短編小説小説一覧
宝くじで六億円を当てた瑞穂は、会社もやめて、一人でひっそりと暮らしていた。
そんな彼女がある日美しい妖精の少女を拾い、少女の仲間の少年妖精を探すことに。
妖精とともに過ごす日々に、いつの間にか、今までなかった人生の張りを感じていく瑞穂。
そして、ある日少年妖精の居場所が見つかるが──?
文字数 12,984
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
「松島愛莉ちゃん」は私の憧れだ。
みんなの人気者で過度に媚びず、見え透いたお世辞は言わない。それで反感を買ったら堂々と立ち向かう。
地味な私が化粧品を選ぶ姿を、「似合っていないのに」とバカにしたりもしない。
美容については自分の方が詳しいなどと、人を下に見るような真似もしない。
ある日、私は、愛莉ちゃんが気に入ったマニキュアに一目ぼれをしてしまう。
憧れの女の子に一歩でも近づけたらいいのにと、同じものを購入しようとするけれど……。
「どうして私達はこの狭い教室内でしか判断材料がないのに、その人の性格をひとつの色に当てはめたがるのだろう。教室の外に出たら、もっと素敵な彩を放つ人かも知れないのに。」
「その人“らしい”って、何だろう。外側から見たその人のイメージは単一かもしれないけど、本当はもっと多彩で当たり前だと思うんだ。人ってきっと、すっごくカラフルな生き物なんだよ。」
文字数 11,091
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.10.11
文字数 2,940
最終更新日 2019.02.20
登録日 2019.02.20
心霊系の怖い話を中心に書いて行きたいと思います、正直に言いますと書こうか悩んだジャンルでもありますが色々とチャレンジしてみようと思い書きました。ですので作者が「嫌な予感」を感じた時は止まる可能性がありますのでご了承ください。
全ての話はフィクションですのでご安心ください。
登場人物は架空の人物です。
しかしフィクションではない話が入る時もあります、その話がフィクションかどうかをお伝えする事はしません。
信じるかどうかは読者様にお任せします。
何処まで続くか解りませんが、「嫌な予感」を感じるまでは書いてみたいと思います。
ゆっくり書いて行きますので宜しくお願い致します。
文字数 13,788
最終更新日 2022.02.24
登録日 2021.07.10
文字数 1,331
最終更新日 2020.08.08
登録日 2020.08.08
私は死に向かって生きている。みんなそうかもしれないけれど。私には不倫相手はいる。でも結婚願望もないし、子どももいらない。私の名前は
|大江貞美《おおえさだみ》。性格は暗いと思う。死に向かってなんて明るい人間は言わないはず。未だ独身で今年三十四歳になる。職業は警備員をしている。仕事仲間とは仲が悪い。私は独りぼっち。友達は一人しかいないし。寂しいと思う時が結構ある。
文字数 13,990
最終更新日 2022.10.12
登録日 2022.10.12
文字数 2,852
最終更新日 2019.06.28
登録日 2019.06.22
年上にモテるアイ。
大学に進学し、初めて年上の准教授を好きになる。
大学の同級生ショウタと准教授に会いに行くアイだったが……。
文字数 2,891
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.06.18
文字数 6,374
最終更新日 2023.09.19
登録日 2023.09.19
残業続きで生きる気力を失っていた男は、残業終わりに電話をかけるため携帯電話を探していた。
やっと見つけた携帯電話だが、運悪く充電切れ。
男が周りを見渡すと、そこには一つの電話ボックスがあった。
男は仕方なくその電話ボックスを使おうとするが...。
文字数 1,653
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.14
触れたものを皆、純金に変える能力を手に入れたミダス。
対象は人間にも及ぶため、孤独を感じていた。
そんな折、コンフという女性が現れて、ミダスにとある提案をすることになる。
文字数 2,177
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.06.20
女子高生である陽菜には、大切なお友達がいる。
それは、ぬいぐるみの『ちゃっぴー』だ。
友達が一人もいなかった彼女にとって、ちゃっぴーの存在は唯一の救いだった。
しかし、そのぬいぐるみがある日、陽菜の前から姿を消し──。
文字数 4,786
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
よくネットで買い物をするのだが、最近はDVDなんかも発売した
ばっかのヤツがネット上でかなり安売りされていたり
文字数 7,587
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.09.25
──これは今から十年ほど前、僕が大学生だった頃の話だ。
予め断っておくと、この話は僕が何かを成し遂げたとか、恋が成就したとか、そういったドラマティックで、オチのある話じゃない。
僕としては面白い経験をしたと思っているけれど、その経験が何かに生きている……ということもない。
それでもよければ聞いてほしい。
文字数 2,714
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.05.10
文字数 1,424
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.27
その中には、母の思いの全てがつまっていた…のか?
笑顔で家族を支える理想的な妻で母である夕実には、誰にも言えない秘密があった。
文字数 4,980
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.10
ある少女が好きで好きで仕方なく、告白した青年、しかし、その告白から、少女は青年を嫌なものでも見るようににらみつけてきた。
文字数 2,051
最終更新日 2023.08.26
登録日 2023.08.26
夢の異世界転生。
異世界に来たはいいものの、周りはモンスターだらけ、
チートも異能力もなんにもない!!!!
神様これどうやったらいいですか!?!?
もう二度と異世界転生したいとか言わないので許してください!!!!!
*本作品は異世界転生風移転モノです。
*チートないです。
文字数 295
最終更新日 2019.08.08
登録日 2019.08.08
私にはストーカーがいる。いや、いる気がする。
そして、同じクラスにストーカーにあってる人がいるらしい。相談してみるか……。
文字数 1,127
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
文字数 6,802
最終更新日 2019.03.05
登録日 2019.02.26
<屑カゴの小説から(昭和のドラマ)>
この作品は、昭和41年から昭和42年にかけて、当時16歳の混血少年が、愛知・千葉・山梨の3県で女性3人を暴行して殺害後、金銭を奪った事件『混血少年連続殺人事件・警察庁広域重要指定106号事件』を題材にしてあります。そしてその少年を検挙したのは私の故父であります。
昭和のドラマ。
そこには「刑事の家庭」が綴られてありました。
警察署の屑籠に捨ててありました。
つまらなかったらまた捨てて下さい。
この作品は著作権を放棄したものではありません。
昭和二六年。
刑事(石原憲司)の家庭に養子に入った『繁(シゲル)』。
・・・シゲルは三歳に成った。
父は戦中からの警察官である。
そして終戦後しばらくして、当時としては数少ない『刑事』に。
幼いシゲルは父の仕事を知らない。
物語はここから始まる。
文字数 16,694
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.07
怪物もいなければ、戦いもない。人間達が
織りなすただのドラマ。悲しみあり、苦しみ
あり、鬱展開もあり。『漆黒』の名が示す通り、
ハッピーエンドとは程遠いものばかりの短編集。
稀にハッピーエンドが来るかもしれませんが、
ホントのホントのホントに稀カモです。
世の者達が真に求めてる美しさへようこそ。
しかし、その美しさに魅入られた先に何が
あるのでしょうか。気づいたらもう、後戻りは
できないくらいになっているかもしれません…。
救い?そんなものは多分ありません。何故なら
自分達から、それを捨てたのでしょうから…。
文字数 20,183
最終更新日 2024.03.21
登録日 2023.04.15