現代文学 日常小説一覧

1000文字前後で書いた一話完結の短いお話。恋あり、SF風あり、ファンタジーあり、散文詩的なものもありとバラエティ豊かな物語の数々です。すぐ読めるので、何か少しでも心に残れば幸い。いわゆるショートショート的なオチはあまりないので悪しからず。
文字数 62,352
最終更新日 2025.02.16
登録日 2022.05.14
誰にでももう一度会いたい人と思う人がいるだろう。
俺がもう一度会いたいと思うのは親友の妻だ。
そう気がついてから毎日親友の妻が頭の片隅で微笑んでいる気がする。
仕事も順調で金銭的にも困っていない、信頼できる部下もいる。
妻子にも恵まれているし、近隣住人もいい人たちだ。
傍から見たら絵に描いたような幸せな男なのだろう。
だが、俺は本当に幸せなのだろうか。
日記風のフィクションです。
文字数 465,513
最終更新日 2025.02.16
登録日 2023.10.22
文字数 213,090
最終更新日 2025.02.16
登録日 2024.08.20
文字数 7,597
最終更新日 2025.02.16
登録日 2024.09.21
文字数 1,352
最終更新日 2025.02.16
登録日 2025.02.13
24万円を稼ぐのに、毎月2日の休みと、お金を数えるだけの時間が流れている。手取りは異なる。
雑費など色々と引いて、18万円が手取りとなる。もう少し稼ぐと25日働いて、休み返上で働く。
労働はお金の流れを伺うのではなくて、現地へ赴いて、力仕事をすることになる。
中卒でも働ける場所はあるのだ。いや、あったといった方が正確か。
今は高卒以上が増加してしまった。日本は特に学業におもきを置く国である。
学校でのお勉強は、自分のこれからを考えられる場面であり、能力を活き活きとさせる。
勿論、学業などが嫌いなわたしは、異なった人間と言えるであろうか。
人と人の交流には興味があった。エロだけでなくて、コンビニでせこく、稼ぐお給料安い。
新宿には高層ビルが立ち並び、ビジネスホテルも多い。
目黒や品川まで足を伸ばす。池袋であれば、飯能まで足を伸ばしてみた。
お金とは降っては来ない。足で稼ぐ他はない。
わたしが、勉強をせずに、池袋に根を下ろしたのには、三つのポイントがある。
山手線が使える。ほか地方でも、足さえ時間をとれば金は稼ぎ放題だということだからである。
月給30万円を稼ぐのも訳は無かった。
50万円、店長候補とかをアルバイト誌が求めていた時代である。
疲れれば、疲労が溜まりました。休みましょうかとなる。
アルバイトの派遣社員のよいところは、自由があるところであろう。
しかし逆を返せば、歩けなくなれば文無しに即降下となる。
其処でギャンブルを取り入れたのである。パチンコ、目押し、ドラム回し。
当時はエヴァンゲリオンにて儲けていた。覚醒などもそうである。
これで日給は倍増した。人生はギャンブルだ。生きるか死ぬかもギャンブルでよくない?
わたしの思考は、ここに根を下ろしたといえる。時々、お宅訪問をする。営業を勤めた。
勿論、どこの社員でもない。新聞社からきました。これで人は信頼できないとして、
一軒家から、オートロックの付いた鉄の箱に移る。
どちらが、引きこもりかわからない事態になった。時々マンションの前で営業トークを繰り広げたくて、
必死に待つ作業が続く。彼女が出てきてチェンジとなる。
何がって住まいの時間の。突風の日は、中々外には出てこない。
男がいるわけでもなさそうなので、まあ、何でもいいだろうと思えた。
綺麗な女性の部屋が広がる。わたしの部屋は一つ下になる。
埋められた床平米の畳二枚分が、わたしの住まいである。
文字数 988
最終更新日 2025.02.16
登録日 2025.02.16
《30日以内に『価値のある人間』にならなければ、君の命は神様に奪われる》
無気力で淡泊な三十路手前の人生を送っていたその男は、あるとき美しい天使が「見えるように」なった。
生まれてからずっと傍で見守っていたという天使は、しかしながら男に非情な宣告を告げる。
惰性で生きるろくでなしの男は30日以内に『価値のある人間』になれるのか、『価値のある人間』とは何なのか、天使との半信半疑な余命生活が始まる。
※注:これはラブコメではありません。
※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
文字数 170,635
最終更新日 2025.02.15
登録日 2024.11.22
人間の抱えるさまざまな闇、矛盾、歪み。
それらをセックスで吐き出していこうとする。
それぞれがそれぞれに闇を抱いている。
文字数 29,757
最終更新日 2025.02.15
登録日 2022.10.13
平凡な人生を歩む康夫と美代子は、取引先での偶然の出会いをきっかけに、自然と惹かれ合い夫婦となる。派手さはないが、お互いを受け入れる心地よい関係が続く中、二人は子育てや仕事、病気など数々の困難を乗り越え、絆を深めていく。孫に囲まれる老年期を迎えた二人は、出会いではなく、その後の関係こそが運命を決めることを実感する。縁側で詩を読み交わす彼らの姿は、人生の豊かさと愛の本質を静かに物語っている。
文字数 4,806
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.13
「いいねの向こう側」は、デジタル社会に生きる現代人が抱える孤独と人間関係の本質を問いかける短編です。物語の主人公、田中翔太は都内のIT企業で働く30代の男性。日々、SNSの世界で「いいね」という評価を求め、自分の存在を確認し続けていました。しかし、プラットフォームの仕様変更で「いいね」が廃止されると、翔太の築き上げた自己承認の世界は一瞬で崩れ去ります。スマートフォンの青白い光に映るのは、彼自身の孤独な姿だけでした。
職場の同僚である山口由香の温かな声や、幼馴染の佐藤亮との再会は、翔太の心を少しずつ現実に引き戻します。そして、週末のアコースティックギターが奏でられるカフェで出会った店員の春香に惹かれることで、彼の中に新たな感情が芽生えます。デジタルの世界では得られなかった温もりや、人とのつながりの大切さを感じ始める翔太。しかし、春香には婚約者がいることを知り、彼は失恋の痛みを味わいます。
この苦い経験を通じて翔太は、デジタルの世界に逃げ込むのではなく、現実と向き合い、自分の感情と折り合いをつけながら生きる道を見つけていきます。最終的に彼は、人間関係の本当の価値や自分自身の成長を実感し、スマートフォンの冷たい光に頼ることなく、自分の足で未来へと歩み始めるのです。
この物語は、SNS時代における自己承認欲求の罠と、人間関係の本質を繊細に描き出しています。読者に現実の人とのつながりの大切さを再認識させ、デジタル依存の危うさを考えさせる一冊です。翔太の葛藤と成長を追いながら、読者はきっと自分自身の生き方を見つめ直すきっかけを得ることでしょう。
文字数 2,774
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.02.13
文字数 2,283,214
最終更新日 2025.02.13
登録日 2024.01.07
【エピソード】
「ママを殺したのは自分だ」
とある街の普通の家族。遥か昔に伴侶を亡くした父、陸人、長男の陽翔(はると)と次男の照(ひかる)と従兄弟の樹(いつき)の四人で暮らしている。
とても仲が良かった家族はある日を境に歯車が噛み合わなくなった。
十九年前、あの時に望まない方が良かったのか。
十六年前、止めた方が良かったのか。
残された家族は幸せなのか。
悪かったのは誰なのか。
どうすれば歯車はまた噛み合うのか。
この問題は終着するのか。
この家族を通して日々のありがたみを感じ、そして見つめ直して欲しい。
当たり前が当たり前でない人がこの世に沢山いることをわかって欲しい。
命がどれだけ重く、存在することが奇跡なのかを知って欲しい。
【コメント】
当作品に興味を持って下さりありがとうございます。こちらはある家族が必死にもがき悩むストーリーです。皆の中にわだかまっているあることに果たして正解があるのか、はたまたないのか作者自身もわからずにいます。
でも読み終えた先に何かすっきりしたり温かくなったり、明日も頑張ろうと思えればこの4人の決断と行動が少なくとも間違いがなかったのかとも思います。
どうかこの4人を応援してあげてください。
文字数 5,347
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.29
文字数 10,425
最終更新日 2025.02.10
登録日 2024.09.01
海という場所を通じて様々な悩みを抱える者たちが邂逅する。
海での出会いをテーマに彼らの日常を描いた物語です。
四話で完結の短編小説です。完結後も小話をいくつか追加していきます。
*この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
*誤字脱字等は気付き次第その都度訂正していきます。ご了承下さい。
*誹謗中傷はご遠慮下さい。
文字数 9,282
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.02.07
生きるとは。わたしがわたしでいられる世界に導いてくれる、八咫烏を探して、わたしは時々旅に出る。そして帰宅してからの日常は、暗闇世界と青空世界が交互に訪れる。それは何を意味しているのか。
文字数 787
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.02.10
文字数 6,908
最終更新日 2025.02.07
登録日 2024.12.29
「夢に映る希望の灯—菜緒子の微笑みと隆介の目覚め」
夢の中で出会った温かなNPOの世界。目覚めた隆介は、菜緒子の言葉を胸に、自らの価値と向き合い、一歩を踏み出そうと決意する。
文字数 4,152
最終更新日 2025.02.06
登録日 2025.02.06
最後の投稿が失敗したら死ぬつもりだった。
その日、夜12時。私に不思議なメールが届いた。
<<世界で「一番」神秘的な小説のアイデアが欲しくありませんか>>
発信はNovel Novel
この先に何があるのか。
文字数 4,875
最終更新日 2025.02.05
登録日 2025.02.04
文字数 4,201
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.02
《140字で完結する小説です》
エックスで書いているものですが、少し変えているところもあります。
カテゴリは「現代小説」となっていますが、主な内容は「ファンタジー」と「恋愛」です。
文字数 3,493
最終更新日 2025.02.02
登録日 2024.11.05
※ホラー要素はありません
中学生の壮真はある日、「コックリさん」という霊を召喚し、占いをする儀式をしようと、同級生の蓮から誘われる。
そこに、霊が視える祐樹と、コックリさんの儀式は本来3人でやることを知らない寛太が加わり、4人で儀式を行うことになった。
無事、コックリさんを召喚することはできたものの、占いの答えはやけに親身で......
本当にそのコックリさんはコックリさんなの?
文字数 3,904
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.02.01
会社に裏切られてどん底まで落ち込んだ男が、妻に支えられて作家への道を歩み始める愛と希望の物語。
文字数 138,568
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.11
ある経済評論家は、バブル崩壊を予言し世に名を馳せた。しかし、時代は変わり、ネット社会が貧富の差を拡大。彼は「経世済民」の原点を訴え続けた。
やがて癌を宣告され、余命一年。全財産を処分し、田舎で自給自足をしながら壮絶な執筆活動を行い、35冊の書を遺した。最期のラジオ出演で彼は語る。「人は誰かを袋叩きにするために生まれたのではない。楽しむことを忘れないでほしい」と。
そして、彼は静かにこの世を去った。
文字数 3,481
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.30
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