「さと」の検索結果
全体で1,836件見つかりました。
※後半に追加していた閑話を本来の位置へ移動させました
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私の婚約が正式に決まる前日の夜。何かにつけて私の物を欲しがる妹が私の婚約者が欲しいと言い放った。
さすがに婚約について私がどうこう言う権利はないので、私に言われても無理と返す。
しかし、要領がいい妹は何をしたのか、私から婚約者を奪うことに成功してしまった。
元より婚約に乗り気でなかった私は内面では喜びで溢れていた。何せ相手は色ボケで有名な第2王子だったのだから。
そして、第2王子と妹の婚約が正式に発表された後、私に関する根も葉もない悪い噂が流れ始めました。
このままでは、私がこの国で暮していけばどうあっても先は暗いでしょう。親も助ける気は無いようですし、ならばさっさとどこかへ逃げ出した方が良いかもしれませんね。
そうして私は他国の知人を頼りに、人知れず国を出ることにしました。
※この世界には魔法が存在します
※人物紹介を追加しました。
文字数 104,054
最終更新日 2022.02.25
登録日 2021.08.13
☆☆☆☆☆
「姫様~!」冬至胃(とうじい)は、叫ぶ。「姫様どこでごじゃるか~!?」
(あちらに見えて、こちらに在らず。そのお姿は、手鞠を蹴るかのような舞うの意図から、舞姫と名付けられたそうな。)
「冬至胃~!」お花がとっても~綺麗よー。舞姫は、そこかしこに、残像を残しながらも、進む。
(それゆえに、その残像を追い駆けるのがやっとで、冬至胃は、夕方まで駆けずり回ることになる。)
「だって、こんなに、こんなにもよ~!お花のはなびらが咲き乱れているんですもの~……。」
(蹴鞠のように舞い散るはなびらの中で棚引くピンク色の着物。そのお姿は、御身可愛さとばかりの、まるまるとした子供であったそうな。)
「河原へ行っては、いけませんぞー!姫様……。」
(河原では、その前の日にごうごうと降り注いだ雨による氾濫が起きていた。)
(ぽちゃん……。雨の雫が滴り落ちては、降り注ぐはなびらと共に、そこにいた。)
「ざぶーん、ざぶーん。まるで、海の浜辺のように氾濫した河原が口をあんぐりと開いて、階下に広がりをみせている。呑み込まれたら、一貫のお陀仏だろう……。」
花びら舞い散る雪景色。今も投法の髪を揺らしてる。花びら舞い散る雪模様。黒髪、色濃く。
根付いた、白羽魏。穢れなき少女の隠匿の是が非か。鬼の形相で飛び掛らんとす。
舞い散る舞姫と駆けつけた冬至胃により、一網打尽にされんとす。
健気なあわよくば、汐に寅と百虎。空蘭の舞にて蹴散らさん。
☆☆☆☆☆
「冬至胃~!お花が綺麗よー……。」
「そうですな。姫様……。」
「お父様とお母様は?わたくしの父上や母上は、何時になったら、会えるのでしょうか?」
「姫様が大人になったら、会えましょうぞ。」
「そう……。」
ため息を「ほっ」とついてから、七夕祭りの準備をする舞姫。
こちらは、お父様へ。こちらは、お母様へ。
そういうと、にっこりと微笑んだ……。
「ねえ。冬至胃……。」
「なんですかな?姫様。」
「わたくしが思うに、お父様とお母様は、河原でお亡くなりになったとか。」
「はい……。」
「河原は守り神なのではないかしら?」
「そうですなー。きっと、そうあるべきなんですなー。」
☆☆☆☆☆
文字数 885
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.06.06
佐藤卯月(さとう うづき)は、母親と二人暮らしの高校生だった。
だったというのは、昨日母親がどこかへ逃げてしまい行方知れずになった挙げ句、いつも言い掛かりを付けてくるクラスメイトから猫を守ろうとして歩道橋の階段のてっぺんから突き落とされて、卯月自身が死んでしまったからだった。
『あれ?』
気がつくと俺は白い空間にプカプカ浮いていた。
『僕が管理している世界で暮らしてみない?』
声をかけてきた光の玉に驚いていると、光の玉は自分はある世界の神だと名乗った。
そして、さっき俺がクラスメイトから守った猫だとも。
クラスメイトから守った猫は、偶然地球に遊びに来ていたよその世界の神だったのだ。
『他の世界にいる間は、擬態している動物の能力しか使えないから、僕は君に助けて貰ったんだ。だからこれはお礼とお詫びだよ』
お礼とお詫びと言われたら、拒否するのはなんだか悪い気がして、卯月は有り難く神様の世界に住むことになった。
『赤ん坊からだと大変だから、君の今の年齢こっちに来てもらうよ。体は僕の世界に対応出来るようにするから安心して』
にこにこと笑う神様は、おまけもつけたよと俺を白い空間から送り出したのだった。
18禁展開はウヅキが成人してからです。
だいぶ後半です……。
文字数 489,268
最終更新日 2022.12.05
登録日 2021.10.31
異世界にクラス丸ごと召喚され、一人一つずつスキルを与えられたけど……俺、有馬慧(ありまけい)のスキルは『模倣』でした。おかげで、クラスのカースト上位連中が持つ『勇者』や『聖女』や『賢者』をコピーしまくったが……自分たちが活躍できないとの理由でカースト上位連中にハメられ、なんと追放されてしまう。
しかも、追放先はとっくの昔に滅んだ廃村……しかもしかも、せっかくコピーしたスキルは初期化されてしまった。
とりあえず、廃村でしばらく暮らすことを決意したのだが、俺に前に『女神の遣い』とかいう猫が現れこう言った。
『女神様、あんたに頼みたいことあるんだって』
これは……異世界召喚の真実を知った俺、有馬慧が送る廃村スローライフ。そして、魔王討伐とかやってるクラスメイトたちがいかに小さいことで騒いでいるのかを知る物語。
文字数 202,173
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.01.18
第17回恋愛大賞、12位ありがとうございました。そして、奨励賞まで⋯⋯応援してくださった方々皆様に心からの感謝を🤗
「貴様とは婚約破棄だ!」⋯⋯な〜んて、聞き飽きたぁぁ!
あちこちでよく見かける『使い古された感のある婚約破棄』騒動が、目の前ではじまったけど、勘違いも甚だしい王子に笑いが止まらない。
断罪劇? いや、珍喜劇だね。
魔力持ちが産まれなくて危機感を募らせた王国から、多くの魔法士が産まれ続ける聖王国にお願いレターが届いて⋯⋯。
留学生として王国にやって来た『婚約者候補』チームのリーダーをしているのは、私ロクサーナ・バーラム。
私はただの引率者で、本当の任務は別だからね。婚約者でも候補でもないのに、珍喜劇の中心人物になってるのは何で?
治癒魔法の使える女性を婚約者にしたい? 隣にいるレベッカはささくれを治せればラッキーな治癒魔法しか使えないけど良いのかな?
聖女に聖女見習い、魔法士に魔法士見習い。私達は国内だけでなく、魔法で外貨も稼いでいる⋯⋯国でも稼ぎ頭の集団です。
我が国で言う聖女って職種だからね、清廉潔白、献身⋯⋯いやいや、ないわ〜。だって魔物の討伐とか行くし? 殺るし?
面倒事はお断りして、さっさと帰るぞぉぉ。
訳あって、『期間限定銭ゲバ聖女⋯⋯ちょくちょく戦闘狂』やってます。いつもそばにいる子達をモフモフ出来るまで頑張りま〜す。
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ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
完結まで予約投稿済み
R15は念の為・・
文字数 372,226
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.01.30
☆注意!
幼児愛好の特殊性癖です。
両刀のペドフィリアが主人公の調教モノです。真っ当な性癖の方には不愉快な描写が多々ございます。
上記をお覚悟の上でお読み下さい。
〜あらすじ〜
幼児愛好嗜好のペドフィリアである里中睦月(さとなか むつき)は、己の性癖が暴走するのを恐れ、人里離れた山奥の一軒家で暮らしていた。
しかし、ひょんな事から姉の忘れ形見である、賢(まさる)五歳と、聡子(さとこ)三歳を引き取る事となり、大パニック。
致し方なく、なるべく二人と顔を合わさず穏便に暮らそうとする睦月だが、そんな努力も虚しく、彼は暴走し、賢に手をつけてしまった。
行為に幼い身体が耐えきれず、寝込んでしまった賢。後悔に沼る睦月は、警察に通報される覚悟で、賢を病院に連れて行こうとするが、賢はそれを拒絶。
「こわれてもいいっ! おじさんとくらしたいっ!!」
啖呵を切る賢に睦月は落とされ、奇妙な三人の生活が始まった。
濃い目の調教モノです。愛がありすぎて、斜め上半捻りします。
文字数 92,807
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.05
ウィルベリー伯爵家に男児は生まれなかった。
生まれてきたのは嫡女のシルティのみ。
女性の爵位継承が認められていない国で、未来のウィルベリー伯爵を補佐するため、当主としての厳しい教育を受けるシルティ。
天性の明るさと両親の愛情に包まれて、心根の真っ直ぐな少女へと育つ。
シルティが7歳になっても跡継ぎは誕生せず、政略結婚か養子をとるか悩む伯爵夫妻。
そんな中、養子の適任者が現れる。
齢5歳の男の子の名はセドリック。
朝日に照らされた稲穂を彷彿とさせる黄金に輝く金髪と、夏の晴天のように美しい碧眼を持った男の子。
妖精や天使のように美しく愛らしいセドリックを、ひと目で気に入ったシルティは思った。
我が家に天使が舞い降りた、と――――……。
※架空の時代、背景、登場人物のフィクション作品です。
※誹謗中傷はご遠慮下さい。
※転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※誤字脱字報告は、随時対応致します。
*ムーンライトノベルズさんにも投稿しています。
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文字数 72,762
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.13
物語の始まりは2023年8月 東京。
どこにでもいそうな平凡な青年、今川 聡(いまがわ さとし(25歳))はマッチングアプリでとある女性と知り合う。
その女性との出会いによって彼の人生は大きな変化を迎えることになる――。
人はなぜ生きるのか。何のために生きるのか。人を愛するとはどういうことなのか。
時に、物事の『真実』を知ることは、その人の人生にとって不幸をもたらすことがあります。
それでも人間の『真実』を探求することへの欲求は留まることを知りません。
そんな、どのような時代、人間でも普遍的かつ共通に抱くテーマを、一人の平凡な青年が波乱万丈な人生を歩みながら、彼なりの答えを見出していく物語です。
文字数 20,059
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.03
『なんじゃこりやぁ!?』池に映り込む自分の姿を見て声を荒げる葉(よう)。なぜなら,そこに写り込んでいたのは禍々しい鎧に身を包んだ俺[イケメン]の姿があったからだ。そもそもさっきまで寝ていたはずなのに、なんでこんなところにいるのかさっぱりわからない様子。
懐かしさとファンタジーに包まれる世界でストーリーが動き出す。その先に待ち受けているのは出会いか別れかそれとも、、、
文字数 13,677
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.03.05
高校入試の当日、高熱で寝込んだ平柴 正人《ひらしば まさと》は、腹立ち紛れにお守りを投げ捨てた。 そのことで神の怒りをかい、神の大変さをしるために異世界へ神として送られる。 神となったマサトはその力で異世界をいきていくことになる。
文字数 126,747
最終更新日 2024.06.08
登録日 2024.04.10
この国での名門の学園を去った日から、一筋の野望が胸を焦がす。この屈辱を晴らし、かつての地に戻るためには、陰謀をめぐらせねばならなかった。そんな時、彼女が目の前に再び現れた。生意気な目をした、かつての教え子、恵理子だ。恵理子は、その美しさと頭脳、そして尊大な振る舞いから、あの学園で理事長になり、別格の存在であった。僕は彼女に近づくために多くの女の心を操り、学園を内側から支配することを目指す。ここに復讐劇が幕を開けようとしていた
文字数 50,235
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.05.03
魔力がない平民として乏しめられてきた伯爵令嬢のデレア・リフェイラには『完全記憶能力』という特殊な力を持っていたが、それは周りの者だけではなく本人すらも気づいていない魔力であった。
魔力無しは平民以下の証と蔑まれ、貴族に馬鹿にされていた彼女は貴族の事が大嫌い。そんな貴族嫌いのデレアは十四歳のとある日、父ギランから紹介された婚約者に婚約破棄を言い渡される。
「私の知った事か、クソ虫がッ!」
しかし負けん気の強いデレアはそんな風に口汚なく言い返してその場を去った。
デレアは元々平民の娘だったがワケあって伯爵令嬢として育てられていた。その為、義母や義理妹、侍女たちに煙たがられるようにリフェイラの屋敷の中で生活している。
本だけが大好きな彼女は本を読み続ける事だけを生き甲斐に、屋敷や学院でもなるべく貴族とは関わらないように過ごす日々の中で、デレアの周りで起こる様々なトラブルや事件をその負けん気の強さと類い稀なる豊富な知識力で解決、乗り越えていき、次第に彼女自身も成長していく物語。
そんな中、徐々に彼女の魅力に気づき始めた周囲の人間たちもデレアに惹かれていった。
父に人を知れ、と言われた事や亡き実母との思い出と幼き日の難解な魔導書の記憶を強く胸に抱き、デレア・リフェイラはこの理不尽な世の中に一石を投じ続けて生き抜いていく。
その生き様は、やがて大きな波紋となって――。
※序盤は恋愛要素薄めです。中盤以降からじわじわと。
※この物語に登場する人物、団体名、病名、症状等はフィクションです。特に疾病に関しては実在する病とは異なるものである事を念頭にお読みください。
※全4章構成です。
※こちらの作品は小説家になろう様の方でも掲載されておりますが、こちらでは最新のエピソードの追加や加筆がされております。
文字数 296,457
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.02.27
「お前はもう用済みだ。さっさと私たちの前から消えろ」
私の父……ジェンキンス公爵は冷たく言った。
後ろにはクスクスと嘲笑をこぼす、母と兄がいた。
しかし、私は彼等が思っているよりも冷静だった。
いつかこんな日が来ると思っていたから……
文字数 10,388
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.03.04
三十年前に発売されたフルダイブ型ゲーム機。頭に装着することにより強制的にレム睡眠状態を引き起こし、体が動かぬまま脳だけでゲームが遊べるようになった。
その中で人気のジャンルは、男ならアダルト系、女なら乙女ゲーム。バトルロイヤル系は死と直結するため人を選ぶ。そんな中で常にアクティブプレイヤーが一万人を超えるゲームがあった。
超高難易度ゲーム、VRMMORPG『Chaos of War』。
出来ることの幅広さと、複数人で組まなければクリアできないクエストの難易度からコアなプレイヤーが多い。単独での攻略は不可能と言われている中でも六人の名の知られたソロプレイヤーがいた。
文字数 25,906
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.04.22
無職になり実家に帰って絶賛就活中の俺。・・・面接受からない。まず面接すら断られる。日雇いバイトすらない!!どうしてだよ!?俺の顔が凶悪犯に似てるとかじゃないだろうな?
「兄貴、いい就職先あるんだけど・・・」と騎士の弟が教えてくれた。持つべきモノは出来いい弟だな!!だがな、その仕事が、騎士団長の嫁だなんて聞いてないぞ!?弟よ。俺を騙したな!?
攻が強引すぎて話が通じません。受が好きすぎで重すぎます。
R18は保険ではありません。
ほぼコメディで話は流れていきますが、後半になるにつれ、愛しさと切なさとコメディが半々くらいになってきます。愛だけが残ります。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。ラストは違います。
文字数 98,241
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.07.09
王太子ルシアーノにはアリステラという婚約者がいたが、ルシアーノはジェセニアに一目で心を奪われてしまった。
婚約の解消を目論むルシアーノは夜会でアリステラに仕掛けたのだが返り討ちにあって廃嫡寸前まで追い込まれてしまう。
かたやアリステラは「殿下の願いを叶えましょう」と婚約解消に同意し、遠い田舎、叔父(母の弟)が管理する不毛の地にさっさと出立してしまった。
挽回しようにも窮地に追い込まれるルシアーノ。
「やはりアリステラでないと無理だ」と策を練る。
一方、田舎でのんびり生活を満喫するアリステラの元に土煙をあげながら早馬でやってきた男がいた。
☆例の如く思いっきり省略した内容紹介です。
☆酷暑が続きます。屋内でも水分補給をお忘れなく。
☆完結後になりましたが10万字を超えているので長編に変更しました。
注意事項~この話を読む前に~
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。舞台は異世界の創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 121,236
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.01
貧乏な男爵家の三女として生まれたリグレットは、侯爵令嬢ブランシェの在りもしない醜聞を吹聴した罪で貴族界から追放。修道院送りになってしまう。
……と、そこでリグレットは自分の前世を思い出した。同時に、農家の行き遅れ娘でモリモリ頑張りつつ、その合間にプレイしていた乙女ゲームの世界の中にいると気づく。
リグレットは主要キャラではなく、ライバルの悪役令嬢プランシェの腰巾着。
ゲーム本編には一切登場せず、数多いるブランシェの被害者の一人に過ぎなかった。
やったね! ヒロインがヒーローたちをフラグを立てているうちにさっさとこの国から逃げる計画を立てよう!
何とこのゲーム、メリバエンドがいくつも存在していて、この国そのものが滅亡するぶっ飛んだエンドもある。
人の恋路に巻き込まれて死にたくねぇ。というわけで、この国を脱出するためにもまずは修道院で逞しく生きようと思います。
それとメインヒーローの弟さん、何故私に会いに来るんですか?
文字数 134,254
最終更新日 2022.06.12
登録日 2022.02.23
伯爵令嬢の家は王国内で大財閥の経営する富豪で知られていた。
その富豪の伯爵令嬢の婚約者となった公爵令息の家は名門中の名門だが金がなく、2人の婚約は政略の色が強かった。
先方が嫌々婚約したのは薄々感じてましたけど、まさか、貴族学校内で堂々と浮気をするなんて。
こんな婚約、さっさと相手の有責で破棄よ。
でも普通に破棄したんじゃ泣き寝入りしたみたいで癪よね。
我が伯爵家を蔑ろにした事を後悔させなければ。
お父様にお願いしてみましょう。
こうしてその年の貴族学校の卒業パーティーは誰もが忘れられない物となった。
【2022/7/31、出版申請、8/16、慰めメール】
【2022/8/3、24hポイント2万2000pt突破】
【2023/3/1、しおり200突破】
【2023/5/14、出版申請(2回目)、5/26、慰めメール】
文字数 4,038
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
婚約して同棲までしていた相手に、グレースはある日突然、出て行けと言われてしまった。
それもそのはず、オメガ令嬢だと偽って彼と婚約していたが、グレースは立派な男オメガであり、その事実を指摘されてしまえば到底、婚約破棄を拒むことは出来ない。
屋敷を叩きだされて、トランク片手に街へと向かうと、そこには馬車と、グレースの従者だと名乗る使用人がいて、グレースをさっさと馬車へと乗せる。
ついた先には、女嫌いの公爵子息がおり、彼がグレースと結婚することになっていると言いはじめ、奇妙な二人の番生活は幕を開けたのだった。
がっつりエッチな五万文字ぐらいのBLです。ちょっとだけ主人公が不憫かもしれません。サクサク上げていくので、よろしければ読んでってください。
文字数 54,401
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.01