「自身」の検索結果
全体で6,731件見つかりました。
シャロン侯爵家の令嬢アウレリアは、王太子ジョセフの婚約者。学園卒業後、彼の正妃となる予定だったが、卒業記念の祝賀会でジョセフから「ダーナ・ブラント子爵令嬢を正妃とし、アウレリアは側妃にする」と宣言される。さらに王妃までもがそれを後押しする中、アウレリアは高い志を貫くため、側妃となることを断固拒否した。
その後、予定通りジョセフの正妃となったアウレリア。しかし結婚直後から命を狙われるようになり、そのたびに彼女を庇った者たちが命を落としていく。
やがて大切な侍女までもが犠牲となり、アウレリア自身もまた、命を落とした。
次に目を覚ました時には、なぜか六歳の頃の自分に戻っていたアウレリア。
混乱しつつも、自分が狙われた理由は正妃となったことにあると悟っていたアウレリアは、「大切な人たちを死なせるくらいなら、側妃として生き、その中で自分にできることをしよう」と決意する。そして二度目の人生ではあの祝賀会で、自ら側妃になることを受け入れた。
側妃となったアウレリアに与えられた住まいは、かつて疫病により当時の側妃たちが命を落として以来使われなくなった、通称“呪いの離宮”。
アウレリアは誰も寄り付かぬその離宮を住みやすく整え、公務の拠点とし、暮らしはじめる。
そんな彼女の護衛騎士に配属され離宮へ来たのは、前の人生では疎遠になっていたはずの、ある美しい公爵令息で──。
※いつもながら10万文字超えそうだと思ったら長編に変更します。
文字数 53,809
最終更新日 2026.10.01
登録日 2026.09.18
伯爵令息ノア・ローゼンハイムは、前世の記憶を取り戻したことをきっかけに、自分がプレイしていたBLゲーム『星降る学院で君と』の世界に転生していたのだと気づいた。
このまま原作通りに進めば、悪役令息の取り巻きのレオン、シリル、ジェイドは殺害される。三人を失った自分も絶望のあまり闇落ちし、主人公に敵対した末に殺されてしまう。
「みんなが死ぬなんて絶対にいやだし、闇落ちもごめんだ! 原作通りに進まないように、なんとかしないと!」
そうして原作の展開を変えることには成功したものの、その代償は大きかった。
右目の視力と魔法を失い、五年間の昏睡に陥ったのだ。
目覚めたノアのそばには、本来なら原作で命を落としていたはずの三人が、五年の歳月を経て成長した姿でいた。彼らを救えたことを喜んだのもつかの間、どうにも様子がおかしくて……?
「君のことは、今度こそ俺がずっとずっと守るから」
「あなたが代償を払って私の命を救ってくださったように、今度は私があなたのためにどんなことでもします」
「ノアのためならどんな相手だろうと、僕が全員殺してきてあげるからね!」
ちょ、ちょっと待って!?
せっかくおれ自身の闇落ちルートを回避したと思ったのに、なんでみんなが闇落ちしてるんだよ!?
文字数 15,126
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.10.01
「お前との婚約を破棄するッ!我が国の未来に、無能な王妃は不要だ!」
とある日のパーティーにて……
セイラン王国王太子ヴィアルス・ディア・セイランは、婚約者のレイシア・ユシェナート侯爵令嬢に向かってそう言い放った。
隣にはレイシアの妹ミフェラが、哀れみの目を向けている。
俯くレイシアの姿は、周囲にとって悲しんでいるように見えていた。だが実際は、彼女の口元に薄い笑みが浮かんでいる。
婚約破棄というヴィアルスとミフェラの行動は、全てレイシアの思惑通りの行動に過ぎなかったのだ……
これは自身を貶めてきた者達、そして大切な人を嵌めた者達に対し復讐する、一人の貴族令嬢の物語──
※現在、読者様が読み易いように文面を調整・加筆しております。
※ご感想・ご意見につきましては、近況ボードをご覧いただければ幸いです。
《皆様のご愛読、誠に感謝致しますm(*_ _)m
当初、完結後の番外編等は特に考えておりませんでしたが、皆様のご愛読に感謝し、書かせて頂くことに致しました。
10月1日より番外編を時折更新致します…! 凛 伊緒》
文字数 60,105
最終更新日 2026.10.01
登録日 2023.01.31
十年間、聖女として王国にすべてを捧げたセレフィア。しかし待っていたのは、身に覚えのない罪による処刑だった。
「もう一度生きられるなら、今度は私を大切にしてくれる人のために生きたい」
そう願った彼女が目を覚ますと、聖女として王都へ召し出される十八歳の日に戻っていた。
聖女? お断りします。
王太子との婚約? いたしません。
王国を救え? 自分たちでどうぞ。
王国を飛び出したセレフィアが出会ったのは、敵国の第二皇子レオンハルト。彼は聖女の力を求めるどころか、セレフィア自身をとことん大切にし、惜しみない愛情を注いでくる。
一方、セレフィアを失った王国では、聖域の泉が枯れ、結界が崩れ始め――。
今さら戻ってきてと言われても、もう遅い。
二度目の人生は、私を愛してくれる人と幸せになります。
文字数 62,283
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.09.28
管理人自身の恐怖体験や、ネット上や読書で知った大量殺人犯、謎の未解決事件や歴史ミステリーなどをまとめた忘備録。
個人的な記録用のブログが削除されてしまったので、データを転載します。
文字数 864,153
最終更新日 2025.07.08
登録日 2018.03.19
竜人族は、番に出会えば、止まっていた成長が再び動き出す。
20歳なのに見た目10歳だった天才魔道具師ミチェは、隣国の王弟殿下エイラルドが自分の番だと気づいてしまった。けれど人間の彼には、番の香りが分からない。
──番だからじゃなく、私自身を選んでほしい。
そう決めて黙っていたら、共同研究を口実に毎月やってくる殿下に、真顔でこう聞かれるようになった。
「────相手は、誰だ」
(あなたですけど!?)
片道九日の列車で通い詰める王弟殿下と、日に日に背が伸びていく竜人族の、すれ違いの一年。
※『番が見つからないと成長が止まる竜人族です。〜』の続編です。本作だけでもお読みいただけます。
文字数 10,083
最終更新日 2026.09.30
登録日 2026.09.30
都内の平凡な2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太は、ある夜突然、家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に、そしてWi-Fiルーターは周囲を詳細にマッピングし危険を察知する「高精度探索レーダー」へと変貌を遂げていた。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、安全な拠点を築き異世界で快適に暮らしていく。
文字数 165,023
最終更新日 2026.09.30
登録日 2026.09.29
伯爵令嬢のエリザは、婚約者で侯爵家の令息ギドロスが王女殿下を好きなことを知っていた。
ギドロスはエリザの私物を王女殿下に渡し、約束を何度も破っていく。
エリザは別れることを決意して、ギドロスは自身の行動を後悔することになる。
文字数 35,544
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.08.22
「みんなが死んだのは、お前のせいだ!」
侯爵家の長男アルノルト・ハーロックは、不慮の事故である『魔力暴走による大量虐殺』を故意に起こした罪で処刑された。最期に見たのは、生き残った二人の腹違いの弟たちからの冷酷な蔑みの視線。絶望と失意の中で息絶えたはずのアルノルトだったが、目を覚ますと、そこは事件の1年前――まだ誰も死んでいない過去の世界だった。
二度とあの惨劇を繰り返さない。そう誓ったアルノルトは、暴走の源である自身の魔力を完全に消し去るという荒療治に出る。しかし、魔力は生命力そのものだった。未来を変えた代償として、アルノルトは何かあるとすぐ寝込んでしまうほどの「病弱体質」になってしまう。貴族としての価値を失った彼は、これまで跡目争いでいがみ合っていた弟たちに告げる。「俺は家を出て教会に行く。あとは二人で協力して家を守ってくれ」と。これで誰も死なない幸福な未来へ向かうはずだった。しかし――。
「どうしてそんな無茶ばかりするんですか? 勝手に倒れられたら困ります」
「兄さん一人でどうやって生きていくの? 一生僕のそばにいればいいよ」
あんなに自分を避けていたはずの弟たちが、なぜか入れ代わり立ち代わり看病に現れ、過保護に、そして異常な執着を持って迫ってくる!?大人しかったはずの弟たちの豹変と、逃げようとするたびに深まるヤンデレな溺愛に、アルノルトは困惑するばかり。
虐殺の未来を回避した先に待っていたのは、重すぎる愛の檻!?病弱な兄と、歪んだ愛を注ぐ腹違いの弟二人による、すれ違い逆行溺愛ファンタジー!
※不定期更新です。続きが書けたら投稿します。
※何番煎じネタです。
※素人作品なのでご容赦ください。
※R18展開はしばらく後になります。だいぶ前段が長くなるかも、です。
※小説家になろうにも掲載しています。
文字数 260,100
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.08.28
「約束どおり、離縁してください」
結婚から、ちょうど三年。 エレナは夫アレクシスに離縁を申し出た。
政略結婚だった初夜、彼から告げられたのは、
「三年を目処に、この領地を立て直したい。その間、妻として力を貸してほしい。だが、君を愛することはない」という言葉だった。
だからエレナは三年間、伯爵夫人として領地を支え続けた。 いつか自分を見てもらえるかもしれない――そんな期待も、いつしか捨てて。
そして三年後。
領地の再建を終えたエレナは、妻としての役目も終わったのだと思っていた。
けれどアレクシスにとって、「三年」は結婚の期限ではなかった。
さらに、彼がかつて愛していた女性が未亡人となって戻ってきたことで、エレナは静かに決意する。
「私はもう、ここにいる必要はありません」
離縁し、実家へ戻ったエレナは、自分の名前で働き始める。 誰かの妻としてではなく、エレナ・アルヴェールとして。
一方、アレクシスは妻がいなくなって初めて気づいていく。
自分がどれほど彼女を頼り、彼女がいる未来を当然のように思っていたのか。
そして――自分が本当に愛していたのは誰だったのか。
けれど、気づいたときにはもう遅い。
「今さら帰ってきてくれと言われても、私はもうあなたを愛していません」
愛されない妻だった女性が、自分自身の人生と幸せを選び直す、離縁から始まる恋愛物語。
7時と18時に投稿します😊
不定期で20時にも投稿します。
文字数 218,669
最終更新日 2026.09.24
登録日 2026.09.06
「半年だけ、女性社員として働いてください」
そう言われたとき、彼はまだ知らなかった。
会社のために始めた「香織」が、やがて自分自身の名前になっていくことを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仕事で大きなミスをしてしまった会社員・水野恒一。
責任を問われた彼に、上司の神崎部長が提示したのは、思いもよらない「再出発」だった。
――今日から、女性社員として勤務してもらう。
与えられた名前は、水野香織。
最初は、半年間だけの特殊な業務だと思っていた。
会社で用意された女性用の服に着替え、メイクを覚え、髪を整え、女性社員として秘書・接遇の仕事を身につけていく。
鏡に映る自分に戸惑いながらも、指導担当の小川に支えられ、香織として少しずつ仕事を覚えていく恒一。
やがて、電話口の相手から女性社員として自然に扱われるようになり、社内でも「水野香織」として認識されるようになっていく。
そして、会社から与えられたものだけではない変化も始まる。
自分で選んだ服。
自分で買った下着。
ネイル。
美容室で整えた髪。
休日に一人で出かける女性の服装。
初めて女性として過ごす街の時間。
それらは、最初の頃の「仕事だから」という言葉だけでは説明できないものになっていった。
そんな香織を、社内では小川が支え、同僚の高橋美穂は、会社の外でも一人の友人として接してくれる。
そして、何も知らない同僚・相馬は、香織を一人の女性社員として自然に扱い、何気ない言葉をかけてくる。
「似合ってますよ」
「助かります」
「無理しなくていいですよ」
何気ないはずの言葉が、香織の心に少しずつ残っていく。
最初は「元の自分に戻るための半年間」だった。
けれど、髪が伸び、服を自分で選び、女性として街を歩き、仕事を任されるようになるにつれて、恒一の中にも変化が生まれていく。
男性用スーツを着た自分に、以前とは違う違和感を覚えるようになったとき――。
恒一は初めて考える。
自分は、本当に元の姿へ戻りたいのだろうか。
これは、ひとつの会社員が「女性社員になること」を命じられたことから始まる、長い変化の物語。
仕事、友情、恋、そして自分自身。
与えられた「香織」という役割は、いつしか本人の中で、少しずつ別の意味を持ち始めていく。
半年後。
神崎から告げられる、本当の目的。
そして、恒一自身が最後に選ぶのは――。
「水野恒一」なのか。
それとも、「水野香織」なのか。
文字数 357,960
最終更新日 2026.09.29
登録日 2026.09.12
私は三年間、あの方の半歩後ろに立ってきた。
あの方は、人の言葉を書いてあるとおりにしか受け取れない。だから私は扇の陰で一言だけ添える。その侯爵は本気で怒っている、そちらの夫人は同意していない、いま笑ってはいけない。三年、一度も外さなかった。誰も気づいていない。あの方自身も。
その方が、大広間で私を呼び出した。証人も証拠も揃っている。
「申し開きはあるか」
ございません。わたくしは何も申し上げません。
否認も弁明もせず、私は黙って立っていた。だからあの方は、生まれて初めて自分で場を読むことになった。
味方として名を挙げた侯爵の顔が、なぜ動かないのか。証人の声が、なぜ途中で細くなったのか。「皆もそう思うであろう」と広間に向けた同意の求めに、なぜ誰も応えないのか。
わたくしはもう、お教えいたしません。
※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
文字数 83,402
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.09.03
――ああ、私。貴方を捨ててとても幸せよ、セオドール。
侯爵令嬢として生まれ、幼い頃から皇后となるべく育てられてきたジェニエルは、皇太子セオドールとの結婚を、誰もが羨む幸福な未来だと信じていた。
しかし、彼女を待っていたのは完璧な皇后として生きる事を強要する周囲の態度と、子供を成せないジェニエルに対する心無い噂話だった。
そんな彼女を支えたのは不定期に届けられる差出人のない一輪の花だった。
ジェニエルの心が最も追い詰められた夜にだけそっと届けられる花に込められた無言の励ましだけが、彼女の折れかけた心をつなぎとめていた。
だが結婚から三年、世継ぎが生まれないことを理由に、セオドールは平民の娘オリヴィアを城へ連れ帰り、ジェニエルに離縁を告げる。
「君は皇后として役に立たなかった」
その言葉に、ジェニエルは静かに微笑んで頷いた。
長年培った完璧な微笑みの下で、彼女はとうに気づいていた。
セオドールが守りたいのは、いつだって皇帝としての自分自身だけだったことに。
夫に「捨てられる」のではなく、この手で「捨てる」ため。
彼女は幼い頃から兄と慕うゼツィオードに支えられながら、皇后としての矜持のため、彼女は静かに牙を研ぐ。
※改定、追加や修正を予告なくする場合がございます。ご了承ください。
文字数 93,935
最終更新日 2026.10.02
登録日 2024.08.26
虐げられながらも、精霊士として国のために尽力してきた少女は、誰からも愛されることなく、使い潰されて最後は冤罪で追放される。
しかし精霊士がいなくなったことで国は崩壊の危機に。
精霊士を呼び戻し、再び国のために尽力するよう求めるが、
少女はこれを拒否する。
自分を虐げてきた国を救う気持ちにはなれないと。
それを無責任と呼び、同じ立場なら助けていると豪語する人々。
ならば同じ立場になってみるといい。
気を失い目覚めると、少女になっていた。
どうやら少女の人生を少女自身となって追体験しているようだ。
文字数 2,841
最終更新日 2026.09.29
登録日 2026.09.29
伯爵夫人クラリスは、病弱な姑アデライドの療養を何年も支えてきた。
夫オズワルドとの仲は冷え切っていても、妻として家を守り、家族を支えることが自分の役目だと考えていた。
そんなある日、オズワルドから愛人フローラと再婚するために離縁したいと告げられる。
しかも夫は、離縁後もクラリスを屋敷へ残し、母親の世話だけは今までどおり続けさせるつもりだった。
「母は君に慣れている。君が残ってくれれば、皆が困らない」
姑を置いていくことへの迷いを抱えながらも、クラリスは結婚指輪を外す。
「離縁はお受けします。しかし、この家に残るつもりはありません」
その直後、玄関から杖の音が聞こえてきた。
外出用のドレスと旅用の外套をまとい、旅行鞄を持って立っていたのはアデライドだった。後ろには、すでにまとめられた荷物まで並んでいる。
「では私も参ります」
実の息子ではなく嫁を選んだ姑とともに、クラリスは伯爵家を出る。
新居で姑の世話を一人で抱え込まない暮らしを始め、自分の時間を少しずつ取り戻していくクラリス。姑の主治医レナードもまた、患者の家族としてではなく、クラリス本人へ目を向け始める。
一方、妻の座だけを愛人へ与え、元妻の献身は利用し続けようとしたオズワルドの計画は、母、愛人、そしてクラリス自身の選択によって崩れていく。
妻でも世話役でもなく、自分自身として暮らし始めたクラリスは、やがて新しい家族の形と、新しい恋を選んでいく。
文字数 13,025
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
二度の婚約破棄。
そのどちらも、婚約者が妹ティアを好きになったことが原因だった。
それでも伯爵令嬢アリアは、妹を恨んでいない。むしろ誰よりも大切にしている。
彼女が許せないのは、幼い頃に一度だけ「ティアさえいなければ」と思ってしまった自分自身。
そんなアリアに、公爵令息カインから婚約の申し込みが届く。
自分だけを見てくれる彼に惹かれながらも、アリアは怖かった。
また妹を選ばれたら。
今度こそ妹を憎んでしまったら。
「私は、幸せになってはいけない」
そう思い続けてきたアリアが、カインや家族との対話を通して、少しずつ自分の人生を選び始める。
妹を憎む姉の物語ではない。
大好きな妹だからこそ傷つけることを恐れ、過去の自分を許せなくなった少女が、もう一度幸せを望むまでの物語。
文字数 48,986
最終更新日 2026.10.01
登録日 2026.09.11
幼い頃からずっと大好きだった婚約者、王太子レオナルド。
いつか彼と、両親のような仲睦まじい夫婦になれたら――。
そう願いながら王太子妃となるための教育に励んできたリディア・フローレンスは、ある日突然、レオナルドから婚約破棄を告げられる。
理由は、リディアが可愛らしい令嬢カレンに数々の嫌がらせをした「悪役令嬢」だから。
けれど、リディアにはまったく心当たりがない。
それどころか彼女は知っていた。
レオナルドがカレンに「これは真実の恋だ」と告げていたことを。
――そうですか。やっぱり、わたくしは嫌われていたのですね。
だったら、大好きなあなたの幸せを邪魔してはいけない。
あなたと彼女の真実の恋を応援して、わたくしは身を引きましょう。
そう決めたリディアだったけれど、彼女の「悪行」がひとつひとつ明らかになるにつれ、レオナルドの思い込みもまた明らかになっていって――。
好きだったからこそ、幸せになってほしかった。
愛していたからこそ、許せないこともある。
これは「悪役令嬢」と呼ばれたひとりの令嬢が、
大好きだった人との恋を、自分自身の手で終わりにするまでのお話。
※小説家になろうさんと同時公開です。
文字数 7,106
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
49歳、降格された品質保証係長。そこへ時価総額18兆円企業から、会社の命運を変える試作案件が舞い込んだ。
真壁修司は、自分の会社員人生がだいたい見えたと思っていた。
そんなある日、技術開発部から応援に来ていた若手・水野が、一台の返品製品を持ってくる。
二十年以上前に真壁自身が製造に関わった、旧型センサー「PX-17」。
壊れているはずのそれは、なぜか設計仕様を遥かに上回る精度を示していた。
誰も知らない地方メーカー。
忘れられた技術。
もう自分の番は来ないと思っていた男。
これは、その三つがもう一度動き始める物語。
文字数 255,546
最終更新日 2026.10.01
登録日 2026.09.10