくれたあの人の事を忘れない。絶対に許すものか。こんな原因を作った人たちを。
文字数 204,779
最終更新日 2020.04.09
登録日 2020.01.12
『今まで味わった苦痛のすべてを私は決して忘れない。
お前には、これからじっくりその代償を支払わせてやる――』
突然の王の死。
王の愛妾、そして「運命の番」として、長年ジャックス王の側に仕えてきたオメガのセシル。
セシルは王の寵愛の深さ故に、周りからいわれのない誹謗中傷を受け続けていた。
先王の息子であるエドガー王の誕生を機に、極刑をも覚悟していたセシルだったが、
新王エドガーがセシルに命じたのは、己の正妃として仕えることだった。
正妃として新王に対面したセシルに、エドガーは冷たく告げた。
――今まで自分が味わった苦痛の代償を、すべてお前に支払わせてやる……と。
そしてセシルの首筋から先王の噛み痕が消えたとき、セシルの心には不可思議な感情が生まれ始める……。
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【本編完結しました!】※R18 オメガバース(独自設定有り)
年下美貌王✕先王の愛妾オメガ 不憫受け すれ違い・拗らせ
※※R18シーンの予告はありません。ご注意ください。
色々すれ違いまくりですが、ハッピーエンドなのでご安心ください!ラストまで頑張って書きます!
文字数 101,488
最終更新日 2023.05.20
登録日 2022.10.08
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
文字数 228,793
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.08.31
男女比の偏った異世界に迷い込んだハル。
女ばかりの世界でハルはなんとか平穏に生きてきた。
そんな中、保護者兼婚約者(仮)の真理亜が教師殺害の容疑で逮捕される。
真理亜の疑いを晴らすため、ハルは新米へっぽこ刑事百地と共に事件の調査に乗り出した。
—— 看守さん。犯人この人です。裁判とかいいんで、刑務所にぶち込んでください
—— ハル様の爪の垢? 百地が飲みたいですぅ!
—— 『貞操の恩人』て、初めて聞くワードだよ。一生忘れないであろうパワーワードだよ
—— 鍵をかけた時はなかったのに! なんで?! また密室かよォ?! 密室チョコ!
—— これは密室殺人だ。
※カクヨムで完結してる作品です。
文字数 112,292
最終更新日 2024.03.22
登録日 2024.02.21
文字数 5,854
最終更新日 2023.08.03
登録日 2023.08.03