オカルト小説一覧
文字数 4,754
最終更新日 2019.05.27
登録日 2019.05.18
第一次大戦後ヨーロッパのある村。修道院跡の地下室に幽閉されていた"それ"が外に放たれた時、村は壊滅的な惨劇に見舞われた。
その数年後、泥沼の日中戦争さなかの日本。
奥北帝国大学医学部に勤める精神科医の元に、ある依頼が舞い込んだ。
東北の寒村にて発生した村人虐殺事件の調査である。
虐殺事件で生き残ったのはたった二人の姉妹だけ。
村人たちに何があったのか。
姉妹はなぜ生き残ったのか。
ヨーロッパの村の惨劇と東北の寒村の共通点。
裏にある巨大な陰謀。
そして、再び惨劇が呼び起こされる。
〇【エブリスタ10周年記念 エブリスタのトップに載れるコンテスト】受賞作品
○本作品はフィクションです。実在の個人・団体とは一切関係ありません。また、過去に実在した個人・団体も一切関係ありません。
○表紙画像はPixabayさんからお借りしています。
文字数 187,735
最終更新日 2023.03.25
登録日 2023.02.17
ある高名な予言者が一つの「予言」を書き残して、死んだ。
「滅び」と称したその予言は、一部の人々を惑乱させた。
一組の少年、少女も困惑するが、少年の家に住む居候の老人、玄斎がなだめ、諭す。
「私見では、この予言は当たらぬな」と。
そうして、根拠を求める少年、少女に老人がした説明とは…
文字数 3,090
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
自ら生命を断った「俺」が、金色に輝く女性の導きで生まれ変わったのは、密林に築かれた石の砦・ヴァーマ・ドゥエル――。
砦で暮らす少年・トゥケィ=ゼノキスァは或る日、戦闘民族ディバーダ族との戦いで命を落とす。優秀な戦士であったトゥケィを失ったヴァーマ・ドゥエルは、他の部族の襲撃を受け危機に陥った。血気盛んな友人オウマや、祭祀の一族のカーラ・ウシュ、そしてトゥケィの残された妹・マキアの身に危険が迫る時、不思議な事が起こった――。
トゥケィの命に秘められた謎とは? 不思議な金属ヒヒイロカネを巡る戦いが、今始まる!
※この物語はフィクションであり、実際の人物・部族・事件・歴史とは一切関係ありません。又、一部に差別的ととられかねない用語や展開が含まれますが、世界観を示すものであり、作者には特定の人物や文化に対して悪意ある差別をする意図がない事をここに明記致します。
文字数 169,698
最終更新日 2018.08.29
登録日 2018.07.15
よろず屋・黒木康平《くろき こうへい》がある朝目覚めると、隣に一人の少女が眠っていた。彼女は未明《みあか》と名乗り、しばらく彼女の身を預かることを彼に依頼したというのだが……。
謎に満ちた少女未明を軸に巻き起こる、異様な事件。
次第に明らかになっていく彼女の過去と運命に、ただ無為に生きてきた康平の中で何かが動き出す。彼は彼女を護り救うことができるのか。
虚ろな男と果て無き定めを背負う少女が織りなすダークファンタジー。
文字数 175,493
最終更新日 2020.09.05
登録日 2020.07.21
文字数 7,952
最終更新日 2021.09.07
登録日 2021.09.07
巷で噂の誘拐犯
それは十二年前のあの犯人と同一人物なのか
さらわれた子どもの生き残りである浅野は
救えなかった友人雨夜のことを引きずり続けていた
現在二十三歳となった浅野は
とあるシングルマザーと同棲していた
元ホステスである萌と、その息子の陸翔
そんな三人の下へ萌の勤務していた店の黒服が訪ねてくる
端正な顔立ちでどこか影のある黒服の青年レンと
その青年のストーカーであるイカれた看護師の上原
そして上原が密かに働くデリバリーヘルスの同僚さく
さくを指名し続ける青年、映画監督
彼らを鋭い目で見張り続ける黒き王
さらわれた少年、島崎と江波の不穏な関係性
彼らの人生が様々なかたちで交差して
地獄を生んでいく
※他サイトでも公開済。改題、修正しながら移行していきます
文字数 238,944
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.03
声劇用のフリー台本です。台本を使う際、基本的には私に許可をとる旨の連絡は必要ありませんが、収益を目的としている・収益が見込まれる場合に限り、一言その旨を連絡した上で必ず著者名として私の名前を表記するよう、お願い致します。
〜あらすじ〜
怪異現象。それは噂や迷信が有名な伝説や物語と結び付き、起こってしまう摩訶不思議の現象。その現象は身近なものから、想像し難がいものまで多種多様。そんな怪異現象を探し、語るのが私立オカルト編集社のお仕事。編集長金田健一と助手の三上香奈恵は様々な怪異現象と出会っていく。
文字数 6,897
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.07.22
廃村の調査を依頼された主人公。廃村の理由を知り、恐怖を感じならも調査に向かう。恐怖の真実はいったいどこにあるのか…本当の怖さはどこにあるのか…果たして無事に帰って来られるのだろうか?
短い小説で作っております。読んで頂けた幸いです。
文字数 3,681
最終更新日 2023.02.02
登録日 2023.02.01
SSや短編のホラー小説です。
1篇目【ガールフレンド?(仮)】もし貴方に、何者なのかわからないガールフレンドがいたとしたら 2篇目【お前たちは誰だ?】少しずつ身の回りの人たちが記憶にない者たちに置き換わっていく 3篇目【キグルミ】人間に成り代わろうとする山の物の怪 4篇目【蘇生の回廊】6人の大学生が避暑地の別荘で巻き込まれた邪悪な儀式の結末は―― 順次更新予定
文字数 39,353
最終更新日 2023.03.04
登録日 2022.02.27
「いや、やめて!来ないで!」
「騒ぐなよ!悪いようにはしないぜ」
襲ってくる男に抵抗する女子アナ。
男はナイフを持っている。
いつ刺されるかわからない。
「やめて!お願い!!」
文字数 484
最終更新日 2021.02.04
登録日 2021.02.04
大学生の伊坂雀は、目が覚めたら全く見覚えのない幽世館というホテルにいた。昨晩の飲み会の後の記憶がなく、手荷物どころかケータイや財布すら所持していない状態だ。事情を話して直ぐに帰ろうとするのだが…ここはホテルも人も、全てが非常識の非日常であふれている。
文字数 25,162
最終更新日 2024.01.01
登録日 2023.07.27
ドンッ!
「は!なに?!なんの音?」
深夜、なにか上から下に物が落ちたような音がする。
ドンッツ!
また音がする。
「うわっ!」
文字数 475
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.03.23
私は大学のサークル仲間に会いに行く。
卒業して何年経っても、どんなに大変でも、それは蔵に幽閉された彼女の一瞬見せる何かに魅せられてしまったからだと思う。
それほどにその一瞬が美しい。
カクヨムさまにも投稿しています。
文字数 547
最終更新日 2023.03.20
登録日 2023.03.20
とあるアプリを一緒にやろうと約束した仲良しな2人。しかし、いざ登録してアプリをしていたら画面に吸い込まれ、リアル脱出ゲームになっていた。しかも舞台は留置所の様な場所でホラーだった。2人の生死をかけたゲームが今、解禁される。
文字数 64,492
最終更新日 2019.02.25
登録日 2018.08.17
拝み屋稼業をしている姉小路御幸(あねやこうじみゆき)は、鞍馬山近くの旧家の別荘の蔵のお祓いを頼まれる。その蔵は、100年前まで、子供がかくれんぼをすると必ずいなくなることから、鍵をかけ出入り禁止にしていたものだった。老朽化により取り壊されることが決まり、お祓いの依頼が来る。御幸が現地へ赴くと、約束していた主人の四宮が行方不明になり、密室の蔵の中から血まみれで発見される。呪いか!? 祟りか!?
自殺か事故か事件か、わからないまま第二の殺人事件!が起こる、という話になる予定です。
初めて書くミステリーなので、キツイ感想はご勘弁くだされ。
文字数 22,903
最終更新日 2021.03.24
登録日 2021.02.22
リア充になる事を夢見る高校生、髙井盛斗は塩丘高校の探偵部に入ることにした。しかし部室の扉を開けると……
文字数 10,531
最終更新日 2019.03.28
登録日 2019.03.28
文字数 15,581
最終更新日 2024.04.16
登録日 2023.11.12
うちの爺様が体験した怖い話を紹介するぜ!!うちの爺様は昔登山が趣味だった。当時の友人Yと入念に準備をして山に登ったのだが・・・・
文字数 3,663
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.20
死者の声を聴くことで糊口を凌ぐ木っ端霊能力者のガブリエルは、治安の悪い地域で格安瑕疵物件を借りている貧乏人。ひょんなことからギャングのボスの秘密を知らされることになってしまう。彼は初恋をこじらせており、その相手はガブリエルの学生時代の先輩だったのだ。以来、なにかと呼び出されては恋愛相談(という名の一方的な愚痴やらなんやら)に付き合わされることになる。ふたりのあいだには誓ってなにもないが、周囲はそうとは思わず……そしてそれはガブリエルの幼馴染で今は立派なギャングの幹部であるエルドレッドも例外ではなく――。
文字数 26,789
最終更新日 2022.01.26
登録日 2022.01.05
文字数 103,238
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.02.06
これは僕が実際に体験した話です。
あまり信じてもらえないですが本当に体験して、今でもはっきり覚えています。
できるだけ伝わる様に書きますが至らないところもあるかも知らないです。
文字数 1,075
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
家を建てる前、仮住まい物件に住んでいた頃に黒猫の幽霊が家に現れた。「見える」私と母はその黒猫をクロちゃんと呼び、好きにさせていた。そのうちクロちゃんは我が家の「ほとんど見えないけど3匹目の猫」として家に居着くようになったのだが――。
怖くないホラー。実際あった不思議な物語です。
この小説は、カクヨム様、ノベルアップ+様でも掲載しております。
文字数 3,190
最終更新日 2023.08.29
登録日 2023.08.29
冒頭より——
引っ掻き傷のような飛行機雲が、雲一つない晴れ間の空を横切る。太陽はそれを横目に、酷暑の源となる陽光を分け隔てなく人間の脳天に降り注ぐ。そんな救い難い天気模様を享受する緑の群生は、歩道に乗り出し生き生きと歩行者の進路を妨害する。郊外らしい歩道の狭さからくる支配の光景は、身体を捩らせて通行することを強いて、大人は揃いも揃って渋い顔をした。その後ろを歩いていた二人の子どもは、滑稽に身体を操る大人の姿に釘付けとなり、不必要に身体の動きを真似て嘲笑う。
文字数 21,062
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.13