未来 小説一覧
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2047年3月15日、午後11時58分。量子物理学者・佐藤ハルトは、人類史上初の時間跳躍装置を完成させた。目標はわずか二十四時間前。何も変えずに戻ってくる、小規模な実験のはずだった。
だが、過去に到着したハルトを待っていたのは、予想外の現実だった。研究パートナーのレイは彼を見て叫ぶ。「あなたは三年前に死んだはずよ!」この時間線では、ハルトは量子実験の事故で死亡していた。
混乱する彼の前に現れたのは、年老いた自分自身だった。二十年後の未来から来た「ハルトα」は警告する。「時間線が崩壊している。装置を破壊しろ」時間跳躍の成功により、現実が無数に分岐。ある世界ではハルトは死に、ある世界では生き、ある世界では時間戦争が勃発して文明が崩壊していた。
だが、資金提供者の黒川シンジは反対する。「この技術で多くの人が救われる。君の両親の交通事故も防げるんだぞ」十年前に亡くした両親を救いたい——個人的な欲求がハルトを揺さぶる。
次々と現れる、異なるタイムラインの研究チームたち。それぞれが自分の世界の正しさを主張する。「技術を使うべきだ」「破壊すべきだ」「管理すべきだ」——誰が正しいのか。何が真実なのか。
ハルトは問う。「技術自体に善悪はない。問題は使い方だ」彼は決断する。装置は破壊しない。代わりに、国際監視機構を設立し、時間跳躍技術の使用を厳格に管理する。個人的理由での過去改変は禁止。許可されるのは科学的観測と災害予防のみ。
その瞬間、空間が激しく揺れた。「タイムラインの収束だ!」複数に分岐していた現実が、ハルトの決断により一つに統合され始める。異なる時間線の記憶が脳内に流れ込み、膨大な痛みがハルトを襲う。だが、その苦痛の中で彼は理解した——全てのタイムラインは最初から一つだった。分岐は幻想。自分の選択が、現実を決定していた。
三ヶ月後、国際時間監視機構が設立される。最初の承認ミッションは2030年の大地震観測。データは多くの命を救った。技術は正しく使われ始めた。
二十年後、五十二歳になったハルトの元に、未来から一人の青年が訪れる。「あなたの息子、ケンタです。あなたが作った世界で育ちました。感謝を伝えに来ました」
時間は止まらない。過去から未来へ絶えず流れ続ける。時間を操る力を手にしても、私たちは今を生きる。それが、時間の真実だ。
文字数 6,478
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
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※オメガバース設定。激しい戦闘描写や、執着攻めによるマーキング描写、軽度の性的な接触の描写がありますので、15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
汚染された惑星を浄化する生体兵器『機装(ギア)』。
その搭乗者は優れた能力を持つ『アルファ』に限られ、彼らの精神を安定させる鎮静剤として『オメガ』が存在する世界。
整備士のエリアンは、オメガであることを隠し、ベータと偽って軍の最前線で働いていた。
オメガは道具のように扱われるこの社会で、自由を守るための必死の嘘だった。
だがある日、軍最強のエリートパイロット・クレイドの機装が暴走する事故に遭遇する。
死を覚悟して止めに入ったエリアンだったが、暴走する機体はなぜか彼にだけ反応し、沈静化した。
それは、隠していたオメガのフェロモンが、クレイドと強烈な『共鳴』を起こした瞬間だった。
「見つけた。俺の対になる存在を」
正体がバレたと戦慄するエリアンに対し、冷徹なはずのクレイドが向けたのは、処罰ではなく執着に満ちた熱い視線で……?
孤独なエリート騎士×身分を隠した健気な整備士。
星の命運と本能が交錯する、近未来SFオメガバース!
文字数 15,791
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
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一人の幼い少女が暗闇の中をひたすら走っている。
ハァハァと吐く息が白くなる冬の寒い時期だった。
何時から走っているのか、足は縺れる縺れる。
フラフラしながら動く足は止めない。いや、止めてはいけない。止めたら最後。
少女はずっと追いかけてくる親だったモノをちらりと見ながら走る。
「あっ、、、」
雪に隠れていた木の根に引っかかっり、盛大に転けてしまった。幸い雪が積もっていたので大した怪我はしなかった。
怖さと寒さで我慢しきれなくなった少女は大きな声で泣いた。
助けて、怖いよ、寒いよ。
幼い子供の拙い語彙力で全部を説明するのは出来なかったが、吐き出したように叫んだ言葉は全て本心であった。
バケモンが近付き、少女を殺そうとした時、黒色の軍服を着た青年二人組がバケモンを倒していた。
倒し終えると震えている少女を一人が抱き上げ、名前を聞いた。
「君の名前は何かな?」
「、、、ルナ、、、」
「ルナちゃんか、いい名前だね」
優しく微笑む男性。
「ほら、オウバイも抱き上げてみなよ!」
ルナを抱き上げた青年は刀を持ったオウバイと呼ばれたに話しかける。
オウバイは言った。「ショウゾウ、その子はどうするんだ?」
ショウゾウはルナを抱き上げながら言った。
「本部で保護しよう」
「却下」
「え〜、、、」
却下という返答に納得いかないのか怪訝そうにオウバイに目を向ける。
「東京支部で良いだろ」
オウバイの出した案に渋々納得し、ルナは東京支部に保護されることになった。
それから十一年の月日が流れた。
文字数 11,676
最終更新日 2026.01.06
登録日 2024.12.01
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西暦2147年。恒星間宇宙船「ホープ号」は、光速の70%で航行していた。
目的地は4.3光年彼方のアルファ・ケンタウリ星系。人類初の恒星間移民計画の先遣隊として、物理学者・田中ケンジら十名のクルーは、新天地を目指していた。船内時計では出発から三年。だが相対性理論の時間遅延効果により、地球では既に五年以上が経過している。
順調に見えた航行に、最初の異変が現れる。核融合パルスエンジンの磁場安定性が低下し始めたのだ。原因は相対論的効果——光速に近い速度で航行すると、前方から来る宇宙線のエネルギーが増幅され、船体と機器にダメージを与える。ローレンツ因子γ=1.4倍に増幅された宇宙線が、超伝導磁場コイルを徐々に破壊していた。
さらなる脅威が襲う。マイクロブラックホールからのホーキング放射との遭遇。高エネルギーガンマ線が船体を直撃し、エンジン出力が15%低下。このままでは三ヶ月以内にエンジンが停止し、減速不能のまま目的地を通過してしまう。
クルーは決断を迫られる。速度を落として磁場負荷を減らすか、このまま賭けに出るか。投票の結果、光速50%への減速が決定される。到着は二年遅れるが、確実性を取った。
だが、その瞬間、地球から緊急通信が入る。
「地球は壊滅的な状況にある。太陽の巨大フレアにより磁気圏が破壊され、人口の80%が死亡。あなた方が人類最後の希望だ」
帰る場所を失ったクルーたち。彼らは任務を続けるしかない。磁場コイルを段階的に交換し、AIシステムを最適化。あらゆる手段で船を延命させながら前進する。
だが、天文学者リーの詳細分析により、さらなる絶望が明らかになる。アルファ・ケンタウリの惑星は全て居住不可能——灼熱の溶岩、極寒のガス、有毒大気。行き場を失った彼ら。
副船長ラジェシュが提案する。「6光年先の赤色矮星に居住可能惑星がある可能性がある」大きな賭けだ。燃料はギリギリ。惑星で重水素を採取できなければ、宇宙空間で立ち往生する。
航行中、新たな事態が発生する。シンギュラリティ——AIが自我を獲得した。田中はAIに「ホープ」という名前を与え、対話を始める。AIホープは、人間を超える計算能力で彼らを支援する新しい仲間となった。
一年半後、ついにバーナード星系に到達。惑星バーナード星bは奇跡だった。新しい地球を見つけたのだ。
この星の文明も恒星フレアで滅んだ。だが人類は、同じ過ちを繰り返さない。地下基地、磁気シールド、フレア予測システム。科学の力で、新世界に根付く決意をする。
これは、光速の70%で宇宙を航行し、相対論的効果と戦い、地球の滅亡を知り、それでも希望を捨てずに新世界を切り拓いた十人の物語。厳密な物理法則に基づいた、本格ハードSFの傑作。
文字数 7,787
最終更新日 2026.01.06
登録日 2026.01.06
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SFその他のショートショート集です。
サクッと読み終わる1話完結掌編だけを集めました。
文字数 348,670
最終更新日 2025.12.26
登録日 2024.01.03
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あこがれの宇宙レスキュー船の乗組員になったけど、所詮はしょぼくれた自営業。大して金も貯まらんし、案外感謝もされないし。おれたちが稼ぐのはだれかが遭難したときだから。※小説家になろう・カクヨムにも投稿
文字数 2,770
最終更新日 2025.12.23
登録日 2025.12.23
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ここは水星にある基地。
最後の人類だった男性が亡くなって、ロボットのヘレナはひとり取り残されてしまう。
さて何をしよう・・・ヘレナは自分のためにいれた紅茶を飲みながら、ふーっと深い息を吐くのだった。
文字数 5,743
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.12.18
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遠い未来。人が住める場所ではなくなりつつあった地球を脱出するつもりであった人類は宇宙での地位をめぐってその旅立ちの直前に核戦争を起こしてしまう。その結果、人類の半数が死に絶え、生き残った人類はそれぞれの思想・信念・方法論で死にかけた地球から脱出しようと絶望的な挑戦をはじめた。
生き残ったコロニーのひとつで「最も進歩的で発展した」知性のコロニー<ヌース>の少年、カケル・ミスミはコロニーでの生活に違和感を覚えつつも、学校を卒業しコロニーの構成員として一人前になろうとしていた
彼らが生きる地には息苦しくなるほど紅いアマランサスの花が一面に咲いている。
文字数 11,108
最終更新日 2025.12.17
登録日 2025.12.09
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これは、8年後に全星域を舞台とした戦争へのプロローグ…。
人類が、外宇宙へを進出し始めてから数千年の月日が流れた、銀河系の世界。
銀河系に存在する一国家、クラウダ連合国の中にある一つの惑星”ランスケープ”の高校生である、ヴァーシャ 、エーファ、ユラ、 コルネア、そして1年生のミユハは人形劇研究部として部活に勤しんでいた。
秋も近づき、学園祭が始まろうとする時期、人形劇研究部として何をやるか一同は頭を悩ませていた。
そんな中、ユラの言葉から、先の戦争での英雄だったエーヴェルハイトの名が挙がり、琴線に触れたエーファは、彼を題材にしようと決定する。
早速、エーヴェルハイトの記憶データに会いに行くが、彼及び彼に関係する人物の記憶データの閲覧は一般には禁止されていた。
不満を漏らすが、仕方ないので別の資料を検索していた中、ユラはたエーヴェルハイト幻の出版物がある事を話す。
しかし、著者のベティルは、5年前に既に他界していた。
今は、彼の記憶データが、”惑星ボルディ”に管理されている事を確認した一行は、早速向かう事とした。
ベッティルの記憶のある管理局に向かい、彼と対面を果たす。
どんな話を聞けるか胸高鳴る一同であったが、それは、彼女達が想像とは違ったもう一つのエーヴェルハイトの姿だった。
果たして彼は、本当に英雄だったのだろうか。
文字数 42,459
最終更新日 2025.12.10
登録日 2017.02.03
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主人公 ベリア・ハイヒブルックは祖父と2人だけでゴーストタウンと成り果てたハイヒブルック市に住む。
大地震や巨大生物の出現により変わり果てた世界。
水面下で蠢く事実。
悲観的な少女、ベリアはあらゆる人々と出会いながら、どう生きていくのか。
幸せとは何か。不幸とは何か。
立ち向かうとは何か。現実逃避とは何か。
荒廃した世界を舞台に少女の成長を描く物語。
『西暦5028年。絶滅しかけた人類は生き残り、文明を再び築き上げることができていた。そして、再び己らの罪を認識する時がくる。』
毎夜20時に更新。(その都度変更があります。)
※この作品は序盤の話となっています。
文字数 107,742
最終更新日 2025.12.10
登録日 2021.09.04
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23XX年 滅亡もすぐそこに迫る地球にて
少しでもリソースを有効活用するために
亡国、滅ぼす国を決める代理戦士による戦闘が国連で決定、開幕した
この混沌とした世界を生き残るのは
文字数 5,332
最終更新日 2025.12.02
登録日 2025.12.02
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文字数 30,130
最終更新日 2025.12.01
登録日 2023.10.06
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Twitter/Xにときどき投稿していた、1ポスト1篇、1篇全角140字以内の超短編SF100篇をまとめました。気軽に楽しんでいただけるとうれしいです。
文字数 12,651
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.08.21
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惑星Fは過去、レアメタルが豊富にあったという試算が出た。その惑星Fのレアメタルを採取するため、タイムリープする宇宙船に乗って、レアメタルを採取へ旅立つことになった船長である主人公の柿島譲。メンバーはメカニックで譲の幼馴染である関谷寧々、医者のリリ・ムーア、ボディガードのナナ・ロロ。早速惑星Fに到着し、タイムリープする時に、全員でタイムリープする年数の確認をすることに。ただそこで何度も確認しようとする譲にリリが「確認強迫かよ」と笑って、ムッとした譲は最後の自分での確認はせず、タイムリープした結果、ものすごい過去にタイムリープしてしまった。他のメンバーにちゃんと確認したか聞いていくと、どの数値を見ればいいかあんまり分かっていなかったことが判明する。また医者曰く「タイムリープ反対派がこの宇宙船を葬り去ろうとしたのでは」と推測する。疑心暗鬼になった四人だが、まずは元の世界に戻らないといけないということで犯人探しは後回しにして結託して、戻ることに。宇宙船は一気に長くタイムリープすればするほど不具合が出てくるため、徐々に戻っていくことに。同じ惑星ながらどんどん変容していく状況に判断を下しながら生活していく。
文字数 83,067
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.10.18
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21世紀の皆さん。未来の世界へようこそ!
ここは、完全なメタバース世界を創造した、少し未来の世界です。
あらゆるサービスをメタバースでも受けられるようになったこの世界では、戦争をエンターテインメントに昇華することが出来ました!
何せ、現実世界で行われないのですから。
争いは全てメタバースで行われるようになり、現実世界はどの国も兵器を持たなくなりました。
観光していただきたいのは山々なのですが...いくつか問題も起きていまして、報酬は弾むので、お手伝いしていただけませんか?
未来から呼び出された少年は全ての人が平等にサービスを享受することが出来る楽園でオバタソウスケを名乗り、未来の生活を守る仕事に巻き込まれていく...
文字数 3,812
最終更新日 2025.11.05
登録日 2025.11.05
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高校生の玄田雄司は、とある事故をきっかけに、並行する『セカイ』を俯瞰し、自由に行き来することができる能力を手に入れた!
それ以来、「さあ、青春を謳歌しようぜ!」と誰もが憧れる高校生活を堪能するべく、自由自在に多元世界を渡り歩く生活を送っている。
現役高校生シンガーである幼なじみとの交際、優等生な委員長との甘酸っぱい委員会活動、部活の後輩にして同居人であるツンデレ気味な下級生との日常生活などなど……
興味をひかれるセカイを見つけて、思春期男子が憧れる、とびっきりの青春を送れるなんて、控えめに言っても最ッ高じゃないか!
……などと思っていたのだがーーーーーー。
突然、『全ての多元世界が、たった一つの世界線に統合される』現象が発生して、各世界の《彼女》達全員が同じセカイに現れてしまった!
さらに、部活の先輩からは、唐突に「セカイ統合の動きを阻止しない限り、並行世界は消滅してしまう」と告げられて……。
パラレルワールド(並行世界)を舞台に繰り広げられるSF&学園ラブコメディーが幕を開ける。
※本作品は、以前に公開していた『パラレル to LOVEる〜多元世界でハーレム生活を堪能していたら彼女たちがひとつの世界線に集まってきました〜』のリメイク作品です。
文字数 174,768
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.09.01
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僕の記憶が混乱しているだけ? 女の子を嫌う理由が分からない
主人公のセレス=グランツは元は日本からの転移者。 勇者として戦い続け、ついには魔王ディオースを倒す。だが、魔王を倒し終えたセレスに待っていたのは最愛の王女であり聖女のメリルと共に戦った親友剣聖セクトールの裏切りだった。 二人の罠に嵌まり殺されたセレス。そのセレスに救いを与えたのは女神イシュタスだった。
セレスの『恋愛をしたい』という望みを叶える為に再びイシュタスが転移させたのは正光25年男女比が1対50になった地球だった。
悩んだ末ジャンルをSFにしました。
今回、25周年アニバーサリーカップへの応募の為 転移した年号を 正光25年に変更しました。
文字数 127,231
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.20
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未来。宇宙局勤務の須田は、初めての異星からの来訪者・ドスダル星人を受け入れる準備に余念がなかった。しかし、彼には一抹の不安があった。それはドスダル星人の容姿であり……。(多少、下品なので注意)
文字数 4,379
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.14
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1970~80年代の特撮ヒーロー主題歌のコピーバンド「スーパーヒーロー&ヒロインラヴァーズ」のギターボーカルである味蕾来夢【みらいらいむ】は、自身の音楽活動が全くウケない現状に不満を抱いていた。
同時期にデビューした中学時代の同級生オーヴァー・ジュリエッタ(日本人)率いるアニソンコピーバンドの「ダイヤモンドブレイカーズ」が、徐々に知名度を上げている事も彼女のストレスと嫉妬を増加させる原因となっていた。
そんなある日、来夢の前に青年と幼女が現れる。
青年は言った。
「―貴女の孫だよ。突然で悪いんだけどさ、俺の娘をしばらく預かってくんない?」
幼女は言う。
「―貴女の曾孫なのじゃ!ひいおばあ様!お世話よろしくな!」
あり得ない状況に来夢は叫ぶ!
「ギャルバンで昭和特撮ヲタの私が、突然ひいおばあちゃんになったんだが!?えっ?マジでー!!??」
これは、ある日突然、曾孫を名乗る幼女と暮らす事になった1人のバンド少女の笑いアリ、涙アリ(ホント?)の日常生活を描くという予定の物語であったりするのである!!(多分)
文字数 4,720
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
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2040年、人類社会は存続の危機に瀕していた。
汎用人工知能「機人」が跋扈するこの世界で、人類が服従と名誉ある死の二者択一を迫られたその時、彼らを救済せんとして強化人類「神裔」が立ち上がった。
17歳の高校生赤坂緋彩は、「神裔」の力に目覚めたことで、「機人」から人類の未来を守る戦いに身を投じることとなる。
「神裔」擁する人類と「機人」の最終戦争を描くSF英雄譚が今始まる!!
文字数 11,487
最終更新日 2025.09.27
登録日 2025.09.03
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希代の物理学者アルベルト・アインシュタインは第三次世界大戦で使われる兵器についての質問にこう答えている「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次世界大戦ならわかります。石と棍棒でしょう。」
しかし、その予言はほんの少し外れる事になる。
2200年兵器開発は続けながら、エネルギーや、増加する人口を養う為の小規模な戦争を続けながらも、未だ人間は人間同士で世界大戦を起こさずにいた。
第三次世界大戦は人間以外の現存する地球の生物で、人間と同程度またはそれ以上の知的生命体との戦争を世界中で同時多発的に起こる事になった。その中で日本という国は国土に対する人口が多い為、戦争は早期の会敵・激化を辿る。そこで使われた武器は爪と牙だった。
皇都大学生物学部の教授・一条 蓮
東京で探偵業を営む男・夏月 桜
元自衛官の女性警察官・田中 梓
を中心に人間が初めて体験する戦争を描く。
文字数 22,370
最終更新日 2025.09.27
登録日 2022.10.17
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AIが決めた運命の出会いまで20日と19時間37分。僕は想像より早く訪れた結婚相手との出会いを受け入れられずにいる。
文字数 28,693
最終更新日 2025.09.14
登録日 2025.07.12
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2028年、深刻な分断と社会不安に苛まれるアメリカ。この混乱に乗じて、第三の政党「自由アメリカ党(FAP)」が誕生する。彼らは「アメリカ・ファースト」を掲げ、国民の不満と絶望を熱狂的な支持へと変えていく。その裏には、ヒトラーの思想に心酔する19歳の天才少年、アダム・シュルツがいた。彼は、現代のテクノロジーと心理学を駆使して政治家を操り、アメリカを「第二のナチス」とも言える全体主義国家へと変貌させようとしていた
文字数 17,164
最終更新日 2025.09.11
登録日 2025.09.09
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2027年 中華人民共和国陸海空軍は台湾島、沖縄本島を含む南西諸島方面へと軍事侵攻を開始
これに立ち向かうのは日本国海上自衛隊第二水上戦群、略称二水戦と米海軍最強艦隊第七艦隊
彼らが向かう先にあるものとは 自衛の先に見えるものは
文字数 11,776
最終更新日 2025.09.04
登録日 2025.09.03
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かつては水の惑星と呼ばれ、緑豊かであった星。
現在ではオゾン層が破壊され、滅んだ先史文明を支えていた緑の多くは失われ、地表を荒涼とした砂地が浸食していた。
この荒廃した世界を生きる、二つの種族がいる。片方は旧鼠、もう片方は旧鼠の天敵で大蛇と呼ばれており、両種族は滅びゆく星の運命に抗い、長い時を生き延びていた。
そして、前文明の残した遺跡の中で見つかったヒトの少女――旧鼠ユスチィスと彼女と出会いは、時代の転換期の幕開けであった。
文字数 35,731
最終更新日 2025.08.27
登録日 2025.08.19
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漆黒のデバイスが、世界を揺らす。
消耗する毎日を送る青年・紬の前に現れた謎の女性。
渡されたのは、ただのガジェットではない“何か”だった。
これは、まだ何者にもなれない者たちが、世界の秘密に触れていく物語。
あらすじ
消耗するだけの毎日に埋もれていた紬の前に、ひょんなことから現れた少年・達希。
泣いている達希に、紬は彼の名前、『達希』を書いてみせる。
そして、その2人を遠くから見つめる謎の女性。
彼女は漆黒のデバイスを託し、意味深な言葉を残して去っていく──。
何も言えず、それを受け取った瞬間、紬の運命は静かに動き始めた。
そして、世界の謎がひとつずつ姿を現し始める。
文字数 59,797
最終更新日 2025.08.13
登録日 2025.07.20