ホラー 妖怪小説一覧
この世に生を受けると同時に実験動物とされた不死の娘『雫』
雫は幼少期に1人の青年に助け出されるものの、研究対象として観察され狙われる息苦しい日々を送っていた。 唯一の救いは、幼馴染である少女。 その少女から殺意を向けられたとき、雫の心は生きる事を諦めたつもりだった。
実際には、気づけば空高く放り出され、なぜか気の良い人達に拾われ、初めて人らしい生活を送りはじめる。 だが……それも、一時の気休めでしかなかった。
大学で噂される神隠しを調査するうちに、雫は狂気に追い込まれていく。
【R18】彼等の愛は狂気を纏っている の続きではありますが、これだけでも問題なく読めるように書いています。
文字数 148,181
最終更新日 2023.05.13
登録日 2023.04.13
? 『本当に怖い話、読みたくなる怪談とは何なのか?!』の追求――
2017年11月某日、長崎県西端 田舎を極めた田舎のとあるファミレスに、四人の人間が密かに集った。一人はアマチュアの実話怪談作家・松岡真事。残る三人は、彼に怪談を提供した本物の怪奇現象体験者たち。
「あなた達は、世にも希なる奇妙な出来事に遭遇された縁ある方々だ。そんなあなた方に問いたい。どんな怪談が、いちばん心の琴線に触れる、だろうか?」
導き出された答え。「直ぐに読めてゾクッとする物語」を蒐めに蒐めた実話怪談集!
ショートショート感覚で繰り出される、異様な現実の数々。因縁、妖魔、呪詛、不可思議が織りなす奇妙怪奇なカレイドスコープ。覗き見たあなたは何を見るか。そこには、流れ落ちる色とりどりな魔石の砂々。さらさらと、流れ落ちたる砂時計。
さらさら、さらさら、さらさらと――
もう元の世界に戻れなくなる。あなたを誘う小さな物語たち。
どこからなりと、御賞味を――
文字数 238,915
最終更新日 2018.10.29
登録日 2017.11.25
文字数 25,620
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.01.19
「笑」をテーマに据えた怪談というのは 果たして成立するのであろうか?!
今を去ること十余年前――この難解な問いに答えるべく、松岡真事は奮闘した。メディアファクトリー刊『幽』誌の怪談文学賞に、『笑う』怪談を投稿したのである!
結果は撃沈!!松岡は意気消沈し精根尽き果て、以後、長く実話怪談の筆を折ることになってしまう・・・
そして、今・・・松岡は苦い過去を乗り越える為、笑いを携えた怪談のリライト&新作執筆に乗り出す!
名付けて『笑う』怪談!!
腹を抱えるような「笑い」、プッと吹き出すような「笑い」、ほんわか滲み出るような「笑い」、下衆すぎて思わず漏れるような「笑い」、 そして何より、「笑う」しかない 恐怖――
さまざまな『笑』が満ちた実話怪談の新世界!
煽り文句も高らかに、恐怖の世界への出囃子が鳴る――!!
文字数 49,051
最終更新日 2019.02.27
登録日 2018.11.22
大学生になった中野沙衣は、探偵事務所?を開くが雇う助手たちが長続きしない。 沙衣の仕事のお祓いの恐怖に耐えられないのだ。 そんな時、高校性のころから知り合いの中井祐二が仕事の依頼に来る。 祐二は依頼料を払う代わりに助手のバイトをすることになる。 しかし、祐二は霊に鈍感な男だった。
文字数 175,491
最終更新日 2024.02.25
登録日 2023.11.13
前々作、『妖魅砂時計』から約5ヶ月の歳月を経て――再び松岡真事による百物語が帰ってきた!!
今回は、「10話」を一区切りとして『壱念珠』、それが『拾念珠』集まって百物語となる仕様。魔石を繋げて数珠とする、神仏をも恐れぬ大事業でござい!!
「皆様、お久しぶりです。怪談蒐集はそこそこ順調に行っておりますが、100の話を全て聞き取った上で発表するには流石に時間がかかりすぎると判断いたしました。ゆえに、まず10話集まったら『第壱念珠』として章立て形式で発表。また10話集まれば『第弐念珠』として発表・・・というかたちで怪談を連ねてゆき、『第拾念珠』完成の暁には晴れて百物語も完結となるやり方を取らせて頂こうと思います。 時間はかかると思われますが、ご愛読頂ければ幸い・・・いえ、呪(まじな)いです」 ――松岡
・・・信じるも信じないも関係なし。異界は既に、あなたのあずかり知らぬところで人心を惑乱し、その領域を拡大させている!連なり合った魔石の念珠はジャラジャラと怪音を発し、あなたの心もここに乱される!!
容赦無き実話の世界、『冥法 最多角百念珠』。
すべての閲覧は自己責任で――
文字数 213,260
最終更新日 2022.09.17
登録日 2019.05.08
ソレは昔からこの土地に根付いて存在する。噂や物語、怪談話や伝承として語り継がれていた。
姿を変え、見守り、試す。時には人間と戦ってきた。
時は移り変わり、現代へと進む。ソレは大きな秘密を抱える佐藤兄弟の元にやって来る。兄弟はお互いを嫌いながらも、必死で生きていた。
その町には十数年に一度、昔からある噂が流れることがあった。
『妖怪七変化』今どきの町で起きる噂話や妖怪、それらはただの迷信としてしか認識されてはいない。
一、それは虫の姿をしている。
二、それは蛇の姿をしている。
三、それは狛犬の姿をしている。
四、それは池の水を飲み干す。
五、それは人の姿をしている。
六、それは人を食べる。
七、その姿を見てはいけない。
一方的に突きつけられる試練に兄弟は翻弄される。
(注意)こちらはカクヨムにも載せています。
文字数 30,191
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.08.07
三年前に生まれ故郷の神隠市へ戻ってきた中学生の椋伍は所謂「視える」「触れる」人間で、地元にある不思議な決まりや曰くを紙に書いてまとめては危険なものを「消す」ようにしていた。
ある日「奥さん」という地元特有の怪談を友人達から聞いていつものようにメモをしていると、クラスに別学年の見知らぬ少女が訪ねてきて「お前は何だ」と椋伍に問う。さらには次々と言葉を重ね最終的に「それ以上それを増やすな、捨てるな」と念を押して去ってしまい、怖さのあまり彼は呆然とするが、後に神隠市にある神社の娘であることを知る。
「あんな風に言われる理由が分からない」とただただ彼は困惑し、いつも通り帰り道でたまたま遭遇した「妙なモノ」を消すため、今日も食塩をフライパンで炒めていくのだが――。
この世とあの世のコメディーホラー、開幕。
あなたに「諦めたくないものはあるか」?
※小説家になろう、カクヨムにて同時公開中
※2024年4月8日 第一部 了
文字数 213,576
最終更新日 2024.04.08
登録日 2022.04.19
狂り狂りと這い摺り廻る。それが唯一、泥人形に許された儚い夢幻。
怨児(おに)狩りとして生きる男、憂悟にわけあって師事する少年、旭。
旭は憂悟の元で怨児の殺し方を学ぶと共に、憂悟の妹、由李歌の世話もしながら、三人での生活を続けていた。
※本作は2021年5月頃の『第一回厨二病小説大賞』参加作を推敲の上、投稿し直したものです。
文字数 31,265
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.03.30
文字数 36,454
最終更新日 2021.03.22
登録日 2020.10.07
儀礼、というと大層に聞こえる。だが誰でもそれに関わっている。寝る前におやすみなさい。食べる前に手を合わせて、いただきます。これも儀礼だ。
私は特殊な儀礼を研究している。それも宗教団体や市町村のような大きいものではない。一つの家族が受け継ぐ小さな儀礼だ。
これはどの家庭にもある、かもしれない小さな儀礼集である。
文字数 3,006
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.23
寝ない子供の所へ現れるという「婆(ばば)」を見てしまった少年。霧の晩、山に捨ててしまった子供の声で語りかけてくるモノ。高校の入学祝いで買ってもらった携帯電話に掛かってくる間違い電話。
日常の中で怪異と出会ってしまった瞬間を描き出した短編集。
恐怖だけではない、どこか奇妙な世界をご堪能あれ。
前身となる「怪奇短編集 ―Mysterious Worlds―」の全100話を日常ノ怪①・②、動植物ノ怪、人ノ怪、学校・職場ノ怪の全5章への分類・整理。一部の短編は新規のものと差し替えております。
さらに書き下ろしの「秘密ノ怪」は全5話を掲載予定です。
毎週水曜日と土曜日の深夜0時頃に更新します。
裏話満載のオフィシャルファンブックはこちら→ https://www.alphapolis.co.jp/novel/180133519/740582236
他の小説投稿サイトでも同時連載中。
文字数 72,726
最終更新日 2023.01.26
登録日 2022.01.01
人の願いを叶える犬神を貸し出す神社に生まれ育った高橋裕樹。だが、父と違う超常的存在が“視(み)える”ことから祖父に『この神社を継ぐのが義務』と口うるさく言われてきた裕樹は犬神たちとなるべく距離を置いて生きるようにしていた。
そんなあるとき、雄と雌の犬神がつがいとなり、千年ぶりに子どもが生まれる。その数、なんと一〇八……家で裕樹以外に視える祖父はその世話に忙殺されることになった。
だが、嬉しい悲鳴をあげた翌日、祖父は脳卒中で倒れてしまう。
辛うじて、裕樹に「犬神たちを頼む」「お前を縛って済まない」というせりふを遺して世を去ってしまう。
祖父の謝罪の言葉もあり、仕方なく裕樹は仔犬神たちの世話に励むことにする。まず、最低限の躾に取り組む――
文字数 61,563
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.11
五つ子に生まれた安倍晴足(あべはるたり)は、怪異を祓ってはその手柄を長男の安倍晴明のものとし盛り立てていた。
だが、自分だけが日陰にいることを安倍家に恨みを持つ法師陰陽師に指摘され、晴足は初めて自分の立場に疑問を覚える。そして晴足は、晴明に自分の足で立てるように指導することになる――
文字数 8,768
最終更新日 2023.09.09
登録日 2023.09.08
文字数 3,540
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.10.15
少年は森の中で図書館を見つける。優しい彼に導かれ、図書館を案内され、夕方、少年は帰り道に辿り着いた。
「君は好奇心に気をつけないといけない」
優しい彼の言葉が綴られるにつれて辺りはどんどん暗くなる。そして遂に身の毛もよだつ恐ろしい怪異が姿を現した。
一話完結型の怪奇小説!
文字数 8,171
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.07.01
文字数 19,471
最終更新日 2023.04.04
登録日 2023.04.04
四国の山の中にある廃旅館。
高校卒業してから初めて集合した仲良しグループ。盆休みにファミレスでなんとなく怪談話になり、近くの廃旅館に行ってみる事にした。
文字数 1,234
最終更新日 2022.12.11
登録日 2022.12.11
人間世界と隣合うように存在する妖怪世界。
ある真夜中、赤鬼と一緒に酒盛りをしていた大入道。話の中で赤鬼が自分が大入道よりも強いと言い始めた。
それに眉間に皺を寄せる大入道。赤鬼は今すぐ決着をつけようとするが、証人がいないと言って、
とある催しを検討する。そして開催されることになったのは、妖怪大運動会であった。
文字数 7,073
最終更新日 2023.03.17
登録日 2023.03.17
「怖い話を教えてくれませんか」
動画配信者を名乗る青年は、出会う者にネタとなりそうな怖い話をねだる。
ねだられた者は、乞われるままに自身の奇妙な体験を語る。
同世界観の短編連作。
文字数 94,418
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.02.11
オカルト関連を専門に扱う警察官が、オカルト探偵の女性調査員と手を組む。
「退魔師ばかりを殺すスラッシャー」を、退治するためだ。
だが、現場に向かうと手口が変わっている。
今までは法則性もなく、普通に殺すだけだった。
なのに、殺害方法に怨念がこもっている。
とある高名な霊能力者から、息子の護衛を依頼される。
だが、彼らのあんまりな態度に、オカルト課は断ってしまう。
事件を追っていくうちに、スラッシャーは元々、普通の人間だったとわかった。
そのスラッシャーは、「ピ(カレシ)」が大事にしていたペット「魔王」を守っていた。
だが、魔王は殺され、スラッシャーの女性も深手を追う。
魔王は女性を助ける。自分の手足とするために。
ピの聖域を踏みにじった奴らを殺すため、ふたたびスラッシャーは動き出す!
警察の協力を得られない大手退魔師側も、百人の退魔師を雇って応戦する!
一方オカルト課は、事件に先程の大手退魔師が関与していると突き止めた!
文字数 101,611
最終更新日 2022.04.04
登録日 2022.02.23
文字数 30,005
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.07.24
家族3人で仲良く座敷に布団を敷いて寝ていた。
部屋の明かりは消していた。
つけっ放しのテレビの明かりが、部屋を薄っすらと明るくする。
急に私の体は硬直したように動かなくなってしまう。
目だけが動かせる状態だった。
文字数 738
最終更新日 2021.01.01
登録日 2021.01.01
数珠丸恒継(じゅずまるつねつぐ)
その昔、日蓮上人が、悪鬼怨霊を切ったとされる、伝説の宝刀
それは現在も、この日の本に存在している
その宝刀を持つ一族もまた、この現世(うつつよ)に存在し
今でも人知れず、悪鬼怨霊を成敗しているという
とある地方都市の私立高校に通う南條花成は(なんじょう かなり)は
古の時代より悪鬼怨霊成敗を生業とする南條本家の跡取り娘
南條家総帥である祖父源一の指示で『真冬に咲く桜』の怪異を鎮めにいくのだが・・・
イラスト こばた勇一
ホラーアクションファンタジー「現世奇譚」の原点となった短編小説
この作品は、アニメ、ボイスドラマ、漫画と、今後メディアミックス展開をしていく作品です
皆さんに楽しんでいただけると嬉しく思います
また、感想などお寄せいただけるとありがたく思います
公式Twitter https://twitter.com/utsutsuyo_
文字数 19,393
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.11.03
古今東西の怪奇話をお伝えします。
短編各話、約1万字以内を予定しています。
※初心者なので、どうぞお手柔らかに
文字数 845
最終更新日 2019.09.24
登録日 2019.09.24
人材不足の昨今、そこそこニーズがある筈の若手SE・葛岡聡は、超ブラックIT企業へ就職したばかりに、連日デスマーチが鳴り響く地獄の日々を送っていた。
その唯一の癒しは、一目惚れした職場の花・江田舞子の存在だが、彼女の目前で上司から酷いパワハラを喰らった瞬間、聡の中で何かが壊れる。
翌朝、悪夢にうなされる聡の眠りをスマホのアラームが覚まし、覗くと「ルール変更のお知らせ」と表示されていた。
変更ルールとは「弱肉強食」。喰われる側が喰う側へ回る、と言うのだが……
遅刻寸前で家を出た聡は、途中、古の妖怪としか思えない怪物が人を襲う姿を目撃する。
会社へ辿り着き、舞子の無事を確認する聡だが、彼はそこで「ルール変更」の真の意味と、彼自身に付きつけられた選択へ直面する事となる。
あなた、社畜、やめますか? それとも、人間、やめますか?
〇エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+でも投稿しております。
文字数 23,007
最終更新日 2022.06.11
登録日 2022.06.06
百数十年ぶりに出現したアマビエが告げた驚愕の真実とは?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
文字数 990
最終更新日 2021.08.03
登録日 2021.08.03
「喜べ。兄弟。俺たちは大罪を犯したぞ―――・・・」
舞台は黒亮公が治める地。周里。
十年ぶりに会う旧友の元を訪ねる昂遠に同行した遠雷。
そこで彼らが見たものは、想像すらしていなかった虐殺の現場だった・・
残月記番外編
『反魂』
※この作品はフィクションです。実在の人物・地名・宗教・団体等とは無関係の創作物です。
この作品には暴力的・猟奇的・不適切と思われる表現が数多く含まれておりますが、実際の行為を推奨する目的で書いているわけではありません。
作品に必要と考えた上で、その表現を使用させて頂いています。
18歳未満の方の閲覧を禁じます。
※注意:小さな砂鉄が穴から飛び出す様子。沢山の亡骸。宗教。蟻。
グロテスク。ホラー。オカルト的要素を含んでいます。
気持ちの悪いものが苦手な方は閲覧をお控えください。
※うちの昂遠は僧侶ですが、仏門に入り教えを請うたわけではありません。
宗派は特になく、何処かに属しているわけでもありません。
ですので、お肉も食べればお酒も飲みますし、絡みの場面も当然あります。
不快に思われる方もいらっしゃるでしょうから、最初に謝っておきます。ごめんなさい。
※物語の中に登場する『湯』→スープ以外に沸かした水にもその言葉を使用しています。
あとはこの作品をお読みくださった全ての皆様へ。
ありがとうございました。
文字数 72,456
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.16