「気」の検索結果
全体で59,159件見つかりました。
【砂漠に生きる盗賊……財宝をいただくつもりが、なぜか魔神の幼生に懐かれた!?】
砂漠のオアシス都市に現れた謎の宮殿に、財宝目当てで忍び込んだ盗賊のザイード。しかし、手に入れたのは財宝ではなく、不思議な幼子だった。
どうやら子供の正体は、数百年前に塔へ封じられた魔神、の、幼生(?)らしい。
なぜかギルに懐かれてしまったザイードだったが、そのうえ、宮殿の番人アズラハルには王族だと勘違いされ、彼とともに魔神が成長して宮殿を巣立つまで、自らの正体を偽って、ギルの世話をすることになってしまい――……?
一攫千金を夢見る気ままな盗賊×永の時を宮殿に囚われたちょっと天然な番人×目覚めたばかりで力を暴走させぎみの魔神の幼児……砂漠のオアシスを舞台にした、ちょっとふしぎな擬似家族の物語。
文字数 27,198
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.29
主人公、陶田 美鈴(すえだ みすず)は派手な巻き髪に茶色の髪色で彼女は短いスカート、一見どこにでもいる今どきのギャルJK。
しかし、実は驚異的な「嘘を見抜く直感」と「高い地頭の良さ」を持つ。親友想いで、仲間を傷つける奴は絶対に許さない熱いマインドの持ち主。
そんな勝ち気の主人公が偶々、宿敵となる蓮見 京介(はすみ きょうすけ)が面談をおこなっている少女の首に手をかける寸前を扉の隙から見てしまうところから、主人公美鈴は事件に巻き込まれていく。
そんな美鈴のライバルとなる教師の蓮見は、生徒からも同僚からも信頼の厚い、爽やかで端正なルックスの数学教師。
だが計算高い彼の。その正体は、他人の感情や「人生が崩壊する瞬間」を観察することにしか快感を覚えない純粋なサイコパス。
自分の完全犯罪に唯一気づき、足掻こうとする美鈴に異常な執着(獲物としての狙い)を抱き始める。
JKギャル美少女とイケメン教師の頭脳対決……。
主人公美鈴は生き残ることができるだろうか?
文字数 86,675
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.07
仕事も恋人も失い、無気力な日々を送る夏生。
そんな彼の元に、ある日突然両親の訃報が届く。
悲しむ間もなく葬儀を終え、久しぶりに帰った実家で義弟の睦月に渡されたのは、父が残した不可解な遺言書。そこには、実家の弁当屋『あったか弁当ふくふく亭』を、これまで店を支えてきた睦月ではなく、家を出た自分に相続させると記されていた。
なぜ父が店を継ぐ気のない自分に全てを託したのか?
反発する夏生だったが、睦月が父のレシピで作った思い出の味に心がほどける。
父の遺言どおり弁当屋を引き継ぐことを決めた夏生は、睦月と協力して店を再開することになり――
文字数 5,750
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.09
ここ『|華《か》』は、他国から龍が住まう国として語られる、東方の大国だ。
龍神の血を引くという皇帝は龍帝と称えられ、広大な国内だけでなく周囲の小国をも支配していた。
そんな華の後宮に一人の宦官がいた。
灰色の着物を着た小さな子、『ショウリン』は、誰の目にもとまらず、いや、誰からも気にも止められないような存在。
こまこまと動きあちらこちらを掃除して回る、そんなショウリンに構うのは、花蓉宮の下女であった小燕くらいで……。
倒叙ミステリ風中華風な異世界恋愛ファンタジーデス!!
お楽しみいただければ嬉しいデス。
◇◇◇
あらすじは随時追加変更していきます。(コンテスト中盤くらいには完成させたいです)
初回はこれくらいで……。
文字数 42,175
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.27
小さな小さな村には、魔王を斃すと言われる勇者が居た。勇者は、勇者などにはなりたくなかった。
ただ、その村と、人と、家畜たちを愛していた。
勇者などには、なりたくなかった。
王宮に着いても、王宮を出ても。
若き勇者は、思い、感じた。
村の皆以外ならば。
王宮やらそこらの連中などよりは、人どもよりは。
いっそのこと、魔王たちのほうが、よほど、気持ちのよいものたちだ……と。
※本作には一部、暴力的、刺激的と判断をされる可能性のございます箇所が存在いたしますことをご了承頂きました上での拝読をお願い申し上げます。
copyright©豆ははこ-2026
文字数 11,279
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.06.30
「お前の音楽は、譜面をなぞるだけの死体だ」
ボストンの凍てつく風の中、名門バークリー音楽大学で僕、ショーン・ハミルトンは絶望していた。伝説のジャズ・ピアニストを父に持ちながら、過去のトラウマで空も海も奪われた僕は、箱庭のような大学で「座標」に縫い止められていた。
そんな僕を「無能なエリート」と嘲笑い、バンドから追放した連中に、僕は何も言い返せなかった。
だが、運命が僕を「ゴミ溜めのピアノ」へと誘う。
そこで出会ったのは、理論を「戯言」と切り捨て、音を「美味しい味」で解釈する、バークリー最凶の落ちこぼれ少女・メグだった。
彼女の奏でる、和声理論を蹂躙し、脳漿をかき混ぜるような野生の演奏。
論理と規律を信奉する僕の知性が、彼女のカオスに食い荒らされていく。
「キミの音、壊れてるね。だから、キミが必要なんだよ」
二人の「欠陥品」が重なった瞬間、凍てつくボストンの夜は、世界を震撼させる熱狂の「ブルー・ノート」へと変貌する。
僕を捨てた連中が、僕の「編曲(スコア)」の真価に気づいた時にはもう遅い。
僕たちはもう、五線譜という名の檻を抜け出し、誰も到達できない音の極致へと駆け上がっている。
これは、すべてを失った男が、一人の少女と共に「音楽」を再定義し、世界を青い毒薬で染め上げる、逆転と救済のクロニクル。
文字数 226,210
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.05.01
光輝くの玉座に座るのは、嘘で塗り固められた偽りの救世主。
辺境の地に追いやられたのは、『国崩しの魔女』の烙印を押された、本物の奇跡。
滅びゆく王国に召喚されたのは、二人の女子高生。
一人は、そのカリスマ性で人々を魅了するクラスの女王。
もう一人は、その影で虐げられてきた私。
偽りの救世主は、巧みな嘘で王国の実権を掌握すると、私に宿る“本当の力”を恐れるがゆえに大罪を着せ、瘴気の魔獣が跋扈する禁忌の地――辺境へと追放した。
だが、全てを失った絶望の地でこそ、物語は真の幕を開けるのだった。
△▼△▼△▼△▼△
女性HOTランキング5位ありがとうございます!
文字数 200,148
最終更新日 2025.09.23
登録日 2025.08.26
少女は最愛の姉を、王国軍と魔王軍の争いで失った。
イパスと名を変えた少女は勇者に成り代わり、ふたつの勢力を潰すために暗躍する。
王国のお姫様に取り入り、魔王軍の四天王に協力し、両陣営の中で成り上がっていく。
だが少女は、地位も名誉も求めない。
求めることはただひとつ。
なにもかもすべて、ぶち壊してやる。
その心にあるのは、復讐か、絶望か、本当の意味での平和を願う想いか――
前代未聞のダークファンタジー、開幕!
文字数 75,011
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.09
君主統治国イーサム王国は、魔法の石「エルフエナジー」と王立科学アカデミーが開発した魔法障壁《エルフ・バリア》により、大戦の焦土からわずか十年で奇跡の復興を遂げた。
その中心にいたのは、民衆から英雄と称えられる若き首相リヴァン・カイザ。
だが、繁栄の裏で政務官たちが次々と失踪し、王国には不穏な影が広がっていた。
週刊誌≪週刊レガリア≫が報じた衝撃の疑惑――【連続失踪事件の黒幕は、首相か?】
リヴァンの幼馴染であり、彼を信じる首相秘書官スメラ・ヴェリナは、真相を確かめるため独自調査を開始する。しかし、彼女が首相府の奥底で目にしたのは、国家を揺るがす禁忌の研究と、狂気に染まりつつある「親友」の姿だった。
――信じた正義は、本物か。それとも歪んだ偽物か。
剣で国を護る軍人ラッセル、筆で真実を伝える記者カザン。
国家を覆う巨大な陰謀の先で、彼らが辿り着く世界の真実とは。
緊迫の異世界政治サスペンス・ファンタジー、開幕!
文字数 123,893
最終更新日 2026.06.21
登録日 2026.05.30
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
文字数 26,404
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.12.05
ある日、地球にエイリアンがやってきた。
世界中は当然のように大混乱。各国は軍を動かし、人類は一致団結して戦おうとする。だが、普通の高校生・高木健二だけは、エイリアンの考えていることが分かってしまった。
彼らの目的は侵略ではない。地球を宇宙有数の観光地にすることだった。
美しい自然、多様な生物、珍しい文化。地球は宇宙的に見れば最高の観光資源らしい。だが同時に、彼らから見れば人類はその地球環境を破壊し続ける厄介な存在でもあった。
人類がエイリアンに勝てるはずがない。蟻が人間に戦いを挑むようなものだ。しかもエイリアンは、本気になれば人類だけを簡単に取り除くこともできる。
それでも高木が意思疎通できたことで、彼らは人類に十年の猶予を与える。
その間に地球を綺麗にし、宇宙の観光地としてふさわしい星にすること。
高木は決断する。
世界を敵に回し、自らが人類の王となり、支配者となってでも人類の絶滅を防ぐことを。
当然、人々は彼を裏切り者と呼び、蛇蝎のごとく嫌う。だが、高木は諦めていた。嫌われてもいい。憎まれてもいい。人類が滅ぶよりは、ずっとましだ。
そして反抗する者には、洗脳も辞さない。
これは、地球を観光地にしたいエイリアンと、人類を救うために人類の敵となった少年が巻き起こす、悲しくもおかしなSFドタバタコメディである。
文字数 28,767
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.06.06
とある惑星に立つルゲーニ王国。
その国に、一つの大きな隕石が迫っていた。
隕石が持つ重力に、人の体は耐えきれない。
限界を迎えた者から、体が砂と化し消えていった。
国民だけでなく、国王、王子の誰もが
「明日は我が身…」と怯える中。
いい意味で頭のネジの外れた、陽気な青年がいた。
これは五つの短編からなる、一つの国の終わりの話。
ルゲーニ王国に住む人が迎える最期は絶望か、それとも――
美味しいご飯が、国の運命を左右する?
人生の最期をストレスフリーで過ごすため、料理に全身全霊を注ぎ込んだ者たちの、ちょっとしんみり、だけどほのぼのした、ご飯ものファンタジー。
文字数 10,715
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.30
ある日、俺は異世界に召喚された。
ところが勇者としての力はなく、魔王討伐は任せられないと言われてしまう。
そんな俺に命じられたのは、まさかの暗殺者。
魔王勢力に加担する存在を片っ端から殺しまくればいいらしい。
「なんだ、俺の得意分野じゃないか」
おまけに現代兵器を召喚できる魔術師の少女まで同行するのだという。
斯くして使命を得た俺は、景気付けに国王を爆殺してから異世界での旅を始めるのであった。
文字数 136,815
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
あらすじ
「君、男慣れしてるでしょ? 俺の『彼女役』やってよ」
学園の王子様・桐生蓮から突然持ちかけられたのは、ストーカー除けのための**「偽装恋人契約」だった。
派手な見た目のせいで誤解されがちなるな**は、本当は男性と付き合ったことすらない処女。しかし、憧れの蓮に幻滅されたくない一心で、つい見栄を張ってしまう。
「ま、任せてよ! 経験人数とか覚えてないくらいだし、余裕w」
その言葉を聞いた蓮は、妖艶に目を細めて微笑んだ。
「へぇ、頼もしいな。じゃあ……手加減しなくていいよね?」
契約初日から、るなの嘘は蓮に筒抜けだった。
彼は全てを知った上で、るなの可愛い強がりを楽しむために、あえて**「経験豊富な彼女なら平気なはず」**という名目で、過激なスキンシップを仕掛けてくる。
嫉妬したフリでお尻を叩かれる**「愛の鞭(スパンキング)」。
「激しいのも平気」と言った口を塞ぐための「デトックス(浣腸)」**。
「痛い? 変だな、慣れてるはずなのに震えてるよ」
「嘘つきな悪い子には、お仕置きが必要だね」
逃げ場のないトイレや放課後の教室で、身も心も暴かれていくるな。
これは演技なのか、それとも本気なのか――?
腹黒王子の掌の上で転がされる、嘘つきギャルの**「絶体絶命×溺愛」ラブストーリー**。
登場人物紹介
■ ヒロイン:早川(はやかわ) るな
外見:明るい金髪、短すぎるスカート、派手なメイクの典型的なギャル。
中身:見た目に反して、実は男性経験ゼロの超・純情乙女。恋愛知識は少女漫画のみ。
性格:根は素直で世話焼きだが、ナメられたくなくてつい虚勢を張ってしまう。「私、遊んでるしw」が口癖だが、手を繋ぐだけで心臓がバクバクしている。
■ ヒーロー:桐生(きりゅう) 蓮(れん)
外見:学園一のモテ男。黒髪で整った顔立ち、成績優秀な生徒会長(またはカリスマモデル)。
中身:爽やかな笑顔の裏に、ドSな独占欲を隠し持つ腹黒策士。
秘密:実は以前から、ギャップのあるるなに惹かれていた。彼女が処女であることも調査済みで、必死に「ビッチ」を演じる彼女を愛おしく(そして面白く)思い、泳がせている。
文字数 26,597
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.16
人工衛星おおすみに付着していた宇宙石・通称御来屋岩の成分は、ヒト遺伝子塩基Qに作用し、生命自浄作用を活性化させ、肉体を消失させる。
日本国は、秘密裏に御厨岩の軍事転用を進め、東京湾岸リゾートパークの地下に広大な防衛基地を建設し、気象衛星と偽って打ち上げた軍事衛星により、超エネルギー銀河宇宙腺G線を地球上へ照射することが可能となった。
しかし、テロリスト・東アジア開放戦線(主に自衛隊員や警察官、少数の国会議員や移民らによって構成された破壊活動集団)により、基地は占拠され、東京へ向けてG線が放たれた!
残された街には、衣類や装飾品、義歯やウィッグ、人工血管等々が散乱し、人間の肉体は一瞬で消滅した。
これは、無人となった東京が、国家として独立するまでを描いた物語である。
文字数 35,870
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.02
頭脳明晰成績優秀、スポーツ万能なうえにイケメンなメガネ男子高校生。
それが浦宮拓斗(うらみや・たくと)君。
対してあーしこと飯田岬(いいだ・みさき)はバッチリメイクにピンクの髪という派手な容姿のギャル女子高生。(友達には「ちょっとギャルの方向性がずれているし、古い。今どき“あーし”はないわ〜」なんて言われているけど、気にしない!)
そんなギャルなあーしが浦宮君に一目惚れしたとある日に、なんと浦宮君から告白されちゃいました!
え、彼氏いない歴イコール年齢なあーしに、ついに彼氏ができた!?
しかもこんな完璧な人が!?
でもお付き合いってどんなことしたらいいの!?
初めての彼氏に浮かれるあーしだったけど、浦宮君には大きな秘密があった。
「僕、霊退治のバイトをしているんですよ」
「へ?」
「未練を残して悪さする霊を、消滅させてます」
「え、ちょっと待って。話を聞くとかしないの?」
「時間の無駄、必要ありません」
「えぇ!?」
親に殺された少女の霊。
恋人を待ち続ける青年の霊。
大切な人を忘れられない霊たち。
あーしは彼らの未練に寄り添いたい。
だけど浦宮君は──
「情けは不要。仕事なので」
そう言って、ためらいなく霊を消そうとする。
あれ、あーしの彼氏、ひょっとしなくてもサイコパス?
幽霊に寄り添うギャルと、幽霊に情けをかけない霊退治屋。
これは正反対な二人が紡ぐ、怖くて切なくてちょっと甘い青春ホラーラブコメ。
岬「初彼が難易度高すぎるんだけど!?」
文字数 11,833
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.06.24
【倒叙 × 中華後宮ミステリー】
※こちらは第1章の内容紹介となります。
衛尉の飛燕《フェイイェン》は、後宮に嫁ぎ皇帝の寵姫だった姉を、自殺に見せかけ殺されてしまう。
皇帝の子を身籠った結果、嫉妬を買ったゆえの悲劇だった。
不幸はそれにとどまらず、犯人の偽装した遺書によって
『姉のお腹の子は、飛燕との不義による子どもだった』
とされてしまう。
皇帝の怒りを買い、処刑の危機にまで陥った飛燕。
彼は自身の無実を証明するべく
『遺書が偽装であること』
ひいては
『事件の真相と犯人の究明』
をする羽目になってしまう。
そのためにはまず、後宮の中を調べなければならない。
手始めに飛燕は、後宮に仕える妹の小鳥《シャオニャオ》に相談する。
すると小鳥は飛燕にこう語るのだ。
「いい? お兄ちゃん。後宮にはね。
全てを見通す『鷹の目』がいるの」
と。
そうして飛燕が紹介されたのは、
『タジ』
と名乗る、静かな雰囲気を纏った異民族風の女だった。
文字数 45,516
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.28
1888年、土曜日の深夜。
ロンドンのパブで、友人のエリザベスと酒を飲んでいたイザベラは、自らの特殊能力を使って、客のグラスを手を使わずに動かしてみせた。
念動力を披露したのは、サーカス団を解雇された腹いせで、収入を絶たれた彼女は自暴自棄になっていた。
団長から言われた、
「お前はとっくに用済みなのだよ」
は、彼女を深く傷つけトラウマとなる。
その帰り道、イザベラは通り魔によって無情にも殺されてしまうのだが、生命が終わる瞬間に感じたのは、
「ああ、確か死ぬ間際はいつもこんな感じだった…」
という、過去の経験による思いだった。
そうして再び目覚めた先は、1954年の神戸の資産家・夏目周五郎の長女・蘭。
前世の記憶は成長とともに消失し、人生の記録は記憶となって上書きされてゆくが、蘭は鎌鼬皮膚裂傷症という謎の病に苦しめられる。
そして大学卒業後、行きつけのバーの店員、春樹と同棲を始めるが、日常的に振るわれる暴力に耐えかねて、口論の末、過って男を死なせてしまう。
この時、春樹に何気なく放たれた最期の言葉、
「お前は用済みなんだよ!」
によって、蘭の前世の記憶が甦り始める。
途方に暮れる蘭は、幼なじみでメッキ工場の跡継ぎ、紅林順次に相談を持ちかけ東京へ逃亡を試みるも逮捕されるが、病によってできた皮膚の傷は完治していた。
服役中に書物を読みあさる中、前世の記憶は覚醒するが、この世界は史実とは異なる異世界であると気がつく。
出所後、蘭を迎えた紅林とともに、東京で新たな人生を歩むふたりは子宝に恵まれ、質素ながら幸せを感じていたのだが、食物アレルギーによって子を失い、再び鎌鼬皮膚裂傷症を発病する。
蘭の怒りの矛先は、菓子メーカー「MIYATA 製菓」へと向かうのだが…
文字数 33,710
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.02
死者を操る百年に一度の天才と評された道士、謝思凛が目覚めた先は誰もいない山奥だった。僵尸退治が生業のはずなのに、何者かに殺され自分自身が僵尸になっていたのだ。
何故か体に残っていた丹と魂のおかげで、生前と変わらぬ行動が取れることに気が付き、この手で犯人を捕まえようと決意する。
幼い頃から家族同然として過ごした王如孝の元に帰ろうとしたが、彼から放たれた言葉は「お前は私が殺したはずだ」という衝撃のものだった。
何故、彼がそんなことを言ったのか。信じられない謝思凛は仲間の僵尸たちとともに真実を探すため旅に出ることにした。
文字数 41,617
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.06.26