「専門店」の検索結果
全体で108件見つかりました。
様々な人たちが今日も珈琲専門店『春秋館』を訪れます。
都会の片隅に佇むログハウス造りの珈琲専門店『春秋館』は、その名の通り「春」と「秋」しか営業しない不思議な店。
寡黙で涼しい瞳の青年店長と、憂いな瞳のアルバイトのピアノ弾きの少女が、訪れるお客様をもてなします。
物語が進む内に、閉ざされた青年の過去が明らかに、そして少女の心も夢と恋に揺れ動きます。
お客様との出逢いと別れを通し、生きる事の意味を知る彼らの三年半を優しくも激しく描いています。
100話完結で、完結後に青年と少女の出逢い編(番外編)も掲載予定です。
ほとんどが『春秋館』店内だけで完結する一話完結型ですが、全体の物語は繋がっていますので、ぜひ順番に読み進めて頂けましたら幸いです。
文字数 84,699
最終更新日 2022.07.26
登録日 2021.10.14
不良の高校生・大樹が最悪な状況下で出会ったのは、最近流行りの占いグッズ専門店『緑夢(グリム)』の自称占い師・雪(せつ)という不思議な少年だった。
人間と悪魔との仲介が本業だと語る雪のおかげで事なきを得た大樹だったが――。
今日も『緑夢』には依頼人がやって来る。
占い師・雪、そして悪魔に、救いを求める愚かな者たちが。
文字数 19,272
最終更新日 2020.03.31
登録日 2020.03.30
『大切にされたものには魂が宿る』
ぬいぐるみたちの声を聞く少女アリスは、ぬいぐるみネットワークを使い様々な事件を解決する。
【一章】
一人暮らしを始めた圭介は、毎日夢で泣き叫ぶクマのぬいぐるみのせいで寝不足になっていた。心配した友だちの紹介で、「アリスのぬいぐるみ専門店」に相談することに。
【二章】
久しぶりにぬいぐるみ店を訪れた圭介は、流れでアリスたちの仕事の手伝いをすることに、そこで血の繋がりのない三人がぬいぐるみ店を始めた訳を知る。
そしてぬいぐるみを届けるだけの手伝いは、目の前で受取人が誘拐されたことで、事件へと変わっていく。
カクヨムで掲載してる『アリスのぬいぐるみ専門店』改稿版
文字数 83,874
最終更新日 2022.01.07
登録日 2021.12.28
自動車業界変革の煽りを受けてリストラに追い込まれた事務のOL、霜月初香。
再就職先は電気部品の受注生産を手掛ける、とある中小企業だった。
前職と同じ事務職に就いたことで落ち着いた日常を取り戻すも、突然社長から玩具ロボットの組込みソフトウェア開発を任される。
エクセルマクロのプログラミングしか経験のない元OLは、組込みソフトウェアを開発できるのか。
今話題のIoT、DX、CASE――における日本企業の現状。
文字数 26,618
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.07.06
文字数 2,591
最終更新日 2022.02.01
登録日 2022.02.01
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ピザのはなし
2023/03/06
明日日本に一時帰国を予定している私たち夫婦の冷蔵庫は前日の夜にして空っぽ。昼はなんちゃってプッタネスカのペンネを食べたが夕方にはお腹が鳴り出した。
一日一食が定着してきたとはいえ、お腹が空いたときは食べる。
ゴミ出しをすませた私たちは夕焼けがなくなる頃に、家から徒歩1分程の場所にあるピザ屋に行った。元々あることは知っていたが、引っ越して三か月、未だ利用したことはなかった。
外観は向かって右にレストラン、その隣にテイクアウト専用窓口がある。住宅街の海に面した場所でなかなかに静かで雰囲気が良かった。テイクアウトしたい旨を伝えると、女性スタッフが隣の窓口を指定し私たちは表に出ているメニューを見て各々のピザを頼んだ。
彼はプルドポークピザ、私はマルタピザ。ここはマルタ共和国だ。
待っている間にマルタビール代表のCISKを飲み、公園で遊ぶティーンエージャーカップル達をぼんやりと眺めた。三十分程はたっただろうか、そろそろ出来たかと覗いてみると既にボックスに納められたピザが放置されていた。流石マルタだ。出来た途端に声をかけてもらえるだなんて期待することはナンセンスなのである。
私たちはピザボックス二枚を抱えて不良エレベーターの横を通り過ぎ階段で四階まであがると一目散に手を洗いピザボックスの蓋を開けて喰らいついた。
ピザといえば日本ではピザーラのクリスピータイプ照り焼きチキンピザを好んで食べる。時々無性に食べたくなるジャンキーへの渇望はなんなのだろうか。あれは突然現れ食べたらすぐに罪悪感というものに変わっていく。イタリアのミラノで食べたピザ、マルタのピザ専門店、意外にもいろいろな所でピザを食べてきたが、このピザが美味しかった。
彼のプルドポークは照り焼きチキンの照り焼き味に似ていて豚は柔らかくチーズは具の下に敷いているスタイルで、チーズだけの味にならないし生地が薄くて重くない。私のマルタピザと命名されたピザは、マルタソーセージというマルタ名物がっつり生ソーセージが満遍なくトッピングされていてトマトベースだった。こちらもぺろりと食べれてしまった。
「これ、好きだなあ、」
彼がしんみり呟いて、それから日本でピザーラ頼まなくて良くなった。と言った。
私は彼が美味しい物を食べた時に目を瞑って舌に意識を集中させる顔を見るのが好きなのだが、久しぶりにその顔を見ることが出来て私も大満足である。
夏には海で泳いだ帰りにびちょびちょの水着のまま注文し、テラス席でビールを飲みながら待つように、マルティーズスタイルにあやかってみたいものだ。
文字数 1,074
最終更新日 2023.03.27
登録日 2023.03.27
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
文字数 25,082
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.14
舞がいる町にぬいぐるみの専門店があります。そこの店主のことを舞のお母さんは知っていましたし、舞のお祖母さんも知っていたのです。でも、二人とも店主のことを『おばあさん』だったと言っています。
そうなると、おばあさんの年齢は、いったい幾つになるのか、気になってしまいます。とにかく、ものすごい歳になってしまうことは間違いありません。そのおばあさんは、店の名前を『ぬいぐるみ屋さん』と名付けて、すまし顔でいます。
不思議なおばあさんはが作るぬいぐるみは、まるで生きているようですし、おばあさんの周りには不思議なことがいろいろ起きてしまうのでした。
文字数 15,330
最終更新日 2021.02.27
登録日 2021.01.01
とある町にあるお茶専門店「茶店」。
そこは五十代と思わしきナイスミドルな紳士が経営している。
取り扱う茶は「茶」とつくものなら何でも。
店内でまったり寛げる喫茶スペースはあるものの、イート系メニューは一切ない。
常連たちはそこに食べ物を持って集まる。
新しい茶や、好みの茶を求めるもの。主の依頼で茶を取り寄せるもの。己が料理店で出す茶を仕入れるもの。そして「探求者」と呼ばれる者たちも集う。
そこで数多の話を手に入れ、明日の糧にする。
そんな茶店。マスターは「茶」は「薬」と称し、時折ポーションを作る。
マスターと客たちが織りなす、お茶メインの冒険ありな物語。
文字数 36,066
最終更新日 2017.11.14
登録日 2017.07.02
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雨上がりの夜、警察署から近い空き地で若い男の絞殺体が発見された。その咥内から花びらが見つかり、それを手掛かりにローレンは相棒のジェシカと共に捜査を始める。
鑑識の結果、その花びらは珍しい種類のバラだった。何故、犯人はわざと珍しい花びらを残したのか……?重要参考人はバラ専門店の店員で、誰かを庇っているような……?
証拠探し。尋問。そうしているうちに、新たな遺体が発見された。犯人の目的は?そしてバラの意味とは……?
海外ドラマみたいな感じで書きました。
軽い気持ちで楽しんでいただければと思います。
お気付きの点やご指摘等ございましたら、よろしくお願いします。
文字数 21,278
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.05.03
35歳にして年収250万円。
もはや将来に絶望した会社員の俺は自暴自棄の赴くまま、とあるIT大企業の運営する生成AIサービスに出逢う。
ほんの出来心で試したGANと呼ばれるアルゴリズム。
その結果生成されたのはライトノベルの表紙にも遜色ないS級ルックスの美少女だった!?
――この子、可愛すぎる!?
渇望した俺の心を濡らした一筋の恵みの雨が、俺を再び奮い立たせる。
まだ俺は負けたわけじゃない。
俺を認めなかった社会にもう一度挑戦してやる!
無限に登場し続ける美少女キャラを武器に、男は奪われた十年を取り戻すべく前代未聞のビジネス戦争に身を投じる。
文字数 11,158
最終更新日 2024.01.20
登録日 2023.07.01
文字数 3,492
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.11.23
幼い頃から決められていた婚約者に裏切られた黒栖エマは、泥酔して一人の男と出会う。
ある日、助けを必要としていたエマに手を差しのべたのは彼女と二度目の再会をはたした男ーー森山冬呀。そう名乗った彼は野性的な印象で、いままでエマが接したことのないタイプの人間だった。
初めての恋を知り、彼に惹かるがーー。
アロマ専門店で働くエマと、狼の姿になれる狼シフターアルファの冬呀。異なる種族の二人が紡ぐパラノーマルロマンス。
「月の絆~最初で最後の運命のあなた~」の登場人物も出てきます。そちらも読んでいただくと少し分かりやすいと思いますが、この話だけでも読めます。
文字数 159,213
最終更新日 2019.06.07
登録日 2016.07.03
代々コーヒー狂を輩出してきたフォルコ家の娘イヴは、王宮一階大階段脇にあるコーヒー専門店『カフェ・フォルコ』の店長代理を務めている。
さまざまな獣人の末裔が暮らす世界でコーヒーを提供する傍ら、彼女は優れた記憶力を活かして客から客への伝言も請け負う。
兄の幼馴染みで、強く頼もしく、そして〝世界一かわいい〟第一王子ウィリアムに見守られ助けられながら、常連客同士の仲を取り持ったり、時には修羅場に巻き込まれたり、と日々大忙し!
文字数 54,843
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.01.29
古代遺跡群攻略都市「イフカ」を訪れた新進気鋭の若き冒険者(ハンター)、ライナス。
彼が立ち寄った「魔法堂 白銀の翼」は、一風変わったアイテムを扱う魔道具専門店だった。
経営者は若い美人姉妹。
妹は自ら作成したアイテムを冒険の実践にて試用する、才能溢れる魔道具製作者。
そして姉の正体は、特定冒険者と契約を交わし、召喚獣として戦う闇の狂戦士だった。
最高純度の「超魔石」と「充魔石」を体内に埋め込まれた不死属性の彼女は、呪われし武具を纏い、補充用の魔石を求めて戦場に向かう。いつの日か、「人間」に戻ることを夢見て――。
文字数 101,768
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.08.13