「移ろい」の検索結果
全体で24件見つかりました。
私は、貴方と共にした一夜を後悔した事はない。
貴方は私に尊いこの子を与えてくれた。
あの一夜を境に、私の環境は正反対に変わってしまった。
冷たく厳しい人々の中から、温かく優しい人々の中へ私は飛び込んだ。
複雑で高級な物に囲まれる暮らしから、質素で簡素な物に囲まれる暮らしへ移ろいだ。
無関心で疎遠な沢山の親族を捨てて、誰よりも私を必要としてくれる尊いこの子だけを選んだ。
風の噂で貴方が私を探しているという話を聞く。
だけど、誰も私が貴方が探している人物とは思わないはず。
今、私は幸せを感じている。
貴方が側にいなくても、私はこの子と生きていける。
だから、、、
もう、、、
私を、、、
探さないでください。
文字数 32,490
最終更新日 2022.08.10
登録日 2022.06.29
「かわいらしい子だ。お前のすべては余のものだ」
初めて会ったときに、王さまはこう言った。王さまは強く、賢明で、それでいて性豪だった。麗しい城、呆れるほどの金銀財宝に、傅く奴婢たち。僕はあっという間に身も心も王さまのものになった。
しかし王さまの寵愛はあっという間に移ろい、僕は後宮の片隅で暮らすようになった。僕は王さまの寵愛を取り戻そうとして、王さまの近衛である秀鴈さまに近づいたのだが、秀鴈さまはあやしく笑って僕の乳首をひねりあげた。
「うずいているんでしょう?」秀鴈さまの言葉に、王さまに躾けられた僕の尻穴がうずきだす——。
文字数 10,521
最終更新日 2023.10.24
登録日 2023.10.24
※歪んだ愛ゆえに苦手な人はご遠慮ください。
※中編程度量です。
彼の愛と私の愛が噛み合わない─。
雨野鈴音は誕生日に指輪が欲しい──その想いに応えてくれない恋人の榊貴嗣の愛情に寂しさを覚えいた。
そこに鈴音を好きな同僚の灰谷凌の想いも加わり──
恋も人も季節も移ろい廻る
七十二節を軸に鈴音はどう変わっていくのか──
文字数 61,024
最終更新日 2020.06.22
登録日 2020.05.18
【全年齢向けBLに挑戦したくて書きました。オメガバースですが、描写はキスまでです】
【ストレイシープ症候群という呼び名は当方の独自設定です】
十二歳の頃、想定外の発情期で叔父に項を噛まれた夏目すばる。(高校三年生)
親族会議が行われ、叔父は海外生活、すばるはつがいを失ったオメガ〈ストレイシープ〉として生きることを余儀なくされる。
まったくの事故だったのだが、すばるの胸には父親に言われた一言
「おまえが誘惑したんじゃないよな」が呪いのように刻まれていた。
家族とぎくしゃくしたすばるは、都会の国公立大を目指すために祖母の家に居候して、進学高へ通う。
整った顔立ちのすばるは、春先、下級生から告白されることが多く、その度体調を崩してしまう。
一連の体調不良は〈ストレイシープ症候群〉と呼ばれ、完全に治る見込みはない。
そのためすばるは恋愛を避けて生きてきたのだが、ある日都会から来た編入生辻流星と出会う。
流星は、人と距離を置いていたすばるの暮らしの中へどんどん入り込んでくる。
遠慮のない彼を始め疎ましく思っていたすばるだったが、じょじょに、失った青春のやり直しを楽しいと思うようになる。
そして思う。
好きになったらいけないのに。
自分はストレイシープなのに。
つがい以外と結ばれたいと思っても、不可能なことなのに――
事故で項を噛まれてしまったオメガは、本当に恋した相手と結ばれることができるのか?
そして流星にも、何やら秘密があるようでーー
四季の移ろいと共にゆっくり育まれていく、青春ボーイズライフ。
表紙素材:てんぱる様
エブリスタ様、fujossy様などにも掲載しています。
文字数 46,530
最終更新日 2023.04.11
登録日 2023.04.05
あなたはどの季節の物語が好きですか?
春夏秋冬それぞれ違う短編の物語。
春は、ある古代桜についてのお話。
夏は、新聞記者がある殺人事件についての話。
秋は、新しく出来た最新型図書館についての話。
冬は、雪だるまが意思を持ち異世界に転生される話。
文字数 5,465
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.09.13
恋愛シュミレーションゲームのCM風の台本です。
平成初期くらいのイメージです。
一通の見知らぬ手紙を見つけた大学生の主人公(プレイヤー)。
幼い頃に少女と交わした約束を叶えるため、手紙を頼りに全国を旅していきます。
手紙の差出人は人数に応じて変えてください。セリフや方言も変更可です。
方言部分も言いやすいように変更していただいても構いません。
登場人物
▲
主人公(プレイヤー)
①〜
手紙の差出人(幼い頃に会った女の子)
○冬
〜地上のホワイトパレット〜
夏が王道な感じ、冬も王道な感じです。幼い頃に、雪の上に少女と共に描いた約束を叶えるため、手紙の差出人である、その少女を探す旅に出るイメージ。
○春(ホラー)
〜深淵に沈んだ闇よりも稠密な〜
幼い頃、満開の桜の木の下で少女と交わした約束。それを果たすため、手紙を頼りに旅に出た話。はたして約束とはなんだったのか…ご想像にお任せします。
二つ王道が来たので、次はホラーかな、と。ホラーにするにはBGMありきなのかな?と思って書きました。普通に読むとホラーでもなんでもないような。。。
○秋(たぶんラスト)
〜移ろいゆく時間はセピア色に〜
旅の最後。
幼い頃に小さな女の子と過ごした思い出と、その子(手紙の差出人)を探して旅した大学生の頃のことが、思い出に変わる。
でも、心の中で、セピア色に変わる年月が経とうとも、その思い出はずっと輝いてる。
ゲームとしては一人の女の子とくっついてるんだと思いますが、あくまでCM風なので…
他の女の子たちも登場してほしいわけです。一人一人、お礼を言ってくれるイメージです。
楽しんでくださるとうれしいです。
夏(天空のカラーキャンバス)は別のアプリに載せています。
動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。
非常に喜びます。
自作発言、転載はご遠慮ください。
著作権は放棄しておりません。
使用の際は作者名を記載してください。
内容や世界観が変わらない程度の変更や語尾の変更、性別変更、方言は構いません。
文字数 1,133
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.09.23
町中で視線を感じたら、上を見上げてはいけないよ。
赤い格子の向こう側、白兎と目が合ってしまったら、取って喰われる--。
自分の名前さえ忘れてしまった『白兎』。
狭い部屋の中で外を眺めるうさぎは、ただそこで景色の移ろいを眺めていた。
知らないことを知りたがったうさぎの手を取ったのは、うさぎに魅了されてしまった『椿』。
赤と白は交わるのか?
何故彼は白兎と呼ばれるのか?
うさぎが真実を取り戻す時、其処にあるのは幸か不幸か--。
屋敷の奥座敷、たった一部屋の物語。
※18禁/なんちゃって時代物
※縦読み推奨
文字数 22,020
最終更新日 2018.12.16
登録日 2017.12.12
桜川村は、四季折々の美しい風景に彩られた静かな田園の村。その村に住む少年、悠太は代々続く漁師の家系で、毎朝早く起きて川で魚を捕るのが日課だった。ある日、都会から引っ越してきた少女、花音と出会い、二人はすぐに友達になる。
春の桜、夏の祭り、秋の収穫、冬の雪景色——二人は四季の移ろいの中で様々な経験を共有し、友情を深めていく。花音は悠太にとって新しい風となり、悠太は花音にとって頼れる友人となる。互いに支え合いながら、村での日々を楽しむ二人の姿は、村の人々にも温かな感動をもたらす。
やがて、別れの時が訪れるかもしれないが、二人は心の中でいつまでも繋がっていることを信じ、未来への希望を胸に抱く。悠太と花音の友情と、桜川村の美しい四季を描いた、心温まる物語。
文字数 1,642
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.06.05
山陰の雪の季節が終わりを告げようとしていた頃、交通事故から幼子を助けようとした父が亡くなり、数年後、同じ様に淡雪が舞う頃、母が亡くなった。
京都の大学に通っていた椎谷遼一が、恋人の中林秋乃が職場の同僚男性と結婚すると云う、背信の報せを聞かされたのは、母の葬儀の暫く後のことだった。
椎谷遼一と中林秋乃は高校生の頃に将来を誓い合っていた。両家の家族も、周りの誰もが認める似合いのふたりだった。
職場の男性と結婚した秋乃も、社会人になってから結婚した遼一も、共に離婚を経験する。
秋乃は離婚後、直ぐに故郷を離れた。東京に出て専門学校を卒業すると、ビジネス支援会社に就職した。転勤で大阪に勤務していた時、会社が他企業に吸収され退社を余儀なくされる。
大阪の伯母の処に身を寄せていた秋乃は、故郷に帰るか再就職するか迷っていたが、帰郷を決めて京都と故郷を直結するローカル特急に乗った。
プロジェクトチームのチーフとして故郷の県内にある製紙会社に出張を命ぜられた遼一は、特急のグリーン車内で高校時代と変わらない笑顔の秋乃と遭遇する。
ふとした事から一緒になる機会を逸し、離婚を経験したふたりが過ごした十数年の歳月は、嘗ては愛し合い、結婚を誓いながらも破綻した辛く寂しい歳月でもあった。
歳月を経たふたりの恋する想いの移ろいは~。
春先に舞う雪は、儚く消える淡雪なのか、それとも春の到来を告げる淡雪なのだろうか~。(固有名詞など、全てフィクションです。)
文字数 57,363
最終更新日 2024.02.16
登録日 2024.02.11
ある夏の日の夜。いつもと変わらぬ塾の帰るさ、私は通行を禁止されている近道を行くことに決めた。近道は暗然とした森の木々に覆われており、人の気配がなかった。私は引き返すべきだった。後悔の念は今もなお胸にわだかまり続け、しかし時の移ろいはもはや事実と夢想との境を曖昧にさせてしまった。ゆえに、これより記す物語に確乎たる実正はない。心して見られよ。
文字数 3,754
最終更新日 2017.12.23
登録日 2017.12.23
世は戦国時代。乱世を生き日の本を我が物にしようと戦う者が多く生きた時代。
国を統べようとしていた信長が討たれ、時代の移ろいを感じた奴良野(ぬらの)一族の頭領である水埜辺(みずのべ)は、ある日桔梗宮家で『裏業(りぎょう)』と名乗る少女と出会う。少女は、小姓の身なりをしていたが、ただの小姓ではなかった。
彼女は、国の斬首人。罪人の首を刎ねることを許された、【首斬り姫】であった。
水埜辺が国に疫病をもたらしている妖怪の長だと知りつつも、裏業は、人として生きる彼に次第に惹かれていく。これでは人間と妖怪、どちらが正しいのか、自らの心が揺らぎ出して……。
これは、嶺山の大妖怪×斬首人の少女が織りなす運命の物語——!
文字数 165,542
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.04
登録日 2008.10.17
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日本は、その豊かな文化と伝統、特に食文化において、世界中から注目されています。本書「日本の味の旅:伝統的なレシピとその秘密」では、この美食の国が誇る、伝統的な料理とその背後にある歴史と文化を深く掘り下げていきます。この書を通じて、読者の皆様には、ただのレシピ集以上のものを体験していただきたいのです。それは、日本の食文化を形作る哲学、精神性、そしてその進化の旅への招待状です。
本書では、寿司、天ぷら、おせち料理、味噌汁、抹茶と和菓子といった、日本を象徴する料理を取り上げます。これらの料理一つ一つには、単なる味わいや技術を超えた、深い意味が込められています。たとえば、寿司は、シンプルながらも、魚と米の絶妙なハーモニーが生み出す無限の可能性を秘めています。天ぷらは、食材本来の味を生かしながら、軽やかな食感と独特の風味を楽しませてくれます。おせち料理は、年の始まりを祝う日本の家庭の伝統と絆を象徴しています。
最後に、本書が皆様にとって、ただの料理の指南書ではなく、日本の食文化の深さと魅力を再発見するための窓口となることを願っています。日本料理には、単なる食事を超えた、人々の生活、祭り、季節の変化が息づいています。この書を手にとることで、読者の皆様が日本の四季を感じ、祝祭の時を共有し、そして何よりも、これらの料理が持つ豊かなストーリーを感じ取っていただければ幸いです。
本書で紹介するレシピは、日本各地の伝統的な家庭料理から、高級料亭でしか味わえないような繊細な味まで、幅広いバリエーションを取り揃えています。これらのレシピを通じて、日本の食文化の奥深さと、地域ごとの多様性をお伝えします。さらに、これらの料理が持つ歴史的背景や文化的意義を深く掘り下げることで、日本料理の全体像をより豊かに描き出します。
日本料理には、素材の味を大切にし、季節の移ろいを重んじ、食べる人の健康と幸せを願う、という哲学があります。この哲学は、単に美味しい料理を作るためだけではなく、食べる人々の心と体を豊かにするために存在しています。本書を通じて、この哲学がどのように料理に反映されているのかを、具体的なレシピとともに紹介します。
また、本書では、伝統料理の作り方だけでなく、それを現代のライフスタイルに合わせてアレンジする方法も提案します。伝統を重んじつつも、現代の食材や調理器具を活用し、誰もが手軽に楽しめる形で日本料理を再解釈します。これにより、伝統的な味を守りつつ、新しい日本料理の可能性を探求していきます。
この本が、日本料理の深い魅力を世界中の人々に伝え、さらに多くの人々が日本の食文化に触れ、楽しむきっかけとなることを心から願っています。皆様のキッチンで、日本の味の旅を存分にお楽しみください。
文字数 9,900
最終更新日 2023.12.14
登録日 2023.12.14
同性愛者で引きこもりの青年が親戚のすすめで始めた学童の手伝い。子供たちや親など色んな人と触れあって、青年は次第に変わっていく。
(まだまだ書きかけですみません。)
文字数 1,417
最終更新日 2016.11.19
登録日 2016.11.19
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「和の心を感じる冬の料理集」は、日本の伝統的な冬の料理を再発見し、現代の家庭で気軽に楽しめるようにアレンジしたレシピ本です。
本書では、冬に旬を迎える食材を活用し、体を温め、心を潤す様々な料理が紹介されています。
この本の特徴は、日本の四季を重んじる食文化に根ざしたレシピの提供にあります。
冬の寒さを和らげるための食材選び、調理法、そしてそれらを通じて感じられる季節の移ろいへの敬意が、ページごとに丁寧に綴られています。
レシピは、家庭で簡単に作れるものから、少し手間をかけた本格的なものまで幅広く、冬の食材の魅力を最大限に活かした内容となっています。
たとえば、「鶏肉と野菜の冬鍋」は、寒い日に家族団らんを温かくする一品。
また、「カニと豆腐のみそ鍋」では、豪華な食材を使いながらも、家庭で気軽に作れる方法が紹介されています。
さらに、「豚肉とキムチのチゲ鍋」は、辛味と旨味の絶妙なバランスが楽しめ、冬の夜に活力を与えてくれます。
「海鮮しゃぶしゃぶ」のレシピでは、新鮮な魚介類の繊細な味わいを楽しむ方法が、詳細に説明されています。
また、「きのこと根菜の和風スープ」の章では、体を温めるだけでなく、栄養バランスも考慮した健康的な料理法が提案されています。
さらに、この本は単なるレシピ集にとどまらず、使用する食材の選び方、保存方法、栄養に関する知識も網羅しており、読者がより豊かな食生活を送るための指南書となっています。
季節ごとの食材の特性や、それらを最大限活かす調理法が、豊富な写真とともに解説されているため、料理初心者でも安心してチャレンジできます。
この本を手にすれば、冬の寒さも快適に過ごせること間違いなし。
家族や友人との食卓を彩るためのレシピが満載で、毎日の食事がより楽しく、温かな時間に変わるでしょう。
冬の食文化を深く味わいたい方、日本の伝統的な料理に興味がある方にとって、この本はまさに必携のアイテムです。
文字数 6,600
最終更新日 2024.01.02
登録日 2024.01.02
高校の数学教師・陣野竜一(じんの りゅういち)と、その教え子の早瀬桃(はやせ もも)。
竜一が桃のクラス担任になったときから、ふたりの時間が少しずつ動きだす。
生徒とは適度な距離感を保つのが信条だった竜一が、悩みを押し隠しながら笑顔で懐いてくる桃のことは何故か気にかけてしまう。季節の移ろいとともに、優しさの重なりが本物の恋に変わるかと思えた時、ふたりの間に起った出来事は・・・。
※全22話です。先生(男性)視点で進みます。前半はヒロインの高校時代、後半は社会人になってからの描写となります。「ムーンライトノベルズ」様にも投稿しています。
文字数 89,063
最終更新日 2017.06.30
登録日 2017.06.21
俺は探し物をしている。
移ろいゆく季節と一緒に日本中を旅しながら、絵を描いて生活する中で。
約束をしたような気がするんだ。この島でアイツと──。
文字数 7,665
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.29