ホラー小説一覧
血飛沫の中から私を助けてくれたあの方。
真っ白な毛皮を赤く染めながら抱きしめてくれたあの日から、私の心は、あの方のもの――――
生贄の家系であるレイン伯爵家の令嬢、サニアには心に決めた人がいた。
しかし、叔父一家の策略により望まぬ結婚をすることになり…………。
☆カテエラだったので変更しました。
☆ホラー・ミステリー小説大賞のカテエラだっただけなので、ホラーに戻して残酷描写をマシマシ改稿予定。と、いっても私の残酷描写は甘々なのでRはつけません。(笑)
文字数 5,334
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.26
※グロ系統描写あります。苦手な方はご注意を
憧れてやまない同級生の死――
目の前で大事な友人を失った少女、斉藤初は、希望のない日々を過ごしていた。
彼女の心の拠り所はたった一つ……可愛らしい姿のプリンセスドールで。そのドールは、失われた同級生にそっくりだった。
そんなある日、友人の死に関わった人物が、無残な姿で命を落とす。一見事故かと思われた遺体のそばには、謎のドールが発見され、世間では亡くなった少女の呪いとして騒がれる始末。
命を落として尚も引き合いに出され、侮辱されるのか――我慢がならなかった斉藤初は、独自に事件を調査することを決意するが――
事故か自殺か他殺か。ドールの目撃情報とはいったい。本当に呪いが存在するのか。
ミステリーxサイコxサスペンスxホラーストーリー。
文字数 109,472
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.02.15
文字数 16,764
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.02.06
大学進学を機に上京してきた三瀬川隼人は、従兄弟の家に下宿させてもらうことになる。
従兄弟は彼女の家に入り浸っているらしく、親に買ってもらったタワマンには寄り付きもせず隼人は悠々自適な一人暮らしを満喫していた。
だがいつの頃からか、隼人は部屋にいると視線を感じるようになる。そして、夜は決まった時間に必ず目が覚めるのだ。
言いようのない不安に苛まれ、みるみる痩せていく隼人。そんな隼人はある日偶然入った居酒屋で、とあるひとりの男の娘と知り合うことになるのだが…
文字数 975
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.02.27
一条大和は、『あらゆる言語が母国語である日本語として聞こえ、あらゆる言語を日本語として話せる』という特殊能力を持っていた。その能力を活かし、オーストラリアで通訳として働いていた大和の元に、旧い友人から助けを求めるメールが届く。
友人の名は真澄。幼少期に大和と真澄が暮らした村はダムの底に沈んでしまったが、いまだにその近くの集落に住む彼の元に、何語かもわからない言語を話す、長い白髪を持つ謎の男が現れたのだという。
その謎の男とも、自分ならば話せるだろうという確信を持った大和は、真澄の求めに応じて、日本へと帰国する——。
文字数 126,442
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.02.11
黒木市に伝わる都市伝説。
「悪事を働く人間の元には、ブラックライダーが現れて『制裁』を受けさせる」
面白半分に噂される裏で、ブラックライダーは確かに暗躍していた――
※オムニバス形式作品です。
文字数 4,241
最終更新日 2024.02.27
登録日 2024.02.04
彼女は彼と最期を遂げる。
彼にとってはそれが幸福か、それとも不幸か。
しかし彼女だけは幸福であった。
これは、これは、彼女と彼が最期を遂げる話である。
文字数 14,825
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.22
彼女は中学生である。
彼女は桜が好き。
彼女は猫が好き。
桜の季節が来た。
彼女は浮かれ、はしゃぐ。
きらめきは一瞬だからこそ、まぶしく見える。
残酷な場面あります。ご注意ください。R15
文字数 1,920
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.26
冒頭より——
いつからだろうか。寝息がピタリと止まって、伸び縮みを繰り返す心臓の動きが徐に鈍化していく姿を想像するようになったのは。神や仏の存在に怯えるような誠実さはとうの昔に手放したものの、この邪な願いを阻んでいるのは、形而上なる存在に違いないと言う、曖昧模糊とした感覚があった。
血を分け合った人間同士というのは特に厄介である。スマートフォンに登録されている情報を消去すれば無かったことにできる他人とは違って、常に周囲に付き纏い、私がこの世に生まれてきた理由でもある為、簡単に袂を分かつことは出来ない。家の至る所で愚痴と嘆息を吐き散らし、湿り気を醸成する私の悩みは、介護の対象となった父の行動だ。
18時更新
文字数 14,731
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.15
自作のフィギュアを手にした魔法少女の吉田さんが弱者の復讐を手助けしたり、傲慢な人間を堕としたりする話。
文字数 9,358
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.26
文字数 1,735
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.24
文字数 3,673
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.26
それは、誰が見る「悪夢」か?
見知らぬ村に迷い込んだ五人の若者。
歓迎する笑顔の裏に「何か」を隠した村人たち。
若者たちを陰から見つめる視線。
山頂にある気味の悪い社。
村に伝わる十年に一度の秘祭。
黄昏時、一人の若者が消え、奇妙な行列が山頂の社を目指す。
捕らわれた仲間を追い、若者達が社に辿り着いた時。
悪夢の幕は上がった―
文字数 6,584
最終更新日 2024.02.25
登録日 2024.02.25
大学生になった中野沙衣は、探偵事務所?を開くが雇う助手たちが長続きしない。 沙衣の仕事のお祓いの恐怖に耐えられないのだ。 そんな時、高校性のころから知り合いの中井祐二が仕事の依頼に来る。 祐二は依頼料を払う代わりに助手のバイトをすることになる。 しかし、祐二は霊に鈍感な男だった。
文字数 175,491
最終更新日 2024.02.25
登録日 2023.11.13
文字数 834
最終更新日 2024.02.25
登録日 2024.02.24
「わたし」は幼い頃、異界へ誘われたり、異形のものにであったりした。
いや、この世に在りながら、。
そんな、わたしの思ひで。
文字数 2,405
最終更新日 2024.02.25
登録日 2022.06.05
文字数 10,040
最終更新日 2024.02.25
登録日 2021.08.14
〝悪魔が教える真実は……。〟
主人公は悪魔に、離別させられた恋人との再会を願うが?
ショートショートな〝大人の絵本〟、ホラー版です!
『ビフロンズ』を、次の作品に感動して書き直しました。
動画:
『Kagerou』 https://www.youtube.com/watch?v=YI_-VMbV5dM&list=RDYI_-VMbV5dM&start_radio=1
『Shamanic Princess - Ending 1』 https://www.youtube.com/watch?v=blfxG7qZ-b0
『いつも あなたが』 https://www.youtube.com/watch?v=TUxDw42pzOo
イラスト:
『墓碑少女』 https://www.pixiv.net/artworks/63227924
『無題』 https://www.pixiv.net/artworks/64282842
『私と来る?』 https://www.pixiv.net/artworks/83676277
『Rosa thuringica』 https://www.pixiv.net/artworks/2669309
『夜の庭園のレミリア』 https://www.pixiv.net/artworks/80982349
『私の世界へようこそ』 https://www.pixiv.net/artworks/92462192
素敵な刺激を与えてくれる、文化的作品に感謝します。
ご興味がおありの方は他のホラー作品や
SF「Lucifer(ルシファー)」シリーズ、
エッセイ「文明の星」シリーズなどもありますので、
よろしければぜひ、ご覧ください。
文字数 1,045
最終更新日 2024.02.25
登録日 2024.02.25
世界平和の思いは『祈り』に。
不幸を願う思うは『呪い』に。
後味の悪い女の告白に私は、この世界にあふれる呪いについて考える。
※カクヨムとノベルアッププラスにも投稿しています。
文字数 1,296
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.02.24
夏休みになる1日前の帰り道で、夏樹と湊は誰かの葬式を見た。
夏まで待てませんでした。
初めてホラー物書くのであんま怖くないかもです。
文字数 3,759
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.02.24
――ろく……なな……はち……――
右手、左手に二重に巻き付け、握ったポリエステル・ロープが軍手越しにぎりぎりと食い込み、びぃんと目一杯張って、すぐ後ろに立てかけられたはしごの最上段をこする。片膝つきの自分は歯を食いしばって、ぐ、ぐ、ぐ、と前に屈み、ウォークイン・クローゼットの扉に額を押し付けた。両腕から全身が緊張しきって、荒い鼻息、鼓動の響きとともにのぼせていく……――
じ、じゅうよん……じゅうご……じゅうろく……――
ロフトへのはしごに背中をつけ、もたれた「うさぎ」の細い首が、最上段からハングマンズノットで絞められていく……引張強度が300キログラム超のロープ、たとえ足がブローリングから浮き、つり下がったとしても、やせっぽちの息の根を止めるうえで問題にはならない。食い込む痛みを押し、自分はいっそう強く握り締めた。仕損じてはいけない……薬で意識のないうちに、苦しむことなく……――
文字数 14,981
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.02.02
私の枕元にアイツが現れた夜は、毛布を頭まで被ってやり過ごす。子供のかくれんぼのように。
手元には、一本のVHSのビデオテープ。アイツが私を訪れるようになったきっかけは、そう、1988年の9月、私が中学校2年生の時の出来事だった――
文字数 10,342
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.02.23
呪いとは、解こうとすればするほど強まり、逃れんとすればするほど絡め取られるもの。
この事態を解決しようとすればするほど……被害は広まり続ける。
誰かが意図してかけた呪いなら……その手腕は、あまりに見事。
意図せず陥った状態なら……関った者全員が、あまりにマヌケ。
SNS発の呪いが、今、1つの国を滅ぼす。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」Novel Days」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
※若干の性的表現は有りますが、あくまで本作はホラーであり、エロ方面の「実用性」はほぼ皆無です。非常に下世話かつ下品かつ直接的な言い方をするなら、例えば、男性の場合であれば「読んだら勃たなくなる」ような作品を好まれない場合こそ、御注意下さい。
文字数 44,364
最終更新日 2024.02.23
登録日 2023.09.23
『 99.9%幽霊なんか信じていない。だからこそ見える真実がある。 』
幼い頃から霊感体質だった萌江は、その力に人生を翻弄されて生きてきた。その結果として辿り着いた考えは、同じ霊感体質でパートナーの咲恵を驚かせる。
総てを心霊現象で片付けるのを嫌う萌江は、山の中の古い家に一人で暮らしながら、咲恵と共に裏の仕事として「心霊相談」を解決していく。
やがて心霊現象や呪いと思われていた現象の裏に潜む歴史の流れが、萌江の持つ水晶〝火の玉〟に導かれるように二人の過去に絡みつき、真実を紐解いていく。それは二人にしか出来ない解決の仕方だった。
しかしその歴史に触れることが正しい事なのか間違っている事なのかも分からないまま、しだいに二人も苦しんでいく。
やがて辿り着くのは、萌江の血筋に関係する歴史だった。
文字数 1,064,562
最終更新日 2024.02.23
登録日 2023.02.28
あらすじ
「今からお姉ちゃんを誘拐します。無駄な抵抗はやめて大人しくついて来て下さい!」
いつも通り下校をしていると、突然、私は小さな女の子に誘拐された。
(えっ、何これ? 可愛い‼︎)
ただの遊びだと思った私は素直に家に付いて行った。一緒におやつを食べたりトランプをして過ご時間はあっという間だった。
でも、流石にもう帰らないと親に怒られる。だからお別れをして女の子の部屋を出ようとしたのだが、そこで目にしたのは……
1話完結の短編小説です。サクッと読めるので、楽しんでもらえたら幸いです♪
文字数 27,185
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.02.23
毎日のようニュースで見るだろう。
人が亡くなった事件を。
死んだらどうなるのだろう。そう考えたことは誰しも一度はあるだろう。
もし、世界は本物の世界と自分のために作られた偽物の世界が存在するとしたら......本当の世界では貴方は交通事故にあってとっくに亡くなっている。しかし偽物の世界では貴方は普通に生きている。貴方は死んだことに気づくことは出来るだろうか。
...... 今生きている世界は果たして本物なのだろうか?
文字数 1,042
最終更新日 2024.02.22
登録日 2024.02.22