純文学 小説一覧
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NTTのお支払いに関するドタバタ劇を描きました。
そんな中でも感謝を感じられる一日に感謝。
消えてしまったものをドキュメントに保存した内容から復元しました。
読んで頂けると嬉しいです。
1.毎月のお支払いが、大変なのはどうしてなんだろうか?
2.電化製品を購入しにいって驚いたこと
3.母の民謡
4.秋刀魚を一匹食べれる時がくるとは思わなかった
5.和利の働いている場所へ母が見学に来る
6.要介護1級に母がなってから、和敏は馬になる
7.母に喜んで欲しくて
8.初給料から家へ入金する和敏
9.新聞配達と掛け持ちで居酒屋で働く和利
10.しじみ汁の「ありがたみ」
11.母の背中を流す和敏
12.母のトイレのたびに、がんばる和敏
13.和敏だけに苦労はさせられないと、母が起死回生を諮る
14.この命尽きるまで……
15.和敏のために鬼になる母
16.退院後、フルキャスト「派遣会社」の仕事に勤しむ和敏
17.結婚の話が出る和敏
18.周りからは、いい親子ですねの陰口の変わりに、息子さんがかわいそうといわれる
19.和敏が産まれてきてくれてよかった。
文字数 21,629
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.16
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文字数 2,789
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.04.16
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フロリダ州のうだるような熱気と湿度を、分厚いコンクリートと鋼鉄の扉が完全に遮断する空間。
フラグメント郡に位置するその施設は、保安官から皮肉を込めて「グリーン・ルーフ・イン(緑の屋根の宿)」と呼ばれている。
そこは、北の歴史的な街並みと南の喧騒なビーチリゾートの中間に位置する奇妙な空白地帯だ。
一歩足を踏み入れた瞬間、外の世界の肩書きや人生の証明はすべて無意味となり、誰もが等しく厳格な手続きの波に飲み込まれていく。
「黄色い線の内側に立て」「壁を向いて、足を広げろ」
24時間、絶え間なく響き渡る無機質な命令の声。
靴紐を抜かれ、ベルトを外され、所持品を透明なプラスチックバッグに没収される。その過程で、かつての個性は削ぎ落とされ、やがて鮮やかなオレンジ色の統一規格の服へと着替えさせられる。
そこでは人間は「名」ではなく、ただの「番号」へと成り下がるのだ。
泥水の中を進むように重く遅い、外の世界とは切り離された時間の流れ。容赦なく効いたエアコンの冷気と、深夜3時を回っても消えることのない蛍光灯の光。
語り手である「私」は、静かに書類を整え、次々と運び込まれる「宿泊客」たちを迎え入れ続ける。
終わることのない、無機質なルーチン。窓のない息の詰まるような空間で、今夜もまた、この「宿」の静かな業務が続いていく。
文字数 176,302
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.03.07
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北大路熊五郎はタヌキ山市の市役所職員。真面目で何の面白みもない障がい福祉課の公務員だった。
だが彼には秘密があった。彼は宇宙人だったのである。
筆者が病の床から目覚めた時、天から降ってきた心温まるシリアス・ギャグ・コメディである。クスッと笑っていただけると幸いである。
文字数 2,097
最終更新日 2026.04.10
登録日 2026.04.10
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私小説。昭和、平成、令和にまたがる家族の物語。
「私」がまだ小学生だった頃、自営業の父、専業主婦の母、姉、ヒデくん、私の5人家族は、とても幸せだった。しかし、それは家族の事情を知らない私の幻想だった。
私が中学生になる頃、父の事業が傾き、母が家計を支えるためパートで働くようになるが、そこで母は上司と関係を持ってしまう。養護施設で頑張っていたヒデくんも、結婚への夢が潰えたのを機に容態が悪化。姉も家を出ていく。女として自身の魅力に目覚めた母は、かつて自分を苦しめた夫への復讐心から、次々と男性との関係を深めていく。私は、変わってしまった母の姿に戸惑い、苦しみ、同性愛に走りそうになるが、初めての恋人である美由紀の存在に救われ、段々と自身の生き方を確立していく。
やがて時が過ぎ、家族の形も変わっていく。老いとともに変わり果てていく両親…その後、父が亡くなり、私と母は、関係を修復し、濃密な時間を過ごすが、母の死も近づいていた。
「母さんは父さんを愛していたの?」私の問いに対する母の答えとは…
文字数 50,719
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.09
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幸せを運んでくれるという、青い鳥「ファントム」。
複雑な生い立ちを持つ矢倉セオは、幼いころから青い鳥ファントムの存在を信じていた。
でも――おれは知ってるんだ。世の中はそんなにうまくできていない。何かを差し出さなければ、それはやって来てなんかくれないってことを。
小さな幸せのために、ファントムへ自分自身を差し出し続けるセオ。青い鳥がもたらすとされる最高の幸せを、手にすることは出来るのか――
三つの物語から構成される群像劇のヒューマン・ドラマ「Dim7 (ディミニッシュ・セブンス)」
【(短編)第一部 セオ篇】です。
※※本投稿のあとに、
連載 第二部 静夏(しずか)篇
短編 第三部 太貴(だいき)篇
を掲載予定です。※※
文字数 8,815
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.04.04
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文字数 142
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.04.03
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職場の元同僚の女と、終電を逃した夜にキスをした。
それをきっかけに、彼女は週に数回、決まった時間に部屋を訪れるようになる。
触れ合いはあるが、関係に名前はない。
「恋人じゃない」と言い切る彼女に対して、主人公の女もまた言葉を避けたまま、曖昧な関係を続けていく。
しかしある日、思わず「好き」と口にしてしまう。
その一言で均衡は崩れ……
文字数 2,711
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
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文字数 142
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.31
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文字数 5,112
最終更新日 2026.03.30
登録日 2026.03.30
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翻訳業を営む孤独な二十五歳の私は、チョコレート色の雑種犬チョコと暮らしている。
静かな日常の反復と、ふとした夜の看病を通し、人間が生きるために本当に必要な「最小限のもの」を見出していく。
静謐で温かな純文学短編。
文字数 12,136
最終更新日 2026.03.30
登録日 2026.03.30
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文字数 244
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.03.29
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被害者でいるより、加害者になる方が息がしやすい。
スマホという処刑台から、あなたは逃れられるか。
SNSの執拗ないじめによって「私」を殺され、息を潜めて生きる女子大生・結奈。
彼女は『死生学』の講義で、同じく妹をネットの悪意で亡くした青年・蓮と出会う。
「妹を殺した仮想の死の正体を暴きたい」
そう語る彼に、同じ傷を持つ被害者として共鳴していく結奈。
しかし、彼が大事に持ち歩く「死んだ妹のスマートフォン」には、結奈の想像を絶するおぞましい秘密が隠されていた——。
狂っているのは彼か、私か、それとも顔のない群衆か。
被害者ぶるのは、もうやめよう。
人間の底知れぬ業と自己欺瞞を冷徹に抉り出す、ラスト1行の猛毒。
読み終えた後、あなたの信じる「現実」が泥に沈む。
文字数 3,683
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.03.24
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中学校を卒業してから十年、小学校を卒業してから十三年を迎えようとしていた。二十四歳の俺は、未だに過去にとらわれ、前に進めずにいた。充実した小学校時代と鬱屈した中学校時代の記憶は、今も俺の人生に深い影を落としている。
俺には好きな人がいた。「佐波美月」。俺は小学校から中学校にかけて美月のことが好きだった。しかし彼女は中学三年の修学旅行を最後に学校に来なくなってしまった。今では彼女がどこでなにをしているのか知る術はなく、それが俺の中に未練として残り続けていた。美月には伝えたいことがあったから。
ある時、俺のもとに中学校の同窓会の案内が届く。最初は「悪夢の中学時代」を思い出し、案内状を捨てるも、もしかしたら美月に再会できるかもしれないという一縷の望みを胸に抱いて、同窓会への出席を決意する。そこで俺は、変わったものと変わらないもの、そして美月の「行方」について知ることになる。
文字数 68,528
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.01.14
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幼少期の不注意が原因で病を患った直澄は、海辺の町での療養生活を余儀なくされる。直澄の死後、朔は幼馴染が渇望した音を求めて岸辺の洞窟へと足を踏み入れた。
恋愛かどうかは不明ですが、友情以上ではあります。
オマージュ: 鳩の栖 / 長野まゆみ
文字数 3,941
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.15
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文字数 2,977
最終更新日 2026.03.14
登録日 2025.07.14
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千葉大学のお笑いサークルで「天才」と称された栗原智と、その才能に圧倒されていた同期の遠藤慎二。2010年の学生お笑い選手権で圧倒的な優勝を果たした栗原だったが、彼の極端に高く孤高なプライドは、使い捨てにされるテレビ業界の「大衆向けの笑い」を激しく拒絶した。
それから15年後の2025年。
プライドを捨てて「ひな壇芸人」として大ブレイクを果たした遠藤に対し、栗原は世間から完全に孤立していた。松戸の古いアパートに引きこもり、妻の献身を食いつぶしながら「究極のネタ」の執筆に没頭する栗原。しかし、己の才能が凡庸であると突きつけられる恐怖と、世間に評価されない現実(=臆病な自尊心と尊大な羞恥心)に押し潰された彼は、ついに発狂する。自らの知性を捨てて思考を放棄することでのみ、プライドの呪縛から逃れようとした彼は、自ら大衆に媚びへつらう「お笑いネコ」という獣へと堕ちていった。
さらに1年後の2026年、
深夜の新宿・歌舞伎町。遠藤は、路地裏のゴミ捨て場で変わり果てた親友と再会する。成金社長に飼われ、猫耳をつけて首輪に千円札をねじ込まれながら、かつて最も軽蔑していた「大声の一発ギャグ」を喜んで叫ぶ栗原の姿があった。
栗原は完全に人間としての理性を失う直前、遠藤に自らの未練である「ショートコント」を代筆させ、自分が獣に堕ちた残酷な理由と、妻を破滅させた現実を告白する。
夜明けと共に完全に「ネコ」となり果て、小銭を舐め取り、日銭を得る親友を背に、遠藤はその遺作を己の出世の道具として利用することを冷酷に決意し、テレビの世界へと戻っていく。
文字数 26,596
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.01
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私は突然、父を病で亡くす。
一人息子である私は、結婚後、両親の住む実家を出て別居生活をしていた。
私は父の葬儀を通じ、父が私に遺していった期待と想いを心に深く留めながらも、父の恩に報えなかった事に、深く後悔の念を抱く。
私は、父の遺した意思を裏切るという良心の呵責に苛まれながらも、実家を捨て、遺された年老いた母との同居生活を決める。
だが、私の想いに反し、同居生活は妻の「二世帯住居だから」という心の厚い壁が存在し、私は「母は、自分たちと同居して、果たして幸せなのか」という、強く苦しい疑問を抱いていく。
そんな中、ある日、母が病に倒れる。
私は父に出来なかった ”思い” を胸に、母の看病につくす。
だが、懸命な闘病生活もかなわず、母も亡くなってしまう。全てを失った私は、喪失感に苛まれ続ける。
父と母を相次ぎ亡くし、その経験を通じて、人の死と、死にゆく者の想いとは、また、自分に取り両親とは、そして家族とは何かについて深く想い巡らす事で、やがて私は、人としての心の成長を遂げていく。
年老いた両親への想い。父の死後、母との同居、嫁と姑との軋轢。そして母の死。家族愛 …
★この作品は、「小説家になろう」、「カクヨム」、「エブリスタ」でも公開しております。
文字数 35,966
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.02.26
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登場人物
藤川優斗
都内の心療内科クリニックの医師。エリートコースを歩んできた精神科医。患者の話を丁寧に聞く姿勢と誠実な人柄で信頼されている。
新田里奈
同じクリニックの精神科医。薬物療法の知識と処方能力は一流。しかし患者との距離は冷たく、合理主義。
一条雅人
医師。院内の空気を読む調整役。トラブルを穏やかにまとめる「ムードメーカー」。
尾上紀子
クリニック院長。優秀な経営感覚を持ち、都市型クリニックとして成功させた人物。
富田さゆり
看護師。患者に一番寄り添う存在。院長の愚痴を聞く役でもあり、スタッフの精神的支柱。
文字数 29,384
最終更新日 2026.03.05
登録日 2026.03.05
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79
その心を愛するために、一体どうすれば良いのだろうか……。
凛花という女を振った時、僕は本気だった。
文字数 5,199
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.26
80
「あなたの指先が、私の言葉でした」
大正の帝都、琥珀色の時間が流れる喫茶「白昼夢」。
耳が聞こえず、 音のない世界に生きる小夜にとって、翻訳家・彰人の指先こそが、唯一の鮮やかな「言葉」だった。
原稿をなぞる指の震え、掌から伝わる微かな熱、そして紙の裏に刻印されたインクのない筆圧。耳では捉えられぬ彼の鼓動を、小夜は自身の皮膚を通じて聴き取っていく。けれど、雪が降り積もるあの日、彼の指先が最後に遺したのは、あまりにも切ない「追伸」だった――
指先と指先の間にある、海よりも深い断絶。そこに咲いた、触れることでしか確かめられない、透明な愛の物語。
文字数 13,439
最終更新日 2026.02.24
登録日 2026.02.12