卒業小説一覧
高校三年生の羽石ことりは、ずっと憧れていた美術大学への進学も決まり、あとは卒業式を待つのみとなっていた。
幼なじみで恋人同士の奏と高校最後の日常を謳歌していると、女手一つでことりを育ててくれていた母が倒れてしまう。
母はなんとか一命を取り留めたものの、右半身に障害が残ってしまった。
進学か、母か。ことりは進路を迷い始める。
迷いを奏に相談するが、ことりは厳しく批難されてしまい……。
結局、進学か帰郷か決められないまま学校が始まる。奏と会うことに気まずさを感じて登校するが、奏は学校に来なかった。
奏に連絡すると、冬休み中に奏が事故に遭っていたことを知り……。
ねぇ、大人になるってどういうこと?
文字数 17,268
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.22
同調と共感。
私が選ぶ、その人はーーー
高二の修学旅行。
そこで逃避を試みた山村沙咲は、あるきっかけから、片想いしていた仁井詩音と夜の街に繰り出す。
それを機に親しくなる二人だったが、仁井が沙咲に近づいたのには、沙咲を支配し続ける中学からの同級生、小路理花子が関わっていた。
さらには、仁井の親友の涼月司が、
「アイツは俺のコピーみたいなところがある。頼むから、アイツが沙咲のことを本気で好きになる前に、俺と付き合ってほしい。俺はアイツから逃れたいんだ」
と、自分は仁井に感情をコピーされ、沙咲への想いも仁井に真似されてしまうと言って告白までしてくる。
自分とは違う司に魅力を感じ、惹かれていくが、それは同時に、仁井と自分は似ていることを気付くきっかけになり・・・
高校卒業後に、沙咲の隣にいるのは誰なのか。
反対に、その後を知ることができなくても、思い出として残したいのは誰なのか。
青春を経て、
「同調、それだけでいいよ」
の意味は変わる。
文字数 106,379
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.03.21
小学校の卒業を迎えた由奈は、初恋相手の瑞希とは別の学校になってしまう。
瑞希は頭が良く受験をしたのだ。
小学校の卒業式では、中学校進学を機にスマホデビューをする子が多く、みんなが連絡先を交換する。
由奈も勇気を出して瑞希に連絡先の交換をお願いするも、瑞希からはスマホを持っていないと返事が……。
理由は、手のひらサイズの機械の中は世界まで繋がっているから、一歩間違ったら大変なことになると言われた。
その言葉を聞き、手のひらに乗る機械が急に重くなった気がした。
瑞希とは、手紙のやりとりから鍵付きの交換ノートを始めることに。
スマホ時代に交換ノートを始めたふたりの恋の行方は?!
小学生から中学生になり変化する人間関係の悩みや恋の悩み、そして成長を描いた学園小説。
イラストAC様よりお借りしています。
文字数 55,636
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.07.26
元格闘家であり、がたいの良さだけがとりえの中年体育教師 梶原一輝は、卒業式の日に、自身の教え子であった二人の男子生徒から告白を受けた。
正面から愛の告白をしてきた二人の男子生徒に対し、梶原一輝も自身の気持ちに正直になり、二人に対し、どちらも好きと告白した!?
※ムキムキもじゃもじゃのおっさん受け、年下責めに需要がありそうなら、後々続きを書いてみたいと思います。
21.03.11
つい、興奮して、日にちをわきまえずに、いやらしい新話を書いてしまいました。
21.05.18
第三話投稿しました。ガチムチなおっさんにメイド服を着させて愛してやりたい、抱きたいと思いました。
23.09.09
表紙をヒロインのおっさんにしました。
文字数 10,623
最終更新日 2021.05.18
登録日 2019.11.09
『エルメリア・バーンフラウト! お前との婚約を破棄すると、ここに宣言する!!」
婚約相手だったアルフォード王子からそんな宣言を受けたエルメリア。
そんな王子は、数日後バーンフラウト家にて、土下座を披露する事になる。
いや、婚約破棄自体はむしろ願ったり叶ったりだったんですが、あなた本当に分かってます?
何故、私があなたと婚約する事になったのか。そして、何故公爵令嬢である私が『アホ係』と呼ばれるようになったのか。
エルメリアはアルフォード王子……いや、アホ王子に話し始めた。
彼女が『アホ係』となった経緯を、嘘偽りなく。
*『小説家になろう』でも公開しています。
文字数 8,548
最終更新日 2023.08.21
登録日 2023.08.21
一流の魔導士を育てるためつくられた王立魔導学院。
そこに、遠い田舎から魔法医になるためにやってきた一人の少女がいました。
彼女の名前はココハ。
ココハは、五年間の学生生活を終え、バツグンの成績とはいえないまでも、無事学院を卒業することができました。
そして、学生として過ごした都会を離れ、魔法医になるべく自分の生まれ育った村へと旅立ちます。
大きな決意とほんの少しのさみしさを胸に抱きながら…。
これは、夢を叶えた少女が故郷に帰りつくまでを描いた、ささやかな旅物語です。
チート能力もなく、派手な事件も起こらない、のんびりとした異世界旅行をココハと一緒にお楽しみ頂けましたら幸いです。
どこから読んでもだいじょうぶ、途中まででも楽しめる、そんな作品です。
文字数 167,586
最終更新日 2023.06.11
登録日 2023.05.27
クリスティアは、成績優秀者として首位を争っていたジェリー・ベリーヌ侯爵令息に恋をしていた。
卒業を控えたある日、図書室の戸締りを頼まれて窓の鍵を確認して回っていると、たたずむ彼を見つけて告白することを思いつく。
文字数 4,388
最終更新日 2023.04.27
登録日 2023.04.27
好きになったのは友達の恋人。卒業式に言い逃げしました。
一話完結で投稿したものに一話加え全二話になりました。(3/9変更)
文字数 9,291
最終更新日 2023.03.09
登録日 2023.02.27
2話完結です。
おまけが2話続きます。
槙原高校の卒業式では、毎年卒業生が壇上で自分の言いたいことを叫ぶという行事が毎年行われていた。
そんな行事の中、好きな人がいるという理由で今までの告白を全て断ってきた学校一のモテ男、円居祐樹が『サクラ』のことが好きだと告白し、会場はパニックに。
この学校にいる祐樹の関係者で、名前に『サクラ』と付く人物は三人いる。いったい祐樹が好きな『サクラ』とは誰のことなのか。幼馴染のソラには思い当たるフシがあったーー。
ヤンデレ幼馴染×恋愛に疎い幼馴染
他サイトでも公開中。
文字数 22,509
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.03.02
高校の時、気になる女子がいた。
ずっと話しかけようと思っていたけど、いつの間にか卒業の時が来てしまった。
頭の中で広げていた妄想も、現実になればどれだけいいだろうか。
文字数 1,276
最終更新日 2020.09.09
登録日 2020.09.09
──卒業。
その資格の確認の為、私は大学へとやって来た。
友人達はホームページにて確認出来るからと来る気配はなく、結局一人で掲示板へと向かうのだったが……意外なことに、私はそこで見知った姿を目にすることになる。
これは新たな旅立ち前の、ほんのたった一時のお話です。
この作品はノベルアッププラス、小説家になろう、ノベルバ、カクヨムにも掲載しています。
文字数 3,871
最終更新日 2021.06.07
登録日 2021.06.07
文字数 903
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
小学六年生の「わたし」と佐藤君は好き嫌いが多い。いつも給食を残して居残りさせられ、トレイを給食センターまで一緒に運ぶ。
そんなある日、焼却炉で給食を燃やしてしまおうと佐藤君が提案する。
文字数 3,636
最終更新日 2023.03.10
登録日 2023.03.10
春3月。
今日、この街を出ていくあなたに伝えたいことがある。
最後まで臆病な気持ちに俯きながら、届いていることを祈って真っ白な雪の照り返しの中、ただあなたが来るのを待っていた。
木造の小さな無人駅、二人で通った2年間を思い出しながら。
って感じの現実もの。10話で完結済です。推敲が終わり次第順次投稿。
都会ではバブル真っ盛り、綺羅びやかな世界……とは全く無縁の無人駅を舞台にした、幼馴染という安住の地を捨てられない二人の面倒臭い恋愛劇です。
可能な限り地の文では名前を出さず、それでも登場人物がわかるように表現できるかな、というお試しもしてみています。
主人公の幼馴染男女、弟、友人、4人以外は登場しない、とてもミニマムな話なので気軽に読んでみてもらえると嬉しいです。
文字数 39,481
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.10.01
高校生生活もあと少し。
最後のこのクラスが一番大事だよね、そう誰かが言った。
同窓会が開かれるとしたらこのクラス、集まるのはこのクラスの面々。
だけどずっと先の事。
この一年仲良くした友達がいて、たくさんの楽しい思い出があって。
だけどあと少しでバラバラになる。
大学生になるまでの準備期間の春休み。
どうやって過ごす?
最後に思い出を作りたいって思った友達が二人いた。
そんな二人の近くにいたのに、私は全く考えもしなかった。
汐 美波 残りの日々も焦ることもなくぼんやり過ぎた。
それなのにちゃっかりと友達が欲しがった場所に図々しくいたりしたから。
だから春休みは一人で反省しなさいってことなのかもしれない。
卒業、そして大学生になる頃。
美波が隣を望んだ人。
明るく楽しい春を迎えたい人に。
文字数 54,970
最終更新日 2020.02.20
登録日 2020.02.10
季節外れなバレンタインのお話し。
卒業間際の女子高生のお戯れ。
さくっと読めるボリュームです。
文字数 4,053
最終更新日 2018.11.30
登録日 2018.11.30
卒業式を終え、アプリコットの花が舞う中、私は隣国へ旅立ちます。見送りに来たのに、私を引き止めない第二王子! そんな彼などポイと捨てて、8時ちょうどの馬車に乗って、私は大人へと旅立ちます!
文字数 1,189
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.07.10
文字数 1,176
最終更新日 2022.01.10
登録日 2022.01.10
家族を事故で失い、表情を失った南優樹は、クラスの中心であった人間の自殺を知らされる。
しかし、表情をなくした彼は、泣くことが出来ず、それが原因でイジメに遭ってしまう。
そんなある日、校門前に一人の女子がいた。
「一緒に帰らない?」
そんな誘いを、南優樹は了解する。
これは、餞を受け取り、心身共に成長していく、純情な彼の旅立ちの物語——
文字数 7,128
最終更新日 2023.03.12
登録日 2023.03.12
本編完結しました。
このまま何もなく卒業だと思ってた。
でもある日登校してみれば、俺の机にチョコが…?
これをくれたキミは誰だ…?
本編過ぎたら糖度増します。
3/19 番外編始めました。過去の話、二人のその後なんかを書こうかと思ってます。
文字数 1,234,976
最終更新日 2022.03.18
登録日 2018.02.19
大学の卒業式を目前に俺は佐々野君から告白された。
佐々野君からしてみれば受け入れられない事が当然で、この告白を最後に俺の前から消えるつもりだった。
けど、俺はお互い暇なんだから、どうせなら卒業式までの一週間足らずだけ付き合おうと軽く提案した。
ほぼ会話ばかりが続きます。
文字数 23,651
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.03.05
完全フィクションの物語
できるだけリアルに近づけたつもり
男子が主人公で片思い
女子の方も片思いで、卒業後に海外移住予定
作者の私の友達からの課題でこの物語を作った
卒業式、片思い、この2つの課題で書いた
文字数 4,211
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.12
二十五年ぶりに顔を合わせる同窓会。一人の欠員もなく集まった。趣向を凝らしたビデオも会場を盛り上がらせる事になった。
文字数 2,359
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.12.31
もしも卒業文集に怒りを書きなぐれたら。先生の目もある場所。みな本当の気持ちを書けているのでしょうか?
文字数 2,270
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.03.01
1.契約を自分勝手に曲げた王子の誓いは、どうなるのでしょう?
2.非道を働いた者たちへ告げる聖女の言葉は?
3.私は誓い、祈りましょう。
ずっと修行を教えを受けたままに、慈愛を持って。
しかし。、誰のためのものなのでしょう?戸惑いも悲しみも成長の糧に。
後に、慈愛の聖女と言われる少女の羽化の時。
文字数 5,347
最終更新日 2020.07.30
登録日 2020.07.28