「不敬」の検索結果
全体で74件見つかりました。
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
文字数 40,345
最終更新日 2026.05.05
登録日 2026.05.05
至高のΩと名高き公爵子息、フィンリーは初恋の相手である王太子ジークフリートの第二妃に選ばれ、人生最大の幸運に浸っていた。
しかし喜びもつかの間、幸せはあっという間に終わった。
結婚式を終えたフィンリーはとんでもない事実を知ったからだ。
ジークフリートがフィンリーを娶ったのは何と子ども目当て。番契約?ないない。自分に似た子以外はいらないとぬかす非道ぶり。
子どもが出来ない正妻のために仕組んだ愛のない結婚だった。
ジークフリートは第二妃として迎えたフィンリーの名前すら知らず、馬鹿なΩと嘲笑った。
事実を知ったフィンリーの心に湧き上がったのは激しい怒りと恨み。
ブチ切れた結果、フィンリーは暴れて逃走した。
積み上げた罪状は傷害、窃盗、不敬罪並びに殺人未遂!
捕まるのはごめんとフィンリーは世界を放浪し、安住の地を求めると同時に出会った男達とのロマンスを楽しむのであった。
コンセプトは全年齢が楽しめるBLオメガバースです。よって大人のシーンはありません!悪しからず。
文字数 75,109
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.03.24
【第18回恋愛小説大賞において優秀賞を頂戴致しました。応援頂いた読者の皆様に心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました】
その日、貴族裁判所前には多くの貴族達が傍聴券を求め、所狭しと行列を作っていた。
貴族達にとって注目すべき裁判が開かれるからだ。
現国王の妹王女の嫁ぎ先である建国以来の名門侯爵家が、新興貴族である伯爵家から訴えを起こされたこの裁判。
人々の関心を集めないはずがない。
裁判の冒頭、証言台に立った伯爵家長女は涙ながらに訴えた。
「私には婚約者がいました…。
彼を愛していました。でも、私とその方の婚約は破棄され、私は意に沿わぬ男性の元へと嫁ぎ、侯爵夫人となったのです。
そう…。誰も覆す事の出来ない王命と言う理不尽な制度によって…。
ですが、理不尽な制度には理不尽な扱いが待っていました…」
裁判開始早々、王命を理不尽だと公衆の面前で公言した彼女。裁判での証言でなければ不敬罪に問われても可笑しくはない発言だ。
だが、彼女はそんな事は全て承知の上であえてこの言葉を発した。
彼女はこれより少し前、嫁ぎ先の侯爵家から彼女の有責で離縁されている。原因は彼女の不貞行為だ。彼女はそれを否定し、この裁判に於いて自身の無実を証明しようとしているのだ。
次々に積み重ねられていく証言に次第に追い込まれていく侯爵家。明らかになっていく真実を傍聴席の貴族達は息を飲んで見守る。
裁判の最後、彼女は傍聴席に向かって訴えかけた。
「王命って何ですか?」と。
✳︎不定期更新、設定ゆるゆるです。
文字数 167,588
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.01.18
「王妃よ、そなた一体何が不満だというのだ」
「………」
「贅を尽くした食事、ドレス、宝石、アクセサリー、部屋の調度も最高品質のもの。王妃という地位も用意した。およそ世の女性が望むものすべてを手に入れているというのに、何が不満だというのだ!」
王妃は表情を変えない。何を言っても宥めてもすかしても脅しても変わらない王妃に、苛立った王は声を荒げる。
「何とか言わぬか! 不敬だぞ!」
「……でしたら、牢に入れるなり、処罰するなりお好きに」
「い、いや、それはできぬ」
「何故? 陛下の望むままなさればよろしい」
「余は、そなたを愛しているのだ。愛するものにそのような仕打ち、到底考えられぬ」
途端、王妃の嘲る笑い声が響く。
「畜生にも劣る陛下が、愛を騙るなどおこがましいですわね」
文字数 9,023
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.10
「ジョセフィーヌ、聖なる力を失い、新聖女コレットの力を奪おうとした罪で、そなたを辺境の修道院に追放いたす」謁見の間にルーカス第三王子の声が朗々と響き渡る。
「異議あり!」ジョセフィーヌは間髪を入れず意義を唱え、証言を述べる。
「証言一、とある元聖女マデリーン。殿下は十代の聖女しか興味がない。証言二、とある元聖女ノエミ。殿下は背が高く、ほっそりしてるのに出るとこ出てるのが好き。証言三、とある元聖女オードリー。殿下は、手は出さない、見てるだけ」
「ええーい、やめーい。不敬罪で追放」
追放された元聖女ジョセフィーヌはさっさと王都に戻って、魚屋で働いてる。そんな中、聖女コレットがルーカス殿下の子を身ごもったという噂が。王国の結界を守るため、元聖女たちは立ち上がった。
文字数 5,603
最終更新日 2022.09.18
登録日 2022.09.18
乙女ゲームの悪役令息ユリスに転生して数年。
没落の未来を回避するため、ユリスは婚約者・アデルセン王子を『救わない』道を選んだ。来るべき断罪の日を迎え撃つべく、水面下で完璧な婚約解消の布石を打ち、シナリオ通りに動く『主人公たち』を傍観者の目で見つめ続けてきた。
そして、ついに訪れた婚約破棄の場。
「不敬にならないよう、平和的に口を塞いだだけですよ」
吠え立てる王子の口にステーキ肉を突っ込んで黙らせ、淡々と不貞を糾弾するユリス。
計画通り、圧倒的な正当性で主人公たちを追い詰め、あとは自由を手に入れるだけ、のはずだった。
しかし、その舞台を鮮やかに乗っ取ったのは、誰よりも優秀で『無害』を装っていた第四王子レオニード。
「王家と侯爵家、せっかく結ばれた縁が切れるのは惜しい。愚兄の代わりに私と結婚しよう」
婚約解消を目論む転生策士 vs 獲物を逃さない年下王子。
シナリオを書き換えた先に待っていたのは、深い溺愛の罠だった。
周到な年下第四王子レオニード(16)×転生者侯爵令息ユリス(20)
第二王子のモノローグ→幼少時代から始まりますが展開は早いです。
本編にR18要素は含まれません。
全29話。
番外編9話。
※印のあるお話は成人向けの内容となっております
★ムーンライトノベルズ様へも投稿しておりますので、読みやすい方からご覧いただけましたら幸いです。
文字数 96,695
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.02.27
【あらすじ・作品紹介文】
【自衛隊特殊格闘術(CQC) × 痛快・時代劇無双!】
「おどりゃあ、剣術のお遊戯会じゃねぇんじゃ。本物の『制圧(クリアリング)』を見せちゃる」
坂上信長、25歳。陸上自衛隊・最精鋭「レンジャー部隊」隊長。
誰もが認めるエリート自衛官である彼は、海将である規格外の親父にただの一度も勝てず、「地獄を知らん半人前」とボコボコにされる日々を送っていた。
ある日、演習前の仮眠から目覚めると……そこはなんと『寛永の江戸時代』だった!?
「信長」という名だけで不敬だと斬りかかってくる柳生新陰流の門下生たち。
しかし、信長は腰の刀すら抜かず、現代の「自衛隊徒手格闘」と「北辰無双我流」で彼らを無傷のまま圧倒してしまう。
その異常な強さの噂を聞きつけ、江戸の最重要人物たちが動き出す。
一人は、天下無双の天才剣客・柳生十兵衛。
もう一人は、お忍びで城を抜け出してきた三代将軍・徳川家光。
真剣勝負を泥臭い格闘術で捌ききり、黄金のライターと『メビウス(煙草)』、そして野戦仕込みの肉料理で彼らの胃袋と心を掴んだ信長は、身分も時代も超えた「最強の悪友トリオ」を結成することに!
「法で裁けぬ悪党がいる? なら、俺が突入(ブリーチング)して物理で証拠をパクる」
家光が法の大義名分を用意し、十兵衛が裏の諜報網を巡らせ、信長が現代軍事戦術で敵陣を蹂躙する!
ただ斬るだけではない。ドアの破壊突入、フラッシュバン(代わりの目潰し)による人質救出、非致死制圧(ノン・リーサル)、そして逃走経路の完全封鎖。
「上様(トップ)が現場に出とるんじゃ! てめぇらみたいな腐った上がおるけぇ、下で泥すする奴らが報われんのじゃ!」
偉大な親父を超えたいと願う熱き自衛官が、十兵衛の剣と家光の葵紋と共に、江戸の闇をタクティカルにぶっ潰す!
圧倒的カタルシスをお約束する、【現代戦術 × 徳川将軍】の痛快ミリタリー時代劇、開幕!!
文字数 20,961
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.05.06
国境防衛の最前線でもあるオブライト辺境伯家の令嬢ルミエール。
何故か王太子の妃候補に選ばれてしまう。「選ばれるはずないから、王都観光でもしておいで」という母の言葉に従って王宮へ。
田舎育ちの彼女には、やっぱり普通の貴族令嬢とはあわなかった。香水臭い部屋。マウントの取り合いに忙しい令嬢達。ちやほやされてご満悦の王太子。
庭園に逃げこみ、仕事をしていた庭師のおじさんをつかまえ辺境伯領仕込みの口の悪さで愚痴り始めるルミエール。
「ここだけの話だからね!」と。
不敬をものともしない、言いたい放題のルミエールに顔色を失くす庭師。
その後、不敬罪に問われる事無く、何故か妃選定がおこなわれる前にルミエールは除外。
その真相は?
ルミエールは口が悪いです。言いたい放題。
頭空っぽ推奨!ご都合主義万歳です!
文字数 14,919
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.11.03
「グローリア。ここにいるシャンデは隣国ツヴァイリングの王女だ。隣国国王の愛妾殿の娘として生まれたが、王妃によって攫われ我がシュティーア王国の貧民街に捨てられた。侯爵令嬢でなくなった貴様には、これまでのシャンデに対する暴言への不敬罪が……」
「いえ、違います」
文字数 7,826
最終更新日 2021.11.23
登録日 2021.11.21
『洗脳じゃないのじゃ!不敬なのじゃ!!』
『人見知りってお主、良い歳して何を言うておるのじゃ!?』
『ちょっと喋れるようになっただけで尊敬されるとでも思うたのか?本当に?……嘘じゃろコヤツ??』
自称くたびれたおっさん傭兵。細々と依頼をこなして生きてきたのだが、ある日森を探索中に土砂崩れに遭い遭難してしまう。武器を失くしてしまった主人公だが幸運にも落ちていた剣を拾うことが出来て・・・。
これはひょんな事から拾って拾われてしまった【堅実に行きたい華奢でコミュ障ぽんこつ主人公と、剣士として行かせたい剣に宿るのじゃロリ妹型精霊】の振り回し振り回されていく物語。
――但し周りの皆は振り回されていく模様です。
文字数 1,048,917
最終更新日 2026.05.11
登録日 2025.01.31
王子様の元恋人なんて、バッドステータスにも程がある……じゃないですかー。そんなクッソ重い十字架を、幾ら頭と尻が軽いからって、あんなうら若きお嬢さんに背負わせるなんて可哀想にも程がありますよー。
王族の恋人のどこがバッドステータスだ? 光栄に思いこそすれ、悪し様に言うのは不敬に過ぎる?
ははっ、ヤだわー。殿下ー、寝言は寝てから宣ってくださいよー。
どう考えったって『王子様の元恋人』なんて称号、バッドステータスですって。むしろ、一度装着すると外れなくなる系の呪いの装備的な?
え~? 不敬罪食らわすぞって? ヤだなー。俺のお仕事は、常日頃から『美女を集めて俺だけのハーレムを作りたい』だとか頭沸いたことばっか言ってる殿下のお目付け役なんですからー。
最悪、ぶん殴って気絶させてでも殿下を止める許可を陛下から頂いてまーす。
つか、今の俺は一応殿下の側近扱いですが、陛下直々に雇われてんので殿下の命令よか陛下の命令のが上位っすわー。
え? いつか俺を泣かす? ははっ、楽しみに待ってますねー?
設定はふわっと。
文字数 6,120
最終更新日 2025.02.04
登録日 2025.02.02
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 101,668
最終更新日 2026.02.27
登録日 2020.09.11
先々代の王女が降嫁したほどの筆頭公爵家に産まれた、ルティアヌール公爵家の唯一の姫、メリアッセンヌ。
産まれた時から当然に王子と結婚すると本人も思っていたし、周囲も期待していた。
それは、身内のみと言っても、王宮で行われる王妃主催のお茶会で、本人が公言しても不敬とされないほどの。
そのためにメリアッセンヌ自身も大変努力し、勉学に励み、健康と美容のために毎日屋敷の敷地内をランニングし、外国語も複数扱えるようになった。
ただし、実際の内定発表は王子が成年を迎えた時に行うのが慣習だった。
第一王子を“ルーおにいさま”と慕う彼女に、第一王子は婚約内定発表の数日前、呼び出しをかける。
別の女性を隣に立たせ、「君とは結婚できない」と告げる王子の真意とは?
7話完結です
文字数 12,310
最終更新日 2026.02.19
登録日 2026.02.19
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「モドイド公爵家令嬢シャロン、不敬罪に婚約を破棄し追放刑とする」王太子は冷酷非情に言い放った。モドイド公爵家長女のシャロンは、半妹ジェスナに陥れられた。いや、家族全員に裏切られた。シャロンは先妻ロージーの子供だったが、ロージーはモドイド公爵の愛人だったイザベルに毒殺されていた。本当ならシャロンも殺されている所だったが、王家を乗っ取る心算だったモドイド公爵の手駒、道具として生かされていた。王太子だった第一王子ウイケルの婚約者にジェスナが、第二王子のエドワドにはシャロンが婚約者に選ばれていた。ウイケル王太子が毒殺されなければ、モドイド公爵の思い通りになっていた。だがウイケル王太子が毒殺されてしまった。どうしても王妃に成りたかったジェスナは、身体を張ってエドワドを籠絡し、エドワドにシャロンとの婚約を破棄させ、自分を婚約者に選ばせた。
文字数 38,160
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.05.24
13歳から第三王女ヴィクトリアの専属侍女として仕えているアメリアは、王女が婚約者の護衛騎士と上手くいっていないことにヤキモキしていた。
どうやらヴィクトリアの表情が乏しいため、婚約者のライオネルが嫌われていると勘違いし、彼女を避けているようなのだ。
ヴィクトリアの気持ちを知るアメリアは、すれ違う二人の歯がゆい状況を魔道具研究所の期待の新人でもある幼馴染のハルフォードに愚痴ってしまう。
彼女よりも一つ年上のハルフォードは、見た目は儚げな美少年だが中身はポヤポヤした性格の生活力皆無な研究バカな青年で、アメリアは彼の身の回りの世話を焼くことが多かった。
そんな彼が、「こんな魔道具を作ってみた!」と報告してきた。
しかも独断でその魔道具の性能を第三王女とその護衛騎士で試すと言い出したのだ。
王族への不敬行為になるとアメリアが止めるも、ハルフォードはアメリアにも協力してもらい決行に踏みきってしまう。
そんな彼が開発した画期的な魔道具は、身につけたピアスから相手の心の声が聞こえるという物だった。
★全5話の作品です★
文字数 26,087
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.12.09
キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢はフロスティ公爵家の後継であるシアンと婚約中である。
ある日キャナリィの通う学園に、隣国からスカーレット・シルバー第一王女が留学してくるという報せが届いた。それも三学年の夏休暇明けという中途半端な時期から──。
シルバー王国と言えばシアンが去年まで留学していた国である。そして王女に婚約者はいない──漠然とした不安がキャナリィの心を乱す。
そして案の定王女はシアンをキャナリィから引き離し、そばに置いた。
一方、シアンの兄ジェードに長年付きまとうビアンカ・ルーベルム侯爵令嬢は王女を利用してジェードとその婚約者であるクラレット・メイズ伯爵令嬢の婚約破棄を目論んでいた。
シアンを奪われようとしているにも関わらず何処までも「貴族」であろうとするキャナリィにスカーレットは不敬には問わないから言いたいことを言うようにと詰め寄る。
キャナリィは少し考えるような素振りをすると口を開いた。
「では、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」と。
★
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★このお話は「で。」シリーズの第三弾です。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
どちらも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾は沢山の方に読んでいただいて、一位になることが出来ました!
(*´▽`人)アリガトウ
第一、二弾の内容はこんなことがあったよ的エピソードで出てきますが、勿論このお話だけでも大丈夫ですよ!
文字数 62,259
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.15
「私が美しいというのは、別に自惚れでも何でもない。社会的に確立された事実というものである」
そう自認する令嬢エラは、王太子殿下の花嫁選びの舞踏会で、嫌味令嬢たちの集中砲火を浴びていた。
苛立ちまぎれにあおったワインには、なぜか焼けつくような刺激物が仕込まれており——反射的に吹き出した先には、ちょうど声をかけようと近づいてきた王太子殿下の、麗しい御尊顔が。
王国の歴史に残る大不敬を犯したエラは、ヒールの片方を残し、夜の庭園へと逃亡した。
しかし、証拠隠滅をしてすっかり安心していた彼女の元に数日後訪れたのは、被害者である王太子殿下、その人であった。
文字数 5,484
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.27
シャーロット・フォード伯爵令嬢。
社交界に滅多に姿を見せず、性格も趣味も交遊関係も謎に包まれた人物──と言えばミステリアスな女性に聞こえるが、そんな彼女が社交界に出ない理由はただ一つ。
男性恐怖症である。
「そのままだと、何かと困るでしょう?」
「それはそうなんだけどおおおお」
伯爵家で今日も繰り返される、母と娘の掛け合い。いつもなら適当な理由をつけて参席を断るのだが、今回ばかりはそうもいかない。なぜなら「未婚の男女は全員出席必須」のパーティーがあるからだ。
両親は、愛娘シャーロットの結婚を非常に心配していた。そんな中で届いたこのパーティーの招待状。伯爵家の存続の危機を救ってもらうべく、彼らは気乗りしない娘を何とか説得してパーティーに向かわせた。
しかし当日、シャーロットはとんでもない事態を引き起こすことになる。
「王太子殿下を、突き飛ばしてしまったのよ」
「「はぁっ!?」」
男性恐怖症のシャーロットが限界になると発動する行動──相手を突き飛ばしてしまうこと──が、よりにもよってこの国の王太子に降りかかったのである。
不敬罪必死のこの事態に、誰もが覚悟を決めた。
ところが、事態は思わぬ方向へ転がっていき──。
これは、社交を避けてきた伯爵令嬢が腹を括り、結婚を目指して試行錯誤する話。
恋愛あり、改革あり、試練あり!内容盛りだくさんな伯爵令嬢の婚活を、お楽しみあれ。
【番外編の内容】
アンジェリアは、由緒正しいフォード伯爵家の次女として生まれた。
姉シャーロットと弟ウィルフレッドは貴族社会の一員として暮らしているが、アンジェリアは別の道を選びたかった。
「私、商人になりたい」
いつからか抱いたその夢を口にしてから、彼女の人生は大きく変化することとなる。
シャーロットが王太子ギルバートと関わりを深める裏で繰り広げられていた、次女アンジェリアの旅路。
衣食住に困ることのなかった令嬢生活を捨て、成功する保証の無い商人として暮らすことを決めた彼女を待ち受けている景色とは?
※完結した本編との絡みもありつつ物語が進んでいきます!こちらもぜひ、お楽しみいただければ嬉しいです。
文字数 415,941
最終更新日 2026.03.13
登録日 2025.07.09
この国の妖精はいたずら好きだ。たまに誰かの頭の上にその人の心の声や妖精のつっこみを文章で出す。
それがどんなに失礼でもどんなに不敬でも罪に問われることはない。
「なろう」にも投稿しています。
文字数 6,370
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.13
侯爵令嬢であるエリーゼ・マロウは、ある夜会の最中に突然、隣に男爵令嬢を伴った婚約者であるアーロン・ジャーマンダー公爵令息に婚約破棄を言い渡される。
婚約破棄?取引で成立した婚約者ですから、そちらがそのつもりなら構いませんわ。でもその前にこの婚約破棄について、色々とツッコミたい事があるのですが、よろしいかしら?
真実の愛と言うけれど、それは一体どのように証明するのです?
エリーゼが正論で婚約者を問い詰めていくと、不敬罪で捉えられそうになってしまう。
そこに現れたのは、遊学でたまたまこの国を訪れていた宗主国の第二王子だった・・・。
これは、常識人な侯爵令嬢がツッコミを入れながら真実の愛を見つけていくお話。
※2021.11.2本編完結しました。今後不定期で番外編を掲載予定です。R18は番外編のみ。
※R18部分は★でお知らせします。
文字数 99,517
最終更新日 2022.11.21
登録日 2021.09.27
