推理 小説一覧
1
「くそ……っ!あの女が、息子に締め付けの呪いをかけたんだ…っ!」
机を叩く男を前に、遥香は大きなため息をついた。
「……いや……、それ、ぜん息だと思いますが…」
仕事に疲れ切った病院薬剤師・桐谷遥香は、ガスバーナーの炎に飲まれ、気づけば中世ヨーロッパ風の時代にいた。
そこでは、病気はすべて"呪い"や"魔女"のせいとされ、トンデモ治療が日常化していた。
薬の知識を武器に、遥香は美しき騎士レオニスと、原因不明とされる怪事件や“呪い”の正体を暴いていく。
しかし、彼女を脅威とみなした教会により、遥香は陰謀の渦中へと投げ込まれて…?
果たして、彼女は“魔女”として裁かれるのか、それとも薬の力で人々を救えるのか…!?
※本作品は他投稿サイト(小説家になろう、カクヨム)にも掲載しています。
文字数 55,464
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.06
2
3
「皇帝になったら、迎えに来る」幼なじみとのそんな約束を律儀に守っているうちに結婚適齢期を逃してしまった私。彼は無事皇帝になったみたいだけど、五年経っても迎えに来てくれる様子はない。今度会ったらぶん殴ろうと思う。皇帝陛下に会う機会なんてそうないだろうけど。嘆いていてもしょうがないので結婚はすっぱり諦めて、“神仙術士”として生きていくことに決めました。……だというのに。皇帝陛下。今さら私の前に現れて、一体何のご用ですか?
※AI不使用です
文字数 108,508
最終更新日 2026.01.22
登録日 2025.12.22
4
-愛と論理の神話哲学ファンタジー-
偉大な近衛騎士アーサーは、魔王との熾烈な戦いの末、平和な王国を築き、愛する妻や子どもたちと幸せに暮らしていた。
しかし、その平和は突如として現れたセラフィエルと名乗る謎の銀髪の女性が率いる軍勢によって打ち砕かれる。
自らに宿る謎の黒き力を解放し、セラフィエルと激突。
壮絶な戦いが起きたその後、いつの間にか知らない王国の長女として転生していた。
イザベラと名付けられた彼女は、自身が王族の娘として生まれたことを知る。
そして、目の前に現れたのは、前世で守り切れなかった息子と同じ名前の双子の弟、アルベールだった。
前世の過ちを繰り返さないため、イザベラはアルベールを鍛え、彼が大切なものを守れる力を身につけさせようと決意する。
主人公に宿る力の謎、セラフィエルの真意、転生の秘密。
そして、アーサーの後悔と女神の憂鬱。
忍び寄る魔神の気配と、聖王国の神託。
様々な思惑や陰謀が渦巻く中、彼はすべてを奪った女神セラフィエルを討つため、新たな人生を歩み始める。
しかし、その力は『魔神の力』と呼ばれ、彼自身の心を蝕んでいく。
その果てに待つのは、人類の救済か、神の論理による絶望か。
文字数 96,253
最終更新日 2026.01.22
登録日 2025.12.29
5
※楽して稼ぎたいけど、納得できないことには、周りに流されない精神を発揮したため、デスゲームの出演者にされてしまった青年が主人公。
楽して稼ぎたかった。
スマホのアプリでデスゲームを見て、コメントするだけ。
まさか、本当に人が。
動画は本物だから、関わりたくない、と仕事を解約しにいった。
目覚めたら、デスゲームの舞台として見覚えがあるビルの中に俺はいた。
持ち込めたのは、デスゲーム用のアプリだけが入ったスマホ一台。
俺は、生きて、『正義が勝たない』デスゲームから脱出を目指す。
※R15(ニ話目から、R15。)
※現実世界。
※ファンタジー要素皆無。
※成人男女でデスゲームを構成するための純然たる暴力と残虐表現あり(予定)。
※主人公視点、一人称での、人の生き死にの描写、多数あり(予定)。
※デスゲームからの脱出がテーマ。
※具体的性描写はなし(予定)。
文字数 1,175,053
最終更新日 2026.01.22
登録日 2024.02.29
6
冬の夜気は、武御 雷(たけみ らい)の肺を奥まで凍りつかせるほどに冷たかった。
彼は、激しい鼓動を抑えながら、路地裏の闇を疾走していた。
靴がコンクリートを叩く音。自分の荒い呼吸。そして、視線の先を逃げる男の背中。
こどもの頃に眼鏡屋で眼鏡を作ったとき、カチャカチャとたくさんの度数のレンズを入れ替えて視力を測る独特な眼鏡をかけたことがある。
その正式名称が「検眼枠(けんがんわく)」、あるいは「テストフレーム」であることを雷が知ったのはこの事件がきっかけだった。
検眼枠はあの眼鏡型のフレーム自体であり、横に置いてあったたくさんの度数のレンズが入ったケースを、トライアルレンズセットということも。
目撃情報にあったその犯人らしき人物がその検眼枠をかけていたからだ。
最近では、機械の中に顔を乗せて、ボタン一つでレンズが切り替わる「フォロプター」という大きな機械を使うことも増えているが、実際に歩いてみて見え方に違和感がないか確認するときには、今でもあの「検眼枠」が欠かせないという。
そんな眼鏡をかけて街を歩き、人を殺す人間など、この国にはひとりしかいないだろう。警察はその情報をマスコミには流していなかったからだ。
そいつの衣服は、まるで結婚式の新郎のような真っ白なタキシードだった。
それも目撃情報と一致していた。
だが、つい先ほど奪われたであろう誰かの命……その鮮血によって、白いタキシードはどす黒く塗り潰されていた。
被害者はおそらく北斗七星にまつわる名を持つ女性だろう。
『星喰いの凶星(ステラ・ディヴォアラー)』
この数ヶ月、小さな地方都市を恐怖のどん底に陥れている連続殺人鬼はそう呼ばれていた。
北斗七星にまつわる名を持つ女性ばかりを、儀式のように屠っていたからだ。
文字数 11,192
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.19
7
念願叶って憧れの犯罪捜査課の刑事となった真壁隼人。しかし、彼のバディとなった金髪の美青年は毒舌で性格の悪い東条アレク。2人の相性は最悪だったが、次々起こる連続殺人事件の捜査を進めるうちに距離が縮まり始めるー
というあらすじの、バディものBL推理小説です。
ミステリーとBLが大好きなので、二つを組み合わせてみました!
受けは強気な美人。攻めは一途な熱血漢です。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
※物語の構成上、性的虐待の描写が入ります。そのような描写が入るシーンには※マークをつけさせていただきますので、苦手な方はご注意ください。
文字数 27,036
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.19
8
長編(10万字以上)
奈良県の冬を舞台にしたミステリーですが、土着信仰の描写や、凄惨なホラー要素があります。古典のトリックを組み合わせて、新規性のある仕掛けを構築しています。HOTランキング用ジャンル設定は男性にしましたが男性も女性も楽しめます。一話二千文字程度ですので、だらだら読めます。前編はサスペンス風、後編は本格です。
ちなみに、かなり謎を解く難易度は高いです。ぶっちゃけ、誰も解けないと思います。ちゃんと、フェアにつくっているので気が向いたら挑戦してみて頂ければと思います!!
文字数 74,474
最終更新日 2026.01.21
登録日 2025.11.24
9
幼い頃に父親に連れ去られた結崎流斗は、一流の怪盗となるべく英才教育を受け、やがて国際犯罪組織『オリュンポス』の一員として大怪盗『グラウクス』を受け継いだ。しかし十五歳の夏に、見事刑事である母親に逮捕され、保護観察処分で一般人として、私立高校栄凌学園に入学することを強制される。
入学して二ヶ月、普通の学園生活に馴染める訳がなく完全に孤立した形で通学をしていた流斗は、叔母で学園の英語教師の神北朱乃からその特異な経験と能力を買われ、学生が学園をより良く過ごすための活動を目的とした学芸特殊分室、通称分室へと強制的に所属させられる。
文字数 190,711
最終更新日 2026.01.21
登録日 2025.11.10
10
「ボクは退屈が嫌いだ。刺激が欲しい」
高校2年生の剛村烈はとある特殊な体質をしていた。それは行く先々で事件事故に遭遇するというもの。烈には明日見明里という幼馴染がいる。明里はとにかく退屈を嫌い、事件によく首を突っ込む。烈は彼の体質に目をつけた明里から日々付き纏われており、辟易している。
ある日、烈のクラスメイトが巷を騒がせている『青薔薇の貴公子』という連続殺人鬼に殺害されてしまう。烈はクラスメイトの仇を取ろうと、明里と共に『青薔薇の貴公子』を捕まえることを決意する。
文字数 64,615
最終更新日 2026.01.21
登録日 2025.12.14
11
戦争と陰謀が交差する、SF×テクノスリラー!
誤認で拉致され、テロ組織の一員として中東の戦場に放り込まれた男、零士・ベルンハルト。生き残るためには、本来拉致されるはずだった男を演じなければならなかった。
一方、誤認で拉致を逃れた藤堂賢治は、仲間と共に零士を助けるために駆け回る。唯一の接点はstealth-seed systemと呼ばれる通信システムのみ。
二つのドラマが交差し、ひとつの真相にたどり着く。そこには、国際的な犯罪ネットワークとそれにかかわる巨大企業の存在があった。
日本と中東の二面から、ひとつの事件の真相を追うSFサスペンス物語。
文字数 220,573
最終更新日 2026.01.21
登録日 2025.08.16
12
文字数 59,225
最終更新日 2026.01.21
登録日 2025.08.09
13
目覚めた時、私は自分の名前すら思い出せなかった。
刑事・香月レイ、35歳。白い部屋、窓のない密室、そして記憶喪失——精神科病院で目を覚ました彼女を待っていたのは、想像を絶する悪夢だった。担当医の橘サキは言う。「あなたは三日前、廃ビルで倒れていた」。だが、何が起きたのか、なぜここにいるのか、すべてが闇の中。
病院には奇妙な患者たちがいた。穏やかだが悲しみを秘めた田所ケンジ、明るいが不安定な森川タクミ、空虚な目をした水野アヤ、寡黙な老人・山下トシオ。そして田所が囁く——「この病院は普通じゃない。患者が、次々と消えている」。十人いた患者が、今は四人。誰も退院の様子を見ていない。ある日突然、いなくなる。
深夜、橘医師の後をつけた香月が地下で見たものは——巨大な水槽に浮かぶ、消えた患者の姿。橘医師の正体は、人間の記憶を操作する禁断の研究を行う狂気の科学者だった。患者たちは実験台。記憶を消され、新しい記憶を植え付けられ、水槽で「保管」される。発覚した香月に、橘は注射器を向ける——「あなたも『治療』を受けていただきます」。
だが田所と森川が決死の救出。警察が突入し、橘は逮捕される。しかし事件は終わらなかった。到着した刑事・村田が告げる——「田所ケンジは連続殺人犯だ」。だが田所は反論する。「真犯人は、村田だ」。混乱する香月の脳裏に、記憶が蘇る——廃ビルで自分を撃ったのは、村田だった。
真実が明らかになる。村田は十年間で十五人以上を殺害した連続殺人犯。田所は元刑事として真犯人を追っていたが、逆に犯人に仕立て上げられ、病院に潜伏していた。そして香月も真相に気づいたため、村田に襲撃され記憶を奪われた——橘医師の実験によって。追い詰められた村田は自殺。すべてが終わった。
だが香月には、まだ思い出せない記憶があった。「大切な人の顔」。黒崎リョウ——田所の本名——の調査で判明したのは、五年前に事故で亡くなった婚約者・桜井ケンタの存在。辛すぎて封印していた記憶。涙と共に思い出す、失われた愛。
記憶を取り戻した香月は、黒崎と共に新たな戦いに挑む。橘医師の技術を引き継ぐ組織との闘い。記憶操作に苦しむ人々を救うために。過去を背負い、現在を生き、未来を作る——それが、人間の強さだと信じて。
記憶の迷宮を抜けた先に、希望はある。
文字数 11,300
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.21
14
文字数 3,256
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.21
15
――その死は、現実の“予告”だった。
雨の夜、少年は「真実を観測する」異世界へと堕ちていく。
高校二年生の雲賀ハレルは、観察眼の鋭い内向的な少年。
一ヶ月前に消息を絶った父は、あるゲーム開発会社【クロスゲート・テクノロジーズ】を調べていた。
そんなある夜、SNSに現れた謎の広告――《クロスワールド・ゲート》を何気なくダウンロードした瞬間、ハレルは“もう一つの世界”に落ちる。
そこは、現実と酷似しながらも歪んだファンタジー都市。
そして掲示板に貼られていた号外には、見覚えのある顔が描かれていた。
“無断欠勤中の担任教師が大臣として暗殺され、容疑者は同級生・一ノ瀬涼。”
現実に戻った翌日、ニュースで報じられる柏木先生の死。
――夢ではない。
この世界は何かを「観測」している。
消えた父、繋がる二つの世界、そして連続する不可解な死。
真実を追う少年の推理が、やがて現実を揺るがす“異世界サスペンス”の幕を開ける。
文字数 240,533
最終更新日 2026.01.21
登録日 2025.10.29
16
以前からここで何度も書き換えたり整理し直したりを繰り返した法華経体験記の最終形態のつもり。
「法華経推理」は物語で、日本に法華経を広めた日蓮(ただし架空の日蓮)と、その日蓮が残したメモをもとに法華経を調べるうちに、法華経はお経ではなく生き物ではないかと思い始めた女性の話。
「日記の抜粋」は私自身のこと。かつてここで書いた、膨大過ぎた日記を要約したもの。「法華経推理」の元になったもの。
これは法華経という実体がないと言われるお経を、実はそれは人間の取扱説明書だと解釈して、そのメカニズムを日記や物語でなんとか解明したいという私の足掻きの足跡。
何せお経のことなので頭がこんがらがる話だが、ある種の推理小説として捉えたらいいかも知れない。
という、あくまでお経に興味があって、何より読む根気のある人用の話。
書き換えてもまたこんがらがった話になっているが、最後は簡潔なまとめ話を作って完了する予定。
文字数 202,917
最終更新日 2026.01.21
登録日 2024.10.09
17
梅雨の始まりの某日──父を探して探偵事務所を訪れた少年は、とある富豪のパーティーの招待状を見つけ、父の行方の手掛かりを掴むべくその豪邸へと向かう。そこで待ち受けていたのは、幾つもの暗号と1人の少女を取り巻く、不思議な事件だった。
第1章/暗号館の番人 a girl in sleet
第2章/人形屋敷の呪い melting of snow
第3章/不幸の手紙 stray cat
◆◆◆
不定期で更新しております。
小説に関してはど素人ですので、温かい目で見守っていただけると幸いです。
自分で読み返しながら加筆、修正はして参りますが、誤字脱字などありましたら気軽にご指摘ください。
文字数 50,606
最終更新日 2026.01.20
登録日 2025.09.30
18
文字数 5,017
最終更新日 2026.01.20
登録日 2026.01.20
19
出版社編集者の篠原ユウコは、十年前に五人が殺害された未解決事件の真相を追うため、黒瀬島を訪れた。写真家の佐々木、心理学者の田中、元刑事の山本らと共に調査を開始するが、初日の夜、停電の混乱の中で佐々木が何者かに殺害される。
嵐のため島から脱出できず、外部との連絡手段も断たれた一行。次々と犠牲者が増えていく中、犯人は彼らの中にいることが明らかになる。壁に血で書かれた『一人目。あと七人』というメッセージが、全員抹殺の恐怖を告げる。
疑心暗鬼に陥る生存者たち。被害者遺族を名乗る黒瀬ユカリ、島の管理人・高橋、女将の吉田——誰が犯人なのか。十年前の事件の真相を記した日記が発見され、最初の犠牲者・黒瀬タロウが島民への復讐を計画していたことが判明する。
しかし、計画者自身が最初に殺されたという矛盾。真犯人は別にいる。そして、その人物が今、口封じのために参加者を次々と殺害しているのだ。共犯者の存在も浮上し、信じられる者は誰もいない。
極限状態の中、ユウコは密かに破壊された無線機の修理に成功し、警察への連絡に成功する。明らかになる衝撃の真実——十年前の連続殺人犯と、歪んだ愛情で母を守ろうとした娘の狂気。孤島を舞台に繰り広げられる、本格ミステリー・サスペンス。
文字数 10,720
最終更新日 2026.01.20
登録日 2026.01.20
20
「お前さ人間が突然消える事ってあると思うか?」
新田二五と書いて(にったふたご)と読む変わった名前だが、名前に負けないほど変わった性格の漫画家のもとに、中学時代の友人で探偵をしている星野明希が訪ねて来た。久しぶりに話をしていくうちに、人探しの事で依頼を受けているのだが、その依頼は何かがオカシイと言う星野。新田の身の回りの世話をしている石川日向と新田二五は、双山村に関係があることを知る。しかしその村には決して知られてはいけない秘密がある。その村に足を踏み入れてしまった三人は………
文字数 59,082
最終更新日 2026.01.20
登録日 2025.11.05
21
【毎週月曜07:20投稿】
4巻は、序盤は「推理もの」、中盤から後半は「ロマンスもの」が展開されます。
・サンティアゴで起こる「事件」と「裁き」
・ニドス家の兄妹の「行く末」
・イネスとバルディビアとの「出逢い」と「結末」
大きく分けてこの様な展開になってます。
-------------------
1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。
マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、
スペイン勢力内部での覇権争い、
そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。
※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、
フィクションも混在しています。
動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。
HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。
公式HP:アラウコの叫び
youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス
insta:herohero_agency
tiktok:herohero_agency
文字数 1,422
最終更新日 2026.01.19
登録日 2026.01.19
22
雨が降り続ける灰色の街。元検察官・桜井ミノル、42歳。三年前、権力者の汚職を追及しようとして上層部の圧力に屈し、検察を去った男。正義を信じていた彼は、今や無職の社会不適合者として生きていた。
ある日、旧友の弁護士・高橋ケンジが訪ねてくる。「力を貸してほしい」——依頼人の田中ショウタは、国会議員・西村タダオの秘書として働いていたが、議員の汚職を告発しようとした矢先、殺人罪で逮捕された。西村の愛人が殺され、すべての証拠が田中を指している。完璧な冤罪事件。
桜井は直感する——これは西村の陰謀だ。三年前、自分が追っていたのもこの男だった。東邦建設から三億円の違法献金、不正入札、そして今度は殺人。権力を使って真実を握りつぶす男。
内部告発者・吉田タカシから決定的な証拠のUSBを入手した桜井。だが翌日、吉田は「自殺」として処理される。明らかな他殺。証拠を持って検察に向かうが、担当検事は「起訴できない」と冷たく拒絶。権力への忖度、組織の保身——正義は、どこにもなかった。
新聞社も大株主への配慮で報道を拒否。追い詰められた桜井は、最後の手段に出る——匿名ブログでの証拠全面公開。違法行為だと知りながら。瞬く間に拡散され、メディアは報道せざるを得なくなり、西村の汚職は白日の下に晒された。
だがその夜、西村本人が拳銃を持って桜井を襲撃。「君のおかげで、私の人生は終わった。だから、君の人生も終わらせる」——刑事・中村アキコの銃撃で西村は死亡。巨大な汚職ネットワークは崩壊し、田中は無罪となった。
しかし、正義には代償が伴う。証拠の違法取得、守秘義務違反——桜井自身が容疑者となった。起訴は政治的判断で見送られたが、心は晴れない。法を破って正義を実現した。これは正しかったのか。
一年後、田中は国会議員として当選。桜井は法律事務所で冤罪被害者を支援している。ある若者が訪ねてきた。「正義のために戦いたい」——桜井は答える。「正義を追い求めるな。ただ、目の前の人を助けろ」
完璧な正義など存在しない。だが、人は正義を求め続ける。法と正義の乖離、権力の暴力、そして個人の良心——答えのない問いを問い続けることこそが、人間の証なのだと。
雨の街に、いつか青空は訪れるのか。正義の残像を追いかけて、男は今日も戦う。
文字数 12,837
最終更新日 2026.01.19
登録日 2026.01.19
23
24
52人の「ネームドキャラクター」は、それぞれ異なる過去と記憶を抱え、運命に引き寄せられるように交錯し始める。
物語は、彼女たちがいかにして互いに繋がっていくのかを描きながら進行する。最初は無関係に思えた彼女たちの運命が、少しずつ絡み合い、隠された秘密が明らかになるにつれて、繋がりの兆しが見え始める。しかし、その繋がりが意味するもの、そして真実に迫るためには、予想もしなかった犠牲を払うことになる。
ある「ネームド」のプロローグから始まり、それが全てのキャラクターに関わる「鍵」であることが明かされていく。結末には、希望と苦悩が交錯し、最後に待ち受けるのは、彼女たちが選び取る「決断」のみ。その決断が運命をどう変えるのか――真実にたどり着くために、何を失うべきなのかが問われる。
* * *
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 18,556
最終更新日 2026.01.19
登録日 2026.01.17
26
瀬戸際ビルのイケメン従業員、双子の翔太(しょうた)と颯太(そうた)。 彼らは本当に「ラグリエス星 」から来た宇宙人なのか、それともただの詐欺師なのか。
この道10年のクールなベテラン探偵・三鬼(みき)みなせと新人探偵・松本悠生(はるき)のコンビをはじめ、川上探偵事務所の個性あふれる面々が、日々淡々とそして誠心誠意、通常業務の浮気調査をこなす傍ら、その抜群のチームワークで謎の双子を追い詰めていく。
ファンタジーなのにあくまでもリアリティーしかない、川上探偵事務所の日常と非日常。 森山 藍の不思議な世界を、どうぞお楽しみください!
文字数 146,559
最終更新日 2026.01.19
登録日 2025.04.24
27
アジア有数の大歓楽街のタイのパタヤ。日系企業の駐在員・山岸達也が失踪し、やがてコンテナの中から腐乱死体で発見される。チェンマイで休暇中の坂本刑事は急遽呼び戻され、タイ警察官リサと捜査を開始。歓楽街の女性が容疑者に浮かぶが、事件の背後には「地図にない貨物線」と裏社会の影が潜んでいた。
やがて坂本の前に、戦時中にタイで鉄道建設に従事し命を落とした旧日本陸軍工兵隊伍長・藤堂一馬の幽霊が現れる。冷静な坂本と陽気な幽霊という異色のコンビが、鉄道トリックと裏社会の謎を追い、過去と現在の悲劇が重なり合う中で真相に迫る。
幽霊の未練と死の真実が解き明かされる瞬間、彼は静かに消え、坂本は敬礼を捧げる。
ホラー・コミカル・ミステリーが融合した異色の“微笑の国タイランド”が舞台の痛快ミステリー!
文字数 39,562
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.04
28
都内の某有名大学のサークル「ミステリー研究会」。
表向きは文科系らしいサークル活動をしているけど、
もう一つの活動は学長から依頼を受けて活動する密偵。
ミッション完結の使命を背負って活動する3名の、
素晴らしくも少し間抜けな?活動をお話しします。
最初はストーカー事件の解決から。
文字数 7,153
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.04
29
2045年、日本は「市民スコアシステム」に支配されていた。全国民に0点から1000点のスコアが付けられ、そのスコアが人生の全てを決める——住む場所、受けられる医療、就ける職業。800点以上のエリート層は豪華な生活を送り、400点未満の最下層はスラムで人間扱いされない。
佐藤ユイ、32歳、スコア523点。システムエンジニアとして下層居住区で暮らす彼女の転機は、隣人の老婆が倒れた夜だった。救急車を呼ぶが、システムは冷酷に告げる——「スコア298点。緊急医療サービスの利用には、最低スコア400点が必要です」。命さえも、点数で測られる社会。
怒りと絶望の中、ユイは地下フォーラムにアクセスする。そこで出会ったのは、元システムエンジニアの黒木タケシ。彼が明かした衝撃の真実——スコアの初期値は親のスコアで決まり、生まれた瞬間から格差が固定される。さらに、スコア200点未満の市民は「人口調整」として秘密裏に処分されていた。政府による計画的な大量殺人。
システム打倒を誓うユイたちだが、警察に急襲される。現れたのは、スコア987点のエリート警察官——幼馴染の橘ユキコだった。かつて同じ下層出身だった二人。だが結婚でスコアを上げたユキコは、冷たくユイを見下す。
裁判、脱獄、そして驚愕の展開——ユキコが味方だった。彼女の夫はシステム開発者で、後悔の末に真実を公表しようとして政府に暗殺されていた。復讐を誓うユキコと共に、ユイたちは政府のデータセンターにハッキングを敢行する。
だが政府軍がスラムを襲撃。戦車と銃で武装した兵士たちが、低スコア市民を無差別に虐殺する。死体の山、燃え盛る街——だがユイは屈しない。命がけでダウンロードした「プロジェクト・ピュリファイ」——127,456名の低スコア市民を処分した政府の証拠を、全世界に公開する。
革命が始まった。スコアシステムは停止し、政府は崩壊。だが混乱する社会、元高スコア層の反発、テロ——新しい秩序を作ることは、システムを壊すことより遥かに困難だった。対話と妥協を重ね、ユイたちは新しい日本の原則を打ち立てる。「全ての人は生まれながらにして平等である」
5年後、貧困率は2%に激減。医療アクセスは98%に向上。かつて救えなかった老婆は元気に暮らし、助けた少年は政治家を目指す。そして日本の改革モデルは世界に広がり始めた。
点数で人を測る時代は終わった。新しい世界が、今、始まる。
文字数 11,775
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.18
30
王都の北側、石炭の煙に紛れる路地裏に、看板のない雑貨店がある。
店主のリヒトは、穏やかな微笑みの裏に「追放された第一王子」という過去を隠し、相棒の義賊・カイトと共に、持ち込まれるガラクタの正体を暴く日々を送っていた。
「この煤の下に隠れていたのは、十年前の火災で滅んだはずの伯爵家の家紋……。死んだはずの過去が、現世に這い出してきたようですね」
地位も名誉も失った彼が武器にするのは、圧倒的な教養と、微細な違和感から真実を導き出す鑑定眼。 一方、助手のカイトは夜の王都を騒がせる「義賊」として、法では裁けぬ悪を挫く。
お互いの正体を知らぬまま、知略と実力行使で闇を暴いていく二人。 だが、リヒトが手にした「ある鑑定結果」が、王国の積み上げた巨大な嘘を白日の下に晒し、路地裏の平穏を激動へと変えていく。
真実を売る王子と、嘘を盗む義賊。 二人が最後に「鑑定」するのは、崩れゆく王国の未来か、それとも自分たちの居場所か。
日常の謎が国家の陰謀へと繋がる、至高の鑑定ミステリー、ここに開幕。
文字数 85,609
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.01
31
雨の日、フリージャーナリスト・桐島ケイコのもとに衝撃的な知らせが届いた。内部告発者の橋本タケシが、自宅マンションから転落死——警察は自殺と断定したが、桐島は知っていた。橋本は翌日、大手ゼネコン「東都建設」と政治家の癒着を暴く記者会見を予定していた。これは、殺人だ。
橋本の部屋から見つかった国会議員・佐々木ヒデオの名刺。総工費五千億円の巨大再開発事業をめぐる不正入札、違法献金、そして住民への暴力的な立ち退き工作——権力の闇が、次第に明らかになっていく。
だが、真実を追う者には容赦ない報復が待っていた。東都建設から脅迫を受け、調査を進めていた先輩記者・田中ケンジは車に轢かれ重体に。桐島のアパートにも不審者が侵入し、「やめろ。さもなくばお前も橋本のようになる」という脅迫メッセージが残される。
それでも桐島は屈しなかった。田中が命懸けで隠していた内部文書——東都建設から佐々木への三億円の献金リスト、談合の証拠、そしてさらに衝撃的な事実。事件の真の黒幕は、政府ナンバー2の西村官房長官だったのだ。
大手メディアは権力を恐れて報道を拒否。桐島は単身、ネットで証拠を公開する。記事は瞬く間に拡散されるが、その直後、佐々木の手下に拉致される桐島。高級ホテルのスイートルームで、佐々木は母親の写真を見せながら脅迫してくる——「記事を削除しろ。さもなくば……」
だが村田刑事の救出と、事前に仕込んでいた録音機によって形勢は逆転。佐々木は逮捕されるが、「私の背後には、もっと大きな力がある」という不吉な言葉を残す。そして明らかになる西村官房長官の関与を記録したSDカード。公開すれば政府が倒れる——だが、田中が誘拐された。
真実か、命か。桐島の選択は——証拠のコピーを作り、オリジナルと引き換えに田中を救出、同時にコピーを公開するという危険な賭けだった。西村官房長官は辞任、東都建設は崩壊。だが桐島の戦いは終わらない。
新たな告発が届く。今度は厚生労働省と製薬会社の癒着——データ改ざんされた危険な新薬、大臣への一億円献金。告発者の鈴木アヤは誘拐されるが、桐島は屈しない。記事を公開し、再び権力の闇を暴く。
権力に立ち向かう者が払う、沈黙の代償。それでも声を上げ続ける者たちの、命を賭けた戦いの記録。
文字数 11,075
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.18
32
「あなたを救いたいのです。人生をやり直したい……そう思いませんか?」
会社を辞め、途方に暮れる元サラリーマン、金谷律也。人生をやり直したいと思っていた彼の目の前にNPO団体「ホワイトリップル研究所」と名乗る白装束を纏った二人組が現れる
リツのこれまでの行動を把握しているかのごとく、巧みな話術で謎の薬“人生をやり直せる薬”を売りつけようとした。
リツは自分の不幸を呪っていた。
苛烈なノルマに四六時中の監視。勤めていた会社は碌なもんじゃない。
人生のどん底に突き落とされ、這い上がる気力すら残っていない。
もう今の人生からおさらばして、新しい人生を歩みたい。
そんなリツに、選択肢は残されていなかった。
――買います。一つください
白装束が去った直後、ホームズのような衣装をまとい、探偵となった幼なじみ神原椿と、なぜか小学生の姿になった妹の神原紅葉が部屋に乱入。
―― この薬、絶対飲んじゃ駄目よ。飲んだら最後、あなたは……消されるかもしれない
なぜ薬を飲んではいけないのか。そして、なぜ消されるのか。
白装束の奴らは何者で、その目的とは。
消えた人はどこに行くのか。
陰謀渦巻くサスペンス・ミステリーが始まる……!
※10月より毎週土曜夜6時30分公開予定
文字数 227,810
最終更新日 2026.01.17
登録日 2024.09.06
33
たまたま入った喫茶店で、うっかり高価な壺を割ってしまった 普通の女子高生・真田一花(さなだ いちか)。「壺の弁償代として働け」 と言われ、なし崩しにバイトをすることになったのは、
昭和レトロな喫茶店——「キャッスル・ブラン」。
だが、その店には 夜の顔 があった。
「血液探偵事務所」——名前からしてヤバいが、舞い込む事件もかなりヤバい。
雇い主の探偵でありバリスタ・東城聖(とうじょう ひじり)は、顔はいいのに無愛想。さらに彼はとんでもない事実を隠していて———!?
ワケありイケメン探偵✖️元気な女子高生が怪事件に挑む!
ミステリ、オカルト、アクション、青春ラブコメありのエンタメファンタジー🩸
・資料参照にAIを一部使用していますが、本文は全て自筆です。
文字数 67,450
最終更新日 2026.01.17
登録日 2025.12.28
34
ウィーンの宮殿で開かれた舞踏会の夜。
玲奈は幼馴染であり、世界的大富豪と
なったアルフレッドと「美しき青き
ドナウ」を踊る。
しかし、その幸福な時間は突然
終わりを告げた。
アルフレッドは謎の死を遂げ、胸元には
“青きドナウの旋律を辿れ”
と記された紙片だけが残されていた。
遺言により、莫大な遺産の相続条件
は「玲奈が暗号を解くこと」。
舞踏会映像の改ざん、三拍子を利用
した音楽暗号、国際金融の闇組織——
玲奈はアルフレッドの死の裏に
巨大な陰謀が潜んでいることを知る。
やがて浮かび上がるのは、
アルフレッドが“誰かを守るために
選んだ覚悟”と、
彼が最後に信じたもの。
暗号の最終地点で玲奈が受け取るのは、
アルフレッドの遺した
メッセージ——Love and kindness。
ドナウ川のほとりで玲奈が奏でる
ワルツは、静かに彼の想いを未来へ
とつないでいく。
文字数 3,008
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.12
35
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南雲恭介はダイビングのインストラクターとして働きながら、仲間たちと気ままな生活を送っていた。仕事の合間に密漁で小遣い稼ぎをしていることを、親友の妹、早紀子に咎められてはいたが、彼女との関係は良好だった。事故で死んだ和弥の四九日を終えたある日、謎とトラブルを抱えたひとりの女がヤクザに追われて町に逃げ込んできた。ダチたちと協力して女を町の外に逃がすことに成功し、再び安らかな日常が戻るはずだったのに……。友人の死の真相を明らかにするため、裏社会のどす黒い陰謀の渦中に飛び込んでいく男の闘いを描いた、孤峰のハードボイルド長編小説!
文字数 45,507
最終更新日 2026.01.17
登録日 2025.12.21
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聖レーヌ女学園高校、2年2組20人。全員が金髪になった。
校則上は、問題はない。
ただ、満場一致には必ずパラドックスがある。
教師:渡辺
音楽科教員、担任歴は4年目
基本は生徒を信じて見守るタイプ(優しいが締める時は締める)
大切にするのは 「個性」「成長」「その先にある自己の確立」
校則に髪色規定はなく、外見を責める気はない
ただし理由の核心を知りたい
生徒同士の問題や背景があるなら解決に導きたい
今回は「動機」を探りたい
男教師に警戒がある生徒もいる
→ 副担任・弓削先生と必要に応じて連携
聞き取り方は 「寄り添い、信頼を得て情報を出させる」
文字数 120,058
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.02
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「完璧」を追求した男と、「魂」を奏でた女。その調和(ハーモニー)は、血と嘘にまみれていた。
日本の音楽界に君臨するピアニスト・黒崎匠。父の教えを忠実に守り、一ミリの狂いもない「精密な自動演奏機」として頂点に立った彼には、どうしても超えられない壁があった。それは、奔放で感情的な演奏で聴衆を狂乱させる天才少女・橘玲奈。
しかし、玲奈はある嵐の夜、凄惨な事故に遭い、音楽の記憶と才能を失ってしまう。
それから数年後。隠遁生活を送るミステリー作家・久我奏太のもとに、冷徹なプロデューサー・ユウキが「ある依頼」を持ち込む。それは、心神喪失状態にある玲奈を、久我の持つ特殊能力「サイコメトリー」によって強制的に再構築(リブート)し、再びステージへ立たせるという狂気的な計画だった。
雪に閉ざされた豪邸という名の監獄で始まる、異常なレッスン。 久我が彼女の胸元に触れるたび、暴かれるのは凄惨な事故の記憶と、何者かに盗まれた「楽譜」の断片。
「君の音を奪ったのは、誰だ?」
失われた旋律を取り戻すため、三人はサントリーホールでの復活リサイタルへと突き進む。だが、その華やかな舞台(戴冠式)の裏側には、音楽史上最も美しく、最も醜い「真実の深淵」が口を開けて待っていた――。
「この曲の完成を、世界は後悔することになる。」
文字数 18,113
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.14