「視線」の検索結果
全体で1,189件見つかりました。
基本は女性優位の襲い受けですが、中盤男性が暴走する場面があります。最終的には男性がペットとなります。
凪りおん学校から妙な視線を感じていた。学校帰りによったジムからでると以前関係を持った金髪男子の星史郎がぼこされている現場に遭遇。彼を助け家に招くと、好意を寄せている伝えられる。嬉しかったが彼が以前関係を持った女子に嫉妬をして拘束していたずらをするが、逆に激しく抱かれてしまう。
以下の続きですが、これだけでも読めます。
甘えたい~ヤリチン男がイケメン女子に好きにされる~
https://www.alphapolis.co.jp/novel/916924299/710772620
文字数 14,524
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.30
元の世界で心を壊し、その「声」までも失ってしまった少女。
見知らぬ異世界へと迷い込んだ彼女が手にしたのは、唯一の拠り所である一本の古びたギターだった。
言葉の通じない街、冷たい視線への恐怖。
そんな彼女の前に現れたのは、彼女の奏でる音色を「極上のマタタビ(中毒的なご馳走)」として愛でる、
不遜で、毒舌で、圧倒的に強力な「伝説の魔獣」たる黒猫だった。
「いいか人間。お前はただ、俺のためにその音を鳴らしていればいい。
お前を脅かす全てのリスクは、この俺の肉球が粉砕してやる」
少女の奏でる銀糸の調べは、黒猫に至福の時を与え、周囲の人々には不思議な安らぎをもたらしていく。
しかし、平穏な日々は突如として現れた数万の魔物の群れ(スタンピード)によって打ち砕かれた。
崩壊する街、傷ついていく仲間たち。
絶望の淵に立たされた時、少女はかつてのトラウマを振り払い、
自分を愛してくれた人々のために、もう一度その唇を戦場で開く――。
これは、自分の殻に閉じこもっていた一人の少女が、
過保護な伝説の魔獣(黒猫)に見守られながら、
「自分だけの声」を取り戻していく、再生と反撃の物語。
文字数 100,039
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.02.23
お願い、俺と恋に落ちてよ
レンタル有り旧題:恋に落ちてよ
こんな夜は、何度も越えた。
幾度も当てもなく歩いて、お一人様でショットバーに行くことも覚えた。
だけどこの夜に、久々にマンションに向かい、あの日と同じ、雨が降っていて。
私は孤独が押し寄せる波打ち際にいて。
彼は、途方にくれていて、傘も持たずに濡れていた。
だから、私たちは視線を合わせたし、言葉を交わしたんだ。
そうでなければ――。
その出会いは、雨夜の月。
非日常のことだった。
「ねえ、貴女を救ってあげるから。恋に落ちてよ」
文字数 154,058
最終更新日 2021.02.12
登録日 2019.09.04
エブリスタにて、トレンド#恋愛で最高位
55位を獲得した作品です。
「愛しているよ」という夫の言葉が、今の美咲には虚しい空気にしか聞こえない。
欠けていたのは、理性を焼き尽くすような衝動。
クライアントの慎吾と交わす視線。ビジネスという仮面の下で共有される、剥き出しの欲望。
指先が触れる。名前を呼ばれる。ただそれだけで、美咲の積み上げてきた「良き妻」としての世界は音を立てて崩れ去る。
完璧なアリバイ、塗り固めた嘘。
夫の隣で微笑みながら、心は別の男の指先を求めている。
一度知ってしまった濃厚な「薫り」は、もう彼女を元の場所へは戻してくれない。
守るべき家庭と、抗えない本能。
二つの世界の境界線で、美咲が選ぶ「最後の一線」とは――。
欲望の熱に浮かされた女の、美しくも残酷な堕落の記録。
文字数 24,035
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.02.27
吹雪と魔獣が支配する惨烈な北方地方で魔獣討伐部隊を率いていたのは、ヴィクトア=ベウレスという美しい将校だった。『死神閣下』という通り名を持つ彼の笑顔は誰も見たことがなく、その鋭い視線は見た者を凍り付かせる程だった。だがそんな風に周囲の人間から遠巻きにされていた彼の部屋に、ある夜一人の青年が訪れる。「今生に悔いを残したくありません。貴方を抱かせて下さい」覚悟を決めた瞳でそんなことを言ってきた青年を、ヴィクトアは受け入れることにした。実は寂しさをずっと抱えて生きてきたヴィクトアにとって、彼のお願いは嬉しいものだったのだ。
ちょっとぼんやりしているヴィクトアが主人公の、シリアスとコメディの中間のようなお話です。
※他サイトにも投稿しています
文字数 19,969
最終更新日 2025.11.18
登録日 2025.11.16
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
文字数 33,035
最終更新日 2025.10.08
登録日 2025.06.23
帰ろうとしたドアに、鍵がかかっていた。
「描き終わるまで、帰してあげられない」
新進気鋭の画家・柊蒼一郎(28)が、穏やかに微笑む。
新任美術教師の透也(24)は、凍りついた。
――どうして、こんなことに。
すべては、柊の「君を描きたい」という言葉から始まった。
透也は生徒の兄である柊に憧れていた。大学時代、個展で見た作品に感動していたから。モデルを頼まれて、断れなかった。
最初は普通だった。
だが、柊の視線が変わっていく。
「シャツを、脱いでほしい」
「もう少しだけ」
「君は、美しい」
ポーズ調整という名目で触れられる身体。約束の時間を過ぎても終わらないセッション。深夜2時まで続く拘束。
そして――扉の鍵。
透也は逃げる。だが、柊の執着は止まらない。
一日100回の着信。深夜まで鳴り続けるインターホン。帰宅中の尾行。校門前での待ち伏せ。
「何度も後をつけました。いつ学校を出るか、どのルートを通るか、全部覚えました」
これは、ストーカーだ。
だが、柊は泣きながら言う。
「僕は一人だった。母が出て行って、ずっと孤独で。先生に会って、初めて愛を知った。これは愛です」
透也の心が、揺れる。柊の孤独に、一瞬共感する。
喫茶店での対峙。弟・悠斗の介入。柊は約束する。「もう近づきません」「治療を受けます」
だが――
透也は気づいてしまった。
自分も、柊を求めている。
毎晩、柊の名前を呼びながら処理する。触れられた感触が消えない。恐怖だったはずなのに、身体は正直だ。
そして、透也は決意する。
『今度は、俺から会いに行く』
アトリエでの再会。キス。触れ合う身体。痛みと快感。
だが、社会は二人を許さない――
執着と愛の境界線。
アトリエという密室で交わる、絵の具と汗と体温。
男同士の愛が、社会と対峙する。
※R18(濃密な性描写あり)
※執着・監禁・ストーカー的要素を含みます
※全28話完結・75,000字
※困難はあるが、揺るがない結末
文字数 80,576
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.31
高校教師の真理は冷え切った夫婦関係に嘆いていた。そんな中、年上に憧れる生徒たちの視線に気が付き、そのうち自分から肉体関係を迫るようになっていって……。
文字数 1,326
最終更新日 2020.10.13
登録日 2020.10.13
此処は乙女ゲームに似た世界。
悪役令嬢ルナリアは、婚約破棄と冤罪によってすべてを失い、実の父によって奴隷として売られる──はずだった。
──それが、本来のシナリオのはずだった。
だがその運命は、公爵令嬢アネットによって覆される。
転生者である彼女に“飼われた”ルナリアは、公爵家に引き取られ、侍女として仕えることになる。
こうしてルナリアは、公爵家の侍女として生きることになる。
だが、実際の主となったのは、攻略対象の一人ディオン・グラニエだった。
侍女侍従を育成する「育成科」に通うため、ルナリアは再び学園へ戻ることになるが、そこには自分を貶めた元婚約者やヒロインも在籍している。
消えない悪評、変わらぬ視線、そして身分差。
それでもルナリアは、自らの力で生きる道を選ぶ。
これは、奴隷に堕ちるはずだった令嬢が、公爵家に拾われ、やがてその実力で貴族社会へと返り咲く物語。
※いじめの表現がありますのでご注意下さい。
※前作とは若干内容が異なります。加筆、改稿を行っています。
文字数 139,249
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.03.15
侯爵令息ジェフリー・ブラウンにとって、婚約者とは奴隷なのかもしれない。
自称天然の従姉妹ナンシー・ハーノイスは、私ルルワの婚約者に容赦なく甘える。
口元にはべっとりつけたチョコ。
拭って~とばかりに突き出すナンシー。
ジェフリーはその口元から、仕方がない子だなぁ~と言いながら指先でチョコを拭う。 そしてジェフリーの指についたチョコをナンシーは赤い舌を見せつけぴちゃぴちゃと舐めるのだ。
不満が視線に現れれば、ジェフリーは笑って見せる。
「それは嫉妬かい? 彼女の心は見た目よりずっと幼く純粋なんだ。 僕は子供を相手にしているだけ。 それに比べ、僕は君を僕の婚約者、未来の妻として見ている。 だからこそ、僕の未来の妻として僕を支える事を求めているんだ」
虚しさが募る。
だけど……両親を事故で失くし、爵位を追われ平民となり、当然領地は失われた私には味方は無く、優しいブラウン侯爵夫婦の娘になる事だけに希望を求めてしまった。
一人は嫌。
そんな私に彼は付け入ってくる。
文字数 90,973
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.18
呪いで光を失ったアステリア王国の第一王女リアナ。
孤独な闇を彷徨う彼女の「瞳」となったのは、視覚を共有できる専属騎士カイトだった。だが、その魔法は甘美な背徳の始まりに過ぎなかった。
カイトの瞳を通して世界を見るリアナが、そこで突きつけられたのは――彼に愛でられ、乱され、あられもない姿を晒す「自分自身」の肖像だった。
「あぁ……見えるわ、カイト。私、こんなに酷い顔で、貴方のおちんちんをおねだりしているの……?♡」
客観視される羞恥と、脳を直接焼く五感同期の快感。
高潔な王女の理性は、カイトの視線ひとつでとろとろに溶かされていく。
自分を蔑む悪徳王子たちへの圧倒的な『ざまぁ』劇の裏側で、二人の繋がりは五感の完全共有、そして禁断の「身体入れ替わり」へとエスカレート。
自らの肉体(男)で、自らの身体(女)を犯し、内側から種付けされる――。
主観と客観が逆転する狂乱のシンクロニシティ。
これは、視界を共有した二人が、世界の真実と究極の自己愛に目覚める、官能と逆転のファンタジー。
一度繋がった視界は、もう二度と離れない。王室公認となった淫らな夜の果てに、彼女が見つめる「真実の光」とは。
文字数 32,512
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.20
「キャロライン・リーブスランド! 君との婚約は無かった事にしてもらう! 分かったらさっさと私の前から消え失せろ!」
ある夜、婚約者であるケーニッヒ王子に招かれた舞踏会の最中に、突然の婚約破棄宣言をされるキャロライン。
ありもしない話を真実のように語るケーニッヒ王子の傍らには、怪しげにほくそ笑む公爵令嬢の姿があった。
罵倒の言葉や侮蔑の視線を一身に受けるキャロラインだが、彼女にはとある能力が備わっていた。
その力とは、リーブスランド家当主が代々受け継ぐ未来を知る予知能力。
父である先代当主が亡くなり、キャロラインに受け継がれたのは予知夢の力。
力に関して半信半疑でいたキャロラインだが、言い渡された婚約破棄宣言を始め、自分が見た舞踏会の夢の通りに事が運んでいくのを目の当たりにし、戸惑いながらも素直に受け入れていく。
自国であるヴィーヴル皇国へと帰ったキャロラインは、婚約破棄をプラスに捉える。
若くして伯爵家当主となったキャロラインには、色恋などを楽しんでいる余裕など無かったのだが……。
ある日のこと、ヴィーヴル皇国の皇太子や、貴族の嫡男などと出会ったキャロラインは、自分の思いとは裏腹に自らの能力と世界の荒波に翻弄されていくのだった。
*2019/08/21 改題しました。
2019/08/15小説カテゴリー、恋愛カテゴリー1位頂きました!ありがとうございます!
文字数 100,541
最終更新日 2020.10.06
登録日 2019.08.12
エマ夫人はため息をつき目を閉じて思い詰めた表情をしていた。誰もが羨む魅力的な男性の幼馴染アイザックと付き合い恋愛結婚したがとんでもない落とし穴が待っていたのです。
原因となっているのは夫のアイザックとその母親のマリアンヌ。何かと理由をつけて母親に会いに行きたがる夫にほとほと困り果てている。
夫の母親が人間的に思いやりがあり優しい性格なら問題ないのだが正反対で無神経で非常識な性格で聞くに堪えない暴言を平気で浴びせてくるのです。
それはエマだけでなく子供達も標的でした。ただマリアンヌは自分の息子アイザックとエマの長男レオだけは何をしてもいいほどの異常な溺愛ぶりで可愛がって、逆にエマ夫人と長女ミアと次女ルナには雑な対応をとって限りなく冷酷な視線を向けてくる。
文字数 3,825
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.05.08
夏希の実家の酒屋は、父の事業の失敗で大きな借金を抱えてしまった。愛人になればその借金をチャラにするという好条件を夏希に提案してきた人物は、高校の同級生の高柳君だった。
文字数 101,563
最終更新日 2017.11.13
登録日 2017.01.09
魔術の才能が全てを決める世界で、スキルが『ただの剣士』だった僕は、村人から『能無し』と蔑まれ、追放されてしまった。
絶望の中、育ての親の計らいで、国内最高峰の魔術学院に補欠合格したものの、待っていたのは、才能溢れる魔術師たちからの、冷たい視線。
「もう、僕の居場所はどこにもないのか…」
全てを諦めかけた、その時だった。
僕が、ただ一本の剣を握りしめた瞬間、臆病だったはずの僕の心は、氷のように冷たい静寂に包まれる。
――これは、唯一僕を信じてくれた友人の期待に応えるため、この理不尽な世界で、必死に自分の居場所を探す物語。
文字数 114,696
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.10
夜の静寂の中、二人の主人公は触れずに心理的官能を交わす。互いの視線、微細な呼吸、そして僅かな動作が、触覚を超えた緊張と欲望を生み出す。揺れる灯火や壁に映る影が、心理的駆け引きを鮮明に映し出し、触れそうで触れない距離感が背徳的な快楽を増幅させる。
近づきたい、でも触れられない――そのもどかしさが、理性と衝動の境界を揺らす。視線や息遣い、影の揺れによって生まれる欲望の波紋は、互いの心を深く震わせ、触れずに交わす官能を極限まで高める。危うい均衡の中、心理は絡み合い、背徳感と官能の熱が交錯する夜。
この物語は、触れないことで生まれる心理的官能を主軸に、大人の夜の深い余韻を描く。影の揺らぎに紛れる心の鼓動、触れずに伝わる欲望。二人の心理的駆け引きが織りなす官能の世界が、静かに、しかし確実に読者を惹きつける。
文字数 10,844
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.21
「お前、頬を叩いた詫びに婚約者になれ」
上司で社長の彪夏と秘書の清子はお似合いのふたりだと社内でも評判。
御曹司でイケメンの彪夏は女子の憧れの的。
清子はどこぞのご令嬢と噂され、男女問わず視線を集めていた。
……しかし。
清子には誰もが知らない、秘密があったのです――。
それは。
大家族のド貧乏!
上は高校生、下は生まれたばかりの五人弟妹。
おっとりして頼りにならない義母。
そして父は常に行方不明。
そんな家族を支えるべく、奮闘している清子ですが。
とうとう、彪夏に貧乏がバレたまではよかったけれど。
子持ちと間違われてついひっぱたいてしまい、償いに婚約者のフリをする羽目に。
しかも貧乏バラすと言われたら断れない。
どうなる、清子!?
河守清子
かわもりさやこ 25歳
LCCチェリーエアライン 社長付秘書
清楚なお嬢様風な見た目
会社でもそんな感じで振る舞っている
努力家で頑張り屋
自分がしっかりしないといけないと常に気を張っている
甘えベタ
×
御子神彪夏
みこがみひゅうが 33歳
LCCチェリーエアライン 社長
日本二大航空会社桜花航空社長の息子
軽くパーマをかけた掻き上げビジネスショート
黒メタルツーポイント眼鏡
細身のイケメン
物腰が柔らかく好青年
実際は俺様
気に入った人間はとにかくかまい倒す
清子はいつまで、貧乏を隠し通せるのか!?
※河守家※
父 祥平 放浪の画家。ほぼ家にいない
母 真由 のんびり屋
長男 健太(高一・16歳)服作りが趣味
次男 巧(高一・15歳)弁護士になるのが目標
三男 真(小五・10歳)サッカー少年
四男 望(保育園年中・5歳)飛行機大好き
次女 美妃(保育園児・五ヶ月)未知数
文字数 118,621
最終更新日 2023.02.06
登録日 2023.01.20
定時後に残業をするたび、
なぜか必ず同じ上司が、同じフロアに残っている。
仕事ができて、無口で、社内でも一目置かれている存在。
必要以上に踏み込まず、距離を保つ人――
それが、彼の上司だった。
ただの偶然。
そう思っていたはずなのに、
声をかけられる回数が増え、
視線が重なる時間が長くなっていく。
「無理はするな」
それだけの言葉に、胸がざわつく理由を、
彼自身はまだ知らない。
これは、
気づかないふりをする上司と、
勘違いだと思い込もうとする部下が、
少しずつ“偶然”を積み重ねていく話。
静かで、逃げ場のない溺愛が、
定時後から始まる。
文字数 6,184
最終更新日 2026.03.01
登録日 2025.12.24
下町のパン屋「アネモネ・ベーカリー」の看板娘アネモネは、毎日心を込めてパンを焼いていた。
しかしある日、騎士として出世した幼馴染の婚約者から「パン屋の娘など、輝かしい俺の未来にはふさわしくない」と一方的に婚約破棄を言い渡されてしまう。
長年の夢を打ち砕かれ傷心のアネモネだったが、それでも彼女は、愛するパン作りをやめることはなかった。
そんな彼女の店に、ある雨の日、フードを目深にかぶった謎の青年がふらりと現れる。
彼が、アネモネが焼いた何の変哲もない素朴なパンを一口食べるなり、その味にいたく感動した様子。
それからというもの、その青年――実は「氷の王子」「冷酷非情」と噂されるこの国の第二王子ジークフリート様がお忍びで来ていたのだが――は、なぜか毎日アネモネの店に通い詰め、彼女のパンを買い占めていくようになる。
「君の焼いたパンがなければ、一日が始まらないようだ」
「……君の笑顔も、悪くない」
最初はパン目当てだったはずの王子様から、いつしか注がれる熱い視線と、とろけるように甘く過保護な溺愛に、アネモネは戸惑うばかり。
ただパンを焼いていただけなのに、気難しいはずの王子様の胃袋と心(?)を掴んでしまったパン屋の娘の、甘くて美味しいシンデレラストーリー!
文字数 13,374
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.06.03
