恐怖小説一覧
荒涼とした土地が広がっていた。不気味な静寂が支配し、木々の葉がざわめく音だけが聞こえてくる。そこには何もなかった。ただ、ひとつの屋敷が孤立して立っているだけだった。
その屋敷は、古びた石造りで、どこか不気味な雰囲気を漂わせている。窓からは明かりが漏れ、どこかに人がいることを示唆している。だが、それはただの錯覚にすぎなかった。
その屋敷に近づくにつれ、背筋が凍るような感覚が襲ってきた。何かが待ち構えているような予感がした。
屋敷の玄関に立つと、木の扉がギシギシと音を立てて開いた。その瞬間、部屋の中から異臭が漂ってきた。濃い腐臭が、喉をつかむように鼻腔に入り込んでくる。それは、まるで死の匂いだった。
中に入ると、まるで時間が止まったかのような空気が広がっていた。ダストのようなものが舞い上がり、光が部屋中に散らばっている。床には血のようなものが染み付いていた。
そこには、何かがいた。それは見えなかったが、存在を感じた。強い恐怖が、体中を駆け巡る。
文字数 17,901
最終更新日 2023.03.07
登録日 2023.02.27
【この小説はホラーです】元新聞記者の岡本進は、近所に住む藤田志穂に恋をする。それは一目惚れの恋だった。さらに志穂の旦那が、かつて自分が追いかけていた汚職事件の黒幕である市議会議員の藤田京平と知った時、岡本は自分の使命に体を震わせる。藤田京平の悪事を暴いて志穂を守らなくては!!この小説はホラーです。恋愛小説ではありません。途中、不快な表現、分かりづらい展開、残酷な描写があるかもしれませんが、ストーリーの構成上、そうなっております。サクッと読める短めの話となっております。この小説でぞくりと背中を冷やすことが出来たらいいなと思います。よろしくお願いします。
注)この小説は恋愛小説ではありません。
注)途中であれ?と思うことがだんだんと増えてくると思いますが、それがホラーの醍醐味なのでそのまま読み進めて頂けると幸いです。
注)後半になってくるともしかしてこうじゃない?という小説のタネが分かってくると思いますが、それでも出来れば最後まで読んで欲しいなと思います。よろしくお願いいたします。
文字数 38,995
最終更新日 2023.03.06
登録日 2023.02.24
怖い話が語られる掲示板サイト『ホラー・ストーリー』
語り部たちによって様々な怖い話が語られるが、ある日、チャットルームで管理人の1人・トイレの華子が助けを求める書き込みをする。
閲覧者たちは、管理人たちによる、劇場型ホラーかと期待するが……
文字数 40,418
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.02.01
《3/5のコンラッドの誕生日を記念して…
ピリカ様よりリクエストいただいた特別番外編となります》
*現在掲載中の《奈落に咲いた花》のFirst endの終盤八話をコンラッド視点で書いたifストーリーとなります。
シャダーリン王国の王太子コンラッドは、国内の貴族子女に麻薬をばら蒔き社交界を混乱に陥れたアネスティラ・マクレーガン伯爵令嬢とその母ダリアを捕縛することを目指して奔走してきた。
二年前、アストラス神聖国への国外逃亡を許してしまったこの二人の身柄を拘束し貴族裁判にかけること…
それだけが初恋の人、イーリス・マクレーガンを護る術だと信じていた。
そんな中…
シャダーリン王国北部に君臨しているロマ帝国からコンラッド宛に一通の求婚書が届いたことで事態は予期せぬ方向へと大きく進んでいく…
※残酷描写があります。苦手な方はご注意ください。
※タグをご確認ください。
※ifストーリーにつき、本編のコンラッドがこの頃の記憶を有しているわけではありません。
※本編を知らない方でも楽しんでいただけるよう書いたつもりですが、本編の性質上、分かりづらい部分もあると思いますがご容赦ください。
文字数 12,130
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.03.05
文字数 8,934
最終更新日 2023.03.01
登録日 2023.02.12
私はこの町で、ずっと慕われる人気のある美人花嫁だった。三日前、私は幸せな結婚式を挙げ、夫との新婚生活を楽しみにしていた。
しかし、あの日を境に、全てが変わってしまった。私が新婚旅行から帰宅した日の夜、私の夫が突然、失踪したのだ。
私は必死に捜し回ったが、夫の姿はどこにもなかった。警察にも協力してもらったが、捜査は進展せず、夫の行方は依然として不明のままだ。
私は、夫が何者かに誘拐されたのではないかと考え始めた。しかし、誰が、なぜ私の夫を誘拐する必要があったのか。そして、私は次第に、夫自身が何かに巻き込まれている可能性を感じ始めた。
私は真実を知るため、そして夫を救うために、自ら調査を始めることに決めた。しかし、それは私にとって、恐ろしい結末を招くことになるのだった……。
文字数 2,269
最終更新日 2023.03.01
登録日 2023.02.28
高校3年生の坂本壮は、同級生から虐めに遭っていた。お金の請求をされ払えないことを伝えると、「詐欺をして稼げばよい」ととんでもない提案をされる。悲しいことに、最初にかけた相手が見事に自分の出まかせに引っ掛かってしまった。もうこの世から消えてしまおうか。そう決めた壮の元に、一本の電話がかかってきた。その電話が、人生を大きく変えるなど、この頃の彼には予想も出来なかったのだ。
文字数 6,205
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.28
1939年9月2日。紗良クルスはあと数時間で14歳になる。
書き置きに記されていたのは、祝辞ではなく『明日転居』の4字。荷運びしておけというパパからの命令。
紗良には異能があり、過去に訪れた空間を繋げられる。行使には代償を伴うとはいえ、便利だから引越しに活用すること自体は苦ではない。
ただ、短期間で転校を繰り返すせいで、友達を作ることすらままならない人生は嫌になった。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/937915
文字数 13,837
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.28
交通事故。瀕死状態の俺はなんとか一命を取り留めた。
二週間の入院生活を終え、通常の生活に戻った俺であったが何だかおかしい……。
なにかする度に4つの選択肢が迫られ、それは俺の意思と関係ないところで決定されていく。
決定された選択肢に合わせた行動を勝手に身体が動作、次第に残虐な選択肢に変化していき――。
文字数 141,899
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.07
なんとなくそこに何かいる気がする──それ、気のせいじゃないかも。ホラーの小話集。実体験を元にした話も含んでいます。
文字数 1,681
最終更新日 2023.02.12
登録日 2023.02.11
僕はいつものように建物の陰に隠れてた。
そいつに捕まったら最後かもと思っていたなら…。
そいつはヤバい。
マジで。
何故かって?
そいつが言うには家族もみんなやっちまったって言ってたからなぁ〜。
僕は逃げることにした。そいつから。そして……。
文字数 2,204
最終更新日 2023.02.10
登録日 2023.02.10
文字数 3,813
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.04
廃村の調査を依頼された主人公。廃村の理由を知り、恐怖を感じならも調査に向かう。恐怖の真実はいったいどこにあるのか…本当の怖さはどこにあるのか…果たして無事に帰って来られるのだろうか?
短い小説で作っております。読んで頂けた幸いです。
文字数 3,681
最終更新日 2023.02.02
登録日 2023.02.01
文字数 4,519
最終更新日 2023.01.10
登録日 2023.01.10
ショートショート SFホラーです。
年末のお祭り気分が永遠に続けばいいのにと願ったある会社員男。
太陽系創造に関与した宇宙神が願いをかなえてくれるのですが・・・
文字数 2,290
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.30
「ちょっとだけならいいよね?」
始まりは、女神の暇つぶしだった。
女神により幸運値を最低限まで下げられた15歳の少女。そのため人生最悪。学校で、SNS上でイジメにあった。
最終的に妊娠してしまい、そのまま生埋め。
恨みを持って死んでしまった少女の復讐が始まる。その復讐相手は誰なのか、神以外知らない。
※卑猥な単語と残虐な表現があるため、R-15にしています。
※全4話
文字数 8,915
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.21
ありえないことが稀におきることがある。それをくらげのように骨のないものが骨を得ることなのだ。
唯、その骨は死神の骨だった。
くらげは、どうしても許せない人を殺し続ける殺人鬼となった。
唯、その人たちは悪人が多かった。弱者を騙して売ったり汚い奴が多いので殺人鬼は放置された。
必要悪として生かされた。世の中そんなものである。
文字数 2,446
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.12.13
四国の山の中にある廃旅館。
高校卒業してから初めて集合した仲良しグループ。盆休みにファミレスでなんとなく怪談話になり、近くの廃旅館に行ってみる事にした。
文字数 1,234
最終更新日 2022.12.11
登録日 2022.12.11
僕の知り合いから聞いた話。
まぁ都市伝説?ってやつ。
なんか僕には分からないが、霊が出る場所が近くにあるらしい。
友人を誘って行くことにしたが、なんか様子がおかしい。なにか隠してるのか?
まぁ行けばわかる事だ。
だけど僕には想像もつかないほどの恐怖が待っていたなんて思いもしなかった。
それは……。
文字数 1,903
最終更新日 2022.12.04
登録日 2022.12.04
母の顔を知らない主人公、冬時雪香は学校から帰るといつも一人だった。
物置となっている母の遺品が置かれた部屋にこっそり入ると
一番奥に鏡台があった。それは覗いてはいけない、恐怖の始まりだった。
文字数 2,400
最終更新日 2022.11.24
登録日 2022.11.24
言わずと知れた最狂にして最恐の死人、ゾンビ。奴らは全人類を喰い殺すまで、その猛攻を止めない。
これは、地獄と化した世界で生きようとする一人の青年の物語。
文字数 6,085
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.10.28
立ち上がろうとしたとたん、よろけてしまい、お堂の扉が開かないように封印してあったお札に手が触れて、バリッと剥がれてしまった。これはヤバい。実にヤバい。
文字数 11,893
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.10.29
殺人事件現場に居合わせた高校生の少女。彼女は拘束され、誘拐犯の女性から話を聞かされる。それは現実離れした恐怖の始まりだった。ダークファンタジーホラー。R18作品。※当然ながらフィクションです。
文字数 106,854
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.10.15
霊感の強い俺は、交差点で最強の霊に取り憑かれた。
その霊によって自殺したくなってくる。その時かかってきた電話は彼女からのものだったが、早く死にたい俺は彼女に別れを告げたのだった。
文字数 2,443
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.10.16