「奇跡」の検索結果
全体で2,059件見つかりました。
イェント公爵令息のリエル・シャイデンは、生まれたときから虚弱体質を抱えていた。
公爵家の当主を継ぐ日まで生きていられるか分からないと、どの医師も口を揃えて言うほどだった。
そのため、リエルの代わりに当主を継ぐべく、分家筋から養子をとることになった。そうしてリエルの前に表れたのがアウレールだった。
アウレールはリエルに献身的に寄り添い、懸命の看病にあたった。
その甲斐あって、リエルは奇跡の回復を果たした。
そして、リエルは、誰よりも自分の生存を諦めなかった義兄の虜になった。
義兄は容姿も能力も完全無欠で、公爵家の次期当主として文句のつけようがない逸材だった。
そんな義兄に憧れ、その後を追って、難関の王立学院に合格を果たしたリエルだったが、入学直前のある日、現公爵の父に「跡継ぎをアウレールからお前に戻す」と告げられ――――。
完璧な義兄×虚弱受け すれ違いラブロマンス
文字数 91,901
最終更新日 2026.04.13
登録日 2025.12.07
満月の夜、女警察官・源(みなもと)加代子(かよこ)が仕事を終えて帰宅すると、鍵をかけたはずの部屋の扉が開いていた。
警戒しながら部屋に入ると、開いた窓辺に立っていたのは、一度満月の夜に口づけを残して消えたはずの男――光源氏だった。
「わからぬ……戻ってこれた……」
かつて突然現れ、現代に戸惑いながらも、加代子と奇妙な同居生活を送り、やがてホストクラブで圧倒的な人気を得た平安の貴公子。
あまりにも切なく、美しく別れたはずの相手が、まさかの再来。
感動の涙を返せと怒る加代子だったが、再び目の前に現れた光源氏を前に、胸の高鳴りを抑えられない。
しかも今回の光源氏は、以前より少しだけ現代に慣れ、相変わらず女たちを惹きつける天性の魅力は健在。
再びホストクラブに立てば、初日から店を揺るがす大人気。
シャンパンタワーに指名の嵐、売上はうなぎのぼり。
だが、どれほど女性たちに囲まれても、光源氏の心が向かう先はただ一人――加代子だけだった。
一方の加代子もまた、彼を“面倒な居候”として突き放しきれない。
むしろ、一度失ったからこそわかる。
隣にいてほしいこと。
帰ってきてほしかったこと。
そして、もう一度失うのが怖いことを。
なぜ光源氏は再び現代に戻ってきたのか。
この再会は奇跡か、それとも、また訪れる別れの前触れなのか。
満月の夜に始まり、満月の夜に揺れる、時代を超えた恋の続き。
あの光源氏が、再び現代で大暴れ。
けれど今度こそ、本当に選ぶのは“運命”ではなく、“愛した人”。
切なくて、甘くて、少し笑えて、最後まで目が離せない。
物語から抜け出した光源氏と、彼に振り回されながらも惹かれていく女警察官の、再会から始まる時空恋愛譚。
文字数 82,539
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.15
この世界には――魔法と魔法使いが実在する。
魔法使いになれるのは、生まれつきの才能ではない。
「召喚の儀(ガチャ)」という儀式を経て、精霊と呼ばれる超常の存在に“選ばれた者”だけだ。
彼らが挑むのは、底知れぬ未知の領域――ダンジョン。
そこに眠る資源の確保は、国家の命運を左右する一大事業である。
そして現代では、ダンジョン攻略やモンスター討伐の配信が一大エンタメ産業となっていた。
超大型モンスターバトル「レイド」は国際イベントと化し、各国の魔法使いたちが熱狂の舞台で競い合う。
強き魔法使いは国の象徴。
万人のアイドルであり、ヒーローなのだ。
だが――少子化と人材不足にあえぐ日本では、高ランク魔法使いの不足が深刻化。
ダンジョン攻略力も、レイドランキングも急落していた。
事態を憂えた首相は、国家の威信を賭けて“千連ガチャ”を敢行。
結果は奇跡。
最高ランク魔法使いSSR(スーパー・スペシャル・レア)三連引き。
世界を変える力が、同世代の三人の少女に宿った。
……しかし、ダンジョンは甘くない。
いかにSSRといえど、経験も知識もない彼女たちは、まだ雛鳥にすぎなかった。
やがて成長すれば、一国の命運を背負う存在。
だが、いまはその力を導き、育てる者が必要だった。
そこで白羽の矢が立ったのは、この物語の主人公。
今はダンジョンを引退し、零細企業勤務の三十八歳・独身男。
魔法使いとしてのランクは平凡なR(レア)。
だが、★5(完凸)・レベルMAXの“人類最強のR”。
これは、最強の完凸ベテランおじさんが、最強ポテンシャルを秘めたSSR三人娘に翼を与える物語。
――そして、もうひとりの男の野望が、日本政府を前代未聞の奇策へと導く。
彼はSSRの超パワーを“国家ブランド”として育てようとする、青年プロデューサー。
目的は――“SSRアイドル化計画”。
世界中から課金とイイネを集め、ソフトパワーで国庫を潤すのだ。
SSR三人娘は、ダンジョンを攻略し、レイドに挑む。
ときに巨大モンスターに怯み、ときにお宝に目を輝かせ、ときに青春の涙を流す。
その成長の軌跡をリアルタイムで配信しながら――
まさに国策バラエティ。
世界を巻き込んだ一大プロジェクトが始動する。
挑むはダンジョン、モンスター、そしてライバル魔法使いたち。
日本の経済復興は――この五人に託された。
文字数 1,110,084
最終更新日 2026.05.12
登録日 2025.10.16
長く続いた大戦、それにより腐りきった大地と生命を『奇跡の力』で蘇らせ終戦へと導いた女王――アドレーヌ・エナ・リンクス。
彼女はその偉業と引き換えに長い眠りについてしまいました。彼女を称え、崇め、祀った人々は彼女の名が付けられた新たな王国を創りました。
眠り続けるアドレーヌ。そこに生きる者たちによって受け継がれていく物語―――そして、辿りつく真実と結末。
これは、およそ千年続いたアドレーヌ王国の、始まりと終わりの物語です。
*あらすじ*
~第一篇~
かつての大戦により鉄くずと化し投棄された負の遺産『兵器』を回収する者たち―――狩人(ハンター)。
それを生業とし、娘と共に旅をするアーサガ・トルトはその活躍ぶりから『漆黒の弾丸』と呼ばれていた。
そんな彼はとある噂を切っ掛けに、想い人と娘の絆が揺れ動くことになる―――。
~第二篇~
アドレーヌ女王の血を継ぐ王族エミレス・ノト・リンクス王女は王国東方の街ノーテルの屋敷で暮らしていた。
中肉中背、そばかすに見た目も地味…そんな引け目から人前を避けてきた彼女はある日、とある男性と出会う。
それが、彼女の過去と未来に関わる大切な恋愛となっていく―――。
~第三篇~
かつての反乱により一斉排除の対象とされ、長い年月虐げられ続けているイニム…ネフ族。
『ネフ狩り』と呼ばれる駆逐行為は隠れ里にて暮らしていた青年キ・シエの全てを奪っていった。
愛する者、腕、両目を失った彼は名も一族の誇りすらも捨て、復讐に呑まれていく―――。
~第四篇~
最南端の村で暮らすソラはいつものように兄のお使いに王都へ行った帰り、謎の男二人組に襲われる。
辛くも通りすがりの旅人に助けられるが、その男もまた全身黒尽くめに口紅を塗った奇抜な出で立ちで…。
この出会いをきっかけに彼女の日常は一変し歴史を覆すような大事件へと巻き込まれていく―――。
*
*2020年まで某サイトで投稿していたものですがサイト閉鎖に伴い、加筆修正して完結を目標に再投稿したいと思います。
*他小説家になろう、アルファポリスでも投稿しています。
*毎週、火曜日に更新を予定しています。
文字数 690,586
最終更新日 2026.05.12
登録日 2021.09.14
2011年3月11日
あの日から私は、故郷に目を背けて生きてきた――
津波に巻き込まれ、奇跡的に助かった私は故郷から遠く離れた、見知らぬ土地で目を覚ます。
母に守られ、私だけが生き延びた現実と、私だけが安全な場所へ逃げてしまった後ろめたさから、大好きだった故郷が遠い遠い場所になってしまった。
けれど、目を閉じるたびに思い出すのは、あの震災直前に交わした約束。
「3月12日の卒業式のあと、時間くれないか。渡したいものがあるんだ」
一度はフラレたはずの、大好きな人と交わした約束。
あの果たせなかった約束が何年経っても私を過去に縛りつける。
小さい頃から思い描いた看護師への夢も諦め、孤独な年月を逃げるように生きてきた私の胸の奥には、あの日から一秒も動いていない時計がある。
これじゃだめだ。と葛藤の中、弱虫だった私を再び奮い立たせてくれたのは、故郷の懐かしい友達だった。
友との再会が、再び私と「あの日」を繋ぎ、止まっていた時計の針を動かしていく。
「当たり前の一日なんて、どこにもない。だからこそ、今日という日を大切に生きていくんだ」
これは東日本大震災を題材に、当時中学三年生だった子供たちが、絶望を越えて「希望」を抱くまでの再生の物語。
「15の春 未来を奪われた俺達が絶望の中見つけた希望は○年後に花開く」では語られなかった、真奈の視点から語られる対の物語。
文字数 58,841
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.23
雨のバス停で白杖を落とした22歳の紗月は、30歳の花屋・湊と出会う。
視力を失って(少し見える)から、人に助けられることにも、優しくされることにも、どこか引け目を感じて生きてきた紗月にとって、湊の距離感は不思議だった。必要以上に同情せず、でも必要なときだけ自然に手を差し伸べる。強引なくせに繊細で、軽そうに見えるのに、声の奥には消えない傷がある。そんな彼に少しずつ惹かれていく紗月は、やがて毎日のLINEや何気ない会話、触れられる体温に心を奪われていく。
しかし湊には、過去に婚約までした女性がいた。しかもその恋には、“見えない不安”と向き合えなかった苦い後悔が残っていた。最初はその過去を引きずったまま紗月に近づいたことを知り、紗月は深く傷つく。好きなのに、自分が誰かの代わりなのではないかと疑ってしまう。曖昧な関係、言葉足らずの優しさ、未読のまま積もる不安。会えない時間が長くなるほど、二人の心は少しずつすれ違っていく。
それでも、完全には離れられない。
頼りたいのに頼れない紗月と、支えたいのに支え方を間違えてしまう湊。恋人になってからも、年齢差、仕事、自立と依存、家族との距離、過去への嫉妬が何度も二人を揺らす。優しさが重荷になり、愛情が束縛に見え、言えなかった本音が喧嘩に変わる。好きだからこそ壊れていく苦しさと、それでも失いたくない執着が、何度も二人を引き戻していく。
この物語は、運命的な奇跡で結ばれる恋ではない。
傷ついた者同士が、互いの欠けた部分に触れながら、失敗し、傷つけ合い、それでも少しずつ“愛し方”を覚えていく物語だ。見えないことは不幸ではないと知りながらも、未来の見えなさに怯える紗月。過去の後悔から、本気になるほど臆病になってしまう湊。そんな二人が、恋の熱だけでは越えられない現実を前にしながら、曖昧な関係から本当の恋人へ、そして人生を共にする相手へと変わっていく。
不安も、未練も、すれ違いも消えない。
それでも、何度傷ついても「この人じゃなきゃだめだ」と思ってしまう。
これは、見えない未来の先で、ようやく“触れた声の向こう側”にいるたった一人を選び取る、切なくて苦しい純愛ストーリー。
文字数 100,273
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.23
王太子との婚約を、一方的な断罪と共に破棄された令嬢・アンネリーゼ=フォン=アイゼナッハ。
理由は“聖女を妬んだ悪役”という、ありふれた台本。
だが彼女は涙ひとつ見せずに微笑み、ただ静かに言い残した。
――「さようなら、婚約者様。二度と戻りませんわ」
すべてを捨て、王宮を去った“悪役令嬢”が辿り着いたのは、沈黙と再生の修道院。
そこで出会ったのは、聖女の奇跡に疑問を抱く神官、情報を操る傭兵、そしてかつて見逃された“真実”。
これは、少女が嘘を暴き、誇りを取り戻し、自らの手で未来を選び取る物語。
断罪は終わりではなく、始まりだった。
“信仰”に支配された王国を、静かに揺るがす――悪役令嬢の逆襲。
文字数 24,420
最終更新日 2025.05.15
登録日 2025.05.15
三十路目前のブラック営業が異世界で授かったのは、最強の剣でも魔法でもない
"正解と危険を色で告げる選択肢"だけを武器に、神託の少女を守り旅をする異色の異世界ファンタジー!
ブラック企業で人生を磨り減らし、死の淵で【再び始める】ことを選んだ主人公・鵜堂 形無は、異世界の迷いの森で目を覚ます
彼の目の前に現れたのは、時を止め、未来を色で示す不可思議な選択肢
やがて彼は、神託を受けた人見知りの皇女プルと、幼く見えるが奇跡級の剣術士ヘレジナと共に、儀式の地・地竜窟を目指すこととなる
小賢しい知恵しか持たなかった男が、逃げ癖も後悔も抱えたまま、一歩ずつ誰かのために"選択"をする覚悟を決めていく
これは、最弱の凡人が選択を武器に運命に食らいつく物語
カクヨムでも連載しています
https://kakuyomu.jp/works/16818093092938425039
文字数 209,357
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.02
男なんて単純な生き物だとあたしは思う。
男はみんな簡単に浮気する生き物だから。
あたしはそんな人達としか交流しない。
生きてるだけで偉いって言われる世の中だけどそんなの綺麗事。
どんなに嫌でも働かないと、お金がないと生きていけないでしょ?
真面目に仕事したってお金がないと騒ぎ立てる時代だから、あたしみたいな落ちこぼれが誕生しちゃったわけ。
高校卒業して現在23歳。
今でもニート。
月収100万、年間にしたら…1200万?
こんな人生を歩んできて
あなたに出会えたことは奇跡だと思う。
でも、結ばれないのも仕方のないことだと、それも理解してる。
ーーーーーー
短編にしようとしましたが恋愛小説化します!
最初はつまらないかもしれませんが読んだことを後悔させないよう、頑張りますので応援よろしくお願いします!
文字数 25,079
最終更新日 2026.05.13
登録日 2022.11.11
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
文字数 7,904
最終更新日 2022.04.10
登録日 2022.04.09
「俺が救いたいのは、世界の理(ことわり)じゃない。目の前で笑っている、お前だ。」
ラノベ好きの日本の青年・りくが目を覚ますと、そこは大正浪漫の薫る和洋折衷の帝都だった。与えられた能力は、万能とは程遠い地味な**「空間歪曲」**。しかし、この一見ショボい能力こそが、世界の運命を揺るがす神々の戦いに挑む、唯一無二の鍵となる。
りくは、快活な呪術師・陽菜を最初の相棒に、無骨な剣豪、孤高の忍び、エリート陰陽師、そして運命に囚われた巫女たちといった、個性豊かで「不完全」な仲間たちと出会い、絆を結んでいく。
そして、伝説の最強パーティの一員であり、国内最強と謳われる天下一の美女、静流との運命的な邂逅。彼女への憧れと、仲間たちとの温かい日常を守るため、りくは帝都の裏で暗躍する敵組織「黄泉送り」と、その背後に潜む**堕ちた神「奈落神」**との戦いに身を投じていく。
文字数 231,931
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.01.18
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
文字数 326,959
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.05.24
辺境の村から王都の星環教会へやってきた研修生アナベル・ウィンダーミア。
門で出会った王族直属騎士団副団長ルシアン・ヴァルセインと握手を交わした瞬間、二人の手首に金色の光が浮かび上がる。
それは"番"——神が定めた魂の半身の証。
物語の中でしか聞いたことのない奇跡的な出会いに胸を躍らせるアナベルだったが、ルシアンの口から告げられたのは冷酷な現実だった。
「俺には……すでに婚約者がいる」
その婚約者こそ、名門ルヴェリエ家の令嬢セレナ。国境の緊張が高まる中、彼女との政略結婚は王国の命運を左右する重要な政治的意味を持っていた。
番の衝動に身を焼かれながらも、決して越えてはならない一線を守ろうとするルシアン。
想い人を諦めきれずにいながら、彼の立場を理解しようと努めるアナベル。
そして、すべてを知りながらも優雅に微笑み続けるセレナ。
三人の心は複雑に絡み合い、それぞれが異なる痛みを抱えながら日々を過ごしていく。
政略と恋情、義務と本心、誠実さと衝動——
揺れ動く想いの果てに、それぞれが下す選択とは。
番という絆に翻弄されながらも、最後に自分自身の意志で道を選び取る三人の物語。
愛とは選ぶこと。
幸せとは、選んだ道を自分の足で歩くこと。
番の絆を軸に描かれる、大人のファンタジーロマンス。
全20話完結。
**【キーワード】**
番・運命の相手・政略結婚・三角関係・騎士・王都・ファンタジー・恋愛・完結済み・ハッピーエンド
文字数 64,429
最終更新日 2025.08.10
登録日 2025.08.10
枯れ果てた王都の大地に、夜な夜な魔力を注ぎ、命の息吹を与え続けていた伯爵令嬢のルシエル。
しかし彼女は「真の聖女」としての手柄をすべて異母妹のマリアンヌに奪われ、さらには無実の罪を着せられて、一年中雪と氷に閉ざされた極寒の北の公爵領へと永久追放されてしまう。
すべてを失い、死を覚悟してたどり着いた氷の城。
そこで彼女を待っていたのは、「冷酷公爵」と恐れられる若き領主・カリスだった。
しかし彼は、噂とは正反対の、不器用だが誰よりも領民思いで優しい男性だった。
カリスに隠された真の力を見出されたルシエルは、彼と「1年間の契約結婚」を結び、北の大地を救うために立ち上がる。
温かい食事、安全な寝床、そしてカリスの不器用な優しさに触れ、ルシエルの凍りついていた心は少しずつ溶かされていく。
さらに、怪我をしていたところを助けた巨大な銀狼――実は恐ろしい「精霊の王」ブランにもすっかり懐かれてしまい、ルシエルの周りはかつてないほどの温もりともふもふで満たされていく。
一方、真の聖女を失った王都は急激に枯れ果て、崩壊の危機を迎えていた。
焦った王都側はルシエルを連れ戻そうと理不尽な要求を突きつけ、ついには呪いの攻撃まで仕掛けてくる。
だが、今のルシエルはもう一人ではない。愛する人たちと、自らの居場所を守るため、彼女は真の力を解放する――!
これは、すべてを奪われた少女が、北の地で不器用な公爵様と愛らしい精霊王に囲まれ、世界一温かい春を咲かせるまでの、奇跡と溺愛の物語。
文字数 37,265
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
勇者パーティーの回復術師カイルは、ある日突然「役立たず」と言われ追放されてしまう。
回復魔法が弱いという理由で見捨てられ、餞別は銀貨数枚だけ。
行き場を失ったカイルは、仕方なく辺境の森で野宿することになった。
しかしその夜、何気なく回復魔法を地面に使った瞬間――枯れていた土地が一瞬で青々とした草原へと変わる。
頭の中に響いたのは、新たなスキルの声。
【生命活性】
それは、土地・植物・生物の生命力を大幅に高めるという不思議な能力だった。
試しに畑を作ってみると、作物はあっという間に成長。
しかもその野菜には、体力回復や能力強化といった驚くべき効果まであった。
やがて怪我をした少女、腕利きのドワーフ鍛冶師、行商人や冒険者たちが集まり始め――小さな畑は、少しずつ「村」へと成長していく。
一方その頃、カイルを追放した勇者パーティーは、回復役を失ったことで次第に苦戦するようになっていた。
これは、役立たずと追放された回復術師が、
辺境でのんびり畑を作るつもりだったのに、なぜか最強の村を作ってしまう物語。
そしてやがてその村は、
冒険者も、商人も、王族さえも訪れる――奇跡の場所になっていく。
文字数 73,444
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.03.11
※ライト文芸ランキング完結時8位ランクイン作品
瀬戸内海の穏やかな海を舞台に描く、青春と恋の物語。
高校生・航は、水泳に打ち込みながらも、自分の限界に揺れていた。
それでも仲間や大切な人に支えられ、もう一度前を向こうとする。
戦時を生きた祖先たちの記憶に触れ、失われたものと残された想いを知る航。
人を想うことの価値は、どんな奇跡よりも尊い――。
青春と戦争、現在と過去が静かに交差する、切なくも美しい物語。
小さな花のように咲く“いとおしい時間”を、あなたへ。
※物語後半にマスコットキャラ「カエルッパ」が主役のハートフルストーリーを追加します。
カエルッパはあなたの無くした物と、 心の忘れ物を刈り取ります。 忘れ物は再びあなたのもとへ……
文字数 76,589
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.02.06
「あの日、死んだはずの弟と妹が、庭の小屋で待っていた――」
7年前のタクシー事故。
生き残ったのは、僕一人だけのはずだった。
庭の片隅に佇む小さな小屋、通称「兄妹の部屋」
そこは、「誰が生き残ったか」が異なる三つの並行世界が交差する、奇跡の場所。
事故でバラバラになった悠人、蒼大、芽生の三兄妹は、
この四畳半の空間でだけ、秘密の再会を重ねてきた。
そして小屋の取り壊しが決まった時、
三人が下した残酷で愛おしい決断。
「一つの世界に、集まろう――」
すべてを投げ打って選んだ再会の果てに、
彼らがたどり着いた「本当の家族」の姿とは?
文字数 79,649
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.19
飢饉、重税、拷問――。
江戸初期、島原の地は、松倉勝家の苛烈な圧政のもと、地獄と化していた。
かつて武士として生き、関ヶ原で全てを失った男、有馬新十郎。
今は寒村で妹を守りながら、百姓同然の暮らしを送っていた。
だが、理不尽な年貢取り立てが、ついに彼の怒りに火をつける。
「神などいない。だが、旗はいる――」
絶望の中で人々が縋ったのは、“神の子”と呼ばれる美しき少年、天草四郎時貞。
奇跡を起こす神童。民を魅了するカリスマ。
だが新十郎だけは知っていた。
その奇跡が、人の手で作られた希望だということを。
神を信じた民。
神を演じた少年。
そして、神を造った男たち。
これは、祈りでは救われなかった時代に、
飢えた民が命を賭して立ち上がった、島原の乱の裏側を描く、
壮絶なる反逆の戦記。
文字数 59,408
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.12
わたし、眞中日和は、スイーツ大好きな中学一年生。
お母さんとケンカして、家出していたんだけど、大きな木の化け物にぶつかってしまったことで追いかけられてしまったんだ。
その時、助けてくれたのは、隣のクラスの不思議な男の子、周防衛くん。
彼から、一緒に星を救わないかと誘われたんだけど――。
「……夢を持つことは、奇跡みたいなことを追いかけるようなものかもしれないね」
あなたとの出会いは……。
どこか雪のように溶けて、消えてしまいそうで。
早くやってきた冬が、秋を追い越したみたいだったんだ。
文字数 34,110
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.04.13
