童話小説一覧
ぼくは家族が3にんいます。ままとおにいちゃんとぼくです。
ぼくらにはひみつがあります。
家族しかしらないひみつです。
ままはときどきひみつをつかっておかねをもらいます。
ぼくたちはこれでいきています。
ぼくとおにいちゃんのひみつはまだつかっていません。
おとなになったらつかいます。
文字数 11,494
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.11.06
薬局・アポロファーマシーは不思議な薬局だ。
店主の玉野は常にカラスの被り物をしているし、売っている薬も見たことのないものばかり。
そして、対価は「マテリアル」という薬に使われる素材。
マテリアルは人間からしか取れないもので、それは爪や髪の毛のように取り出しても痛くも痒くもないのだ。
店主の玉野の不思議な力で取り出し、対価としていた。
*
この町に引っ越して来たばかりのモコはアポロファーマシーの存在を知り、店を訪ねる。
仲よくなったクラスメイト・ユナが可愛がっていたペットを亡くし、元気をなくしていたのだ。
どうにか元気づけたいと言ったモコに玉野が処方したのは「ソレイユの花の種」。
植えると一生の友情が咲くと言う。
早速それをユナにプレゼントしたモコ。
ユナはモコの気持ちに応え、懸命に花を育てる。
そしてある日、「いよいよ咲きそう」とユナに言われ、花を見に行くことになったモコ。
しかし、家に着くとユナは「間に合わなかった」と泣いていた。
モコは薬の説明書を読んでいなかったのだ。
薬には副作用があった。
「一週間以内に咲かせないと、一生の友情を失う」。
もうダメだとモコは落ち込む。
「ユナの笑顔を見たかっただけなのに」と。
するとユナは「違うよ」とモコに言う。
「私は二人で花を見たかった。
そのために花を咲かせたかった」。
すると、悪天候だった空が晴れ、突然ソレイユの花が開き始めた。
目的は達成したが、納得がいかないモコはそのまま玉野の元へ。
「副作用なんて聞いてない」「一般の薬局でも言っていますよ。
用法容量は守るようにと」玉野の言い分にぐうの音も出ないモコ。
「でも何でいきなり花が咲いたんだろう」「あの花は最後に友情という養分を与えなければ咲かないのですよ」。
*
他にも「アプロディテのと吐息」「石清水のせせらぎジェル」「妖精用丸型オブラート」「ヒュギエイアの整腸薬」など多数取り揃えております。
*
表紙イラスト
ノーコピーライトガールさま
文字数 45,104
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.09
サンタさん、仕事の前にちょいと腹ごしらえに。
pixiv小説子どもチャリティー企画~ブックサンタ2022~
文字数 1,145
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.11.25
文字数 2,406
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.11.23
産まれた時から長いしっぽのキツネのキィータは、村人からいじめられていました。
しっぽは成長し続け、扱いに困ったキィータは首に巻き付け暮らしていました。
ある日、川でおぼれる村の子どもに遭遇したキィータは、自分をいじめていた子ども太郎吉だと気づきました。
でも、見捨てることが出来なかったキィータが決断したこととは・・・
文字数 4,421
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
人嫌いの女神さまに守られた大陸で人々は元気に暮らしていましたが、戦争ばかりして他の動物を傷つけることに怒った女神さまによって、恐ろしい魔ものが生み出されてしまいます。
魔ものに滅ぼされそうになった人々でしたが、突如として現れた勇者によって、魔ものは大陸の外の海に追いやられ、人々は平和を取り戻したのですが……。
文字数 3,756
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.21
昔話です。
野良仕事に精を出す年寄り夫婦。
でも、農作物があまり穫れずふたりはいつも貧乏です。
ある時おなかの空いたカラスに、持ってきたおむすびを半分わけてあげました。
それからは、不思議なことが起き続けます。
文字数 4,168
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.21
文字数 1,449
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.20
とある王国に、ばらを食べてしまう少女がいました。
少女も、少女の両親も、少女がばらを食べてしまうことを周囲には隠していましたが、ある日、少女は婚約者である王子様の前で、彼からもらったばらの花束を食べてしまい……。
文字数 3,633
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.20
『これだけは覚えていて。あなたの命にはわたしたちの祈りがこめられているの』……
**あらすじ**
昔むかし、あるところに小さな王子さまがいました。
珠のようにかわいらしい黒髪の王子さまです。
王子さまの住む国は、生きた人間には決してたどりつけません。
なぜなら、その国は……、人間たちが恐れている、三途の河の向こう側にあるからです。
「あの世の国」の小さな王子さまにはお母さまはいませんが、お父さまや家臣たちとたのしく暮らしていました。
ある日、狩りの最中に、一行からはぐれてやんちゃな友達と冒険することに…?
『そなたはこの世で唯一の、何物にも代えがたい宝』――
亡き母の想い、父神の愛。くらがりの世界に生きる小さな王子さまの家族愛と成長。
全年齢の童話になります。かわいらしい低学年向けジュブナイルファンタジーを目指しました。
完結まで予約投稿済みです。
およそ4~5万文字。
文字数 45,785
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.05
春の女神さまに仕える妖精さんたちにまつわるお話
1.ネコのルルとツバメに乗った妖精さん
ある春の日、蝶々に心引かれてお庭に出た家猫のルルは一人の妖精に出会いました。
猫の小さな冒険と、妖精さんの出会いのお話。
2.イブキとハルトとサクラの木
ルルと別れたイブキとハルトでしたが、イブキがルルが家に帰るところまで見守りたいと言ったために、出発を遅らせました。そのおかげで、二人は女神さまの力を宿した桜の木を見つけます。二人はサクラの木について調べることにしました。
3.ある晴れた春の夕暮れに
二人の妖精の一年後の春のお話。
※第15回絵本・児童書大賞エントリー作品です。
文字数 18,795
最終更新日 2022.11.17
登録日 2022.11.15
秋も終わりを迎えるある日、迷子になったこびとのこどもは、リンドウの花と出会いました。
寒い夜を花の根元で過ごしたこどもは、翌朝、ふたたび会う約束の証に、月のかけらをもらって帰ります。
けれど月のかけらは消えてしまい、約束は守られず、こびとのこどもの胸にちくちくと痛むひっかき傷となって残っておりました。
小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 5,401
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.11.16
森の中でひっそりと暮らすみことは、ある日とても不思議な金の卵を拾う。卵から生まれたのは、見たこともない金色のドラゴン。一人ぼっちのみことは、ドラゴンをルークスと名付け、大切に育てることにした。だけどこの世界では、ドラゴンは恐ろしい魔物として恐れられていて。ある日、稀少な木の実を得るため森にやってきた冒険者たちに二人は見つかってしまう。
ルークスを捕まえようと襲い掛かる冒険者たち。ルークスを逃がすため、植物を操り冒険者たちに立ち向かうみこと。絶体絶命のピンチに、みことが目にしたものは……。
たった一人で森を守り続けるみことと、小さな金のドラゴンのハートフルストーリーです。
表紙絵︰みこと。様
小説家になろう、他サイトでも掲載しています。
文字数 5,725
最終更新日 2022.11.15
登録日 2022.11.12
こぎつねのカヤは、町で雑貨屋を営むサヤおばさんのところまで、ジャムを届けるようお母さんにおつかいを頼まれます。
初めてひとりで乗る電車に、カヤはおっかなびっくり。
果たして無事にジャムを届けることができる?
※前後編です
文字数 10,248
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.11.13
上の行から読みますか? 文末の行から遡りますか? 二通りの話が楽しめる323字童話。
幼い兄弟の喧嘩と仲直りの様子を323字で描いた作品。上の行から読めば「兄弟げんか」、下の行から読めば「仲直り」、往復すれば喧嘩は丸く納まりますw。
尚、この手法は百貨店や出版社等の広告で使われている既存のスタイルです。
(小説家になろうにて、越智屋エマ様がこの手法で「逆行する令嬢の真相」を執筆され、同氏が同じ手法の作品を募った際に出来た作品です)
小説家になろう、カクヨムでも掲載中。
文字数 382
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.11.13
──昔々のお話です。貧しく、けれど平和な国に、一人の女の子がいました──
ある世界の、ある時代の、とある二人の出会いの物語です。
※小説家になろうにも投稿しています。
文字数 2,670
最終更新日 2022.11.07
登録日 2022.11.07
ボクは くもの うえに すむ にじえがきの にじー
にじを えがく おしごとをしている。
ボクは はれのひだけ にじをかける おしごとをしている。
おきにいりの はなぞので うまれた ももいろの はなのようせい ももさんのおねがいで
きょうも ももさんのおかあさん さきさんに にじを とどけにいく。
主人公:にじー
もも
さき
あお
文字数 3,036
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.05
主人公:ぼく
女の子:ひな
ひなのお兄さん
自分にとっての正しいと、みんなにとっての正しいは、その時、その立場によって違う。
そのことを知った、あの日から、ぼくの日常は変わってゆく。
そんな中、学校の帰り道、ぼくは、雨に濡れるひなと出会った。
※全16話です。
文字数 1,451
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.11.01
オレは悪魔のヤミー。悪魔だからという理由で、まだ幼い守(まもる)に追いまわされている。
理由は、守の亡き母:まりあをオレに殺されたから……。ふたりは意図せず、近づいていく。
主人公:悪魔のヤミー
守
守の父
守の母
文字数 1,928
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.11.04
「星が流れる理由とは?」を童話風にイメージして書きました。
幼児向けだともう少し言葉を簡単にする必要があるかもしれませんが、いつか絵本にしてみたいです。
※小説家になろう「冬の童話祭2022」参加作品
文字数 291
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.11.04
ハロウィンの一日の小さい、お姫様と王様の出来事です。
優しいお姫様と、優しい嘘をつくしかない王様のお話。
文字数 1,156
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.10.31
(2022年10月31日なろう日間童話部門1位獲得)
ねぼすけの雪女ちゃんは、ある年どういうわけか、早くに目が覚めてしまいます。
その日は、ちょうどハロウィン。
子どもたちの仮装姿を目にして、雪女ちゃんは魔女の姿に憧れます。
魔女のかっこうになりたくて、雪女ちゃんはおうちでお着替えをして町へと出かけます。
するとそこで、なんと本物の魔女に出会うのでした。
文字数 2,598
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
もりのどうぶつたちのためのおようふくをしたてるねずみのチューイン。
あるひ、とんでもないおおしごとがはいってきました。
文字数 1,718
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.10.29
桃太郎や浦島太郎の日本童話からシンデレラ白雪姫などの外国童話までその作品をドラマの裏話のようにしたものです。
文字数 1,541
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.10.29
ひげもじゃかみさまへ
おげんきですか?
いま、みえちゃんという
とっても かわいい おんなのこが おまいりに きています。
みえちゃんは おんなのあかちゃんが ほしいのです。
だから、はやく かえってきて、おねがいごとを かなえてください。
こおに
文字数 7,124
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.28
私、桜庭玲はある日、担任の先生からある提案をされた。
「キミを、異世界科へ推薦する」
担任の先生によると、この中学校にはどうやら、「普通科」と「異世界科」があるらしい。
「異世界科」に正式に編入するためには、テストを受ける必要がある。
テストを受ける前の体験入学をすることに決めたけど、様々な災難が降りかかって…!?
これは、異世界勇者を志望する少女の、中学校生活やり直しの物語。
文字数 1,431
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.10.25
物静かで周りとは少し変わった雰囲気のアリスは15歳の誕生日の日に、庭を走り去る白いウサギを見つける。
ウサギを追いかけて行くとそこには煤けた本が。
本を手に取ろうとするとなんと本の中に吸い込まれてしまった。
本の中は幸せな童話の世界とは違い何かがおかしくなってしまっていた。
童話を元に戻してほしいとアリスは頼まれ、童話の中の大きな戦いに巻き込まれていく。
文字数 13,901
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.07.14
パッと振り返ると、何もいない。
何回振り返っても、何も無い。
学校へ向かう道。振り返っても何もいない。
学校の廊下で。何もいない。
学校の帰り道。何もいない。
何もいないけど、音は聞こえる。
忘れ物を取りに行く道。足音が聞こえる。
暗くなった帰り道。足音が大きい。
もっと暗くなった道。近くにいる気がする。
怖いけど、パッと振り返ってみよう
文字数 701
最終更新日 2022.10.24
登録日 2022.10.24