噂小説一覧
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件
初夏、麗かな王宮でのガーデンパーティー。その場では、とある令嬢の婚約破棄されるであろう話しが盛り上がっていた。ユリア・シャトレーゼ伯爵令嬢は普段引き篭もりであるが、父親により強制的にガーデンパーティーに参加させられていた。そんな最中の噂話し。え?婚約破棄される令嬢は私ですか?よく分からないので、とりあえず盗み聞きしておこうかしら?私、引き篭もり令嬢と言われているけど、意思は強い方なのよ?
文字数 5,409
最終更新日 2022.05.13
登録日 2022.05.05
「この子がクラーラの婚約者になるんだよ」
お父様に連れられたお茶会で私は一つ年上のナディオ様に恋をした。
綺麗なお顔のナディオ様。優しく笑うナディオ様。
今はもう、私に微笑みかける事はありません。
貴方の笑顔は別の方のもの。
私には忌々しげな顔で、視線を向けても貰えません。
私は厭われ者の婚約者。社交界では評判ですよね。
ねぇナディオ様、恋は花と同じだと思いませんか?
―――水をやらなければ枯れてしまうのですよ。
※ゆるゆる設定です。
※名前変更しました。元「踏みにじられた恋ならば、婚約破棄はお受けいたしましょう」
※多分誰かの視点から見たらハッピーエンド
文字数 63,121
最終更新日 2021.09.14
登録日 2021.07.04
キクナー王国との戦にあっさり敗れたコヅクーエ王国。
終戦条約の約款により、コヅクーエ王国の王女クリスティーヌは、"高圧的で粗暴"という評判のキクナー王国の国王フェリクスに嫁ぐこととなった。
しかし、クリスティーヌもまた”傲慢で我が儘”と噂される王女であった――
文字数 14,620
最終更新日 2021.01.01
登録日 2020.12.27
新人の乾すずなです。
去年の夏ごろ、精いっぱいのやる気を出して燃え尽きた私が何とかもぎ取った就職先。
それがこの会社で、まさかのここ。
春に配属されたのはは秘書課だった。
なぜ????
そんなのは私も、秘書のお姉さま方も思った。
もう幻聴なら最初から何度も聞いた。
なぜ?
自分で言い訳するなら秘書検定も取ってしまいました、すみません。
そして大大先輩のおじいちゃん役員のお供で美味しいご飯や楽しいお話の場へ。
役に立つサポート役のはずなのに、話を聞いてもらい、ご馳走になり、教育係の様にいろいろ教えてもらってます。
そんな陽だまりのような居心地いい場所はあと少し。
誰にでも訪れる定年。
でも早いよね・・・・。
そんな事同期の人と一緒に食事をする機会がありまして。
張り巡らされた秘書課の情報網でも詳細不明なままなことはある。
その人にまつわる情報は未確認詳細不明のまま。
ねえ、どんな人なの?
すずなと同期入社の藤重さんとのじりじりとした関係は?
文字数 110,770
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.05.12
私の好きな人はクズ男と有名だ。
付き合う女は取っ替え引っ替え、二股は当たり前、友人はガラが悪いし、喧嘩もするし、学校だってサボるし、弱いものいじめだってするようなクズとしてとにかく有名だ。
それでも私は彼が好きだし、彼が私をなんだかんだ好きなのも知っている。
「何見てんだ!こっち向くな!…………ぶぶぶす!」
「うん、ごめん」
これ、照れてんの。可愛いでしょ?私相手には悪口がうまく言えないようでして。
基本無表情で可愛いげのない地味子とクズとして有名な男のラブコメディー!
気晴らし作品第二弾!
文字数 8,157
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.21
精神的に疲労していた真里菜は、いつの間にか認識していた都市伝説『タカノリ君のイタズラ』を遊び半分に行ってしまう。
軽い気持ちで行った交霊術は成功してしまい、その日から毎夜、ラップ音に苦しめられることに…
文字数 3,596
最終更新日 2022.01.15
登録日 2022.01.15
『かくれんぼしましょ
だれにもないしょ
みつかったらまけ
にげたらまけ
にげずにおいで』
ばりばり様から手紙が届いたら、必ず校舎に残ってかくれんぼをしなければならない。逃げたり見つかったりすれば、ばりばり様に食べられてしまうから気をつけて。
これは、ばりばり様からかくれんぼに誘われた幼馴染達のお話。
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
文字数 5,342
最終更新日 2021.08.03
登録日 2021.08.03
文字数 1,001
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.07.14
ある一人の男の噂が流れた。
その噂通りの風貌をした男と、噂とは正反対の男。
二人の男と茶屋の娘の間で起こる噂の話、噂の真相とは?
文字数 1,890
最終更新日 2021.02.26
登録日 2021.02.26
「…人間って難しい」
小さな頃からの経験により、人間嫌いになった翡翠色の左眼を持つ主人公・翡翠八尋(ヒスイ ヤヒロ)は、今日も人間ではない者たちと交流を深めている。
すっぱり解決…とはいかないものの、頼まれると断れない彼はついつい依頼を受けてしまう。
相棒(?)の普通の人間の目には視えない小鳥・瑠璃から助言をもらいながら、今日もまた光さす道を目指す。
死霊に妖、怪異…彼等に感謝の言葉をかけられる度、ある存在のことを強く思い出す八尋。
けれどそれは、決して誰かに話せるようなものではなく…。
これは、人間と関われない人と、彼と出会った人たちの物語。
文字数 190,372
最終更新日 2021.05.11
登録日 2020.12.01
会話形式の短いお話し
1.聖女様が呪いをかけたらしい
2.きっと呪いのせいだ
3.教会に閉じ込められたそうだ
呪われているひと、呪ったひと、呪いに関わった人のお話。
カテゴリーエラーをしてしまったので、ごめんなさい投稿です。
文字数 2,064
最終更新日 2020.08.12
登録日 2020.08.10
都内に通う会社員、何がいいかって定期を活用すれば楽しく遊べること。
菊池七瀬、三年が過ぎた春も日々その恩恵を満喫中。
慣れた仕事に馴染んだ仲間、五年目くらいまでこのままだと思ってたのに。
びっくりな異動、しかも全く関係ないところに。
女子一人、ぽつんといて無駄話なんて全くないし、静か過ぎる。
しかも金曜日になるとちょっとだけ残業があって、せっかくの誘いにも乗れず、本当に・・・つまらない。
あの馴染んだ仲間の中には一人だけもっと特別になりたい人がいたのに。
いろんな思いが渦巻いて落ち込んでしまう。
そんな時に聞いた噂、今の相棒安西 祐樹さんの噂。
ホント?
静かな部屋でゆっくりと始まるそんなこと。
謎だった相棒と仲良くなって、気がついたこともあるのです。
文字数 56,868
最終更新日 2020.03.02
登録日 2020.02.21
異常性が抜群──動機が不明なマザーキラーの殺戮は、予想外の終焉を迎える
【第3回ホラー・ミステリー小説大賞】
エントリー中
現代にありふれたチャットアプリ。その一つで、ある日の深夜、「面白い話をしてくれ」というスレッドに、謎の話題が持ち込まれた。
2020/2/3/23:44 No.6匿名
21 >>20
マザーキラーをご存知ですか?
その人が言うには、都市伝説のような存在であるらしい。しかし、腕の良いハッカーで、殺人鬼だとか。
最初は、よくある冗談を交わしていただけの彼らだったが「No.6匿名」の発言をきっかけに、スレッド内は、すっかりマザーキラーの話へと変わっていった。
フィクションだ、どうせ嘘だ、寝る前の話としては面白い嘘、など。「No.6匿名」を否定してばかりなのに、マザーキラーの話しは止まらない。彼らは、すっかり、マザーキラーに興味津々になっているのだ。
彼らは、「No.6匿名」が話すマザーキラーについて話を聞く。すると、「No.6匿名」は、マザーキラーについて、こう説明した。
2020/2/3/23:57 No.6匿名
65 >>63
そうなる前に、お腹の子供ごと処理するのが、マザーキラーなのです。
お腹の子供ごと、女性を殺害する──。それが、マザーキラー。
更に──。
2020/2/3/23:58 No.6匿名
68 >>65
ですので、マザーキラーは、そうして欲しいと願う男性をハッキングで探し、依頼者を見つけるのです。
ハッキングをして、依頼主を自ら見つける──。それが、マザーキラー。
「No.6匿名」からの説明で、一人が、依頼をしたいことを、冗談混じりにほのめかす。すると、「No.6匿名」が一言、メッセージを送った──。
【投稿】
毎週金曜日
1~2話のペース
【注意】
※本作品は、完全なフィクションです。実際の人物名、団体とは、何も関係がありません。
※グロテスク表現より、非人道的な表現を多く含んでおります。精神的苦痛を伴う場合がありますので、読む際は、精神が健康であることをオススメ致します。
画像作成:朝日 風馨
文字数 65,355
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.02.07
文字数 10,946
最終更新日 2018.11.13
登録日 2018.11.13
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