ホラー ホラー小説一覧
大切な人がいなくなる悲しみを、私は数々の依頼を通して知った。
親友のルミを襲った、失踪した恋人の死を知らせる不思議な夢。家出した娘の帰りを待ち続ける、二〇三号室の姿なき住人。何でも屋を営む私が遭遇した不可思議な出来事は、とある女子高生からの依頼を切っ掛けに思わぬ方向に動き出す。そして、点と点が繋がる時、私はそれぞれが抱く大切な人への想いを知ることになる。
文字数 78,364
最終更新日 2023.04.01
登録日 2021.08.05
夢をからめた十のホラー短編です。
一、『夕焼け小焼け』 買った覚えのない髪留めをつけている娘。母は思う。夢と現実にはそれほど厳密なちがいはないのかもしれない。
二、『ヤドカリのお宿』 ヤドカリを育てる大学生。引っ越しを観察しつつ、ヤドカリの真実を悟る。
三、『藁の血族』 伝承にもとづき、河童の像が作られた。老人は御山の禁を破ってしまう。
四、『炎の匂い』 イマジナリー・フレンドを持つ少年。そして焼かれたウサギ。夢が少年とフレンドの関係を変えていく。
五、『どんぐりの夢』 修学旅行の下見に来た教師。宿にやってきた他校の学生たちはとても静かだった。
六、『あなたの世界』 万引きを娯楽とし、罪悪感のない少女。夢と現実の意味をとらえ、動こうとする。
七、『先触れ』 ネットで夢占いをする青年。同じ悪夢の相談が相次ぐ。真相をたどり、そしてたどりつく。先触れに。
八、『毎日』 いじめをいじめととらえず、周囲を軽蔑して関わりたがらない少年。自分の毎日を映画に見ていた。
九、『夢の通い路』 海と山を行き来する男。宇宙の中での自分の役割を知り、それをかなえる。
十、『就眠』 手足が自分ではないような気がする若者。散らばった自分を統合する方法を求め、手に入れる。
※本短編集においては、犯罪、暴力、性的行為の描写があります。いずれも小説上の表現として用いています。その点ご理解の上お読みください。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。
文字数 103,407
最終更新日 2022.05.31
登録日 2022.05.10
文字数 3,123
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.03.19
【呪いのベンチ】
そのベンチに座った者はバラバラになって死ぬ。
遺体で見つかるのは頭部のみ。
【呪いのベンチ】
その噂が囁かれるようになったのは、ある女子高生の死がきっかけだった。
なぜ彼女は死んだのか。
【呪いのベンチ】
その真実にたどり着いた時、主人公は戦慄する。
全10話。完結済み。
9月19日と20日の2日間で全話投稿予定。
文字数 21,223
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.09.19
放課後の恒例となった、友達同士でする怪談話。
その日聞いた怪談は、実は高校の近所が舞台となっていた。
主人公の亜美は怖がりだったが、周りの好奇心に押されその場所へと向かうことに。
その怪談は何を伝えようとしていたのか――その意味を知ったときには、もう遅い。
□第6回ホラー・ミステリー小説大賞にて奨励賞をいただきました□
※章ごとに登場人物や時代が変わる連作短編のような構成です(第一章と最後の二章は同じ登場人物)。
※結構グロいです。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
©2022 新菜いに
文字数 133,615
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.16
ある日、食育の一環として中学校給食で昆虫食が出るようになった。
ちょっと拗らせ思想の中学2年の峰岸は、この食育に疑問を持っていた。
主人公の翠川清良は峰岸のことを陰謀論支持者と笑うが...。
果たしてそれは本当にただの陰謀論だったのか?
文字数 10,081
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.02.27
以前に、別の小説投稿サイトにアップした作品です。
ホラーというジャンルは、テクノロジーの発達とともに進化してきたジャンルだと思っています。
電話が日常の道具になれば、電話を使った怪談が登場し、携帯メールが流行ればチェーンメールを題材にした怪談が生まれ……といったように、常に新しいテクノロジーを組み込みながら発達していく。非科学的なジャンルでありながら、テクノロジーの発展を内部に取り込んでいくのが、ホラーの懐の深さであろうと思うのです。
本作は、みなさんもよくご存知のツイッターを題材にしたお話です。
あなたが常日頃、なにげなく見ているツイッターアカウント。そのアカウントで投稿しているのは、普通の人間や、botばかりではないのかもしれません。
文字数 19,088
最終更新日 2020.02.18
登録日 2020.02.18
全ての『転生』が幸せな結末を辿るとは限らない。
何度も転生を繰り返すリビアンはその度に誘拐、監禁され、殺され続けている。……1人の魔族によって。逃げようが隠れようが目の前に現れる名前も知らない魔族にリビアンは覚悟を決める。……殺される前に殺す。この連鎖を断ち切る為、死を、転生を味方に生きていく。
文字数 12,829
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.02.10
主人公である佐野命(さのみこと)は、極端な人嫌いであり、自ら孤独を選びそれを孤高と唱え現実を否認する少年。
しかし人との関わりを避けてきた佐野命は、同級生の少女を交通事故から身を挺して守ったことにより一時的に入院することに、だが目を覚ますと——世界は一変していた。
それは視えてはいけない、死者の霊……それらが跋扈する病院内。
生と死が交差し区別がつかず恐怖に怯えているところに、天使と見紛う程の美麗な少女、朝陽(あさひ)が現れ——顔よりも先にパンツを拝むことに……。
少女は言う「私は朝陽、この街の退魔師です」と。
平凡と孤独はパンツによって一蹴され、佐野命は生と死と青春を噛み締める物語が始まる。
⚠︎パンツ降臨は三話からだよ。
文字数 19,617
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.04
ある夏の日。僕の前に少女が現れた。
少女は僕に言った。
「あなたの前に死神が現れました」
「死神は告げます。あなたの寿命はあの時計の針が一周するまでです」
「あなたは残された時間をどのように過ごしますか?」
文字数 3,133
最終更新日 2019.05.05
登録日 2019.05.05
文字数 2,756
最終更新日 2022.05.13
登録日 2022.05.13
人は誰でも想像することができる。
何にでもなれることがゆえ、現実を見失ってしまいがち。
ある意味怖い人間の想像から生まれた行動が悲惨な未来を見せてしまった。
文字数 3,239
最終更新日 2023.07.05
登録日 2023.07.01
「闇夜のトンネル―呪われた運命と絶望の脱出―」は、若い男性と友人たちが幽霊のトンネルとして知られる場所に足を踏み入れると、怪奇現象に遭遇します。一人の男性が片足を失ってトンネルに消え、友人たちは絶望と狂気に閉じ込められます。しかし、彼らは希望を見出し、男性の導きで脱出の方法を見つけ出します。車両に乗り込み、長い旅の末に友人たちはトンネルから脱出しますが、男性からは呪いの影響が残ることを忠告されます。友人たちはこの恐怖を秘密にし、それぞれが成長し幸せな人生を歩んでいきますが、心の奥底にはトンネルの恐怖の記憶が残り続けます。
文字数 2,152
最終更新日 2023.07.07
登録日 2023.07.07
文字数 4,539
最終更新日 2018.12.27
登録日 2018.12.26
老犬の前に現れる死神。死神は、死んだ老犬が生前に人に吠えたり噛みついたりすることなく、静かに生きたのをたたえた。その褒美として天国へ行けるのと、願いをかなえてやることを伝えるのだが……。
文字数 2,344
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
レーダー基地でコロラド上空に2機のUFOを発見、戦略偵察軍所属の最新鋭偵察機SR91が追跡する。だが、彼我の速度はあまりにも違い過ぎ、UFOはレーダーから消え、またSR91はシベリア上空で消息を絶つ。その後、救出された二人のパイロット、スコルツェニ中佐、ラスムッセン伍長は精密検査受診後、数日間にわたる隔離の危難に遇う。うら若い女性記者シモーヌと恋仲のヴィーゴ・オストロスキは、カナダはハーストの中年私立探偵だった。事件らしい事件がなく、依頼人が滅多にこないため、昼間からウイスキーを煽る自堕落な日々を送っている。しかしある日、探偵事務所を訪れたキャサリン・ウオータフォド夫人から、米国の若く高名な天体物理学者ルイス・ウオータフォド氏の捜索依頼を受けるにおよび、身辺が慌ただしくなる。オストロスキは捜索に着手するが、行く先々で謎めいた黒服の連中や幼稚ながらも物騒な若者のグループと出っくわす。また、情報機関に所属しているらしい二人の胡散な女と知り合ったり、UFO狂いの科学者ジムやホンダの屯するサークルに立ち寄り、月面の不可解な構築物に就いて意見を戦わせる。
そうこうする中に、シモーヌの訃報を知り、しかも情報機関の二人の女が彼女の死に関わっているとの確信を抱き、オストロスキは復讐を誓う。一方、フリーの記者に転身した元科学者の伍代は、かつての友人で伍代の理論を支持するヤン博士に真相を確かめるべく、チョモランマ山頂の天体観測基地を訪れるが、ヤンから驚くべき事実を聞くにおよび、アイリーンの許へと戻る決意を固める。オストロスキは、シモーヌの死に関わった二人の女の正体を突き止めるべく対決する。不届きなロボットを叩き潰そうとして追跡、ロボットを操る飛翔体を撃墜するが、一瞬の油断から乗っていたモータサイクル諸共、火達磨となって断崖を落下してゆく。チョモランマから戻った伍代は、異星人の宇宙船内でアイリーンに再会する。彼らは地球征服を目論む複数の好戦的な異星人とは異なり、気紛れで特異な思考の持ち主だった。偶々この気紛れな異星人のお陰で、絶滅寸前の窮地に陥った地球人類は、僅かではあるが彼らに救出され、地球から未知の世界へと旅立つ。
文字数 74,128
最終更新日 2019.07.14
登録日 2019.07.14
自宅警備員の主人公は夢を見た
ゾンビが自宅の玄関から襲ってくる夢を
主人公は正夢をよく見る事があったが
まさかゾンビが襲ってくる夢が
正夢のはずはないと思っていたが・・・
ゾンビに襲われた自宅警備員は
どうなるのか乞うご期待
文字数 38,718
最終更新日 2023.06.21
登録日 2023.03.27
スクープを求めて川に囲まれた村へと訪れた新米記者の高畑は、村に閉じ込められている女に出会う。霊媒体質のこの女、柴田は村の異様な雰囲気に気が付いていながらも「ここには霊が寄り付かないから」と平然としていた。
しかしその晩、三人目の犠牲者が。
閉鎖された村。謎の慣習。村人たちが隠すあくる日の悲劇とは?
「柴田さん!ここ、いる?ねえ!?」「美人だよ、やったあ」
幽霊嫌いの元僧侶と呪いに追われるトラブルメーカー、二人は災いから逃れることは出来るのか。
そのうち血が出たり性暴力が起こります。
そのためR18で投稿させて頂きますが、グロやセクシーメインではないためお気をつけください。
小説家になろうにて同作品連載中です。
文字数 117,877
最終更新日 2019.11.06
登録日 2019.09.04
パスケースを家に忘れた私は、券売機で切符を買うことにした。
そこで私は切符にオプションを付けられることに気が付き……。
文字数 377
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.30
不老不死、それを望んだ私は悪魔と魂を対価に契約を果たした。
死ぬ時に魂を譲渡するので、死ねなくなれば・・・
それが私が望んだ永遠の地獄への片道切符だと知らずに・・・
文字数 10,039
最終更新日 2020.05.06
登録日 2020.05.01
神菜はハロウィンの夜近所の子達と待ち合わせをする。
今日は家を回ってお菓子を貰う日だ。
たまちゃんの家で人形劇も見せてくれるらしい。
※シーズンではないですがハロウィンの話です。
12/6 後編UPしました。
文字数 4,863
最終更新日 2022.12.06
登録日 2022.12.02
小説の投稿だけでお金稼ぎ?
なんて簡単な内職だろうね
歌子は舌なめずりをした
夫のいない隙に毎日スマホを使って己の妄想をしたためるーー。
文字数 785
最終更新日 2023.10.09
登録日 2023.10.09
誰かに見られている気がして、振り返るとワンボックスの後部座席に熊が座っていた。私はその黄色い瞳を見つめた。熊は右手を上げ、左右に手を振り、そして、体が真っ二つになったのだった。
文字数 6,229
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.16
『じゃあ、最初のエピソードを語りましょう。大阪に旅行に行った時に、いきなり遭遇したとんでもない事件です。それを狙っていたといえば、狙っていたんですけどね。……最近道頓堀付近で、誘拐事件が頻発しているという噂を聞いて飛んでいったわけですから』
黒木梨乃亜の元に送られてきた、友人・黒須澪からの手紙。
何でも彼は、同居人である女子高校生・西垣由羅とともに日本のあちこちを旅して回ったというのだ。由羅がかつて巻き込まれたのと同じ、奇妙な誘拐事件を面白半分で調べるために。
生粋のトラブルメーカーにして、変幻自在の愉快犯である黒須澪。
彼が手紙で語る、世にも奇妙にして奇怪な物語の数々とは。
文字数 128,263
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.02.23
山奥の廃墟となった村が舞台となったある都市伝説がオカルト界で話題になっていた。その都市伝説は【マサオさん】と言うらしい。
その都市伝説では、ある若者達が度胸試しで廃村の場所にキャンプをしに行ったらしい。そしてその村に着くとマサオと言う男性が現れて若者達に寝床を提供すると言い自分の家に招待する。次の日起きてみると若者の一人がは無残な姿で殺されているのを発見し次々と殺され結局は誰一人戻って来なかったとの話だ……。
主人公であるオカは暇を持て余し、毎日ネットサーフィンをする日々を過ごしていた。そんなある日【マサオさん】のスレを見つけ回覧する。そしてマサオさんの聖地巡礼の募集スレがあり、大学も単位を取り尽くして暇なオカは応募し友人のカリンと一緒に参加する事にした。
そして、その村でオカ達は絶望するのである……。
文字数 214,225
最終更新日 2020.05.01
登録日 2020.01.22
リビングの掃除をしようとプラグをコンセントに差して電源を入れたが、何の反応もしない。もう一度電源を入れるも反応しなくて……。小説家になろうやノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 630
最終更新日 2021.02.25
登録日 2021.02.25
※この物語は著者が実際に見た夢を基に
小説として書き上げた作品です。
しかもその夢は不定期に続きを見るようになり
ひとつながりの大きなストーリーへと展開します。
【あらすじ】
あるホラーイベントに参加した由良野親子、
しかし、このイベントはただのイベントではなく
正に阿鼻叫喚の地獄絵図の幕開け、
そこはこの世に存在するはずのないゾンビが闊歩する世界
しかし、その出来事は
夢なのか現実なのかわからない。
あの日から男は記憶を失っていた
気づけば一人になっていた
生き別れとなった息子を探すうちに
様々な事件と対峙して
次々と謎多き人物と出会うことになる
そして男は知らず知らずのうちに
二つの対抗する大きな組織の果てない争いに巻き込まれてゆく
果たして彼らは、彼女たちは
敵なのか?
味方なのか?
そんな中、再び悲劇は起こり
あの日の現実離れした夢が現実だったことを知る…
そして男を取り込もうとするある組織の狙いは?
2つの組織が躍起になって求める謎の力
「K」の能力を持つ選ばれし者、とは・・・?
文字数 72,794
最終更新日 2023.03.27
登録日 2021.12.11