ライト文芸 友情小説一覧
大学の野球グラウンドの前で再会したのは、母方の祖父母に招かれ、田舎を訪れた春休みに一度だけ遊んだ、一つ年上の板倉大輔だった。
毎年選抜高校野球の時期になると思い出していた。ダムに沈むことが決まった村での、最後の六日間。下手くそな野球少年の大輔と、故郷を離れる間際の大人達との、何とも適当で楽しい空き地ベースボールをして過ごした日々のことを。
「大事なのはどこで何をするかじゃない。誰と好きなことをするかだ」
祖父の言葉と、とうもろこし畑の思い出を胸に、再会後の大輔との恋に戸惑いながらも、文緒は好きなことに向かって進む。
*「二週間のエール」に登場する、岸司の仲間・桂の、女子軟式野球同好会を作る原点となったお話です。
文字数 114,401
最終更新日 2018.07.05
登録日 2018.03.30
地球の中でもサブカルチャーが発展した国、日本。そこでは多くの人達が何かを愛し、国中には愛のエネルギーが溢れていた。
しかし、そんな国を襲う怪き怪人達。奴らはリアジュウ星からの侵略者。この星を自分たちの暮らしやすい愛のない世界にするために、多くの何かを愛する者達。そう、オタクから愛の力を奪うために尖兵を追いくりこんできた。
怪人達は常人離れした能力を持つが、そんな怪人を倒せる唯一の若者達が…。
その名はバーニングラバーズ!
彼ら一人一人が熱く燃え、そして萌えるオタク達だ。
戦え!バーニングラバーズ!
全てのリアジュウ星人を駆逐するのだ。
文字数 5,733
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.04.30
ある一試合をきっかけにラケットを置いた少年――紘無は、高校に進学していた。けれど、中学までの華々しい結果とは裏腹に、そこは地元でもごく平凡なレベルの高校だった。
文字数 34,941
最終更新日 2019.03.31
登録日 2019.03.29
霊感占い師によると、今世のわたしに最も影響している過去世は、何と異星人だったらしい。
某公募参加作品。
※他投稿サイトでも公開しております。
※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、予告・報告なく修正する事がございますのでご了承ください。
文字数 9,386
最終更新日 2021.10.18
登録日 2021.10.15
「ちくま800字文学賞」応募作品のまとめです。
条件を満たせば公開済み作品でも応募可能だったため、noteなどで公開済みの作品を800文字以内に改稿しました。
文字数 3,173
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.04.12
「想像だけどこの本は国を移動してるんじゃないかと思う」
一冊の本を手にかつて弾んだ声で友人が言った。
英会話サークルが縁で出会い、親しくなった「僕」と年上の「友人」。
ある日友人は一冊の変わったらくがきのある本を僕に貸し出す。
大人になってからできた親しい友人とこのまま友情が続いていくと思っていたが__。
三月の雪深い北海道を時に背景に絡めながら大人の友情と別れを静かに書き出す。
一部実話を元に書いた、静かな喪失と再生の物語。
文字数 4,036
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.07.02
ある日、名取広瀬は雷に打たれ、その後たびたび様々な能力が彼には発現する.そんな彼の超常的日常が始まる?
拙い文章ですが、温かい気持ちで読んでいただけると幸いです.
文字数 5,481
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.15
文字数 31,469
最終更新日 2018.07.14
登録日 2018.06.27
コメント頂きました*ライト文芸のランキングよく上位にいらっしゃるアストさんにたまたま読んでいただく機会があり、コメントまで有難うございます*お好きなジャンルで良かったです*アドバイスについては、せっかくなのですが現在は賞に応募中なので、改変はやめておきますね汗)短くまとめたいのは課題の一つではありますが、今は自分の力だけでやってみたい思いもあるので、漫画もですがとりあえず独自に頑張ってみますね*
コメント欄は、どこか誤字脱字、または解釈のしづらさなどがありました場合にお知らせ下さるとありがたいです。よろしくお願いします。
あらすじ。殺人容疑をかけられ、逃走中の無実の主人公、一拓(いったく)急ぐあまり途中で青年とぶつかってしまい、殺人容疑者だとバレてしまうが‥。Freak outの意味はパニックとか、ビビるとかの意味ですが、「どんな」かくれんぼ、また「誰の」かくれんぼなのか‥?ミステリーですがギャグ調も混ざってますので、お気軽によかったら読んでやって下さい*ライト文芸大賞参加中でカテゴリーエラーなどにならずに問題なければ4月中に一章完結まで載せたいと思ってますのでよろしくお願いします*前に書いていた長編です。表紙画像は作者のオリジナル絵(一拓)です。この話の漫画版はありませんが、別の話でなら漫画も載せてますのでそちらもよかったら* この話の人物名、市町名などは架空です。オリジナルです。
文字数 44,761
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.03.28
歌穂には、昼休みになると一緒に学食でご飯を食べる友だちがいる。マーニャと名乗る彼女は謎が多く、自分のことをあまり話さない。わかっているのは海外からの留学生であること、勉強がとてもできること、そしてラーメンをこよなく愛しているということだけだ。
文字数 7,435
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.12.06
相楽、藤波、森村の三人の女子中学生は、クラスや部活でいじめられていた。
鬱屈した思いを抱きながらも、三人はイジメられ仲間として一緒に耐え忍ぶ日々を送る。
そんな中近所で殺人事件が起こる。三人は殺人犯にいじめっこを殺してもらうよう頼むため、探しに行くことにしたのだが……。
文字数 11,961
最終更新日 2021.04.10
登録日 2021.04.10
僕が学生で旅をしていた頃、一寸わけ有りの旅人達にそれと無く寄り添い、心のケアーしながら、背中を押してくれる人達がいた。誰とは無く、僕たちはその人達の事を救済委員と呼んでいた。でもそんな委員会は無いのだけれど。(一話完結:オムニバス形式)
文字数 24,288
最終更新日 2021.04.07
登録日 2020.12.10
――その花は、きっとあなたの中にも眠っている。ただそっと、いつか訪れる目覚めの時を待つように。
智佳(ともか)は親友のみなみと楽しく日々を過ごしていた。
しかし、或る日教育実習生の榊が現れてから、少しずつ日常に違和感を覚えるようになり……。
誰の心にも忘れられないひとがいる。夢と記憶が交錯する近未来ファンタジー。
文字数 9,165
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
文字数 29,108
最終更新日 2017.10.28
登録日 2017.10.20
__名神累人(ながみるいと)は普通の高校生である。
自分ではそう思ってるつもりなんだけどな。
だが普通ではないことが俺の周りで起こっているのは確かだ。
視点が変われば、正常と異常は逆転する。
とは言え俺が語れるのは、あくまで俺から見た世界だけだ。
・1話完結式のシリアス&ほのぼの高校生活ストーリー(の予定です)
※これは現在公開中の長編「彼は誰時の窓下」の番外編という形を一応とっていますが、実際こんなストーリーあったらいいなと妄想しながら書いてますので、繋がりは気にせず気軽にご覧ください。
※最近各話のタイトルを変更しましたが、内容は同じです。
文字数 62,089
最終更新日 2022.09.13
登録日 2022.03.16
一人暮らしの舞衣は、趣味も恋人もなく、仕事と実家に行くだけの毎日を送っていた。
ある日アパートの隣人、咲子と知り合い、咲子から梅酒を漬ける話を聞く。
他にもジャムや、らっきょうを漬ける話も聞いた舞衣は、徐々に興味を持ち、教えてもらいながら自分もチャレンジしてみることにする。
都会生まれの舞衣が、隣人の咲子の影響を受け、手作りの楽しさに目覚めていくお話です。
文字数 7,960
最終更新日 2022.05.25
登録日 2022.04.30
文字数 68,675
最終更新日 2020.04.14
登録日 2020.04.14
野良ネコのミーヤは飼いイヌのくせに良く脱走するタロウとよく遊んでいた。そんなある日、夕焼けに黄昏ているタロウがなかなか帰ろうとしないので、尋ねてみると、「オレ・・・帰るとこないねん」と呟いた。
文字数 6,373
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.14
文字数 279,142
最終更新日 2020.06.01
登録日 2019.03.31
文字数 54,182
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.04.10
青年の不変なき日常に終わりを告げるように、数多の人々が行き交う廊下で一人の生徒を目にした。
それは煌びやかな天の輪っかを頭に載せて、儚くも美しい女子に息をするのさえ忘れてしまう。
まるで天使のような姿をした少女との出逢いが、青年の人生を思わぬ形で変えていくことになる。
文字数 19,322
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.30
ミステリー好きな、中学二年生男子三人組。
放課後、教室の片隅で小説を読み合う彼らは、ミステリー愛好会を結成し、同好会昇格を目指して活動を続ける。
*本作は、以前ショートショート集Ⅱに収録(現在は別の話に置き換え済み)の「ミステリー愛好会著『いつだって現実』」を第一話とし、新たに続編(第二話、第三話)を加えた、シリーズ作です。
・第一話:ミステリー愛好会著『いつだって現実』
・第二話:ちぐはぐタイトルの謎~ルノワールのグランドジャットの日曜日~
・第三話:ミステリー愛好会劇場『いつだって小説』~叙述トリックを語る~
オムニバス形式で、お楽しみいただけます。
文字数 18,704
最終更新日 2021.05.20
登録日 2021.04.30
高校生活で陰キャにカテゴライズされたアオはこと青木は、なぜか学校のアイドルかつインフルエンサー女子の璃子に飯をたかられて。
「なんでこいついつも腹すかせてんだ?」
訳アリ女子と訳アリ男子の友情と、なんてことのない日常のお話
文字数 52,083
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.14
私、鈴谷結海(すずやゆうみ)は、奥寺(おくでら)さんとお付き合いしているけれど、青春の思い出に囚われて、深い間柄には至っていない。申し訳ないと思いながらも、過去に引きずられる。
ーー鈴ちゃん、もし今も高里が生きてたら、俺を選んではくれないよね。
今大切な奥寺さんは、離れて行ってしまうの?
過去のサークル活動でのエピソードを入れながら、現在のふたりがどのような関係を築くのかを描いています。
前作【WILL〜書かれなかった遺言書〜】のあとのお話ですので、そちらを先にお読みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
小説家になろうさんにも投稿しています。
文字数 9,850
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.28
高校デビューしたら趣味のあう友人を作りたい。ところが新型ウイルス騒ぎで新生活をぶち壊しにされた、拗らせ陰キャのゲームオタク・圭太。
念願かなってゲーム友だちはできたものの、通学電車でしか会わず、名前もクラスも知らない。
なぜかクラスで一番の人気者・滝沢が絡んできたり、取り巻きにねたまれたり、ネッ友の女子に気に入られたり。この世界は理不尽だらけ。
乗り切るために必要なのは――本物の「フレンド」。
令和のマスク社会で生きる高校生たちの、フィルターがかった友情と恋。
※別サイトにある同タイトル作とは展開が異なる改稿版です。
※恋愛話は異性愛・同性愛ごちゃまぜ。青春ラブコメ風味。
※表紙をまんが同人誌版に変更しました。ついでにタイトルも同人誌とあわせました!
文字数 59,278
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.04.27
特別なことなんて何もいらないし、望まない。
みんなみたいに「普通」に生きていきたいだけなのに、私は、小さな頃からみんなみたいに上手に生きられないダメな人間だった。
どうしたら、みんなみたいに上手に生きられますか……?
一言でいい、嘘でもいい。
「がんばったね」
「大丈夫、そのままの君でいいんだよ」
誰かにそう言ってもらいたい、認めてもらいたいだけなのに。
私も、彼も、彼女も、それから君も、
みんなみたいに上手に生きられない。
「普通に生きる」って、簡単なようで、実はすごく難しいね。
2020.04.30〜2020.05.15 完結
どこにでもいる普通の高校生、であろうとする女の子と男の子の物語です。
絵:子兎。さま
文字数 92,901
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.04.30
これは野球をほとんどしない野球小説。
中学時代、選抜選手にも選ばれ、周りからはスラッガーと呼ばれた球児、重心太郎は高校生になっていた。テスト期間に入り、親友である岡本塁と一緒に勉強をする毎日。そんな日々は重にとって退屈なものだった。そんな日々の中で、重は過去の傷を思いだし、そして向き合うことになる。
毎日、6時12時18時に投稿、頑張っていきます!もちろん、遅れたりすることもありますので……。
ちなみに、野球小説と言っても、野球はほとんどしません。なので、野球の知識は投げて打つ程度で十分です。
ライト文芸賞にも応募しています。期間中は投票お待ちしています。もちろん、お気に入り登録や感想もお待ちしています。してくれると、やる気が出るので、モチベーションのためにもどうかよろしくお願いします。
3/21追記
現在、心がポッキリといっております。出来れば今月中、もしくは来月上旬には完結させたいと思います。頑張ります。その後にライト文芸でもう一作品書きたいので……がんばります……
3/31追記
一旦、休載します。4月後半に再開すると思います。その間、次の小説を書かせていただきます。
文字数 35,747
最終更新日 2019.03.27
登録日 2019.02.25
二葉は市内で自殺スポットとして有名な鉄橋の上にいた。
このままここから飛び降りて死んでしまおう。
足をかけた二葉に声をかけたのはうっすらと向こう側が透けて見える青年だった。
自分自身を幽霊だという青年レイから死ぬまでの時間をちょうだいと言われた二葉は、タイムリミットである18歳の誕生日までの四週間をレイと過ごすことになる。
レイは死にたいと言う二葉に四週間の間、鉄橋に自殺に来る人を止めてほしいと頼み――。
四週間後、二葉が選んだ選択とは。
そして、レイの運命とは。
これは死ななければいけない少女と幽霊との切ない青春ストーリー
登場人物
水無瀬 二葉(みなせ ふたば)
高校三年生 17歳
18歳になる四週間後までに死ななければいけない
レイ
鉄橋の地縛霊。
自殺した少年の霊らしい。
死のうとした二葉の時間をもらい、ある頼み事をする
文字数 76,179
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.24
主人公・翔太は高校球児だ。
同じく高校球児の寮のルームメイト・弦は自他ともに認める天才キャッチャーで、先輩後輩問わず人に好かれる才能まであるときた。でもひとつだけ、弦には顔がない__
自分に嘘吐く二人の少年の、ちょっと苦しい青春短編小説。
文字数 20,870
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.04.29
琵琶湖のほとりに暮らす高校生の青春群像
滝沢圭介は世界史の授業中に居眠りし、イギリスの悲劇の女王ジェーン・グレイと出会う。
現実の世界に戻ってきた彼は文化祭でその夢のストーリーを元に演劇の脚本を書くことになる。
演劇の主役となるクラスのモテ女子黄瀬川綾と仲良くなるが、幼なじみの岩瀬美来と、彼女に恋する委員長男子など、人間関係がもつれていく。
彼は非モテ男子を卒業できるのか。
そして、演劇はハッピーエンドを迎えることができるのか。
実在する土地を舞台としたリアルな青春群像。
文字数 95,160
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.02
命を宿さない「物」と会話をする事が出来る少年ハヤテ。周囲からの偏見をものともしないハヤテは、病気に対する無理解から、同様に差別を受ける少女ヒカリと出会う。運命的な邂逅を果たした二人は幼いながらも支え合い、数少ない理解者である互いの両親達に見守られながら成長していく。
文字数 239,270
最終更新日 2019.07.05
登録日 2019.03.17