部活小説一覧

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24話ハッピーエンドにて完結予定です♪ ちまちま更新してたら永遠に終わらないので、週末にざっくりまとめて更新することにしました(過去ちまちま公開分は編集済みです)。
チェス×吹奏楽(吹奏楽要素かなり薄いです)、にぎやかな学園ラブコメディにしたかったのに不幸な奴が一人。
内容は本編にて!
〈あらすじ〉
夏の終わり、チェス同好会の佐々木航太は、以前から気になっていた吹奏楽部の鷺沢に声を掛けられる。
チェスの対局を通して急速に距離を縮めていく二人だが、鷺沢の言動にはどこか不自然なところがあり…。チェス同好会のメンバーはお節介や好奇心から鷺沢の周辺を詮索し始めるが、それぞれが思いがけない事態に直面することになる。
チェス同好会による「鷺沢と航太を幸せにしようプロジェクト」は成功するのか?
そして彼ら自身、各々の幸せにたどり着くことができるのか?
〈登場人物〉
佐々木航太、チェス同好会二年。とりあえずチェスと鷺沢に夢中。好きな駒はナイト。
鷺沢悠、吹奏楽部二年。諸事情あって人生最悪の夏を過ごしている。好きな駒は(推定)ビショップ。
仁木未来、チェス同好会二年。鷺沢の不幸感が気になって探りを入れたら面倒な事態に。好きな駒は、安直にクイーン。
大宮哲生、チェス同好会二年。自他共に認める「目つき悪い奴」。頭の良さがたまに暴走する。好きな駒はルーク。
熊田将吾、チェス同好会一年。通称クマ、見た目もクマ。気は優しくて力持ち。好きな駒はキング。
鮎川凛久、帰宅部二年。鷺沢いわく「普通に性格悪い」。チェスに興味はない。
チェスなんかルールも知らない、という方、大歓迎です。色々ルビ振ったりもしてますが、何となく雰囲気で流してください。謎の記号や専門用語やいちいち細かい対局シーンなどは、まるっと読み飛ばしていただいてOKです。
ちなみに、チェス知ってる、やってる、好き、という方へ。
各話タイトル&ストーリー展開は、1851年のアンデルセンvsキーゼルツキーの「不滅の名局」をベースにしています(解釈は個人的なものです)。
作中の航太と鷺沢の対局シーンはすべて実在の棋譜を借用しています。一局目は前述のアンデルセンvsキーゼルツキー、二局目はペトロシアンvsパフマン、三曲目がレティvsアレキン(アリョーヒン)という無茶っぷりです。現代の高校生が19世紀のグランドマスターのチェスを指すわけないんですが、その辺はあまり突っ込まないでください。
文字数 27,568
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.04.04
16歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は、訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
特に慌てることも無く、堂々と入学式に遅刻するどころか、式に行く意味を見出せない雅臣は聞こえてくる喧騒につい足を止めてしまった。
この出会いが、自分の運命を変えるとも知らずに__
学園で出会った同級生の2人組、柊夕太と蓮池楓が、雅臣の意思とは関係なく、否応なしに様々な日常へ巻き込んでいく。
新しく通う山王学園高等部での日々が、そこで出会う人々が、自分の運命を大きく変える事となる。
生きることにままならない子供達は、出会う人々の価値観に触れ、知ることで、傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしないと伝わらないだろ……!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
文字数 433,340
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.01.03
自分をうまく表現できない高校2年生・沙也加は、新聞部の「私服で内面を表す作戦会議」に参加することに。思い切って選んだ赤いスカートは、彼女の小さな一歩を後押ししてくれた――。
はじめて“自分の気持ち”を誰かに伝えたいと思った、春のある日のお話。これは、自分らしさと出会うまでの、優しくて静かな成長の物語。
登場人物紹介
住吉 沙也加(すみよし・さやか)
誕生日:9月23日
血液型:A型
紹介文:高校二年生。新聞部所属。
人前に出るのが少し苦手で、いつも丁寧語で話すおっとりタイプ。
内面ではずっと「自分を伝えたい」と思い続けている。
春の日、ある小さな課題がきっかけで、“なりたい私”に一歩踏み出す。
一言:「……この服を着たら、少しだけ、自信が持てる気がしたんです」
鷺ノ宮 花蓮(さぎのみや・かれん)
誕生日:4月6日
血液型:O型
紹介文:高校二年生。新聞部。
物静かで知的、言葉よりも空気で伝えるタイプ。
人との距離を取りがちだが、沙也加の純粋な思いに心を少しずつ開いていく。
一言:「今日のあなた、とても素敵でした。……また見せてくださいね」
補足
この作品は、拙作『ピアノの旋律に恋を紡いで』の世界に登場するキャラクター「住吉沙也加」と「鷺ノ宮花蓮」の、もうひとつの物語です。
本編未読の方にも分かるように書いていますが、もし興味を持っていただけたら、本編もぜひ覗いてみてください。
文字数 19,323
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.25
私は 頑張る子じゃぁないはずだけど、幼馴染の男の子を好きになってしまったから
幼稚園の時、隣に座る男の子と仲よくなったが、私には、好きな子が別に居た。
でも、その子は私のこと構ってくれないので、いじわるをしようと思ってしまった。
その時から、私の中には、小悪魔が住みついてしまったのだ。でも、私は、本当は、優しい可愛い女の子はずなんだけど・・だけど、進学するに連れて、近所の幼馴染の男の子を好きになってしまって、私も頑張って行く それに、仲良くなった友達に誘われて、とんでもないことに・・・
文字数 80,827
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.04.25
ただの普通の高校生、望月灯璃(もちづきともり)は自分には何もないことに悩んでいた。
友達もいなければ彼氏も言わずもがな、 好きな人だっていない。
そんな灯璃には気になる存在がいた。
それはよく駅前でギターを弾いてるお兄さん、神木奏(かみきそう)。
めっちゃくちゃ引き込まれるその音は灯璃の心を引っ搔くようにえぐって来る。
でも決して歌わない。 ずっとギターを弾いてるだけ。
「 どうして歌わないの?」
疑問に思う灯璃。
「歌って、灯璃」
静かに笑って奏は言った。
その瞬間、出会ってしまった。
何もなかった灯璃の元に突如現れた、 まるで真っ暗な夜に輝く一等星みたいに。
文字数 117,030
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.04.25
「走ることしか、知らなかった」
高校三年の木下馨(きのした・かおる)は、かつて将来を期待された陸上選手だった。
だが怪我をきっかけに競技を離れてからというもの、何にも夢中になれずにいる。
喧嘩もタバコもできないくせに、不良を気取って毎日をぼんやりと消費している彼にとって、残された高校生活はただの「終わりを待つ時間」だった。
そんなある日、帰り道で出くわしたのは、名前だけ知っていた野球部エースピッチャーの1年生・杉谷蓮(すぎたに・れん)。
彼がスリをしようとしている場面を、馨は偶然目撃してしまう。
見て見ぬふりを決め込もうとしたが、杉谷のぎこちない手つきと、その後に起きた暴力の気配に、馨は思わず名前を叫んでいた――。
「杉谷!走れ!」
その瞬間、止まっていたはずの時間が、また動き出した。
走る理由も、走る意味も失ったはずの馨が、杉谷の手を引いて、再び走り出す。
文字数 22,409
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.04.22
異母姉・綾野聖奈に恋心を抱く主人公・綾野恭弥。憧れと剣術の目標である聖奈の存在が、彼の人生を大きく動かしていく。幼馴染の双子、高坂月詠と高坂月華とともに、彼は聖奈が所属する旭日中学の剣術部へ入部する。
個々の実力が高いにも関わらず、団体戦では全国大会初戦敗退が続いていた剣術部。しかし、中学女子個人全国優勝の実績を誇るエース・聖奈や、男子個人全国優勝者で主将の藤堂凍夜を中心に、今年は男女混合団体戦すべてで完全優勝を目指している。
そこに加わるのは、小等部男子全国優勝者の恭弥、準優勝者の月詠、そして小等部女子全国優勝者の月華。最強メンバーが揃った剣術部の挑戦が始まり、同時に恋愛模様や青春の苦悩も絡み合う。
剣術修行と恋の葛藤、そして全国制覇への情熱。波乱万丈の青春恋愛物語、いよいよ開幕!
『朱星光月妖刀奇譚』の次世代編です。『朱星光月妖刀奇譚』の主人公たちもわりと出てきます。
文字数 634,853
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.04.10
「勝負は、負けたときの方が得るものが多い」ーーご存知でしたか?
勝てなかったあの日、悔しさで呼吸すらうまくできなかった。
でもあの胸の痛みが、今の私をつくってくれた。
「努力は報われるーーその言葉は絶対だ……自分より努力をしている人間に勝とうだなんて、虫が良すぎると思わないか。逆ならたまったものじゃない」
そんな彼女の目は、今にも雫がこぼれ落ちそうなほどに赤くなっていた。
きっとあのとき、自分よりも相手が努力をしていから、私は負けた。
だから私は、もう一度立ち上がり、弓を引く。
高校一年、進藤弓。弓道初心者。
最初はただ、逃げたくて。興味なんて、どこにもなかった。
けれど――
圧倒的な才能を持つ同級生・姫木文との出会いが、
私の世界を変えていった。
最悪の出会いから、衝突、焦燥、そして静かな共鳴へ。
すれ違っていたふたりの矢は、やがて同じ的を見つめはじめる。
これは、悔しさを知ったすべての人へ放たれる、
”まっすぐな矢”の物語。
「ある晴れた芝露の如く」
文字数 60,495
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.14
そこはどこにでもあるありふれた部活だった。
名門でもなく伝説があるわけでもなく、普通の実力しかない小さな高校の演劇部だった。
大会に本気で勝ちたいと言う人もいれば、楽しくできればそれでいいという人もいて、
部活さえできればいいという人もいれば、バイトを優先してサボるという人もいて、
仲のいい奴もいれば、仲の悪いやつもいる。
ぐちゃぐちゃで、ばらばらで、ぐだぐだで
それでも青春を目指そうとする、そんなありふれた部活。
そんな部活に所属している杉野はある日、同じ演劇部の椎名に呼び出される。
「単刀直入に言うわ。私、秋の演劇大会で全国に出たいの」
すぐに返事は出せなかったが紆余曲折あって、全国を目指すことに。
そこから始まるのは演劇に青春をかけた物語。
大会、恋愛、人間関係。あらゆる青春の問題がここに。
演劇×青春×ヒューマンドラマ そして彼らの舞台はどこにあるのか。
文字数 397,040
最終更新日 2025.05.27
登録日 2024.04.13
予想外の出会いだった。
俺、守神晃《もりがみこう》が一人で街を歩いている時だ。
我が校の生徒会長、大平有希《おおひらゆき》と出会った。
銀髪ロングの綺麗な髪。凛とした表情の中に、どこか愛らしさもある整った顔。高校生離れしたスタイル。
男の理想の具現化の様な容姿は夢の世界から抜け出してきた妖精のようだ。
生徒会長という役職についているだけあり、学校の中では厳しい姿勢を見している。
風紀を乱す者には臆することなく注意する。相手が生徒であれ、先生であれ、関係なく。
そんな真面目な生徒会長は学校でも人気者であった。
そんな彼女が──。
メイド服を着ていた。
我が校はバイト禁止。バレれば停学になるだろう。
彼女の秘密を知った俺は生徒会室に呼び出されてしまう。
「私は今日から守神くんの専属メイドになります」
秘密を守る代わりに彼女は俺の専属メイドになってくれるらしい。
生徒会長の秘密を知ったら専属メイドになってくれた彼女との高校生活が幕を開ける。
※カクヨム・小説家になろうでも投稿してます。
文字数 577,697
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.04.24
文字数 5,857
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.05.24
サッカー部のマスコットで愛されキャラの朝日は、元彼にストーキングされていることも気が付かず有意義な学校生活を過ごしている。仲のいい副部長は朝日の元彼にアマギフで餌付けされ、こっそり朝日の動画をこっそり送り続けていた。サッカー部の合宿で先輩に告られてショックを受ける朝日。青春と高校生サッカー部の笑いと恋の物語。
登場人物一覧
1. 羽間朝日(はざまあさひ)
年齢/特徴: 十五歳、高校一年生、美少年。
外見: サラサラの髪、品のある顔立ち、まだ成熟していない細身の体。日焼け跡が特徴的で、白い背中と小麦色の首・腕・脚が対照的。
性格: 純粋で繊細。昔の辛い記憶を思い出すことが多い。控えめながらも愛されキャラクター。
2. 荻野先生
年齢/特徴: 二十六歳、サッカー部顧問。
外見: 若手教員、真面目で温厚な雰囲気。
性格: 指導が甘いが生徒からは慕われている。仕事熱心で、教師のやりがいを感じている人物。
3. 野村
特徴: サッカー部の同級生。
外見: 朝日の日焼け跡をからかうお茶目な性格。
性格: ノリが良く、部員たちと楽しく過ごすムードメーカー的な存在。
4. 長山先輩
年齢/特徴: サッカー部二年生、部長。
外見: 端正な顔立ち、礼儀正しい模範的な生徒。
性格: 真面目で面倒見が良い。朝日を守る役割を担うことが多い。
5. 翼先輩
年齢/特徴: サッカー部二年生、副部長。
外見: 硬い髪をツンツンに立てた髪型が特徴。
性格: 陽キャ、場を盛り上げるムードメーカー。
6. パネエ先輩
名前: 伏見麗(ふしみれい)
特徴: サッカー部の二年生。普段は「パネエ先輩」と呼ばれる。
外見: 岩石のような顔つきと反して、名前は「麗」というギャップがある。
性格: おおらかで太っ腹。ユニークな性格で笑いを提供する。
文字数 47,649
最終更新日 2025.05.24
登録日 2024.10.30
中二の夏、綾原大翔は地区大会で金賞を受賞した日に声変わりが始まった。大翔はソプラノのソロを任されており、大事にしていた自身の宝物を失い絶望の淵に立たされてしまう。結局ソロは三年の先輩がすることになり、そのまま大翔にとってのコンクールは終了した。
部活に参加することができずうろうろしていたところで、言葉を話せない椿と出会う。椿とは本で学んだ手話やスマートフォンを使用して会話をした。嫌いになった自分の声を使わなくていい交流が心地良かった。
椿と会うことは楽しい。それなのに、家に帰ると言いようのない不安に襲われ、食べ物を食べられなくなっていく。病院に連れていかれそうになるが、病気じゃないと拒否をする。
ある時、椿の喉が手術で治るらしいことを聞かされる。勝手に仲間だと思って勝手に裏切られたと感じ、大翔はその場から逃げ出した。それから一週間、椿の元に行くことはなく──。
文字数 23,566
最終更新日 2025.05.20
登録日 2025.04.30
久瀬蓮は、サッカー部に情熱を注いでいた高校生。しかし、部員不足で廃部となり、彼が転部を余儀なくされたのは、女子12名しかいない放送部だった。周囲の冷やかしや不安を抱えながらも、新たな部活で奮闘する蓮。そんな矢先、彼は転部早々に合宿へ参加することになる。
向かった先は、歴史ある古民家風の旅館「月影亭」。そこには地下室や月明かりに照らされる幻想的な部屋があり、不思議な空気を漂わせていた。女子たちは合宿の夜を大いに楽しむ一方、蓮は顧問の宮原麻衣と地下室で部活について語り合う。しかし、酔った麻衣を寝室へ運ぼうとした際に転倒。これを目撃した部員・風間沙耶香の放った謎の電撃によって、蓮の体に異変が起きる。
目を覚ました彼は、自分の姿が「美少女」になっていることに気づく――。蓮の運命を大きく変えるこの出来事。合宿の夜は、ただの青春のひとときでは終わらなかった。
「俺、どうしてこんなことになっちゃったんだ!?……いや、もっと読みたいに決まってるだろ!」
文字数 12,922
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.05.17
文字数 13,905
最終更新日 2025.05.15
登録日 2025.01.02
とある中学を中心に、あれやこれやの出来事を綴っていきます。1.「まずいはきまずいはずなのに」:中学では調理部に入りたかったのに、なかったため断念した篠宮理恵。二年生になり、有名なシェフの息子がクラスに転校して来た。彼の力を借りれば一から調理部を起ち上げられるかも? 2.「罪な罰」:人気男性タレントが大病を患ったことを告白。その芸能ニュースの話題でクラスの女子は朝から持ちきり。男子の一人が悪ぶってちょっと口を挟んだところ、普段は大人しくて目立たない女子が、いきなり彼を平手打ち! 一体何が?
文字数 13,617
最終更新日 2025.05.14
登録日 2023.04.30
吹奏楽部でクラリネット担当の小日向響には夢があった。それは幼馴染で初恋相手のフルート奏者である大月奏と二重奏をすること。
しかし、高校で再会した奏はとあるトラウマによりフルートを辞めていた。
ショックを受ける響だが、奏が音楽やフルートを完全に嫌いになれずに苦しんでいることに気付く。
響はもう一度奏にフルートを吹いてもらう為に動き始めた。
これは響と奏や二人を取り巻く仲間達の、夢、恋愛、友情を描いた青春物語。
ノベマでも公開中です。
文字数 139,654
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.04.12
大阪の片隅、廃部寸前の高校演劇部。自信を失くした副部長、進路に悩む部長、才能を隠す新入生、異色の転部組、寡黙な裏方、そして家庭問題を抱えた顧問──。バラバラだった個性が、一つの舞台を目指す時、青春の葛藤と情熱が交錯する。これは、かつての栄光を取り戻すため、そして何より自分自身と向き合うために、不器用ながらも輝こうとする高校生たちの、汗と涙と笑い溢れる再生の物語。果たして、彼らは満員の客席の前で、最高の「幕が上がる時」を迎えることができるのか? 大阪の温かい人情とリアルな演劇描写に乗せて贈る、感動の青春群像劇!
文字数 11,488
最終更新日 2025.05.08
登録日 2025.05.08
私立神代高校の理事長から「次は私の高校で、甲子園を目指しなさい!」と言われた。
俺が甲子園まで導いたのは、ゲームの話である。
メンタル回復期間ということで、仕事を辞めニートになっていた神代 有(かみしろ ゆう)。急遽、姉が運営する学校の野球監督になった。
野球経験は、小学生の頃1年くらいやっていた程度。
何から始めれば良いかわからなくなった有は、野球の神様が祀られている神社へと向かう。そして、その神社で神様と出会い、野球の才能とステータスを見ることができる《鑑定スキル》と何点かの《お守り》をもらった。
果たして有は、この野球大国日本で、神代高校を甲子園まで導けるのだろうか。
文字数 3,489
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.05.04
部活未亡人と言う言葉がある。部活の顧問が、家庭を顧みずに妻が放っておかれるって話だ。それで離婚する教師も多いんだよ。
男子バスケットを熱心に指導するオレは、新規採用された河合先生の勧めもあって、土曜日の練習を途中で帰宅した。
サプライズを仕掛けたんだけど、自宅には、なぜか車のディーラの営業さんが来ていたんだ。
何にも知らずに家に帰ったオレがサプライズされる側だったとは!
前半のセリフに、ちょっとだけ仕掛けがしてあります。
二度読みすると、いろいろとひっくり返りますのでオススメです。
文字数 5,335
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
この小説は、高校の男の子、道場 雷土(どうじょう らいと)くんが、新川道学園(しんかわみちがくえん)高校で、空手部に入部し、空手を習いながら、一年で空手の勉強をして、二年で、空手の市の戦いから、全国大会を目指す物語小説の、道場くんの三年間を描いている、小説です。(長い話ですが短編です。この小説は現代青春小説です。)
文字数 9,486
最終更新日 2025.05.01
登録日 2025.04.05
高校に入学したばかりでどこに入部するか迷っていた畑本雪葉は般若のお面を被った怪しいやつ、雨田舞の部の勧誘を受けた。そしてなんだかんだ流れで入部することになった。その部の名前は「あなたとわたし部」。畑本はこんな名前で部員が集まるわけがないと思っていたが、気づけば変なやつらが集まっていた。
残念な女子高生たちが「あなたとわたし部」で適当に喋ったり、遊んだりするだけの話。
文字数 8,398
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.29
ハンドメイド同好会に所属している美晴、木乃香、日和。楽しく手作りがモットーだったが、ある日『ハンドメイド甲子園』が行われることを知り、参加資格となる六人の部員を目指して部員を探し始める。和歌、穂波、睦月と仲間が増え、ようやくスタート地点に立つことが出来た。そして送られてきた予選の課題。六人を待ち受ける結果とは?
文字数 44,857
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
高校三年の夏、夏樹は小説家の夢を抱き、文芸部で小説を書き続けていたが、自分自身ですらその夢を疑っていた。
そんな中、夏樹はかつての文芸部の先輩、藤川凛と再会する。
彼女は東京の大学に進学していたが、亡くなった叔父の書斎を整理するために戻ってきていた。
二人は再び創作について語り合うも、夏樹は凛が小説を書けなくなったことを知る。
夏樹は、凛に書くことの楽しさを思い出してもらいたいと夏祭りに誘う――。
文字数 15,107
最終更新日 2025.04.17
登録日 2025.04.17
全ての高校球児が憧れる夢の舞台、甲子園。
主人公・小坂遊大は、1年生ながらショートのレギュラーを掴み、夢舞台まであと一歩に迫っていた。しかし運命の県予選決勝、彼を悲劇が襲う。
応援に駆けつけようとしていた両親が交通事故に遭い、遊大は甲子園出場を逃してしまう。
それから野球から離れ、孤独な毎日を送っていたのだった……。
「私と一緒に野球しよ! 小坂くん!」
そんな中出会ったのは、天真爛漫な野球少女・荒木二葉と、男と女が同じチームで野球をするスポーツ・男女混合野球。
彗勢高校へと転入した遊大はそのまま混合野球部へ。しかしチームは練習試合で勝利しなければ廃部が決まる危機的状況。
そしてその相手は、かつての仲間達で——。
球児は、今は亡き父親との約束を果たす為。
球女は、憧れの舞台に立つ為。
球児と球女が織りなす甲子園への道が、今ここに幕開ける——。
第8回ライト文芸大賞 エントリー作品です。
文字数 79,665
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.04.04
全国大会常連の強豪、青空学園吹奏楽部。中学では地区銀賞が最高だった佐々木陽菜は、憧れの部に入部するが、待ち受けていたのは圧倒的なレベル差。「控え」となり、合奏に参加できない悔しい日々が始まる。
そんな陽菜が出会ったのは、二人の天才トランペット奏者。一人は、完璧な技術を持ちながらも孤高を貫く2年生・霧島蓮。もう一人は、名門校から転入してきた圧倒的な実力と自信を持つ水城舞。そして、陽菜を常に励ます友人・菊池美咲(クラリネット)。天才たちの存在と厳しい現実に打ちのめされながらも、陽菜は音楽への情熱を捨てきれない。
悔しさをバネに、陽菜は放課後、街を見下ろす「星見が丘」で一人練習に打ち込む。そこで偶然、同じく丘で練習する霧島と再会。当初は冷たい彼だったが、陽菜のひたむきさに触れ、不器用ながらも的確なアドバイスを与え始める。「秘密のレッスン」とも言える交流を通じ、陽菜の音は少しずつ温かみと芯のある響きを獲得していく。
一方、水城の加入は部に波紋を広げ、特に霧島との対立は深まるばかり。さらに部内では、陽菜を狙ったかのような陰湿な嫌がらせが発生。疑心暗鬼が広がり、部員たちの間には「見えない壁」が生まれてしまう。
苦悩する中、陽菜は完璧主義の裏で水城もまた重圧に苦しんでいることを知る。そして運命の夜、星見が丘に集った霧島、水城、陽菜の三人は、初めて互いのためだけに音を合わせる。完璧ではない、けれど心が通い合うハーモニー。それは、反発し合っていた三人の心を繋ぐ、確かな希望の光となるのだった。
やがて嫌がらせ事件も解決し、見えない壁を乗り越えた青空学園吹奏楽部は、心を一つにしてコンクールへ挑む。県大会、激戦の関東大会を見事に突破し、ついに掴んだ全国大会の舞台。しかし、本番直前にまさかのアクシデントが発生! 仲間との絆が試される中、三人のトランペット、そして部員全員の心が一つになった「青空サウンド」が、音楽の聖地に響き渡る! 目指した金賞には届かず、結果は銀賞。しかし悔しさ以上に、音楽を通じて得たかけがえのない友情と成長という、本当の宝物を手にしたのだった。
挫折から這い上がる主人公のひたむきな努力、孤高の天才と完璧主義のライバルが見せる人間的な変化、そして音楽が繋ぐ熱い友情と淡い恋の行方。豊かに描かれる吹奏楽の世界と、読者の心を揺さぶる青春ドラマがここにあります。読み終えた後、きっとあなたの心にも、どこまでも続く爽やかな青空が広がることでしょう。
文字数 53,857
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.10
文字数 63,601
最終更新日 2025.04.01
登録日 2019.04.24
小3の頃に流行ったバスケ漫画。
主人公がコート上で華々しく活躍する姿に一人の少年は釘付けになった。
自分もああなりたい。
それが、一ノ瀬蒼真のバスケ人生の始まりであった。
中3になって迎えた、中学最後の大会。
初戦で蒼真たちのチームは運悪く、”天才”がいる優勝候補のチームとぶつかった。
結果は惨敗。
圧倒的な力に打ちのめされた蒼真はリベンジを誓い、地元の高校へと進学した。
しかし、その高校のバスケ部は去年で廃部になっていた―
これは、どん底から高校バスケの頂点を目指す物語
*不定期更新です
文字数 16,494
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.02.22
俺はvtuberってのが好きだった。
それこそ、世界で一番だって自負はあった。
けれど、金持ちってわけじゃないし、スーパーチャットの金額もトップレベルかと問われれば違う。
でも、気持ちで言えば一番だったんだ。
でも。ある日を境に変わった。
それは愛が憎しみに変わる瞬間だって俺は自覚したんだ
文字数 1,951
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.03.16
高校生活の終わりが見え始めた頃、円佳は進路を決められずにいた。友人の朱理は「卒業したい」と口にしながらも、自分を「人を傷つけるナイフ」と例え、操られることを望むような危うさを見せる。
一方で、カオルは地元での就職を決め、るんと舞は東京の大学を目指している。それぞれが未来に向かって進む中、円佳だけが立ち止まり、自分の進む道を見出せずにいた。
そんな中、文化祭の準備が始まる。るんは演劇に挑戦しようとしており、カオルも何かしらの役割を考えている。しかし、円佳はまだ決められずにいた。秋の陽射しが差し込む教室で、彼女は焦りと迷いを抱えながら、友人たちの言葉を受け止める。
それぞれの選択が、少しずつ未来を形作っていく。
文字数 23,096
最終更新日 2025.03.12
登録日 2025.02.19
みんなとはちょっぴり容姿がちがうけど、中身はふつうの女の子。
……な、クダンちゃんの日常は、ちょっと変?
自分も変わってるけど、周囲も微妙にズレており、
そこかしこに不思議が転がっている。
幾多の大戦を経て、滅びと再生をくり返し、さすがに懲りた。
ゆえに一番平和だった時代を模倣して再構築された社会。
そこはユートピアか、はたまたディストピアか。
どこか懐かしい街並み、ゆったりと優しい時間が流れる新世界で暮らす
クダンちゃんの摩訶不思議な日常を描いた、ほんわかコメディ。
文字数 120,669
最終更新日 2025.03.09
登録日 2024.12.31