人怖小説一覧
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俺は馬車の中で未亡人の伯爵夫人ローリエに手を握られながら伯爵邸へと向かっていた。恋人として、これからの生活を楽しみにしていたのだ。
しかし、伯爵邸には俺の他に七人の恋人がいたのであった。そしてローリエを困らせないように、三つの約束があったのだ。
文字数 7,155
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
長い間疎遠になっていた田舎の祖母から、突然連絡があった。
なんでも、祖父が亡くなったらしい。
私は、自分の故郷が嫌いだった。というのも、そこでは未だに「身籠った村の女を出産が終わるまでの間、神社に軟禁しておく」という奇妙な風習が残っているからだ。
おじいちゃん子だった私は、葬儀に参列するために仕方なく帰省した。
けれど、久々に会った祖母や従兄はどうも様子がおかしい。
奇妙な風習に囚われた村で、私が見たものは──。
文字数 5,361
最終更新日 2024.02.01
登録日 2024.02.01
文字数 19,007
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.13
文字数 5,265
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.18
文字数 5,871
最終更新日 2023.04.11
登録日 2022.12.14
とある教会にはとても美しい神父さまがいる。
すべてを見透かすような瞳の彼に、迷える黒い羊たちは告解を求める。
『七つの大罪』をテーマにした連作短篇です。
※2024年春以降に連載再開予定です。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
舞台設定
=風向町(かざむきちょう)/ごく普通の住宅街。
=ポモナ教会/美しい庭園がある小さな教会。
日生黒臣(ひなせ くろおみ)
/神父。美しく優しいので町中の人望を集める。表裏が激しい。
小鳥(ことり)
/日生が溺愛する少年。言動は幼く、辛辣。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
1.〈憤怒〉/ anger
2.〈嫉妬〉/ jealousy
3.〈暴食〉/ gluttony
4.〈傲慢〉/ vanity
5.〈怠惰〉/ acedia
6.〈色欲〉/ lust
7.〈強欲〉/ avarice
文字数 21,567
最終更新日 2023.03.14
登録日 2022.02.28
その館は、監禁された女たちの苦痛と哀願、欺瞞、妄執、残虐に溢れていた。
闇の支配者に取り入ろうと媚を売る女、他の女に罪を着せ拷問にかける女。増幅する女たちの狂気と悪意。
ある日、高校生の唯がこの館に囚われてしまう。
唯の家に居候していた幽霊のわたしは、幼い頃に亡くなった唯の姉のマイと一緒に、唯が生まれた時からずっと見守ってきた。わたしたちは監禁された唯を助け出そうとするが、幽霊なのでなにもできない。
誰もわたしたちの訴えを聞いてくれない。
繰り返される拷問と殺人。四肢を切断され、肉塊と化した死体は再利用される。
そして、ついに唯が闇に呑み込まれてしまう。
わたしとマイは、唯を助け出すことができるのか。
実際の事件をモチーフに、人間の怖さを描いた作品です。
残酷な表現があります。苦手な人はご遠慮ください。
以前に公開した作品を大幅に改題・改稿しました。
ラストも大きく変わっています。
〇エブリスタでも公開しています(内容は大きく変わっています)
○本作品はフィクションです。過去にあった事件を参考にしていますが、実在の個人・団体とは一切関係ありません。また、過去に実在した個人・団体も一切関係ありません。
表紙絵はノーコピーライトガール様よりお借りしました。
素敵なイラストがたくさんあります。
https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl
文字数 155,333
最終更新日 2023.03.11
登録日 2023.02.24
わたしは最近よく夢を見ます。その夢の1つを小説にしました。
わたしは結婚をし、普段から円満な生活を送っていましたが妻が浮気をしているのではと疑いを持ち始めてから夢をたくさん見始めました。
今回の話はその中でも特にショックを受けた話をします。
主人公(俺)が同僚と遊んでいると妻の友人から妻の不倫を告げられる。その件を信じない主人公が妻の不倫について調べていくと…
衝撃的な結末が待っているとともに自分の精神状態を心配してしまうような内容です。
もちろん夢の話なので状況補填はありますが、話の流れは夢に見たままです。
最後まで読んでいた抱けると嬉しいです。
文字数 12,925
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.08.05
タイトル通り。
仕事で夫の留守が続く十二人の夫人達、常に何かとお喋りをしていたのだけど、とうとうネタが尽きてしまっったので、それぞれに今まで起こったか聞いたことのある「怖い話」を語り出す。
ただその話をした結果……
文字数 56,360
最終更新日 2022.03.26
登録日 2022.02.23
セブンス侯爵夫人マゼンタは夫から離婚を哀願され、そのまま別居となる。
どうしてこうなってしまったのだろうか。彼女は自分の過去を振り返り、そこに至った経緯を思う。
没落貴族として家庭教師だった過去、義理の家族の暖かさ、そして義妹の可愛らしすぎる双子の子供に自分を見失ってしまう中で、何が悪かったのか別邸で考えることとなる。
視点を他のキャラから見たものも続きます。
文字数 27,354
最終更新日 2021.11.30
登録日 2021.11.26
一年に一度四人で集まることの出来る特別な日。そんな今日の催しは、暗い森のなかでかくれんぼ。
都会暮らしのきっか。
みんなのリーダーしほ。
こわがりのみちる。
いたずら好きなりま。
四人が始めた子どもの遊戯は、山で保存する古い祠を開いたりまがおかしくなってしまったことをきっかけに狂い始める。
りまを助け出そうと五年ぶりに集まった三人。
ーー長い長いかくれんぼが始まってしまう。
女の怨念を祀る祠を開けたことによる呪いは本当に実在するのか。
その呪いを解き、鬼をやめることは出来るのか。
「りまの中のお前、私達と遊びたいんでしょう? 夢のとおりもう一回、かくれんぼをしよう。場所は分かるね? ここからそんなに離れてない。あの場所で、もう一度かくれんぼをしよう」
「夢であんたが言ったとおり、朝まで私達が逃げ切れたらこっちの勝ち。その時は、りまを返してくれる。やろ?」
「うぅ……また、やるのぉ……」
「みちる、泣くな! りまを取り戻すんやろ」
「うっ、ぐす……うん、絶対、取り戻す」
五年越しのかくれんぼ、開幕ーー
〈7p連投即日完結します〉
小説家になろう様にも同作掲載予定
なろう様の企画夏ホラーに合わせてかくれんぼ題材ですが鬼ごっこ要素のほうが強い気がしていますえへ
文字数 23,599
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
サクッと読めてゾッとする。
そんな気軽なホラー短編を書き連ねていきたいと思います。
一部ノンフィクション、私が体験したことや、友人に聞いた話なども存在します。
信じるか信じないかは、あなた次第。
文字数 2,893
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.06.08
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