ショートショート小説一覧
たくみくんは、お母さんと二人で暮らしていました。
たくみくんは小学校一年生になったばかりで、元気いっぱいの子供でした。今は晩御飯の時間です。白米、味噌汁、焼き魚が今日のメニューでした。たくみくんは全部きれいに食べました。
「あらたくみ、よく食べたわね。きっとお魚も幸せよ。」
たくみくんはお母さんに褒められて喜びました。
そこに巨人の子供がお母さんに頼まれて人採りにやってきました。
お、人間が二人いるぞ。お母さんは若い人間を生きたまま連れて来いと言っていたな。よし、あの男の子にしよう。
巨人の子供は人間の家を壊してたくみくんを捕まえました。
「うわーん、うわーん、お母さん、助けて。」
たくみくんは泣き叫びました。お母さんは必死にたくみくんを助けようとしました。巨人の子供を包丁で刺したり必死でした。巨人の子供は、手を包丁で刺されてイラっとしたので、お母さんを潰しました。
グチャッ
これでよし。巨人の子供はたくみくんをうちに連れ去りました。
巨人の家に着きました。たくみくんは巨人のお母さんの手に渡りました。
「いいのを見つけてきたわね。」
巨人のお母さんは巨人の子供を褒めました。
巨人のお母さんはたくみくんをまな板に置きました。たくみくんは泣き叫びながら暴れていました。暴れられて邪魔だったので、巨人のお母さんは手足を切り落としました。
トントントントン。
尚もたくみくんは「お母さん、お母さん。」と泣き叫んでいました。その声もうるさかったので、巨人のお母さんは首を切り落としました。
ストン。
たくみくんは静かになりました。その後お腹を割いて腹わたを取り出し、塩をまぶして焼きました。
おいしそうなご飯ができたぞ。
晩御飯の時間。今日のメニューは白米、味噌汁、焼き人間でした。巨人の子供は全部きれいに食べました。
「あら、よく食べたわね。きっと人間も幸せよ。」
巨人のお母さんはいいました。
完
文字数 780
最終更新日 2019.12.20
登録日 2019.12.20
「君をストーキングしても、構わないだろうか?」
友人とランチをしている最中に、見知らぬ男性から尋ねられた。訳が分からずいると、近所で頻出する通り魔強盗を思い出す。犯罪者との関連性を疑いながらも、日常を過ごしていく。そんなある日、バイト帰りに、人に追われ、何とか逃げ切ると、明くる日警察から呼び出しがかかった。警察に行ってみると、そこには項垂れたストーカー男がいた。
ショートショート作品。
文字数 5,278
最終更新日 2019.12.19
登録日 2019.12.19
思考停止に陥った小説家。
読者が叫ぶ。まともな小説を書けなかったらお前は死んだほうが良いと。
残金40,000円で生活する?
この1つの小説にかけてみる?それがダメだったら、あるいは終わり。
好きで「出る杭」を演じているわけではない。ある程度必然的なのかもしれない。生まれつき病気があって、バカにされて、それが悔しくて、努力して…………でも一向に成果が出ない。
努力が報われないことを嘆くなら、もう少し努力しましょう。
小説の中では、簡単に死んだり、殺したり、生き返ったり出来る。私が仮に小説を書くとしたら、それは幼稚園児の思い描いた世界を小学生並みの文章で表現することになるのかもしれない。
いってみれば、小説を書こうと思う人間は、どこかしか普通ではないところがあるはずだ。私ほど極端な人間がいるかどうかは別として、きっとあなたもそうであろう。世間で言う普通の人ならば、ここまで読み進めていないはずだ。少なからず、この私に共感を抱いてくれているものと信じている。自分が普通だって?それでは質問しよう。あなたのパンツはどちら向きだろうか?
文字数 3,776
最終更新日 2019.12.19
登録日 2019.12.13
王立学院の卒業式にて、突如第一王子ローラス・フェルグラントから婚約破棄を受けたティアラ・ローゼンブルグ。彼女は国家の存亡に関わるレベルの悪事を働いたとして、弾劾されそうになる。
しかし彼女はなぜだか妙に強気な態度で……?
貴族の令嬢にも関わらず次々と王子の私兵を薙ぎ倒していく彼女の正体とは一体。
ショートショートなのですぐ完結します。
文字数 6,248
最終更新日 2019.12.18
登録日 2019.12.13
空前のモンスターアイドルブーム時代の到来!?
今夜もDJレゾナンスが今旬のアイドルグループをご紹介!
文字数 1,654
最終更新日 2019.12.18
登録日 2019.12.18
文字数 13,506
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.10.22
彼女の遺体が見つかった。なぜ彼女は死んだのか、そして後悔はあるのだろうか。1700字のショートショート。
文字数 1,780
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.12.16
大切なペットが、飼い主になつくまでの60日間。
突然、見知らぬ場所へやってきた犬のナツは、疑心暗鬼であった。
時には、苛立ちながらも、愛情を注ぐ飼い主。
次第に、ナツの心は、解放されていく。
文字数 6,021
最終更新日 2019.12.13
登録日 2019.12.09
前世で死んでしまった愛するエカテリーナと、転生先で再会を果たすアンドリュー。
しかし三番目の世界での彼女は…。
文字数 3,786
最終更新日 2019.12.11
登録日 2019.12.11
文字数 575
最終更新日 2019.12.10
登録日 2019.12.10
第1話
梓は妄想が好きであった。
ある日彼は合理性について考える。
彼が描いた物語とは
第2話
文字数 4,391
最終更新日 2019.12.09
登録日 2019.12.08
ナニカが潜む家に引っ越してきた一家が、狂っていく様を描いた物語です。
この作品はカクヨム、アルファポリス、小説家になろう、エブリスタの四サイトで公開しています。
文字数 4,074
最終更新日 2019.12.07
登録日 2019.12.07
夢を見る。空っぽな頭の中に、理想や幻想や妄想や記憶が、無防備な無意識の隙をつき、侵入してくるのが始まり。楽しさ、苦しさ、嬉しさ、悲しさが次々と流転した奇妙奇天烈で意味不明な世界をただただ垂れ流す。
文字数 2,132
最終更新日 2019.12.07
登録日 2019.12.07
そいつは全人類の五感の死角に存在する。みんな気付かないだけで。ひょっとして、気付いている人もいるかもしれない。その人が現在この世に存在しているかどうかは分からないが…。とにかく、そいつが絶対にいるということは忘れないで欲しい。
文字数 753
最終更新日 2019.12.04
登録日 2019.12.04
文字数 10,601
最終更新日 2019.12.04
登録日 2019.08.12
―――俺は、嘘をついた。亡くなった祖父が大切にしていた銀時計を眺める。大切に持っている理由は、亡くなった祖父の形見だから。と、いう理由だけではない。ある日、大切にしていた銀時計が、何者かに盗まれた。
嘘をついていた事に対して、懺悔をしていた青年が、銀時計を失った事で、胸の奥に隠していた想いを告白する。男子高校生の葛藤を描いたショートストーリー。
文字数 3,953
最終更新日 2019.11.30
登録日 2019.11.27
朝帰りの途中、男子大学生が発見したのは、交番で眠っていた女性だ。警官と女性の会話を聞いていると、女性が突然悲鳴を上げた。髪の毛を切られているとのことだ。奇妙な場面に遭遇した男子大学生は、後日突然背後から襲われ、意識を失う。目を覚ますと、目隠しをされ、口には猿轡、体は椅子に拘束されていた。犯罪者を自称する男との時間が始まる。
文字数 5,668
最終更新日 2019.11.25
登録日 2019.11.23
異世界に転移してきた魔法を使えるルカと、金色の虎から人の姿に変身できるカイルの日常。童話のパロディや、森の動物たちの日常をコメディ路線で書いてゆく予定です。
ほぼショートショートの読み切りのお話です。すぐに気楽に読めると思います。よろしくお願いします。不定期更新です。
文字数 27,538
最終更新日 2019.11.24
登録日 2019.09.28
11/24 文学フリマ東京で販売する「もしもあの物語が〇〇だったら」のサンプルです。
↓こちらからご購入いただけます。
https://aohane-scenario.booth.pm/items/1698630
◆収録作品タイトル
カンフーファイトの夜(銀河鉄道の夜×カンフー) 上坂涼
ギャルゲー☆フォクシーテイル(ごんぎつね×現実逃避)上尾つぐみ
エメラルド空港奪還戦(オズの魔法使い×ギャンブル)菅部享天楽
◆企画内容
参加者は短冊を一人につき三枚用意する。
短冊に次の三つを記入する。
1.自分の名前
2.作品テーマ
3.ベースにする物語
全員書けたら、同じ種別で集めて山札にする。
参加者の代表が三つの山札から一枚ずつ引き、執筆する内容を決める。
【例】
1.名無しのゴンザレス
2.グルメ
3.桃太郎
文字数 6,603
最終更新日 2019.11.23
登録日 2019.11.23