完結小説一覧

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恋愛 完結 長編
1才半の息子のいる瑞希は携帯電話のキャリアショップに勤めるシングルマザー。 いつものように保育園に迎えに行くと、2年前に音信不通となっていた元彼が。 帰国したばかりの彼は亡き祖父の後継者となって、大会社のCEOに就任していた。 ずっと連絡出来なかったことを謝罪され、これからは守らせて下さいと求婚され戸惑う瑞希。   第17回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました。
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小説 1,031 位 / 184,517件 恋愛 482 位 / 56,090件
文字数 165,006 最終更新日 2024.04.04 登録日 2022.11.20
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恋愛 完結 短編
男爵令嬢のエレーナの婚約が決まった直後に、妹クララは嬉しそうに言った。「お姉ちゃん。私に婚約者をくれない?」妹を溺愛する両親に責められ、エレーナは家のためならと妹に婚約者を譲ることに。しかしエレーナのことを心配した執事が彼女に縁談を取り付けてくる。縁談相手はライネルという美男子だったが、彼を見たクララの目が変わり……
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小説 1,097 位 / 184,517件 恋愛 516 位 / 56,090件
文字数 11,120 最終更新日 2024.04.14 登録日 2024.04.12
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恋愛 完結 短編
パーティー会場から少し離れた森の中で、男女の関係になっている一組の男女がいた。男の方は私の夫ダリアで、女の方は可愛らしい男爵令嬢ローラ。浮気現場を目撃してしまった私は茂みから飛び出し宣言する。「ダリア様。あなたとは離婚させて頂きます」
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小説 1,117 位 / 184,517件 恋愛 528 位 / 56,090件
文字数 11,011 最終更新日 2024.04.24 登録日 2024.04.23
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恋愛 完結 短編
「不倫なんてしていない」そう言い張る旦那のトリリオンは、明らかに隣家の未亡人シーラと男女の仲になっていた。問い詰めた私に暴力を振るおうとする始末で困り果てていた時、シーラの旦那を名乗る男性が現れて……
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文字数 11,067 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.25
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恋愛 完結 短編
侯爵令息のハモンドと結婚して三年。パーティー会場で彼は私に言い放った。「お前には愛想が尽きた、離婚してもらう!」しかし私は冷静に彼に言葉を返す。「先日、あなたとは離婚しましたが?」
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文字数 11,096 最終更新日 2024.04.16 登録日 2024.04.15
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恋愛 完結 ショートショート R15
新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。  彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。  しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り意気消沈している。  彼の手には元妻が置いていった「離婚受理証明書」が握られていた……。  他掌編七作品収録。 ※無断転載を禁止します。 ※朗読動画の無断配信も禁止します 「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」  某小説サイトに投稿した掌編八作品をこちらに転載しました。 【収録作品】 ①「今までお世話になりました旦那様もお元気で〜ポーカーフェイスの似合う天才貴公子と称された公爵は、妻の残していった離婚受理証明書を握りしめ涙と鼻水を垂らす」 ②「何をされてもやり返せない臆病な公爵令嬢は、王太子に竜の生贄にされ壊れる。能ある鷹と天才美少女は爪を隠す」 ③「運命的な出会いからの即日プロポーズ。婚約破棄された天才錬金術師は新しい恋に生きる!」 ④「4月1日10時30分喫茶店ルナ、婚約者は遅れてやってきた〜新聞は星座占いを見る為だけにある訳ではない」 ⑤「『お姉様はズルい!』が口癖の双子の弟が現世の婚約者! 前世では弟を立てる事を親に強要され馬鹿の振りをしていましたが、現世では奴とは他人なので天才として実力を充分に発揮したいと思います!」 ⑥「婚約破棄をしたいと彼は言った。契約書とおふだにご用心」 ⑦「伯爵家に半世紀仕えた老メイドは伯爵親子の罠にハマり無一文で追放される。老メイドを助けたのはポーカーフェイスの美女でした」 ⑧「お客様の中に褒め褒めの感想を書ける方はいらっしゃいませんか? 天才美文感想書きVS普通の少女がえんぴつで書いた感想!」
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小説 1,201 位 / 184,517件 恋愛 569 位 / 56,090件
文字数 10,378 最終更新日 2023.03.25 登録日 2023.03.25
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恋愛 完結 短編
「クラリス。すまないが、今日も仕事を頼まれてくれないか?」  王立学園に入学して十ヶ月が経った放課後。生徒会室に向かう途中の廊下で、この国の王子であるイライジャが、並んで歩く婚約者のクラリスに言った。クラリスが、ですが、と困ったように呟く。 「やはり、生徒会長であるイライジャ殿下に与えられた仕事ですので、ご自分でなされたほうが、殿下のためにもよろしいのではないでしょうか……?」 「そうしたいのはやまやまだが、側妃候補のご令嬢たちと、お茶をする約束をしてしまったんだ。ぼくが王となったときのためにも、愛想はよくしていた方がいいだろう?」 「……それはそうかもしれませんが」 「クラリス。まだぐだぐだ言うようなら──わかっているよね?」  イライジャは足を止め、クラリスに一歩、近付いた。 「王子であるぼくの命に逆らうのなら、きみとの婚約は、破棄させてもらうよ?」  こう言えば、イライジャを愛しているクラリスが、どんな頼み事も断れないとわかったうえでの脅しだった。現に、クラリスは焦ったように顔をあげた。 「そ、それは嫌です!」 「うん。なら、お願いするね。大丈夫。ぼくが一番に愛しているのは、きみだから。それだけは信じて」  イライジャが抱き締めると、クラリスは、はい、と嬉しそうに笑った。  ──ああ。何て扱いやすく、便利な婚約者なのだろう。  イライジャはそっと、口角をあげた。  だが。  そんなイライジャの学園生活は、それから僅か二ヶ月後に、幕を閉じることになる。
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小説 1,201 位 / 184,517件 恋愛 569 位 / 56,090件
文字数 21,483 最終更新日 2023.01.05 登録日 2022.12.12
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恋愛 完結 短編
貴族学園を卒業したらレオン王子の正妃に選ばれる。その未来が確定したのは、私がまだ十歳の時。しかし学園に入学して少しして、モリアという伯爵令嬢が私たちに近づいてくる。彼女の甘ったるい声と愛嬌ある仕草に惚れたのか、王子は彼女を側妃に選ぶが……
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小説 1,226 位 / 184,517件 恋愛 581 位 / 56,090件
文字数 11,017 最終更新日 2024.04.19 登録日 2024.04.18
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恋愛 完結 短編 R15
 聖女エリノアには、魔物討伐部隊隊長の、アントンという婚約者がいる。そして、たった一人の家族である妹のリビーは、聖女候補として、同じ教会に住んでいた。  エリノアにとって二人は、かけがえのない大切な存在だった。二人も、同じように想ってくれていると信じていた。  ──でも。  「……お姉ちゃんなんか、魔物に殺されてしまえばいいのに!!」 「そうだね。エリノアさえいなければ、聖女には、きみがなっていたのにね」  深夜に密会していた二人の会話を聞いてしまったエリノアは、愕然とした。泣いて。泣いて。それでも他に居場所のないエリノアは、口を閉ざすことを選んだ。  けれど。  ある事件がきっかけで、エリノアの心が、限界を迎えることになる。
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小説 1,236 位 / 184,517件 恋愛 586 位 / 56,090件
文字数 35,455 最終更新日 2023.04.11 登録日 2023.03.09
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恋愛 完結 短編 R15
「あたし、気付いたの。やっぱりリッキーしかいないって。リッキーだけを愛しているって」  人気のない校舎裏。熱っぽい双眸で訴えかけたのは、子爵令嬢のパティだ。正面には、伯爵令息のリッキーがいる。 「学園に通いはじめてすぐに他の令息に熱をあげて、ぼくを捨てたのは、きみじゃないか」 「捨てたなんて……だって、子爵令嬢のあたしが、侯爵令息様に逆らえるはずないじゃない……だから、あたし」  一歩近付くパティに、リッキーが一歩、後退る。明らかな動揺が見えた。 「そ、そんな顔しても無駄だよ。きみから侯爵令息に言い寄っていたことも、その侯爵令息に最近婚約者ができたことも、ぼくだってちゃんと知ってるんだからな。あてがはずれて、仕方なくぼくのところに戻って来たんだろ?!」 「……そんな、ひどい」  しくしくと、パティは泣き出した。リッキーが、うっと怯む。 「ど、どちらにせよ、もう遅いよ。ぼくには婚約者がいる。きみだって知ってるだろ?」 「あたしが好きなら、そんなもの、解消すればいいじゃない!」  パティが叫ぶ。無茶苦茶だわ、と胸中で呟いたのは、二人からは死角になるところで聞き耳を立てていた伯爵令嬢のシャノン──リッキーの婚約者だった。  昔からパティが大好きだったリッキーもさすがに呆れているのでは、と考えていたシャノンだったが──。 「……そんなにぼくのこと、好きなの?」  予想もしないリッキーの質問に、シャノンは目を丸くした。対してパティは、目を輝かせた。 「好き! 大好き!」  リッキーは「そ、そっか……」と、満更でもない様子だ。それは、パティも感じたのだろう。 「リッキー。ねえ、どうなの? 返事は?」  パティが詰め寄る。悩んだすえのリッキーの答えは、 「……少し、考える時間がほしい」  だった。
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小説 1,242 位 / 184,517件 恋愛 588 位 / 56,090件
文字数 16,270 最終更新日 2022.09.10 登録日 2022.08.22
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恋愛 完結 短編
 姉のベティは、学園でも有名になるほど綺麗で聡明な当たりのマイヤー伯爵令嬢。妹のアリシアは、ガリで陰気なはずれのマイヤー伯爵令嬢。そう学園のみなが陰であだ名していることは、アリシアも承知していた。傷付きはするが、もう慣れた。いちいち泣いてもいられない。  婚約者のマイクも、アリシアのことを幽霊のようだの暗いだのと陰口をたたいている。マイクは伯爵家の令息だが、家は没落の危機だと聞く。嫁の貰い手がないと家の名に傷がつくという理由で、アリシアの父親は持参金を多めに出すという条件でマイクとの婚約を成立させた。いわば政略結婚だ。  こんなわたしと結婚なんて、気の毒に。と、逆にマイクに同情するアリシア。  そんな諦めにも似たアリシアの日常を壊し、救ってくれたのは──。
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小説 1,246 位 / 184,517件 恋愛 591 位 / 56,090件
文字数 36,743 最終更新日 2021.05.24 登録日 2021.04.20
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恋愛 完結 短編
公爵子息のロイと結婚して二年、彼は家に見知らぬ女性を連れてくると言った。「アリア、離婚してくれ」どうやらロイはその女性と結婚したいらしい。数日間の猶予を貰い独り考える私だったが、大好きなロイのために身を退くことを決意する。しかしロイの兄アレンが訪ねてきたことをきっかけに事態は変化していく……
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小説 1,255 位 / 184,517件 恋愛 596 位 / 56,090件
文字数 11,145 最終更新日 2024.04.10 登録日 2024.04.08
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BL 完結 短編 R18
中学生の野球部と、監督の話です。
24h.ポイント 917pt
小説 1,273 位 / 184,517件 BL 295 位 / 23,858件
文字数 2,961 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.05.09
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BL 完結 長編
異世界転移に巻き込まれた憐れな俺。 騎士団や勇者に見つからないよう、村人Aとしてスローライフを謳歌してやるんだからな!! *********** 異世界からの転移者を血眼になって探す人達と、ヒラリヒラリと躱す村人A(俺)の日常。 イケメン(複数)×平凡? 全年齢対象、すごく健全
24h.ポイント 903pt
小説 1,291 位 / 184,517件 BL 299 位 / 23,858件
文字数 169,192 最終更新日 2024.03.01 登録日 2020.11.28
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恋愛 完結 短編 R15
 いつものように屋敷まで迎えにきてくれた、幼馴染みであり、婚約者でもある伯爵令息──ミックに、フィオナが微笑む。 「おはよう、ミック。毎朝迎えに来なくても、学園ですぐに会えるのに」 「駄目だよ。もし学園に向かう途中できみに何かあったら、ぼくは悔やんでも悔やみきれない。傍にいれば、いつでも守ってあげられるからね」  ミックがフィオナを抱き締める。それはそれは、愛おしそうに。その様子に、フィオナの両親が見守るように穏やかに笑う。  ──対して。  傍に控える使用人たちに、笑顔はなかった。
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小説 1,309 位 / 184,517件 恋愛 619 位 / 56,090件
文字数 38,934 最終更新日 2022.03.21 登録日 2022.02.11
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恋愛 完結 短編 R15
魔塔で働く平民のブランシェは、婚約者である男爵家嫡男のエクトルに。 「醜くボロボロになってしまった君を、私はもう愛せない。だからブランシェ、さよならだ」 そう告げられて婚約破棄された。 親が決めた相手だったけれど、ブランシェはエクトルが好きだった。 エクトルもブランシェを好きだと言っていた。 でもブランシェの父親が事業に失敗し、持参金の用意すら出来なくなって。 別れまいと必死になって働くブランシェと、婚約を破棄したエクトル。 そしてエクトルには新しい貴族令嬢の婚約者が出来て。 ブランシェにも父親が新しい結婚相手を見つけてきた。 だけどそれはブランシェにとって到底納得のいかないもの。 そんなブランシェに契約結婚しないかと、職場の上司アレクセイが持ちかけてきて……
24h.ポイント 882pt
小説 1,315 位 / 184,517件 恋愛 624 位 / 56,090件
文字数 56,471 最終更新日 2024.03.23 登録日 2023.09.15
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BL 完結 長編 R18
 空前絶後の社畜マンが死んだ。   「すみませんが、断罪返しされて療養に出される元王太子の中に入ってください、お願いします!」 同じ社畜臭を感じて頷いたのに、なぜか帝国の側妃として売り渡されてしまった!  話が違うし約束も違う!男の側妃を溺愛してくるだと?!  ゆるーい設定でR18BLになります。 本編完結致しました( ´ ▽ ` )緩い番外編も完結しました。 番外編、お品書き。  〇セイリオス&クロードがイチャイチャする話  〇騎士団に謎のオブジェがある話  ○可愛いけれどムカつくあの子!  ○ビリビリ腕輪の活用法  ○進撃の双子  ○おじさん達が温泉へ行く話  ○孫が可愛いだけだなんて誰が言った?(孫に嫉妬するラムの話)  ○なんかウチの村で美人が田んぼ作ってんだが?(田んぼを耕すディエスの話)  ○ブラックラム(危なく闇落ちするラム)  ○あの二人に子供がいたならば  やっと完結表記に致しました。長い間&たくさんのご声援を頂き誠にありがとうございました~!
24h.ポイント 880pt
小説 1,320 位 / 184,517件 BL 302 位 / 23,858件
文字数 218,042 最終更新日 2022.08.07 登録日 2022.03.26
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恋愛 完結 短編
「俺の子供を産めないお前には妻の資格はない」夫のダルクはそう言い放つと、私に離婚を宣言した。元々政略結婚で愛はなかったものの、動揺を隠しきれない私。しかしそれに追い打ちをかけるようにダルクは言う。「ナターシャが俺の子を妊娠したから、彼女を新しい妻にする」どうやら夫は浮気相手を妊娠させたようです。
24h.ポイント 873pt
小説 1,332 位 / 184,517件 恋愛 629 位 / 56,090件
文字数 10,049 最終更新日 2024.03.14 登録日 2024.03.13
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恋愛 完結 短編
文武両道な公爵令嬢シャルは、常日頃から妹リリアナに疎まれていた。しかし全く動じないシャルにイラついたリリアナは、彼女を階段から突き落としてしまう。大怪我を負い、縁談までリリアナに取られてしまったシャルは嘆き悲しむが、幼馴染のライトが彼女の元を訪ねてきて……
24h.ポイント 866pt
小説 1,338 位 / 184,517件 恋愛 634 位 / 56,090件
文字数 11,044 最終更新日 2024.04.20 登録日 2024.04.19
60
恋愛 完結 短編
「ブライズ。きみとの婚約を、解消したいと思っている」  この国の第一王子であるザカリーが、学園の卒業パーティーの中、静かにそう告げた。目の前には婚約者であるブライズが。隣には、婚約者ではない令嬢──ベサニーが、口元に笑みを浮かべながら、立っていた。  ブライズが、驚愕に目を見開く。 「……ど、どうしてですか?」  ザカリーは、はっと鼻で笑った。 「どうして、か。なあ、ブライズ。きみは、鏡を見たことがあるかな?」 「……も、もちろん、ですわ」 「ここまで言ってもわからないとは。きみは、頭まで悪かったんだね。唯一の取り柄だと思っていたのに」  ベサニーが「駄目ですわよ、ザカリー殿下。彼女には、もっとはっきり言わないと、伝わりませんよ?」と笑う。 「そうか。婚約者であるきみを傷付けずにすまそうという、ぼくなりの優しさだったんだが」 「……ザ、ザカリー殿下?」 「ブライズ。きみは顔も醜く、体型も美しいとはいえない。取り柄といえば、頭の良さだけ」  ブライズは、ぶわっと涙を浮かべた。   「……そ、そんな……ひどい……っ」 「ひどいとは、失礼だな。この十年間、ぼくの婚約者でいられただけ、ありがたいと思わないか?」  遠巻きで見守る生徒たちが、確かに、とクスクス笑う。 「婚約解消は嫌か、ブライズ」  ザカリーが問うと、ブライズはすぐに、はい、と答えた。 「どうしてもぼくの婚約者でいたいなら、条件がある」 「な、何ですか……?」 「そう身構えなくていい。ただお前に、ぼくが側妃をもつことを了承してほしいだけだ」  ブライズが「側妃……」と繰り返す。ザカリーが、そうだ、と優しく微笑む。 「それだけ受け入れてくれれば、お前をぼくの正妃にしてやる。婚約解消もしない。どうだ?」 「……! う、受け入れます! わたくし、受け入れますわ!」 「そうか。嬉しいよ、ブライズ。ありがとう」  ザカリーはブライズをそっと抱き締め、 「残念だよ。ブライズの顔と身体が、ベサニーのようだったら、きっと愛せたのに。あ、そうだ。ブライズ、きみとは子作りする気はないから、そのつもりで。──理由は、もう言わなくてもわかってくれるよね?」  と、非情な言葉を告げた。
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小説 1,351 位 / 184,517件 恋愛 642 位 / 56,090件
文字数 10,027 最終更新日 2022.11.22 登録日 2022.11.16
正体は何者であるか? だんだん全貌が見えてきました。 私のスマホのハッキングしているのは誰なのか? どの組織に繋がるのか?謎を追いかけます。
24h.ポイント 851pt
小説 1,369 位 / 184,517件 エッセイ・ノンフィクション 22 位 / 7,804件
文字数 62,174 最終更新日 2024.01.10 登録日 2019.12.15
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BL 完結 長編 R18
 気が付いたら『光の神子は星降る夜に恋をする』略して『ヒカミコ』の悪役令息ラファエルに転生していた。前世の頼りない記憶によると、一般的に王子殿下の婚約者は断罪必至だよね? どんな断罪なのかわからないけど、大切なラインハルト様の幸せのためなら断罪されるように頑張ろうと思う。主人公のシモン、もっと頑張ってください!/悪役令息としてはうまくいきません/ 「断罪必至の悪役令息に転生したけど生き延びたい」に関連しています。単独でもお読みいただけますが、合わせて読んでいただいた方が味わい深くなると思われます。 ムーンライト様にも投稿しております。 本編は完結しました。番外編を更新しております。
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小説 1,394 位 / 184,517件 BL 317 位 / 23,858件
文字数 214,334 最終更新日 2023.12.11 登録日 2023.04.24
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恋愛 完結 短編 R15
「──馬鹿馬鹿しい。何だ、この調査報告書は」  ぱさっ。  伯爵令息であるパーシーは、テーブルに三枚に束ねられた紙をほうった。向かい側に座る伯爵令嬢のカーラは、静かに口を開いた。 「きちんと目は通してもらえましたか?」 「むろんだ。そのうえで、もう一度言わせてもらうよ。馬鹿馬鹿しい、とね。そもそもどうして、きみは探偵なんか雇ってまで、こんなことをしたんだ?」  ざわざわ。ざわざわ。  王都内でも評判のカフェ。昼時のいまは、客で溢れかえっている。 「──女のカン、というやつでしょうか」 「何だ、それは。素直に言ったら少しは可愛げがあるのに」 「素直、とは」 「婚約者のぼくに、きみだけを見てほしいから、こんなことをしました、とかね」  カーラは一つため息をつき、確認するようにもう一度訊ねた。 「きちんとその調査報告書に目を通されたうえで、あなたはわたしの言っていることを馬鹿馬鹿しいと、信じないというのですね?」 「き、きみを馬鹿馬鹿しいとは言ってないし、きみを信じていないわけじゃない。でも、これは……」  カーラは「わかりました」と、調査報告書を手に取り、カバンにしまった。 「それではどうぞ、お好きになさいませ」
24h.ポイント 830pt
小説 1,400 位 / 184,517件 恋愛 668 位 / 56,090件
文字数 20,448 最終更新日 2022.07.29 登録日 2022.07.06
僕はずっと彼女のことを忘れられなかった。 それが初恋だということに気が付いたのは、彼女を失った後だったから。 高校生になっても、それは変わらない。 ただ彼女との思い出の場所を写真に残すだけの毎日。 そんな中、彼女との約束の場所で、僕は「彼女」と出会った。 彼女は自分のことを幼なじみの「未来」だと名乗る。 でも彼女が未来の訳は無いんだ。 だって未来は、七年前に僕をかばって事故で亡くなったのだから。 どうして彼女は「みらい」だと名乗ったのだろう。 彼女は、いったい何者なのだろうか。 それとも本当に彼女は未来なのだろうか。 そんなことはありえないと思いつつも、少しずつ僕は初恋を取り戻していく。 その結末に何が待っているかなんて、わからないまま―― この物語はある少年の切ない恋のお話です。 毎日19:10に更新します。完結まで執筆済みです。
24h.ポイント 824pt
小説 1,405 位 / 184,517件 ライト文芸 33 位 / 7,545件
文字数 46,905 最終更新日 2024.05.09 登録日 2024.04.26
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BL 完結 ショートショート
エニシ&ヒュウのほのぼの癒し系ラブストーリー♡エニ&ヒュウの日常ラブストーリーをお楽しみください。
24h.ポイント 809pt
小説 1,429 位 / 184,517件 BL 326 位 / 23,858件
文字数 5,590 最終更新日 2024.05.08 登録日 2024.05.08
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恋愛 完結 短編 R15
「シンディーのことは、恋愛対象としては見てないよ。それだけは信じてくれ」  夫のランドルは、そう言って笑った。けれどある日、ランドルの幼馴染みであるシンディーが、ランドルの子を妊娠したと知ってしまうセシリア。それを問うと、ランドルは急に激怒した。そして、離縁を言い渡されると同時に、屋敷を追い出されてしまう。  ──数年後。  ランドルの一言にぷつんとキレてしまったセシリアは、殺意を宿した双眸で、ランドルにこう言いはなった。 「あなたの息の根は、わたしが止めます」
24h.ポイント 795pt
小説 1,452 位 / 184,517件 恋愛 690 位 / 56,090件
文字数 39,364 最終更新日 2021.07.24 登録日 2021.06.21
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恋愛 完結 短編 R15
「きみに、是非とも紹介したい人がいるんだ」  婚約者のデレクにそう言われ、エセルが連れてこられたのは、王都にある街外れ。  馬車の中。エセルの向かい側に座るデレクと、身なりからして平民であろう女性が、そのデレクの横に座る。 「はじめまして。あたしは、ルイザと申します」 「彼女は、小さいころに父親を亡くしていてね。母親も、つい最近亡くなられたそうなんだ。むろん、暮らしに余裕なんかなくて、カフェだけでなく、夜は酒屋でも働いていて」 「それは……大変ですね」  気の毒だとは思う。だが、エセルはまるで話に入り込めずにいた。デレクはこの女性を自分に紹介して、どうしたいのだろう。そこが解決しなければ、いつまで経っても気持ちが追い付けない。    エセルは意を決し、話を断ち切るように口火を切った。 「あの、デレク。わたしに紹介したい人とは、この方なのですよね?」 「そうだよ」 「どうしてわたしに会わせようと思ったのですか?」  うん。  デレクは、姿勢をぴんと正した。 「ぼくときみは、半年後には王立学園を卒業する。それと同時に、結婚することになっているよね?」 「はい」 「結婚すれば、ぼくときみは一緒に暮らすことになる。そこに、彼女を迎えいれたいと思っているんだ」  エセルは「……え?」と、目をまん丸にした。 「迎えいれる、とは……使用人として雇うということですか?」  違うよ。  デレクは笑った。 「いわゆる、愛人として迎えいれたいと思っているんだ」
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小説 1,463 位 / 184,517件 恋愛 699 位 / 56,090件
文字数 10,502 最終更新日 2022.10.19 登録日 2022.10.07
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恋愛 完結 短編 R15
「きみは、ぼくという婚約者がいながら、他の男と密会していたね」  夕焼けの真っ赤な光が差し込む人気のない空き教室で、侯爵令息のヘクターは言った。  目の前に立つローナは、何のことかわからないといった風に、首を捻っていた。 「あの、密会って……?」 「はっ。白々しい。それにしても、さすがのぼくも驚いたよ──まさか、婚約者がいる第一王子に言い寄っていたとはね」  ローナの顔色が、明らかにさっと青くなった。 「黙りかい? ひどいなあ。きみはぼくだけじゃなくて、第一王子の婚約者である、あの公爵令嬢様まで悲しませる行為をしたのだよ? 自覚はある?」  しん。  静けさが、あたりを満たす。ヘクターは口角をあげた。が。 「──それほどまでに、あの伯爵令嬢と一緒になりたいのですか?」  続けられたローナの科白に、ヘクターは目を見張った。 「……何のことだ」 「……密会をしていたのは、わたしだけではないということです」  はっ。ヘクターは、鼻で笑った。 「密会と認めたな?」 「……あなたはどうなのです? 認めますか?」 「何のことかわからんな」 「……認めてくださるのなら、婚約解消に応じますよ?」  ふざけるな!   ヘクターは声を荒げ、怒鳴った。 「何が婚約解消だ! ぼくは何もしていない! 悪いのはお前だけだ! それにお前は、この国の第一王子と密会をしていたんだぞ! 王子の婚約者である公爵令嬢の家は、この国でも多大な影響力を及ぼす家系だ。例え不貞行為がなくとも、お前がしたことは重罪だ! それを偉そうに……っっ」  ヘクターはローナの胸ぐらをおもむろに掴んだ。これまで一度だってこんなことをされたことのないローナは、ひっと小さく悲鳴をあげた。 「お前との婚約を破棄する! 慰謝料も、むろんたっぷりと請求させてもらうからな! これを拒絶すれば、みなに全てをばらしてやる!!」
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文字数 11,688 最終更新日 2022.09.30 登録日 2022.09.14
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BL 連載中 長編 R18
☆本編完結しました!!番外編を続々更新予定!!☆  由緒正しい家柄である騎士団長の夫妻に拾われた赤ん坊の俺、アントンには日本人だった前世の記憶があった。  夫妻に溺愛されてすくすくと成長した俺だが、キラキラしたこの異世界での場違い感が半端ない!  そして、夫妻の実子である一歳年下の弟・アルベルトの冷たい視線が突き刺さる!  見た目がザ・平民の俺は、貴族の子弟が通う学園でクラスメートからほぼいない者として扱われ、16歳になるのに婚約者さえ決まらない!  体力もなければ、魔力もない。選ばれし勇者でもなければ、神子でもない。  この物語は、そんな俺がこの異世界を生き抜き、なんとか安らげる居場所を求めてあがいた生々しい記録である!! 【R18】 完全無欠美貌騎士の弟×平凡無自覚兄 (※その他攻めキャラいろいろ・・・・) ※注意事項※ 愛されという名の総受け。 ギャグですが、R18要素は多め!(R18シーンは予告なく、突然に始まります!) 攻めはイケメンですが、全員変態です。 それでもいいという方のみご覧ください!!! 【お願い】 ネタバレ感想はネタバレフィルターかけさせていただきます。あしからずご了承ください!アンチ感想・感想という名の展開予測はご遠慮ください。
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文字数 186,551 最終更新日 2022.09.09 登録日 2022.06.03
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恋愛 完結 短編
「エマ様。ダレン様が不倫をしている可能性がございます」 執事アーランの言葉に私は驚き、そんなことはないと言葉を返す。 しかし彼は証拠を見せるといい、ダレンの不倫現場を二人で見に行くことに。 そして辿り着いたのは森の泉で、そこには若い女性と愛し合うダレンの姿があった。
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文字数 11,114 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.04.20
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恋愛 完結 短編
 小さくて、可愛くて、庇護欲をそそられる姉。対し、身長も高くて、地味顔の妹のリネット。  ある日。愛らしい顔立ちで有名な第二王子に婚約を申し込まれ、舞い上がるリネットだったが──。 「あれ? きみ、誰?」  第二王子であるヒューゴーは、リネットを見ながら不思議そうに首を傾げるのだった。
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文字数 22,721 最終更新日 2021.08.18 登録日 2021.07.29
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恋愛 完結 長編
乙女ゲーム内に転生していると気づいた悪役令嬢のジョゼフィーヌ。このままではどうやっても自分が断罪されてしまう立場だと知る。 それと同時に、それまで追いかけ続けた王太子殿下に対する気持ちが急速に冷めるのを感じ、王太子殿下を避けることにしたが、なぜか逆に王太子殿下から迫られることに。 それは王太子殿下が、自分をスケープゴートにしようとしているからなのだと思ったジョゼフィーヌは、焦って王太子殿下から逃げ出すが……
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文字数 30,471 最終更新日 2024.03.30 登録日 2024.03.30
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恋愛 完結 短編
私の婚約者クライトン伯爵エグバート卿は善良で優しい人。 末っ子で甘えん坊の私には、うってつけの年上の彼。 だけど、あの人いつもいつもいつもいつも……なんかもうエンドレスに妹たちの世話をやいている。 そしてついに、言われたのだ。 「妹の結婚が先だ。それが嫌なら君との婚約は破棄させてもらう」 そして破談になった私に、メイスフィールド伯爵から救いの手が差し伸べられた。 次々と舞い込んでくる求婚話。 そんな中、妹の結婚が片付いたと言ってエグバート卿が復縁をもちかけてきた。 「嘘でしょ? 本気?」 私は、愛のない結婚なんてしないわよ? ====================================== ☆読者様の御親切に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。 ご心配頂きました件について『お礼とご報告』を近況ボードにてお伝えさせて頂きます。 引き続きお楽しみ頂けましたら幸いです♡ (百谷シカ・拝)
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文字数 15,254 最終更新日 2021.03.27 登録日 2021.03.25
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恋愛 完結 短編 R15
 伯爵令息のパットは、婚約者であるオーレリアからの突然の別れ話に、困惑していた。 「確かにぼくには、きみの他に愛する人がいる。でもその人は平民で、ぼくはその人と結婚はできない。だから、きみと──こんな言い方は卑怯かもしれないが、きみの家にお金を援助することと引き換えに、きみはそれを受け入れたうえで、ぼくと婚約してくれたんじゃなかったのか?!」  正面に座るオーレリアは、膝のうえに置いたこぶしを強く握った。 「……あなたの言う通りです。元より貴族の結婚など、政略的なものの方が多い。そんな中、没落寸前の我がヴェッター伯爵家に援助してくれたうえ、あなたのような優しいお方が我が家に婿養子としてきてくれるなど、まるで夢のようなお話でした」 「──なら、どうして? ぼくがきみを一番に愛せないから? けれどきみは、それでもいいと言ってくれたよね?」  オーレリアは答えないどころか、顔すらあげてくれない。  けれどその場にいる、両家の親たちは、その理由を理解していた。  ──そう。  何もわかっていないのは、パットだけだった。
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文字数 13,395 最終更新日 2022.06.24 登録日 2022.06.10
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恋愛 完結 短編 R15
「──お前のこと、本当はずっと嫌いだったよ」 「……ジャスパー?」 「いっつもいっつも。金魚の糞みたいにおれの後をついてきてさ。鬱陶しいったらなかった。お前が公爵令嬢じゃなかったら、おれが嫡男だったら、絶対に相手になんかしなかった」  マリーの目が絶望に見開かれる。ジャスパーとは小さな頃からの付き合いだったが、いつだってジャスパーは優しかった。なのに。 「楽な暮らしができるから、仕方なく優しくしてやってただけなのに。余計なことしやがって。おれの不貞行為をお前が親に言い付けでもしたら、どうなるか。ったく」  続けて吐かれた科白に、マリーは愕然とした。 「こうなった以上、殺すしかないじゃないか。面倒かけさせやがって」  
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文字数 33,335 最終更新日 2021.10.25 登録日 2021.09.23
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恋愛 完結 短編
結婚三年目、夫は私に告げる。 「ティナ。一生のお願いだ。僕に愛人を作らせてくれ」 あなたに愛情がないのは知っていたけど、そんなこと許すわけありませんよね?
24h.ポイント 710pt
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文字数 11,029 最終更新日 2024.04.05 登録日 2024.04.04
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恋愛 完結 短編
 わたしの愛しいあなたへ。
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文字数 11,101 最終更新日 2022.08.18 登録日 2022.08.05
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BL 完結 短編 R18
新人イケメン声優がはじめてBLのドラマCD収録現場に行くことになるも収録前にまず実技指導が必要だといわれてしまい……
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文字数 38,924 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.24
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恋愛 完結 短編
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」  幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。  ──どころか。 「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」  決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。  この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
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文字数 17,926 最終更新日 2022.05.07 登録日 2022.04.18
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恋愛 完結 短編
「女性の中で一番愛しているのはきみだけど、すべての人間の中で一番好きなのは、アデラかな」  婚約者のネイトは何の悪びれもなく、そう言って笑った。  ネイトの元恋人から、どうしてネイトと別れたのかを聞かされたエリンの心が揺らぐ。けれどネイトは、僅かに残る想いを見事にぶった斬ってくれた。 「ねえ、ネイト。わたし、公爵令嬢なんですよ。知っていましたか?」
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文字数 21,141 最終更新日 2022.04.13 登録日 2022.03.23
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