時代小説 小説一覧
441
奥州二代目彦六一家
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文字数 26,911
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.26
442
『狂気の天才、ボナパルト』
かの有名なナポレオン・ボナパルトに関して、彼の自伝的小説を、短編小説として、書き綴ってみました。ボナパルトは、私と同じく、統合失調症だったようです。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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文字数 1,571
最終更新日 2022.05.02
登録日 2022.05.02
443
さねよき鎧
鎌倉時代末期に腕を振るう頑固な鎧師と、その息子伊助の物語。某小説雑誌新人賞最終候補作の改訂版で、興味をもっていただけるなら少しずつ公開していきます。
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文字数 5,645
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.12.09
444
毛利をつなぐ架け橋へー毛利家虎伝ー
史実には存在せぬ毛利元就四男虎寿丸が行く戦国乱世!毛利家屈指の愛され子息である彼も喜怒哀楽が溢れる戦乱の波に呑まれていくことになる。そのなかで、彼はその目に一体何を映しその最期に何を思うのか。毛利元就が四男虎寿丸の完全オリジナルの人生を通じて描く戦国をどうぞお楽しみください。
❋なお、考証は曖昧な部分がありますがどうか温かく見守っていただけると幸いです。
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文字数 20,817
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.03.05
445
赤い花なら曼殊沙華
新吉は、幼いころに故郷を離れ、縁あって世話になった呉服屋で手代にまで出世する。
そこの一人娘・お菊の婿にしようかと話が出ていた矢先、店が火事になり残された二人は離れ離れになる。
そして時が流れる。
新吉は、あの時の約束を果たすためお菊を探し求める。
だが二人には過酷な運命が待っていた。約束の橋に咲いた花は、二人を優しく迎えてくれるであろうか。
感想数 1
文字数 29,285
最終更新日 2026.05.30
登録日 2026.05.30
446
写らざる人
明治維新の英雄・西郷隆盛は、生涯一枚も写真を残さなかったと言われる。
薩摩藩御用達の写真師・有村シノは、西郷の姿を一枚でも後世へ残そうと願う。しかし西郷は頑として撮影を拒み、温泉や山野を巡るうちに、二人は少しずつ心を通わせていく。
やがて時代は大きく動き、西郷は東京へ、そして鹿児島へ帰る。写真に人の生きた証を残したい女と、名を残すことに執着しない男。
西南戦争の果て、シノはついに西郷の最後の願いと向き合うことになる。
写真に写るもの、そして写らないものを描く歴史時代小説。
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文字数 15,972
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.05.31
447
蝸牛紫陽花
雨が降り続いている。
庭先の濡れた紫陽花に目を向けると一匹の蝸牛が寝込んでいる八尋の目に留まった。
庵の下で寝込んでいる自分と蝸牛を重ね合わせることで、八尋は己の小ささを思い知るような気持ちがした。
この庭の片隅で生まれた蝸牛はきっとこの庭で一生を終えるに違いない。この庭が蝸牛の世界の全てなのだ。
──自分もこの家以外の世界を多くは知らずに死ぬのだろう。
八尋は布団から身体を起こし、ゆっくりと立ち上がった。
文字数 3,897
最終更新日 2023.05.08
登録日 2023.05.08
448
夢の残光、うたかたの命
天下を成し遂げた勝者も、志半ばで露と消えた敗者も――。
人生の幕が下りるその瞬間、彼らが遺した「夢の残光」とは。
歴史に名を残した英雄、豪傑、そして智将たち。
彼らは激動の時代をいかに駆け抜け、そして、どのようにその最期を迎えたのか。
天下統一の夢を果たし、駿府城で静かに次代を見つめた徳川家康。
豊臣家への忠義という夢を抱き、京の六条河原で儚く散っていった石田三成。
2000〜3000文字の短い物語(ショートストーリー)の中に凝縮された、1人ひとりの生き様と、散り際のドラマ。
勝者の栄華、敗者の美学。
死に様に宿る、彼らの本当の「生き様」がここにあります。
歴史の闇に消えていった、うたかたの命たちのラストシーンを、どうぞお見届けください。
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文字数 3,901
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.06.11
449
刀自の剣士
時は幕末。不逞浪士が攘夷という大義を振りかざし、異人打ち払い、商家へのゆすりなど好き放題に暴れていたころ。東海道筋の品川近くにある剣の道場の隠居、黒松映(くろまつうつり)は弟子である旗本、栗島の護衛をすることになる。映は齢七十五の老女でありながら凄腕の剣士であった。
栗島を襲ってきた浪士を退治し、暴れ馬に乗っていた英国の少女マーガレットを助けて、彼女に剣の手ほどきをすることになってから、攘夷を実行する者たちと対決することになっていく。
剣の出稽古のために、マーガレットが住む外国人居留地に通うようになり、映は近隣の商人たちが商売相手として異人に熱い視線を送っていることに気がつく。この品川や横浜あたりでは、攘夷などと言っているのは、腹に一物を持っている田舎侍たちだけで、異人は社会の中に、経済の循環の中に取り込まれていた。
マーガレットが浪士に差し向けられた刺客に命を狙われたことから、映は浪士たちと戦う決意をする。一人息子である現道場主の綱道、道場の弟子でもあり便利屋でもある百姓の蔵蔵(くらぞう)、門人のひとりで今は山猟師の福次、闇夜に居留地へ魚を売りにきていた心太、そして映の片腕であり同じ年のくノ一(くのいち 女性忍者のこと)末。彼らの協力を得ながら異人を守り、悪の浪士を退治しようとする。
つまり、異人を排除しようとする攘夷思想の武士を、庶民が懲らしめるのである。
しかし、浪士たちはただの無頼ではなく背後に大藩がついていた。最新式の銃を持っており、それで異人を狙撃するつもりなのだ。末とその仲間の探索で、敵が銃を使ってくると予測した映は入念な準備をする。と言っても剣士である映は銃を手にしたりはしない。庶民階級の仲間とともに自分たちの武器を手にとって相手と戦う。
外国人居留地を拡張するための地鎮祭で、異人各国の代表者や幕府の要人などが列席する中、敵が最新式銃で狙撃してきた。蔵蔵手製の目隠しでそれを防ぎ、奴らを海岸の砂浜に追い込む。敵の首謀者を説得しようとする栗島や英国の警備兵を連れて助太刀に入ろうとするマーガレットも交えつつ、攘夷派との決戦が始まろうとしていた。
感想数 0
文字数 79,790
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
450
白日夢 ―エーゲ海に捧ぐ鎮魂歌—
古代ギリシャ、エーゲ海を臨む城塞都市。
名家の娘イリアは、街外れで行き倒れていた異邦の青年を助ける。
その男は、街に残された「失われた文字」を探していた。
だが彼との出会いは、やがてこの街に埋もれた古い祈りと、隠された伝承を呼び覚ましていく。
紀元前千二百年――紺碧の海に囲まれた半島では、文明の勃興より二百年が経過していた。
すでにミュケナイの先住民の存在は風化され、人々の記憶から失われて久しい。
ただ一人の男が、それを掘り起こし始めるまで――
古代ギリシャの青い海と白い石壁の街を舞台に描く、時代小説。
感想数 3
文字数 35,156
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.05.31
451
伝説の刀鍛冶が包丁を打った理由
戦国時代。
それは、多くの大名が日本各地で名乗りを上げ、一国一城の主となり、天下の覇権を握ろうと競い合った時代。
一介の素浪人が機に乗じ、また大名に見出され、下剋上を果たした例も多かった。
その各地の武将・大名を裏で支えた人々がいる。
鍛冶師である。
これは、戦国の世で名刀を打ち続けた一人の刀鍛冶の物語―――。
2022/5/1~5日 毎日20時更新
全5話
10000文字
小説にルビを付けると文字数が変わってしまうため、難読・特殊な読み方をするもの・固有名詞など以下一覧にしておきます。
煤 すす
兵 つわもの
有明 ありあけ
然し しかし
案山子 かかし
軈て やがて
厠 かわや
行燈 あんどん
朝餉 あさげ(あさごはん)
褌 ふんどし
為人 ひととなり
元服 (げんぷく)じゅうにさい
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文字数 10,000
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.01
452
悲恋脱却ストーリー 源義高の恋路
時は平安時代末期。父木曽義仲の命にて鎌倉に下った清水冠者義高十一歳は、そこで運命の人に出会う。その人は齢六歳の幼女であり、鎌倉殿と呼ばれ始めた源頼朝の長女、大姫だった。義高は人質と言う立場でありながらこの大姫を愛し、大姫もまた義高を愛する。幼いながらも睦まじく暮らしていた二人だったが、都で父木曽義仲が敗死、息子である義高も命を狙われてしまう。大姫とその母である北条政子の協力の元鎌倉を脱出する義高。史実ではここで追手に討ち取られる義高であったが・・・。義高と大姫が源平争乱時代に何をもたらすのか?歴史改変戦記です
感想数 0
文字数 128,835
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.05.01
453
北条氏政転生 関八州どころか東日本は全部俺の物 西は信長に任せて俺は歴史知識を利用して天下統一を手助けします。
1〜20までスカウトや内政ターン
20〜33まで戦タイム 安房攻め
34〜49戦後処理と内政
目標11/3日までに書き溜め
50〜61河東の戦い1
62〜70河東の戦い2
71〜80河東の戦い3
81〜85河東の戦い 後始末
86〜 川越夜戦
やばい、話の準備してるとどんどん内容が増えて予定通りにいかんのだがー?
時代物が好きなのでかきました。
史実改変物です。基本的な大きな歴史事件は史実通りに起こります。しかし、細かい戦や自分から仕掛ける戦はべつです。関東に詳しくなく細かい領地の石高や農業に関することはわからないのでご都合主義ですしある程度は史実とは違うことをするので全体的にご都合主義です。
北条氏親がいない世界線です。変更はこれだけです。あとは時代知識を使って漁夫の利を桶狭間でとったり、河東を強化して領内を強くして川越夜戦の援軍に駆けつけて関東統一にのりだします。史実通り豊後に来たポルトガル船を下田に呼んで史実より早めの鉄砲入手や、浪人になったり登用される前の有名武将をスカウトしたりします。ある程度は調べていますが細かい武将までは知りません。こういう武将がいてこんなことしましたよ!とか意見ください。私の好きなものを書きます。
感想数 4
文字数 417,723
最終更新日 2024.01.02
登録日 2021.11.15
454
気が付いたら石田三成になっていた私。島左近なる人物に日付を尋ねたら慶長5年の9月14日。場所は大垣城。て事は明日は関ヶ原?
休日。何気に身体のケアをしていたはずが、気が付いたら石田三成になっていた私(仮空)。目の前にいた島左近と名乗る人物に日付を尋ねたら慶長5年の9月14日で場所は大垣城。
……と言う事は今日は関ヶ原の戦いの前日。
このままでは……。
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文字数 3,277
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.03.28
455
忍びしのぶれど
徳川時代、使い捨てにされる自分達の境遇に絶望し、幕府を転覆させることに暗躍した忍者留崎跳。明治の世では、郵便配達夫の職に就きつつも、駅逓頭前島密の下、裏の仕事にも携わっている。
旧時代を破壊して、新時代にたどり着いたものの、そこに華やかな人生は待っていなかった。政治の中枢に入ることなど出来ず、富を得ることも出来ず、徳川時代とさほど変わらない毎日を送っていた。
そんな中、昔思いを寄せた女性に瓜二つの「るま」と出会い、跳の内面は少しずつ変わっていく。
勝ち馬に乗りながらも、良い立ち位置にはつけなかった薩摩藩士石走厳兵衛。
元新選組で、現在はかつての敵の下で働く藤田五郎。
新時代の波に乗り損ねた者達と、共に戦い、時には敵対しながら、跳は苦難に立ち向かっていく。
隠れキリシタンの呪い、赤報隊の勅書、西洋の龍と東洋の龍の戦い、西南戦争、
様々な事件の先に、跳が見るものとは…。
中枢から時代を動かす者ではなく、末端で全体像が見えぬままに翻弄される者達の戦いを描いた小説です。
活劇も謎解きも恋もありますので、是非読んで下さい。
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文字数 110,943
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.05.10
456
末は博士か花嫁か
文明開化の鐘が鳴った明治の夜明けも今は昔と過ぎゆきて、頃は大正浪漫の時代。
元華族の家柄に生まれ、誇り高く育った女学生・桐生黎華はある日、勤労学生の五十嵐誠と出会い、互いに惹かれ合ってゆく。
そんな中、悪評高い軍人・黒木中佐が黎華を見初め、権力に物を言わせて縁談を進めようとする。
身分の違いを覚悟で愛し合う二人の恋の結末は───
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文字数 22,590
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.08.20
457
【完結】花魁流れ星
満開の桜が舞い散る中、江戸の下町にある銭湯「星の湯」の日常を描く。女将の麗子は様々な客の悩みに耳を傾け、適切なアドバイスで信頼を集めている。質素な暮らしの中にも時折見せる気品に、周囲は「並の女将ではない」と感じていた。
麗子は12歳の娘・千星と二人暮らし。千星は聡明で美しく育っていたが、学問所では「母親の素性」をからかわれ、静かに耐えていた。麗子は気づきながらも、自分の過去を話せずにいた。
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文字数 32,686
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.24
458
信長、秀吉に勝った陰陽師――五色が描く世界の果て(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)戦国乱世に生きる安倍晴明の子孫、土御門久脩(つちみかどひさなが)。彼は、経験則の積み重ねとしての尋問術、心理戦の得手――陰陽師として、朝廷の権勢を少しでもとり戻そうと前関白(さきのかんぱく)近衛前久(このえさきひさ)が密かに組織した平安雲居へと誘われた。しかも承諾した訳でもないというのに、前久の確信犯的行動によって九州の島津家と相良(さがら)家と大友家の暗闘に巻き込まれる――
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文字数 97,097
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.05.20
459
【未収録】余話︰刀行く道(つるぎゆくみち)
1867年、弘前で行き倒れた男を助けた女医雫。その男の珍妙な姿に、切支丹弾圧から逃げ延たのだと思い匿うことを決意した。しかし、男の正体は思いもよらぬものだった-……。幕末~明治を舞台に、時代の激動へと巻き込まれて行く。
☆本編は、電子書籍、PODにて発売中。未収録のおまけのみの公開となります。
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文字数 1,845
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.04.16
460
新訳・近江屋事件
慶応三年(1867年)11月15日、京都河原町通向かいの近江屋。この日この場所で、坂本龍馬は暗殺された。その時、その騒乱から逃れていた少年は何をしたか。その後の世界に何を感じたのか。
史料がほとんど残っていない、渦中にいながら注目されることもあまりない少年「峯吉」の目線から送る「新説・坂本龍馬」です。
「カクヨム」様、並びに「小説家になろう」様で投稿していた作品の再構成、加筆修正版となります。
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文字数 6,863
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.05.31
461
『私本大江山』~酒呑童子異聞~
妖異渦巻く変幻怪奇の平安京。雅な公家の世に蠢く仄暗い闇。数百年にわたり一匹の鬼が、日ノ本の全てを呪い策謀をめぐらしやがて鬼の王を生む。それを迎え撃つ都の侍たち。
伝統古典『大江山』を怪奇ファンタジーに再構築。
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文字数 221,524
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.05.28
462
【完結・短編集】BL異聞ー吉良上野介の孫二人ー
義周×吉憲の兄弟BL
(吉憲×義周とも読めます)
桐原×吉憲の衆道BL。
時代小説「白椿ー吉良上野介の孫二人ー異聞ー」の本編に載せられないBL妄想の垂れ流し。
BL⚠
衆道⚠
時代小説を連載中です。↓
真面目な二人はこちら!
【白椿 ―吉良上野介の孫二人・異聞―】
第11回歴史・時代小説大賞エントリー中
吉良義周と上杉吉憲のお話です。
兄弟愛さえ感じれば……
どんな分野でもチャレンジする!w
兄弟の絆の物語。
よろしくお願いします🙇
https://www.alphapolis.co.jp/novel/648074543/274960335
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文字数 5,435
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.05.24
463
災厄の都、秘められた誓い
雅やかなる平安京の深奥に閉じ込められた、少納言家の姫君、小夜。決められた未来と閉鎖的な貴族社会に息苦しさを感じていた彼女の心に、未曽有の疫病が蔓延する都の惨状が、新たな光を灯す。身分を隠し市井に足を踏み入れた小夜は、そこで、病に苦しむ人々を献身的に看病する、身寄りのない貧しい少女、夕霧と出会う。
身分も、育ちも、生きる世界も異なる二人。しかし、死の影が都を覆う中で、小夜は夕霧の持つひたむきな生命力と、慈悲深い心に強く惹かれていく。夕霧もまた、高貴な身でありながら驕らず、人々を案じる小夜の純粋さに、貴族への固定観念を揺るがされる。
密やかな逢瀬を重ねるうちに、身分を超えた禁断の愛が芽生える二人。だが、疫病が収束し、再び身分制度が厳しくなるにつれて、二人の関係は周囲に知られ、小夜には名家との政略結婚が迫る。兄・朝臣の疑念、乳母・お芳の監視、そして婚約者・源 経隆の存在が、二人の愛を追い詰めていく。
引き裂かれる運命の中、小夜への想いを断ち切ろうとする夕霧。しかし、互いを守り抜きたいという強い願いは、定められた「理(ことわり)」に抗い、やがて二人を都の闇へと誘う。
果たして、身分も時代も超えたこの秘められた愛は、過酷な運命を乗り越え、希望を見出すことができるのか? 雅やかなる平安の都を舞台に、禁断の恋の行方を描く、壮大な物語。
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文字数 19,536
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.25
464
簪の復讐者 ―母の形見は、復讐の刃―
江戸の街で、奇妙な殺人事件が続いていた。
最初の犠牲者は、盗賊団七名。
全員が鋭い刃で斬られ、屋敷は炎に包まれていた。
次に殺されたのは、高名な商人の親子。
その息子は剣術道場の師範代であったが、
抵抗する間もなく命を落としていた。
そして現場には、なぜか一本の左腕だけが転がっていた。
あまりに不可解な連続殺人に、
ついに町奉行所が本格的な捜査に乗り出す。
だが、調べれば調べるほど、
事件はさらに深い闇へと沈んでいく。
いったい誰が、何のために人を斬るのか。
江戸の闇に潜む下手人の正体とは――。
これは、やがて明らかになるある惨劇と復讐へと繋がる物語。
ミステリー時代劇、ここに開幕。
感想数 0
文字数 96,477
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.03.09
465
稲妻
平安時代に誕生した『武士』は、その軍事力を背景にして徐々に地方へ根を下ろし始めていた。
政治へ興味の無い貴族を尻目に、味方にならない者は容赦なく殺し、その財を奪い、恐怖によって支配していく。
だが蹂躙された者の中には、力及ばずとも抵抗した記録も散見している。
敵は万夫不当と呼び声の高い、源義家が率いる兵十万。
結果として、源氏の世を百年遅らせた原因と言われる一つの戦いが、ここ常陸国で行われようとしていた。
感想数 10
文字数 10,191
最終更新日 2023.06.21
登録日 2023.05.31
466
桜の花びらが降る、その頃に
池田屋騒動から半年。
沖田総司はその後、診療所で出会った石井秩と親しくなり、そして――。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「桜」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
感想数 0
文字数 3,051
最終更新日 2020.04.12
登録日 2020.04.12
467
紅 ー紅之介と葵姫の四季の物語ー
山深い椎谷の里に預けられた葵姫、その姫に仕える二神紅之介。2人の四季の物語が始まる。それは人知れず、はぐくまれた禁断の愛の姿であった。
春、葵姫が山深い椎谷の里に到着した。そこで仕える二神紅之介と出会った。お互いに関心のない2人であったが、あることを境に次第にひかれ始めた。
紅之介には秘密があった。彼は紅剣と呼ばれる神一刀流という殺人剣の継承者であった。そしてもう一つ・・・紅之介は実は女であった。それは頭領の百雲斎しか知らぬ秘密であった。
やがて愛し合う二人であったが、戦いの渦に巻き込まれていく。
感想数 0
文字数 103,137
最終更新日 2022.07.14
登録日 2022.05.23
468
平安ROCK FES!
2024/06/27完結
――つまらねえ世の中をひっくり返すのさ!――
平安ROCK FES(ロックフェス)開幕!
バイブス上がりまくり(たぶん)の時代ライトノベル!
華やかな平安貴族とは正反対に、泥水をすするような生活をおくる朱天と茨木。
あまりの貴族たちの横暴に、ついにキレる。
そして始まる反逆。
ロックな奴らが、今、うごめきはじめる!
FESの後にピリオドがいるだろう、って?
邪魔なものはいらないさ、だってロックだもの!
時代考証も無視するさ、だってロックだもの?
※部分的に今昔物語集に取材しています。
※2026/05/25 AI校正をして誤字脱字を修正しました。そんなのロックじゃないって?気にしない!
感想数 1
文字数 118,976
最終更新日 2024.06.27
登録日 2024.04.15
469
柳生十兵衛の妻 ―お市の物語―
幕府の密命を帯び、修羅の道を歩む「柳生家廃嫡の長子」柳生十兵衛三厳。その元に嫁いだのは、十兵衛の放つ殺気と異臭に気圧されるどころか、「このケダモノは」と正面から言い放つほど勝ち気な女性・お市だった。
世間からは「行き遅れの不器用な二人」と揶揄される婚姻。しかしお市は、十兵衛が放つ殺気の裏に隠された、繊細すぎるほどの優しさと孤独を見抜く。彼が剣を振るうことでしか平和を守れない苦悩を知ったとき、お市は誓う――「この人を助けるのが、私の天命なのだ」と。
柳生の里で娘たちに恵まれ、刺客の少女・お菊をも家族として包み込む穏やかな日常。だが、十兵衛の不在を狙い、甲賀忍軍の魔の手が静かな里を襲う。
夫に代わり、薙刀を手に「柳生の家」を死守せんとするお市。迫りくる巨大な影、そして義弟・友矩の悲壮な覚悟。戦いの果てに彼女が見たもの、そして、満身創痍で帰還した十兵衛に彼女がかけた言葉とは?
「殺し」の業を背負う夫と、「生かし」の道を作る妻。 動乱の時代を駆け抜けた夫婦の、激しくも温かい愛の軌跡。
12/29、全8話、完結しました。
お願い)本作品は、「柳生の影 ―十兵衛旅日記―」を読んでおくと、より楽しめます。ぜひ読んでね!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/530697020/471014630
感想数 0
文字数 15,311
最終更新日 2025.12.29
登録日 2025.12.22
470
中心蔵
自己中心的?な忠臣蔵、略して中心蔵。
赤穂浪士討ち入りを基にした古典的な時代劇である忠臣蔵。
古典的であるが故に最近では取り上げられにくくなったり逆方向に再解釈の対象等になりつつあるこの忠臣蔵について、再解釈の再解釈とでも言うべき超解釈を決行。
それぞれの登場人物の自己中心的?な観点から、この古典を多面的に、そしてこれまでには稀な形で書く奇作!
※あえて特異な解釈を行っている為、そしてまた「赤穂浪士討ち入り」ではなく「忠臣蔵」の小説である為(前者に言及する事もありますが)、史実とは異なる部分や時代考証を放棄した部分がある事をご了承下さい。
感想数 4
文字数 7,639
最終更新日 2020.06.06
登録日 2020.05.01
471
徒花
感想数 1
文字数 19,217
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.05.23
472
三鏡草紙よろづ奇聞
世にあるものは例ならず、類(たぐい)あること、うたてぞ見ゆる──。
三鏡 天比古(みかがみ あまひこ)は各地をめぐり、さまざまな事件に遭遇するが……。物語の主人公は薬種問屋の奉公人/睦月 結之丞(むつき ゆいのじょう)です。
タイトルの読み方→みかがみそうし、よろづきぶん
※ 明治初期くらいの時代設定です。下ネタ注意。第二章をお読みいただくと、タイトルの意味が判ります。
★第10回歴史・時代小説大賞エントリー作品★最終結果 603作品中/156位★応援ありがとうございました★
※ なかなか更新できず、申しわけございません。
感想数 0
文字数 49,200
最終更新日 2026.01.10
登録日 2024.02.29
473
朱兎馬を駆る巫女 (4/10 改稿)
出雲神話に通じる白馬小路家。
その家に仕える出雲四天皇のうちの十六夜家
の十六夜万里は、
白馬小路家存亡の危機に直面する。
しかし、彼女の推理が、ここぞの場面で冴える。
歴史ものの体裁でありながらも、
一角に、
何故、馬は?
ロジックも導入した、
歴史ミステリー!
感想数 0
文字数 10,892
最終更新日 2022.03.29
登録日 2022.03.29
474
戦国武将の子 村を作る
元戦国武将の父に仕官先に連れて行ってもらえず隠れ里に弟と二人元服後家臣数人と置いていかれた。父の愛着があるというこの地を守り村にせよと。
武士の子として育てられたが畑仕事はしていた為すぐに切り替え百姓に転職し村の名主になった。十五年近くの歳月をかけて近隣との交流をしながら村らしくしたがまだまだ人は少ないし貧しい。数年前から少ないとはいえ年貢を取られるようになると更に貧しさに拍車がかかる。この時代自然は恵みもくれるがそれ以上に災害をくれる。ほぼ何もない所から少数精鋭でやり続けていくが……
真面目で愛妻家の青年二人の苦しい環境にもめげないほのぼの村作り物語。
感想数 1
文字数 44,249
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.05.12
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吉良上野介の孫2人【忠臣蔵外伝】
元禄の世。米沢藩主・上杉綱憲の側女から生まれたふたりの兄弟――吉憲と義周。
兄は上杉家の嫡男として、弟は名門・吉良家の養子として、それぞれの運命を歩み始める。幼くして引き裂かれたふたりの胸にあるのは、母の手で縫われた、白椿の刺繍が施された守り袋。ただそれだけが、遠く離れても絆の証だった。
やがて、時代は揺れ動く。
ーー松の廊下での刃傷沙汰。
赤穂浪士の仇討ちの気運が高まり、世間の怒りが吉良家に向けられる中、義周は知らぬまま嵐の中心へと置かれる。兄・吉憲は、弟を救うため、密かに策を講じる。
義と情ーーその狭間でもがきながらも、ふたりは清廉であろうとした。
これは、白椿のように気高く生きようとした兄弟の物語。
※昨年に時代小説大賞にエントリーした作品を、ブラッシュアップしたものです。
※本作は、校正・文章整理などの執筆補助としてAIを使用しています。
感想数 0
文字数 158,805
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.05.09
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妖怪峠の茶屋娘
人里離れた山奥の峠に、寂れた小さな茶屋がある。
番をするのは若い娘で、器量も良ければ気風も良い。
ただ、とんと縁が無い。
善悪いずれも関わらない。
関わろうとも、不思議と切れる。
切れるのならば仕方が無い。それはそれで、良しとしよう。
そういう風に考えて、娘は今日も番をする。
感想数 0
文字数 11,671
最終更新日 2022.06.03
登録日 2022.05.12
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松前、燃ゆ
【函館戦争のはじまり、松前攻防戦の前後に繰り広げられた一人の武士の苦闘】
鳥羽伏見の戦いに端を発した戊辰戦争。東北の諸大名家が次々に新政府軍に恭順する中、徳川につくか新政府軍につくか、頭を悩ます大名家があった。蝦夷地唯一の大名・松前家である。
これは、一人の武士の目を通して幕末における松前藩の顛末を描いた、歴史のこぼれ話――。
※本作品は史実を基にしたフィクションです。
※拙作「夜明けの空を探して」とは別視点による同時期を描いた作品となります。
※村田小藤太氏は実在する松前の剣客ですが、作者の脚色による部分が大きいものとご理解ください。
※参考文献:「福島町史」「北海道の口碑伝説」など、多数。
感想数 1
文字数 10,055
最終更新日 2023.05.02
登録日 2023.05.02
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九州のイチモツ 立花宗茂
豊臣秀吉が愛し、徳川家康が怖れた猛将“立花宗茂”。
義父“立花道雪”、父“高橋紹運”の凄まじい合戦と最期を目の当たりにし、男としての仁義を貫いた”立花宗茂“と“誾千代姫”との哀しい別れの物語です。
下剋上の戦国時代、九州では“大友・龍造寺・島津”三つ巴の戦いが続いている。
大友家を支えるのが、足が不自由にもかかわらず、輿に乗って戦い、37戦常勝無敗を誇った“九州一の勇将”立花道雪と高橋紹運である。立花道雪は1人娘の誾千代姫に家督を譲るが、勢力争いで凋落する大友宗麟を支える為に高橋紹運の跡継ぎ統虎(立花宗茂)を婿に迎えた。
女城主として育てられた誾千代姫と統虎は激しく反目しあうが、父立花道雪の死で2人は強く結ばれた。
だが、立花道雪の死を好機と捉えた島津家は、九州制覇を目指して出陣する。大友宗麟は豊臣秀吉に出陣を願ったが、島津軍は5万の大軍で筑前へ向かった。
その島津軍5万に挑んだのが、高橋紹運率いる岩屋城736名である。岩屋城に籠る高橋軍は14日間も島津軍を翻弄し、最期は全員が壮絶な討ち死にを遂げた。命を賭けた時間稼ぎにより、秀吉軍は筑前に到着し、立花宗茂と立花城を救った。
島津軍は撤退したが、立花宗茂は5万の島津軍を追撃し、筑前国領主としての意地を果たした。豊臣秀吉は立花宗茂の武勇を讃え、“九州之一物”と呼び、多くの大名の前で激賞した。その後、豊臣秀吉は九州征伐・天下統一へと突き進んでいく。
その後の朝鮮征伐、関ヶ原の合戦で“立花宗茂”は己の仁義と意地の為に戦うこととなる。
感想数 1
文字数 252,697
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.26
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江戸桜 〜左官小僧と橋の約束〜
江戸の片隅。貧乏長屋で生きる二人の少年は、左官見習いとして毎日泥まみれになりながらも、夢を語り合っていた。弥吉と清太。幼い頃からの友であり、良きライバルだった二人の目標はただひとつ——「いつか自分たちの手で、江戸一の橋を作ろう」というものだった。
彼らにとって橋は、夢であり、未来であり、そして何よりも希望だった。隅田川の川辺で設計図を描き、左官としての技を磨きながら、少年たちはその日が来るのを心待ちにしていた。そんな折、町年寄から新しい橋の普請計画が持ち上がる。弥吉と清太は「今こそ夢を叶える時」と胸を躍らせるが、運命はあまりにも残酷だった。
清太の体を、静かに、しかし確実に病魔が蝕んでいたのである。無邪気に夢を追いかけていた二人の時間は、突如として限りあるものに変わった。弥吉は、日に日に弱っていく清太を前に、どうしようもない無力さと向き合う。けれど清太は、最期まで笑って言うのだった。「お前なら、きっとやれる」と——。
約束は託された。弥吉はひとりで橋普請の現場へと足を踏み入れる。そこは大人たちの厳しい世界だった。若造と侮られ、失敗を繰り返し、時に心が折れそうになる。だが、弥吉は逃げなかった。清太の残した図面と教え、そして「二人で橋を完成させる」という強い意志を胸に、昼も夜も泥だらけになりながら技を磨き続けた。
やがて彼の努力は周囲の職人たちの心をも動かし、弥吉は現場で必要不可欠な存在へと成長していく。しかし、春。江戸の空に桜が舞うころ、清太は静かに息を引き取った。涙に暮れる弥吉だったが、最期に清太が託した「橋の真ん中に咲く桜を」という言葉を胸に、彼は完成に向けて最後の仕上げを行う。
桜模様の左官細工が施された橋は、やがて町人たちの笑顔とともに渡り始める。弥吉は、その賑わいの中で静かに思う。「この橋は、二人で作った橋だ」と——。
橋の上に舞う桜の花びらと、人々の笑顔の中に、清太の面影は今も生き続けている。
江戸の空と人情が紡ぐ、少年たちの絆と成長の物語。失ったものの先にこそ、本当の約束が咲く——。
胸を打つ友情と、未来へ受け継がれる夢を描く感動作。
感想数 0
文字数 30,341
最終更新日 2025.06.16
登録日 2025.05.11
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本能のままに
1582年本能寺にて織田信長は明智光秀の謀反により亡くなる…はずだった
もし信長が生きていたらどうなっていたのだろうか…というifストーリーです!もしよかったら見ていってください!
※更新は不定期になると思います。
感想数 0
文字数 22,906
最終更新日 2023.03.05
登録日 2022.02.03