小説一覧
41
【R18】旦那様は私を選ばないと思いました
街一番の商家に嫁いだ貧乏伯爵令嬢イレーネ。しかし彼女を待っていたのは、夫バロウからの「これは利益のための結婚だ。俺には大切な女性がいる」という冷たい言葉だった。
家のために売られるように嫁いできたイレーネと、イレーネの元貴族という立場が必要だったバロウ。互いの利害が一致しただけの、愛のない結婚のはずだった。
「それよりこのふかふかのベッド、具沢山のスープ…!こんな贅沢、夢みたい!」
夫や使用人たちは、彼女を追い出すために汚い部屋や粗末な食事で嫌がらせをする。だが、イレーネはそれをものともせず、持ち前のポジティブさとたくましさで快適な暮らしを創り上げていく。その予想外の姿に、周囲は困惑を隠せない。
業を煮やしたバロウが乗り込んできた部屋は、なぜかピカピカに磨き上げられていた。掃除道具すら与えられていないはずの彼女が使った、誰も知らない驚きの資金調達方法とは…!?
価値観が真逆な二人の、すれ違い新婚生活!天真爛漫な令嬢は、凍てついた夫の心を溶かすことができるのでしょうか。本当の豊かさと幸せを探す物語が、今、始まります。新しいヒーローは出てきません。ハッピーエンドです♡
感想数 11
文字数 64,053
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.13
42
離縁された公女の婦人雑誌相談室 ~結婚してから帰るのは、荷造りが大変です~
ダマスク王国ナタール公爵家の公女エディットは、隣国アジュール王国のムスク公爵家へ嫁いで三年。
子供に恵まれなかったことを理由に、夫カスクドは側室アリエッタを正妻にすることを望み、エディットとの婚姻は終わった。
実家へ戻ったエディットを、家族は何も聞かず迎えてくれた。
それはありがたい。ありがたいのだが。
「……暇だわ」
公爵夫人として忙しく暮らしていた三年間から一転、することがない。
そんなある日、侍女がメイドから借りていた婦人雑誌『麗しき婦人』を手に取ったエディットは、「いつまでも夫に愛される妻でいるために」という記事を見つける。
笑顔で迎える。家庭を整える。夫の仕事に余計な口を出さない。身なりを怠らない。そして夫婦に問題が起きたら、まず妻が自分を省みる。
「……全部やったわね」
それでも離縁されたエディットは、編集部へ一通の投稿を送る。
それが掲載され、読者から次々と相談が集まり始めた。
婚約者に親しい女性がいる?「結婚なさらなければよろしいのではないでしょうか」
子供ができないのは妻の責任?「医師へ行くのであれば、ご夫婦でどうぞ。子供は妻一人では作れませんので」
そしてついに、出戻って暇を持て余していた公女は、匿名の「アルバ夫人」として婦人雑誌の相談員になる。
離縁から始まる、公女と婦人雑誌のお仕事物語。
※初日以外は6時と17時の更新となります。
感想数 113
文字数 134,803
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.28
43
息子と二人で生きてきた番のいない僕だけど、副騎士団長様との距離がなぜだか縮まっています
王立学園を卒業し、王宮文官になるはずだった僕――セオ。
けれども、初出勤の日に人生は一変した。
今は番のいないオメガとして、三歳の息子リノをひとりで育てながら、王宮の下働きをしている。それでも、いつか文官になる夢だけは捨てられずにいた。
そんな僕が近衛騎士団の手伝いで出会ったのは、年上の副騎士団長レオンハルト・ヴァルナーだ。仕事を評価してくれる彼と過ごすうち、なぜだか少しずつ距離が縮まりはじめていく。
息子と二人で生きてきた僕が、諦めた夢と芽生えた恋を手にしていくお話。
感想数 3
文字数 46,399
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.13
44
加護無し令嬢の選択~都合のいい側妃は謹んでお断りし、魔導工学で新領地を開拓します~
「お前を完全に捨てるつもりはない、エルマ。お前には側妃になってもらう」
サイラスは当然の権利であるかのように、高飛車に告げた。
「……側妃、ですか」
「そうだ。正妃はフィリアだが、お前にはこれまで通り、生徒会や王宮の実務、他家との調整をこなしてもらわねば困るからな。フィリアは聖女としての務めで忙しい。泥臭い裏方の作業はお前が引き受けろ。加護無しの身でありながら側妃になれるのだ、光栄に思え」
フィリアもくすくすと意地悪く笑う。
「そうですよエルマ様! 私、難しい書類仕事なんて絶対やりたくありませんから! そういう雑用は全部エルマ様がやってくだされば、私もサイラス様とラブラブでいられますからね!」
二人のあまりにも身勝手な言葉。
エルマはそっと胸に手を当て、静かに立ち上がった。
「――お断りいたします」
部屋の温度が一段下がったかのような静寂が訪れた。
サイラスの顔から笑みが消える。
「……何と言った?」
「私は、貴方の側妃にはなりません。本日をもちまして、王太子殿下との婚約を辞退させていただきます。ならびに生徒会役員も辞任いたします」
文字数 32,282
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.09.14
45
百三十二回、黙って払いました。妹に婚約者を譲れと言われたので、鍵束を置いて出ます
「お姉様は金遣いが荒いから」——妹はそう言って、わたしの婚約者を取りました。父も母も頷きました。
十一年。わたしは月に一度、家の借金を返し続けていました。百三十二回。自分の名義で、自分の持参金で、誰にも言わずに。
家族はその出金を「長女の浪費」だと思っていたのです。
わかりました。では帳簿と鍵をお返しします。名義も一緒に。
三月後、オルグレン伯爵家は破綻しました。返済していたのがわたしだと、誰も知らなかったからです。
——けれど本当に恐ろしかったのは、そのあとでした。返済先の商会に足を運んだわたしに、若き会頭はこう言ったのです。
「その借用書、十一年前から一度も有効になっていません」と。
わたしが返し続けていた借金は、最初から存在しませんでした。
感想数 0
文字数 30,009
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.12
46
森で拾われたちびっこ魔術師、辺境騎士団で今日もお手伝いします! ~生活魔法しか使えない僕ですが、なぜかみんなに褒められます~
黒耀の森――そこは、凶悪な魔物が跋扈し、人々から「魔境」と恐れられている場所。そんな森の最奥で、六歳の少年リオは祖母と二人きりで暮らしていた。
しかしある日、たった一人の家族だった祖母が亡くなってしまう。
「リオ……私がいなくなったら、森の外へ行きなさい」
祖母の最後の言葉に従い、小さな鞄と古びた魔導書を抱えて、生まれて初めて森の外を目指すリオ。
ところが道中、魔物討伐に訪れていた北方辺境騎士団の団長ガルドと出会う。
「……子供? なぜこんなところにいる」
「おじさん、迷子?」
魔境のど真ん中を一人で歩いていたリオを放っておけず、ガルドは彼を騎士団の砦へ連れ帰ることに。
ただで置いてもらうのは申し訳ないと思ったリオは、掃除や洗濯、料理など、自分にできることで騎士たちのお手伝いを始める。
はじめるのだけど。
「ぼく、すごい魔法は使えないよ?生活魔法だけなの、それでもいい?」
リオが『お掃除』を使えば、百年以上の汚れが一瞬で消え。
『お洗濯』を使えば、破れていた騎士服まで新品同様になり。
「いたいの、飛んでけ」と手をかざせば、治癒術師でも治せなかった大怪我まで治ってしまう。
どうやら、祖母から教わった生活魔法は、世間ではまったく普通ではなかったらしい。
本人だけがそのことに気づかないまま、リオは今日も一生懸命お手伝い。
最初は子供の扱いに困っていた強面の騎士たちも、いつしか小さなリオにすっかり夢中になっていく。
そんな穏やかな日々の中、リオの魔法をきっかけに、亡き祖母の秘密が明らかになり始める。
森で暮らしていた優しい祖母の正体や、リオがどうして魔境の奥深くで育てられた理由。
そして、小さな少年に秘められた力とは――
これは、ひとりぼっちになった六歳の少年が、ちょっぴり規格外な『生活魔法』で人々を幸せにしながら、強面だけれど優しい騎士たちと新しい家族になっていく物語。
感想数 7
文字数 46,838
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.31
47
私より王女殿下が好きなら別れましょう
伯爵令嬢のエリザは、婚約者で侯爵家の令息ギドロスが王女殿下を好きなことを知っていた。
ギドロスはエリザの私物を王女殿下に渡し、約束を何度も破っていく。
エリザは別れることを決意して、ギドロスは自身の行動を後悔することになる。
文字数 28,303
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.22
48
殺されそうになった幼女ですが、変わり者だらけの辺境伯領で大切にされています
花屋で働いていた19歳の女の子、紬は異世界に転生してしまった。
しかも、転生したのは3歳の女の子。
母と助けた犬と森の中で穏やかに暮らしていたのに殺されそうになってしまって……
感想数 4
文字数 12,237
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.16
49
妹に何もかもお譲りいたします。ただ、商会がお代を待ってくださるのはわたくしの署名にでございますので、来月から現金でお支払いくださいませ
「お姉様のお名前なんて、書き写せばよろしいでしょう?」
妹がわたくしの婚約と、金庫の鍵を持っていったとき、父は譲渡の書面にご署名なさり、母は妹の髪を撫でておりました。この十年、この家でわたくしの名を呼んだ人はおりません。「お前は強い子だから」と、それだけは何度も言われましたけれど。
ですから、惜しくはございません。屋敷も、婚約も、家督も、すべて差し上げます。
ただひとつだけ、お渡しできないものがございます。
——信用でございます。
十七の年から、仕入れの支払いはすべてわたくしが立ててまいりました。春の麦も、夏の鉄も、冬の炭も。商会が三月お代を待ってくださるのは、コルビエ伯爵家に対してではなく、わたくしの署名に対してでございます。
譲れと仰るなら、いくらでもお譲りいたしますわ。
けれど信用は、こちらから差し上げるものではございません。向こう様がお決めになるものでございますから。
来月の仕入れから、現金でお支払いくださいませ。
※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
感想数 0
文字数 24,716
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.14
50
夫が連れてきた孤児は、夫と同じ瞳をしていました。その子は私が引き取りますので、あなたとは離縁します
アルテンベルク公爵ローザリンデの夫ジェラールが、ある日突然、一人の少女を連れて帰ってきた。
名前はネリー。姓はない。
母親を亡くし、身寄りもなくした六歳の孤児だという。
「この子を、ここで育ててやれないだろうか」
公爵家が孤児を一人庇護することなど、難しい話ではない。
ローザリンデはネリーを気に入り、その願いを受け入れた。
だから問題は、少女ではなかった。
問題なのは、夫ジェラールの方だった。
なぜこの子を選んだのか。
なぜ自分に何も相談せず連れてきたのか。
そして、どうしてネリーの瞳は夫とあれほどよく似ているのか。
ローザリンデは、少しだけ調べてみることにした。
感想数 17
文字数 72,742
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.05
51
最推しの義兄を愛でるため、長生きします!
前世の最推しが母の再婚により義兄になりました。
ここは育成シミュレーション乙女ゲームの世界。俺の義兄は攻略対象者だった。
そして俺は、兄のパソストで思い出の弟として出てくる、死ぬ前提の弟だった!
最推しの弟とか、もう死んでもいい!いや、最推しの成長を見届けるまでは死ねない!俺、生きる!死亡フラグなんて叩き壊して今日も最推しを愛でるのだ!
乙女ゲームに転生してしまった死亡フラグだらけの弟奮闘記。
濡れ場は最後の方にしか出てこない気がします。
※2022年11月書籍化しました( *´艸`)
よろしくお願いします
ただいま感想返信停止中です。申し訳ありません。でも皆様の感想はとても楽しく嬉しく拝読しております!ありがとうございます!
感想数 1,156
文字数 1,413,288
最終更新日 2026.09.13
登録日 2021.09.25
52
悪役令嬢ルートに入りました!~今世は私がヒロインのようです~
*タイトル変更しました。
大幅改稿しました。
愛していた、彼のことを。
―――でも彼が愛したのは別の女性。
彼女を殺害しようとした罪で、私は捕らえられ、激しい拷問を受けた。紛れもない、愛する彼の手によって。
そのまま凄惨な拷問で命を落とした私は、彼と結婚する前に時が戻っていた。
しかし、前世と違うことが一つ。
どうやら今世は私がヒロインの悪役令嬢ルートのようだ。
文字数 131,518
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.07.23
53
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!
感想数 11,233
文字数 2,427,020
最終更新日 2026.09.12
登録日 2016.06.02
54
勝手に勘違いして、婚約破棄したあなたが悪い
「アリシア。婚約破棄をしてほしい」
「婚約破棄…ですか」
「君と僕とでは、やはり身分が違いすぎるんだ」
「やっぱり上流階級の人間は、上流階級同士でくっつくべきだと思うの。あなたもそう思わない?」
「はぁ…」
なんと返したら良いのか。
私の家は、一代貴族と言われている。いわゆる平民からの成り上がりである。
そんなわけで、没落貴族の息子と政略結婚ならぬ政略婚約をしていたが、その相手から婚約破棄をされてしまった。
理由は、私の家が事業に失敗して、莫大な借金を抱えてしまったからというものだった。
もちろん、そんなのは誰かが飛ばした噂でしかない。
それを律儀に信じてしまったというわけだ。
金の切れ目が縁の切れ目って、本当なのね。
文字数 94,030
最終更新日 2026.09.17
登録日 2021.10.23
55
婚約破棄されたΩですが、最強騎士団長に溺愛されています
「番になれないΩを、王妃にはできない」
十八歳の誕生日、レミは婚約者である王太子ベルナールから、突然の婚約破棄を言い渡された。
十歳でΩと判定され、未来の王妃になるために努力し続けてきたレミ。
けれど、発情期は一度も訪れず、どのαのフェロモンも感じない。
「欠陥Ω」と蔑まれ、王家だけでなく家族からも見放されたレミは、行く場所を失い王都を去る。
そして、森で命の危機に陥った彼を救ったのは、王国最強と恐れられる騎士団長マリウスだった。
「行く場所がないから、私の屋敷へ来ればいい」
強大なフェロモンを持つマリウスと、そのフェロモンを感じることのできないレミ。傷ついた心を抱えたまま始まった二人の穏やかな共同生活。
一度はすべてを奪われたΩが、王国最強のαと出会い、本当の幸せを見つけていく物語。
⭐︎オメガバースですが、生涯一人の最愛至上主義は変わりません。
独自のオメガバース設定ですが、楽しんでいただけると嬉しいです。
R18には※つけます。
感想数 31
文字数 70,233
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.25
56
我が物顔で居座っていらっしゃいますが、まだ私が妻ですが?
伯爵令嬢であるユスティアは、夫であるバングルスの浮気に辟易としていた。
彼は既に結婚している身でありながら、遊び惚けており、ユスティアはいつも面倒事を押し付けられていた。
ある時バングルスは、一人の女性を屋敷に連れて来た。
彼女は子爵令嬢ミリーシャであった。バングルスは事情があるからと、彼女をしばらくの間屋敷に置いておくと宣言した。
渋々ながらもそれを受け入れたユスティアであったが、ミリーシャの振る舞いは横暴なものであった。
彼女は、まるで自分がバングルスの妻であるように振る舞ったのである。
そんなミリーシャと、彼女を連れて来たバングルスに対して嫌気が差したユスティアは、ある決断を下した。
それはバングルスとの決別であった。彼女は幼少期からの使用人ラルークを通じて、オートマン公爵家の助けを借りて、忌々しい夫からの呪縛から逃れることにした。
文字数 13,707
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.16
57
自称病弱いとこを優先させ続けた婚約者の末路
令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。
しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。
「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」
エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。
ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。
「さようなら、ヴィンセント」
縋りつかれてももう遅いのです。
文字数 165,310
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.03.06
58
恐怖体験や殺人事件都市伝説ほかの駄文
管理人自身の恐怖体験や、ネット上や読書で知った大量殺人犯、謎の未解決事件や歴史ミステリーなどをまとめた忘備録。
個人的な記録用のブログが削除されてしまったので、データを転載します。
感想数 56
文字数 864,153
最終更新日 2025.07.08
登録日 2018.03.19
59
侯爵令嬢のほうがふさわしいと婚約破棄されたので、もうあなたの後ろには立ちません
婚約破棄された伯爵令嬢クレアは、元婚約者を恨むことも、失った立場にすがることもしなかった。
彼女が選んだのは、新たに任された仕事に誠実に向き合うこと。記録を確かめ、曖昧な契約を整理し、対立する人々の言葉に耳を傾ける。その積み重ねはやがて確かな信用となり、彼女を認める人と新しい未来を引き寄せていく。
一方、爵位ある家との華やかな婚約と大きな商機を選んだ元婚約者ライオネルは、成功を急ぐほど家の足元を見失っていく。
人の未来を決めるのは、与えられた爵位か、それとも積み重ねた信用か。
信用を築く令嬢と、信用を使い果たしていく青年。それぞれの選択が明暗を分ける、復讐ではない静かな逆転の物語。
文字数 49,159
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.05
60
家族に「いらない」と言われた無能令嬢は、赤ちゃん神獣のお母さんになりました
変身魔術師の名家に生まれながら、魔力の少ない長女アルマ。
両親と妹から「無能」「いらない」と馬鹿にされてきた。
早くこの家を離れたい。
そして誰かに必要とされたい。
そう考えていたある日、神獣ホーリーウルフの担当魔術師が選ばれることに。
神獣を保護する守護公ヴィルトが指名したのは、なんとアルマ。
「神獣に変身して、死にかけた双子の幼獣を育ててほしい。君が最も適任だ」
ヴィルトはそう言いながら、妹が流した噂のせいで、アルマを男好きだと誤解している。
そもそも家族に愛されなかった自分が、子どもを育てられるのか……
家から出られたことを喜びつつも、不安を抱くアルマは、幼獣たちの声を聞く。
「ママ、パパ。どこに行ったの? 帰ってきて」
胸を打たれたアルマは、もふもふころころな幼獣たちのお世話に没頭。
ヴィルトは噂との違いに戸惑い、誤解に気づいて償おうとするが、アルマは彼の変化をさして気に留めないのだった。
※投稿後、内容を多少変更することがあります。全体のストーリーに影響はないかと思います。
※当初の予定より癒し要素が薄くなってきたので「癒し」タグを取りました。ほっこりスローライフを期待なさっていた方、申し訳ありません……
感想数 13
文字数 92,979
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.21
61
地味な伯爵令嬢の私が公爵令嬢のお茶会に呼ばれた結果、『王国で最も敵に回してはいけない令嬢集団』ができてしまいました
王立ルミナリア魔法学院に通う伯爵令嬢リゼット・オルブライトは、攻撃能力を持たない《共鳴調律》しか使えず、「地味で役に立たない令嬢」と評価されていた。優秀な兄と比較され続けた過去から、彼女自身も目立たず期待されずに生きることを望んでいる。
そんなある日、実技演習で公爵令嬢アレクシア・レーヴェンハルトの強大な氷魔法が暴走する。誰もが逃げる中、リゼットだけは恐怖を堪えて彼女の手を取り、《共鳴調律》によって暴走を鎮める。
数日後、リゼットのもとへ届いたのは、アレクシアからの私的なお茶会への招待状だった。
招かれた場所は、学院の片隅に忘れられたように残る白薔薇庭園。
「あなたと、お友達になってみたいの」
公爵令嬢から告げられた予想外の言葉に戸惑いながらも、リゼットは初めて彼女と同じテーブルを囲む。
そして庭園で青く変色した白薔薇を見つけたリゼットが何気なく《共鳴調律》を使うと、薔薇は純白の花弁を取り戻す。
それが後に《白薔薇の五令嬢》と呼ばれる少女たちの、最初の一歩となる。
感想数 5
文字数 129,353
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.09.10
62
父帝の男娼だった俺を、皇帝となった息子が「一生許さない」と囲ってきます
「お前を棄てた父上が、そんなに恋しいなら――オレが、慰めてやる」
皇帝の夜伽役のユーリーには、誰にも言えない秘密がある。
転生者であること。
十三歳で殺される皇子アズールを、密かに救ったこと。
夜ごと皇帝ムスタファに愛される退廃的な生活の中にあって、輝くような少年に惹かれていく。
彼を生かすためユーリーは裏切り者を演じ、過酷な北方へ追放させた。
アズールは生き延びたーーユーリーを憎みながら。
十八歳になったアズールは、英雄として帰還。新たな皇帝へと即位した。
五年間、ユーリーは前帝に寄り添ってきたが、退位した彼からアズールへ引き渡されてしまう。
「父上を夢中にさせた方法、オレにも見せてみろ。男娼」
復讐と嫉妬からユーリーを寝所に囲い、激しく求める年下皇帝。
それでも――ユーリーの心にはまだ、彼の父がいた。
救うために嫌われた男娼と、憎むほど手放せない年下皇帝。
身体は近く、心は遠い。
五年越しの誤解とこじらせが絡み合う、異世界転生×後宮政治BL。
※性描写・暴力描写あり。性描写は成人のみ。(R18回は◆)
※第一部(1-16)イケオジ皇帝の歪んだ囲い込み&溺愛メイン。
第二部(17-)年下皇帝の執着&愛憎どろどろメイン。攻めが一部と二部で変わります。
前半重め、後半〜結末は溺愛・ハッピーエンド。
※攻め視点と間話がたまに入ります
※ムーンライトノベルでも掲載中
感想数 6
文字数 70,410
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.10
63
婚約者に浮気されたので、肩代わりしてた公務その他をお返しします
婚約者の浮気を知ってしまった侯爵令嬢。
婚約者である王子は男爵令嬢の誘惑にハマり、侯爵令嬢のことを悪役に仕立て上げたい様子で。
どうやら彼らは、数か月後に控えるパーティーで婚約破棄と新婚約を宣言するつもりだとか。
そういうことでしたら、こちらも黙っていませんよ。
文字数 227,714
最終更新日 2026.09.17
登録日 2025.12.19
64
悪役令息の弟、黒竜を拾う
病弱なまま十八歳で亡くなった僕、水野奏太(みずのそうた)は、乙女ゲームの世界の、辺境伯家三男イヴェルとして転生していた。しかも、赤ちゃんとして。
そんな中、健康な体を得た僕は、ある日、森で母を亡くした仔竜を拾い、「りゅーちゃん」と名づけて育て始める。
だが、その黒竜こそ、ゲームで兄アレクシスが悪役令息として断罪される原因だった。
ならば、未来を変えればいい。
黒竜リュシオンや兄、仲間たちとともに成長しながら、イヴェルはゲームとは違う十八歳の未来を目指す。
感想数 3
文字数 84,124
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.05
65
亡き姉の代用品として結婚した令嬢、実は公爵が愛した人でした
姉アナスタシアの代わりとして、コンウェイ公爵ダグラスに嫁いだ伯爵令嬢レティシア。
「アナスタシアの劣化版」「無能な代用品」と蔑まれ、西の塔に追いやられる日々。
亡き婚約者を心から愛するダグラスは、彼女が遺した美しい刺繍と、知性溢れる手紙だけを胸に生きていた。
何もできないと言われ続けたレティシアは、ただ静かに役目を終えるはずだった。
そんな彼女の人生を変えたのは、ダグラスの息子・ルシアン。
誰にも懐かなかった聡明な少年は、たった一度の会話でレティシアの本質を見抜き、彼女の傍にいることを選ぶ。
「俺はアンタが来たことで、これからの人生が良いものに変わると思ってる」
蔑まれることに慣れた令嬢と、大人を見下す孤独な天才。
二人が築く絆は、やがて屋敷を、そしてダグラス自身さえも変えていく。
だが、ダグラスが愛してやまないアナスタシアの面影には知らぬ秘密が隠されていて——
感想数 211
文字数 252,106
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.07.01
66
妹の嘘を信じた婚約者は、真実の魔法で小さな虫になりました
幼い頃に母を亡くしたマリーローズは、父と兄から深く愛され、幼馴染のアランとも婚約している幸せな少女だった。
そんなある日、父が再婚することになり、マリーには義妹となるリリアができる。
「お姉さま、大好き」
そう笑うリリアを、マリーも本当の妹のように可愛がった。
けれど――。
「お姉さんだから、譲ってあげて」
「リリアはまだ小さいんだから」
「もう少し妹に優しくしてやれ」
いつからか、家族の言葉が変わっていく。
リリアは決して大きな嘘をつかない。
ただ、本当の出来事に少しだけ言葉を足し、少しだけ事実を隠す。
その小さな誤解は、やがてマリーとアランの間にも広がっていく。
昔は何よりもマリーを信じてくれたアランまでもが、リリアの言葉を信じるようになり――。
「どうして……私のことを信じてくれないの?」
大切な人たちに信じてもらえなくなったマリーローズ。
それでも彼女には、亡き母から受け継いだ魔法があった。
それは、ただ嘘を見破るだけの魔法ではない。
――真実を、その目で見せる魔法。
「だったら……私の魔法で、真実を見てください」
愛されていた少女がすべてを失ったとき、彼女が選んだのは復讐ではなく、真実を知ってもらうことだった。
家族は、婚約者は、そしてリリアは――。
最後に何を見ることになるのか。
これは、愛されていた少女が「本当の真実」を取り戻す物語。
文字数 37,755
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.13
67
婚約破棄ですか? ありがとうございます。これでようやく、すべてを終わりにできます。
王太子レオンハルトの婚約者、エリシア・グランベル公爵令嬢。
彼女はレオンハルトが親しくする男爵令嬢ミリアに、「あなたは王太子妃にはなれない」と言い放ち、贈られた首飾りを外させ、王族の私的な場所からも遠ざけていた。
そして迎えた、春の祝宴。
ついに怒りを爆発させたレオンハルトは、大勢の貴族たちが見守る中でエリシアを断罪し――。
「グランベル家との婚約を破棄する!!」
その言葉を聞いたエリシアは、誰もが予想しなかった笑みを浮かべた。
「……ありがとうございます」
それは、心からの言葉だった。
なぜ彼女は、婚約破棄を喜んだのか。
長く続いた二つの家の因縁が、今、終わろうとしていた。
感想数 0
文字数 19,450
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.16
68
『落とし物拾い』はEランクだけど、すごいスキルでした。
10歳のスキル鑑定で授かったのは、前例のない『落とし物拾い:E』。
名門侯爵家の令嬢エルゼは「落とし物を見つけるだけのハズレスキル」と蔑まれ、冷遇されるようになる。
唯一優しかった母を亡くし、父の再婚後は継母と義妹からも虐げられる日々。
しかも義妹ロミルダがAランクスキルを授かり、エルゼの居場所は完全になくなってしまう。
そして13歳。
濡れ衣を着せられ、ついに侯爵家を追放されてしまった。
――けれど、誰も知らなかった。
『落とし物拾い』が見つけられるのは、落とした指輪や財布だけではない。
失われた『記憶』。
失われた『魔力』。
失われた『技術』。
そして、人から失われた『生命力』さえも――。
「……これも、『落とし物』なの?」
これは「役立たず」と捨てられた少女が、誰かの失ったものをひとつずつ拾いながら、新しい仲間と居場所を見つけていく物語。
そしていつか彼女は知ることになる。
11歳のあの日――亡くなる直前の母から拾った『生命力の欠片』が、まだ自分の中に残っていることを。
〜各章の簡易説明〜
第一章 追放
第二章 成長
第三章 学園編
第四章 失われた家族
第五章 大地の落とし物編〜執筆中〜
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エルゼの成長をお楽しみに!
感想数 27
文字数 213,243
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.28
69
感情を無くした俺は執着される
前世では親からの酷い虐待で感情を押し殺していた叶(カナウ)
次第に感情というものがわからなくなり、本当に感情を無くしてそれに腹を立てた親に殺された。
ああ、ついに殺されたなと思い、目を覚ますとそこはなんと異世界でしかも赤ん坊になっていた......
イグザリア侯爵家の三男に産まれたハクア・イグザリアは今回の生でも感情というものが分からず、表情もゴッソリと抜け落ち、無意味な生をおくっていくはずだったのだが......?
ハクアが成長しながら周りに執着されたり、溺愛されたり、家族愛を知ったり・・・・・・
皆ハクアから目が離せない!!
そんなハクアは独学で魔術を極めたりお兄ちゃんたちと剣術を学んだりしながらついには恋愛感情を知っていき・・・!?
感想数 21
文字数 72,152
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.29
70
幸せになるために私ができること
不貞の結果生まれたルシールは隠されて育てられたが、10歳の時に母親が亡くなり実の父親に引き取られることになった。
父親が大金を出してまでルシールを引き取ったのは、若き国王の正妃候補にするためだった。
無理やり他国まで連れて来られた上に、おとなしくなる薬まで盛られたルシールは逃げ出そうとする。
「自由になれないのなら、死んだ方がましよ!」
そう叫んだルシールの言葉を信じずに国王レオンハルトは剣を差し出してしまった。
迷わず剣で自分の身体を切りつけたルシールは、意識を失いながら前世がレオンハルトの婚約者候補だったことを思い出していた。
文字数 202,130
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.04.23
71
双子の妹は聖女候補、無属性の私は食の知識で自由に生きます
十五歳の双子の姉妹であるルナとリアは、神殿で属性判定を受けることになる。
そこで妹のリアは、滅多に現れない光属性を持つ聖女候補に。
一方、姉のルナには何の属性もないことが判明した。
妹ばかりを気にかける両親。それだけならまだよかったが、ルナは自分が修道院に入れられる予定だと知ってしまう。
——だったら、その前に家を出よう。
前世で管理栄養士を目指していた記憶を持つルナは、侍女のミアたちとともに旅に出る。
料理を作ったり、身近な食材の意外な使い道を見つけたり。
時には前世の食と栄養の知識で人を助けながら、ルナは自分らしく自由に生きる道を探していく。
文字数 345,922
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.19
72
続々・拾ったものは大切に大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜
⭐︎書籍化決定⭐︎
《拾ったものは大切にしましょう〜小狼に気に入られた男の転移物語〜》
第4弾:2025年10月16日発送
第1巻:2023年12月〜
第2巻:2024年5月〜
第3巻:2025年1月〜
第4巻:2025年10月〜
第5巻:2026年2月〜
第6巻:2026年8月〜
番外編を新たに投稿しております。
そちらの方でも書籍化の情報をお伝えしています。
書籍化に伴い[383話]まで引き下げ、レンタル版と差し替えさせて頂きます。ご了承下さい。
改稿を入れて読みやすくなっております。
可愛い表紙と挿絵はTAPI岡先生が担当して下さいました。
書籍版『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』を是非ご覧下さい♪
⭐︎コミカライズ化決定⭐︎
2024年8月6日より配信開始
コミカライズならではを是非お楽しみ下さい。
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当作品は続編となります。
まだ、読んでらっしゃらない方は先に『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』、続編『続・拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』をご覧下さい。
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◯あらすじ◯
1人ぼっちだった相沢庵は小さな子狼に気に入られ、共に異世界に送られた。
絶対神リュオンが求めたのは2人で自由に生きる事。
前作でダークエルフ・ルミエールと直接対決したイオリ。
絶対神リュオンから貰った恩恵を放棄しルミエールと向き合ったイオリは力を全て使い果たし5年の月日眠りについていた。
目覚めたイオリは力を失いどう生きていくのか・・・。
前作に続き、のんびりと投稿してまいります。
気長なお付き合いを願います。
よろしくお願いします。
※念の為R15にしています。
※誤字脱字が存在する可能性か高いです。
苦笑いで許して下さい。
文字数 643,310
最終更新日 2026.09.17
登録日 2024.12.11
73
公開求婚で選ばれなかった私へ、隣国王子が求婚してきました
王太子妃候補として、長年王宮を支えてきた侯爵令嬢エレノア。
外交会談の調整。
文官との連携。
派閥間の根回し。
本来は候補教育の一環だったはずの仕事は、いつしか彼女なしでは回らなくなっていた。
けれど王太子レオルドが公開求婚で選んだのは、愛嬌があり華やかな別の令嬢。
その瞬間、候補制度から外れたエレノアへ、隣国セレストリア王国の王子ルーファスが公の場で求婚する。
「王国が彼女を必要としないのであれば、我が国が望んでも問題ありませんね」
「君なら、これからも王宮を支えてくれるだろう」
当然のように引き留める王太子へ、エレノアは静かに答えた。
「候補制度から外れた以上、王宮へ残る理由はございません」
彼女が去ったあと、王宮は少しずつ綻び始める。
これは、失ってから価値に気づく王国と、
初めて一人の人間として正当に評価された令嬢の物語。
感想数 97
文字数 106,054
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.07.20
74
妻と離婚した夫は、失ったものの多さにまだ気づいていない
六年間連れ添った夫・拓也から、突然離婚を告げられた美咲。
子どもはいない。二人とも働いている。
手続きは驚くほどあっさり終わり、それぞれの生活が始まった。
美咲は、ずっと見送っていた仕事に手を伸ばす。
拓也の母は、自分の予定を優先するようになる。
部下は、新しい仕事へ進んでいく。
そして、拓也が離婚後に選んだ女性も――。
誰も復讐などしていない。
ただ、それぞれが自分の人生を選んでいるだけ。
妻と離婚しただけだと思っている拓也は、まだ気づいていない。
自分が本当に失ったものの多さに。
感想数 0
文字数 15,935
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.16
75
地獄の沙汰も慈愛次第!婚約者は姉を溺愛したので私は真実の愛を貫きます!
社交界で誰もが羨む幸福なシャンデラ伯爵家。
しかしその幸福は犠牲の上で成り立っていたのだった。
とある事情から長女ファティマは婚約を王族との婚約が解消となった。
傷心するファティマを救うべく何かにつけてファティマを優先し次女のディアナを後回しにして来た。
しかし家族の口癖は「家族を大切にしないと」だった。
傷心の姉を大事にしたい気持ちと、家族なのに大事にされないことに苦しんだディアナに婚約者は残酷な言葉を投げつけ婚約破棄宣言をした。
傷ついたディアナに追い打ちをかけるようにお茶会の席で毒を盛られてしまう。
一命を取り留めたディアナは前世の記憶を思い出したのだった。
姉だけを溺愛する家族も婚約者にも見切りをつけたディアナは伯爵家を出ることを決めたのだが、何故か乳母と護衛騎士も伯爵家に辞表を突きつける始末に…
一方、実家ではディアナが抜けた穴が大きく。
これまで陰で支えてくれたことに気づき、後悔をするようになる。
ファティマに至っては社交界で醜聞を流され、妹の婚約者を寝取り邪魔だから妹を見殺しにした悪女説が浮かび上がるのだった。
感想数 307
文字数 374,395
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.01.22
76
何も知らなかったのと言われてももう戻りません
シエルは王妃に頼まれて後妻になった家から今日出ていく。
年の近い義理の娘とは折り合いが悪く最後まで認められることはなかった。
その日から義理の娘は思い知る。この家に何故後妻が来てどれ程支えられていたのかを。
●貴族の事情と現代の事情って違うよねとふと思いついた話です
話を追加しようと思うので少し伸びます。どのくらいかはまだ。
感想数 167
文字数 82,494
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.06.14
77
病弱な旦那さまに嫁ぎましたが、治してしまいましたわ
「余命ひと月」と噂される公爵ジョフロワの「縁起直し」として、伯爵家の三女ロザリーは、実家から厄介払いのように嫁がされる。姉たちは「三女は薬草園育ちの田舎者。ちょうどいいわ」と笑う。
ロザリーは言い返さない。ただ、公爵の屋敷に入って三日で、気づく。公爵の病は、毒ではなく、屋敷じゅうに焚かれている「香」だと。
「余命ひと月? では、ひと月、お世話させていただきますわ」
香を止め、窓を開け、薬草園育ちの手で、朝の粥を煮る。公爵は、ひと月で、目を覚ます。「あなたが来て、初めて朝の匂いがした」。
実家は「病弱な三女を、縁起直しに嫁がせた」と嘘の届けを出していた。回復した公爵の妻となった娘を、慌てて取り戻そうとするが、公爵がその届けを王の使者に見せるだけで、実家は自分の嘘で面目を失う。
香を焚いていた執事は「公爵を早く逝かせて、跡目を」と白状し、公爵は追放ではなく、辺境の薬草園で働かせる。
疎まれた長所が、正しく愛される場所で花開く。縁起直しの嫁入り×薬草×自己肯定の令嬢ファンタジー、全8話。
感想数 3
文字数 19,582
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.09
78
夫が我が家へ連れてきた女性は、なぜか私の席に座っていました
大商会の娘レティシアは、経営難に陥っていた子爵家のアルベルトと政略結婚した。
愛から始まった結婚ではない。
それでも数年間を夫婦として過ごし、領地のために実家の商会との橋渡しも続けてきたレティシアは、二人の間には穏やかな信頼くらいはあると思っていた。
そんなある日、アルベルトが一人の若い女性を屋敷へ連れてくる。
「昔馴染みのクラリッサだ。しばらくうちで面倒を見ることにした」
事前の相談は、何もなかった。
そしてその日の夕食。
レティシアが食堂へ入ると、クラリッサはなぜか、この家の女主人である自分の席に座っていた。
慌てて立ち上がろうとするクラリッサ。
それを止めたのは、夫だった。
「僕が座らせたんだ。君ならこれくらい気にしないだろう?」
問題は、一脚の椅子ではなかった。
夫が当然のように決めていたこと。
妻なら受け入れると思われていたこと。
そして、今まで見ないふりをしていたもの。
ひとつの席から始まった違和感は、やがてレティシアに、自分の結婚そのものを見つめ直させていく。
感想数 4
文字数 26,338
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
79
余命宣告されたら聖女になった
いつもいつも後回しにされてきた。それでも、侯爵家の後継として厳しい教育に耐えてきた。いつか必ず報われると信じて。
それなのに。
結局されたのは余命宣告。
もう、私、好きに生きても良いですよね?
ーーそれなのに、冷たかった婚約者がなぜか離してくれないんですけど?
文字数 60,258
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.30
80
「もう、うんざりだ」と言われたので、出ていきますね
【とりあえず、何かください】
ある日、豪華なベッドで一切の記憶を失った状態で目覚めた私。鏡を見ても「あなたは誰?」駆けつけた使用人たちに、言いたい放題言われるけれど、他人事のようで少しも自覚が持てない。ただ分かったのは、自ら毒を飲んだことと、夫がいるということだった。妻が目覚めたのに駆けつけてこない夫の元へ挨拶に行くと「もう、うんざりだ」と告げられる。皆からは嫌われているし、記憶もないから未練もない。青ざめる夫に別れを告げて、新天地へと旅立つことを決意した――
※ 他サイトでも投稿中
※ 22時更新予定
感想数 69
文字数 115,150
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.11