「息子」の検索結果

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恋愛 完結 ショートショート
「わかっていると思うが、きみを愛するつもりはない。わたしがきみに望んでいるのは、わたしの妻になることではない。わが息子ブラッドの母親になることだ」 クラーク・ロックウエル公爵のその宣言からはじまる契約結婚。 ミサ・ラッセルは、没落男爵令嬢。 借金を帳消しにする為、元推しのクラークに嫁ぐことになったが、嫁いだその日に宣言されてしまう。しかし、息子のブラッドは超美しくて可愛かった。さらには、尊すぎた。 一瞬にしてブラッドの虜となり、推しとなる。が、ブラッドの推し活をする間に、クラークの様子がおかしくなってきて……。 ※ハッピーエンド確約。ゆるゆる設定はご容赦願います。
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小説 926 位 / 185,048件 恋愛 428 位 / 56,207件
文字数 17,093 最終更新日 2024.04.25 登録日 2024.04.19
恋愛 完結 短編
貧乏なカレドス伯爵家。この度領地の水害でいい加減ない袖は振れないのにお金が必要になってしまった。 対して裕福なパルカス侯爵家は息子の結婚で頭を抱えていた。 そんな両家の利害が一致し、カレドス伯爵家はパルカス侯爵家からの金銭援助。パルカス侯爵家はカレドス伯爵家から令嬢を1人融通してもらう事で利害の一致を見る。 そう、両家公認の【契約結婚】を前提とした婚約が結ばれたのである。 カレドス伯爵家のアドリアナは年齢も23歳。貴族令嬢としては行き遅れ。 契約結婚なのだから白い結婚を経た後は離縁の慰謝料と実家からの猫の額ほどの広さの領地で倹しく暮らせばいいやと腹を括った。 パルカス侯爵家のブラウリオには愛する女性。ソフィーリアがいるのだがそのまま結婚となれば貴族籍を失ってしまう。貴族籍を保ちつつもソフィーリアを幸せにする3年後に腹を括ったつもりだった。 問題は美丈夫とも言われるブラウリオ。その容姿にアドリアナが「やっぱり離縁はしない」と言い出すと困ると悩む。 婚約式も終わり、アドリアナを呼び出したブラウリオ。 初手が肝心と「君を愛する事はない」と告げたが「そういう約束ですよね」と返され、何を思ったかアドリアナの頬を張ってしまった。 力関係を見せつければ大人しく従うと思っていたらアドリアナは出て行ってしまった。 しかし、その日はパルカス侯爵家の客間に泊めてもらう予定だったので帰ろうにも馬車がない。「どうしよう」と困るアドリアナに声を掛けたのは、第1王子レオンの側近で近衛隊長のアルフォンソだった。 ★↑例の如く恐ろしく字数の関係で省略してます。 ★4月28日投稿開始、完結は5月1日 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。 ※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
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小説 960 位 / 185,048件 恋愛 443 位 / 56,207件
文字数 94,596 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.28
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ルシール帝国。 それはブリンゲル大陸の中央に位置し、大陸の三大国家の1つとして数えられていた。 そして、先代の皇帝の時代に大陸間での大きな戦争があり各国に甚大な被害をもたらしたまま、ルシール帝国は三大国家の2つの王国を滅ぼし大陸の一大国家となった。 だが、満身創痍の皇帝は戦争後、帝位を息子のアリストロに託した。 即位と同時に産まれた第7皇子のレオンハルト。 優秀な兄たちが帝位を狙う為に成果を上げようとする中、前世の記憶を持って産まれたレオンハルトは前世でのブラック企業での過労死を経験している為、積極的に帝位を狙うことは無く、無能を演じている。 幼少時に過ごした母親(セリシア)との思い出は 魔法を覚えるきっかけになった、父親にすら嫉妬するレオンハルトはセリシアの病を治す為に魔法を隠れて覚えるのだった。 しかし、転生したレオンハルトは剣士としても魔導士としても大陸で随一の力を持っていたがそれをひたすら隠していた。 戦後の復興での成果を上げて帝位を狙う兄弟たちの争いは激しさを増していく。 復興した街は兄弟たちの拠点となり、軍同士の小競り合いも起き始め、レオンハルトにも火の粉が飛んでくるようになり、巻き込まれた事により、母であるセリシアの死。 セリシアの死をきっかけに、少なかった魔力量が増幅し最強の魔導士としての力を得たのだが、帝位に興味のないレオンハルトはその力を自由に生きる為に使おうと思い至った。 無能を演じて15年。 成人を迎えたレオンハルトは皇帝のアリストロから皇族としての責務を果たす為に国内の情勢を見る旅に出るように命令した。 無論、息子を死なせるような事を考えていないアリストロは精鋭の近衛騎士を共にさせるはずだったのだが、チャンスと思ったレオンハルトは即座に帝都を出発するのだった。 「これで自由に生きられる!」 前世で童貞だったレオンハルトは臨時パーティーを組んだ女の子とSEXをしてしまった。 そして、その女の子は... 「あれ、あたし強くなってる!」 SEXで相手に魔力付与をする事が出来た。さらに強化する能力がある事に気が付き、レオンハルトの思惑とは裏腹にハーレムの仲間たちによって人々を救い帝位に近付いていく物語。
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小説 979 位 / 185,048件 ファンタジー 209 位 / 42,516件
文字数 138,942 最終更新日 2024.05.19 登録日 2024.03.10
ファンタジー 連載中 長編 R15
旧題:工芸職人《クラフトマン》はセカンドライフを謳歌する~ブラック商会をクビになったので独立したら、なぜか超一流の常連さんたちが集まってきました~ 【お知らせ】 このたび、本作の書籍化が正式に決定いたしました。 発売は今月(6月)下旬! 詳細は近況ボードにて!  超絶ブラックな労働環境のバーネット商会に所属する工芸職人《クラフトマン》のウィルムは、過労死寸前のところで日本の社畜リーマンだった前世の記憶がよみがえる。その直後、ウィルムは商会の代表からクビを宣告され、石や木片という簡単な素材から付与効果付きの武器やアイテムを生みだせる彼のクラフトスキルを頼りにしてくれる常連の顧客(各分野における超一流たち)のすべてをバカ息子であるラストンに引き継がせると言いだした。どうせ逆らったところで無駄だと悟ったウィルムは、退職金代わりに隠し持っていた激レアアイテムを持ちだし、常連客たちへ退職報告と引き継ぎの挨拶を済ませてから、自由気ままに生きようと隣国であるメルキス王国へと旅立つ。  ウィルムはこれまでのコネクションを駆使し、田舎にある森の中で工房を開くと、そこで畑を耕したり、家畜を飼育したり、川で釣りをしたり、時には町へ行ってクラフトスキルを使って作ったアイテムを売ったりして静かに暮らそうと計画していたのだ。  一方、ウィルムの常連客たちは突然の退職が代表の私情で行われたことと、その後の不誠実な対応、さらには後任であるラストンの無能さに激怒。大貴族、Sランク冒険者パーティーのリーダー、秘境に暮らす希少獣人族集落の長、世界的に有名な鍛冶職人――などなど、有力な顧客はすべて商会との契約を打ち切り、ウィルムをサポートするため次々と森にある彼の工房へと集結する。やがて、そこには多くの人々が移住し、最強クラスの有名人たちが集う村が完成していったのだった。
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小説 979 位 / 185,048件 ファンタジー 209 位 / 42,516件
文字数 292,355 最終更新日 2024.05.15 登録日 2022.09.23
恋愛 連載中 短編
誰もが魔法を使える大陸にあるトーホー王国の公爵家にサリエルという娘が生まれた。サリエルは年端もいかぬ頃から勉学に励み優秀で自慢の公爵令嬢に育っていったが、弟が生まれた頃突然反抗期になりメイドや執事、家庭教師の手に終えない問題児になってしまう。ある日もなぜなぜと質問をしては周囲を困らせるサリエルに怒った父親が部屋に閉じ込めてしまうが、まだ習ってもいない闇魔法を使い家出したサリエルは娼婦の息子で孤児のガブリエルとたまたま出会う。ガブリエルはサリエルの専用従者として公爵家に雇用され、問題児のサリエルのお世話係をすることに。数年後、王子の婚約者候補となったサリエルだが、王宮で王子と喧嘩をしてしまい隣国に留学させられてしまう。親元を離れたことを良いことに、冒険者ギルドで冒険者登録をしてサリエルはガブリエルと共に週末冒険者として冒険をしながらガブリエルとの愛を深めていく。公爵令嬢サリエルと従者ガブリエルの身分差恋愛譚。
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主人公のマッカ・サンハートは、王立魔法学園に通う一年生。 実はマッカは転生者。 前世の彼は、地球を守るヒーロー戦隊ネッケツジャーのレッドこと 赤星勇気。 地球で天寿を全うし、本来なら地球を守る英霊となるはずが 神々によるトレードで、乙女ゲームな世界チェリッシュランド に転生させられてしまう。 マッカの前世の記憶から、特撮オタクになった女神により この世界でもヒーローとして戦う事を望まれ受け入れたマッカ。 辺境伯の息子として生まれ育ち、魔法や武術などの基礎訓練を受けて育ったマッカは貴族の倣いとして王立魔法学園へと進学する。 女神から聖獣と契約すればヒーローの能力が得られると導かれたマッカは 一人で迷宮の森へと行きフェニックスの力を手に入れる。 力を手にし学園に戻て来たマッカは、魔王の噂や不穏な国際情勢 など自身が戦うべき相手の存在を探り始める。 前世から追いかけて来た妻のイエローや、転生していた戦隊仲間達と新たなヒーローチームを作ったマッカ。 もはや第二の故郷となった乙女ゲーム世界の平和の為に、マッカは仲間達と立ち向かう事にしたのであった。 ※ お読みいただけましたら、ポイント等での評価。 感想やレビューなどを戴けましたら幸いです。 応援の程、宜しくお願いいたします。 カクヨム、小説家になろう様でも連載中です。
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“嫌われ者”の伯爵ディーは、ある日捨て子の獣人レスターを拾い育てることとなる。 孤独な彼の唯一の癒しであった可愛いレスターだったが、成長するごとに美しく逞しい青年へと育っていき、ディーに愛を囁くようになって・・・・・・。 ※1万字程度予定
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 時は大正。  わたしは五爵制度の中で二番目に高位な侯爵家の令嬢だった。  けれど士族の家柄だった両親は財を使い潰し、また騙され、下級華族の四条家から支援を受け取る代わりにわたしを男爵のもとに嫁がせた。  花嫁修業と女学校の学びしかないわたしは、男性のことなど何もわからないまま四条男爵の妻となった。  陸軍大将だった四条男爵は大戦景気の中財力をつけ各界に影響力を持つ有力者にのし上がったが、金のことで恨みを買い刺され、今は下半身不随で屋敷の中ではほとんど床にいる。  四条男爵が不随であることはわたしにとってむしろ安心なことだったのに……。  そして修善寺の大屋敷四条家には、四条男爵の腹違いの息子たちが奔放に暮らしていた。  数えきれない部屋に、広い庭、いくつもの蔵。  誰とでも屋敷の中で二人きりになってしまう。  そのことが危ないことだとも、わたしは教わらないまま嫁いできてしまった。  やがてわたしは四条家の男たちの慰み者となっていく。  すべては仕組まれたことだと知ったわたしは、終わらない夜伽の中で復讐を誓う。 ・わたし/あなた 元侯爵家令嬢 何も知らない、女学校も卒業していない花嫁。 ・四条男爵 四条家の当主 元陸軍大将 大戦景気で闇で財力をつけ、政界、極道者、財閥に強い影響力を持っている。 ・四条孝彦(しじょうたかひこ) 男爵の最初の妻の息子。長男。男爵を憎み、わたしを奪おうとしている。長身で端正な体、端正な顔立ちをしている。国粋主義の極道者、五和会と通じている。 ・四条継彦(しじょうつぐひこ) 男爵の愛人の息子。次男。陸軍に出入りしているがやる気はない。軟派で、わたしにちょっかいを出す。 ・四条正也(しじょうまさや) 男爵の愛人の息子で、母親を知らない。まだあどけなく、継彦に懐いて、わたしにも懐いている。
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宮廷に仕えていた下級貴族のヴェロニカは、母の遺言により亡き祖父と師弟関係にあったフェラレーゼ伯爵家に身を寄せた。 幼い頃、兄のように慕ったガイウスはフェラレーゼ伯爵家の当主となっていた。 王家のお茶会で披露される焼き菓子を任されていたヴェロニカは早速キッチンでその才能を発揮する。 人当たりが良く陽気なヴェロニカは誰からも好かれる素晴らしい女性だった。 王家からも、貴族からも、領民からも、聖職者からも好かれていた。 「あの女……っ」 只一人、ガイウスの妻ソレーヌを除いては。 女騎士として功績をあげた後に、夫に先立たれ、年下のガイウスと再婚したソレーヌは不妊に悩んでいた。 実は前の夫との間に息子アレクシウスがいたが、その難産と直後の戦闘で深い傷を負ったことが原因だとされていた。 アレクシウスは修道騎士を目指しており、ガイウスの養子になることを拒んでいる。 「あの頃のちっちゃなヴェロニカを思い出すよ。可愛かったんだ」 ガイウスがヴェロニカを見つめる。 それは兄のようなあたたかな慈愛の眼差しに違いない。 それでも、ガイウスはヴェロニカを迎えてからというもの可愛い幼児の姿を思い描くようになった。 ヴェロニカ…… 夫婦二人の穏やかな幸せを、よくも…… だからソレーヌは命じたのだ。 ヴェロニカが誰からも軽蔑され、その幸せが壊されるように。 「ヴェロニカ。私の代わりにガイウスの子を産みなさい」
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女癖の悪い王太子は呪われた。 寝台から起き上がれず、食事も身体が拒否し、原因不明な状態の心労もあり、やせ細っていった。 「こりゃあすごい」 解呪に呼ばれた魔女は、しゃがれ声で場違いにも感嘆した。 「王族に呪いなんて効かないはずなのにと思ったけれど、これほど大きい呪いは見たことがないよ。どれだけの女の恨みを買ったんだい」 王太子には思い当たる節はない。 相手が勝手に勘違いして想いを寄せられているだけなのに。 「こりゃあ対価は大きいよ?」 金ならいくらでも出すと豪語する国王と、「早く息子を助けて」と喚く王妃。 「なら、その娘の心を対価にどうだい」 魔女はぐるりと部屋を見渡し、壁際に使用人らと共に立たされている王太子の婚約者の令嬢を指差した。
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