「覚えている」の検索結果
全体で258件見つかりました。
※6/1 第三部再開しました!!
12歳で受けた選定の儀で俺が思い出したのは、この世界が前世で流行った乙女ゲームの世界だということだった。深夜アニメ化までされた人気作品だったはずだけど、よりによって俺はそのゲームの中でも悪役の公爵令息レイナルド・リモナに生まれ変わってしまったのだ。
さらに最悪なことに、俺はそのゲームの中身を全く知らない。乙女ゲームやったことなかったし、これから俺の周りで一体何が起こるのか全然わからないんですけど……。
内容は知らなくとも、一時期SNSでトレンド入りして流れてきた不穏なワードは多少なりとも覚えている。
「ダメナルド安定の裏切り」
「約束された末路」
って……怖!
俺何やらかすの!?
せっかく素敵なファンタジーの世界なのに急に将来が怖い!
俺は世界の平和と己の平穏のために、公爵家の次男としてのほのぼの生活を手にするべく堅実に生きようと固く決心した……はずだったのに気が付いたら同級生の天才魔法使いの秘密をうっかり知ってしまうし、悪魔召喚を企てる怪しい陰謀にすっかり巻き込まれてるんですけど?!
無事約束された末路まで一直線の予感!?
いやいや俺は退場させてもらいますから。何がなんでもシナリオから途中退場して世界も平和で俺も平和なハッピーエンドをこの手で掴むんだ……!
悪役になりたくない公爵令息がジタバタする物語。(徐々にBLです。ご注意ください)
第11回BL小説大賞をいただきました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
文字数 963,017
最終更新日 2024.06.15
登録日 2023.07.08
気がついたら、暗い森の中に居た男。
深夜会社から家に帰ったところまでは覚えているが、何故か自分の名前などのパーソナルな部分を覚えていない。
そこで俺は気がつく。
「俺って透けてないか?」
そう、男はゴーストになっていた。
最底辺のゴーストから成り上がる男の物語。
その最終目標は、世界征服でも英雄でもなく、ノンビリと畑を耕し自給自足するスローライフだった。
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暇になったので、駄文ですが勢いで書いてしまいました。
設定等ユルユルでガバガバですが、暇つぶしと割り切って読んで頂ければと思います。
文字数 777,717
最終更新日 2024.05.26
登録日 2020.07.21
無関係だった私があなたの子どもを生んだ訳
レンタル有りわたし、ハノン=ルーセル(22)は術式を基に魔法で薬を
精製する魔法薬剤師。
地方都市ハイレンで西方騎士団の専属薬剤師として勤めている。
そんなわたしには命よりも大切な一人息子のルシアン(3)がいた。
そしてわたしはシングルマザーだ。
ルシアンの父親はたった一夜の思い出にと抱かれた相手、
フェリックス=ワイズ(23)。
彼は何を隠そうわたしの命の恩人だった。侯爵家の次男であり、
栄誉ある近衛騎士でもある彼には2人の婚約者候補がいた。
わたし?わたしはもちろん全くの無関係な部外者。
そんなわたしがなぜ彼の子を密かに生んだのか……それは絶対に
知られてはいけないわたしだけの秘密なのだ。
向こうはわたしの事なんて知らないし、あの夜の事だって覚えているのかもわからない。だからこのまま息子と二人、
穏やかに暮らしていけると思ったのに……!?
いつもながらの完全ご都合主義、
完全ノーリアリティーのお話です。
性描写はありませんがそれを匂わすワードは出てきます。
苦手な方はご注意ください。
小説家になろうさんの方でも同時に投稿します。
文字数 385,643
最終更新日 2024.06.11
登録日 2022.06.09
異世界転生した日本人、大和猛(やまとたける)。
彼は異世界エデンで、コーガス侯爵家によって拾われタケル・コーガスとして育てられる。
それまでの孤独な人生で何も持つ事の出来なかった彼にって、コーガス家は生まれて初めて手に入れた家であり家族だった。
その家を守るために転生時のチート能力で魔王を退け。
そしてその裏にいる大魔王を倒すため、タケルは魔界に乗り込んだ。
――それから100年。
遂にタケルは大魔王を討伐する事に成功する。
そして彼はエデンへと帰還した。
「さあ、帰ろう」
だが余りに時間が立ちすぎていた為に、タケルの事を覚えている者はいない。
それでも彼は満足していた。
何故なら、コーガス家を守れたからだ。
そう思っていたのだが……
「コーガス家が没落!?そんな馬鹿な!?」
これは世界を救った勇者が、かつて自分を拾い温かく育ててくれた没落した侯爵家をチートな能力で再興させる物語である。
文字数 176,735
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.02.17
公爵令嬢のセラフィーナには生まれつき前世の記憶があったが、覚えているのはくだらないことばかり。
そのどうでもいい知識が一番重宝されるのが、余興好きの国王が主催する夜会だった。
毎年余興の企画を頼まれるセラフィーナが今回提案したのは、なんと「借り物競争」。
もちろん生まれて初めての借り物競争に参加をする貴族たちだったが、夜会は大いに盛り上がり……。
気付けばセラフィーナはイケメン王太子、アレクシスに借りられて、共にゴールにたどり着いていた。
果たしてアレクシスの引いたカードに書かれていた内容とは?
意味もなく異世界転生したセラフィーナが、特に使命や運命に翻弄されることもなく、王太子と結ばれるお話。
とにかくツッコミどころ満載のゆるい、ハッピーエンドの短編なので、気軽に読んでいただければ嬉しいです。
文字数 29,124
最終更新日 2024.06.14
登録日 2023.12.01
伯爵令息であるセドリックはある日、帝国の英雄と呼ばれるヘルツ公爵が自身の初恋の相手であることに気が付いた。
しかし公爵は皇女との恋仲が噂されており、セドリックは初恋相手が発覚して早々失恋したと思い込んでしまう。
幼い頃に辺境の地で公爵と共に過ごした思い出を胸に、叶わぬ恋をひっそりと終わらせようとするが…そんなセドリックの元にヘルツ公爵から求婚状が届く。
もしや辺境でのことを覚えているのかと高揚するセドリックだったが、公爵は酷く冷たい態度でセドリックを覚えている様子は微塵も無い。
単なる政略結婚であることを自覚したセドリックは、恋心を伝えることなく封じることを決意した。
一方ヘルツ公爵は、初恋のセドリックをようやく手に入れたことに並々ならぬ喜びを抱いていて――?
愛の重い口下手攻め×病弱美人受け
※二人がただただすれ違っているだけの話
前中後編+攻め視点の四話完結です
文字数 56,107
最終更新日 2023.12.18
登録日 2023.03.24
たぶん、私は異世界転生をしたんだと思う。
うっすらと覚えているのは、魔法の代わりに科学が支配する平和な世界で生きていたこと。あとは、オタクじゃないけど陰キャで、性別は女だったことぐらいかな。確か……アキって呼ばれていたのも覚えている。特に役立ちそうなことは覚えてないわね。
そんな私が転生したのは、科学の代わりに魔法が主流の世界。魔力の有無と量で一生が決まる無慈悲な世界だった。
そして、魔物や野盗、人攫いや奴隷が普通にいる世界だったの。この世界は、常に危険に満ちている。死と隣り合わせの世界なのだから。
そんな世界に、私は生まれたの。
ゲンジュール聖王国、ゲンジュ公爵家の長女アルキアとしてね。
ただ……私は公爵令嬢としては生きていない。
魔族と同じ赤い瞳をしているからと、生まれた瞬間両親にポイッと捨てられたから。でも、全然平気。私には親代わりの乳母と兄代わりの息子が一緒だから。
この理不尽な世界、生き抜いてみせる。
そう決意した瞬間、捨てられた少女の下剋上が始まった!!
それはやがて、ゲンジュール聖王国を大きく巻き込んでいくことになる――
文字数 113,946
最終更新日 2024.05.30
登録日 2023.12.19
それは幼い日の記憶。
「いずれお前には俺のために役に立ってもらう」
もう10年前のことで鮮明に覚えているわけではない。
「逃げたければ逃げてもいい。が、その度に俺が力尽くで連れ戻す」
ただその時の父ーーマイクの醜悪な笑みと
「絶対に逃さないからな」
そんな父を強く拒絶する想いだった。
「俺の言うことが聞けないっていうなら……そうだな。『決闘』しかねえな」
父は酒をあおると、
「まあ、俺に勝てたらの話だけどな」
大剣を抜き放ち、切先で私のおでこを小突いた。
「っ!」
全く見えなかった抜剣の瞬間……気が付けば床に尻もちをついて鋭い切先が瞳に向けられていた。
「ぶははは!令嬢のくせに尻もちつくとかマナーがなってねえんじゃねえのか」
父は大剣の切先を私に向けたまま使用人が新しく持ってきた酒瓶を手にして笑った。
これは父に虐げられて来た私が10年の修練の末に父を「ざまぁ」する物語。
文字数 39,687
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.06.09
元々、トラブルに遭いやすい体質だった男の異世界転生記。
トラブルに巻き込まれたり、自分から飛び込んだり、たまに自分で作ったり、魔物と魔法や剣のある異世界での転生物語。余り期待せずに読んで頂ければありがたいです。
戦闘は少な目です。アルフレッドが強すぎて一方的な戦いが多くなっています。
身内には優しく頼れる存在ですが、家族の幸せの為なら、魔物と悪人限定で無慈悲で引くくらい冷酷になれます。
転生した村は辺境過ぎて、お店もありません。(隣町にはあります)魔法の練習をしたり、魔狼に襲われ討伐したり、日照り解消のために用水路を整備したり、井戸の改良をしたり、猪被害から村に柵を作ったり、盗賊・熊・ゴブリンに襲われたり、水車に風車に手押しポンプ、色々と前世の記憶で作ったりして、段々と発展させて行きます。一部の人達からは神の使いと思われ始めています。………etc そんな日々、アルフレッドの忙しい日常をお楽しみいただければ!
知識チート、魔法チート、剣術チート、アルは無自覚ですが、強制的に出世?させられ、婚約申込者も増えていきます。6歳である事や身分の違いなどもある為、なかなか正式に婚約者が決まりません。女難あり。(メダリオン王国は一夫一妻制)
戦闘は短めを心掛けていますが、時にシリアスパートがあります。ご都合主義です。
基本は、登場人物達のズレた思考により、このお話は成り立っております。コメディーの域にはまったく届いていませんが、偶に、クスッと笑ってもらえる作品になればと考えております。コメディー要素多めを目指しております。女神と神獣も出てきます。
※舞台のイメージは中世ヨーロッパを少し過去に遡った感じにしています。魔法がある為に、産業、医療などは発展が遅れている感じだと思っていただければ。
中世ヨーロッパの史実に出来るだけ近い状態にしたいと考えていますが、婚姻、出産、平均寿命などは現代と余りにも違い過ぎて適用は困難と判断しました。ご理解くださいますようお願いします。
俺はアラサーのシステムエンジニアだったはずだが、取引先のシステムがウイルスに感染、復旧作業した後に睡魔に襲われ、自前のシュラフで仮眠したところまで覚えているが、どうも過労死して、辺境騎士の3男のアルフレッド6歳児に転生? 前世では早くに両親を亡くし、最愛の妹を残して過労死した社畜ブラックどっぷりの幸薄な人生だった男が、今度こそ家族と幸せに暮らしたいと願い、日々、努力する日常。
※最後になりますが、作者のスキル不足により、不快な思いをなされる方がおられましたら、申し訳なく思っております。何卒、お許しくださいますようお願い申し上げます。
この作品は、空想の産物であり、現実世界とは一切無関係です。
文字数 1,576,141
最終更新日 2024.03.10
登録日 2021.03.13
【第7回ホラー・ミステリー小説大賞で謎解き賞を受賞しました。ありがとうございました!】
望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。
この、記憶消去方を開発していたエンジニアの一人であった筧葉子(かけいようこ)が、ある日突然自殺した。
葉子の死を苦痛に感じていた婚約者の仁平薫(にへいかおる)は、記憶の一部を消すことで、気持ちを切り替え前を向こうとしていた。
そんな彼の元に、心の傷をえぐるかのように、葉子とよく似た容姿を持つ少女、柚乃(ゆの)が現れる。
すべての記憶を失っていると自称する彼女は、しかし、なぜか薫の名前だけは覚えているのだという。
また、柚乃の頭の中には、誰のものかわからない他人の記憶が宿っていて?
同じように薫の頭の中にも、他人の記憶がいつの間にか宿っていたのだった。
なぜ、他人の記憶が二人の頭に宿っていたのか?
はたして柚乃は何者なのか?
次第に謎が紐解けていく中、薫の元に葉子からの遺言(ゆいごん)が届いた。
※表紙イラストは、SKIMAを通じて知さまに描いていただきました。ありがとうございました。
文字数 136,224
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.02.28
王家専属の薬師の家に生まれたレイラには、病弱で早死にした前世の記憶があった。
強く覚えていることは唯一の友だちだった少年と遊んだ乙女ゲーム。
そのゲームのモブキャラに転生したレイラは、虚弱である推しキャラ、リクハルドに長生きしてもらうため健康体(マッチョ)にしようと計画する。
だが、推しはゲームの設定になかった女嫌いのため近づくこともできず。この状況を打開するため、レイラは男になる決心をする。
一方、リクハルドも前世の記憶があった。自分の趣味を笑わず、一緒に遊んでくれた病弱な少女。その少女にエンディングを見せることができなかった。
心残りとなった世界に転生。しかも虚弱な攻略キャラ。
攻略されたくないリクハルドは不摂生と不健康を貫き、自身の魅力を徹底的に落とした。
レイラ「健康体(マッチョ)になってください!」
リクハルド「断る!」
この二人、お互いが前世の友人であったと気づく日は来るのか――――――――
※小説家になろう、魔法のiランドにも投稿
文字数 139,180
最終更新日 2023.01.13
登録日 2022.12.24
ソドムの少年から平安武士、さらに日本兵から二十一世紀の男子高校生へ。
一つ一つの人生は短かった。
しかし幸か不幸か、今まで自分がどんな人生を歩んできたのかは覚えている。
だからこそ、今度こそは長生きして、添い遂げるべき人と添い遂げたい。
そんな想いを胸に、青年は四度目の命にして今までの三回とは別の世界に転生した。
世界が違えば、少しは生き延び易いかもしれない。
そんな勘違いをしてしまった早死にの男が、今度こそ何者かになる物語。
本作は、「小説家になろう」、「カクヨム」、にも投稿しております。
文字数 234,857
最終更新日 2024.06.14
登録日 2023.08.03
ユウリは裕福とは程遠い。家にも帰らず、学校にも通わず。今、自分が十代の半ばだという事は覚えている。学年は知らない。死んだ母親譲りのアイドルそこのけの美貌が災いして、父親に売り飛ばされそうになってから一人で街で生きている。
「お、結構持ってるね。いいね、友達になろ?」
歓楽街の近くでブランド物を身に着けているホストやお坊ちゃんを狙う。
人通りの少ない裏路地に連れ込んで脅しつける。特殊警棒で看板をへこませ、そのまま振り下ろして額スレスレで止めてやる。それで、大抵は震える手で紙幣を掴んで渡してきた。ちょろいもんである。
あまりやり過ぎるとケツモチが出てきてどんな目にあわされるか分からないからほどほどにしないといけない。
文字数 9,181
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.19
三人に二人くらいの割合で前世を覚えている世界。
前世を思い出せない人は、前世がないとされている。
前世の縁は今世にも影響を与え、前世で親しくしていた相手なら今世でも仲良くなれるし、前世で敵対していた者同士は今世でもそうなる可能性が高く、恋愛関係にあった場合は今世でも惹かれ合う。
侯爵令嬢パトリシアは前世を思い出せなかった。
自分には前世がないのだと思っていた彼女に、王太子は言う。
「君は僕の前世で妻だった人だよ」
前世がない自分を、前世の妻だと言う彼にパトリシアは困惑するのだけれど……。
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魔法なし。前世あり。
西洋風の王国が舞台の恋愛短編。
どちらかというとコメディっぽいハッピーエンド。
※小説家になろう様にも掲載中。
文字数 8,083
最終更新日 2021.02.04
登録日 2021.02.04
転校生のとある言葉から、日常は非日常に変わっていく―――
ある時から謎の夢に悩まされるようになった実。
覚えているのは、目が覚める前に響く「だめだ!!」という父親の声だけ。
自分の見ている夢は、一体何を示しているのか?
思い悩む中、悪夢は確実に現実を浸食していき―――
「お前は、確実に向こうの人間だよ。」
転校生が告げた言葉の意味は?
異世界転移系ファンタジー、堂々開幕!!
※鬱々としすぎているわけではありませんが、少しばかりダーク寄りな内容となりますので、ご了承のうえお読みください。
文字数 39,171
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.02
成績の良い後輩に劣等感を覚えている元教育係の林藤。しかしある日、妙に緊張した十和田にスマホの画面を突き付けられ彼と残業することになり……。X→@nino_mae_bl
文字数 21,053
最終更新日 2024.01.21
登録日 2024.01.19
本屋で働く平凡な男、ミルは自らの前世がドルオタである事を覚えている。今世の推しは魔王を討伐した事でも有名な勇者、ジェイミー。今は騎士をしているが彼の美貌や清らかな心は変わらず、ミルは熱心に推し活をしていた。
そんなある日、魔物が街を襲い、苦戦しているジェイミーを庇ってミルは倒れた。回復後も、ジェイミーはミルの元へよく訪れるように……。
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寡黙完璧美形騎士×平凡オタク
一見攻め←←←←受けに見えますが受けは攻めを恋愛対象としては見てません。ほぼ攻め(→→→→)受けです。
表紙はくま様からお借りしました。
https://www.pixiv.net/artworks/83957791
他サイトにも掲載してます。
R18には☆を付けてます。
文字数 56,595
最終更新日 2024.03.02
登録日 2023.10.25
いい加減に、してほしい。この学園をおかしくするのも、私に偽りの恋心を植え付けるのも。ここは恋愛シミュレーションゲームではありません。私は攻略対象にはなりません。私が本当にお慕いしているのは、間違いなくあの方なのです――
前世どころか今まで世の記憶全てを覚えているご令嬢が、今や学園の嫌われ者となった悪役王子の名誉と秩序ある学園を取り戻すため共に抗うお話。
※悪役王子もの第二弾
文字数 44,437
最終更新日 2019.09.17
登録日 2019.09.17
僕、『レオナ・ミカエリス』は断罪された。人には言えないことも沢山やった。暗殺を命令したこともある。だから僕が断罪される事は当たり前のことである。僕は貴族の剥奪され平民になった。
平民になって早一週間、気づいた事がある…それは誰一人として僕のことを知らないのである!以前関わっていた人に会っても、僕のことを初めて会った人のように接してくる。それは僕にとって好都合である。
よしっ!僕の事を誰も覚えてないから新たな人生エンジョイするぞ!! と思っていたのに…
唯一、僕のことを覚えている奴が目の前に現れる。それは僕のことを嫌い憎んでいる騎士団長様である。
これは二人が誤解を解きながら思いを寄せ合う物語である。
イケメン騎士団長様×不憫元悪役令息。主人公は最初攻めに嫌われていますが、後に溺愛する予定です。BLを書くのは初めてなので知識不足が出る可能性がありますので、ご了承ください。
文字数 3,099
最終更新日 2023.01.25
登録日 2022.12.28
転生だとわかってからチートとはいえないほどの知識で今世を楽しんで生きてきた。
その後婚約者もでき、学園に入学した私はヒロインを見て前世でのゲームを思い出した。
私の婚約者はゲームでのメインヒーローの王子でもなく、攻略対象者のうちの1人だ。
婚約者が攻略されると私は修道院へ送られる。
しかも、彼以外のどのルートでも最初に婚約破棄され、修道院に送られました。というだけのほぼモブなのだ。
私の覚えているゲーム世界にはハーレムエンドはない。ヒロインは必ず誰か1人としかハッピーエンドにならない。
悪役令嬢は特にいないゆるゲーだった。
誰と結ばれようが、攻略対象者達全員とヒロインの間で好感度は上がる。ただし友人以上恋人未満だ。
私はこのゲームを友人から「思ってたのと違う」と押し付けられてチュートリアルしかプレイしていないから登場人物と大まかなストーリーとしか知らない。唯一友人からこのキャラ可哀想なのよ。と教えてもらったのが、今の私だった。
私の役どころは一番最初に婚約破棄される令嬢なのだ。
私が婚約破棄されることで、フリーになった攻略対象者に対し焦った他の攻略対象者たちがヒロインに積極的にアプローチし始めてゲームが盛り上がっていく。
いわば呼び水のような使い捨ての令嬢だ。
処刑や放逐がないのはありがたいが、修道院になんて行きたくない。私はどう抗えば良いの?
文字数 15,975
最終更新日 2021.02.22
登録日 2021.02.11