「第」の検索結果
全体で22,621件見つかりました。
* R18ラブコメ?です。
「コーラ、飲みたい」
第六王女の私、フレイアの呟きをきいた男爵令嬢リリアンが言った。
「もしかして、王女様は転生者ですか……? コーラをご馳走しますので相談に乗っていただけませんか?」
私は前世の記憶があるけれど、この世界が乙女ゲームとやらの世界だとは知らなかった。
本来の悪役令嬢は私の姉らしいけど、人をいじめるような性格じゃなかったしすでに新興国へ嫁いでいる。
「代わりに、イベントを起こしてくださいませんか」
ヒロインであるリリアンのドレスにワインをぶちまけてほしい、と。
バルコニーで困っていると本命の騎士団長令息が助けてくれて恋が始まるんだとか。
「私の品性が問われるよね……半年後に結婚するんだけど」
私の身分剥奪と国外追放は困る。
この国の宰相令息グレイソンとの政略結婚だけど、とくに不満はない。
前世でも一通り経験してるから。
「バルコニーで目立たないですし、小さなイベントですから、大丈夫です! どうか、お願いします!」
コーラの味見をさせてもらった私は、誘惑に負けてこの話にのることにした。
悪役令嬢イベントにちょっぴり協力すると、婚約者がなぜか執着してくる、そんな二人のお話。
* Rに※マークつけました。
* 頭を空っぽにして息抜きにお読みいただけるとうれしいです。
* 全 10話+番外編(別であげていた『ずっと手をつないでいて』は毛色の違う甘めのお話です。こちらに納めました。単独で読めます)
* 登場人物の年齢を引き上げて、ささやかな改稿しました。('22.01)
* 表紙はCanvaさまで作成した画像を使用しております。
文字数 60,002
最終更新日 2021.02.20
登録日 2020.04.09
聖女ミーシェは断罪された。
『言祝ぎの聖女』の座を聖女ラヴィーナから不当に奪ったとして、聖女の資格を剥奪され国外追放の罰を受けたのだ。
だが、隣国との国境へ向かう馬車は、同乗していた聖騎士ウィルと共に崖から落ちた。
誤字脱字があると思います。見つけ次第、修正を入れています。
恋愛要素は完結までほぼありませんが、ハッピーエンド予定です。
文字数 27,688
最終更新日 2025.01.05
登録日 2024.12.31
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
文字数 145,575
最終更新日 2022.02.21
登録日 2022.01.11
国王クリフ・ガルシアは最愛のエミリーとの結婚をやっと勝ち取ったが、それには条件があった。
それに従い、三年後に第二妃を迎えた。絶対に愛さない。そう宣言して。
家族と別れて嫁いできた第二妃。夢を失い、希望を砕かれ、家族を失った彼女はその胎内で災禍を育てる。
文字数 45,073
最終更新日 2025.05.16
登録日 2025.04.24
これは、TS異世界生活記の主人公『田中マコト』のその後を描く物語。
女神の遣いとして、彼女から下された使命を全うする役目を与えられた彼女(彼)は、その第一の任務として再び異世界へと転移する。
その世界では、人の欲望から生み出された怪物『ザイマ』とそのザイマを倒す魔法少女が存在し、両者は世間に認知されながら戦いを繰り広げていた。
我らがマコトも魔法少女としてその戦いに参加することになったのだが、彼女が相手するザイマは通常のそれとはまた少し違う特徴を持っていて……?
戦い方はSEX! というより、戦いよりもSEX♡
男たちの性欲から生み出された怪人と、淫乱として完全覚醒したマコトとの卑猥な戦いが今、始まる!
「ボクの名前はマコト! 性技の淫乱魔法少女だよっ♡」
これは、淫らさを隠そうともしない変態TS魔法少女が世界を救うまでの道筋を描いた英雄譚……なのかなぁ?
文字数 74,081
最終更新日 2021.06.23
登録日 2020.08.31
エリーゼ・シュルツ公爵令嬢は、この国の第一王子の婚約者として、将来の王妃になるべく厳しい教育に励んでいた。しかし、学園での生活は不穏な空気に包まれ始める。噂では、王子が転校生の愛らしい男爵令嬢ミリアリアと親密な関係になっているという。
ある日、学園の裏庭で王子とミリアリアが親しげに話す場面を目撃し、動揺したエリーゼは、帰宅後に倒れ、怪我を負ってしまう。その後、目覚めた彼女の脳裏に過去の記憶と、驚くべき「真実」が浮かび上がる。実はこの世界は、彼女の前世で読んでいた「悪役令嬢モノ」の物語そのものだったのだ。そして彼女自身がその物語の悪役令嬢に転生していることに気づく。
…と同時に、重大なことにも気づいてしまう…
ん?この王子、クズじゃね?!
そして、このまま物語の通り進行したら、待ってるのは「ハッピーエンドの後のバッドエンド」?!
自分が悪役令嬢モノの主人公だと自覚しつつも、ゆるふわ物語に騙されず、現実を切り開く令嬢の物語。
文字数 13,173
最終更新日 2025.01.23
登録日 2025.01.23
「いい加減になさい!この付きまとい女が!」
片想いをしていたマテオの幼なじみであるナディアに怒鳴りつけられて、私アリアはやっと気づきました。
この世界は以前読んだことのある物語で、自分は今さっき出番の終わったモブの伯爵令嬢。そして片想いはただの激しい思い込み勘違いであったことに。
ごめんなさい。ストーカー、速攻で辞めます。
(12話で本編完結)
※全体的に以前は書けていなかったディテールを足し、中身を少しずつ修正・編集した再掲です。
※以前続編を『ストーカー辞めました。出番は終わったはずですが、何故あなた達がいるのでしょうか?』という題名で描いていましたが、それも第二章として繋げました。
かなり内容を変えていますが、前回のままだとダラダラと長くなってしまいそうだったので、スパッといきます。
※完結保証。
文字数 79,273
最終更新日 2023.06.02
登録日 2022.05.09
公爵令嬢ヴィエラ・ル・ルナリエ・グラディアスは、王族すら意に介さない最強の女。
そんな彼女が唯一心を許すのは、伯爵令息ロアン・ノア・ストーンリッジだけだった。
「ロアン。お前に栄誉を与えてあげる」
伯爵令息であるロアン・ノア・ストーンリッジにとって、公爵令嬢であるヴィエラ・ル・ルナリエ・グラディアスの言葉は絶対だ。
この世で最も美しく、最も高潔で、最も敬愛を抱かれる、グラディアス公爵家の末っ子にして愛すべき強者。
『美しきもの』を愛でる『女神』の如き彼女は自身の感性と心に非常に忠実で、決して揺るがず、折れず、負けたりしない。
──このフワフワとしたタンポポの綿毛のような男、ロアン以外には。
「お前、私以外の女をエスコートするつもり?」
「お前が望むものはすべて私が叶えてあげるわ。その程度の力が私にないとでも?」
「本当にバカね。例えお前より条件のいい男が目の前に現れても、私は『お前を選ぶ』と言っているのよ」
これは、王族すら意に介さない女がただ一人の青年にだけ愛情を捧げる、純愛ラブストーリー。
「ヴィー、第一王子殿下がいるけど、挨拶しなくていいの?」
「私の視界に入っていなければいないのと同じよ」
「そっかあ。じゃあ、しょうがないね」
※これは、幼い子供たちが多くの人と出会い、愛情を知り、それぞれの道を見つけて大人になるまでを辿る物語です。
文字数 338,786
最終更新日 2026.10.24
登録日 2026.03.28
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
文字数 53,032
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.08.24
花の精の末裔であるヒイロは王都を目指していた。
目的は伯母に会うことと、【あの子】の様子を見ること。
【あの子】とは花の精であった母が薬師として薬を作っていた人物だった。
母の死後、ヒイロがその薬を代わりに作っていたが「病気は治ったのでもう薬は必要ない」と契約終了の連絡がきてしまう。
一度も会ったことはないが【あの子】の元気な様子を見たいと思ったヒイロは、亡くなった両親以外で唯一【あの子】のことを知っているであろう伯母を訪ねるため王都へ向かう。
途中荒くれ者に絡まれたヒイロは、金の髪をした男キールに助けられる。
キールは「助けた礼が欲しい」とヒイロに迫ってくるが
人との付き合いがあまり得意ではないヒイロはキールとの距離感を測りかねて……。
* 10,000文字前後までは複数回投稿も含め連日投稿予定です。以後、更新は不定期となります。
* 第14回BL大賞参加作品です。精一杯頑張ります。
文字数 17,206
最終更新日 2026.10.23
登録日 2026.10.17
ベイディ公爵家の次女である私、リルーリアは貴族の血を引いているのであれば使えて当たり前だと言われる魔法が使えず、両親だけでなく、姉や兄からも嫌われておりました。
婚約者であるバフュー・エッフエム公爵令息も私を馬鹿にしている一人でした。
お姉様の婚約披露パーティーで、お姉様は現在の婚約者との婚約破棄を発表しただけでなく、バフュー様と婚約すると言い出し、なんと二人の間に出来た子供がいると言うのです。
責任を取るからとバフュー様から婚約破棄された私は「初夜を迎えることができない」という条件で有名な、訳アリの第三王子殿下、ルーラス・アメル様の元に嫁ぐことになります。
実は数万人に一人、存在するかしないかと言われている魔法を使える私ですが、ルーラス様の訳ありには、その魔法がとても効果的で!? そして、その魔法が使える私を手放したことがわかった家族やバフュー様は、私とコンタクトを取りたがるようになり、ルーラス様に想いを寄せている義姉は……。
※レジーナブックス様より書籍発売予定です!
※本編完結しました。番外編や補足話を連載していきます。のんびり更新です。
※作者独自の異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
文字数 152,464
最終更新日 2024.07.26
登録日 2023.10.09
「お前なんかと結婚したことが俺様の人生の最大の汚点だ!」
――それはこちらの台詞ですけど?
グレゴリー国の第一王子であり、現王太子であるアシュレイ殿下。そんなお方が、私の夫。そして私は彼の妻で王太子妃。
アシュレイ殿下の母君……第一王妃様に頼み込まれ、この男と結婚して丁度一年目の結婚記念日。まさかこんな仕打ちを受けるとは思っていませんでした。
「クイナが俺様の子を妊娠したんだ。しかも、男の子だ!グレゴリー王家の跡継ぎを宿したんだ!これでお前は用なしだ!さっさとこの王城から出て行け!」
夫の隣には、見知らぬ若い女の姿。
舐めてんの?誰のおかげで王太子になれたか分かっていないのね。
追い出せるものなら追い出してみれば?
国の頭脳、国を支えている支柱である私を追い出せるものなら――どうぞお好きになさって下さい。
どんな手を使っても……貴方なんかを王太子のままにはいさせませんよ。
不定期更新。
この作品は私の考えた世界の話です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
文字数 81,736
最終更新日 2024.10.09
登録日 2024.09.07
ルイス・フェンネルは平凡でありながら温和で心優しい青年だった。
家族をこよなく愛し、領地の特産物でもある薬草を育てることに精を出していた。
ただ目下の悩みは婚約者のマリエルとの関係だった。
長男でありながら、婿養子に迎えられる立場故に、我儘で横暴なマリエルには困り果てていた。
「本当に無能な男、こんな男と結婚しなくてはいけないんてなんて不幸なの!」
そんな中、マリエルに婚約破棄を告げられ伯爵家から追い出されてしまうのだが――。
「誰の邪魔にならないように静かに暮らそう」
婚約破棄を甘んじて受けようとしたルイスだったが、リディア王女殿下に見初められてしまう。
しかもリディア王女殿下は、第一王位継承権を持っており、次期女王陛下となることが決まっていた。
婚約破棄をされ追放されたはずが、いきなり王配となるのだが、マリエルが王宮に乗り込んで来てしまう。
文字数 104,896
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.06.12
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本日より、個人出版という形で本作のKindle電子書籍版が販売開始となりました!
電子書籍限定の書き下ろしSS『英雄の背中を追いかけて』も収録されています。
美麗な表紙イラストも目印ですので、ぜひ購入してくださると嬉しいです!
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「他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる」または「千石 他人の寿命が視える」
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【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
文字数 802,722
最終更新日 2026.09.18
登録日 2024.05.28
【アンリミテッド・シンディアン】。通称【アンシン】。
それは、俺がこれから起動する仮想空間のゲーム。ファンタジー世界をフルダイブで楽しめる、国内最大級のゲームだ。
この俺、襟野六(えりの りく)はエリクという名前で、錬金術師になるために、ゲームを始めることにした。降り立った大地で、新しい生活を開始するんだと呑気に浮かれながら。最初の街で早速第二の人生を始めよう・・・と思った矢先、殆ど事故のような状況で真っ赤な髪のNPC・緋色と遭遇する。探るような目つきと共に、俺の前に立ちふさがって問を発した。
「お前は、エリュクシルという男を、知っているか?」
暗殺者のその男、緋色は誰かを探していた。そして俺は、ゲームを始めたばかりなのに、「エリュクシル」という人物についての情報を持っていると疑われた。怯えた俺は逃げ、追われ、けれどやがて捕まり。
・・・俺が取った起死回生の行動。それは、錬金術。ひょんなことから俺の錬金術を気に入った男は、俺と同居することを決めるのであった。
しかし。俺には秘密があった。絶対に誰にも言わないと誓っている、とある秘密が。
「なんであの人、一周目の俺、エリュクシルを追っているんだろう」
・・・ゲーム一周目の俺の名前こそが、何を隠そう、エリュクシル。世界最高の錬金術師にして、赤い髪の暗殺者が探している張本人。
そう、記憶を無くした俺の、記憶を取り戻すための二度目のゲームが始まる。
※最強の暗殺者×記憶喪失の錬金術師
※全71話。執筆完了済み。完結保障です
※恋愛要素はゆっくりと始まってきます
※攻めが暗殺者である関係で、残酷な描写もございます。仮想ゲームということでエフェクト処理をしているためそれほど派手ではありませんが、お気を付けください
※主人公の過去にトラウマエピソードがございます。ネタバレのため詳細なことは伏せますが、必ず「何でも許せる方のみ」ご覧ください。
※タグは地雷確認のために置いております。
文字数 280,550
最終更新日 2026.10.11
登録日 2026.08.05
【第11回歴史・時代小説大賞 読者賞(読者投票1位)受賞】
文化文政の江戸・深川。
人知れず佇む一軒の飯屋――『やわらぎ亭』。
暖簾を掲げるのは、元武家の娘・おし乃。
家も家族も失い、父の形見の包丁一つで町に飛び込んだ彼女は、
「旨い飯で人の心をほどく」を信条に、今日も竈に火を入れる。
常連は、職人、火消し、子どもたち、そして──町奉行・遠山金四郎!?
変装してまで通い詰めるその理由は、一膳に込められた想いと味。
鯛茶漬け、芋がらの煮物、あんこう鍋……
その料理の奥に、江戸の暮らしと誇りが宿る。
涙も笑いも、湯気とともに立ち上る。
これは、舌と心を温める、江戸人情グルメ劇。
文字数 259,991
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.05.16
同作品を「小説家になろう」にも投稿してあります。
11月4日、ジャンル区分を「ファンタジー」から「ミステリー」に変更いたしました。
以下あらすじ
1804年英国をイメージした架空の西洋風世界。魔術のある世界です。
アルビオン&カレドニア連合王国の首府タメシスの警視庁が任命する「諮問魔術師」唯一の女性、エレン・ディグビー26歳が、相棒のサラマンダーのサラと共に事件捜査にあたります。
第一話「グリムズロックの護符事件」
タメシスのスラム街サウスエンドの安宿で、娼婦と思われる若い女が首を斬られて死んでいるが見つかります。死体の傍には、良家の令嬢が持つような、魅了魔法よけの護符が残されています。
その真偽を確かめるために、駆け出しの諮問魔術師エレンが呼ばれます。
第二話「ターブの魔鏡事件」
エレンの事務所を、連合王国でも指折りに富裕な大貴族、コーダー伯爵夫人レディ・アメリア・キャルスメインが密かに訪れてきます。
レディ・アメリアには秘密がありました。結婚前の18歳のころ、保養地ターブで出会った魔術師兼画家のアルフレッド・デールと密かに恋に落ちていたのです。
しかし、アメリアがコーダー伯爵家に嫁ぐことになったため、デールはアメリアに、一年に一度だけ互いの顔を見ようと申し出て、魔術のかかった鏡を渡します。
レディ・アメリアは三十年来ずっと、毎年一度、かつての恋人の貌を鏡のなかに見て思い出を偲んできました。しかし、今年、決められた日にその鏡をのぞくと、額から血を流して死んでいるデールの顔が映っていたのです。
エレンはレディ・アメリアに頼まれて、デールの生死を確かめるべく、保養地ターブへと向かいます。
文字数 123,447
最終更新日 2024.12.04
登録日 2024.11.02
優れた魔法使いを数多く輩出する青ノ国(あおのくに)では、近年、大小さまざまな問題が起きていた。
この問題を解決するため、王家に伝わる秘術――異界より英雄を呼び寄せる召喚術を、第二王女のレミィが実行することとなった。
しかし王女が召喚したのは、国を救うことなどできそうにない、か弱い存在だった。
2度の失敗に立腹した王は、次も失敗したら王女を牢へと入れることを宣言した。
3度目の召喚術で王女が呼び寄せたのは、どこにでもいるような、地味な初老の女性だった。
失敗だと憤る王に、召喚された女性は言った。
「失敗したと決めつけられただけで、王女の召喚術は成功しているよ」
文字数 8,960
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.24