「晩餐」の検索結果

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恋愛 完結 長編
「愛しているよ、エルシー…。たとえ正式な夫婦になれなくても、僕の心は君だけのものだ」「ああ、アンドリュー様…」  王宮で行われていた晩餐会の真っ最中、公爵令嬢のメレディアは衝撃的な光景を目にする。婚約者であるアンドリュー王太子と男爵令嬢エルシーがひしと抱き合い、愛を語り合っていたのだ。心がポキリと折れる音がした。長年の過酷な淑女教育に王太子妃教育…。全てが馬鹿げているように思えた。  嘆く心に蓋をして、それでもアンドリューに嫁ぐ覚悟を決めていたメレディア。だがあらぬ嫌疑をかけられ、ある日公衆の面前でアンドリューから婚約解消を言い渡される。  深く傷付き落ち込むメレディア。でもついに、 「もういいわ!せっかくだからこれからは自由に生きてやる!」 と吹っ切り、これまでずっと我慢してきた様々なことを楽しもうとするメレディア。ところがそんなメレディアに、アンドリューの弟である第二王子のトラヴィスが急接近してきて……?! ※作者独自の架空の世界の物語です。相変わらずいろいろな設定が緩いですので、どうぞ広い心でお読みくださいませ。 ※この作品はカクヨムさんにも投稿しています。
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小説 1,197 位 / 185,603件 恋愛 565 位 / 56,377件
文字数 132,036 最終更新日 2024.03.04 登録日 2024.01.26
恋愛 完結 短編 R15
「すまないが僕は真実の愛に目覚めたんだ。ああげに愛しきは君の妹ただ一人だけなのさ」  公爵令嬢の主人公とその婚約者であるこの国の第一王子は、なんでも欲しがる妹によって関係を引き裂かれてしまう。  それだけでは飽き足らず、妹は王家主催の晩餐会で婚約破棄された姉を大勢の前で笑いものにさせようと計画するが、彼女は自分がそれまで周囲の人間から甘やかされていた本当の意味を知らなかった。  そして実はそれまで虐げられていた主人公こそがみんなから溺愛されており、晩餐会の現場で真実を知らされて立場が逆転した主人公は性格も見た目も醜い妹に決別を告げる――。  ※本作は過去に公開したことのある短編に修正を加えたものです。
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小説 3,337 位 / 185,603件 恋愛 1,634 位 / 56,377件
文字数 38,226 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.03.21
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。 なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。 婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。 勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。 「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」 その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺! ◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。 婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。 ◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。 ◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。 ◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます! 10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
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小説 4,293 位 / 185,603件 ファンタジー 731 位 / 42,634件
文字数 15,251 最終更新日 2022.09.30 登録日 2022.09.25
恋愛 連載中 短編 R15
親の決めた相手と結婚したラヴィニアだったが初夜に残酷な事実を告げられる。 夫ヒューバートには長年愛し合っているローザという人妻がいるとのこと。 「子どもを産み義務を果たせ」 冷酷で身勝手な夫の支配下で泣き暮らすようなラヴィニアではなかった。 なんとかベッドを分け暮らしていたある日のこと、夫の愛人サモンズ伯爵夫人ローザの晩餐会に招かれる。 そこには恐ろしい罠と運命の相手が待ち受けていた。
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小説 7,128 位 / 185,603件 恋愛 3,453 位 / 56,377件
文字数 3,953 最終更新日 2023.01.30 登録日 2023.01.29
恋愛 完結 短編
侯爵令嬢であるラナフィリアは、妹であるレフーナに辟易としていた。 両親に溺愛されて育ってきた彼女は、他者を見下すわがままな娘に育っており、その相手にラナフィリアは疲れ果てていたのだ。 ある時、レフーナは晩餐会にてとある令嬢のことを罵倒した。 そんな妹の高慢なる態度に限界を感じたラナフィリアは、レフーナを諫めることにした。 だが、レフーナはそれに激昂した。 彼女にとって、自分に従うだけだった姉からの反抗は許せないことだったのだ。 その結果、ラナフィリアは冷血と評判な辺境伯の元に嫁がされることになった。 姉が不幸になるように、レフーナが両親に提言したからである。 しかし、ラナフィリアが嫁ぐことになった辺境伯ガルラントは、噂とは異なる人物だった。 戦士であるため、敵に対して冷血ではあるが、それ以外の人物に対して紳士的で誠実な人物だったのだ。 こうして、レフーナの目論見は外れ、ラナフェリアは辺境で穏やかな生活を送るのだった。
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小説 7,365 位 / 185,603件 恋愛 3,576 位 / 56,377件
文字数 29,782 最終更新日 2022.10.20 登録日 2022.10.04
【全11話】 貴族令嬢のリアナは、スプリングホルム一の美男子、勇者ジェラミーと婚約をしていました。 しかし、森を散策しているとき、婚約者のジェラミーに殺されてしまいます。 ジェラミーはリアナより家柄がよい宰相の娘との結婚を望んでいたのです。 ジャラミーは宰相の娘、ナターシャと共謀し、リアナを殺害したのです。 しかし、リアナは奇跡的に蘇ります。 使用人のノエルによって生き返ったのです。 ノエルは弱い魔力をもつ魔導士でした。 魔導士のノエルは密かに人間の女性であるリアナを愛していました。 ノエルはリアナを傷つけた勇者ジェラミーに怒りをむけます。 リアナはノエルの頼りない魔法を使い、復讐を決意します。 そして、リアナとノエルはジェラミーとナターシャが婚約を発表する盛大な晩餐会に乗り込みます。 婚約破棄、復讐、溺愛の物語。
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小説 7,694 位 / 185,603件 恋愛 3,724 位 / 56,377件
文字数 38,729 最終更新日 2024.05.16 登録日 2024.05.09
一時は科学に押されて存在感が低下した魔法だが、昨今の技術革新により再び脚光を浴びることになった。  そんな中、ネルコ王国の王が六人の優秀な魔法使いを招待する。彼らは国に貢献されるアイテムを所持していた。  晩餐会の前日。招かれた古城で六人の内最も有名な魔法使い、シモンが部屋の外で死体として発見される。  死んだシモンの部屋はドアも窓も鍵が閉められており、その鍵は室内にあった。  この謎を解くため、国は不老不死と呼ばれる魔法使い、シャロンが呼ばれた。
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小説 7,958 位 / 185,603件 ミステリー 57 位 / 4,161件
文字数 152,377 最終更新日 2024.02.04 登録日 2024.02.04
恋愛 完結 ショートショート
デラム公女アリスタは、婚約者であるクラルスク公爵家嫡男ヴュルストがいつも女性を取っ替え引っ替えして浮気していることにいい加減嫌気が差しました。 なので、真面目な公女としてできる手を打ち、やってやると決めたのです。 トレディエールの晩餐会で、婚約破棄ショーが幕を開けます。
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小説 8,373 位 / 185,603件 恋愛 4,062 位 / 56,377件
文字数 10,719 最終更新日 2023.07.30 登録日 2023.07.30
「君って空気みたい。僕、燃えるような恋がしたいんだ」 そんな理由で私と婚約破棄してメイドと結婚したカルーゾ伯爵令息ジャコベ。 あれから10年、私はヴァレッティ伯爵夫人となっていた。 夫のアレクシウスは、とても優しくて誠実な人。 ある晩餐会で、今ではカルーゾ伯爵となった元婚約者ジャコベと再会した。 「うわぁ。君、すっごく綺麗だね」 「はい?」 「そんなに綺麗になるなら、君と結婚しとけばよかったよ」 「……あの」 馴れ馴れしくしないで頂ける? 「ねえ、また昔みたいに会おうよ。あの頃を取り戻そう」 「冗談はやめてください。不愉快です」 復縁というか、不倫のお誘いよ。 気持ち悪い。 「エルマ。君への変わらぬ愛が、僕の中で燃えているんだッ!」 「アレクシウス~、変な人がいるの助けてぇ~♪」 さあ、本当の愛をご覧あそばせ! 愛妻家とはこういうものよ!
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小説 10,096 位 / 185,603件 恋愛 4,894 位 / 56,377件
文字数 9,384 最終更新日 2022.03.27 登録日 2022.03.20
「お姉様も馬鹿ねえ。私のほうが〝格上〟だってまだ理解できないの?」  と、出戻りの妹が私を鼻で笑う日々。 確かに2才下の妹アドリアナはいちばん先に婚約し、結婚した。 でもそれは両親と兄が、問題児である次女アドリアナをサクッと片付けてしまいたかったから。 当時、それが厄介払いに見えた私は「そんなに急がなくても」と言ってしまった。 もちろん妹は「自分の妹を僻むなんて、恥ずかしい人」と私を嘲笑った。 そんな妹は嫁ぎ先であるゲルブラード伯爵家から離縁されて戻って来たわけだけど…… 「彼は私のおかげで真実の愛に気づいたのよ? わかる? 私は愛の女神なの」 と、すべてを自分のいいように解釈して、いい気になっている。 「やはり、あれを野に放ってはいけなかった……!」 父は後悔している。 「あなたの結婚が決まっていてよかった……!」 母は私を抱きしめて泣いた。 「アドリアナは我がカールフェルト伯爵家にとって門外不出の秘宝だな」 兄は皮肉たっぷりに言いつつも、妹の再教育プランを模索中。 そして私はというと、婚約者であるクロンヘイム伯爵と熱愛中。 「シャルロッタ。結婚式を待ち侘びるじれったさすら、愛おしい」 「ヨハンネス様……」 どんなに愛しあっていても、式を待つのには理由があった。 私たちの婚約発表とほぼ同じタイミングで王女ラケル様が婚約されたのだ。 ここは異国に嫁がれる王女のご結婚を待つのが筋というもの。 ところがその王女主催の晩餐会で、なんと妹が失態を演じてしまい──!?
24h.ポイント 78pt
小説 11,382 位 / 185,603件 恋愛 5,484 位 / 56,377件
文字数 11,740 最終更新日 2022.02.13 登録日 2022.02.12
「貧乏子爵家出身の貴様ごときが私の婚約者などと、もう我慢ならんっ!貴様との婚約なぞ、今この場で破棄してくれるわ!」 王宮主催の晩餐会の会場で、エスコートもなさらずわたくしを放置していた婚約者様。ようやく姿を見せたと思ったら指を突き付けて声高にそう宣言されました。 ああ、殿下。 やはりわたくしとの婚約の意味を理解されておられなかったのですね。 まあ、構いませんわ。わたくしも愛のない結婚など望んでもおりませんし。 けれど、しでかしたことの責任はきっちりと取って頂きますよ?後悔なさっても知りませんからね? 王子は婚約者が嫌いだった。借金を抱えた貧乏子爵家の娘で、特に美貌を誇るわけでもない。王家の遠縁なのは知っているがそれだけだ。 そんな女など、嫡出たる自分には相応しくない。もっと美しく、地位の高い⸺そう、他国の姫などが我が妻として相応しい。 そうして王子は婚約者に対して婚約破棄を言い渡す。 彼女がなぜ、自分の婚約者と決められたのか気付かないままに。 そう、彼は知らなかったのだ。 そして王命で集められた謁見の間にて、王子は自分が何をしでかしたのか、思い知ることになる⸺! ◆政略結婚の目的のひとつは縁繋ぎ。累代で婚姻を重ねていけば、長い歴史のある国ならこういう事もありうるよね、って話です。 全5話、完結しました。約2万字ほどの短めの物語です。 ◆異世界恋愛ですが異世界要素がちょっと薄いです。一応、魔力があって魔術が存在するいつもの世界(のつもり)です。 ◆設定は深く考えていませんが、家系図はきっちり組みました。ただし若干ややこしいので、やる気のある方は読みながら自分で家系図を書いてみると分かりやすいかも知れません。 大変申し訳ないですが、スッキリしたものが書けなかったので家系図の添付はありません。ご了承下さい。 ◆この作品は例によって小説家になろうでも公開します。あちらも全5話です。 ◆1/16、恋愛ランキング、HOTランキング入り確認しました!お読み頂きありがとうございます! 1/17、人気ランキング入り確認!読んで下さる皆様のおかげです!
24h.ポイント 78pt
小説 11,382 位 / 185,603件 恋愛 5,484 位 / 56,377件
文字数 18,814 最終更新日 2023.01.17 登録日 2023.01.13
恋愛 完結 短編 R18
【2/24】番外編、マリウス視点を投稿しました!眠らない騎士の五日間、マリウスは何をしていたか? 田舎の領地で仕事に生きる、男爵令嬢と言うにはやや大人の職業婦人、アメリア。五日間にも及び開催される、社交シーズン最後を飾る王家主催の晩餐会に参加し、領地で生産している生地とレースを売り込むため、王都へ乗り込んだ。そこで知り合った年下の騎士マリウスになぜか懐かれ、知り合いのいない王都での滞在を満喫することに。知り合ったばかりのマリウスに心を許し、互いに惹かれていくが、身分や年齢、そして手離せない自分の生き方に、アメリアはマリウスの元を離れようと決意するが――。
24h.ポイント 71pt
小説 12,050 位 / 185,603件 恋愛 5,851 位 / 56,377件
文字数 85,931 最終更新日 2024.02.24 登録日 2023.12.24
とある場所にある、とある小さなレストラン。 そこには道に迷った特別なお客様が訪れる……。 (『stand.fm』にて、AI朗読【自作Net小説朗読CAFE】をやっております。AI朗読を作って欲しい短編がありましたらご連絡下さい。)
24h.ポイント 49pt
小説 15,190 位 / 185,603件 現代文学 147 位 / 7,758件
文字数 7,957 最終更新日 2023.11.15 登録日 2023.11.10
毎夜、私はアップルパイになって誰かに喰われる夢を見る。 いかにも怪しげな古本を手に入れたり、本を探している知人に殺されそうになったり、知人に比良坂村という謎の村に呼び出されたり、怪異が好きな自称少年探偵が首を突っ込んできたり、怪奇な温泉巡りをしたり、繋がりがあるような繋がりのないようなスプラスティックな怪奇なお話。たぶん、おそらく。
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小説 16,568 位 / 185,603件 ホラー 175 位 / 6,782件
文字数 3,491 最終更新日 2022.03.02 登録日 2022.02.28
恋愛 完結 短編 R15
私はアルドワン公爵夫人ユルシュル。 夫パスカルが、招かれた晩餐会で恋に落ちた……と報告してきた。 「すまないが、もう君には飽き飽きだ。私を自由にしてくれ!」 「はぁ」 まあ、生まれてすぐ許婚になって、結婚して、もう5年。 私も恋愛っていうより、家族愛しか育んでない気分よ。 「離婚する?」 「いや、君は国王陛下の曾孫だ。それはできない」 煮え切らない人。 だけど、相手を聞いてびっくり。 嫉妬深くて執念深い地雷と有名な、ヴィトン侯爵令嬢ファネット・シモン。 「あなた、死ぬわよ?」 「ああ、情熱的だろう?」 バカね。 二人の熱愛はあっという間に広まった。 王族含め、親戚全員、私を心配しているらしい。 でも、私……実は…… 「別れてくれるって言ったじゃない!」 「愛してるのは君だよ!」 「あなたを殺して私も死ぬぅぅぅッ!!」 夫とヴィトン侯爵令嬢の修羅場を見るのが、最近の趣味なんですぅ~♪
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小説 18,809 位 / 185,603件 恋愛 8,827 位 / 56,377件
文字数 16,814 最終更新日 2022.03.26 登録日 2022.03.19
恋愛 完結 ショートショート R15
 最後の晩餐に食べたいものを考えたことはあるだろうか?  特に病院や病気に対する適当な部分がありますので苦手な方はお気をつけください。流行は起こっておりません。  恋愛(と近親相姦扱い)なのかそうでないのかが、非常に悩むところ。とりあえず恋愛の方が許容範囲広そうって事でこっちにしたけど、変わってたら以下略。姉弟じゃなかったら普通に恋愛方向に振ってるだろうし、自覚もしてたであろう。代わりに病室で二人きりになれるかとか火葬場まで行けるかという問題が出るが。従兄弟とかならいけたか? 年齢上げて夫婦ってのも考えたけど……最後の晩餐について話す夫婦ってどっちかというと離婚前っぽい。  ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。 URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/593556374
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小説 18,809 位 / 185,603件 恋愛 8,827 位 / 56,377件
文字数 2,311 最終更新日 2021.10.15 登録日 2021.10.15
恋愛 完結 短編
「うぅーん……なんか……うん、……君、違うんだよね」 「はっ!?」 意味不明な理由で婚約破棄をぶちかましたディディエ伯爵令息アンリ・ヴァイヤン。 そんな奴はこっちから願い下げよ。 だって、結婚したって意味不明な言掛りが頻発するんでしょ? 「付き合うだけ時間の無駄よ」 黒歴史と割り切って、私は社交界に返り咲いた。 「君に惚れた。フランシーヌ、俺の妻になってくれ」 「はい。喜んで」 すぐに新たな婚約が決まった。 フェドー伯爵令息ロイク・オドラン。 そして、私たちはサヴィニャック伯爵家の晩餐会に参加した。 するとそこには…… 「おい、君! 僕につきまとうの、やめてくれないかッ!?」 「えっ!?」 元婚約者もいた。 「僕に会うために来たんだろう? そういうの迷惑だ。帰ってくれ」 「いや……」 「もう君とは終わったんだ! 僕を解放してくれ!!」 「……」 えっと、黒歴史として封印するくらい、忌み嫌ってますけど? そういう勘違い、やめてくれます? ========================== (他「エブリスタ」様に投稿)
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小説 21,301 位 / 185,603件 恋愛 9,956 位 / 56,377件
文字数 17,015 最終更新日 2021.12.11 登録日 2021.12.04
男爵令嬢であるマイア・シュミナールこと私は、招待された王家主催の晩餐会で何度目かの〝公衆の面前での婚約破棄〟を目撃してしまう。  公衆の面前での婚約破棄をしたのは、女好きと噂される伯爵家の長男であるリチャードさま。  一方、婚約を高らかに破棄されたのは子爵家の令嬢であるリリシアさんだった。  私は恥以外の何物でもない公衆の面前での婚約破棄を、私の隣にいた幼馴染であり恋人であったリヒトと一緒に傍観していた。  私とリヒトもすでに婚約を済ませている間柄なのだ。  そして私たちは、最初こそ2人で婚約破棄に対する様々な意見を言い合った。  婚約破棄は当人同士以上に家や教会が絡んでくるから、軽々しく口にするようなことではないなどと。  ましてや、公衆の面前で婚約を破棄する宣言をするなど茶番か悲劇だとも。  しかし、やがてリヒトの口からこんな言葉が紡がれた。 「なあ、マイア。ここで俺が君との婚約を破棄すると言ったらどうする?」  そんな彼に私が伝えた返事とは……。
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小説 21,301 位 / 185,603件 恋愛 9,956 位 / 56,377件
文字数 7,465 最終更新日 2023.09.11 登録日 2023.09.11
恋愛 完結 短編 R15
私はアッカリー伯爵令嬢ロレイン・バーグ。 招かれた晩餐会で、ちょっと婚約者の姿を見失ったと思ったら…… 「ジェラルド様? お口に」 「ふぇっ?」 脳みそドロドロになって戻っていらっしゃったわよ。 そんなことある?  「なんだい、ロレイン。人前で馴れ馴れしく触るなよ」 「あ゛? 随分と勝手な言い草だな。間男野郎が」 私たちの間に颯爽と割って入ったその人は、グレイ侯爵令息。 「セシルに俺が〝できない〟イイコトしてくれたんだって? ア゛ァッ!?」 私が思ってるよりずっと大事。 つまりジェラルドのお相手は、ラングリッジ伯爵令嬢のセシルって事。 「嘘でしょ」 修羅場だわ…… それにまさか、これが運命の出会いになるなんて…… そんなこと、ある?
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小説 21,301 位 / 185,603件 恋愛 9,956 位 / 56,377件
文字数 17,302 最終更新日 2022.02.20 登録日 2022.02.19
「君と結婚なんてとんでもない! 変態め!!」 「はっ!?」 私はフォックス伯爵令嬢べス・ウィッティントン。 婚約者はアスキス伯爵令息チャス・プース。絶賛、変態呼ばわり中。 「いや違う……すまないっ、君のせいじゃないんだ……でも無理なんだ!」 「なっ、なぜなの……!? えっ!? わっ、私は変態じゃないの!?」 「君は変態じゃない!」 違うなら、なんなのよ。 どうしたって言うのよ、チャス…… 「フォックス伯爵に襲われた!!」 「……は?」 「僕も信じたくはない! 僕は君の御父上に襲われたんだ!!」 チーン・・・ 「悍ましい!」 たしかに。 聞くと、ギリギリ逃げられたそうなのだけど、そりゃトラウマになるわよね。 「わかった。婚約は破棄でいいわ」 「ありがとう……! 幸せに……!! サヨナラッ!!」 チャスはいい人で、言いふらしたりはしなかった。 問題は、フォックス伯爵家で起きた。つまり、両親が泥沼離婚。 「あんたみたいな汚らわしい生き物を娘だなんて思えません!」 「さあ、べス。素敵な令息を見つけに晩餐会へ行こう♪」 絶望しかないんですけど。 お母様の言葉にショック受けるより、お父様が悍ましくて、つらい。 私は我が身の出生を呪った。 もう誰も信じられない……私は修道院に救いを求め── 「待て! 従兄弟が惨い仕打ちをしたそうじゃないか。俺に任せろ!」 チャスの従兄弟のセルウィン公爵が出て来ちゃった。 しかも、完全にチャスを悪者だと思い込んでいる。 「ちが、違うんです! これは……っ」 「なんて心優しい御令嬢なんだ……! 宮廷に行こう! 相手はすぐ見つかる!!」 え? これ、チャンス……!?
24h.ポイント 28pt
小説 21,301 位 / 185,603件 恋愛 9,956 位 / 56,377件
文字数 15,061 最終更新日 2021.11.27 登録日 2021.11.23
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