「やり直し」の検索結果
全体で681件見つかりました。
ルーデンベルグ王国の王宮の広間。
ここで、私は婚約者であるライアン・ルーデンベルグ王太子殿下から、鋭い視線を浴びていた。
「ルーシー・ヘルツェビナ!!
お前との婚約は破棄だ! お前のような悪辣な女が王太子妃、ひいては王妃になるなど、この国の損失にしかならない!
私はここにいる心優しいマリーナ嬢を婚約者とする!
そしてお前は、この未来の王妃であるマリーナに対する様々な嫌がらせや、破落戸を雇ってマリーナを襲わせようとした罪により、娼館送りとする!」
有無をも言わせず、質素な立て付けの悪い小さな馬車に無理やり乗せられ、娼館送りとなり、その途中で私は死んだ。
……はずだったのに、何故また生きてるの?
しかも、今の私は幼い頃に戻っている!?
ならば。
人生の、やり直しが出来るのでは?
今世は、ライアン第一王子殿下の婚約者になりたくない!
ライアン様にもマリーナにも関わらずに、私は幸せに長生きする事を目標として生きていくわ!
文字数 71,674
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.05.16
ひたすら自分に厳しく練習と経験を積んできた斎川莉音はアイドルグループResonance☆Seven(レゾナンスセブン)のメンバーの1人で、リオンとして活動中。
アイドルとして節目を迎える年に差し掛かる。
だがメンバーたちとの関係はあまり上手くいってなかった。
最初は同じ方向をみんな見ていたはずなのに、年々メンバーとの熱量の差が出てきて、莉音はついに限界を感じる。
メンバーたちに嫌われた自分が消えて上手く回るのなら自分はきっと潮時なのだろう。
莉音は引退を決意。
そして契約更新の年、莉音は契約の更新をしなかった。卒業ライブもせずにそのまま脱退、世間から姿を消した。
しばらくはゆっくりしながら自分のやりたいことを見つけていこうとしていたら色々あって死亡。
死ぬ瞬間、目標に向かって努力して突き進んでも結局何も手に入らなかったな……と莉音は大きな後悔をする。
そして目が覚めたら10歳の自分に戻っていた。
どうせやり直すなら恋愛とか青春とかアイドル時代にできなかった当たり前のことをしてみたい。
グループだって俺が居ない方がきっと順調にいくはず。だから今回は芸能界とは無縁のところで生きていこうと決意。
10歳の年は母親が事務所に履歴書を送る年だった。莉音は全力で阻止。見事に防いで、ごく普通の男子として生きていく。ダンスは好きだから趣味で続けようと思っていたら、同期で親友だった幼馴染みやグループのメンバーたちに次々遭遇し、やたら絡まれる。
あまり関わりたくないと思って無難に流して避けているのに、何故かメンバーたちはグイグイ迫って来るし、幼馴染みは時折キレて豹変するし、嫌われまくっていたやり直し前の時の対応と違いすぎて怖い。
何で距離詰めて来るんだよ……!
ほっといてくれ!!
そんな彼らから逃げる莉音のやり直しの日常。
※アイドル業界、習い事教室などの描写は創作込みのふんわりざっくり設定です。その辺は流して読んで頂けると有り難いです。
文字数 84,048
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.13
夜の寝所で裸で抱き合う男女。
女性は従姉、男性は私の婚約者だった。
私は泣きながらその場を走り去った。
涙で歪んだ視界は、足元の階段に気づけなかった。
階段から転がり落ち、頭を強打した私は死んだ……はずだった。
けれど目が覚めた私は、過去に戻っていた!
※この作品は、他サイトにも投稿しています。
文字数 14,787
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.18
「ごきげんよう。このたび、あなたの正妃として嫁いでまいりました、モルディア国第一王女にしてマグドネル国王の養女、ヴィオレーヌと申します。あなたが殺害を計画した、女です」
ヴィオレーヌは、夫となるルーファスに剣を突きつけて微笑んだ。
戦に負けたマグドネル国からの人質として、ヴィオレーヌは今日、ルウェルハスト国へ嫁いで来たのだ。
そして一度目の人生で今日夫ルーファスに殺されたヴィオレーヌは、人生をやり直して今日に戻って来た。殺されぬよう、絶大な力を手に入れて。
「禁術で旦那様の心臓とわたしの心臓をつなげさせていただきました。文字通りの運命共同体ですわ。ふふっ、夫婦らしくていいでしょう?」
笑顔で宣言するヴィオレーヌに、ルーファスは愕然と目を見開く。
祖国モルディア国のため、敵国だった国で自分を殺そうとした夫の側で、うまく立ち回り生きていくことを決意するヴィオレーヌ。
周囲が敵ばかりの国で、ヴィオレーヌは己の力を見せつけ、少しずつ味方を増やしていく。
それはやがて、いつしかヴィオレーヌを疎んじていたはずのルーファスの心まで動かしていき――
力をつけて、覚悟を決めて挑んだヴィオレーヌが、やり直しの人生でトラブルに巻き込まれながらも幸せをつかんでいくお話です。
文字数 208,656
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.03.29
過去に戻って、過去の自分を助けるお話。
ご都合主義のハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,514
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.06.01
オルレリアン王国の公爵令嬢セシリアは、誰からも愛されていなかった。
母は幼い頃に亡くなり、父である公爵には無視され、王宮の使用人達には憐れみの眼差しを向けられる。
婚約者であった王太子と結婚するが夫となった王太子には冷遇されていた。
そんなある日、セシリアは王太子が寵愛する愛妾を害したと疑われてしまう。
どうせ処刑されるならと、セシリアは王宮のバルコニーから身を投げる。
死ぬ寸前のセシリアは思う。
「一度でいいから誰かに愛されたかった。」と。
目が覚めた時、セシリアは12歳の頃に時間が巻き戻っていた。
セシリアは決意する。
「自分の幸せは自分でつかみ取る!」
幸せになるために奔走するセシリア。
だがそれと同時に父である公爵の、婚約者である王太子の、王太子の愛妾であった男爵令嬢の、驚くべき真実が次々と明らかになっていく。
小説家になろう様にも投稿しています。
タイトル変更しました!大幅改稿のため、一部非公開にしております。
文字数 185,070
最終更新日 2024.05.27
登録日 2022.06.14
俺は人生をやり直したかっただけなのになぜかハイスぺ女子に囲まれてる件
「私はもっとゲームが、上手くなりたいだから私が、アナタをリア充にしてあげるから、私にゲームを教えてください!」
ブラック企業勤めのサラリーマンが横転したトラックに跳ねられて気が付くと、13年前の高校入学前にタイムスリップ(タイムリープ)していた。
しかしその世界は男女比1:4の世界で……そんな高校生。須藤ユウトが息抜きにFPSゲームをしているとゲーム世界の有名人【U_MAn】とオフ会をすることになった。当日喫茶店に現れた【U_MAn】は、美少女JKの三ヶ日《みっかび》桃だった。
桃は俺に「私がアナタをリア充にしてあげるから、私にゲームを教しえてください!」と提案する。
俺はその提案を承諾したことで、ユウトの人生は一度目とは違い華やかなモノへと変化していく。
一度目の人生に後悔があった。あの時逃げていなければ……そう思い出す度に後悔していた人生だったけど、俺は人生をやり直す機会を手に入れた。
人生二週目のおっさん高校生が今、会社で培ってきた経験を糧に学生生活を謳歌しつつ、努力の果てに未来を変えていく物語……
これは三ヶ日桃を始めとする個性豊かな同級生たちと過ごす。元女子高を舞台とした男女比3対7のハーレムライフが始まる。
しかし、元おっさんには女子の流行が分かるはずもなく……これはおっさん高校生がリア充になるための奮闘記
文字数 33,030
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.05.17
コミカライズスタートしました♡♡作画は甲羅まる先生です。
目が覚めると私は牢屋で寝ていた。意味が分からない……。
どうやら私は何故か、悪事を働き処刑される寸前の白豚令嬢【ソフィア・グレイドル】に生まれ変わっていた。
何で?そんな事が?
処刑台の上で首を切り落とされる寸前で神様がいきなり現れ、『魂を入れる体を間違えた』と言われた。
ちょっと待って?!
続いて神様は、追い打ちをかける様に絶望的な言葉を言った。
魂が体に定着し、私はソフィア・グレイドルとして生きるしかない
と……
え?
この先は首を切り落とされ死ぬだけですけど?
神様は五歳から人生をやり直して見ないかと提案してくれた。
お詫びとして色々なチート能力も付けてくれたし?
このやり直し!絶対に成功させて幸せな老後を送るんだから!
ソフィアに待ち受ける数々のフラグをへし折り時にはザマァしてみたり……幸せな未来の為に頑張ります。
そんな新たなソフィアが皆から知らない内に愛されて行くお話。
実はこの世界、主人公ソフィアは全く知らないが、乙女ゲームの世界なのである。
ヒロインも登場しイベントフラグが立ちますが、ソフィアは知らずにゲームのフラグをも力ずくでへし折ります。
文字数 461,130
最終更新日 2023.12.12
登録日 2021.09.01
アネモネは結婚5年目で親友だと信じていたダリアに崖から突き落とされて死んだはずだったが、17歳の頃に戻っていた。そしてアネモネはやり直しを決意する。
自らを省みたアネモネは幸せを掴んでいく。
3万字程度のショートとなります。
完結まで出来ているので毎日18時頃更新となります。
ロバート・デニス侯爵令息の名前をロバート→ナルクに変更しております。変更忘れがあったらこそっと教えていただけると嬉しいです!
ラニエル・トッドリア侯爵令嬢の名前をラニエル→アイビーに変更しております。変更忘れがあったら……。
ノイエ・ホワイトエール殿下の名前をノイエ・ホワイトエール→ラナン・ファイロジアに変更しております。変更忘れがあったらこっそっと……(;´Д`)ノヒャア……
('ω')何故こんなことになったかというと、主要人物の名前を花の名前で統一したろ!と最後まで書き終わってから変えたからですドーン! ナルク(ナルキッサス・水仙)という感じで使っております。そろそろ春だしね~(*‘ω‘ *)
文字数 40,225
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.03.09
【元・悪役令息の溺愛セカンドライフ物語】
*真面目で紳士的だが少し天然気味のスパダリ系公爵✕元・悪役令息
「ダリル・コッド、君との婚約はこの場をもって破棄する!」
婚約者のアルフレッドの言葉に、ダリルは俯き、震える拳を握りしめた。
(……や、やっと、これで悪役令息の役目から開放される!)
悪役令息、ダリル・コッドは知っている。
この世界が、妹の書いたBL小説の世界だと……――。
ダリルには前世の記憶があり、自分がBL小説『薔薇色の君』に登場する悪役令息だということも理解している。
最初は悪役令息の言動に抵抗があり、穏便に婚約破棄の流れに持っていけないか奮闘していたダリルだが、物語と違った行動をする度に過去に飛ばされやり直しを強いられてしまう。
そのやり直しで弟を巻き込んでしまい彼を死なせてしまったダリルは、心を鬼にして悪役令息の役目をやり通すことを決めた。
そしてついに、婚約者のアルフレッドから婚約破棄を言い渡された……――。
(もうこれからは小説の展開なんか気にしないで自由に生きれるんだ……!)
学園追放&勘当され、晴れて自由の身となったダリルは、高額な給金につられ、呪われていると噂されるハウエル公爵家の使用人として働き始める。
そこで、顔の痣のせいで心を閉ざすハウエル家令息のカイルに気に入られ、さらには父親――ハウエル公爵家現当主であるカーティスと再婚してほしいとせがまれ、一年だけの契約結婚をすることになったのだが……――
元・悪役令息が第二の人生で公爵様に溺愛されるお話です。
(表紙素材)
表紙の素敵な素材は以下の方々よりお借りしました!ありがとうございます!
・背景…それす様(https://tatakon518.wixsite.com/mysite)
・ダリル…zyくん様『推し男子高校生メーカー』(https://picrew.me/image_maker/11534)
・カーティス…Y_at様『お隣男子メーカー』(https://picrew.me/image_maker/31304)
文字数 285,652
最終更新日 2023.11.16
登録日 2022.10.29
公爵令嬢のソフィアは、ずっと一緒にいた婚約者である第一王子に、婚約破棄を告げられた。
その理由は、
「本当に愛する人ができたから」
相手は男爵令嬢のクロエ。
心底彼を愛していたソフィアは、泣く泣く彼と別れ、新しい道を進むことにする。
学園を卒業し、すぐさま王子とクロエは結婚。ソフィアは「傷物」でも良いと言ってくれた幼馴染と婚約する。
ーーが、ソフィアが婚約式を上げた次の日、第一王子は彼女の屋敷にやって来てこう言った。
「クロエに私は騙されたんだ。もう一度やり直してほしい」
いやいやいや。何をおっしゃっているんですか、殿下。私たちはもう終わったんですよ?
文字数 74,772
最終更新日 2023.03.19
登録日 2021.04.07
私、クラウディア・リュカ・クロスローズは、子供の頃に倒れて、前世が柏樹深緒という日本人だったことを思い出した。そして、クラウディアとして一度生きた記憶があることも。
だけど、私、誰かに剣で胸を貫かれて死んでる??
「このままだと、私、殺されるの!?」
このまま死んでたまるか!絶対に運命を変えてやる!と、持ち前の根性で周囲を巻き込みながら運命回避のために色々と行動を始めた。
まず剣術を習って、魔道具も作って、ポーションも作っちゃえ!そうそう、日本食も食べたいから日本食が食べられるレストランも作ろうかな?
死ぬ予定の年齢まであと何年?まだあるよね?
姿を隠して振舞っていたら、どうやらモテ期到来??だけど、私……生きられるかわかんないから、お一人様で過ごしたいかな?
でも、結局私を殺したのって誰だろう。知り合い?それとも…
※ ゆる~い設定です。
※ あれ?と思っても温かい心でスルーしてください。
※ 前半はちょっとのんびり進みます。
※ 誤字脱字は気を付けてますが、温かい目で…よろしくお願いします。
文字数 64,568
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.05.11
「アナ、君と私の婚約を解消することに決まった」
王太子殿下は、今にも泣きそうな顔だった。
「王太子殿下、貴方の婚約者として過ごした時間はとても幸せでした。ありがとうございました。
どうか、隣国の王女殿下とお幸せになって下さいませ。」
「私も君といる時間は幸せだった…。
本当に申し訳ない…。
君の幸せを心から祈っているよ。」
婚約者だった王太子殿下が大好きだった。
しかし国際情勢が不安定になり、隣国との関係を強固にするため、急遽、隣国の王女殿下と王太子殿下との政略結婚をすることが決まり、私との婚約は解消されることになったのだ。
しかし殿下との婚約解消のすぐ後、私は王命で別の婚約者を決められることになる。
新しい婚約者は殿下の側近の公爵令息。その方とは個人的に話をしたことは少なかったが、見目麗しく優秀な方だという印象だった。
婚約期間は異例の短さで、すぐに結婚することになる。きっと殿下の婚姻の前に、元婚約者の私を片付けたかったのだろう。
しかし王命での結婚でありながらも、旦那様は妻の私をとても大切にしてくれた。
少しずつ彼への愛を自覚し始めた時…
貴方に好きな人がいたなんて知らなかった。
王命だから、好きな人を諦めて私と結婚したのね。
愛し合う二人を邪魔してごめんなさい…
そんな時、私は徐々に体調が悪くなり、ついには寝込むようになってしまった。後で知ることになるのだが、私は少しずつ毒を盛られていたのだ。
旦那様は仕事で隣国に行っていて、しばらくは戻らないので頼れないし、毒を盛った犯人が誰なのかも分からない。
そんな私を助けてくれたのは、実家の侯爵家を継ぐ義兄だった…。
毒で自分の死が近いことを悟った私は思った。
今世ではあの人達と関わったことが全ての元凶だった。もし来世があるならば、あの人達とは絶対に関わらない。
それよりも、こんな私を最後まで見捨てることなく面倒を見てくれた義兄には感謝したい。
そして私は死んだはずだった…。
あれ?死んだと思っていたのに、私は生きてる。しかもなぜか10歳の頃に戻っていた。
これはもしかしてやり直しのチャンス?
元々はお転婆で割と自由に育ってきたんだし、あの自分を押し殺した王妃教育とかもうやりたくたい。
よし!殿下や公爵とは今世では関わらないで、平和に長生きするからね!
しかし、私は気付いていなかった。
自分以外にも、一度目の記憶を持つ者がいることに…。
一度目は暗めですが、二度目の人生は明るくしたいです。
誤字脱字、申し訳ありません。
相変わらず緩い設定です。
文字数 204,609
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.07.02
目が覚めたら私は、妙な懐かしさを感じる部屋にいた。
「お嬢様、目を覚まされたのですねっ!」
怠い体を起こそうとしたのに力が上手く入らない。
何とか顔を動かそうとした瞬間、大きな声が部屋に響いた。
お嬢様?
私がそう呼ばれていたのは、遥か昔の筈。
結婚前、スフィール侯爵令嬢と呼ばれていた頃だ。
私はスフィール侯爵の長女として生まれ、亡くなった兄の代わりに婿をとりスフィール侯爵夫人となった。
その筈なのにどうしてあなたは私をお嬢様と呼ぶの?
疑問に感じながら、声の主を見ればそれは記憶よりもだいぶ若い侍女だった。
主人公三歳から始まりますので、恋愛話になるまで少し時間があります。
文字数 132,845
最終更新日 2024.05.29
登録日 2021.01.28
奴隷として生きてきたロクは、ある日大貴族であるアーレント公爵家に買われることとなった。
夜伽か暗殺か。どんな任務を任されるのかと身構えていたロクに、公爵家の人間達は何故か異様に優しく接してくる。
公爵家の次男として迎え入れられ、与えられたものは何不自由ない裕福な生活。
奴隷に貴族がこんなにも優しくしてくれる訳が無いと考えたロクは、この生活が何らかの任務の事前報酬ではないかと解釈。
主人である公爵の為、報酬に見合う成果を出そうと意気込むが―――
何故かデレデレな公爵、過保護過ぎる兄、最強と言われる婚約者まで…?
とんでもない誤解を抱えるロクとそんなロクを溺愛する周囲の人間達の、10年越しのやり直しライフが始まる。
※攻めの登場は少し先です
文字数 85,761
最終更新日 2023.03.10
登録日 2022.11.26
第二章【記憶を失った侯爵夫人ですが、夫と人生やり直します。】完結です。
記憶を失った私は侯爵夫人だった。しかし、旦那様とは不仲でほとんど話すこともなく、パーティに連れて行かれたのは結婚して数回ほど。それを聞いても何も思い出せないので、とりあえず記憶を失ったことは旦那様に内緒にしておいた。
旦那様は美形で凛とした顔の見目の良い方。けれどお城に泊まってばかりで、お屋敷にいてもほとんど顔を合わせない。いいんですよ、その間私は自由にできますから。
屋敷の生活は楽しく旦那様がいなくても何の問題もなかったけれど、ある日突然パーティに同伴することに。
旦那様が「わたし」をどう思っているのか、記憶を失った私にはどうでもいい。けれど、旦那様のお相手たちがやけに私に噛み付いてくる。
記憶がないのだから、私は旦那様のことはどうでもいいのよ?
それなのに、旦那様までもが私にかまってくる。旦那様は一体何がしたいのかしら…?
小説家になろう様に掲載済みです。
文字数 132,137
最終更新日 2023.04.17
登録日 2022.06.06
中国の三国時代、炎興元年(263年)、蜀の第二代皇帝、劉禅は魏の大軍に首府成都を攻められ、降伏する。
蜀は滅亡し、劉禅は幽州の安楽県で安楽公に封じられる。
私は道を誤ったのだろうか、と後悔しながら、泰始七年(271年)、劉禅は六十五歳で生涯を終える。
ところが、劉禅は前世の記憶を持ったまま、再び劉禅として誕生する。
ときは建安十二年(207年)。
蜀による三国統一をめざし、劉禅のやり直し三国志が始まる。
第1部は劉禅が魏滅の戦略を立てるまでです。全8回。
第2部は劉禅が成都を落とすまでです。全12回。
第3部は劉禅が夏候淵軍に勝つまでです。全11回。
第4部は劉禅が曹操を倒し、新秩序を打ち立てるまで。全8回。第39話が全4部の最終回です。
文字数 102,483
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.09.18
リューン・アレグナーはこの日一大決心をした。
それは契約で始まったこの婚姻を白紙に戻すこと。
宮廷魔術師である夫に離縁を申し込み、白い結婚を終わらせることだった。
「旦那様、私と離縁してくださいませ!」
しかし夫であるヴィクターは何故かその場を逃亡し、「宮廷魔術師を辞めてくる」と文を送ってきた。
その数日後、宮廷魔術師を休職したというヴィクターが戻ってきて告げた。
「君は何か誤解をしている。今から君との関係をやり直したい」
「何を仰っているのですか、旦那様」
こうして身を引きたい妻と、引き止めたい夫のやり直しの結婚生活が始まった。
文字数 15,591
最終更新日 2024.01.21
登録日 2024.01.16
「死んでくれればいいのに」
十七歳になる年。リリアーヌ・ジェセニアは大好きだった婚約者クラウス・ベリサリオ公爵令息にそう言われて見捨てられた。そうしてたぶん一度目の人生を終えた。
だから、二度目のチャンスを与えられたと気づいた時、リリアーヌが真っ先に考えたのはクラウスのことだった。
今度こそ必ず、彼のことは好きにならない。
そして必ず病気に打ち勝つ方法を見つけ、愛し愛される存在を見つけて幸せに寿命をまっとうするのだ。二度と『死んでくれればいいのに』なんて言われない人生を歩むために。
突如として始まったやり直しの人生は、何もかもが順調だった。しかし、予定よりも早く死に向かう兆候が現れ始めてーー。
リリアーヌは死の運命から逃れることができるのか? そして愛し愛される人と結ばれることはできるのか?
そもそも、一体なぜ彼女は時を遡り、人生をやり直すことができたのだろうかーー?
わけあって薄幸のハリボテ令嬢となったリリアーヌが、逆行して幸せになるまでの物語です。
文字数 128,735
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.11
嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする
レンタル有り
母を亡くした侯爵令息シャルルは、父の再婚相手と義弟のジェイドとリエンを冷遇し、不幸の連鎖から非業の死を遂げる。
しかし死んだはずの彼が目を覚ますと、なぜか義弟たちと出会う前に戻っていた。
今度は悲惨な人生を辿るまいと彼らを大切にしてみたところ、義弟たちに溺愛されるようになりーー!?
愛され義兄の逆行転生BL、開幕!
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本編は完結しました☆
【書籍化決定!】
2022年6月13日刊行です(^^)
番外編を投稿していますが、書籍化改稿前に投稿していた番外編はweb掲載していた時の設定で書いている場面もあります。
現在載せている番外編は時間はかかりますが改稿・修正していきたいと思っておりますm(._.)m
何とぞよろしくお願いします。
文字数 367,097
最終更新日 2024.04.08
登録日 2020.10.04