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第19回ファンタジー小説大賞 参加作品
いくつかの組織を作りあげた男が一人居た。その男は始めこそ組織のトップに君臨し続けたが、あるとき各組織が分裂してしまった事をキッカケに、その男は悲しみのあまり闇に姿を消したのであった。
勿論、組織の頭らは探しまくった。しかし探しても見つからず、組織は分散して様々な地方を陣取った。そんなことも、つゆ知らずに男は不自由なく隠居生活を楽しみ続けた。しかし、それも束の間。男の隠居生活に幕が落ちてしまう。
文字数 3,165
最終更新日 2019.02.09
登録日 2019.02.09
様々な戦争や討伐での功績を称えられ、賢者となったウルシ。しかし平和な日々に暇を持て余していたウルシは学園で教師として生徒に魔術を教えていた。平和な日々を過ごせるだけの魔術を。
しかしある時、突然生徒が失踪してしまう。
文字数 3,915
最終更新日 2019.10.04
登録日 2019.10.04
魔導都市ゴルモアの社交界で、彼はこう呼ばれている。
「無能な三代目」――魔力ばかり人並外れて、魔法ひとつ使えぬ穀潰し。酒に溺れ、女に甘く、会社は執事任せ。
けれど、私だけは知っている。
夜ごと霧の街へ飛び、罪人だけを狩る無音の処刑人「ブリムストーン」
裁きの前に、奪われた者たちの名を、たったひとりで読み上げる男。
十三歳の私、クロエ・アルジェントは、そんな主のもとへ半年前に押しかけた、筆頭執事。祖父の遺した技のすべてを叩き込まれ、彼の「もう一つの顔」を支える、たったひとりの相棒である。
誰よりも強くて、誰よりも優しいこの人が、どうして無能と嗤われ続けなければならないのか。歯がゆい。歯がゆくて、仕方がない。
けれど今夜も、私は水差しを傾ける。「ご主人様。朝です。正確には、とっくに昼です」
これは、罪と灰の街に生きる、英雄ではない男と、一人の少女の物語。
登録日 2026.07.15
ある田舎に住む山野實《やまのみのる》は、山にゼンマイを取りに行った際、足を滑らせて死んでしまう。死んだはずの實だったが、目を覚ますと雲の上の様な世界にいた。そこでタマ、ナラと名乗る少女と少年に遭遇し、異世界での農業を発展させてほしいと頼み事をされる。死んでしまったからと異世界へ行くことを承諾する。
これから實の異世界生活が始まる?
文字数 106,066
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.01
高校2年生の転校生、真神 帝斗は転校早々イジメを受ける側となった。
抵抗らしい抵抗もせずに暴力を受けていた帝斗と、暴力を振るっていた側を含む同級生達6人と共に教室から異世界へと転移させられた7人は、勇者として召喚されたのだと告げられた。
文字数 109,573
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.02.23
月の女神ディアーナと呼ばれる少女は、幾多の転生を経て今に至る。
やっと辿り着いた運命の相手、創造主の御子であるレオンハルトと夫婦となり、二人永い時を人として旅して回っている。
そんな彼女達を待ち受ける困難。
否、娯楽。
溺愛する夫をよそに、暴れ回りたい妻。
そんな二人のどーしょーもない旅の記録。
本編タイトル
生前やっていたゲームの悪役令嬢に転生した私はヒロインに求婚されましたが、ヒロインは実は男で、私を溺愛する変態の勇者っぽい人でした。私、前世でナニかやらかしました?
です。
文字数 169,490
最終更新日 2023.10.17
登録日 2022.03.07
膨大な魔力を持つ青年は、自身の力を試したいが為だけに諸々の国を攻め落とし、やがて世界の頂点に君臨する身となった。
「魔王」と呼ばれるようになった青年の元には世界各地から服従の証しとして何人もの美姫が贈られて来ていたが、青年にとっては鬱陶しいだけの存在でしかない。
心が冷めて凪いでいる青年には、世の全てが色褪せ、つまらないものにしか感じられない。
贈られた女達は青年に触れられる事も無いまま、名前すら知られないまま、青年の城に暮らしているのだが、その中に一人…おかしな女がいる。
雑草を手に、愛しそうに見詰める少女。
贈られて来た美姫達と比べれば、なぜ此処に居るのか分からない位に見た目は平凡な普通の少女。
他の女達と違い、自身をアピールしてくる事もない、地味で大人しいだけの女。
だが、雑草と戯れるなど頭がおかしい。
その少女がある日、唐突にキレた。
この地に骨を埋め、生涯を掛けてでも成し遂げたい目的をもってこの地に来た筈なのに、たった一年しかこの地に居られなくなったのだと告げた少女は、魔王と呼ばれる青年を自身の憂さ晴らしに巻き込む事にした。
「恋人か夫になったかも知れない貴方と、わたしがしたい事をする!」
少女を雑草女と呼ぶ青年と、そんな青年を悪戯にダーリンと呼ぶ、多くの謎を秘めた少女。
そんな二人を繋ぐ、名前だけは残念なのに美しく可憐な花。
そんな世界の話。
*小説家になろうでも出してます。
文字数 33,892
最終更新日 2022.08.16
登録日 2022.08.04
鼻が赤くなると魔獣に変身、青くなればなんのスキルもない16歳に戻る!?
✱公開のまま、構成変更、登場人物変更、章立て変更などを行います。ご了承くださいませ。
リトマス・シケン氏……この世界に隠然たる力を有する“紳士連盟”の上級幹部。
ひとは、かれを、“妄想博士”とも呼ぶ。
見かけは、学者然とした33歳。白いマントを身に包み、ときにパイプをくゆらしながら思索にふける。
ところが。
かれのでっかい鷲鼻が、赤く色づいたとき、シケン氏は魔獣ハイドライドに変身する。
鼻が青くなったときには、本来の真の姿、16歳の少年にもどってしまう。膨大な智識も失い、剣技もなく、魔法も使えず、なにもできない凡人の少年に……。
この性質を緩和させるには、世界に一つしかない秘宝“賢者の椅子”を手に入れるしかない。その椅子に座りつづけるかぎり、鼻が赤くなったり青くなったりはしなくなるのだ。
シケン氏は、紳士連盟の仕事をこなしつつ、そのかたわら“賢者の椅子”探索に余念がない……
(主な登場人物)
リトマス・シケン氏︰通称「リト」
カイル︰青鼻シケン氏 16歳の少年
魔獣ハイドライド︰赤鼻シケン氏
ラミー︰禁忌の杜の巫女、裸巫女(ラミコ)
セレナ︰コモデン特区の冒険者ギルド職員
マーチャント︰コモデン特区の区長
ジョシュ︰インターエルフ 弓撃術が得意
エナメル︰ヒーラー
ナターシャフ︰Bクラス冒険者
オリヴィエ︰半妖族の族長の娘
(以下、これからの執筆予定です🤭)
リトマス・シケン氏と四の秘宝
リトマス・シケン氏と秘密の扉
リトマス・シケン氏と少女探偵団
リトマス・シケン氏と謎のプリンセス
リトマス・シケン氏とアスカ遺跡の囚人
リトマス・シケン氏とマジックキャスタ
文字数 13,793
最終更新日 2026.08.04
登録日 2026.08.01
異世界転生してチート能力で無双!という話はもはやテンプレート化しつつあるが、もし現実世界でこれらの力が使えたらどうなるのか。
高校生で文芸部員の陽向は、ふとそんなことを疑問に思った。それを聞いた香美は、突如として「もし最強の○○が使えたら」というテーマでシミュレーションを始めるのだった。
文字数 14,469
最終更新日 2025.05.23
登録日 2024.04.26
キャラ文芸大賞は「こんなのを書いたら、確実に落ちるぞ、やめておけ(笑)」
という、しくじり先生の見本にして広く、拡散してください(大笑)
25周年アニバーサリー落選しました(苦笑)〔第9回キャラ文芸大賞の方に移行しましたキャラ文芸参加作品総数878作品、一次選考通過作品〔作品数39作品〕……【キャラ文芸大賞も落選】です、25周年の順位を見ただけで、すでにエントリー締め切り前に落選濃厚気分ですが(25周年アニバーサリーランキングが、120位くらいまで日を追って下降する状況を、いったいどうしろと?) 50位以内に入っていないと、すでにコンテストは敗北です。
表紙はAI生成イラストの怪獣少女です
作中に登場する単語〔人名〕
マンコ・カパック
またはマヤ・マンコについて念のために
(ケチュア語: Manqu Qhapaq・Ayar Manqu、西: Manco Cápac・Ayar Manco、1200年前後)の、インカ神話によるクスコ王国の初代国王の名前です……マンコ・カパック、別に変な意味はありません……たぶん
後付けテーマ
「実の子供でも、生まれ育った環境が違えば別の生き物」
【大雑把なあらすじ】
『怪獣ノート』に子供の時に描いた、怪獣や怪人が実体化して侵略してきたら……描いた本人が巨大ヒーローや等身ヒーローになって怪獣や怪人と闘わなくてはならなくなったら?
そんなストーリーです、地球から25光年離れたこと座ベガのクスコ星系から、主人公の25歳誕生日の前日に娘を名乗る少女が現れます。
★アルファポリスの定義
一般的な文芸小説とは異なり、主人公やその周囲を取り巻く登場人物のキャラクターが漫画やアニメのように個性的で、また、少し変わった舞台設定に特徴のある文芸小説ジャンルを「キャラ文芸」として定義しました
カテゴリー設定が『SF』か『キャラ文芸』か『ライト文芸』か悩むところです……この三つのどれかだとは思いますが。SFから外れてきたような気も
六万文字いくかな?(なんとかなりました)
一話ごとのワンエピソード連作品です
文字数 69,398
最終更新日 2025.11.25
登録日 2025.10.12
香賀獅王は交通事故により転生することとなったが、何故か転生してくれるという女神にとても気に入られていた。知らぬ間に「推し」として認定されており、困惑しながらも本来の天然を発揮し、助けてもらった女神に尽くすことを誓う。
そして、女神に一生尽くすことを誓ったことにより不老不死となり、女神の右腕として仕事を手伝うことになるが、まさか元転生者を裁いていくとは思わず――。
天然で不老不死で推し認定されている青年、女神のために頑張って参ります!
文字数 107,164
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.03.03
フォイ・クローゼは白銀の狼の獣人。彼のスキルは【爪】という変わったものだったが、そのスキルの使い方が上手く、いつしか最強となっていた。
彼にはいくつかの目的があった。その最初の目的が治癒魔法士であり、運良く治癒魔法士である少女と出会ったことから、彼の運命は動いていく。
彼は何故治癒魔法士を探していたのか。
そして、彼の真の目的とは――。
最強獣人主人公、ここに現る――。
文字数 103,617
最終更新日 2025.07.28
登録日 2024.09.11
それは、"先生"、"師匠"、"兄さん"……そんな呼ばれ方をする彼らの、何気ない日常。
そう、彼らにだって、"昔"はあったのだ。
結ばれる絆、交わり、分かれる道。
これは、"今"に繋がる記憶の物語。
※1 作中にごく薄くではありますがボーイズラブ要素がございます。苦手な方はご注意ください。
※2 この作品は星蘭の小説「Knight ―― 純白の堕天使 ――」の番外編にあたる作品です。
単独でもお読みいただけるかとは思いますが、「純白の堕天使」読了後にお読みいただけましたらより楽しんでいただけるかと思います。
文字数 146,641
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.07.15
文字数 3,803
最終更新日 2025.08.03
登録日 2020.08.15
誰もが空に、自分だけの願い星を探してる。
これはそれぞれの星を追いかける3人の物語。
ちょっと笑えて、時々切ないお仕事×冒険(?)×星空ファンタジー。
入学試験に遅刻しそうな少女が、通りすがりの冒険者2人に依頼して最短コースで旅をするおはなしです。
※実質の本編は2話からなので、1話はスキップしても読めます。
※現在公開中の第一章には戦闘シーンはありません。ゆるっとキャラの掛け合いをお楽しみください。
【登場人物】
・ミラ/天文魔法学校・中等部の入学試験を目指す少女。
・アロウ/剣士。長身で顔がこわいが意外と世話好き。
・リル/魔術師。中性的な容姿の持ち主で気まぐれ。アロウとは古い付き合い。
・フィリー/考古学者。以前アロウとリルと共に旅をした仲間。2人をサポートする。
文字数 10,458
最終更新日 2025.12.27
登録日 2025.12.27
【第一巻完結済】
全ての労働がAIに取って代わられた近未来。人々は豊かとまではいかないが平和で幸せな生活を営み、誰もが労働に縛られることなく自由を謳歌している。
膨大な余暇を得た人類は娯楽の進化に注力し、遂には全てのゲームを仮想現実に変換できるデバイスが開発された。これによって、画面越しに見ていたあらゆる世界を現実のように体験できるようになったのである。
高校生のエイタもまた、例に漏れずゲームに明け暮れていた。お気に入りのソフトはMMORPG――《フィヨルディア》。このゲームには特異な点があった。それは、百年以上も前にサービスが終了しているにも拘わらずログインが可能であるということ。更に、フィヨルディアは元々VRではないため、世界を仮想現実に変換したことによる齟齬が生まれていた。なんと仮想現実ではオープンワールドの果てを越え、存在しないはずの場所へと辿り着くことができたのである。
それからフィヨルディアという仮想世界を調査していくにつれて、エイタは現実世界を取り巻く残酷な闇を知ることとなる。現実世界の人間が何げなく享受しているAIの普及について、フィヨルディアの中に全ての真相が隠されていた。そうして通常のゲームプレイでは踏み入れない世界の果てに辿り着いてしまったことで、ゲームの範疇を超えた命懸けの戦いが幕を開けるのだった。
文字数 216,576
最終更新日 2025.04.23
登録日 2025.03.09
文字数 4,404
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.06.30
神崎アイリは、冷徹な知性と鉄のリーダーシップで日本のエンタメ界に帝国を築き上げたトップCEOだった。推しアーティストを庇って命を落とした彼女が目を覚ましたのは、見知らぬ世界の海賊船の暗い船底だった。魔法も特別な力もなく、言葉すら通じない絶望的な状況で、アイリは絶望するどころか、海賊たちの杜撰な経営と流通を冷静に分析し始める。崩壊寸前の海洋国家タラシアの王子セラムに救出された彼女は、四大国王の同時暗殺によって大陸が戦争の危機に瀕していることを知る。生き残るため、元CEOは唯一にして最強の武器――現代の「経営戦略」を手に立ち上がる。
文字数 32,655
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.28
「契約書なしに魔王討伐なんてお断り」
――最強チート集団は『英雄』ではなく『経営者』、明治維新を経て養殖業者に至る――
従来の異世界転移やチート能力というテンプレートを、
現代の経済学、合理主義、社会心理学といった視点から徹底的に再構築(脱構築)した物語です。
召喚された九人の英雄「クラウドナイン(C9)」は、単なる善意の味方ではない。
彼らは「現代的な合理性」を武器に、わずか一年で世界を塗り替えた冷徹な統治者だった。
しかしある日、C9の一人が村を無慈悲に焼き払う。
彼の能力『神のサイコロ』は確率を操作し、100%の回避と命中を約束する。
神の領域にある「絶対的チート」を前に、唯一生き残った青年・劉斗は誓う。
なぜ、最強のチート集団が、最後には「養殖業者」へと至ったのか。
「異世界を真剣に統治・経営するとどうなるか」
皮肉とリアリズムを交えて描かれる、三つの時代を巡る救世主たちの記録。
【構成】 第1章:復讐のアンチチート編(最強攻略) 第2章:救世主、養殖業者になる編(異世界経営) 第3章:異世界鎌倉幕府編(統治の原点) ※全三章、完結済み。
文字数 52,586
最終更新日 2026.02.11
登録日 2026.01.18
神々の元に地球からの悲鳴が届いた。
天地創造の神が宇宙を創造してから7度目の地球再生に取り組むことにするが、宇宙や多次元を破壊せずに地球を再生する物質やエネルギーを調達するために、地球上で生活する一種族の血と肉と魂を使わなければならない。
神々はそれぞれの種族、地域に息子達や預言者を送り、一年を期限として、絶滅する種族を決めるように求めたが、各国首脳はなかなか動かず、人々も伝えられた時はパニックになっていたが、一年の間にだんだんと忘れ去ってしまった。
そして一年後、天地創造の神が現れ、絶滅する種族をすべての種族に伝えたが・・・。
文字数 56,604
最終更新日 2021.08.10
登録日 2021.08.08
人を喰らうはずの怪物は、なぜか人を喰わなかった。
かつて存在した王都アーベは、
「業火の怪物」によって滅ぼされた。
そして今――その怪物は、生きている。
人の記憶を失いながら、
それでもなお、人を喰うことだけは拒み続けて。
そんな存在を拾ったのは、
盲目で、感情の薄い少女エルシャ。
受け入れる者と、拒み続ける者。
交わるはずのなかった二人の生活は、静かに始まった。
だが、その均衡は長くは続かない。
魔法国家セレスティア王国は、
「人喰い」を執拗に追っていた。
そして――
怪物は、再び選ばされる。
喰らうか。
それとも、失うか。
文字数 208,028
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.02
世界のどんな地図にも載っていない王国がある。
だがその王国は、歪んだ現実のどこかに確かに存在している。
その地を治めるのは、全身を長い黄色い布で包んだ正体不明の王。
人々はそれを「狂王」と呼び、またある者は「黄衣の王」と呼ぶ。
この王国には、生まれた者、迷い込んだ者、そして理由もなく存在する者が混在している。
彼らの目的は単純でありながら、決して容易ではない。
――この世界で起きている“現象の正体”を知ること。
だが、その探求が進むほどに、すべての断片は一点へと収束していく。
どの真実も、どの謎も、どの異常も――最終的に同じ存在へと繋がっている。
黄衣の王。
そして彼らはまだ知らない。
真実へ近づくことが、そのまま“彼の前へ歩み寄ること”だということを。
文字数 39,706
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.07.21
クラスごと異世界転移した主人公のシンタロー・タカクラ。
召喚された王国から無能な役立たずだったので追放されたが、それは異世界の人にとっては大きな間違い。
そんな中、他の国の勇者の従者になりながら、たった一つのスキル「CAG」で様々な問題を起こしていく。
異世界で主人公たち、王国連合、魔王との噛み合わない争いが起こる。
文字数 84,161
最終更新日 2023.08.27
登録日 2019.11.19
神から選ばれし者に与えられる能力「刻印」。
クレイヴァー・ストランドの刻印は「考古学」だった。
遺物の年代を測れる程度の「冴えない」能力。
王立図書館で出会った司書、アルマリア・ヴィンター。
彼女もまた「読解術」という、一見すると平凡な刻印の持ち主だった。
二人は辺境の遺跡で、ある発見をする。
そこに記されていたのは、失われた文明の莫大な力。
そして、彼らの刻印に隠された本当の意味。
誰も気付かなかった二つの能力が重なり合うとき、古代文明の扉が、静かに開かれる――。
【主な登場人物】
クレイヴァー・ストランド(愛称:クレイ)
刻印:「考古学」(左手)
能力:遺物の年代測定、材質分析
職業:考古学者
性格:慎重、能力の危険性を理解している
アルマリア・ヴィンター(愛称:アルマ)
刻印:「読解術」(左手)
表の能力:文献の解読、書き手の感情読み取り
職業:王立図書館司書
性格:普段は控えめ、本の話題で饒舌に
ライル・フォスター
刻印:なし
職業:山岳ガイド、探検装備店「銀の羅針盤」店主
性格:陽気な表の顔と慎重な内面
サラ・ミリア・アデール
刻印:「看破」(右目の下)
表の能力:嘘の気配が分かる
職業:砂漠の交易都市で目利き・商品査定、族長の娘として民の統率も担う
性格:ハキハキとした物言いと物おじしない態度
登録日 2026.07.15
身長二メートルの大男、ツバキの職業は仕立屋だ。
とはいえ店を持たない渡りの裁縫士。受ける仕事は古着の修繕ばかり。
庶民相手の仕事は実入りが少なく、ツバキはいつもすきっ腹を抱えていた。
どうしようもなく食うに困ると、ツバキはその体を生かした日雇い仕事で食い扶持を稼ぐしかなかった。
口入屋で紹介される仕事は裁縫とは無縁の力仕事。中には護衛や用心棒といった危険が伴う仕事も含まれていた。
「その体に、その顔。それだけで泥棒除けになる」
岩を鑿で削ったような武骨な顔つきを見込まれて仕事をあてがわれることもあった。
そんなある日、ツバキが用心棒として泊まり込む大店に強盗団が夜襲をかけた。たまたま便所にいたツバキをのぞいて、用心棒たちはいきなり命を奪われた。
主人家族を脅して金蔵の鍵を開けさせようとする強盗団相手に、ツバキは一人戦うことを決意する。
登録日 2026.07.30