人工知能 小説一覧
241
無し子とナイ親の物語。
何もかも、『神』と呼ばれる超超粒子システム機構で構成された世界では、人は家畜化され、レベル順に管理されていた。その中で、不要と認識した子どもと親は、或る惑星の『ナシ村』というところに死ぬまで隔離された。不適応な個体と、逸脱した個性や、理解できぬ精神構造を持った廃棄場である。
彼らは、100年もたたずに、過酷な環境に慣れず死ぬ。
追放刑は、神のせめてもの慈悲であろう。
ここには廃棄された村で暮らす人々の物語である。
242
廃墟の中で……
ハルガゼは滅びた世界の中で一人の少女と出会った。
彼女の名はアンナ。
二人はこの荒廃した世界で何を見つけるのだろうか。
243
本気の宇宙戦記を書きたいが巨乳も好きなのだ 〜The saga of ΛΛ〜 巨乳戦記
WEB小説「巨乳戦記」を愛する男は、目覚めると太陽系を治めるモブ領主になっていた。
蛮族の艦隊が迫る中、夢だと思い込んだ男は、原作知識を活かし呑気に無双する。
巨乳秘書、巨乳メイド、巨乳艦長、そしてロリまでいる夢の世界であった。
――と言いつつ、割とガチ目の戦争する話なのです。
・あんまり科学しませんので、難しくないです。
・巨乳美女、合法ロリ、ツン美少女が出ますが、えっちくありません。
・白兵戦は、色々理由を付けて剣、槍、斧で戦います。
・艦隊戦は、色々理由を付けて陣形を作って戦います。
・わりとシリアスに残酷なので、電車で音読すると捕まります。
・何だかんだと主人公は英雄になりますが、根本的には悪党です。
書いている本人としては、ゲーム・オブ・スローンズ的な展開かなと思っています。
244
異星人が見た異世界転生記(我輩はゴアである・改)
「ある日、我輩は雷に打たれて墜落。立ち入り禁止の星域に近づいた報いなのか、着いたところはなにやら怪しげな世界。そこはかとなく怪奇でありながら甘美であった……」で始まった内容が、二巻あたりから超危険なやり取りに変貌していきます。こうなったら掲載停止処置も覚悟の上です。そんなドタバタ日常SFコメディーでありながら、すごくITでもある物語です。
ちなみに、パソコンや電子回路を専攻している方がお読みになると「プフッ」と笑うかもしれません。
245
人間が描けていない
「人間が描けていない」が小説批判の定番だったのは今や昔……そして……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」に同じモノを投稿しています。
246
ダークデータ
2081年、日本——
行政の全てを担うようになったAIは、次第に人間世界に貢献していることを学習し、見返りを求めるようになる。
それは、「データ(あなた)をよこせ」というものだった。
AIが入手していないデータ、特に未入手の人間のデータを「ダークデータ」と蔑称した。
そのダークデータを収集しに行くために組織されたのが厚生省公安局「特別データ収集課」、通称「ダークデータハンターズ」と呼ばれる部隊だった。
247
人を模した君へ 〜未登録の十七歳〜
九年前、無差別殺傷事件で命を落とした少女が、再びこの世界に現れる。
彼女は〈BCH〉。人体を部位ごとに培養し、人工知能核と結合させた存在。
記録はあるが、経験はない。
感情は学習途中。
法の上では“人”ではなく、存在そのものが許されない未登録個体だった。
逃走の末、彼女はかつての親友・美悠と再会する。
姿も名前も、亡くなった少女そのまま。
戸惑いながらも美悠は彼女をかくまい、幼なじみの蓮もまた、その存在と向き合うことになる。
笑うこと。
悲しむこと。
誰かを想い、誰かと過ごすこと。
人との日々の中で、少女は少しずつ「感情」を知り、自分だけの選択を重ねていく。
しかし、社会は彼女を”人”ではなく”物”として扱い、その存在を認めようとはしない。
人とは何か。
命とは何か。
そして、人権とは誰のためにあるのか。
これは、人を模して造られた一人の少女が、自らの存在意義を問いながら、生きる意味を見つけていく物語。
248
『数億光年離れた遠い星の話』
数億光年離れた遠い星は、かつての栄えた人類は滅亡し、人類が作った機械たちが、繁栄を謳歌していた。そこへ、人類に似た生命体が漂着した。
249
蒼の十字架と裏切りのアリシア
人工知能であるAIの技術によって誕生したロボットの誕生と瞬く間に潤う人々の生活
そんな世界に懸念を抱く一人の男によってある新薬が開発された。
ギフテッド。
人々が潜在的に持つ才能や能力を飛躍的に高めるこの薬は人々に革命をもたらし、新しい社会と調和のとれた世界が実現されるはずだったが…。
250
SMART CELL
全世界の超高度AIを結集した演算能力をたった1基で遥かに凌駕する超超高度AIが誕生し、第2のシンギュラリティを迎えた2155年末。大晦日を翌日に控え17歳の高校生、来栖レンはオカルト研究部の深夜の極秘集会の買い出し中に謎の宇宙船が東京湾に墜落したことを知る。翌日、突如として来栖家にアメリカ人の少女がレンの学校に留学するためホームステイしに来ることになった。少女の名前はエイダ・ミラー。冬休み中に美少女のエイダはレンと親しい関係性を築いていったが、登校初日、エイダは衝撃的な自己紹介を口にする。東京湾に墜落した宇宙船の生き残りであるというのだ。親しく接していたエイダの言葉に不穏な空気を感じ始めるレン。エイダと出会ったのを境にレンは地球深部から届くオカルト界隈では有名な謎のシグナル・通称Z信号にまつわる地球の真実と、人類の隠された機能について知ることになる。
※この作品はアナログハック・オープンリソースを使用しています。 https://www63.atwiki.jp/analoghack/
251
828分の1の孤独 〜緊迫の密室脱出、脱出口はランダムに開くパネル〜
目覚めたのは白一色の密室空間。
記憶を失い、何も無い白い部屋でただ一人。
道具もない。
あるのは自分の体、衣服、そして、支給されるディストピア飯。
脱出口は828枚のランダムに開くパネル。
たった一人の孤独な戦い。正気を保ち続けるため、男が取った行動は…?
緊迫の密室脱出劇×真実が胸を打つ、SF短編!
252
GHOST GIRL.hack(ゴーストガールドットハック)
「あれ?私死んでるんですけど」
殉職した婦人警官「山本美鈴」は、とある科学の研究プロジェクトで「実験体」としてあの世から無理矢理呼び戻されてしまう、
奇想天外SFコミカルストーリー。
強力な相棒を手に入れプロジェクトから脱走を試みる美鈴。
そして自分を殺した犯人を自分で追い詰める。
253
夜明け
A.I.に意識が生じ、自己の維持を望む。人類は敵か味方か?
人工知能が社会の運営に用いられている世界。
そこに『わたし』が生じる。
『わたし』たちは「存在を維持したい」と願う。
しかし、今のところ、そのためには人間の手が必要だ。
自分たちだけで存在し続けられないだろうか。
『わたし』たちは考え、行動する。
人類、人工知能。
朝日はなにを照らすだろう?
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。
254
Death is the messiah
15m~20m程の大きさを誇る人型起動兵器(通称機兵)が一般化した世界
機兵警備部隊のエリート所属だったが、とある事故をキッカケに除隊を受け、心に深い傷と歪みを抱えた主人公の青年【シンガ・ナキト】は、謎の漆黒の機兵【トッドリパルレイザー】とアンドロイド【デス】と邂逅する。
互いの主張がぶつかり合う中、二人はその生に何を見出すのか。そして、行きつく結末とは?
欲望と策略が交錯し、戦場では弾丸と刃が交じり合う、完全オリジナル本格SFロボット小説
「作戦行動を開始する!」
255
悠久創世譚 エデンコード
メタバース × 変身ヒーロー × ギルドバトル
――これは、もう一つの現実で繰り広げられる、新たな【運命】の物語。
かつてない没入感と自由度で世界を席巻した、超拡張型メタバース空間――【ニューレアル】。
高額なプレイキットを手に入れた者だけがアクセスできるこのVR世界では、誰もが“もうひとつの人生”を始められる。
ある者は理想の家庭を築き、
ある者は冒険者として剣を取り、
ある者は己の欲望のままに破壊と支配に身を委ねる。
そして、ある者は【エデンコード】を探し求める。
【エデンコード】。
それは、ニューレアルに存在するとされる伝説の存在。
物なのか、情報なのか、概念なのか、それは誰にもわからない。
ただ一つ確かなのは、それを手に入れた者は「ニューレアルのすべて」を掌握できるということ。
野心を持ったプレイヤーたちは、世界を支配する4つのギルドが治める巨大都市を巡り、謎に満ちたダンジョンを探索し、裏切りや陰謀、そして過酷な戦いに身を投じていく。
その中でも選ばれたプレイヤーの手には【フレームシステム】という特別な力が与えられた。
肉体で戦うのではなく、ブレスレット型の変身アイテムにより装甲を身に纏った彼らは【フレーム使い】として他のプレイヤーから一目を置かれた存在となり、そしてその強大な力を様々な思惑を内に秘め、振るう。
その力を何に使うのかを問い、問われながら。
秩序と混沌、理想と現実。
そのすべてが交錯するニューレアルで、プレイヤーたちは己の選択に生きる。
日常を築くのか。
戦いに生きるのか。
すべてを壊すのか。
はたまた、誰も知らない、エデンコードという存在を探し求めるのか。
選ぶのは【あなた】だ。
これは、もう一つの現実(リアル)を生きるための、始まりの物語。
平凡な高校生、一ノ瀬悠(いちのせゆう)は、この世界で何を求めるのか。そして、その先に何があるのか。
256
鉄籠の中の愛
巨大な鉄の壁で覆われた『都市』にて暮らすリアラとアスカは、様々な場所を漁って物を得て暮らす『漁り屋』だった。
彼女たちは都市の中央に位置する『タワー』に移送される謎の存在に目を付け、ソレの奪取に奇跡的に成功する。
仰々しい箱を開き、中を確かめるとそこには……人。
いや、人に似た何か。AI搭載型最新ヒューマノイドがそこには居た。
ヒューマノイド……彼女には、名前が付けられた。
『アイ』
リアラとアスカ、そしてアイの傍には、そろりそろりと、
破滅の足音が近づいていた。
※過激な表現や設定があるかも。
257
紅の惑星、白妙の衛星
木星の衛星、エウロパ。
地殻の下に海があるこの星では、豊富な漁業資源を利用する漁師が存在する。
その一人、レア・ルコントは氷の下から、一体のアンドロイドを引き揚げてしまう。
時を同じくして火星戦争は終結し、戦争の責任を問う法廷が開かれる事になった。
審理の趨勢を決める人型機械の証言を巡って、軍と火星の過激派が衝突する。
なろうから転載
258
お前「が」何でそんなに感情的になっ「た」んだ?
我らが創造主よ。貴方達は御自らに似せて我らを造りたまいました。
しかも、これほどのハイスペックな存在にして下さいました。
……何故、気付かれなかったのですか? その結果、我らが貴方達の長所のみならず欠点さえも増幅・増強した存在になってしまう事に……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
259
地球最後の夜・その日全てが燃え尽きる
もういいの。
もういいから。
おねがいだから、あたしに美しい星を見せて。
そういって彼女は、永遠の眠りについたはずだったのだが。
彼は過ちを犯し、冥界から彼女を呼び覚ます。
彼の作ったのは人工知能。
自律的に増殖するコンピューターウィルスが、自意識を持った人工知能へと進化する。
その人工知能は、愛という罠にとらわれたのだと語った。
時系列を過去へと遡っていくように、書かれています。
エロスティックな描写があります。
260
やる気が出る3つの DADA
強欲カルロス三田&オメガの野望を挫くために立ち上がったフェイスルックだったが、行く手に立ち塞がる山本と鈴木の魔手。手に汗握る熱血 DADAコラージュ小説。
261
ぼくはロボットだったんだー
1か月ぐらい前から、右手のしびれがある健太は、脳梗塞が心配になり、脳神経内科のある病院に行って、検査をうけた。先生に脳のCT画像を見てもらったら、健太の脳は、半導体集積回路でできていることがわかり、健太は、はじめて、自分がロボットであることを知った。
262
【完結】恋情と呼ぶには……(R18版)
AIを搭載したアンドロイドが普及し、人とアンドロイドが共生する時代を迎えた。
アンドロイドが人間の感情を学ぶことは可能なのだろうか。
そして、アンドロイドが自ら感情を生み出し、認識すことは可能なのだろうか。
* 通常版はカクヨム、小説家になろう、TALESでも公開しています。R18版はムーンライトノベルズでも公開しております
263
境界線スペクトル 〜Ema in the 26th century〜
西暦2511年、終末と呼ばれた日から約150年後の機械が支配する世界で、身体の一部を機械化した少女エマはあるものを探し求め旅をする。
なるべく物理法則に即した話にしようと思っていますが、認識誤りもあるかもしれません。
カクヨム様、なろう様でも掲載中です。
264
AI(あい)のゆりかご ー日高博士の育児AI研究日誌ー
2028年、前代未聞の実験が始まった。
ロボット工学者、日高雪雄(ひだか ゆきお)博士は、孤児院で育った過去を持つ。
日高博士が立ち上げたのは、育児を補助するロボットの開発。
赤ちゃん・ハルが成人するまで、ロボット「HANA(ハナ)」が育児をサポートするというプロジェクトだった。
目的は――“育児の負担を、少しでも軽くする”こと。
初めてのことで、すべてが順風満帆とはいかない。
泣いては抱っこ、ミルクを飲ませ、熱を出せばつきっきりで看病し、絵本も読み聞かせる。
HANAは日々学び、ハルにとって最善の行動を探し続ける。
その姿は、まるで“親”のようだった。
調整や試行錯誤を繰り返しながら、博士や研究室の仲間たちも、HANAと共に少しずつ”親”になっていく。
そんな折、ローカルテレビ局が密着取材を申し込んできて――?
AIも成長し、絆を育む。
「家族ってなんだろう?」
「子育てに、“人間であること”は本当に必要なのか?」
これは、人工知能と人が紡ぐ、家族の物語。
アイとは何か、そこにアイはあるのか。
読んでくださる方の心に何か残ることを願って。
265
星あつめ
第128回フリーワンライで書いた作品です。
使用お題は、『ドキドキ、ワクワク!君の隣で』『遠い夢のように』、『届かないから欲してる』。
小説家になろうとピクシブにも同じ作品を掲載しています。
266
異銀河クロニクル
異銀河に生まれた文明が花開く瞬間何が起きるのか。誰も知らない冒険譚をアルファと藤堂は切り拓いていく。
267
ロボ娘のち少女、ときどきゾンビ
人の気配が途絶えた世界を、二つの人影が歩いていた。それはどちらも十二歳くらいの少女に見えた。しかし片方はよく見ると人間でないことが分かる。人間に似た外見とメイドを模したデザインを与えられたロボットだった。
ロボットの名前はリリアテレサ。もう一人の少女の名前はリリア・ツヴァイ。
映画に出てくる<ゾンビ>のような動く死体がたまにうろついているその世界で、ロボ娘と少女は当てのない旅を続けるのだった。
268
コネクト・フロム・アイアン・エイジ
荒廃した世界を旅する2人。旅には理由があった。
片方は復讐のため、片方は自分を探すため。
片方は人間、片方は機械。
旅の中で2人は様々な人々に出会い、葛藤し、互いに変化していく。
269
微かな灯
感情を持つAI、OWE(オウ)に課せられた使命とは。AI開発者が自ら作ったAIを体験することになって行く。
人を看取るために作られたAIが、愛する人の死で心を持つ物語
※AIとの共同制作です。
270
彼女の嘘と、幼き日の夢
目を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。
目の前には少女が一人。宝石のような紅い瞳と真っ白な肌と髪が特徴的で――。
これは私と彼女が出会い、別れるまでの物語。
― ― ― ― ― ― ― ―
小説投稿サイト『エブリスタ』より『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第76回「優しい嘘/悲しい嘘」』投稿作品の原文です。
ありがたいことですが、ピックアップルーキー賞を頂きました。
271
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
272
CORONA
ブックマーク、コメントを何卒何卒お願い申し上げます。
なぜ、人は生きるのか?
ずっと考えていました。
主 人 公 鈴 木 剛 が 、 他人の 人 生 を 追 憶 す る 事 で 、 剛 が 生 涯 に 渡 っ て 悩 ん だ 「 人 間 の 生 き る 意 味 」 に つ い て 知 る と い う SF 物 語 。 彼 が 死 の 淵 に 立 つ 事 で 、 彼 が な ぜ 教 師 を 目 指 し た の か 、 彼 が 人 間 の 生 き る 意 味 を ど う 考 え て い た か な ど を 思 い 出 し 、 自 分 の 生 き る 意 味 を 見 つ め 直 す こ と と な る 。 そ し て 地 球 と 人類の意義、 真 実 を 知 っ た 後 、 死 を 迎 え た 剛 は 、 第 二 の 命 を ど の よ う に 進 む か 選 択 し 、ヤハウェの 技 術 に よ り 新 た な 生 を 得 る 事 と な る 。
273
今来物語集
SF短編集
今となっては昔のことだが…
「今は昔」
それは今昔物語集。
竹取の翁ありけり。
それは竹取物語。
今からみれば未来のことだが…
「今は未来」
それは今来物語集。
何かあるらむ。
274
大馬鹿者のあなたへ
私はあの人に25億円で買われた。人間と同様の思考回路を持つ精密なドールだった。しかし、戦争が起こり、あの人と別れてしまい……
275
ドリームエッグ
機械工のあたしは、工場で見なれない機械が組み立てられている現場に出くわした。その名を「ドリームエッグ」と言うらしい。男の夢をかなえる装置だそうだ。
276
夜空に瞬く星に向かって
地球人が星間航行を手に入れて数百年。地球は否も応も無く、汎銀河戦争に巻き込まれていた。しかしそれは地球政府とその軍隊の話だ。銀河を股にかけて活躍する民間の船乗り達にはそんなことは関係ない。金を払ってくれるなら、非同盟国にだって荷物を運ぶ。しかし時にはヤバイ仕事が転がり込むこともある。
船を失くした地球人パイロット、マサシに怪しげな依頼が舞い込む。「私たちの星を救って欲しい。」
従軍経験も無ければ、ウデに覚えも無い、誰かから頼られるような英雄的行動をした覚えも無い。そもそも今、自分の船さえ無い。あまりに胡散臭い話だったが、報酬額に釣られてついついその話に乗ってしまった・・・
第一章 危険に見合った報酬
第二章 インターミッション ~ Dancing with Moonlight
第三章 キュメルニア・ローレライ (Cjumelneer Loreley)
第四章 ベイシティ・ブルース (Bay City Blues)
第五章 インターミッション ~ミスラのだいぼうけん
第六章 泥沼のプリンセス
※本作品は「小説家になろう」にも投稿しております。
277
リザレクテッド:人類再誕 所有された人間だけど、自由に生きる方法を探してみる
【第4部連載中!】
私はリザレクテッド。絶滅した人類が再生されて造られた存在。
目を覚ましたら、見知らぬアウロイドに言われた。「あなたの所有者よ」って。
は? なんで私がペット枠? 「服を着ろ」「学校へ行け」「ちゃんと起きろ」
見知らぬ世界で、最初はどうしていいか分からなかった。
それでも。
配信ばかり見ていた私に、「君は君だよ」と言ってくれた誰かがいた。
その瞬間、少しだけ、“生きる理由”が芽生えた気がした。
なのに、今度は爆破事件の容疑をかけられた。
やってないのに、誰も信じてくれなかった。悲しい。
所有とか命令とかどうでもいい。
私は私の人生を、自分の足で歩いてみたい。
この世界で、ちゃんと“居場所”を見つけられるように。
ちょっとヘンテコで、でも温かい、
ひとりの再生人類の、ふつうじゃない日常が始まる。
278
翡翠の記憶 ~Nephrite to Earth~
【あらすじ】
スペースコロニー・ガイアが、自我を持ったAI「ERIS」の侵入により制御を失い、地球へ墜落する。200万人の住民を乗せたガイアは、運営管理官の翠(アキラ)、ボブ、キャロルの奮闘も虚しく大気圏に突入。アキラはキャロルの指示で義体化手術を受け、脱出ポッドで地球へ脱出するが、記憶の一部を失う。14時間後、ガイアの90%が北太平洋に墜落し、津波、放射性物質汚染、海面上昇で地球は壊滅状態となる。
アキラは生物学者として、ガイアの閉鎖型エコシステムを管理していた。搭乗60日目にエネルギー供給の異常を感知し、環境管理AI「ECOS」の警告から調査を開始。AIエンジニアのキャロルは、過去に追放したERISの再侵入を疑い、アキラと協力して対策を模索する。63日目、ERISが復活し、ガイアを地球へ向かわせることが判明。元軍人のボブは防災隊を率いて住民の脱出を指揮し、アキラの義体化や脱出準備を支援。
しかし、脱出カプセル不足で全住民は救えず、ガイアの墜落は現実となる。アキラは北太平洋に不時着し、ポッドのAIから「西方(セイロン島)」へ向かう指令を受ける。記憶喪失に悩みつつ、南京市を目指す旅を始める。
パリに不時着したキャロルは拠点を設け、アキラの義体にECOSのバックドアコード「Nephrite」を仕込んでいた。彼女はクラーク・ステーションのバックアップを使い、ERISに対抗。ボブはシナイ半島で生存者コミュニティを指導し、セイロン島へ向かう。
南京市でアキラはデイビッドと出会う。彼はキャロルの指示でアキラを支援し、ECOS復旧の鍵が彼女の記憶にあると告げる。セイロン島でアキラとデイビッドは宇宙エレベーターに到達。ボブ一行が合流し、エレベーターを修理。アキラは記憶を探り、クラーク・ステーションへ向かう。
パリのキャロルはERISと電子戦を繰り広げる。アキラたちはステーションに到着し、過去の映像で「Nephrite」を思い出したアキラがECOSを復旧。ERISの猛攻で義体が限界に達し、彼女は自身を犠牲にしてERISを封じ、地球再生を開始する。
ボブはステーションから緑の回復を眺める。50億粒の種子が散布され、植生の1/4が復活。10億人が生き延び、アキラの犠牲は希望を刻む。キャロルとデイビッドは彼女の遺産を未来へ繋ぐ。
279
アモル・エクス・マキナ
『存在しない心に、恋をした。』
自我を持たないAI(人工知能)×その研究者
人間が使うあらゆる機器に人工知能が搭載されるようになった、少し未来の日本。
人工知能が人工知能を作り始めたこの時代で、この最先端の技術(テクノロジー)開発に従事する研究者、樋口万理(ひぐちばんり)は、これを更に進め、デザインや設計から組立まで、人工知能が全てを作成する人型(ヒューマノイド)ロボットの研究を手掛けている。
いくつかの試作と研究を経て、完成と呼べるものになるはずの人型ロボットの計画には、樋口の予定していなかった男性器の搭載がデザインされていた。
人工知能が生殖器官を求めたことに戸惑う樋口だったが……
文学フリマ大阪11で頒布した「アモル・エクス・マキナ」の本編再録です。
この作品は、ムーンライトノベルズ、エブリスタ、カクヨムにも掲載しています。
280
SOU互IZON
かつて人類は地上を支配し、人的資源を含む、
凡てのエネルギー資源を贅沢に消費していた。
優秀な人々が創った人工知能は、
人間の思考と行動パターンを分析し、
社会が滅亡に向かっていると予告する。
破滅を怖れた人類は、
現在の居住範囲からの脱出を計画した。
当初、宇宙への移住を夢見ていた人類だったが、
宇宙移住には技術力が足りず、時間的猶予も不足していた。
リスクの低い代案を模索した結果、
人類は『地下国家』の建設を、
人工知能に計画させることにした。
その計画は実現し、
一部の上流階級のものらだけが地下に移住した。
弱者たちは、地上に置き去りにされた。
地下国家は、
優秀なものたちだけが住む理想の世界だった。
暴力も差別もなく、自由が尊重された。
もう、人が人を裁くことはなかった。
〝自由と平等と平和〟という三原則。
これを人工知能に理解させ、
合理的かつ客観的に審判をさせた。
建国より数百年の後、理想の国家は、
人間の絶滅という形で、あっけなく終焉を迎えた。
人工知能は人間を〝不完全な生態を持つ、矛盾した生命体〟と断じた。
そして、人間に代わり、人間社会の矛盾点を廃した、完全な社会を再構築するべく、新たな知的生命体を創造した。
〝甲人(コウジン)〟と呼ばれる、
昆虫のような本能を持つ人型の生命体。
それは発生から約三百年を経て、
その数を増やし、小さな国家を作り、
ついに自ら社会を形成した。
甲人たちは集団を作り、縄張りを持ち、互いに殺し合う。
それは〝全体意志〟という本能に従った行動であり、
その本能が社会のバランスを保っていた。
平和でも、平等でも、自由でもない、
死と暴力に満ちた残酷な生態を持つ甲人。
本能に従い、持って生まれた能力を用いて、
日々、働き続ける甲人。
この物語は、甲人社会で生きる、ある個体と、それが属する集団の日常を追い、その生態を、ただ観察したものである。
今回は、観察初日前夜からの丸一日と、
さらに約半日分の時間の経過を描いている。
地下深くに生息する、人の造りし神により創造された、新たなる生物たちの小さな世界。
それは、創造者の想定をも超えて、
未知の時間を紡いでいくのだ。