「兄弟」の検索結果
全体で2,496件見つかりました。
オランジェ=ペコーはペコー伯爵家の次男で王太子であるダージ=リン=ティーポットの近衛騎士だ。
真面目で堅物、清廉潔白に生きてきた彼に、ある日問題が降りかかる。
父が投資に失敗し、多額の負債を負ったのだ。しかも父は逃げてしまった……。
次期当主である兄が当主になり、立て直すも資金が足りない。このままでは妹の縁談にも響いてしまう。
オランジェは悩んだ挙げ句、誰にも内緒で昼は騎士、夜は顔を隠して風俗で働くことにした。
自分に婚約者はいない。それにちょっと胸をなめられるくらいなら………。
だがそこに、自分が仕える王太子がお忍びでやってきて?!
文字数 93,778
最終更新日 2024.02.17
登録日 2024.01.28
「君とは一年後に離婚するつもりだ」
結婚して早々、私は夫であるマグナスからそんなことを告げられた。
彼曰く、これは親に言われて仕方なくした結婚であり、義理を果たした後は自由な独り身に戻りたいらしい。
身勝手な要求ではあったが、その気持ちが理解できない訳ではなかった。私もまた、親に言われて結婚したからだ。
こうして私は、一年間の期限付きで夫婦生活を送ることになった。
マグナスは紳士的な人物であり、最初に言ってきた要求以外は良き夫であった。故に私は、それなりに楽しい生活を送ることができた。
「もう少し様子を見たいと思っている。流石に一年では両親も納得しそうにない」
一年が経った後、マグナスはそんなことを言ってきた。
それに関しては、私も納得した。彼の言う通り、流石に離婚までが早すぎると思ったからだ。
それから一年後も、マグナスは離婚の話をしなかった。まだ様子を見たいということなのだろう。
夫がいつ離婚を切り出してくるのか、そんなことを思いながら私は日々を過ごしている。今の所、その気配はまったくないのだが。
文字数 48,232
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.08
通り魔に殺されたら愛読書(ヒロイン凌辱十八禁ロマンス小説)の悪役令息――の弟(モブ)に転成していた俺!
原作CP厨な俺は原作を見守りつつ、死なないように生き延びようとしていたはずなのに、悪役令息な兄と敵対関係にある聖騎士――の弟である美形双子兄弟に溺愛されることに!
あれ、このキャラ(俺)って、この双子と絡みあったっけ?
双子の兄弟騎士×悪役令息の弟(に転成した中身一般人)
初対面から好感度マックスの双子に囲われて愛されて、ヤンデレられる俺が死亡フラグを回避しながら生き延びたいお話。
❀「いい双子の日」❀
✿22.8.20 完結しました✿
❀背後注意話❀
✾Twitter → @yuki_cat8
お気に入り、感想ありがとうございます✨✨✨
✻*˸ꕤ*˸*⋆。年明けくらいから番外編公開したいけど間に合わなさそうな気持ち✻*˸ꕤ*˸*⋆。
文字数 128,398
最終更新日 2022.12.25
登録日 2022.07.23
平凡な大学生・雨宮ハルは、幼い頃に弟のように可愛がっていた双子の兄弟と偶然の再会をする。
奔放な遊び人の海斗
儚げな優等生の涼
美しい青年に成長した彼らが昔のようにハルに懐いてくれるのが嬉しかった。
しかし、ハルは気づいていない。二人の想いがいつしか甘く危うい執着に変わっていたことに。
双子の美青年たちとの禁断の夜、許されない快楽の果てにハルが辿り着くのは……
※攻め二人(双子)、受け一人のベッドシーンがあります。
文字数 47,409
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.26
■概要(あらすじ)
製菓学校に通う甘野杏(あまの・あん) は、雨の日に出会った“イベント会社の社員”大鷹彰(おおたか・あきら) と、一年限定の甘い同棲を始める。朝から重い愛、バイト先での嫉妬、スイーツデート、兄の訪問、南の島旅行。けれど彰には、大鷹グループCEOという正体と、父から迫られる見合いがあった。期限付きの恋は、約束のクリームパンとともに、永遠の家族へ変わっていく。
■登場人物
甘野杏(あまの・あん) 食いしん坊受け 「オレ」
大鷹彰(おおたか・あきら) 重め隠れCEO攻め 「俺」
甘野蓮(あまの・れん) 杏の兄
大鷹優(おおたか・ゆう) 彰の従兄弟
橘玄太(たちばな・げんた)執事兼秘書
■一言コメント
重め隠れCEO攻めx食いしん坊受けの溺愛BLラブコメです。(♡喘ぎあり)
■AI活用
・表紙(AIイラスト)
・会話テンポ&文章校正
・タイトル/名前/タグ案
■その他
R15相当
文字数 52,766
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.05.27
過保護な義兄に守られて育ち社交界デビューを迎えた侯爵令嬢クリスタ。
皇太子妃候補として扱われていることに気づき、愕然とする。
義妹を本家の姫として崇め、守ってきた義兄ビルヘルムは
義務として皇太子に嫁ぎ、その操を捧げることを強いられる義妹に・・・・
誠実で聡明な皇太子リオネルは高潔な淑女クリスタに執着し、徐々に壊れていく
第一章は全年齢OKな内容です。第二章から性的な表現を含みますのでご注意ください。
*主な登場人物*
・クリスタ
堅実な侯爵家の令嬢で謙虚で欲がない。
立ち振る舞いは美しく教養があるが社交界に憧れがなかったためダンスは練習を熱心にしておらず不得意。
恋愛事に疎い。シンプルで肌の露出の少ない服装を好む。
公の場では完璧な淑女ながら、無邪気な面があり、家族、特に義兄のビルヘルムや侍女のジェンには本音を見せ甘えたがり。
・ビルヘルム
侯爵家の傍系男爵家から養子に入りクリスタの義兄となる。
男3人兄弟で育ち、本家の姫であるクリスタに護衛として付き従う。
何よりもクリスタを優先する。
・皇太子リオネル
勤勉で寛大、誠実と評判の皇太子。
子供時代から知っているクリスタと久しぶりに再会してから、クリスタを妃に望み、独占欲から戦略的に囲い込む。
クリスタへの欲望が高まっていき、クリスタが懐いているビルヘルムに嫉妬する。ダンスの名手。
・ウィストリア侯爵
クリスタの父で外務大臣。皇太子はじめ皇族一家の忠臣であり、まじめで信頼を集めている。クリスタのことを思っており、皇太子との結婚で愛娘が幸せになるものと信じている。養子のビルヘルムにも優しく息子として信頼し仕事の補佐をさせている。
・ギルバート・バルモン子爵
クリスタの9歳年上の実兄。ウィストリア侯爵家の跡継ぎ。
外務大臣を務める父に代わり侯爵領を治めながら、皇都の父の補佐も務める。
父からすでにバルモン子爵の位を継承されている。クリスタをつい子ども扱いしてしまう。
伯爵家から嫁いだ妻との間に息子と娘がいる。
※挿絵など画像にはAiを使用しています。
文字数 150,082
最終更新日 2026.03.31
登録日 2024.03.21
好きな人が一人じゃなきゃいけないって、誰が決めたの?
一ノ瀬凛(いちのせ りん)はお兄ちゃん大好きな大学一年生(19歳)
ある日、出張で他県にいる兄・航(わたる)と身体を重ねた現場を、兄の友人・綾瀬(あやせ)に見られて動画を撮られてしまう。
「け、消して! 動画、消してください!」
「……俺も同じことがしたい」
月に1回、お兄ちゃんと甘くて優しい恋人同士のエッチ。3日に1回、綾瀬さんと乱暴で獣みたいな愛のないセックス。
そこから三人のただれた関係が始まってしまって……!?
★表紙画像はGAHAG様からお借りして加工文字いれしています。https://gahag.net/
★コンテスト規定にひっかかりそうな未成年が性行為を目撃する描写を少し変えました。
★BOOTHの規制などの世の流れを受けて、実兄弟→義理の兄弟に変更します。
★義理兄弟、血のつながりゼロで、一九歳と二六歳で本人同士同意してまぁす!
★11月が終わるまでほぼ毎日更新をします。時間は不定期なので、お気に入りに入れとくとお知らせが来ます。
★寝取られ・寝取らせ・寝取り・僕の方が先に好きだったのに要素があります
文字数 111,766
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.10.01
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
文字数 693,811
最終更新日 2026.02.14
登録日 2023.03.24
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
文字数 4,087
最終更新日 2026.04.06
登録日 2025.10.19
逆行転生戦国物は、果たしてほっこりじんわり出来るのかという縛りプレイ挑戦中。
逆行転生による歴史改変。シュールセンチメンタリズムでお送りする残念人生救済路線。様々な人物が違う組み合わせで違う人生を。※ギャグ・おふざけ描写あり
竹千代は嬉しかった。自分より何倍もすごい人物が自分を褒めてくれるのだ。ここまでいっしょに来た持広爺も、今川の太守様は優れたお方ゆえ必ず竹千代を助けてくれようと、朝に晩に言っている。
「次は忠であるが…、これは信と共に合わせて話そう。耳の痛い話となるが、竹千代は負けずについてこれるか?」
「はい!竹千代は負けませぬ!」
意地っ張りな顔の強張りを浮かべる竹千代。その意地が仇となるのだが、と義元は感じたが、今は八徳を教えるのが先と話を進めた。
「うむ、されば申し聞かそう。忠とは、支え尽くす心。家臣に忠なくば、主もまた家臣には報いまい。そして信とは裏切らぬ心。これは主従の両方に必要なもの。儂はそなたの父と会うたこともなければ話した事もない。なれどそなたの父・清孝殿は信がなかった為に家臣に討たれ、家臣にも忠がなかったため清孝殿を襲ったのであろう」
竹千代は言葉もなくうなだれる。父のことを酷く言われるのが辛かった。その様子に気付いた義元が立つと、竹千代の元まで歩いてその肩に手をおいた。
「そなたは特に、この忠と信についてよく考えねばならぬ。なぜ父は家臣に討たれたのか。なぜ家臣は父を討ったのか。この答えは教わるのではなく、自分で探し出すもの。そしていつか答えが分かった時には、儂にもそっと、おしえてくれよ」
「はい…」
竹千代が答えると、義元は座っていた位置に戻った。
「…さて、残りは孝と悌であるが、このふたつも人をおもいやる心。孝とは老いた親を子が背負う姿。孝なくば、我が身も子供に捨てられよう」
「はい」
「そして悌も、弟に心をかけると書く。長兄嫡男だからと弟どもを疎かにすれば、たちまち家は乱れよう」
最後の悌に関しては、義元の耳が痛かった。
義元には兄達との思い出がほとんどない。ただ、兄弟子である雪斎がよくしてくれていたので、兄とはこういう者であろうとずっと思っていた。
しかし氏輝兄上と彦五郎兄上が死んでしまうと、兄である玄広恵探と争うことになってしまった。そのうえ碌に話せぬまま、二度と会えぬようになってしまったのだ。これに義元は、ずっと心を痛めていた。
(氏輝兄上、彦五郎兄上…)
義元は閉じた瞼の裏に、幼き日に見た兄達の姿を思い浮かべる。それは父・氏親の葬儀の日。しかし話しかけることはおろか近づくことさえ許されなかった。その時の義元は僧の一人として葬儀に加わっていた為だ。
文字数 238,350
最終更新日 2026.07.01
登録日 2025.06.19
小学5年生の真也は、駅の構内で通行人に100円をせびる男子中学生と出会う。電車賃が足りなくて帰れないという少年に、真也は自分が持っていた小銭を渡した。少年は月島亮と名乗り、小銭を受け取って真也と別れた。
帰宅した真也は、2日前から行方不明になっていた中学生の遺体が川で発見されたというニュースを目にする。死んだ少年の名前は、駅で出会った少年と同じだった。
14年後、真也の前に、在りし日と変わらぬ姿の月島亮が現れる。亮は交通事故で命を落とす運命にある真也を救うため冥府からやってきたという。命を救われた真也は、次に自分が死ぬとき迎えに来てほしいと亮に頼み、冥府の通行手形の代価として、祖父の形見の懐中時計を渡した。
亮との再会を願いながら日々を送る真也は、50年前に亡くなった女児の成仏を手助けしたことで、竜神の使いと邂逅する。夜の神社で会った美貌の兄弟、この町で死んだ子供など、様々な人々の助けを借りて、真也と亮は心温まる時間を過ごす。
文字数 48,247
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.04.14
コラソン王国屈指の貧乏男爵家四兄弟のお話。
全四話+後日談
登場人物全てハッピーエンド保証。
文字数 9,191
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.08.03
主人公 光希《みつき》(高1)は恵まれた容姿で常に女の子に囲まれる生活を送っていた。
来るもの拒まず去るもの追わずというスタンスでリア充を満喫しているつもりだったのだが、
ある日、それまで自分で認識していた自分というものが全て崩れ去る出来事が。
全てに嫌気がさし、引きこもりになろうと考えた光希だったが、あえなく断念。
従兄弟が理事長を務める山奥の全寮制男子校で今までの自分を全て捨て、修行僧のような生活を送ることを決意する。
下半身ゆるめ、気紛れ、自己中、ちょっとナルシストな主人公が今までと全く違う自分になって地味で真面目なセカンドライフを送ろうと奮闘するが、色んな意味で目を付けられトラブルになっていく話。
2019/7/26 本編完結。
表紙イラストは、さくら怜音様より描いていただきました!
ムーンライトノベルズ様でも公開中。
文字数 377,528
最終更新日 2022.03.08
登録日 2018.10.19
藤倉日和、十八歳。
――――職業、愛玩奴隷。
長年愛玩奴隷として生きてきた日和は十八歳を迎えた誕生日の朝、主人の夜逃げ・高飛びという形で天涯孤独となった。
奴隷仲間であった幼い他の少年たちは、保護という形で児童養護施設に引き取られることに。
だが唯一成人していた日和だけが、生きる術も持たぬままその身一つで屋敷から放り出されそうになる。
そんな中、日和の様子を見かねた男……樫原が、自らの主人へ日和を引き会わせてくれることに。
彼の主人は東條院グループ御曹司である三兄弟であった。
三人の御主人様の相手を一人でするだなんて、さぞ大変なことに……と思いきや、奴隷なのに衣食住はもちろん、社会保障やら福利厚生までが充実しているという。
愛玩奴隷としての仕事に従事した日は深夜割増付きの特別手当が出るというから驚きだ。
「キミをその金額で一年間契約社員として雇う。その代わり、キミはこの屋敷で働きながら、まずは社会のことを学びなさい」
こうして日和は、新たな家・東條院家で、愛玩奴隷として新たな日々を迎えることになる。
だが愛玩奴隷として育った日和は表面上の問題に加え、内面的にも沢山の問題を抱えていた。
日和の主人となった三兄弟もまた、それぞれに問題や秘密を持っており……。
※唯月漣 長編5作目
***
現代物シリアス、攻め三人・受け一人。
ハピエン予定ですが、誰か一人とくっつく話ではないです。
エロは予告なく入ります。
●含まれる要素●
奴隷、拘束、目隠し、お仕置き、おもらし、電マ、コスプレ、大人の玩具(ローター、ニップルクリップ、アナルプラグ、エネマグラ)、異物挿入、ローションガーゼ、媚薬、攻めフェ、甘々、焦らし、濃厚前戯、甘々
※アブノーマルプレイ多めにつき、地雷をお持ちの方は上記をご確認の上、自己責任で閲覧下さい。
(話が進むと増えます)
■当面は毎週金曜の夜に更新。
■こちらは誤字や誤用の精査等、校正補助にAIを使用している回があります。
※本文や展開、内容を考えて書いているのは作者です。
表紙イラスト●日色ほなみ様
文字数 248,842
最終更新日 2026.06.26
登録日 2022.10.31
猟奇的な展開で問題作を狙ったBLゲーム、¨殺戮と鮮血のオーディン¨
俺はこの殺伐としたゲームの世界にモブとして転生してしまった。
眼鏡モブに徹して、上手いこと生きて行こうと画策していたが、ゲームが始まる前の段階で、ラスボスの三兄弟に出会うことになる。
彼らと関わると血みどろの惨劇になると想像していたが、待っていたのは、恐ろしいくらい、ほのぼのした日常と三兄弟にひたすら愛される日々だった?
★
クラスに一人いる秀才眼鏡くんに転生したが、口を開くと前世のおバカないじられキャラが出てきてしまう平凡主人公と、そんな主人公に癒される殺戮の鬼と呼ばれたハイスペック三兄弟のお話。
エロもピンチもゆるっとコメディを目指しています。
これはアレだなという回には※を付けさせていただきます。
総愛されで、カップルは固定。
恋愛&主人公エロは二章から。
文字数 225,981
最終更新日 2021.12.29
登録日 2021.10.31
〜義経と弁慶の関係は、普通の主従ではなかった〜
この物語は英雄義経の軍記ではありません。
父代わりの存在に愛されながら、兄の情愛を求め続けた主と、その危うさをそばで見つめ続けた従者の記録です。
♦︎ ♦︎ ♦︎
五条の大橋で牛若に完敗した荒法師の武蔵坊弁慶は、命果てるその時まで彼を守ると誓う。
だが、主君となった牛若――源義経が求めていたのは、家来の忠義ではなかった。
幼くして父を失い、孤児同然に育った義経は、自分を愛してくれる肉親の幻影を、戦乱の世で探し続けていた。
奥州では藤原秀衡に。 鎌倉では実兄の源頼朝に。
宇治川、一ノ谷、屋島、壇ノ浦――義経の無垢な輝きは戦場を突き抜け、平家を追いつめ、同時に鎌倉の秩序を静かに揺るがしていく。
伊勢三郎、佐藤兄弟、梶原景季、畠山重忠――周りの男たちが次々と義経の輝きに魅入られ、我欲を忘れて身を投じていく。彼らの熱狂は、もはや忠義というより、信仰に近かった。
戦場で命を投げ出す突撃を繰り返す義経。それは兄に振り向いてもらうために、自らの命を供物として差し出し続ける行為でもあった。
そばにいる弁慶の方は振り向かず、義経は愛を求め続ける。
その姿を見守るうちに、弁慶の忠誠は、いつしか別のものへと姿を変えていく。
源平の戦乱を駆け抜けた、愛を求める者と、その影となった者の物語。
♦︎ ♦︎ ♦︎
弁慶の目に映る世界だけを描いた、新しい形の義経ものがたりです。
一ノ谷の奇襲、屋島の暴風渡海、腰越状、任官問題――義経にまつわる有名な出来事を、史料の隙間から新しい光を当てて描いています。
第12回歴史・時代小説大賞に応募中です。
文字数 367,111
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.01.19
文武両道で優しく、自慢の「理想の兄」だった飛鳥。
だが、玲央が偶然見つけたのは、兄に下された『停学処分通知書』だった。
隠し事を暴かれた飛鳥は、それまでの「良い兄」の仮面を脱ぎ捨て、飢えた獣のような本性を現す。
「お前は俺のことだけ考えて生きてくれ。……結婚しようぜ、玲央」
狂乱する兄に恐怖を覚えながらも、その孤独と痛みに触れた玲央は、共に泥濘へ沈む覚悟を決める。
文字数 31,239
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.03.19