セーニョまで戻れ

 国際警備会社ISCの派遣員ケヴィン・カタギリは病室で目覚める。
 そこで医師から自分が轢き逃げに遭ったことを聞かされるが、ケヴィンには事故以前一年ほどの記憶が失われていた。
 記憶を失ったケヴィンに三人の男が全く同じことを言う。
「私たちは恋人同士だったんだ」
 事故直前にボディガードの契約をしていた人気バンド666(スリーシックス)のボーカル、ミラン・アーキテクト。
 同じく666のギタリスト、ドミトリ・カデシュ。
 そしてケヴィンの大学時代からの友人であり音楽家、イゼット・ウィンター。

 ケヴィンを轢き逃げした犯人の行方も分からないまま、三人のうち誰が本当の恋人なのか。それとも恋人などいないのか。誰が嘘を言っているのか。その理由は何故か。
 
 それぞれの思惑と記憶を探り合いながら、ケヴィンはかつて自分が目の当たりにした光景を思い出す。

※作中に一部過激、スラング、相互同意の無い性描写等の記述、示唆する表現を含みますのでご注意ください。
※リバ、複数攻め同一受けの行為を示唆する表現があります。
※この物語はフィクションです。
※この作品は、「小説家になろう(ムーンライトノベル)」「fujossy」「エブリスタ」に同名義で、「pixiv」には別名義(寒星)で投稿されております。


 
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