ミステリー 家族小説一覧
山奥にあるコテージに、毎年恒例で訪れた四組の家族。
子供達も大きくなり、四組の家族が揃って集まるのは今年で最後であろう。
これから二泊三日の楽しいキャンプ生活が始まる筈であった――。
日中は快晴で天気予報も数日晴れが続くと云っていたが、初日の夜からの嵐で身動きが取れずコテージに閉じ込められてしまった人間達。
豪雨に紛れて突如響く轟音。
外界への唯一の道を失った一同に暗雲が立ち込める。
天地を味方につけた殺人鬼の宴が、今始まろうとしていた。
※縦読み推奨※
今から15年程前に『横溝正史ミステリ大賞』に何の迷いか――多分若気の至り――応募した作品です。
プロットノートもコピーした草稿も紛失して、タイトルすら忘れてしまった作品ではありますが、大まかな内容は覚えているので、多分少しは当時から比べて成長しただろう現在、もう一度最初から書いてみよう! と思い至った次第です。
当時、締め切り前日まで書いてて、いざ出そう! と郵便局に行った所で1次選考で必要な概要を書き忘れているのに気付き、慌てて原稿3枚書く……なんて、ミスしまくって( TДT)良い思い出です。。。
因みに、想像はつくでしょうが、1次選考すら通らなかったです。
タイトルはかなり適当に付けてしまいました。もしかしたら、途中でタイトル変わっているかも?
こんな裏事情?がある作品ですが、どうぞよろしくお願いしますです。
角川書店「カクヨム」さんでも載せてるってよ!
文字数 43,239
最終更新日 2020.04.22
登録日 2018.08.24
その日。俺は親戚の子供と座敷で一緒に寝ていた。
年に数回しか会えない従兄弟の男の子とは大の仲良し。
俺を本当の兄として慕ってくれていた。
だから、
文字数 1,040
最終更新日 2021.04.07
登録日 2021.04.07
文字数 2,334
最終更新日 2017.06.27
登録日 2017.06.27
※この作品はフィクションです。実在する人物、地名、事件一切関係ありません。
5歳の誕生日にわたしはずっとずっと暗い地下に監禁された。少年と出会い自由に羽ばたくため、脱走を目論む。だが、この〝家族〟は誰もが異常者であった。どうして監禁されるようになったのか、この家の仕来り全てを知ったときわたしは絶望する。
文字数 14,423
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.02
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通報は2度あった……
その意味とは?
ドリー・モーリスの部屋で、隣人の男が首吊り自殺をした。その理由に心当たりはないかと尋ねても、それを調べるのが警察の仕事だろうと、家族全員が口を揃える。
ローレンとジェシカが捜査を進めると、男には重度のオニオンアレルギーがあり、オニオンスープを飲まされた形跡があった。
──家族の誰かに殺された……?
更に捜査していくと、殺された男と類似する特徴を持つ、別の男の遺体が発見され……
類似した2つの遺体と、何かを隠している家族。その真相とは……?
ローレンとジェシカの事件簿第3弾!
※第1弾、第2弾をご覧いただいていなくても読めます。
海外ドラマみたいな感じで書きました。
軽い気持ちで楽しんでいただければと思います。
お気付きの点やご指摘等ございましたら、よろしくお願いします。
文字数 18,197
最終更新日 2023.11.29
登録日 2022.09.25
夫が内緒で私に死亡保険をかけていた。
「あなた、なんなの?これ」
保険会社から送られてきた保険の書類を夫に見せると、「勝手に開けんなよ!俺に送られてきた書類なのに!」
とひどく興奮した様子で怒る。
「おかしいわよね?
文字数 549
最終更新日 2021.03.24
登録日 2021.03.24
「では、ここには最初からいなかったんですね」
「ええ、いませんでした」
家の中に置いておいた大切なものが無くなっていたことに気づいた杏里は、すぐさま警察を呼んだ。
そして、
文字数 1,147
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.02
家族というものは、心の拠り所であり、自分の全てをさらけ出せる唯一無二の場所である。
しかし、全てをさらけ出せるがゆえ時にそれが家族を崩壊の危機にまで落とさせることが出来る。
崩壊と言うのはまだ甘いかもしれない。
私が語るこの話は崩壊というより元ある家族が
無になるまでの話である。
文字数 2,040
最終更新日 2017.02.15
登録日 2017.02.11
文字数 3,238
最終更新日 2020.06.19
登録日 2020.06.19
文字数 78,760
最終更新日 2023.03.13
登録日 2023.02.05
幼馴染みの聴蝶(きちょう)と観空(みそら)には特別な力が備わる。聴蝶はろう者で真実を聞く耳をもつ。その双子の兄の観空は光の世界を見れないが,闇を見る目をもっている。2人から提供された情報をもとに失踪者の調査に乗りだした探偵の私は殺人鬼ガウジを拘束し,警察に引き渡すこととなるが……
文字数 12,078
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.02.05
過去からタイムトラベルをし逃げてきた兄弟が、妹の失踪事件をきっかけに両親が殺害された事件の真相に挑むミステリー
────2つの世界が交差するとき、真実に出逢う。
5×××年。
時を渡る能力を持つ雛本一家はその日、何者かに命を狙われた。
母に逃げろと言われ、三兄弟の長男である和宏は妹の佳奈と弟の優人を連れ未来へと飛んだ。一番力を持っている佳奈を真ん中に、手を繋ぎ逃げ切れることを信じて。
しかし、時を渡ったその先に妹の姿はなかったのだ。
数年後、和宏と優人は佳奈に再会できることを信じその時代に留まっていた。
世間ではある要人の命が狙われ、ニュースに。そのことを発端にして、和宏たちの時代に起きた事件が紐解かれていく。
何故、雛本一家は暗殺されそうになったのだろうか?
あの日の真実。佳奈は一体どこへ行ってしまったのか。
注意:この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
【解説】
この物語は、タイムトラベルして事件の真相を暴くのではなく、縛りがあってタイムトラベルすることのできない兄弟が、気づきと思考のみで真相に辿り着くという話。
なので殺害方法とかアリバイなどの難しいことは一切でない。知恵で危機を乗り越えていく。
雛本三兄弟シリーズとは、登場人物(性格などベース)だけは変わらずに色んな物語を展開していくパラレルシリーズです。
文字数 127,745
最終更新日 2022.10.20
登録日 2021.11.08
「人間はみんな平等じゃないって、先に教えて欲しかったよね」
そう語り合える親友ができたのはもう何年前になるのだろう。
トラウマを抱えた二人の少女、彩と香澄が
復讐という名の「作品」と共に成長していく怒涛のストーリー。
「作品」のシナリオとは一体…
そして、大人になって「作品」を完成させた二人の末路とは…?
文字数 3,717
最終更新日 2019.11.20
登録日 2019.11.06
活〆。
魚の鮮度を保ったまま殺すこの方法と全く同じように島の人間達が、一六〇人以上殺され、負傷した。
犯人は、島の人間か?
それとも……
文字数 1,818
最終更新日 2018.11.18
登録日 2018.11.18
梨佳を、俺の大切な梨佳は何処へ行ったんだ。
梨佳を、誘拐したのは、一体誰なんだー。
時間が無い僕は、愛しい君と、最期を過ごすはずだった。
文字数 13,649
最終更新日 2021.02.09
登録日 2020.04.20
メンタル/シリアス/自傷行為/児童虐待/殺人表現/多重人格/加虐表現/少年犯罪/ミステリー風味/etc.
ボクは許されない罪を犯したーー。
法で裁かれないのなら、自分で罰を与えるしかないと、リスカを続ける少年、倶利。
オレは家族に捨てられたんだーー。
家族の記憶と言えば、虐待をされていたものばかり。それも曖昧にしか残っていない。
一家心中で家族を喪った少年、知有。
二人が出逢ったことにより、彼等を取り巻く運命が動き始める。
事件と事件が結び付き、歪んでいた現実が白日の下に曝されていく。
真相を握るのは、多重人格者の新米刑事だったーー。
初期考案:2004/01.
*不定期更新。
此方の作品は、作者の妄想によるフィクションであり、実際のものとは一切の関係も御座いません。
また、犯罪を誘発する意図では書いておりません。
書き始めたのが10年以上前であることと、時代設定が些か昔のため、現在とは異なる解釈等もあるかとは思います。
作者は専門家ではありませんので、間違った解釈等あるかもしれません。
一部、同性愛表現が出てきますが(男同士、女同士)、キャラクターの設定上のことで、本編とは深く関わってはおりません。
以上のことご理解頂けたらと思います。
文字数 56,554
最終更新日 2021.09.05
登録日 2018.07.07