「鳴り」の検索結果

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恋愛 連載中 長編 R15
ライラック・シェリアスルーツ。 それは、所謂通り名。 彼女の本名を知る人は限りなく少ない。 「結婚するなら、わたくしよりも強くて、迷うことなく本名をすらすら言ってくれる人が良いわ」 ライラック、もとい、本名「フローリア・レネ・シェリアスルーツ」のささやかな願いは、叶うことなく一方的な婚約を結んだ相手から婚約破棄されてしまった。 婚約破棄の舞台は、卒業パーティーの予行演習の場所にて。 まぁそれならそれで良いか、とあっけらかんとしつつシェリアスルーツ侯爵家、次期侯爵となるために日々励んでたある日、いきなり王宮へと召集されてしまう。 「シェリアスルーツ家次期当主ともあろうものが、婚約破棄されたからと新たな我が婚約者を虐めるとはなにごとか!」と怒鳴りつけられるが身に覚えがない。 「はて、おかしなことだ。彼女はずっと次期当主としてあちこち駆けずり回っていたが」 ――助けを出してくれたのは、「鮮血の悪魔」と呼ばれている王弟殿下!? 婚約破棄され、次期当主として立つべく奮闘していたおっとり令嬢、マイペースに頑張ります!! ※カクヨム様でも掲載始めました  6/1~ 小説家になろう、でも掲載中
24h.ポイント 30,169pt
小説 55 位 / 185,388件 恋愛 39 位 / 56,322件
文字数 117,208 最終更新日 2024.06.03 登録日 2024.04.29
恋愛 完結 長編 R15
【とある大陸の話①:月と星の大陸】 ※ヒロインがアンハッピーエンドです。  痛めつけられた足がもつれて、前には進まない。  爪を剥がされた足に、力など入るはずもなく、その足取りは重い。  執行官は、苛立たしげに私の首に繋がれた縄を引いた。  だから前のめりに倒れても、後ろ手に拘束されているから、手で庇うこともできずに、処刑台の床板に顔を打ち付けるだけだ。  ドッと、群衆が笑い声を上げ、それが地鳴りのように響いていた。  広場を埋め尽くす、人。  ギラギラとした視線をこちらに向けて、惨たらしく殺される私を待ち望んでいる。  この中には、誰も、私の死を嘆く者はいない。  そして、高みの見物を決め込むかのような、貴族達。  わずかに視線を上に向けると、城のテラスから私を見下ろす王太子。  国王夫妻もいるけど、王太子の隣には、王太子妃となったあの人はいない。  今日は、二人の婚姻の日だったはず。  婚姻の禍を祓う為に、私の処刑が今日になったと聞かされた。  王太子と彼女の最も幸せな日が、私が死ぬ日であり、この大陸に破滅が決定づけられる日だ。 『ごめんなさい』  歓声をあげたはずの群衆の声が掻き消え、誰かの声が聞こえた気がした。  無機質で無感情な斧が無慈悲に振り下ろされ、私の首が落とされた時、大きく地面が揺れた。
24h.ポイント 1,128pt
小説 1,107 位 / 185,388件 恋愛 532 位 / 56,322件
文字数 109,926 最終更新日 2021.12.28 登録日 2021.12.28
恋愛 連載中 長編 R18
 ピチャピチャと、水音が鳴り続く、仄暗い部屋で目が覚めた佑美。何故か目が覚めた時、身体が重く、肌寒かった。  自分が何故そんな事になっているのか分からない。ただ、自分の部屋で寝ていただけなのに、見覚えの無い景色が、目を覚ましてから視界に飛び込んできていた。  だだっ広い部屋、洋風な家具。全てが見た事がなくて、重い瞼を開けると、佑美は覆い被さる存在を知った。  しかも、その存在は佑美を犯していて………。 *♡はHシーンです  卑猥表現多めだと思います………終盤は閲覧注意www
24h.ポイント 952pt
小説 1,280 位 / 185,388件 恋愛 636 位 / 56,322件
文字数 6,407 最終更新日 2024.06.03 登録日 2024.06.01
恋愛 連載中 長編 R15
<完結保証作品です> 続編はルーティエと恋人同士でスタート!魔国学園編が始まります。 ↓↓続編から読まれる方用に、第一部のざっくりあらすじ↓↓  主人公の【アオイ】は50歳 独身、職なし、家なし、運もなし。 昔から地味にツイてないことばかりで、自分なりには徳を積んできたつもりの人生。 そんなある日、商店街のガラポンまわしたら特賞の海外旅行が当たった!  しかし、出発直前に家が火事、職場は経営者が夜逃げして倒産。さらに飛行機事故にも遭い、絶命したはずのアオイが目覚めると真っ白な世界で神様との邂逅。ファンタジーだけど、地球とも似たところがあるもう一つの世界へ転生させてもらえることに。 「とりあえず時間ないから積み立ててきた徳に利息つけてあげるわね!新しい人生をエンジョイしなさい♪」とほとんど選べなかった特典を与えられ転生。なぜか年齢はそのままで転生させられる。    飛行機の座席ごと降り立った地で出会った、美を愛するエルフ族の【ルーティエ】にどういうわけか興味を持たれ、色々すっ飛ばして求婚される。  彼は400歳と言うが、どう見ても見た目は20代前半、350歳年下でも50歳で年齢通りの容姿の私が釣り合うわけない。    魔法を使えるようになったけど、それを生業に生きて行く気がないアオイは、老後の定住先を探そうとするが、しれっと尤もらしいことを言いながらついてくるルーティエ。  一緒に行動し、グルメ観光なんかもして行くにつれ、少しずつ彼に惹かれていくが、やはり引っかかるのは年齢通りの見た目と寿命の差で…アオイはこの気持ちに蓋をする。   「結局、転生したからってこんなんじゃ全然エンジョイなんてしようがないじゃない!」自暴自棄になり、この世界で馴染めなかった魂が離れかけたところ、ギリギリのところで繋ぎとめたルーティエに【薬用ちょうめい酒】を若干だまし討ちのように飲まされアオイは若返る!?  ルーティエの寿命がわけられ、アオイは18歳に!そして寿命は最低でも300年は延びたという。美を愛するエルフの里リイルーンでピッカピカに磨き上げられたアオイは自分に自信をつけ、ルーティエとめでたく恋人同士に。 「アオイが叶えたかった夢は私と一緒に叶えましょうね」ということで「学校に通って青春ってやつをしてみたい」と言ったアオイの夢を叶えてあげるところからスタートとなります。  第二部はきっちり18歳に転生をしたと自覚したアオイの、その後のアフターストーリーで、学生気分ではっちゃけてます。コメディあり、ラブあり♡50代のおばちゃんテイストはかなり鳴りを潜めます。  アオイが地味にツイてない人生から、幸せを掴み、何だかんだ関わった人達も「ほんのり」と無自覚に幸せにしていく物語です。 ※小説家になろうにも投稿しています
24h.ポイント 803pt
小説 1,529 位 / 185,388件 恋愛 770 位 / 56,322件
文字数 216,931 最終更新日 2024.06.03 登録日 2024.05.31
BL 完結 長編 R18
『薬』と名付けられ、王族としてどころか人間として扱われずに育った不遇の王子は、祖国エーデルハウプトシュタットの敗戦と共にそのまま殺される ーーー はずだった。 『死神』と呼ばれた辺境伯と目と目を合わせた瞬間、頭の中に鳴り響く『神託』。そして怒涛のように脳に流れ込む前世の姉弟の記憶。 『ああ〜テステス、聞こえてるかしら?二葉(ふたば)ちゃん』 「い…一花(いちか)姉!?」 神託の女神はまさかの姉。ただし前世の。しかも腐った。 『やったあ!やっと通じたわぁ!さっ、最初のミッションよ二葉ちゃん!そこのイケメンと愛し合うの!(ハアハア…)』 「っ???(ええええええええええ!?)」 その頃、死神辺境伯は初めての恋に戸惑っていた。 「え…なにこの可愛い生き物……!?」 そして始まる辺境での生活。何故か旦那は辺境伯。どうしてこうなった!? サイコパス気味スパダリ旦那×どこかズレた美人妻。腐女神(ふじょしん)の腐女神による腐女神のためのボーイがラブするストーリー、開幕です。 ****************************************     !!ATTENTION!! **************************************** *エール、ご感想、誤字脱字報告、ブクマにしおり本当にありがとうございます!励みになります!誤字脱字は認証せずにそっと修正します。 *割と軽いノリで人が死んだりします。登場人物達の倫理観はほぼゼロです。 *残酷な表現や虐待などの表現があります。部位欠損などもありますが、登場人物たちは至って普通に過ごしています。グロ耐性のない方は自己責任でお願いします。 *エロ薄味。裏では毎日子作りしてます。 *基本コメディを目指していますが作者がアレなのでハッピーエンドではなくメリーバッドエンドです。
24h.ポイント 766pt
小説 1,597 位 / 185,388件 BL 338 位 / 24,058件
文字数 98,544 最終更新日 2023.10.20 登録日 2023.03.17
恋愛 完結 長編 R15
「いい加減になさい!この付きまとい女が!」  片想いをしていたマテオの幼なじみであるナディアに怒鳴りつけられて、私アリアはやっと気づきました。  この世界は以前読んだことのある物語で、自分は今さっき出番の終わったモブの伯爵令嬢。そして片想いはただの激しい思い込み勘違いであったことに。  ごめんなさい。ストーカー、速攻で辞めます。 (12話で本編完結) ※全体的に以前は書けていなかったディテールを足し、中身を少しずつ修正・編集した再掲です。 ※以前続編を『ストーカー辞めました。出番は終わったはずですが、何故あなた達がいるのでしょうか?』という題名で描いていましたが、それも第二章として繋げました。  かなり内容を変えていますが、前回のままだとダラダラと長くなってしまいそうだったので、スパッといきます。 ※完結保証。
24h.ポイント 717pt
小説 1,694 位 / 185,388件 恋愛 855 位 / 56,322件
文字数 79,273 最終更新日 2023.06.02 登録日 2022.05.09
現実世界で普通の高校生として過ごしていた「白崎レナ」は謎の空間の亀裂に飲み込まれ、狭間の世界と呼ばれる空間に移動していた。彼はそこで世界の「管理者」と名乗る女性と出会い、彼女と何時でも交信できる能力を授かり、異世界に転生される。 次に彼が意識を取り戻した時には見知らぬ女性と男性が激しく口論しており、会話の内容から自分達から誕生した赤子は呪われた子供であり、王位を継ぐ権利はないと男性が怒鳴り散らしている事を知る。そして子供というのが自分自身である事にレナは気付き、彼は母親と供に追い出された。 時は流れ、成長したレナは自分がこの世界では不遇職として扱われている「支援魔術師」と「錬金術師」の職業を習得している事が判明し、更に彼は一般的には扱われていないスキルばかり習得してしまう。多くの人間から見下され、実の姉弟からも馬鹿にされてしまうが、彼は決して挫けずに自分の能力を信じて生き抜く―― ――後にレナは自分の得た職業とスキルの真の力を「世界の管理者」を名乗る女性のアイリスに伝えられ、自分を見下していた人間から逆に見上げられる立場になる事を彼は知らない。 ※タイトルを変更しました。(旧題:不遇職に役立たずスキルと馬鹿にされましたが、実際はそれほど悪くはありません)。書籍化に伴い、一部の話を取り下げました。また、近い内に大幅な取り下げが行われます。 ※11月22日に第一巻が発売されます!!また、書籍版では主人公の名前が「レナ」→「レイト」に変更しています。
24h.ポイント 468pt
小説 2,555 位 / 185,388件 ファンタジー 427 位 / 42,607件
文字数 5,142,307 最終更新日 2024.05.17 登録日 2018.06.08
恋愛 完結 長編 R15
「君を愛することはない!」 鳴り響く鐘の音の中で、三年の婚約期間の末に結ばれるはずだったマルクス様は高らかに宣言しました。隣には彼の義理の妹シシーがピッタリとくっついています。私は笑顔で「承知いたしました」と答え、ガラスの靴を脱ぎ捨てて、一目散に式場の扉へと走り出しました。 え?悲しくないのかですって? そんなこと思うわけないじゃないですか。だって、私はこの三年間、一度たりとも彼を愛したことなどなかったのですから。私が本当に愛していたのはーーー ◇よくある婚約破棄 ◇元サヤはないです ◇タグは増えたりします ◇薬物などの危険物が少し登場します
24h.ポイント 383pt
小説 3,159 位 / 185,388件 恋愛 1,576 位 / 56,322件
文字数 120,876 最終更新日 2024.04.12 登録日 2023.12.08
伯爵令嬢のフアナは、結婚式の一ヶ月前に婚約者の恋人から「私達愛し合っているから婚約を破棄しろ」と怒鳴り込まれた。この赤毛の女性は誰?え?婚約者のジョアンの恋人?初耳です。ジョアンとは従兄妹同士の幼馴染。ジョアンの父親である侯爵はフアナの伯父でもあった。怒り心頭の伯父。されどフアナは夫に愛人がいても一向に構わない。というよりも、結婚一ヶ月前に破棄など常識に考えて無理である。無事に結婚は済ませたものの、夫は新妻を蔑ろにする。何か勘違いしているようですが、伯爵家の世継ぎは私から生まれた子供がなるんですよ?父親?別に書類上の夫である必要はありません。そんな、フアナに最高の「種」がやってきた。 他サイトにも公開中。
24h.ポイント 333pt
小説 3,629 位 / 185,388件 ファンタジー 575 位 / 42,607件
文字数 17,874 最終更新日 2022.10.29 登録日 2022.10.25
BL 連載中 長編 R18
会議中に突然鳴り出した父の形見のスマホ。その画面表示には見慣れぬ11文字の数字が並んでいた。 イタズラ電話だと思った私の耳に飛び込んできたのは、天使の囀りのような可愛らしい声だった。 叔父と父が繋いでくれた運命の電話の相手は、唯一の肉親である母親を亡くしたばかりで私を頼って連絡をしてくれたのだ。 彼は私が守る! 彼の声だけで運命の相手だと悟ったフランスの大富豪エヴァン・ロレーヌの初恋物語。 イケメン大富豪の外国人と天涯孤独となったハーフの高校生のイチャラブハッピーエンド小説です。 こちらは 『天涯孤独になった僕をイケメン外国人が甘やかしてくれます』のエヴァンsideのお話です。 本編の方が長くなってしまい、話が戻るので読みにくいとご意見いただいたので分けることにしました。 R18には※つけます。
24h.ポイント 319pt
小説 3,805 位 / 185,388件 BL 846 位 / 24,058件
文字数 352,149 最終更新日 2024.03.06 登録日 2023.01.30
BL 連載中 短編
T地区とP地区はあるウイルス汚染により人間が人間でなくなってしまった。そのウイルスから逃げるようにして祖母と一緒に故郷のT地区を離れたツキヤ。ツキヤは立ち入り禁止地域となってしまったT地区にいつか祖母を帰してあげたいと考え、そのウイルスの抗体を見つけようとウイルスの研究をするようになる。しかし、祖母はその時を迎える事なく亡くなってしまう。それでもツキヤは研究を続けていた。そんなある日、久しぶりの休日に納車したばかりの新車に乗って自身の故郷であるT地区の隣町までドライブをしに出かけた。懐かしい森の中の風景に心躍らせていたツキヤ。しかし、ツキヤの車は道路に置かれていた小さな何かを轢いてしまいタイヤがパンクしてしまう。焦ったツキヤがスマホを取り出しロードサービスに電話をしようとするも電波は入らず、ひと気も全くない。ツキヤは仕方なく森の中にある道路沿いを歩いて民家まで向かおうとするが、いつの間にか森の中へと迷い込んでしまい、おまけに雨まで降り出してしまう。最悪な状況になってしまったツキヤが意気消沈していたその時、大きな雷の音が鳴り響き、咄嗟に身を縮こめたツキヤはぬかるんだ地面に足を取られ転んでしまい、頭を強打し意識を失ってしまう。ツキヤが次に目を覚ました時にはツキヤの目の前にはある男がいたのだが……
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小説 4,237 位 / 185,388件 BL 927 位 / 24,058件
文字数 22,825 最終更新日 2024.06.03 登録日 2024.04.02
 アラン・フルーリーは兵士になった。  軍服を着たいと思ったことなどなかったが、それが、彼の暮らす国、イリス=オリヴィエ連合王国での[義務]なのだから、仕方がない。  マグナ・テラ大陸の南側に突き出た半島部と、そこに連なる島々を国土として有する王国は、[連邦]と[帝国]という二大勢力に挟まれた永世中立国だった。  王国に暮らす人々には、誰かに押しつけたい思想も、誇示したい権威もない。  ただ、自分たちのありのままの姿で、平穏に暮らせればそれでよかった。  だから中立という立場を選び、連邦と帝国が度々、[大陸戦争]と呼ばれる大戦を引き起こしても、関わろうとはしなかった。  だが、一口に[中立]と言っても、それを維持することは簡単ではない。  連邦、あるいは帝国から、「我々に味方しないのであれば、お前も攻撃するぞ! 」と脅迫された時に、その恫喝を跳ねのけるだけの力が無ければならない。  だから、王国は国民皆兵を国是とし、徴兵制を施行している。  そこに暮らす人々はそれを、仕方のないことだと受け入れていた。  国力で圧倒的に勝る二大勢力に挟まれたこの国が中立を保ち、争いに巻き込まれないようにして平和を維持するためには、背伸びをしてでも干渉を拒否できるだけの備えを持たなければならなかったからだ。  アランは故郷での暮らしが好きだった。  牧歌的で、自然豊かな農村での暮らし。  家族と、愉快で愛らしい牧場の動物たち。  そこでの日々が性に合っていた。  軍隊生活は堅苦しくて、教官役の軍曹はしょっちゅう怒鳴り散らすし、早く元の生活に戻りたくて仕方がなかった。  だが、これも義務で、故郷の平穏を守るためなのだからと、受け入れた。  幸い、新しく配属になった分隊は悪くなかった。  そこの軍曹はおおらかな性格であまり怒鳴らなかったし、仲間たちもいい奴らだ。  この調子なら、後一年残っている兵役も無事に終えられるに違いない。  誕歴3698年、5月22日。  アランは、家に帰ったら母親が焼いてくれることになっているターキーの味わいを楽しみにしながら、兵役が終わる日を待ちわびていた。  これから王国と自身が直面することになる運命など、なにも知らないままに……。   ※本作の本編、「イリス=オリヴィエ戦記」は、カクヨム、小説家になろうにて掲載中です。長編であるためこちらに転載する予定は今のところありません。
24h.ポイント 242pt
小説 4,999 位 / 185,388件 歴史・時代 116 位 / 2,372件
文字数 52,989 最終更新日 2024.06.03 登録日 2024.04.27
恋愛 完結 短編
「フィオナ・ハワース! お前との婚約を破棄する!」 フィオナの婚約者の王子であるレイ・マルクスはいきなりわたしに婚約破棄を叩きつけた。 「なぜでしょう?」 「お前が妹のフローラ・ハワースに壮絶な虐めを行い、フローラのことを傷つけたからだ!」 「えぇ……」 「今日という今日はもう許さんぞ! フィオナ! お前をハワース家から追放する!」 フィオナの父であるアーノルドもフィオナに向かって怒鳴りつける。 「レイ様! お父様! うっ……! 私なんかのために、ありがとうございます……!」 妹のフローラはわざとらしく目元の涙を拭い、レイと父に感謝している。 そしてちらりとフィオナを見ると、いつも私にする意地悪な笑顔を浮かべた。 全ては妹のフローラが仕組んだことだった。 いつもフィオナのものを奪ったり、私に嫌がらせをしたりしていたが、ついに家から追放するつもりらしい。 フローラは昔から人身掌握に長けていた。 そうしてこんな風に取り巻きや味方を作ってフィオナに嫌がらせばかりしていた。 エスカレートしたフィオナへの虐めはついにここまで来たらしい。 フィオナはため息をついた。 もうフローラの嘘に翻弄されるのはうんざりだった。 だからフィオナは決意する。 今までフローラに虐められていた分、今度はこちらからやり返そうと。 「今まで散々私のことを虐めてきたんですから、今度はこちらからやり返しても問題ないですよね?」
24h.ポイント 227pt
小説 5,341 位 / 185,388件 恋愛 2,571 位 / 56,322件
文字数 4,540 最終更新日 2021.07.31 登録日 2021.07.27
BL 完結 短編 R18
公立御園生(みそのい)学園高等部。 幼稚園から大学までの一貫校であるこの学校には、中等部から存在する生徒会のために作られた独特な風習があった。 高校からの外部入学生である綾瀬真尋は、二週間経っても幼馴染みの長谷川倖人以外と親しく出来ないでいたのだが、ある日の食堂で思わぬ事態に遭遇する。 学校の風習など何も知らない真尋は、生徒会長の香月廉からとんでもない事を言われてしまい大反発。 立場なども忘れて怒鳴りつけるものの意味はなく、それにブチ切れた真尋は、とりあえず関わらないようにしようと逃げ回ることにし───。 俺様美形攻め×生意気強気美人受け *受けの口悪いです* ※性的描写有り オリジナル設定あります。
24h.ポイント 184pt
小説 6,400 位 / 185,388件 BL 1,406 位 / 24,058件
文字数 144,439 最終更新日 2023.11.19 登録日 2023.10.25
 ある日、中学2年の頃。  いつの様に右眼疼かせ、左手には、マジックで魔法陣を書き、それを包帯でぐるぐる巻きに。  朝のルーティンを終わらせて、いつもの様に登校しようとしてた少年は突然光に包まれた。  ラノベ定番の異世界転移だ。  そこから女神に会い魔王から世界を救ってほしい云々言われ、勿論二つ返事で了承。  妄想の中でしか無かった魔法を使えると少年は大はしゃぎ。  少年好みの厨二病能力で、約30年近い時間をかけて魔王を討伐。  そこから、どうなるのかと女神からのアクションを待ったが、一向に何も起こることはなく。  少年から既に中年になっていた男は、流石に厨二病も鳴りをひそめ、何かあるまで隠居する事にした。  そこから、約300年。  男の「あれ? 俺の寿命ってどうなってんの?」という疑問に誰も答えてくれる訳もなく。  魔の森でほのぼのと暮らしていると、漸く女神から連絡があった。  「地球のお姉様にあなたを返してって言われまして」  斯くして、男は地球に帰還する事になる。  ※この作品はカクヨム様にも投稿しています。  
24h.ポイント 149pt
小説 7,443 位 / 185,388件 ファンタジー 1,176 位 / 42,607件
文字数 340,714 最終更新日 2024.02.29 登録日 2023.12.16
BL 連載中 短編 R18
俺の倍はある背丈。 陽に照らされて艶めく漆黒の髪。 そして、漆黒の奥で煌めく黄金の瞳。 一目惚れだった。 初めて感じる恋の胸の高鳴りに浮ついた気持ちになったのは一瞬。 「初めまして、テオン。私は、テオドール・インフェアディア。君の父親だ」 その人が告げた事実に、母親が死んだと聞いた時よりも衝撃を受けて、絶望した。
24h.ポイント 149pt
小説 7,443 位 / 185,388件 BL 1,699 位 / 24,058件
文字数 47,045 最終更新日 2024.04.18 登録日 2023.10.08
恋愛 連載中 長編 R15
ここはロマリア国の大神殿。ロマリア歴417年。雪が降りしきる冬の夜。 「最初から……子供を奪って……離縁するつもりだったのでしょう?」  ロマリア国王子エドワーズの妃、セラ・スチュワートは無表情で言った。セラは両手両足を拘束され、王子エドワーズの前に跪いている。 「……子供をどこに隠した?!」  質問には答えず、エドワーズはセラを怒鳴りつけた。背が高く黒い髪を持つ美しい王子エドワードの顔が、醜く歪んでいる。  「教えてあげない。」  その目には何の感情も浮かんでいない。セラは魔導士達が作る魔法陣の中央に座っていた。魔法陣は少しずつセラから魔力を奪っていく。 (もう……限界ね)  セラは生まれたときから誰よりも強い魔力を持っていた。その強い魔力は彼女から大切なものを奪い、不幸をもたらすものだった。魔力が人並み外れて強くなければ、セラはエドワーズの妃に望まれることも、大切な人と引き離されることもなかったはずだ。  「ちくしょう!もういいっ!セラの魔力を奪え!」    「良いのかしら?魔力がすべて失われたら、私は死んでしまうわよ?貴方の探し物は、きっと見つからないままになるでしょう。」    「魔力を失い、死にたくなかったら、子供の居場所を教えろ!」  「嫌よ。貴方には……絶対見つけられない場所に……隠しておいたから……。」  セラの体は白く光っている。魔力は彼女の生命力を維持するものだ。魔力がなくなれば、セラは空っぽの動かない人形になってしまう。  「もういいっ!母親がいなくなれば、赤子はすぐに見つかるっ。さあ、この死にぞこないから全ての魔力を奪え!」  広い神殿にエドワーズのわめき声が響いた。耳を澄ませば、ゴゴオオオという、吹雪の音が聞こえてくる。  (ねえ、もう一度だけ……貴方に会いたかったわ。)  セラは目を閉じて、大切な元婚約者の顔を思い浮かべる。彼はセラが残したものを見つけて、幸せになってくれるだろうか。  「セラの魔力をすべて奪うまで、あと少しです!」  魔法陣は目を開けていられないほどのまばゆい光を放っている。セラに残された魔力が根こそぎ奪われていく。もはや抵抗は無意味だった。  (ああ……ついに終わるのね……。)  ついにセラは力を失い、糸が切れた人形のようにその場に崩れ落ちた。  「ねえ、***…………。ずっと貴方を……愛していたわ……。」  彼の傍にいる間、一度も伝えたことのなかった想いをセラは最後にそっと呟いた。  
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小説 7,443 位 / 185,388件 恋愛 3,576 位 / 56,322件
文字数 47,685 最終更新日 2023.10.10 登録日 2023.09.20
恋愛 完結 長編
レオナルド・サルヴェール侯爵と政略結婚することになった私、リゼット・クレージュ。 しかし、その当人が結婚式に現れません。 侍従長が言うことには「旦那様は大変忙しいお方なのです」 呆気にとられたものの、こらえつつ、いざ侯爵家で生活することになっても、お目にかかれない。 相変わらず侍従長のお言葉は「旦那様は大変忙しいお方なのです」のみ。 我慢の限界が――来ました。 そちらがその気ならこちらにも考えがあります。 さあ。腕が鳴りますよ! ※視点がころころ変わります。 ※※2021年10月1日、HOTランキング1位となりました。お読みいただいている皆様方、誠にありがとうございます。
24h.ポイント 142pt
小説 7,743 位 / 185,388件 恋愛 3,711 位 / 56,322件
文字数 157,164 最終更新日 2023.07.28 登録日 2021.09.28
BL 連載中 ショートショート
過去の虐待のトラウマから、怒鳴られると動悸がしてしまう子が過呼吸を起こす話
24h.ポイント 127pt
小説 8,362 位 / 185,388件 BL 1,943 位 / 24,058件
文字数 4,149 最終更新日 2024.01.03 登録日 2023.12.30
「僕はアンジェラと婚約破棄する!本当は幼馴染のニーナを愛しているんだ」 アンジェラ・グラール公爵令嬢とロバート・エヴァンス王子との婚約発表および、お披露目イベントが行われていたが突然のロバートの主張で会場から大きなどよめきが起きた。 「お前は何を言っているんだ!頭がおかしくなったのか?」 アンドレア国王の怒鳴り声が響いて静まった会場。その舞台で親子喧嘩が始まって収拾のつかぬ混乱ぶりは目を覆わんばかりでした。 気まずい雰囲気が漂っている中、婚約披露パーティーは早々に切り上げられることになった。アンジェラの一生一度の晴れ舞台は、婚約者のロバートに台なしにされてしまった。
24h.ポイント 127pt
小説 8,362 位 / 185,388件 恋愛 4,008 位 / 56,322件
文字数 27,315 最終更新日 2022.11.15 登録日 2022.11.10
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